JP4654010B2 - ガスハイドレート生成装置 - Google Patents

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本発明は、耐圧容器内で原料ガスと水とを反応させてガスハイドレートを生成するガスハイドレート生成装置に関するものである。
ガスハイドレートは、水分子と原料ガス分子からなる氷状の固体物質であり、水分子が形成する立体的なカゴ状構造体の内部に原料ガス分子を包接した包接化合物の一種である。
このガスハイドレートは、ガス包蔵量が比較的大きく、大きな生成エネルギーや分解エネルギーおよびガスの選択性などの特徴ある性質を有しているため、例えば、天然ガスなどの輸送や貯蔵手段、蓄熱システム、特定成分ガスの分離回収などの多様な用途が可能である。
ガスハイドレートは、通常、高圧および低温条件の下で生成される。そして、大気圧より高い圧力下で生成したガスハイドレートを大気圧下で輸送や貯蔵をするためには、高圧下のガスハイドレートを大気圧下に取り出す必要がある。
ガスハイドレートは、高圧および低温条件の下で水と原料ガスを接触させて水和物として固体化させたものであるが、通常、未反応の水が生じるため、多量の水を含んだスラリー状となる。
従って、スラリー状のガスハイドレートを貯蔵や輸送すれば、その貯蔵および輸送にかかるコストが膨大になってしまう。そこで、含水率の低いハイドレートを生成し、その貯蔵や輸送にかかるコストを低減するため、脱水して余分な水を除去する必要がある。
しかし、スラリー濃度が低く、更に、微細粒径のガスハイドレートの脱水には、遠心分離機、スクリュープレス型やフィルタープレス型の機械式脱水機などを使用することになるが、スラリー状のガスハイドレートは、極めて微粒子であるため、脱水率を上げようとすると、水と共に網目を通過するハイドレート粒子が増加してガスハイドレートの回収率が低下してしまう。
ガスハイドレートの回収率を高くしようとして網目を小さくすると、目詰まりを起こし、十分な脱水ができない場合があった。更に、ガスハイドレートが生成する条件下(高圧下)での脱水手段としての高速回転の遠心分離や、高圧縮荷重となるスクリュープレスおよびフィルタープレスなどの運転が困難である。
そこで、本発明者らは、所定の温度および圧力条件の下、水に原料ガスを気泡として導入してガスハイドレートを生成する内筒容器の上方に、逆三角形状のガイド部材を回転自在に設け、液面より上部に浮き上がったクラスター状のガスハイドレートを回収するガスハイドレートの生成装置を提案した(例えば、特許文献1参照。)。
特開2004−10686号公報(第5−6頁、図1)
しかしながら、上記のガスハイドレート生成装置は、液面より上部に浮き上がったクラスター状のガスハイドレートを、回転している逆三角形状のガイド部材によって内筒容器の外側に払いだす方式であるから、ガスハイドレートの脱水が必ずしも十分ではなかった。すなわち、回収されたガスハイドレートのガスハイドレート濃度が20〜30%であり、脱水機による脱水が必要であった。
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであって、その目的とするところは、原料ガスと水とを反応させて生成したガスハイドレートの脱水率を高め、ガスハイドレート生成プロセスの簡略化を図ることにある。
上記課題を解決するため、本発明は、次のように構成される。
上記の目的を達成するための本発明に係るガスハイドレート生成装置は、容器内で原料ガスと水とを反応させてガスハイドレートを生成するガスハイドレート生成装置において、前記ガスハイドレート生成装置が、容器と、容器の内部に回転自在に配置したスクリュウ状の掻き上げ装置を有し、前記スクリュウ状の掻き上げ装置が、中空状で且つ軸径を上方に向かい拡大させた回転軸と、前記回転軸の外周に設置したらせん状のスクリュウ羽根と、前記回転軸の軸壁に形成した複数の微細孔を有しており、前記ガスハイドレート生成装置は、水および原料ガスが供給される前記容器の下部のガスハイドレート生成部でガスハイドレートを生成し、前記スクリュウ状の掻き上げ装置でガスハイドレートを上方に搬送し、前記ガスハイドレートに付随した未反応の水を流下させて前記ガスハイドレート生成部に戻すように構成したことを特徴とする。
上記のガスハイドレート生成装置において、前記ガスハイドレート生成部に供給された原料ガスを、前記スクリュウ状の掻き上げ装置で上方に搬送されたガスハイドレートに、前記中空状の回転軸の内部から前記微細孔を経由して供給するように構成したことを特徴とする。
上記のガスハイドレート生成装置において、スクリュウ状の掻き上げ装置の外側に円筒を設置し、該円筒の側面に無数の微細口を設けたことを特徴とする。
上記のガスハイドレート生成装置において、スクリュウ状の掻き上げ装置の外側に円筒を設置し、該円筒の内壁面の全周にわたって軸方向の微細溝を設けたことを特徴とする。
上記したように、請求項1に記載の発明は、容器内で原料ガスと水とを反応させてガスハイドレートを生成するガスハイドレート生成装置において、前記容器の下部をガスハイドレート生成部、その上方を脱水部とすると共に、前記容器内に、ガスハイドレート生成部から脱水部にわたってスクリュウ状の掻き上げ装置を回転自在に設置したので、ガスハイドレート生成部で生成されたスラリー状のガスハイドレートは、スクリュウ状の掻き上げ装置によってガスハイドレート生成部から、その上方の脱水部に向けて掻き上げられる間に未反応水が流下し、ガスハイドレートの濃度が次第に高くなる(例えば、ガスハイドレート濃度:約60%程度)。
従って、遠心分離機、スクリュープレス、フィルタープレスなどの機械式の脱水機が不要となり、ガスハイドレート生成プロセスを簡略化することができる。
請求項2に記載の発明は、容器内で原料ガスと水とを反応させてガスハイドレートを生成するガスハイドレート生成装置において、前記容器の下部をガスハイドレート生成部、その上方を脱水部、更にその上方を水和反応促進部とすると共に、前記容器内に、ガスハイドレート生成部から水和反応促進部にわたってスクリュウ状の掻き上げ装置を回転自在に設置したので、ガスハイドレート生成部で生成されたスラリー状のガスハイドレートは、スクリュウ状の掻き上げ装置によってガスハイドレート生成部から、その上方の脱水部に向けて掻き上げられる間に未反応水が流下し、ガスハイドレートの濃度が次第に高くなる(例えば、ガスハイドレート濃度:約60%程度)。
脱水部でほぼ脱水されたガスハイドレートは、スクリュウ状の掻き上げ装置によって更に上方の水和反応促進部に掻き上げられるが、水和反応促進部では、スクリュウ状の掻き上げ装置の回転軸の壁面に設けた無数の微細孔を通って原料ガスが供給されるため、ガスハイドレートに付随している未反応水と原料ガスとが反応して新たにガスハイドレートが生成し、ガスハイドレートの濃度が更に高くなる(例えば、ガスハイドレート濃度:約70〜80%)。
従って、遠心分離機、スクリュープレス、フィルタープレスなどの機械式脱水機が不要となり、ガスハイドレート生成プロセスを簡略化することができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1および請求項2に記載のスクリュウ状の掻き上げ装置の回転軸を中空状に形成し、かつ、該中空状の回転軸の軸壁に無数の微細口を設けたので、ガスハイドレート生成部で生成されたガスハイドレートをスクリュウ状の掻き上げ装置によって掻き上げる間に中空状の回転軸の軸壁に設けた無数の微細口を通って未反応水が流下してガスハイドレート濃度が次第に高くなると共に、同微細口を通って原料ガスが供給されるので、更に、ガスハイドレート濃度が高くなる。
請求項4に記載の発明は、請求項1および請求項2に記載のスクリュウ状の掻き上げ装置の外側に円筒を設置し、該円筒の側面に無数の微細口を設けたので、ガスハイドレート生成部で生成されたガスハイドレートをスクリュウ状の掻き上げ装置によって掻き上げる間に中空状の回転軸の軸壁に設けた無数の微細口を通って未反応水が流下してガスハイドレート濃度が次第に高くなると共に、同微細口を通って原料ガスが供給されるので、更に、ガスハイドレート濃度が高くなる。
以下、本発明の実施の形態を図面を用いて説明する。
(1)第1の実施形態
図1において、1は、ガスハイドレート生成装置であり、縦長の内外の二つの容器2a及び2bを有すると共に、内側の容器2b内にスクリュウ状の掻き上げ装置3を回転自在に設けている。この掻き上げ装置3は、図示しない電動モーターによって回転させるようになっている。上記の外側の容器2aは、耐圧容器となっている。
このガスハイドレート生成装置1は、内側の容器2bの下部がガスハイドレート生成部A、その上方が脱水部B、更にその上方が水和反応促進部Cとなっている。そして、内側の容器2b内の上部空間、すなわち、ガスハイドレート生成部Aの上端部から水和反応促進部Cにわたってスクリュウ状の掻き上げ装置3を回転自在に設置している。
具体的に説明すると、スクリュウ状の掻き上げ装置3は、その下端部をガスハイドレート生成部Aの水相内に浸漬するようにしている。
このスクリュウ状の掻き上げ装置3は、回転軸4の外側にらせん状のスクリュウ羽根5を取り付けたスクリュウ軸の一種である。特に、この回転軸4は、脱水部B及び水和反応促進部Cのうち、少なくとも脱水部Bにおける回転軸4の直径を上方に向うにしたがって拡大させている。また、水和反応促進部Cにおける回転軸4の直径を一定又は上方に向って拡大させている。
このスクリュウ状の掻き上げ装置3は、回転軸4を中空状にすると共に、その軸壁に無数の微細孔(微細口ともいう。)6を設けている。この微細孔6の直径は、0.1〜5mmの範囲が好ましい。孔径が0.1mm未満の場合は、目詰まりが発生し易くなり、これとは逆に、孔径が5mmを超える場合には、ガスハイドレートが漏れ易くなる。
更に、スクリュウ状の掻き上げ装置3の下部に攪拌機7を設け、スクリュウ状の掻き上げ装置3と同速で回転するようにしている。しかし、攪拌機7をスクリュウ状の掻き上げ装置3から切り離し、独立して回転するようにしても差し支えがない。
上記掻き上げ装置3の回転軸4の下端部は、放射状に設けた複数の支持アーム18によって内筒2bに支持するようにしている。
既に説明した内側の容器2bは、その上端に、容器2b内に突出し、かつ、その半径方向に向けた平板状のガスハイドレート返し部8を設けている。
更に、内側の容器2bは、その中にスパージャ9を有している。そして、内側の容器2b内の水wを、循環路10に設けたポンプ11によって循環すると共に、冷却器12によって所定の温度に冷却するようにしている。不足分は、補給管13から給水するようになっている。
他方、耐圧容器2a内の原料ガスgは、循環路14に設けたブロア15によって循環されるが、スパージャ9から水wの中に気泡状に放出される。そして、不足分の原料ガスgは、補給管16から補給するようになっている。
尚、粘着性の強いガスハイドレートの付着を防止するために、図2に示すように、内側の容器2bの内壁面の全周にわたって縦方向の微細溝17を設けると良い。このV字型の微細溝17の溝幅t(図3参照)は、例えば、0.5〜5mmの範囲が望ましい。また、その溝深さd(図3参照)は、例えば、0.2〜5mmの範囲が望ましい。なお、V字型の微細溝17は、所定の間隔を保って飛び飛びに設けても良い。
更に、スクリュウ状の掻き上げ装置3の表面、すなわち、回転軸4とスクリュウ羽根5の表面に摩擦抵抗低減用の樹脂コーティングを施しても良い。
更に、スクリュウ状の掻き上げ装置3におけるスクリュウ羽根5のピッチは、掻上げ装置3の上方に進むにしたがって狭くすることが好ましい。また、スクリュウ羽根5の上面にゴムや軟質樹脂製のスクレーパを装着すると、ガスハイドレートを掻上げ易くなる。
次に、上記のガスハイドレート生成装置の作用について説明する。
内側の容器2b内に注入した低温の水wの中にスパージャ9から所定圧力の原料ガス(天然ガス)gを気泡状に放出すると、天然ガスgと水wとが反応して氷状の固体物質であるガスハイドレートnが生成する。
このガスハイドレートnは、比重が水wよりも軽いため、浮上して液面Rにガスハイドレート層を形成するので、スクリュウ状の掻き上げ手段3を回転させると、スクリュウ羽根5によってガスハイドレートnが連続的にすくい上げられる。
スクリュウ状の掻上げ手段3のスクリュウ羽根5にすくい上げられたガスハイドレートnに付随している未反応の水wは、脱水部Bを通過する間に、中空状の回転軸4の軸壁に設けた無数の微細孔6を通って中空状の回転軸4の中に流下し、ガスハイドレートnから除去される。この段階で、ガスハイドレートnのガスハイドレート濃度は、約60%程度になる。
このガスハイドレートnは、スクリュウ状の掻上げ装置3によって更に上方に移送され、水和反応促進部Cに達すると、中空状の回転軸4の軸壁に設けた無数の微細孔6を通ってガスハイドレートnに天然ガスgが供給されるため、ガスハイドレートnに付随する水と天然ガスとが反応して新たにガスハイドレートが生成する。
その結果、ガスハイドレートに付随する未反応水が少なくなり、ガスハイドレート濃度が更に高くなる(例えば、70〜80%)。
そして、ガスハイドレートnがスクリュー状の掻上げ装置3の上端部に達すると、内側の容器2b内に突出させたガスハイドレート返し部8に誘導され、内側の容器2bの外に払い出される。内側の容器2bから払いだされたガスハイドレートnは、内外の容器2a及び2bの間を通って外側の容器2aの下部から次工程に排出される。
(2)第2の実施形態
次に、第2の実施形態について説明する。ただし、第1の実施形態との重複説明を避けるため、第1の実施形態の部位と同じ部位に同じ符号を付与して詳細な説明については省略する。
第1の実施形態では、容器が外側の容器2aと内側の容器2bとの2重構造になっているが、この第2の実施形態のガスハイドレート生成装置1では、スクリュウ状の掻き上げ装置3を挿入する容器を1重構造の耐圧容器2とし、シンプルな構造にしている。
その上、耐圧容器2の上部側壁に、水平な部分21aと、下向きの部分21bから形成されたL字形のガスハイドレート排出管21を接続し、スクリュウ状の掻き上げ装置3によって掻き上げられたガスハイドレートnを系外に払いだすようになっている。
つまり、このガスハイドレート排出管21は、水平な部分21aにモーター22によって駆動されるスクリュウ羽根23を設け、ガスハイドレートnを積極的に払いだすようになっている。
また、攪拌機7は、回転軸24が耐圧容器2の底部を貫通するように設けられ、モーター25によって駆動されるようになっている。
(3)第3の実施形態
次に、第3の実施形態について説明する。ただし、第1の実施形態との重複説明を避けるため、第1の実施形態の部位と同じ部位に同じ符号を付与して詳細な説明については省略する。
この第2の実施形態では、側壁に無数の微細孔(微細口)60を有する円筒状の内筒管27を耐圧容器2の内側に設けている。そして、内筒管27内に設置したスクリュウ状の掻き上げ装置3によって掻き上げたガスハイドレートnに付随している未反応水wを水抜きするようになっている。しかして、掻き上げ装置3の中空状の回転軸4に設けた水抜き用の微細孔6は、無くても支障がない。
この内筒管27の上端部は、フランジ28を介して耐圧容器2の内側に固定され、その下端部は、フランジ29および円錐台状のスカート30を介して耐圧容器2の内側に固定されている。そして、内筒管27から流下した未反応水wを下部フランジ29に設けた水戻りパイプ31を通って耐圧容器2の下部に戻すようになっている。
その上、耐圧容器2の上部側壁に、水平な部分21aと、下向きの部分21bから形成されたL字形のガスハイドレート排出管21を接続し、スクリュウ状の掻き上げ装置3によって掻き上げられたガスハイドレートnを系外に払いだすようになっている。このガスハイドレート排出管21は、水平な部分21aにモーター22によって駆動されるスクリュウ羽根23を設け、ガスハイドレートnを積極的に払いだすようになっている。
また、攪拌機7は、回転軸24が耐圧容器2の底部を貫通するように設けられ、モーター25によって駆動されるようになっている。
本発明に係るガスハイドレート生成装置の第1の実施形態の断面図である。 内側の容器の横断面図である。 図2のX部の拡大図である。 本発明に係るガスハイドレート生成装置の第2の実施形態の断面図である。 本発明に係るガスハイドレート生成装置の第3の実施形態の断面図である。
符号の説明
2,2a,2b 容器
3 スクリュウ状の掻き上げ装置
A ガスハイドレート生成部
B 脱水部
g 原料ガス
n ガスハイドレート
w 水

Claims (4)

  1. 容器内で原料ガスと水とを反応させてガスハイドレートを生成するガスハイドレート生成装置において、
    前記ガスハイドレート生成装置が、容器と、容器の内部に回転自在に配置したスクリュウ状の掻き上げ装置を有し、前記スクリュウ状の掻き上げ装置が、中空状で且つ軸径を上方に向かい拡大させた回転軸と、前記回転軸の外周に設置したらせん状のスクリュウ羽根と、前記回転軸の軸壁に形成した複数の微細孔を有しており、
    前記ガスハイドレート生成装置は、水および原料ガスが供給される前記容器の下部のガスハイドレート生成部でガスハイドレートを生成し、前記スクリュウ状の掻き上げ装置でガスハイドレートを上方に搬送し、前記ガスハイドレートに付随した未反応の水を流下させて前記ガスハイドレート生成部に戻すように構成したことを特徴とするガスハイドレート生成装置。
  2. 前記ガスハイドレート生成部に供給された原料ガスを、前記スクリュウ状の掻き上げ装置で上方に搬送されたガスハイドレートに、前記中空状の回転軸の内部から前記微細孔を経由して供給するように構成したことを特徴とする請求項1に記載のガスハイドレート生成装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載のガスハイドレート生成装置において、スクリュウ状の掻き上げ装置の外側に円筒を設置し、該円筒の側面に無数の微細口を設けたことを特徴とするガスハイドレート生成装置。
  4. 請求項1または請求項2に記載のガスハイドレート生成装置において、スクリュウ状の掻き上げ装置の外側に円筒を設置し、該円筒の内壁面の全周にわたって軸方向の微細溝を設けたことを特徴とするガスハイドレート生成装置。
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