JP4651586B2 - 録画再生装置 - Google Patents

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Description

本発明は、録画再生装置、より詳細には、デジタル放送などのコンテンツを記録媒体に記録すると共に、記録媒体からコンテンツを読み込んで再生する機能を備えた録画再生装置に関する。
テレビジョン放送等の映像信号を記録する記録再生装置としては、放送信号をデジタル信号形式のデータストリームとして扱って、ハードディスク(HDD:Hard Disk Drive)やデジタル多用途ディスク(DVD:Digital Versatile Disk)等のランダムアクセス可能なデジタル記録メディアに記録ストリーム(記録放送番組)として記録するデジタル録画再生装置が提案されている。
このデジタル録画再生装置に限ったことではないが、一般的に、これらのデジタル記録メディアを取り扱う場合、メディアの記録容量から録画するコンテンツに応じた記録可能時間を表示する機能が提供されている。
このような容量の表示に関しては、単純に媒体の容量を表示するものの他に、例えば、特許文献1のように、複数媒体の容量を統合して表示するものや、特許文献2のように、残容量を別データとして保持しておき、それを表示するものなどが知られている。
上記特許文献1に記載のデジタルカメラは、内部メモリと、記憶媒体が挿入可能な挿入部と、撮像された画像を内部メモリあるいは記憶媒体に記憶する記憶制御部と、内部メモリの残容量及び記憶媒体の残容量をともに表示する表示部とを備えて構成される。これにより、記憶制御部が内部メモリあるいは記憶媒体のいずれを対象として画像記憶を行っているかにかかわらず、デジタルカメラ全体の残容量を把握することができる。
また、上記特許文献2に記載の記録再生システムは、記録再生装置本体とリモートコントローラからなり、記録再生装置本体が、ディスクメディアに取り付けられたRFIDタグに記録される情報をリード/ライトする第1のRFIDリーダライタを備え、リモートコントローラが、RFIDタグに記録される情報をリード/ライトする第2のRFIDリーダライタを備える。記録再生装置本体がディスクメディアに対して記録した画像/音声の内容に関する情報をRFIDにライトさせる。このディスクメディアをリモートコントローラに近づけることで、RFIDタグに記録された情報を情報表示部に表示させる。
一方、デジタル放送などのデジタルデータを取り扱う場合、著作権を保護するための技術を具備した記録媒体で取り扱うことが必須となってきている。例えば、メモリスティック(登録商標)や、SDカード(登録商標)、iVDR(information Versatile Disk for Removable usage)などの媒体は、それぞれ著作権保護技術であるOpenMG、CPRM(Content Protection for Recordable Media)、SAFIA(Secutiry Architecture For Intelligent Attachment device)によって保護されている。
これらの記録媒体は、著作権保護を実現するための仕組みとして、通常の方法ではアクセスすることのできないセキュア領域を有している場合が多く、そこにデータファイルやライセンスファイルなどを格納することで、著作権保護を行っている。
これらの媒体や技術ライセンスの取り扱いにあたって、例えば、SAFIAでは、暗号化した通常データを通常領域に記録し、それに対応した鍵と利用条件などをセットにしたライセンス(暗号化情報)が記録されている。
また、著作権保護にあたり、SAFIAではデータと対応するライセンス(暗号化情報)を分けて記録しているが、このライセンスに関して、1分ごとに鍵情報を更新するなどの配慮がなされ、このライセンスの個数などがメディアによって限定されている場合がある。
この場合、ライセンスの数は1分につき1つとなるため、例えば、個数を120個に制限した場合、120分(2時間)の記録ができることを示す。このように、データとライセンスを分けて管理することで、超流通への対応なども可能となる。
特開2003−224804号公報 特開2005−267731号公報
しかしながら、ライセンス(暗号化情報)の個数が決まっている場合、どんなに通常の領域における容量が余っていても、その個数に応じて記録できるデータの量が制限されてしまう。つまり、ライセンスの数、あるいは数に応じた時間に制限が設けられている場合、通常領域の記録容量とは関係なく、データを記録できる量が制限されることになる。
このときユーザに提示される情報としては、残りの記録可能時間などで表示されるため、個々の領域について別々の管理をしていては、これを使用するユーザにとって、混乱を招き、扱いづらくなる。このことは、前述の特許文献1、2に記載の発明によっても解決されない。
本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなされたものであり、記録媒体に形成された記録領域毎に容量情報(残容量等)を取得し、取得した容量情報を統合することにより、記録媒体の残容量をユーザにわかりやすく表示出力できるようにすること、を目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の第1の技術手段は、記録媒体にコンテンツを記録し、記録したコンテンツの再生を行う録画再生装置において、前記記録媒体は、コンテンツを記録するための通常領域と、該通常領域のコンテンツの利用条件と鍵を含む暗号化情報を記録するためのセキュア領域とを含んで構成され、前記録画再生装置は、前記通常領域のバイト数と前記セキュア領域の暗号化情報の個数とに基づいて、前記通常領域及び前記セキュア領域それぞれの残容量を取得し、該取得した各領域の残容量を、コンテンツを記録可能な残時間に変換する情報取得部と、該情報取得部で変換された前記通常領域及び前記セキュア領域それぞれの残時間を比較し、その比較結果に基づいて、前記通常領域及び前記セキュア領域それぞれの残時間を表示用情報に統合する情報統合部と、該情報統合部で統合した表示用情報を表示出力する表示部とを備えていることを特徴としたものである。
第2の技術手段は、第1の技術手段において、前記記録媒体は、少なくとも1つの記録領域を使用するコンテンツを記録可能としたことを特徴としたものである。
の技術手段は、第1又はの技術手段において、前記記録媒体は、2以上の記録領域が形成され、前記録画再生装置は、前記記録媒体の各記録領域にアクセスする手段を備えていることを特徴としたものである。
の技術手段は、第1乃至第のいずれか1の技術手段において、前記情報統合部により統合された前記記録媒体の残時間を通知するためのオンスクリーン情報を生成するOSD生成部を備え、前記表示部は、前記OSD生成部により生成されたオンスクリーン情報を表示出力することを特徴としたものである。
の技術手段は、第1乃至第のいずれか1の技術手段において、各種の情報を通知するための通知部を備え、前記通知部は、前記情報統合部により統合された前記記録媒体の残時間が所定値以下になったときに、その旨を通知することを特徴としたものである。
本発明によれば、記録媒体に形成された記録領域毎に容量情報(残容量等)を取得し、取得した容量情報を統合することにより、記録媒体の残容量をユーザにわかりやすい時間情報などの形で表示出力することができるため、複数の記録領域が形成された記録媒体の残容量を一元的に管理することができる。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の録画再生装置に係る好適な実施の形態について説明する。なお、同じ機能を有する部分については同じ符号を付し、繰り返しの説明は省略するものとする。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係る録画再生装置の基本的な構成例を示すブロック図である。図1(A)は録画再生装置の全体構成を示し、図1(B)は容量情報管理部の構成を示す。図中、10は録画再生装置で、該録画再生装置10は、リムーバブル記録媒体22を着脱可能に接続するための外部入出力インタフェース(I/F)11と、映像情報を入力するための受信部12と、操作入力部20からの操作信号を入力するユーザI/F13と、録画再生装置10を制御するCPUやメモリ等を備えた制御部14と、映像情報の暗号化用情報/復号化用情報を生成し、映像情報を暗号化/復号化する暗号化部15と、映像情報を再生する再生部16と、映像情報を一時的に保持するバッファ17と、リムーバブル記録媒体22の容量情報(残容量など)を管理する容量情報管理部18と、ユーザの要求やストリームのデータ部の情報および容量情報管理部18で生成された情報を示すOSD(On Screen Display)を生成するOSD生成部19と、から構成されている。
また、操作入力部20及び表示部21は、録画再生装置10と一体または外部接続されて配置される。また、リムーバブル記録媒体22は、録画再生装置10とは独立して、録画再生装置10に着脱可能に配置される。尚、図中、点線の矢印は制御信号の流れ、実線の矢印はデータ信号の流れを示す。
図1(A)における上記各部について詳細に説明する。外部入出力I/F11は、録画再生装置10とリムーバブル記録媒体22を接続するためのインタフェースである。この外部入出力I/F11は、リムーバブル記録媒体22の着脱機構とデータの読み書きを行うインタフェースも保持している。受信部12は、映像情報を入力するための手段であって、例えば、デジタル放送信号あるいはアナログ放送信号を受信するチューナや、IEEE1394インタフェースなどの入力手段、デジタルカメラからの入力手段などであってもよい。
ユーザI/F13は、デジタル放送の選局や録画再生動作等の録画再生装置10における動作の選択を行う部分である。制御部14は、ユーザI/F13からの入力に基づき、各構成部の制御を行う部分である。暗号化部15は、映像情報の暗号化用情報/復号化情報を生成し、映像情報の暗号化/復号化を行う部分である。再生部16は、映像情報の再生を行う部分である。バッファ17は、受信または再生のための映像情報を一時的にためるためのバッファである。操作入力部20は、ユーザが録画再生装置10を操作するためのリモコンや本体操作部などの操作手段である。
リムーバブル記録媒体22は、2以上の記録領域が形成され、本例では、コンテンツを記録するための通常領域221と、ライセンスを記録するためのセキュア領域222とに区別される。各領域の残容量に関する情報は外部入出力I/F11を介して容量情報管理部18に入力される。なお、ライセンスとは、通常領域221に記録されたコンテンツの利用条件と鍵を含む本発明の暗号化情報に相当するものである。
容量情報管理部18は、リムーバブル記録媒体22から取得される残容量情報を管理するための手段である。この容量情報管理部18は、図1(B)に示すように、例えば、記録領域毎に容量情報を取得する容量情報取得部181,182と、容量情報取得部181,182で取得した容量情報を統合する容量情報統合部183とで構成される。ただし、容量情報取得部181,182は、リムーバブル記録媒体22の領域毎に複数あってもよいし、領域の数に限らず、1つでまかなっても構わない。
容量情報統合部183は、容量情報取得部181,182により取得された各記録領域の容量情報を比較し、その比較結果に基づいて、各記録領域の容量情報を統合する処理を行う。例えば、通常領域221とセキュア領域222の残容量をそれぞれ時間に換算し、換算した残時間を比較する。その結果、例えば、大きいほうの残容量を採用し、これをOSD表示するようにしてもよい。
OSD生成部19は、ユーザの要求やストリームのデータ部の情報、および容量情報管理部18で生成された情報を示すためのOSD(オンスクリーン情報)を生成する。表示部21は、映像情報およびユーザI/F13の操作により作成されるOSDを表示するためのLCD(Liquid Crystal Display)などのディスプレイである。リムーバブル記録媒体22は、暗号化したコンテンツである映像情報を通常領域221に、その映像情報を利用するのに必要な暗号化情報であるライセンスをセキュア領域222に記録する。
外部入出力I/F11は、リムーバブル記録媒体22との間でデータの読み書きを行うインタフェースであり、本実施形態では、例えばATA(AT Attachment)インタフェースを用いるが、USB(Universal Serial Bus)や、IEEE1394などのインタフェースを用いてもよい。また、受信部12は、デジタル放送信号を受信するためのチューナである。
リムーバブル記録媒体22へのデータの読み書きを行う外部入出力I/F11と、デジタル放送信号の受信部12と、映像情報のデコードを行う再生部16などに関しては、商品化されている既存のデジタルハイビジョンレコーダなどと同様の機能を実現するものである。
操作入力部20は、典型的には操作リモコンや、録画再生装置10に具備されているボタンなどである。表示部21は、例えば、液晶ディスプレイや、プラズマディスプレイ、ELディスプレイなどのディスプレイ装置である。また、リムーバル記録媒体22は、例えばリムーバブルハードディスクなどの外部記録媒体である。ただし、本実施形態では、記録媒体をリムーバブル記録媒体としているが、記録媒体はリムーバブルでなく録画再生装置10に内蔵されているものなどでも構わない。
図2は、リムーバブル記録媒体22におけるデータ構造の一例を示す図である。図中、リムーバブル記録媒体22の通常領域221は、コンテンツファイル221aと、コンテンツファイル221bと、これらコンテンツファイル221a,221b以外の領域である残り通常領域221cとで構成される。また、リムーバブル記録媒体22のセキュア領域222は、コンテンツファイル221aに対応した暗号化情報セット222aと、コンテンツファイル221bに対応した暗号化情報セット222bと、これら暗号化情報セット222a,222b以外の領域である残りセキュア領域222cとで構成される。
上記の暗号化情報セットは、対応するコンテンツデータの一分につき、一回暗号鍵などが更新され、120個まで記録できる暗号化情報テーブルのうち、いくつまで使っているかを示す情報であるとする。この場合、コンテンツファイル221aには、6つの暗号化情報が割り当てられていることになる。
また、コンテンツファイル(コンテンツデータ)は、通常領域221の記録可能バイト数がいっぱいになるまで記録することができ、一方、暗号化情報セットは、対応するコンテンツデータの一分につき、一回更新され、セキュア領域222に120個まで記録することができる。
このように割り当てたときに、通常領域221の残容量である残通常領域221cと、セキュア領域222の残容量である残セキュア領域222cとが作成され、それぞれバイト数と暗号化情報数で表すことが可能である。
通常領域221において、実際にコンテンツデータがあと何時間分記録できるかを示す残容量時間は、残りバイト数に対して、記録するコンテンツデータのビットレートから算出することができる。一方、セキュア領域222の残容量時間は、コンテンツデータに割り当てられた暗号化情報の個数から算出することができる。
図3は、リムーバブル記録媒体22が備える通常領域221及びセキュア領域222からの残容量時間を示すためのデータテーブルの一例を示す図である。図3(A)に示すように、通常領域221の残りバイト数を10,000Mバイトとした場合、ビットレートが24Mbpsであれば、残容量時間はおよそ0.9時間となり、ビットレートが10Mbpsであれば、残容量時間はおよそ2.2時間となる。また、図3(B)に示すように、セキュア領域222に記録可能な暗号化情報の残個数を60個とした場合、残容量時間はおよそ1.0時間となる。この残容量時間の管理は、容量情報管理部18により実行される。
図4は、本発明に係る録画再生装置10によるシステム構成の一例を示す図である。図1に示した構成を持つ録画再生装置10は、録画再生装置10の外部出力映像を表示する表示部21であるテレビジョン受像機と接続され、操作入力部20であるリモートコントローラ(リモコン)により操作される。図中、表示部21は、OSDを画面表示するためのOSD部21aを備える。また、録画再生装置10は、1つ以上のLED(発光ダイオード)で構成されたLED部10aと、本体側の操作/表示部である操作パネル10bとを備える。
図5は、リムーバブル記録媒体22の領域毎の残容量時間を表示する処理の流れの一例を説明するためのフロー図である。ここでは、図4に示した録画再生装置10に、リムーバブル記録媒体22が挿入され、その残容量時間を表示するまでの処理について説明する。
まず、録画再生装置10が備える制御部14は、外部入出力I/F11を介してリムーバブル記録媒体22から、通常領域221の容量情報(残容量)とセキュア領域222の容量情報(残容量)を取得する(ステップS1)。次に、容量情報管理部18は、取得した各領域の容量情報をそれぞれ同じ単位である残容量時間に変換する(ステップS2)。次に、容量情報管理部18は、変換した残容量時間を比較するなどして、例えば、より残量が少ないほうに合わせた表示用時間情報を生成する(ステップS3)。
次に、OSD生成部19が、容量情報管理部18で生成された表示用時間情報を表示するためのOSDを生成する(ステップS4)。次に、OSD生成部19は、制御部14からの指示に従って、生成したOSDを再生部16に送り(ステップS5)、再生部16は、このOSDをデコード処理し、表示部21のOSD部21aに表示出力する(ステップS6)。
ここで、図5に示したフローにおけるステップS2、S3の残容量時間の統合と表示用時間情報の作成に関して説明する。ここでは、通常領域とセキュア領域から、それぞれ残りバイト数と、残りの記録可能な暗号情報数を取得し、それらに基づく残容量をそれぞれ別の手段で同じ基準となる時間情報に置き換えて、その大小によって、少ないほうを統合した残容量時間として表示するための情報を作成している。
本実施形態では、単純に数値の大小で残時間を比較して表示する情報を作成しているが、作成方法はこれに限らず、数値の大きいものを作成しても構わないし、表示も両方同時に表示し、少ないほうを強調表示するなどしても良い。
図6は、OSD表示される残容量時間の一例を示す図である。図6(A)は残時間を統合し残時間の大きいものを文字表示した例を示す。ここでは、通常領域の残時間が0.9時間、セキュア領域の残時間が1時間であるため、残時間の大きいセキュア領域の1時間が文字表示されている。
図6(B)は残時間を領域毎に文字表示した例を示す。ここでは、通常領域の残時間が0.9時間、セキュア領域の残時間が1時間であり、両方の残時間を同時に文字表示すると共に、残時間の小さい通常領域の0.9時間を明示的に示している。
図6(C)は残時間と総記録可能時間を統合し残時間の大きいものを文字表示した例を示す。ここでは、通常領域の残時間が0.9時間、セキュア領域の残時間が1時間であるため、残時間の大きいセキュア領域の1時間とセキュア領域の総記録可能時間である2時間がまとめて文字表示されている。
図6(D)は残時間と総記録可能時間を領域毎に文字表示した例を示す。ここでは、通常領域の残時間及び総記録可能時間が0.9時間/2時間、セキュア領域の残時間及び総記録可能時間が1時間/2時間であり、両方の残時間及び総記録可能時間を同時に文字表示すると共に、残時間の小さい通常領域の0.9時間/2時間を明示的に示している。
図6(E)は残時間(及び総記録可能時間)を統合し残時間の大きいものをグラフィック表示した例を示す。ここでは、通常領域の残時間が0.9時間、セキュア領域の残時間が1時間であるため、残時間の大きいセキュア領域の1時間とセキュア領域の総記録可能時間である2時間がまとめてグラフィック表示されている。
図6(F)は残時間(及び総記録可能時間)を領域毎にグラフィック表示した例を示す。ここでは、通常領域の残時間及び総記録可能時間が40分/2時間、セキュア領域の残時間及び総記録可能時間が80分/2時間であり、両方の残時間及び総記録可能時間が区別可能なように同時にグラフィック表示されている。
図6に示す表示例は、これらの形式に限定されるものではなく、文字及び/又はグラフィックを用いて、取得した残容量情報をユーザに提示する手法であればよく、例えば、図7に示すように文字とグラフィックの組み合わせなどであってもよい。
図7(A)は残時間を統合し残時間の大きいものを文字及びグラフィック表示した例を示す。ここでは、通常領域の残時間が0.9時間、セキュア領域の残時間が1時間であるため、残時間の大きいセキュア領域の1時間が文字及びグラフィック表示されている。
図7(B)は残時間を領域毎に文字及びグラフィック表示した例を示す。ここでは、通常領域の残時間が40分、セキュア領域の残時間が80分であり、両方の残時間を同時に文字及びグラフィック表示すると共に、残時間の小さい通常領域の40分を明示的に示している。
図7(C)は残時間と総記録可能時間を統合し残時間の大きいものを文字及びグラフィック表示した例を示す。ここでは、通常領域の残時間が0.9時間、セキュア領域の残時間が1時間であるため、残時間の大きいセキュア領域の1時間とセキュア領域の総記録可能時間である2時間がまとめて文字及びグラフィック表示されている。
図7(D)は残時間と総記録可能時間を領域毎に文字及びグラフィック表示した例を示す。ここでは、通常領域の残時間及び総記録可能時間が40分/2時間、セキュア領域の残時間及び総記録可能時間が80分/2時間であり、両方の残時間及び総記録可能時間を同時に文字及びグラフィック表示すると共に、残時間の小さい通常領域の40分/2時間を明示的に示している。
本実施形態において説明しなかった部分(通常のコンテンツの記録再生や暗号化、表示など)に関しては、既存のデジタルハイビジョンレコーダにおいて実現されている方法と同様の方法で実現できる。
また、図4に示した構成で、OSDによる画面表示以外に、LEDや音声などで通知しても構わない。その場合、図6及び図7に示したOSD表示と組み合わせてもよいし、組み合わせずに個別に使ってもよい。この場合、システム構成としては、図1に示したOSD生成部19とは別に、各通知用のデータ生成部と、それを出力するための出力制御部と、LEDや音声などの通知部とが必要になる。
図8は、本発明に係る録画再生装置10の他の構成例を示すブロック図である。図中、録画再生装置10は、図1に示したOSD生成部19の代わりに、通知用のデータを生成するためのデータ生成部23と、生成したデータの出力処理を制御する出力制御部24と、ユーザに対して各種通知を行うためのLEDやスピーカなどの通知部25と、を備えて構成される。なお、上記構成以外であってもよく、例えば、OSD生成部19を備え、さらに、データ生成部23、出力制御部24、及び通知部25を備える構成としてもよい。
通知部25は、容量情報管理部18(容量情報統合部183)により統合されたリムーバブル記録媒体22の残容量が所定値以下になったときに、その旨を通知する。通知方法としては、例えば、LEDを点滅させたり、警告音や音声を出力させたり、本体操作パネルの表示部にメッセージを表示させるなど、種々考えられる。
以上の説明において、記録するコンテンツが、通常領域とセキュア領域の両方を使用して記録する場合を例示してきたが、例えば、暗号化情報がなく、通常領域のみを使用して記録するコンテンツであってもよい。この場合は、図9に示す処理フローとなり、使用する領域に応じて記録するための残容量表示を切り替えるようにしてもよい。
すなわち、記録対象が暗号化を必要とするコンテンツである場合、2つの残容量情報から統合した残容量を表示し、一方、暗号化を必要としないコンテンツを記録対象とした場合、1つの残容量情報のみを表示するようにしてもよい。この場合、表示の切替は、制御部14の制御での自動切換えでも、ユーザがリモコンなどの操作入力部20から指示をして切り換えても構わない。
図9は、リムーバブル記録媒体22の領域毎の残容量時間を表示する処理の流れの他の例を説明するためのフロー図である。ここでは、図4に示した録画再生装置10に、リムーバブル記録媒体22が挿入され、その残容量時間を表示するまでの処理について説明する。
まず、録画再生装置10が備える制御部14は、リムーバブル記録媒体22に記録されているコンテンツが、暗号化情報の必要なコンテンツかどうかを判断する(ステップS11)。
ステップS11において、暗号化情報の必要なコンテンツの場合(YESの場合)、前述の図5に示した処理フローと同様に、リムーバブル記録媒体22から、通常領域221の容量情報(残容量)とセキュア領域222の容量情報(残容量)を取得する(ステップS12)。次に、容量情報管理部18は、取得した各領域の容量情報をそれぞれ同じ単位である残容量時間に変換する(ステップS13)。次に、容量情報管理部18は、変換した残容量時間を比較するなどして、例えば、より残量が少ないほうに合わせた表示用時間情報を生成する(ステップS14)。
次に、OSD生成部19が、容量情報管理部18で生成された表示用時間情報を表示するためのOSDを生成する(ステップS15)。次に、OSD生成部19は、制御部14からの指示に従って、生成したOSDを再生部16に送り(ステップS16)、再生部16は、このOSDをデコード処理し、表示部21のOSD部21aに表示出力する(ステップS17)。
一方、ステップS11において、暗号化情報の必要なコンテンツでない場合(NOの場合)、リムーバブル記録媒体22から、通常領域221の容量情報(残容量)を取得する(ステップS18)。次に、容量情報管理部18は、取得した通常領域の容量情報を残容量時間に変換し、変換した残容量時間から表示用時間情報を生成する(ステップS19)。
次に、OSD生成部19が、容量情報管理部18で生成された表示用時間情報を表示するためのOSDを生成する(ステップS20)。次に、OSD生成部19は、制御部14からの指示に従って、生成したOSDを再生部16に送り(ステップS21)、再生部16は、このOSDをデコード処理し、表示部21のOSD部21aに表示出力する(ステップS22)。
参考例
図10は、本発明の参考例に係る装置構成例を示すブロック図である。図中、18′は記録情報管理部で、該記録情報管理部18′は、記録情報取得部181′、182′、及び記録情報統合部183′を備えて構成される。本参考例における録画再生装置は、図1に示した容量情報管理部18の代わりに、記録情報管理部18′を備え、その他の構成は図1に示した構成と同様とする。
前述の第1の実施形態においては、残容量を、記録対象とする記録媒体で設定されたバイト数や暗号化情報の個数で説明してきたが、このようなものに限らなくてもよい。例えば、記録媒体ではなく、コンテンツそのものの暗号化情報の個数を定め、コンテンツ単位での記録時間の残時間を同じようにして表示するようにしてもよい。
図10において、記録情報取得部181′、182′は、リムーバブル記録媒体22に記録されたコンテンツ毎に少なくとも2つの記録情報を取得し、記録情報統合部183′は、記録情報取得部181′、182′で取得された記録情報を統合する。表示部21は、記録情報統合部183′で統合されたリムーバブル記録媒体22の残容量をコンテンツ単位で表示する。なお、コンテンツの記録情報とは、例えば、コンテンツ容量(バイト数)と、コンテンツに割り当てられた暗号化情報の個数とをいう。もちろん、暗号化情報の必要ない、すなわち、1つの記録情報のみを使用するコンテンツを対象としてもよい。
第1の実施形態では、リムーバブル記録媒体22に形成された各記録領域の残容量に基づいてリムーバブル記録媒体22の残容量を求めたのに対して、第2の実施形態では、コンテンツ容量、すなわち各記録領域の記録済み容量に基づいてリムーバブル記録媒体22の残容量を求めるようにしている。求めた残容量の出力方法は、第1の実施形態と同様に、残容量を時間に換算した残時間情報をOSD表示する方法や、LEDや音声などの各種通知による方法などを用いることができる。
以上説明したように、本発明によれば、記録媒体に形成された記録領域毎に容量情報(残容量等)を取得し、取得した容量情報を統合することにより、記録媒体の残容量をユーザにわかりやすい時間情報などの形で表示出力することができるため、複数の記録領域が形成された記録媒体の残容量を一元的に管理することができる。
本発明の第1の実施形態に係る録画再生装置の基本的な構成例を示すブロック図である。 リムーバブル記録媒体におけるデータ構造の一例を示す図である。 リムーバブル記録媒体が備える通常領域及びセキュア領域からの残容量時間を示すためのデータテーブルの一例を示す図である。 本発明に係る録画再生装置によるシステム構成の一例を示す図である。 リムーバブル記録媒体の領域毎の残容量時間を表示する処理の流れの一例を説明するためのフロー図である。 OSD表示される残容量時間の一例を示す図である。 OSD表示される残容量時間の他の例を示す図である。 本発明に係る録画再生装置の他の構成例を示すブロック図である。 リムーバブル記録媒体の領域毎の残容量時間を表示する処理の流れの他の例を説明するためのフロー図である。 本発明の参考例に係る装置構成例を示すブロック図である。
符号の説明
10…録画再生装置、11…外部入出力I/F、12…受信部、13…ユーザI/F、14…制御部、15…暗号化部、16…再生部、17…バッファ、18…容量情報管理部、19…OSD生成部、20…操作入力部、21…表示部、22…リムーバブル記録媒体、23…データ生成部、24…出力制御部、25…通知部、181,182…容量情報取得部、183…容量情報統合部、221…通常領域、222…セキュア領域、18′…記録情報管理部、181′,182′…記録情報取得部、183′…記録情報統合部。

Claims (5)

  1. 記録媒体にコンテンツを記録し、記録したコンテンツの再生を行う録画再生装置において、
    前記記録媒体は、コンテンツを記録するための通常領域と、該通常領域のコンテンツの利用条件と鍵を含む暗号化情報を記録するためのセキュア領域とを含んで構成され、
    前記録画再生装置は、前記通常領域のバイト数と前記セキュア領域の暗号化情報の個数とに基づいて、前記通常領域及び前記セキュア領域それぞれの残容量を取得し、該取得した各領域の残容量を、コンテンツを記録可能な残時間に変換する情報取得部と、
    該情報取得部で変換された前記通常領域及び前記セキュア領域それぞれの残時間を比較し、その比較結果に基づいて、前記通常領域及び前記セキュア領域それぞれの残時間を表示用情報に統合する情報統合部と、
    該情報統合部で統合した表示用情報を表示出力する表示部とを備えていることを特徴とする録画再生装置。
  2. 請求項1に記載の録画再生装置において、
    前記記録媒体は、少なくとも1つの記録領域を使用するコンテンツを記録可能としたことを特徴とする録画再生装置。
  3. 請求項1又は2に記載の録画再生装置において、
    前記記録媒体は、2以上の記録領域が形成され、
    前記録画再生装置は、前記記録媒体の各記録領域にアクセスする手段を備えていることを特徴とする録画再生装置。
  4. 請求項1乃至のいずれか1項に記載の録画再生装置において、
    前記情報統合部により統合された前記記録媒体の残時間を通知するためのオンスクリーン情報を生成するOSD生成部を備え、
    前記表示部は、前記OSD生成部により生成されたオンスクリーン情報を表示出力することを特徴とする録画再生装置。
  5. 請求項1乃至のいずれか1項に記載の録画再生装置において、
    各種の情報を通知するための通知部を備え、
    前記通知部は、前記情報統合部により統合された前記記録媒体の残時間が所定値以下になったときに、その旨を通知することを特徴とする録画再生装置。
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