JP4656492B2 - モータ - Google Patents

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Description

本発明は、モータのハーネス取り出し装置に係り、特に、EPSに用いるモータからハーネスを取り出すときのハーネスの取り出し構造の改良に関する。
固定子と回転子などを備えたモータは、容器にリード線取り出し口を形成し、リード線取り出し口にグロメットを装着し、グロメットの貫通孔からリード線を引き出す構成が採用されている(特許文献1参照)。
例えば、図9と図10に示すように、ハウジング54にリード線取り出し口56を形成し、このリード線取り出し口56にグロメット58を装着し、ハーネス(リード線)60をグロメット58の貫通孔を介してハウジング54外に引き出し、引き出されたハーネス60の先端側端部をコネクタ62に接続するとともに、ハーネス60の周囲を保護チューブ64で覆う構成が採用されている。リード線取り出し口56をグロメット58で閉塞することで、水分や塵などがモータ本体52内に浸入するのを防止することができる。
特開平10−215542号公報(第2頁〜第3頁、図1)
従来技術においては、EPSを車両に組付けるに際して、ハーネス60に保護チューブ64を装着していても、図11に示すように、保護チューブ64とグロメット58との間にはハーネス60が露出するため、露出したハーネス60に車両側部材66が干渉し、ハーネス60の被覆が車両側部材66によって損傷する可能性がある。
そこで、図12に示すように、モータ本体52とハーネス60をモータカバー68で覆い、モータカバー68をねじ70で固定する構成を採用することも考えられるが、モータ本体52やハーネス60を保護するためにモータカバー68を設けたのでは、部品点数が増加するとともに組付け工数が増大し、生産コストが高くなる。
本発明の課題は、ハーネスの露出する部位を少なくしてハーネスを保護することにある。
前記課題を解決するために、本発明は、固定子と回転子を備えたモータを収納する容器に形成されたハーネス取り出し口にグロメットを装着し、前記モータに接続されたハーネスを前記グロメットから前記容器外に取り出し、前記取り出されたハーネスの一部に前記ハーネスの周囲を覆う保護チューブを装着してなるモータのハーネス取り出し装置において、前記グロメットから前記保護チューブに亘って配置されて、前記取り出されたハーネスのうち前記グロメットと前記保護チューブとの間に露出したハーネスの少なくとも一部を覆う補助グロメットを備えてなることを特徴とするモータのハーネス取り出し装置を構成したものである。
前記モータのハーネス取り出し装置を構成するに際しては、以下の要素を付加することができる。
(1)前記補助グロメットは、前記取り出されたハーネスのうち前記グロメットと前記保護チューブとの間に露出したハーネスの全周囲を覆う筒体で構成されてなる。
(2)前記保護チューブのうち前記補助グロメット側の軸方向端部は、前記補助グロメットのうち前記保護チューブ側の軸方向端部よりも前記モータ側に配置されてなる。
(3)前記ハーネス取り出し口に装着されたグロメットと前記補助グロメットは絶縁部材で一体成形されてなる。
(4)前記補助グロメットと前記保護チューブのうち前記補助グロメット側の軸方向端部には、前記補助グロメットと前記保護チューブの軸方向端部を覆う保護テープが装着されてなる。
前記した手段によれば、容器から取り出されたハーネスのうちグロメットと保護チューブとの間に露出したハーネスの少なくとも一部が補助グロメットによって覆われているため、モータを車両などに組付ける際に、他の部材がハーネスに干渉するのを防止することができ、他の部材によってハーネスの被覆などが損傷するのを防止することができる。この場合、グロメットと補助グロメットとを絶縁部材を用いて一体成形することで、部品点数および組付け工数が増加するのを抑制することができる。
以上説明したように、本発明によれば、グロメットから容器外に取り出されたハーネスに他の部材が干渉するのを防止することができ、ハーネスが他の部材によって損傷するのを防止することができ、モータの信頼性の向上に寄与することが可能になる。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明の第1実施例を示すモータの要部斜視図、図2、はモータの要部断面図である。図1および図2において、EPS用モータとして用いられるモータ10は、固定子や回転子(いずれも図示せず)などを備えてモータヨーク12内に収納されており、筒状に形成されたモータヨーク12の底部側は、略円盤状に形成されたハウジング14によって支持されている。すなわち、モータヨーク12とハウジング14は固定子や回転子などを収納する容器として形成されている。ハウジング14には、ハーネス取り出し口16が形成されており、このハーネス取り出し口16には、ハーネス取り出し口16を閉塞するためのグロメット18が装着されている。
グロメット18には複数の貫通孔、例えば、2個の貫通孔が形成されており、各貫通孔にはハーネス(リード線)20が1本ずつ挿入されている。各ハーネス20の一端側はモータ内部に接続され、他端側はコネクタ22に接続されている。そしてグロメット18からハウジング14外に取り出されたハーネス20の一部はその周囲が絶縁性保護チューブ24によって覆われている。グロメット18には、補助グロメット26が一体となって形成されている。補助グロメット26は、その断面が略コの字型に形成されて底部側のみが開口し、グロメット18から取り出されたハーネス20のうちグロメット18と保護チューブ24との間に露出したハーネス20の一部、すなわちハーネス20の上面側と両側面側を覆うように構成されている。また、補助グロメット26には、保護チューブ24の軸方向端部が挿入されており、この保護チューブ24の軸方向端部は補助グロメット26の保護チューブ側軸方向端部よりもモータ10側に配置されている。
このように、本実施例においては、グロメット18から取り出されたハーネス20のうちグロメット18と保護チューブ24との間に露出したハーネス20の上面側および両側面側を補助グロメット26で覆うようにしたため、モータ10を車両などに組付ける作業を行うときに、車両側の部材がハーネス20に干渉するのを防止することができ、車両側の部材によってハーネス20が損傷するのを防止することができる。同様に、略コの字に限らず、円弧状またはそれに類する形状でも同様の効果が得られる。また、干渉のおそれのある一部だけを覆うようにしても良い。
また、本実施例においては、補助グロメット26とグロメット18とを一体成形したため、部品点数および組付け工数が増加するのを抑制することができるとともに、ハーネス20を保護することができる。
次に、本発明の第2実施例を図3と図4にしたがって説明する。本実施例は、補助グロメット26の代わりに、筒型口型補助グロメット28を用いたものであり、他の構成は前記実施例のものと同様である。補助グロメット28は、その断面が略四角形に形成されて、グロメット18から取り出されたハーネス20のうちグロメット18と保護チューブ24との間に露出したハーネス20の全周囲を覆う筒体として構成されている。
本実施例においては、グロメット18から取り出されたハーネス20の全周囲を補助グロメット28で覆うようにしたため、前記実施例よりも、ハーネス20に他の部材が干渉するのを防止することができ、他の部材によってハーネス20が損傷するのをより確実に防止することができる。
次に、本発明の第3実施例を図5および図6にしたがって説明する。本実施例は、補助グロメット28の代わりに、補助グロメット30を用いたものであり、他の構成は図3の実施例のものと同様である。補助グロメット30は、その断面が楕円形状に形成されて、グロメット18から取り出されたハーネス20のうちグロメット18と保護チューブ24との間に露出したハーネス20の全周囲を覆う筒体として構成されている。
本実施例は、グロメット18から取り出されたハーネス20の全周囲を補助グロメット30で覆うようにしたため、第2実施例と同様な効果を奏することができる。
この様に、補助グロメットの断面形状は、実施例2の様に四角形であっても実施例3の様に楕円形であっても、またその他のどの様な断面形状の筒体であっても、同様の効果を得ることができる。
次に、本発明の第4実施例を図7および図8にしたがって説明する。本実施例は、補助グロメットとして、補助グロメット26、28、30のうちいずれかを用いたものであって、補助グロメット26、28、30のうちいずれかの補助グロメットと保護チューブ24のうち補助グロメット側の軸方向端部に絶縁性保護テープ32を装着したものであり、他の構成は前記いずれかの実施例のものと同様である。
本実施例においては、保護チューブ24と補助グロメット26、28、30のいずれかの補助グロメットの周囲が保護テープ32で覆われているため、前記各実施例よりもハーネス20が損傷するのをより確実に防止することができる。
前記各実施例においては、ハーネス20として2本のものを例示しているが、ハーネス20として3本以上のものにも本発明を適用することができる。
また、前記各実施例における補助グロメット26、28、30をグロメット18と一体成形するものについて述べたが、補助グロメット26とグロメット18とを別体で構成することも可能である。
本発明の第1実施例を示すモータの要部斜視図である。 本発明の第1実施例を示すモータの要部断面図である。 本発明の第2実施例を示すモータの要部斜視図である。 本発明の第2実施例を示すモータの要部断面図である。 本発明の第3実施例を示すモータの要部斜視図である。 本発明の第3実施例を示すモータの要部断面図である。 本発明の第4実施例を示すモータの要部斜視図である。 本発明の第4実施例を示すモータの要部断面図である。 従来例のモータの斜視図である。 従来例のモータの縦断面図である。 従来例のモータと車両側凸部との関係を説明するための図である。 従来例のモータにモータカバーを取り付けたときの状態を示す平面図である。
符号の説明
10 モータ
12 モータヨーク
14 ハウジング
16 ハーネス取り出し口
18 グロメット
20 ハーネス
22 コネクタ
24 保護チューブ
26、28、30 補助グロメット
32 保護テープ

Claims (3)

  1. 固定子と回転子等を備えたモータを収納する容器に形成されたハーネス取り出し口にグロメットを装着し、前記モータに接続されたハーネスを前記グロメットから前記容器外に取り出し、前記取り出されたハーネスの一部に前記ハーネスの周囲を覆う保護チューブを装着してなるモータにおいて、
    前記グロメットから前記保護チューブに亘って一直線状に配置されて、前記取り出されたハーネスのうち前記グロメットと前記保護チューブとの間に露出したハーネスの少なくとも一部を覆う補助グロメットを備え
    前記ハーネス取り出し口に装着されたグロメットと前記補助グロメットは絶縁部材で一体成形されてなり、その断面が略コの字形状に形成され、前記ハーネスの上面側と両側面側を覆うようにしてなることを特徴とするモータ。
  2. 請求項1に記載のモータにおいて、
    前記保護チューブのうち前記補助グロメット側の軸方向端部は、前記補助グロメットのうち前記保護チューブ側の軸方向端部よりも前記モータ側に配置されてなることを特徴とするモータ。
  3. 請求項1または2に記載のモータにおいて、
    前記補助グロメットと前記保護チューブのうち前記補助グロメット側の軸方向端部には、前記補助グロメットと前記保護チューブの軸方向端部を覆う保護テープが装着されてなることを特徴とするモータ。
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