JP4654328B1 - レセプタクル、プリント配線板、及び電子機器 - Google Patents

レセプタクル、プリント配線板、及び電子機器 Download PDF

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Abstract

レセプタクル(12)は、シグナル端子(TS2-)、グランド端子(TG1)、及びシグナル端子(TS1+)を備える。グランド端子(TG1)の第2部分(202)は、延在方向においてシグナル端子(TS2-)の第1部分(201)から離間している。シグナル端子(TS1+)の第3部分(203)は、延在方向においてシグナル端子(TS2-)の第1部分(201)から離間している。
【選択図】図3

Description

本発明は、レセプタクル、プリント配線板、及びレセプタクルとプリント配線板とを備える電子機器に関する。
近年、HDMI(High-Definition Multimedia Interface:登録商標)規格やUSB(Universal Serial Bus)規格などに準拠するインターフェースを介して、電子機器(例えば、AV機器や携帯端末など)間でデジタル信号を高速伝送する技術が広く用いられている。
このようなインターフェースは、プリント配線板の実装面に実装されるレセプタクルと、レセプタクルに挿入されるプラグとによって構成される。
レセプタクルは、プラグに嵌入される端子絶縁板、複数の下側端子、及び複数の上側端子を備える。端子絶縁板は、プリント配線板側に設けられる下面と、下面の反対側に設けられる上面とを有する。各下側端子は、端子絶縁板の下面とプリント配線板とに接続される。各上側端子は、端子絶縁板の上面とプリント配線板とに接続される。
プリント配線板は、実装面に形成される複数の前列ランド、複数の後列ランド、及び配線を備える。各前列ランドには、各上側端子が接続される。各後列ランドには、各下側端子が接続される。配線は、各前列ランド及び各後列ランドから実装面の内側に向かって延びる。
ここで、端子構造の簡素化を図るために、複数の上側端子は、複数の下側端子よりも端子絶縁板から離れた位置において、互いに隣接してプリント配線板に接続されるのが一般的である。(例えば、特許文献1参照)。そのため、複数の前列ランドは、複数の後列ランドよりも端子絶縁板から離れた位置において、互いに隣接して設けられる。
特開2009−9728号公報
しかしながら、実装面における配線面積を縮小するには、1つの後列ランドから延びる配線を、互いに隣接する2つの前列ランド間に通す必要がある。そのため、微細な配線パターンを高精度に形成可能なプリント配線板を用いなければならないので、プリント配線板の製造コストが増大するという問題がある。
本発明は、上述の問題に鑑みてなされたものであり、プリント配線板の製造コストの増大を抑制可能なレセプタクル、プリント配線板、及び電子機器を提供することを目的とする。
本発明の特徴に係るレセプタクルは、プリント配線板に実装され、プラグが挿入されるレセプタクルであって、プラグが挿入される開口を有する筐体と、プリント配線板側に設けられる下面と、下面の反対側に設けられる上面とを有し、筐体内に配置される端子絶縁板と、上面に接続される第1上面接続部と、プリント配線板に接続される第1部分とを有し、上面側から見た場合に所定方向に沿って設けられる第1上側端子と、第1上面接続部に隣接して上面に接続される第2上面接続部と、所定方向において第1部分から離間してプリント配線板に接続される第2部分とを有する第2上側端子と、第1上面接続部及び第2上面接続部の反対側で下面に接続される下面接続部と、所定方向において第1部分から離間してプリント配線板に接続される第3部分とを有する下側端子とを備える。
本発明の特徴に係るプリント配線板は、レセプタクルが実装されるプリント配線板であって、レセプタクルが実装される実装面を有する基板本体と、所定方向に沿って実装面上に設けられる第1ランドと、所定方向において第1ランドから離間して実装面上に設けられる第2ランドと、所定方向において第1ランドから離間し、かつ、直交方向において第1ランドと第2ランドとの間の位置で実装面上に設けられる第3ランドとを備える。
本発明の特徴に係る電子機器は、プラグが挿入されるレセプタクルと、レセプタクルが実装されるプリント配線板とを備え、レセプタクルは、プラグが挿入される開口を有する筐体と、プリント配線板側に設けられる下面と、下面の反対側に設けられる上面とを有し、筐体内に配置される端子絶縁板と、上面に接続される第1上面接続部と、プリント配線板に接続される第1部分とを有し、上面側から見た場合に所定方向に沿って設けられる第1上側端子と、第1上面接続部に隣接して上面に接続される第2上面接続部と、所定方向において第1部分から離間してプリント配線板に接続される第2部分とを有する第2上側端子と、第1上面接続部及び第2上面接続部の反対側で下面に接続される下面接続部と、所定方向において第1部分から離間してプリント配線板に接続される第3部分とを有する下側端子とを有し、プリント配線板は、レセプタクルが実装される実装面を有する基板本体と、実装面上に設けられ、第1部分が接続される第1ランドと、実装面上に設けられ、第2部分が接続される第2ランドと、実装面上に設けられ、第3部分が接続される第3ランドとを有する。
本発明によれば、プリント配線板の製造コストの増大を抑制可能なレセプタクル、プリント配線板、及び電子機器を提供することができる。
第1実施形態に係るインターフェース10の構成を示す斜視図である。 第1実施形態に係るレセプタクル12を開口12B側から見た平面図である。 第1実施形態に係るレセプタクル12の内部構成を示す斜視図である。 第1実施形態に係るプリント配線板11を実装面FMNT側から見た平面図である。 図3の拡大斜視図である。 図5に示される端子、ランド及び配線を上面FTOP側から見た平面図である。 第2実施形態に係るレセプタクル12の内部構成を示す斜視図である。 第2実施形態に係るプリント配線板11を実装面FMNT側から見た平面図である。 図7の拡大斜視図である。 第3実施形態に係る一対のシグナル端子TSC-,TSC+の拡大斜視図である。 第4実施形態に係るグランド端子TG1と一対のシグナル端子TS1+,TS1-との斜視図である。 第4実施形態に係る端子絶縁板12Cの透過斜視図である。
次に、図面を用いて、本発明の実施形態について説明する。以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には、同一又は類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、各寸法の比率等は現実のものとは異なっている場合がある。従って、具体的な寸法等は以下の説明を参酌して判断すべきものである。又、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることは勿論である。
[第1実施形態]
(インターフェースの構成)
第1実施形態に係るインターフェースの構成について、図面を参照しながら説明する。本実施形態では、電子機器間のインターフェースの一例として、HDMI(High-Definition Multimedia Interface:登録商標)規格に準拠するインターフェース10について説明する。なお、電子機器とは、例えば、AV機器、携帯端末、パーソナルコンピュータなどである。
図1は、第1実施形態に係るインターフェース10の構成を示す斜視図である。図1に示すように、インターフェース10は、プリント配線板11、レセプタクル12、及びプラグ13によって構成される。
プリント配線板11は、第1電子機器(不図示)に内蔵される。プリント配線板11は、基板本体11A及び配線群11Bを備える。基板本体11Aは、実装面FMNTを有する。プリント配線板11の構成については後述する。
レセプタクル12は、プリント配線板11の端部11EDGにおいて、実装面FMNT上に実装される。レセプタクル12は、筐体12A、開口12B、端子絶縁板12C及び端子群12Dを有する。レセプタクル12の構成については後述する。
プラグ13は、第2電子機器(不図示)に設けられる。プラグ13は、開口12Bに挿入されることによって、レセプタクル12と電気的に接続される。プラグ13は、第1電子機器と第2電子機器との間でデジタル信号を伝送する。
(レセプタクルの構成)
次に、第1実施形態に係るレセプタクルの構成について、図面を参照しながら説明する。図2は、第1実施形態に係るレセプタクル12を開口12B側から見た平面図である。図3は、第1実施形態に係るレセプタクル12の内部構成を示す斜視図である。なお、図3において、筐体12Aは省略されている。
レセプタクル12は、図2及び図3に示すように、筐体12A、開口12B、端子絶縁板12C、及び端子群12Dを備える。
筐体12Aは、端子絶縁板12C及び端子群12Dを収容する容器である。
開口12Bは、筐体12Aに形成される。開口12Bには、プラグ13が挿入される。図示しないが、開口12Bは、第1電子機器の筐体から露出する。
端子絶縁板12Cは、筐体12A内に設けられる板状の基板である。端子絶縁板12Cは、プラグ13に嵌入される。端子絶縁板12Cは、図2及び図3に示すように、下面FBTM及び上面FTOPを有する。下面FBTMは、実装面FMNT側に設けられる。上面FTOPは、下面FBTMの反対側に設けられる。
端子群12Dは、端子絶縁板12Cとプリント配線板11(具体的には、配線群11B)とに接続される。端子群12Dは、プリント配線板11とプラグ13との間でデジタル信号を伝送する。端子群12Dは、複数の下側端子TBTM及び複数の上側端子TTOPを有する。各下側端子TBTMは、図2に示すように、各上側端子TTOPと互い違いに配置されている。
複数の下側端子TBTMは、開放端子TOPEN、グランド端子TG2、一対のシグナル端子TS1+,TS1-、グランド端子TG0、一対のシグナル端子TSC+,TSC-、グランド端子TGD、及びSDA端子TSDAを含む。各下側端子TBTMは、端子絶縁板12Cの下面FBTMとプリント配線板11とに接続される。
図3に示すように、各下側端子TBTMは、プラグ13が開口12Bに挿入される方向(以下、「延在方向」という。)に沿って設けられている。各下側端子TBTMは、延在方向に直交する方向(以下、「直交方向」という。)において互いに隣接している。各下側端子TBTMは、曲げ加工された平板状の金属部材によって構成される。
複数の上側端子TTOPは、HPDシグナル端子THPD、一対のシグナル端子TS2+,TS2-、グランド端子TG1、一対のシグナル端子TS0+,TS0-、グランド端子TGC、CEC端子TCEC、SCL端子TSCL、及び電源端子T5Vを含む。各上側端子TTOPは、端子絶縁板12Cの上面FTOPとプリント配線板11とに接続される。
図3に示すように、各上側端子TTOPは、延在方向に沿って設けられている。各上側端子TTOPは、直交方向において互いに隣接している。各上側端子TTOPは、曲げ加工された平板状の金属部材によって構成される。
ここで、本実施形態において、グランド端子TG1及びグランド端子TGCは、他の上側端子TTOPに比べて、延在方向において長く形成されている。グランド端子TG1及びグランド端子TGCの構成については後述する。
なお、シグナル端子TSは、TMDS(Transition Minimized Differential Signaling:登録商標)方式などの擬似差動伝送方式によるデジタル信号を伝送する。従って、シグナル端子TS1+によって伝送されるデジタル信号の位相は、シグナル端子TS1-によって伝送される信号の位相に対して逆である。
また、グランド端子TGは、対応するシグナル端子TSのグランドを確保する。例えば、グランド端子TG1は、一対のシグナル端子TS1+,TS1-のグランドを確保する。
(プリント配線板の構成)
次に、第1実施形態に係るプリント配線板の構成について、図面を参照しながら説明する。図4は、第1実施形態に係るプリント配線板11を実装面FMNT側から見た平面図である。なお、図4では、レセプタクル12の開口12B及び端子絶縁板12Cが破線で示されている。
プリント配線板11は、基板本体11A及び配線群11Bを備える。
基板本体11Aは、実装面FMNTを有する多層基板である。実装面FMNTには、レセプタクル12や図示しない各種素子が実装される。
配線群11Bは、レセプタクル12と各種素子とを電気的に接続する。配線群11Bは、レセプタクル12と各種素子との間でデジタル信号を伝送する。配線群11Bは、複数の後列ランドLr、複数の前列ランドLf、複数の最前列ランドLm、複数の後側配線Wr、複数の前側配線Wf、及び複数のグランド配線WGを有する。
複数の後列ランドLrは、複数の下側端子TBTMを接続するための金属部材である。複数の後列ランドLrは、図4に示すように、4つのシグナル端子用ランドLSを含む。4つのシグナル端子用ランドLSは、一対のシグナル端子TS1+,TS1-に対応する一対のシグナル端子用ランドLS1+,LS1-と、一対のシグナル端子TSC+,TSC-に対応する一対のシグナル端子用ランドLSC+,LSC-である。
複数の前列ランドLfは、複数の上側端子TTOP(ただし、グランド端子TG1及びグランド端子TGCを除く)を接続するための金属部材である。複数の前列ランドLfは、図4に示すように、延在方向において、複数の後列ランドLrよりも基板本体11Aの端部11EDGから離間している。換言すれば、複数の前列ランドLfは、実装面FMNT側からの平面視において、複数の後列ランドLrよりもレセプタクル12の開口12Bから離間している。
ここで、シグナル端子用ランドLS2-とシグナル端子用ランドLS0+との間隔X1は、一対のシグナル端子用ランドLS2+,LS2-の間隔Y1よりも大きい。同様に、シグナル端子用ランドLS0-とCEC端子用ランドLCECとの間隔X2は、一対のシグナル端子用ランドLS0+,LS0-の間隔Y2よりも大きい。
複数の最前列ランドLmは、複数の上側端子TTOPのうちグランド端子TG1及びグランド端子TGCを接続するための金属部材である。複数の最前列ランドLmは、グランド端子用ランドLG1とグランド端子用ランドLGCとを含む。複数の最前列ランドLmは、図4に示すように、延在方向において、複数の前列ランドLfよりも基板本体11Aの端部11EDGから離間している。すなわち、複数の最前列ランドLmは、実装面FMNT側からの平面視において、複数の前列ランドLfよりもレセプタクル12の開口12Bから離間している。
複数の後側配線Wrは、複数の後列ランドLrに接続される。図示しないが、各後側配線Wrは、実装される各種素子に接続される。各後側配線Wrは、2つの前列ランドLfの間に配線される。
複数の前側配線Wfは、複数の前列ランドLfに接続される。図示しないが、各前側配線Wfは、実装される各種素子に接続される。各前側配線Wfは、各前列ランドLfから実装面MNT側の内側に向かって配線される。
複数のグランド配線WGは、ビア配線を介して、4つのグランド端子用ランドLGに接続される。具体的に、複数のグランド配線WGは、グランド端子用ランドLG2に接続されるグランド配線WG2と、グランド端子用ランドLG1に接続されるグランド配線WG1と、グランド端子用ランドLG0に接続されるグランド配線WG0と、及びグランド端子用ランドLGCに接続されるグランド配線WG2Cとを含む。
グランド配線WG2は、一対のシグナル端子用ランドLS2+,LS2-から延びる前側配線Wfのグランドを確保する。グランド配線WG1は、一対のシグナル端子用ランドLS1+,LS1-から延びる後側配線Wrのグランドを確保する。グランド配線WG0は、一対のシグナル端子用ランドLS0+,LS0-から延びる前側配線Wfのグランドを確保する。グランド配線WGCは、一対のシグナル端子用ランドLSC+,LSC-から延びる後側配線Wrのグランドを確保する。
(端子、ランド及び配線の構成)
次に、第1実施形態に係る端子、ランド及び配線の構成について、図面を参照しながら説明する。図5は、図3の拡大斜視図である。図6は、図5に示される端子、ランド及び配線を上面FTOP側から見た平面図である。図6では、レセプタクル12の開口12Bが破線で示されている。
1.端子の構成
シグナル端子TS2-、グランド端子TG1、及びシグナル端子TS0+は、複数の上側端子TTOPに含まれる。一対のシグナル端子TS1+,TS1-は、複数の下側端子TBTMに含まれる。
シグナル端子TS2-は、端子絶縁板12Cの上面FTOPとシグナル端子用ランドLS2-とに接続される。具体的に、シグナル端子TS2-は、上面FTOPに接続される第1上側接続部101と、シグナル端子用ランドLS2-に接続される第1部分201とを有する。
グランド端子TG1は、端子絶縁板12Cの上面FTOPとグランド端子用ランドLG1とに接続される。具体的に、グランド端子TG1は、上面FTOPに接続される第2上側接続部102と、グランド端子用ランドLG1に接続される第2部分202とを有する。第2上側接続部102は、直交方向において第1上側接続部101に隣接して設けられる。
一対のシグナル端子TS1+,TS1-は、端子絶縁板12Cの下面FBTMと一対のシグナル端子用ランドLS1+,LS1-とに接続される。具体的に、一対のシグナル端子TS1+,TS1-は、下面FBTMに接続される一対の下側接続部300,300と、一対のシグナル端子用ランドLS1+,LS1-に接続される一対の第3部分203,203とを有する。
シグナル端子TS0+は、端子絶縁板12Cの上面FTOPとシグナル端子用ランドLS0+とに接続される。具体的に、シグナル端子TS0+は、上面FTOPに接続される第3上側接続部103と、シグナル端子用ランドLS0+に接続される第4部分204とを有する。第3上側接続部103は、直交方向において第2上側接続部102に隣接する。第3上側接続部103は、第2上側接続部102を挟んで第1上側接続部101の反対側に設けられる。
ここで、第2部分202は、延在方向において第1部分201から離間している。一対の第3部分203,203は、延在方向において第1部分201から離間している。
具体的に、第2部分202は、延在方向において第1部分201よりも開口12Bから離間している。一対の第3部分203,203は、延在方向において第1部分201よりも開口12Bに近い。第2部分202は、一対の第3部分203,203よりも開口12Bから離間している。
2.ランドの構成
シグナル端子用ランドLS2-及びシグナル端子用ランドLS0+は、複数の前列ランドLfに含まれる。グランド端子用ランドLG1は、複数の最前列ランドLmに含まれる。一対のシグナル端子用ランドLS1+,LS1-は、複数の後列ランドLrに含まれる。
ここで、グランド端子用ランドLG1は、延在方向においてシグナル端子用ランドLS2-から離間している。一対のシグナル端子用ランドLS1+,LS1-は、延在方向においてシグナル端子用ランドLS2-から離間している。
具体的に、グランド端子用ランドLG1は、延在方向においてシグナル端子用ランドLS2-よりも基板本体11Aの端部11EDGから離間している。一対のシグナル端子用ランドLS1+,LS1-は、延在方向においてシグナル端子用ランドLS2-よりも端部11EDGに近い。グランド端子用ランドLG1は、一対のシグナル端子用ランドLS1+,LS1-よりも端部11EDGから離間している。シグナル端子用ランドLS0+は、延在方向においてシグナル端子用ランドLS2-と略同じ位置に設けられる。
また、シグナル端子用ランドLS1+は、直交方向においてシグナル端子用ランドLS2-とグランド端子用ランドLG1との間の位置に設けられる。シグナル端子用ランドLS1-は、直交方向においてグランド端子用ランドLG1とシグナル端子用ランドLS0+との間の位置に設けられる。シグナル端子用ランドLS0+は、直交方向においてグランド端子用ランドLG1を挟んでシグナル端子用ランドLS2-の反対側の位置に設けられる。
3.配線の構成
一対のシグナル端子用ランドLS1+,LS1-から延びる一対の後側配線WrS1+,WrS1-は、シグナル端子用ランドLS2-とシグナル端子用ランドLS0+との間に配線される。また、一対の後側配線WrS1+,WrS1-は、グランド端子用ランドLG1の直交方向両側に配線される。
4.その他
シグナル端子TS0-、グランド端子TGC、及びシグナル端子TSC+の関係は、上述したシグナル端子TS2-、グランド端子TG1、及びシグナル端子TS0+の関係と同じである。
また、シグナル端子用ランドLS0-、グランド端子用ランドLGC、及びシグナル端子用ランドLSC+の関係は、上述したシグナル端子用ランドLS2-、グランド端子用ランドLG1、及びシグナル端子用ランドLS0+の関係と同じである。
(作用及び効果)
(1) 第1実施形態に係るレセプタクル12は、シグナル端子TS2-(第1上側端子)、グランド端子TG1(第2上側端子)、及びシグナル端子TS1+(下側端子)を備える。グランド端子TG1の第2部分202(第2部分)は、延在方向においてシグナル端子TS2-の第1部分201(第1部分)から離間している。シグナル端子TS1+の第3部分203(第3部分)は、延在方向においてシグナル端子TS2-の第1部分201から離間している。
このように、第1部分201が、延在方向において第2部分202及び第3部分203とは異なる位置に設けられているので、シグナル端子用ランドLS2-は、延在方向においてグランド端子用ランドLG1及びシグナル端子用ランドLS1+とは異なる位置に設けられる。そのため、シグナル端子用ランドLS2-の側方に、余裕を持って後側配線Wrを形成できる。従って、微細な配線パターンを高精度に形成可能なプリント配線板を用いる必要がない。その結果、プリント配線板11の製造コストが増大することを抑制できる。
(2) 第1実施形態に係るレセプタクル12において、第2部分202は、延在方向において第3部分203よりも開口12Bから離間している。
そのため、複数の上側端子TTOPに含まれるグランド端子TG1は、複数の下側端子TBTMに含まれるシグナル端子TS1+よりも開口12Bから離間してプリント配線板12に接続される。従って、グランド端子TG1とシグナル端子TS1+との上下位置を反転する必要がないので、端子構造を簡素化することができる。
(3) 第1実施形態に係るレセプタクル12において、第2部分202は、延在方向において第1部分201よりも開口12Bから離間し、第3部分203は、第1部分201よりも開口12Bに近い。
そのため、複数の下側端子TBTMの構成を全て同じに揃えることができるので、端子構造をより簡素化することができる。また、第2部分202を第1部分201よりも開口12Bの近くに設ける場合に比べて、第1部分201の端部11EDG側における配線形成面積を縮小できる。
(4) 第1実施形態に係るレセプタクル12は、シグナル端子TS0+(第3上側端子)を備える。シグナル端子TS0+の第4部分204(第4部分)は、延在方向において第1部分201と略同じ位置に設けられる。シグナル端子TS1+の第3部分203は、延在方向において第1部分よりも開口12Bに近い。
そのため、第3部分203が接続されるシグナル端子用ランドLS1+から延びる後側配線WrS1+を、第1部分201が接続されるシグナル端子用ランドLS2-と第4部分204が接続されるシグナル端子用ランドLS0+との間に配線できる。従って、微細な配線パターンを高精度に形成可能なプリント配線板を用いる必要がないので、プリント配線板11の製造コストが増大することを抑制できる。
(5) 第1実施形態に係るプリント配線板11は、シグナル端子用ランドLS2-、グランド端子用ランドLG1、及びシグナル端子用ランドLS1+を備える。グランド端子用ランドLG1は、延在方向においてシグナル端子用ランドLS2-から離間している。シグナル端子用ランドLS1+は、延在方向においてシグナル端子用ランドLS2-から離間している。
このように、シグナル端子用ランドLS2-が、延在方向においてグランド端子用ランドLG1及びシグナル端子用ランドLS1+とは異なる位置に設けられるので、シグナル端子用ランドLS2-の側方に、余裕を持って後側配線Wrを形成できる。従って、微細な配線パターンを高精度に形成可能なプリント配線板を用いる必要がない。その結果、プリント配線板11の製造コストが増大することを抑制できる。
(6) グランド端子用ランドLG1は、延在方向においてシグナル端子用ランドLS1+よりも基板本体11Aの端部11EDGから離間している。
そのため、グランド端子TG1とシグナル端子TS1+との上下位置を反転する必要がないので、端子構造を簡素化することができる。
(7) グランド端子用ランドLG1は、延在方向においてシグナル端子用ランドLS2-よりも端部11EDGから離間し、シグナル端子用ランドLS1+は、延在方向においてシグナル端子用ランドLS2-よりも端部11EDGに近い。
そのため、複数の下側端子TBTMの構成を全て同じに揃えることができるので、端子構造をより簡素化することができる。また、グランド端子用ランドLG1をシグナル端子用ランドLS2-よりも端部11EDGの近くに設ける場合に比べて、シグナル端子用ランドLS2-の端部11EDG側における配線形成面積を縮小できる。
(8) 第1実施形態に係るプリント配線板11は、シグナル端子用ランドLS0+を備える。シグナル端子用ランドLS0+は、延在方向においてシグナル端子用ランドLS2-と略同じ位置に設けられる。シグナル端子用ランドLS1+は、延在方向においてシグナル端子用ランドLS2-よりも端部11EDGに近い。
そのため、シグナル端子用ランドLS1+から延びる後側配線WrS1+を、シグナル端子用ランドLS2-とシグナル端子用ランドLS0+との間に配線できる。従って、微細な配線パターンを高精度に形成可能なプリント配線板を用いる必要がないので、プリント配線板11の製造コストが増大することを抑制できる。
[第2実施形態]
次に、第2実施形態に係るプリント配線板11及びレセプタクル12の構成について、図面を参照しながら説明する。以下においては、第1実施形態との相違点について主として説明する。第1実施形態との相違点は、プリント配線板11が、複数の最前列ランドLmに替えて複数の最後列ランドLnを備える点である。
(レセプタクルの構成)
まず、第2実施形態に係るレセプタクルの構成について、図面を参照しながら説明する。図7は、第2実施形態に係るレセプタクル12の内部構成を示す斜視図である。図7において、筐体12Aは省略されている。
本実施形態において、グランド端子TG1及びグランド端子TGCは、他の上側端子TTOPに比べて、延在方向において短く形成されている。
また、グランド端子TG1は、一対のシグナル端子TS1-,TS1+と上下位置が反転されている。グランド端子TGCは、一対のシグナル端子TSC-,TSC+と上下位置が反転されている。
(プリント配線板の構成)
次に、第2実施形態に係るプリント配線板の構成について、図面を参照しながら説明する。図8は、第2実施形態に係るプリント配線板11を実装面FMNT側から見た平面図である。なお、図8では、レセプタクル12の開口12B及び端子絶縁板12Cの位置が破線で示されている。
本実施形態において、配線群11Bは、複数の最後列ランドLnを有する。
複数の最後列ランドLnは、複数の上側端子TTOPのうちグランド端子TG1及びグランド端子TGCを接続するための金属部材である。複数の最後列ランドLnは、図8に示すように、延在方向において、複数の後列ランドLrよりも基板本体11Aの端部11EDGの近くに設けられている。換言すれば、複数の最後列ランドLnは、実装面FMNT側からの平面視において、複数の後列ランドLrよりもレセプタクル12の開口12Bに近い。
(端子、ランド及び配線の構成)
次に、第2実施形態に係る端子、ランド及び配線の構成について、図面を参照しながら説明する。図9は、図7の拡大斜視図である。
1.端子の構成
図9に示すように、グランド端子TG1の第2部分202は、延在方向において一対のシグナル端子TS1+,TS1-が有する一対の第3部分203,203よりも開口12B(図9において不図示)に近い。一対の第3部分203,203は、延在方向においてシグナル端子用ランドLS2-が有する第1部分201よりも開口12Bに近い。
なお、本実施形態において、グランド端子TG1は、一対のシグナル端子TS1-,TS1+の側方を通って、一対のシグナル端子TS1-,TS1+の下側に配線されている。これによって、グランド端子TG1と一対のシグナル端子TS1-,TS1+との上下位置が反転されている。
2.ランドの構成
図9に示すように、グランド端子用ランドLG1は、延在方向において一対のシグナル端子用ランドLS1+,LS1-よりも開口12B(図9において不図示)に近い。一対のシグナル端子用ランドLS1+,LS1-は、延在方向においてシグナル端子用ランドLS2-及よりも開口12Bに近い。
3.配線の構成
一対のシグナル端子用ランドLS1+,LS1-から延びる一対の後側配線WrS1+,WrS1-は、シグナル端子用ランドLS2-とシグナル端子用ランドLS0+との間に配線される。
4.その他
シグナル端子TS0-、グランド端子TGC、及びシグナル端子TSC+の関係は、上述したシグナル端子TS2-、グランド端子TG1、及びシグナル端子TS0+の関係と同じである。
また、シグナル端子用ランドLS0-、グランド端子用ランドLGC、及びシグナル端子用ランドLSC+の関係は、上述したシグナル端子用ランドLS2-、グランド端子用ランドLG1、及びシグナル端子用ランドLS0+の関係と同じである。
(作用及び効果)
(1) 第2実施形態に係るレセプタクル12は、シグナル端子TS2-(第1上側端子)、グランド端子TG1(第2上側端子)、及びシグナル端子TS1+(下側端子)を備える。グランド端子TG1の第2部分202は、延在方向においてシグナル端子TS2-の第1部分201から離間している。シグナル端子TS1+の第3部分203は、延在方向においてシグナル端子TS2-の第1部分201から離間している。
従って、上記第1実施形態と同様に、プリント配線板11の製造コストが増大することを抑制できる。
(2) 第2実施形態に係るレセプタクル12において、グランド端子TG1の第2部分202は、延在方向においてシグナル端子TS1+の第3部分203よりも開口12Bに近い。第3部分203は、延在方向においてシグナル端子用ランドLS2-の第1部分201よりも開口12Bに近い。
従って、第3部分203が接続されるシグナル端子用ランドLS1+から延びる後側配線WrS1+を、第1部分201が接続されるシグナル端子用ランドLS2-と第4部分204が接続されるシグナル端子用ランドLS0+との間に配線できる。
また、グランド端子用ランドLG1の側方に後側配線WrS1+を配線する必要がないため、配線パターンの自由度をさらに向上できる。
[第3実施形態]
次に、第3実施形態に係るレセプタクル12の構成について、図面を参照しながら説明する。以下においては、第2実施形態との相違点について主として説明する。第2実施形態との相違点は、一対のシグナル端子TS1-,TS1+が略90度ねじ曲げられている点である。
以下、一対のシグナル端子TS1-,TS1+を例に挙げて説明する。ただし、一対のシグナル端子TS1-,TS1+に限らず、一対のシグナル端子TSC-,TSC+にも同様の構成を適用できることに留意すべきである。
(端子の構成)
第3実施形態に係る端子の構成について、図面を参照しながら説明する。図10は、第3実施形態に係る一対のシグナル端子TSC-,TSC+の拡大斜視図である。
一対のシグナル端子TSC-,TSC+それぞれは、下面接続部300(図6参照)と第3部分203とを連結する連結部400を有する。一対のシグナル端子TSC-,TSC+それぞれは、連結部400において略90度ねじ曲げられている。これによって、連結部400には、幅広部401及び幅狭部402が形成されている。
幅広部401は、下面接続部300に繋がる。幅広部401は、下面接続部300から下面FBTMの外側に延在する。幅狭部402は、幅広部401に繋がる。幅狭部402は、幅広部401から第3接続部203に向かって延在する。
ここで、幅広部401及び幅狭部402は、平板状の金属片を略90度ねじ曲げることによって形成されている。従って、幅広部401の幅αは、幅狭部402の厚みαに等しい。また、幅広部401の厚みβ(<α)は、幅狭部402の幅βに等しい。従って、上面FTOP側から見た場合、幅狭部402の幅βは、幅広部401の幅αよりも狭い。
グランド端子TG1は、幅狭部402に隣接して配線される。これによって、一対のシグナル端子TS1+,TS1-とグランド端子TG1との上下位置が反転される。
(作用及び効果)
(1) 第3実施形態に係るレセプタクル12において、シグナル端子TS1+(下側端子)は、幅広部401及び幅狭部402を有する。上面FTOP側から見た場合、幅狭部402の幅βは、幅広部401の幅αよりも狭い。
従って、幅狭部402の側方にグランド端子TG1を配線するためのスペースを確保しやすくなる。そのため、グランド端子TG1及びシグナル端子TS1+を直線的に配置することができる。従って、端子構造の簡素化をより図ることができる。
[第4実施形態]
次に、第4実施形態に係るレセプタクル12の構成について、図面を参照しながら説明する。以下においては、第2実施形態との相違点について主として説明する。第2実施形態との相違点は、グランド端子TG1とシグナル端子TS1+との上下位置が、端子絶縁板12Cの内部で反転される点である。
(レセプタクルの構成)
第4実施形態に係るレセプタクル12の構成について、図面を参照しながら説明する。図11は、第4実施形態に係るグランド端子TG1と一対のシグナル端子TS1+,TS1-との斜視図である。
端子絶縁板12Cは、積層される3枚の基板(上側基板121、中間基板122、下側基板123)によって構成される。3枚の基板それぞれには、所定のパターンで複数のビアホールVHが形成されている。複数のビアホールVHそれぞれの内壁は、導電材料によってメッキされている。これによって、ビア配線301が形成される。
図12は、第4実施形態に係る端子絶縁板12Cの透過斜視図である。
グランド端子TG1は、第2上面接続部102及び第1内層部310を有する。内層部310は、上面FTOPにおいて第2上面接続部102に接続される。内層部310は、上面FTOPから下面FBTMまで端子絶縁板12Cに挿通される。
内層部310は、上側基板121、中間基板122及び下側基板123を貫通するビア配線301aによって構成される。
シグナル端子TS2+は、下面接続部300及び第2内層部320を有する。第2内層部320は、ビア配線301b、ビア配線301c及び内層配線302によって構成される。ビア配線301bは、下面FBTMにおいて下面接続部300に接続される。ビア配線301bは、下側基板123を貫通する。ビア配線301bは、上側基板121及び中間基板122を貫通する。内層配線302は、中間基板122と下側基板123との間に形成される。内層配線302は、ビア配線301bとビア配線301cとを接続する。
これによって、グランド端子TG1とシグナル端子TS1+との上下位置が、端子絶縁板12Cの内部で反転される。
(作用及び効果)
第4実施形態に係るレセプタクル12において、シグナル端子TS1+は内層部310を有し、グランド端子TG1は内層部320を有する。
従って、グランド端子TG1とシグナル端子TS1+との上下位置が、端子絶縁板12Cの内部で反転させられるので、グランド端子TG1とシグナル端子TS1+とを交差させる必要がない。そのため、グランド端子TG1とシグナル端子TS1+との端子構造をより簡素化することができる。
(その他の実施形態)
本発明は上記の実施形態によって記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。
(1) 上記実施形態では、図面を用いて端子及びランドの構成について説明したが、これに限られるものではない。第2部分202及び第3部分203のそれぞれが、延在方向において第1部分201から離間している限りにおいて、種々の変更が可能である。
(2) 上記第3実施形態では、ねじり加工によって幅狭部402を形成することとしたが、これに限られるものではない。例えば、切削加工などによって幅狭部402を形成してもよい。なお、幅広部401と幅狭部402との境界では、幅広部401から幅狭部402に向かうにしたがって徐々に幅が狭くなることが好ましい。また、幅広部401と幅狭部402との境界では、幅広部401から幅狭部402に向かうにしたがって徐々に厚みが大きくなることが好ましい。
(3) 上記実施形態では、端子絶縁板12Cは、平面視において、複数の後列ランドLrや複数の前列ランドLfと重ならないこととしたが、これに限られるものではない。端子絶縁板12Cは、平面視において、複数の後列ランドLrや複数の前列ランドLfと重なっていてもよい。
(4) 上記実施形態では、電子機器間におけるインターフェースの一例として、HDMI規格に準拠するインターフェースについて説明したが、これに限られるものではない。例えば、電子機器間におけるインターフェースとしては、USB(Universal Serial Bus)、DVI(Digital Visual Interface:登録商標)、或いはIEEE(Institute of Electrical and Electronic Engineers)1394などの規格に準拠するシリアルインターフェースを用いることができる。
(5) 上記実施形態では、シグナル端子TSは、TMDS方式などに基づく擬似差動伝送方式による信号を伝送することとしたが、これに限られるものではない。例えば、シグナル端子TSは、USB規格に基づく差動伝送方式による信号を伝送してもよい。
(6) 上記実施形態では特に触れていないが、シグナル端子TSの幅、グランド端子TGの幅、及びシグナル端子TSとグランド端子TGとの間隔は、適宜設定することができる。これによって、線路の特性インピーダンスを調整することができる。
このように、本発明はここでは記載していない様々な実施形態等を含むことは勿論である。従って、本発明の技術的範囲は上記の説明から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められるものである。
本実施形態に係るレセプタクル、プリント配線板、及び電子機器によれば、プリント配線板の製造コストの増大を抑制できるので、電子機器分野において有用である。
10…インターフェース
11…プリント配線板
11A…基板本体
11B…配線群
11EDG…端部
12…レセプタクル
12A…筐体
12B…開口
12C…端子絶縁板
12D…端子群
13…プラグ
MNT…実装面
TOP…上面
BTM…下面
TOP…上側端子
BTM…下側端子
S…シグナル端子
G…グランド端子
Wr…後側配線
Wf…前側配線
G…グランド配線群
L…ランド
Lr…後列ランド
Lf…前列ランド
Lm…最前列ランド
Ln…最後列ランド

Claims (12)

  1. プリント配線板に実装され、プラグが挿入されるレセプタクルであって、
    前記プラグが挿入される開口を有する筐体と、
    前記プリント配線板側に設けられる下面と、前記下面の反対側に設けられる上面とを有し、前記筐体内に配置される端子絶縁板と、
    前記上面に接続される第1上面接続部と、前記プリント配線板に接続される第1部分とを有し、前記上面側から見た場合に所定方向に沿って設けられる第1上側端子と、
    前記第1上面接続部に隣接して前記上面に接続される第2上面接続部と、前記所定方向において前記第1部分から離間して前記プリント配線板に接続される第2部分とを有する第2上側端子と、
    前記第1上面接続部及び前記第2上面接続部の反対側で前記下面に接続される下面接続部と、前記所定方向において前記第1部分から離間して前記プリント配線板に接続される第3部分とを有する下側端子と、を備えるレセプタクル。
  2. 前記第2部分は、前記所定方向において前記第3部分よりも前記開口から離間している、
    請求項1に記載のレセプタクル。
  3. 前記第2部分は、前記所定方向において前記第1部分よりも前記開口から離間し、
    前記第3部分は、前記所定方向において前記第1部分よりも前記開口に近い、
    請求項2に記載のレセプタクル。
  4. 前記第2上面接続部を挟んで前記第1上面接続部の反対側で前記上面に接続される第3上面接続部と、前記所定方向において前記第1部分と略同じ位置で前記プリント配線板に接続される第4部分とを有する第3上側端子を備え、
    前記下側端子は、シグナル端子であり、
    前記第3部分は、前記所定方向において前記第1部分よりも前記開口に近い、
    請求項1に記載のレセプタクル。
  5. 前記第3部分は、前記所定方向において、前記第2部分よりも前記開口から離間し、かつ、前記第1部分よりも前記開口に近い、
    請求項1に記載のレセプタクル。
  6. 前記下側端子は、前記下面接続部に繋がる幅広部と、前記幅広部に繋がっており、前記幅広部よりも幅狭に形成された幅狭部とを有し、
    前記第2上側端子は、前記幅狭部の側方を通る、
    請求項5に記載のレセプタクル。
  7. 前記下側端子は、前記下面において前記下面接続部に接続され、前記下面から前記上面まで前記端子絶縁板に挿通される第1内層部を有し、
    前記第2上側端子は、前記上面において前記上面接続部に接続され、前記上面から前記下面まで前記端子絶縁板に挿通される第2内層部を有する、
    請求項5に記載のレセプタクル。
  8. 前記端子絶縁板は、積層された複数の基板によって構成されており、
    前記第1内層部及び前記第2内層部それぞれは、前記複数の基板を貫通するビア配線を含む、
    請求項7に記載のレセプタクル。
  9. レセプタクルが実装されるプリント配線板であって、
    前記レセプタクルが実装される実装面を有する基板本体と、
    所定方向に沿って前記実装面上に設けられる第1ランドと、
    前記所定方向において前記第1ランドから離間して前記実装面上に設けられ、前記レセプタクルが有するグランド端子に接続される第2ランドと、
    前記所定方向において前記第1ランドから離間し、かつ、前記所定方向に直交する直交方向において前記第1ランドと前記第2ランドとの間の位置で前記実装面上に設けられ、前記グランド端子に対応して前記レセプタクルが有するシグナル端子に接続される第3ランドと、
    を備え、
    前記第2ランドは、前記所定方向において前記第3ランドよりも前記基板本体の端部から離間している、
    プリント配線板。
  10. 前記第2ランドは、前記所定方向において前記第1ランドよりも前記端部から離間し、
    前記第3ランドは、前記所定方向において前記第1ランドよりも前記端部に近い、
    請求項に記載のレセプタクル。
  11. 前記所定方向において前記第1ランドと略同じ位置であり、かつ、前記直交方向において前記第2ランドを挟んで前記第1ランドの反対側の位置で前記実装面上に設けられる第4ランドを備え、
    前記第3ランドは、前記レセプタクルが有するシグナル端子に接続されており、前記所定方向において前記第1ランドよりも前記基板本体の端部に近い、
    請求項9に記載のプリント配線板。
  12. プラグが挿入されるレセプタクルと、前記レセプタクルが実装されるプリント配線板とを備え、
    前記レセプタクルは、
    前記プラグが挿入される開口を有する筐体と、
    前記プリント配線板側に設けられる下面と、前記下面の反対側に設けられる上面とを有し、前記筐体内に配置される端子絶縁板と、
    前記上面に接続される第1上面接続部と、前記プリント配線板に接続される第1部分とを有し、前記上面側から見た場合に所定方向に沿って設けられる第1上側端子と、
    前記第1上面接続部に隣接して前記上面に接続される第2上面接続部と、前記所定方向において前記第1部分から離間して前記プリント配線板に接続される第2部分とを有する第2上側端子と、
    前記第1上面接続部及び前記第2上面接続部の反対側で前記下面に接続される下面接続部と、前記所定方向において前記第1部分から離間して前記プリント配線板に接続される第3部分とを有する下側端子と、
    を有し、
    前記プリント配線板は、
    前記レセプタクルが実装される実装面を有する基板本体と、
    前記実装面上に設けられ、前記第1部分が接続される第1ランドと、
    前記実装面上に設けられ、前記第2部分が接続される第2ランドと、
    前記実装面上に設けられ、前記第3部分が接続される第3ランドと、
    を有する、
    電子機器。
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