JP4653530B2 - 紙葉類測定装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Description
本発明では、光学手段を用いて搬送路の被測定物の搬送特性に関連する測定値を定量的に評価するときの、ばらつきが大きい測定値に対しても適用範囲の広い測定を可能とした紙葉類測定装置及び画像形成装置を提供することを課題とする。
この画像形成装置は電子写真プロセスを利用するカラープリンタ11である。図1においてカラープリンタ11は、画像形成部11Aが縦方向の中央部に位置し、その下方には給紙部11Bが、さらに画像形成部11Aの上方には原稿載置台11C1を備えた原稿走査部11Cがそれぞれ配置されている。
画像形成部11Aには、水平方向に展張面を有する中間転写体としての中間転写ベルト12が配置されており、中間転写ベルト12の上位には、色分解色と補色関係にある色の画像を形成するための構成が設けられている。
2次転写位置には給紙部11Bから記録シートPが給送されるようになっている。
書き込み装置15(図1では、便宜上、符号15Bで示してある)は、原稿走査部11Cに有する原稿載置台11C1上の原稿を走査することにより得られる画像情報あるいは図示しないコンピュータから出力される画像情報により書き込み光が制御されて感光体13B、13Y、13C、13Mに対して画像情報に応じた静電潜像を形成する。
2次転写された記録シートPは、表面に担持している未定着画像を定着装置21によって定着される。
図3に示すように、制御装置37には全体の制御を受けもつマイクロコンピュータ37aが設けられている。マイクロコンピュータ37aは、演算装置であるマイクロプロセッサ(CPU)と、リードオンリーメモリー(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)がそれぞれバスを介して接続された構成となっている。
ステップs11のデータ補正処理の後は、再度、ステップs9に進んで、Yes側のステップs10に進む。ステップs10では、今回の紙厚値が厚紙領域の厚紙ではステップs12に、普通及び薄紙領域の普通及び薄紙ではステップs13に進む。
更にまた、ステップs4、s5で設定時間幅Taだけ受光素子35による記録シートPからの透過光量qの取り込みを行い、その上でステップs9において測定値のばらつきが大きい条件では測定値のデータ補正処理を行い、測定値ばらつきの小さい条件下では置き換えは行わない。このため、測定値ばらつきの少ない条件ではより高精度の記録シートPの搬送特性である紙厚の判別が可能となる。
図9に示すレーザプリンタ50は箱状の装置本体51を備え、その内部には、複数個の像担持体ユニットとしての感光体ユニット2Y、2M、2C、2Bkがそれぞれ着脱可能に装着されている。ここで、各符号の数字の後に付されたY,M,C,Bkは、イエロー、マゼンダ、シアン、ブラック用の部材であることを示している(以下同様)。
感光体ユニット2Y、2M、2C、2Bkは、感光体4Y、4M、4C、4Bk上にY、M、C、Bk各色のトナー像を形成するためのユニットであり、これらは同一構造を採り、それぞれの色のトナーとキャリアを有する2成分現像剤を感光体4Y上の静電潜像に供給して各静電潜像を現像するものである。なお、これらの構成については周知であるので詳細な説明は省略する。
ここで発光ダイオード34と受光素子35が紙厚検知部36を成し、図10の制御装置37’に接続され、これらが紙葉類測定装置を構成している。なお、この紙葉類測定装置は実施例1のものと同様に機能し、重複説明を略す。
加圧ローラ65は、その左右端に軸受け部71を突設しており、この軸受け部71は不図示のブラケット側に突設される縦長軸受け部材72の縦長穴73に上下動可能に支持されている。縦長軸受け部材72は縦長穴73の下部と対向する位置にレール部材74を設け、そこに駆動ソレノイド75によりスライド可能なかむ板76を取り付ける。かむ板76のカム面には縦長穴に摺動可能に嵌着されたバネ受け79の下面が当接し、バネ受け79の上面には圧縮バネ77を介して軸受け部71が当接する。かむ板76はレール部材74上で駆動ソレノイド75に連結されている。この駆動ソレノイド75は非励磁に可動片が突出し、かむ板76が定常位置p1に保持される。この状態において、かむ板76は不図示のバネにより定常位置側に押圧力を受けている。ここで、バネ受け79と軸受け部71の間隔は定常値に保持され、この際、記録シートPとして薄紙あるいは普通紙が通過すると適正定着力を確保できる。一方、励磁作動時には可動片が退却し、かむ板76は退却位置p2に移動保持され、バネ受け79と軸受け部71の間隔は定常値より広がり(図11の2点差線参照)、この際、記録シートPとして厚紙が通過すると適正定着力を確保できるよう設定される。
制御装置37’が備える機能の一つである紙厚検知手段39が合流部rで行う紙厚検知制御は、実施例1で説明したと同様の制御が成され、ここでは重複説明を略し、概略説明とする。ここでの制御装置37’は合流部rで一時停止する記録シートPより設定時間幅Taの間、受光素子35が透過光量を測定し、制御装置37’が紙厚検知手段39として機能する際に、実施例1で説明した図7(a)の普通紙用の設定上下限値演算マップ、図7(b)のトレーシングペーパー用の設定上下限値演算マップ、図7(c)のフィルム用の設定上下限値演算マップを用いた。この紙厚検知手段39も、合流部rで一時停止する記録シートPからの透過光を受光素子35で受け、その測定値を設定時間Taに取り込み、そのときの最大測定値Unと最小測定値Dnを求め、最大最小測定値のばらつき領域を求める。更に、その測定値である最大最小測定値Un,Dnのばらつき領域と、設定上下限値演算マップで求めた紙種に応じた設定上限値u及び設定下限値dとを比較し、記録シートPの紙厚を求める。
厚紙でステップa12に達すると、駆動ソレノイド75を励磁に切り換え、かむ板76を定常位置p1から退却位置p2に移動し、バネ受けと軸受け部71の間隔は定常値より広がり、記録シートPとしての厚紙が通過すると適正定着力を確保できる。これにより、圧縮バネ77の弾性力は厚紙通過時における紙厚増加による過度な定着力の増加を抑えられ、適正定着力を確保でき、ずれ画像の発生や、定着ベルト64へのトナーの付着を防止できる。
50 レーザプリンタ(画像形成装置)
u 設定上限値
d 設定下限値
Un 測定値の上限値
Dn 測定値の下限値
34 発光ダイオード(投射手段)
35 受光素子(受光手段)
P 記録シートP(被測定物
R1 搬送路
Claims (5)
- 搬送路の被測定物に対し光を投射する投射手段と投射手段から投射された前記被測定物からの光量を測定する受光手段を備え、測定時に前記受光手段が出力する測定値のばらつき域を測定し、同ばらつき域に基づく被測定物の厚さを求める紙葉類測定装置において、
前記受光手段が出力する被測定物の厚さに応じ変化する設定上限値または設定下限値をあらかじめ設定し、被測定物の測定時に前記受光手段の測定値が設定上限値を超えるとその測定値を設定上限値で置き換え、測定値が設定下限値を下回るとその測定値を設定下限値で置き換えて補正し、同補正済み測定値のばらつき域と設定上限値及び設定下限値とを比較し、該ばらつき域に基づき被測定物の厚さを求めることを特徴とした紙葉類測定装置。 - 請求項1記載の紙葉類測定装置において、
前記設定上下限値は紙種、記録シートの湾曲状態、検出光量の条件によって異なる値が設定されることを特徴とする紙葉類測定装置。 - 請求項1もしくは請求項2記載の紙葉類測定装置において、
設定上限値及び設定下限値の補正処理の際、測定値のばらつきが大きい条件では前記設定上限値及び設定下限値の置き換えを行い、測定値ばらつきの小さい条件下では置き換えは行わないことを特徴とする紙葉類測定装置。 - 請求項1記載の紙葉類測定装置において、
前記被測定物はシート状媒体であることを特徴とする紙葉類測定装置。 - 請求項1乃至4の何れか一つに記載の紙葉類測定装置を具備したことを特徴とする画像形成装置。
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