JP2006295515A - 録画再生端末装置及び録画コンテンツの管理方法 - Google Patents

録画再生端末装置及び録画コンテンツの管理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 録画再生端末の外部ストレージに録画する場合に、この外部ストレージが未接続の状態でも録画コンテンツを再生可能とする。
【解決手段】 録画再生装置100の録画時管理部102は、ストレージから録画先ストレージのモデル名とシリアル番号を取得し、録画先ストレージの録画位置を取得し、各録画コンテンツに対応してコンテンツID、録画先ストレージのモデル名とシリアル番号および録画位置を含む管理情報を管理情報記録部104に格納する。再生時管理部103は、管理情報記録部104に格納されるすべての管理情報を取得し、管理情報の各々について録画先ストレージが接続され、かつその録画位置に当該コンテンツIDをもつ録画コンテンツが存在するか否か判定し、管理情報に含まれる録画コンテンツについての情報と上記の判定結果を録画再生アプリケーションに通知する。録画再生APは、録画先ストレージが未接続であるとき、そのモデル名とシリアル番号を表示する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、コンテンツの録画再生が可能な端末装置に関し、特に、外部ストレージの接続、および外部ストレージへのコンテンツ録画再生が可能な端末装置において、録画コンテンツの管理技術に関する。
著作権保護対象コンテンツの録画再生端末は、録画時には符号化データを暗号化して端末内蔵のストレージへ録画し、該録画コンテンツから一意に定まる様に生成した識別情報と、録画先ディレクトリとを管理情報として端末内に保存し、再生時には録画コンテンツから生成した識別情報と管理情報内の識別情報との整合が取れている場合に、録画先ディレクトリの録画コンテンツを復号化して再生するものが一般的である。
一方、コンテンツのデータ量はデジタル放送におけるHD(High Definition)画質コンテンツに見られるように大きいものがあり、大量のコンテンツを端末内蔵のストレージのみで録画するのは難しくなってきており、外部ストレージへの録画が必須となる。例えば、内蔵のストレージ容量が200GBの端末に24Mbpsのコンテンツを録画する場合、1時間で10GB以上のストレージ容量を要し、約20時間分のコンテンツしか録画する事ができないため、2日分のコンテンツを録画するには、内蔵ストレージと同容量の外部ストレージが2つ必要となる。
また、外部ストレージへコンテンツの録画を行う場合、ユーザは1つの録画コンテンツを複数のストレージに亘って録画することが予想され、ユーザはコンテンツを録画したストレージを把握する等の煩雑なコンテンツ管理を強いられることになるため、録画コンテンツの管理機能が必要となる。
録画コンテンツの管理に関する従来技術が特許文献1に開示されている。特許文献1は、それぞれの録画コンテンツに対して録画コンテンツのIDと録画先ディレクトリを示すパス名を管理情報とし、それぞれの録画コンテンツの管理情報を参照テーブルとして端末に保持する。ユーザが操作するアプリケーションは、この参照テーブルを用いて録画コンテンツの管理を行う。参照テーブル内の管理情報と録画コンテンツの整合性が取れなくなった場合、例えばパス名により指示されるストレージ上のディレクトリに録画コンテンツが存在しない場合には、端末に接続されているストレージの全てのディレクトリを検索する。検索の結果、同一の録画コンテンツIDを持つコンテンツが発見された場合には、参照テーブルのパス名を発見したディレクトリに更新し、発見されなかった場合には、参照テーブル上の当該録画コンテンツの管理情報を削除する。以上の方法により、常に参照テーブルと録画コンテンツの整合性が確立できるため、ユーザ利便性を保つことが可能となる。
特開2004−252959号公報
上述した特許文献1は、接続されているストレージのみを検索して、自動的に参照テーブル上の録画コンテンツ管理情報の更新、削除を行う。このため、接続されていないストレージに録画されている録画コンテンツの管理情報は削除される。
外部ストレージは利用時にのみ接続するのが一般的であり、外部ストレージを未接続の状態で録画再生端末装置を使用することは日常的に考えられ、特許文献1の方法では録画コンテンツの管理情報が削除されてしまう。先述の通り、著作権保護対象となるコンテンツを再生するには、録画コンテンツから生成した識別情報と、管理情報内に保存した識別情報との間で整合が取れた場合にのみ再生が可能であるため、コンテンツ管理情報を削除すると再生が不可能となる。
本発明は、上述した様な状況に鑑みてなされたものであり、外部ストレージへ録画し、この外部ストレージが未接続の状態で録画再生端末を起動した場合でも再生可能な状態を維持し、かつ、ユーザは煩雑なコンテンツ管理を強いられることのない、コンテンツ管理技術を実現することを目的とする。
本発明は、コンテンツの録画時に、録画コンテンツのコンテンツIDを割り当て、ストレージから録画先ストレージのモデル名とシリアル番号を取得し、録画先ストレージの録画位置を取得し、各録画コンテンツに対応してコンテンツID、録画先ストレージのモデル名とシリアル番号および録画位置を含む管理情報を記憶装置に格納する技術を提供する。
また本発明は、コンテンツの一覧表示をするときに、この記憶装置に格納されるすべての管理情報を取得し、管理情報の各々について録画先ストレージが接続され、かつその録画位置に当該コンテンツIDをもつ録画コンテンツが存在するか否か判定し、管理情報に含まれる録画コンテンツについての情報と上記の判定結果を録画再生アプリケーションに通知する技術を特徴とする。
通知を受けた録画再生アプリケーションは、録画先ストレージが未接続であるとき、そのモデル名とシリアル番号を表示する。これによって、ユーザは、未接続のストレージを装置に接続することができる。
本発明によれば、コンテンツの録画再生端末装置において、ユーザに対しコンテンツが録画されている未接続ストレージ情報を明確に示すことが可能であり、ユーザは接続すべき外部ストレージを記憶する必要がないため、煩雑なコンテンツ管理が不要となる。更に、管理情報を削除しないため、後に録画先ストレージを録画再生端末に接続した場合でも録画コンテンツを再生することが可能となる。
以下、本発明の実施例について説明するが、本発明が本明細書の実施例に限定されない。本実施例の詳細について説明する前に、まず実施例の装置の概要について簡単に説明する。
図1は、本発明を適用した著作権保護対象コンテンツを含むコンテンツの録画再生端末装置100を示す図である。まず構成について説明する。
アナログチューナ108は、アナログ放送を受信するためのチューナであり、受信したアナログTV映像を符号化処理部111へ出力する。映像出力部109は、録画再生端末装置100と接続されており、外部の映像出力源のTV映像を入力して符号化処理部111へ出力する。符号化処理部111は、アナログチューナ108と映像出力部109より出力されたコンポジット映像信号等のTV映像から、MPEG2等の圧縮映像データへの符号化を行う。符号化処理部111は、符号化された圧縮映像データをコンテンツ管理部101へ出力する。
デジタルチューナ110は、デジタル放送を受信するためのチューナであり、受信したデジタル放送の圧縮映像データをコンテンツ管理部101へ出力する。
暗号化処理部112は、データを暗号化、復号化するための機能を有しており、バス118に接続されている。コンテンツ再生部113は、符号化された圧縮映像データをYUV等の非圧縮映像データへデコードするための機能を有しており、バス118に接続されている。
CPU114およびメモリ115は、録画再生端末装置100のOS(オペレーティングシステム)や、録画再生AP(アプリケーションプログラム)を動作させるための制御部であり、バス118に接続されている。表示制御部116は、OS画面やAP画面、コンテンツ視聴、一覧表示、再生映像等を表示部117に表示するために、これらの画面や映像を表示部117が表示可能な映像形式へ変換する機能を有しており、例えばRGB等などの映像形式の信号を表示部117へ出力する。表示部117は映像表示部であり、表示制御部116から出力された映像信号を受けて映像を表示する。
第一コンテンツ記録部105は、コンテンツを録画するための録画再生端末装置100の筐体内蔵のストレージであり、バス118に接続されている。このストレージは、半導体メディアでもディスクメディアでも構わない。また、OS、APもこの記録部内に保存される場合もある。
外部インタフェイス部107は、外部ストレージを接続するためのインタフェイスであり、バス118に接続されている。第二コンテンツ記録部106は、第一コンテンツ記録部105と同様に、コンテンツを録画するための外付けのストレージである。第一コンテンツ記録部105と同様にこちらも半導体メディアでもディスクメディアでも構わない。
コンテンツ管理部101は、録画再生APからの録画指示時にコンテンツ管理を行う録画時管理部102と、一覧表示指示時及び再生指示時にコンテンツ管理を行う再生時管理部103を有している。コンテンツ管理部101は、CPU114およびメモリ115から独立しており、CPU114の制御を受けない。コンテンツ管理部101は、ハードウェアによって実現されてもよいし、独自のCPU、メモリを有し、プログラムを実行することによって実現されてもよい。
録画時管理部102は、録画再生APからの録画指示に対し、録画コンテンツの著作権情報確認と、録画対象コンテンツが著作権保護対象であれば識別情報の生成と、録画対象コンテンツのID割当と、録画先ストレージ情報の取得と、録画位置の取得を行い、IDと、識別情報と、録画先ストレージ情報と、録画位置とを管理情報記録部104に保存する機能を有する。また、録画時管理部102は、符号化処理部111およびデジタルチューナ110から出力されている圧縮映像データをバス118へ出力する機能を有する。
ここで録画位置とは、OS又はAPがデイレクトリ、ファイルと判断可能な形の論理フォーマットがなされている記録メディアにおいて、その論理フォーマットに従って録画されるファイルの位置をいう。
再生時管理部103は、録画再生APからの一覧表示指示時に対し、全てのIDの識別情報と、録画先ストレージ情報と、録画位置を管理情報記録部104から取得する。そして、取得した情報を基に、全IDの管理情報が示すストレージの録画位置に同一IDかつ識別情報が整合する録画コンテンツが存在するか否かを判定する。この判定が終了した後、再生時管理部103は、録画再生APに対して判定結果を通知する機能を有する。
管理情報記録部104は、録画コンテンツの管理情報を記録するための記憶装置を有している。先述同様こちらも半導体メディアでもディスクメディアでも構わない。また、管理情報記録部104がバス118に接続されていないのは、この管理情報に対して一般のユーザ、AP等が容易にアクセスできない様にするためである。このため、容易にアクセスできない様な機能を有していれば、バス118に接続しても構わない。
次に、動作について説明する。録画再生端末装置の基本的な動作として、録画と、一覧表示と、再生とがある。これらの動作は録画再生APから指示されて開始される。
まずは録画時の動作に関して、図2に示す処理のフローチャートを用いて説明する。録画再生APから録画を指示されると、録画時管理部102は、コンテンツの録画位置を録画再生APから取得し(ステップ201)、取得した録画位置から録画コンテンツが記録されるストレージのモデル名、シリアル番号を録画先ストレージ情報とするため、録画先ストレージから直接取得する(ステップ202)。録画位置に関しては、予め録画再生APにより定められた位置、またはユーザにより指定された位置とする。録画先ストレージ情報の取得に関しては、録画再生APから通知してもらっても構わない。また、録画先ストレージ情報に対してユーザは自由にストレージ名を命名することも可能であり、このストレージ名も含めて録画先ストレージ情報としても良い。
次に、録画時管理部102は、録画対象コンテンツから著作権保護情報を取得する(ステップ203)。アナログチューナ108、映像出力部109又はデジタルチューナ110から入力される著作権保護されるコンテンツは、コンテンツ管理部101へコピー不可の信号を出力する。録画対象コンテンツが著作権保護対象でなければ(ステップ204非保護対象)、その録画コンテンツは暗号化をする必要がないため、識別情報を生成せずに、コンテンツIDを割り当て、コンテンツIDと録画先ストレージ情報と録画位置とを管理情報記録部104に保存する(ステップ205)。以上により、録画コンテンツの管理情報の保存が完了したため、録画時管理部102は、コンテンツをストレージに録画する旨を録画再生APに通知する(ステップ208)。この通知を受け、録画再生APは、録画対象コンテンツをコンテンツ管理部101から第一コンテンツ記録部105又は第二コンテンツ記録部106の録画位置(記録位置)へ転送する。
一方、録画対象コンテンツが著作権保護対象であれば(ステップ204保護対象)、その録画コンテンツを暗号化する必要があるため、録画時管理部102は、再生の可不可を判断するための識別情報を該録画コンテンツに基づいて生成する(ステップ206)。識別情報は、該録画コンテンツとの間で一意に定まるものならばどのような情報でも良い。例えば、録画コンテンツのハッシュ値を用いても良い。そして識別情報を生成した後、録画時管理部102は、コンテンツIDを割り当て、コンテンツIDと、識別情報と、録画先ストレージ情報と、録画位置とを管理情報記録部104に保存する(ステップ207)。以上により、録画コンテンツの管理情報の保存が完了したため、録画時管理部102は、該録画コンテンツを暗号化してストレージに録画する旨を録画再生APに通知する(ステップ208)。この通知を受け、録画再生APは、暗号化をするためにコンテンツ管理部101から暗号化処理部111へ目的の録画コンテンツデータを転送する。暗号化のための鍵は、鍵シードから生成することとし、鍵と、鍵シード共にどこで生成しても良い。例えば、録画再生AP又はコンテンツ管理部101が生成する。以上により生成された鍵を用いて、暗号化処理部112による暗号化が完了した後、録画再生APは、その録画コンテンツデータを暗号化処理部112から第一コンテンツ記録部105又は第二コンテンツ記録部106の定められた録画位置へ転送する。録画再生APは、暗号化コンテンツデータの先頭にコンテンツIDと鍵シードを付加して録画位置に保存する。
録画中に録画位置のストレージの空き容量が無くなった場合、またはユーザ指定により録画位置が変更された場合は、録画再生APは、あらかじめ定められた録画位置、またはユーザ指定の録画位置のストレージに対して録画を続行する。録画時管理部102は、この録画位置とストレージ情報を同一IDの管理情報に追加して管理情報記録部104に保存する。
以上の様な処理手順により、コンテンツの録画が完了する。
次に、第一コンテンツ記録部105及び第二コンテンツ記録部106に録画されているコンテンツと、管理情報記録部104に保存されている情報の具体例として、図3と図4を用いて説明する。
図3は、第一コンテンツ記録部105及び第二コンテンツ記録部106にコンテンツを録画した状態を示している。第一コンテンツ記録部 105のcnt1ディレクトリ501にID0001の録画コンテンツ505が録画され、cnt77ディレクトリ502にID0004の録画コンテンツ506が録画されている。第二コンテンツ記録部106のcnt2ディレクトリ503にID0002の録画コンテンツ507が録画され、cnt55ディレクトリ504にID0003の録画コンテンツ508が録画されている。第一コンテンツ記録部 105のストレージモデル名、シリアル番号はそれぞれ、H_200GB、1234であり、第二コンテンツ記録部106のストレージモデル名、シリアル番号はそれぞれ、S_120GB、5678である。録画コンテンツのデータフォーマットは、録画コンテンツ505から録画コンテンツ508に示す通り、コンテンツID、鍵シード、暗号化コンテンツデータとなっている。コンテンツIDと鍵シードは、録画コンテンツデータに付加されたデータである。
一方、図4は、管理情報記録部104に保存された図3に示す録画コンテンツの管理情報を示している。先述の通り管理情報記録部104には、コンテンツID、識別情報、録画先ストレージおよび録画位置が保存されている。コンテンツIDに対応して番組名などコンテンツの名称を登録してもよい。ID0001の管理情報509は、ID0001の録画コンテンツ505、ID0002の管理情報510はID0002の録画コンテンツ507、ID0003の管理情報511はID0003の録画コンテンツ508、ID0004の管理情報512はID0004の録画コンテンツ506に対応している。例えば、ID0001の録画コンテンツ505に着目すると、ストレージモデル名H_200GB、シリアル番号1234のストレージのcnt1ディレクトリに録画されているため、ID0001の管理情報509にはこれらの情報が保存されている。識別情報は先述の通り、ID0001の録画コンテンツ505から一意に定まる情報である。
次に一覧表示および再生時の動作に関して、図5のフローチャートを用いて説明する。まず、録画再生APから一覧表示を指示されると、再生時管理部103は、管理情報記録部104から全コンテンツIDの管理情報を取得する(ステップ301)。これらの管理情報には、録画先ストレージ、録画位置が含まれているため、再生時管理部103は、この情報を基に、コンテンツ記録部にアクセスし、各コンテンツIDをもつ録画コンテンツが存在するか否かを判定する(ステップ302)。ここで録画コンテンツが存在するとは、登録された録画先ストレージで識別されるストレージが録画再生端末装置100に内蔵又は接続されており、かつ登録された録画位置に記録される録画コンテンツのコンテンツIDが登録されたコンテンツIDと一致することを意味する。
ここで、録画コンテンツが存在しない場合(ステップ303No)、再生時管理部103は、該当するIDの録画コンテンツを再生不可と判定する(ステップ309)。一方、存在する録画コンテンツに関しては、再生時管理部103は、識別情報の登録有無により、著作権保護対象か否かを判定する(ステップ304)。著作権保護対象の録画コンテンツに関しては、再生時管理部103は、それぞれ識別情報をその録画コンテンツから生成し(ステップ305)、ステップ301で取得した管理情報内の識別情報と比較する(ステップ306)。上記の通り、識別情報は録画コンテンツから一意に定まる値であるため、整合しない場合にはその録画コンテンツが管理している録画コンテンツと異なっている(改竄されている)と判断できる。このため、識別情報が整合しない場合には(ステップ307)、再生時管理部103は、該当する録画コンテンツを再生不可と判定する(ステップ309)。識別情報が整合する録画コンテンツは正常であると判断できるため、再生時管理部103は、ステップ304の判定により著作権保護対象でない録画コンテンツと共に、再生可能と判定する(ステップ308)。
以上により、再生可不可の判定が完了したため、再生時管理部103は、録画再生APに対して各録画コンテンツの再生可不可情報を通知する。更に、再生時管理部103は、再生不可な録画コンテンツに関して、録画再生APに録画先ストレージのモデル名、シリアル番号、録画位置及び再生不可の理由(ストレージの接続なし、該当するコンテンツが見当たらない、または識別情報の不整合)を通知する。録画再生APは、この通知を受け、録画コンテンツ一覧表示を行う(ステップ310)。一覧表示の具体例は後述することとし、次に再生までの動作について説明する。
一覧表示された後、ユーザにより再生コンテンツが選択されると(ステップ311)、録画再生APは、該当IDの録画コンテンツが再生可能か否かを取得した情報を基に判定する(ステップ312)。録画再生APは、再生可能な場合に再生を行う(ステップ315)。再生不可な場合には、録画再生APは、ユーザに対して、ストレージ接続なしの録画コンテンツについて録画先ストレージのモデル名、シリアル番号および録画位置を表示し、これに該当するストレージを接続する旨を表示する(ステップ313)。その後、該当するストレージが接続されない場合には(ステップ314No)、録画再生APは、ユーザに対して再生不可能な旨を表示する、若しくはユーザがキャンセルするまでストレージの接続を待ち続ける(ステップ316)。一方、該当するストレージが接続された場合は(ステップ314Yes)、再びステップ303に戻り、再生時管理部103が該当する録画コンテンツの再生の可不可を判定し、可能であれば録画再生APがコンテンツの再生を行う(ステップ315)。
再生対象コンテンツが著作権保護対象である場合には、録画再生AP又は再生時管理部103は、図3で示した鍵シードを元に鍵を生成し、暗号化処理部112が復号化を行い、その後にコンテンツ再生部113がコンテンツを再生する。著作権保護対象でない場合には、暗号化処理部112を用いる必要がないため、コンテンツ再生部113がそのままコンテンツを再生する。なお録画コンテンツが見当たらないか、識別情報の不整合の通知を受けたとき、録画再生APは、「不正なコンテンツです」のような表示を行う。
同一コンテンツIDに複数の録画位置とストレージ情報が存在する場合には、録画再生APは、先に記録された録画位置の部分コンテンツ再生の後、追加された録画位置の部分コンテンツ再生を行う。追加された録画位置の再生の場合も先述と同様にステップ312からステップ316の処理を実行する。
以上の様な流れにより、コンテンツの一覧表示および再生が完了する。
なお各録画再生端末装置100に固有のデータ(装置の製造番号など)と鍵シードから録画コンテンツを暗号化/復号化するための鍵を生成してもよい。鍵シード自体が固有データを含んでもよい。録画再生AP又は再生時管理部103は、録画コンテンツを復号化するとき鍵を生成し、録画再生APは、その鍵によって録画コンテンツを復号できるか否かを判定する。このようにすると、コンテンツを録画した録画再生端末装置100のみがその録画コンテンツを再生でき、それ以外の端末装置はその録画コンテンツを再生できないように制御できる。
ここで、一覧表示の具体例として図6を用いて説明する。図6は、図3と図4に示す様な録画コンテンツが存在する状態で、第二コンテンツ記録部106が録画再生端末に接続されていない場合の一覧表示である。第二コンテンツ記録部106が接続されていないため、ID0002とID0003の録画コンテンツが存在しないことが管理情報を基にした録画コンテンツの確認により判明する。一方、管理情報からは、ID0002とID0003の録画先ストレージのモデル名とシリアル番号、録画位置が判明するため、録画再生APは、表示画面513の様に表示することができる。ID0001とID0004は再生可能であるため、再生可な旨が表示される(514,517)。一方、再生不可なID0002とID0003は、再生不可な旨に加え、録画先ストレージ情報であるモデル名とシリアル番号と録画位置が表示される(515,516)。ユーザがストレージ名を命名している場合は、録画先ストレージ情報に加え、そのストレージ名を示しても良い。
図6に示される情報が表示される状況で、ユーザがID0003の録画コンテンツの再生を指定した場合の表示の具体例として図7を用いて説明する。ID0003の録画コンテンツは未接続である第二コンテンツ記録部106に録画されているため、ユーザにより再生が指示されると、録画再生APは、518に示す様に接続するストレージのモデル名、シリアル番号のストレージを接続する旨の表示と、接続完了又は接続キャンセルを指定できるようにする。また、ユーザがストレージ名を命名している場合は、録画先ストレージ情報に加え、そのストレージ名を示しても良い。
なお図6又は図7に示す表示画面において、再生可の録画コンテンツについて、録画先ストレージ情報、コンテンツID、対応する番組名などを表示してもよい。
実施例のシステム構成図である。 実施例のコンテンツ録画時の動作を示すフローチャートである。 実施例のコンテンツ記録部に録画されるコンテンツのデータ形式を示す図である。 実施例の管理情報記録部に保存されるコンテンツ管理情報を示す図である。 実施例のコンテンツ一覧表示と再生時の動作を示すフローチャートである。 実施例のコンテンツ一覧表示を示す図である。 実施例の未接続ストレージのコンテンツの再生指示時の表示画面を示す図である。
符号の説明
100…録画再生装置、101…コンテンツ管理部、102…録画時管理部、103…再生時管理部、104…管理情報記録部、105…第一コンテンツ記録部、106…第二コンテンツ記録部、107…外部インタフェイス部

Claims (20)

  1. 録画コンテンツの情報を入力する入力部と、
    前記録画コンテンツを記録するストレージと、
    外付けのストレージを接続可能とする外部インタフェイス手段と、
    前記録画コンテンツのコンテンツIDを割り当てる手段と、
    前記ストレージから録画先ストレージのモデル名とシリアル番号を取得する手段と、
    前記録画先ストレージの録画位置を取得する手段と、
    前記録画コンテンツの管理情報を格納する記憶手段と、
    当該録画コンテンツに対応して前記のコンテンツID、録画先ストレージのモデル名とシリアル番号および録画位置を含む管理情報を前記記憶手段に格納する手段と、
    入力される前記録画コンテンツを暗号化する手段と、
    暗号化された前記録画コンテンツを前記録画位置へ転送する手段とを有することを特徴とする録画再生端末装置。
  2. 前記録画コンテンツには、前記コンテンツIDと暗号化の際の鍵生成の元になる情報が付加されることを特徴とする請求項1記載の録画再生端末装置。
  3. 前記鍵生成の元になる情報は、前記録画再生端末装置に固有の情報を含み、当該録画再生端末装置を用いることにより暗号化された前記録画コンテンツを復号可能とすることを特徴とする請求項2記載の録画再生端末装置。
  4. 前記録画再生端末装置は、さらに入力される前記録画コンテンツの内容情報から一意に定められる識別情報を生成する手段を有し、前記管理情報は、前記コンテンツIDに対応して前記識別情報を含むことを特徴とする請求項1記載の録画再生端末装置。
  5. 録画コンテンツを記録するストレージと、
    外付けのストレージを接続可能とする外部インタフェイス手段と、
    前記録画コンテンツに対応してコンテンツID、録画先ストレージのモデル名とシリアル番号および前記録画先ストレージの録画位置を含む管理情報を格納する記憶手段と、
    前記記憶手段に格納されるすべての前記管理情報を取得する手段と、
    前記管理情報の各々について前記録画先ストレージが接続され、かつその前記録画位置に当該コンテンツIDをもつ録画コンテンツが存在するか否か判定する手段と、
    取得された前記管理情報に該当する録画コンテンツについての情報を一覧表示する手段と、
    前記録画コンテンツを復号化する手段と、
    指定された録画コンテンツを対応する前記録画先ストレージの録画位置から読み出し、復号した録画コンテンツを再生する手段とを有することを特徴とする録画再生端末装置。
  6. 前記録画コンテンツには、前記コンテンツIDと暗号化の際の鍵生成の元になる情報が付加されることを特徴とする請求項5記載の録画再生端末装置。
  7. 前記鍵生成の元になる情報は、前記録画再生端末装置に固有の情報を含み、録画した録画再生端末装置が復号可能とすることを特徴とする請求項6記載の録画再生端末装置。
  8. 前記管理情報は、前記コンテンツIDに対応して前記録画コンテンツの内容情報から一意に定められる識別情報を含み、前記録画再生端末装置は、さらに前記録画位置から読み出した録画コンテンツから生成した識別情報が前記管理情報中の識別情報と一致するか否か判定する手段を有することを特徴とする請求項5記載の録画再生端末装置。
  9. 前記録画再生端末装置は、さらに指定された前記録画コンテンツの識別情報が不一致であるとき、当該録画コンテンツが不正コンテンツである旨の表示をする手段を有することを特徴とする請求項8記載の録画再生端末装置。
  10. 前記一覧表示する手段は、前記録画先ストレージが未接続であるとき、そのモデル名とシリアル番号を表示することを特徴とする請求項5記載の録画再生端末装置。
  11. 前記録画再生端末装置は、さらに指定された前記録画コンテンツの前記録画先ストレージが未接続であるとき、当該ストレージを接続するようユーザに通知するメッセージを表示する手段を有することを特徴とする請求項5記載の録画再生端末装置。
  12. 前記一覧表示する手段は、前記録画先ストレージのモデル名に対応してユーザが命名したストレージ名を表示することを特徴とする請求項10記載の録画再生端末装置。
  13. 録画コンテンツを記録するストレージと、
    外付けのストレージを接続可能とする外部インタフェイス手段と、
    前記録画コンテンツに対応してコンテンツID、録画先ストレージのモデル名とシリアル番号および前記録画先ストレージの録画位置を含む管理情報を格納する記憶手段と、
    前記管理情報についての管理をする手段と、
    登録されている録画コンテンツについての情報を一覧表示する手段と、
    前記録画コンテンツを復号化する手段と、
    指定された録画コンテンツを対応する前記録画先ストレージの録画位置から読み出し、復号した録画コンテンツを再生する手段とを有する録画再生端末装置に関し、前記管理をする手段による録画コンテンツの管理方法であって、
    前記記憶手段に格納されるすべての前記管理情報を取得し、
    前記管理情報の各々について前記録画先ストレージが接続され、かつその前記録画位置に当該コンテンツIDをもつ録画コンテンツが存在するか否か判定し、
    前記一覧表示する手段から指示されたとき、前記管理情報に含まれる前記録画コンテンツについての情報と前記の判定の結果を前記一覧表示する手段に通知することを特徴とする録画コンテンツの管理方法。
  14. 前記録画コンテンツには、前記コンテンツIDと暗号化の際の鍵生成の元になる情報が付加されることを特徴とする請求項13記載の録画コンテンツの管理方法。
  15. 前記鍵生成の元になる情報は、前記録画再生端末装置に固有の情報を含み、当該録画再生端末装置を用いることにより暗号化された前記録画コンテンツを復号可能とすることを特徴とする請求項14記載の録画コンテンツの管理方法。
  16. 前記管理情報は、前記コンテンツIDに対応して前記録画コンテンツの内容情報から一意に定められる識別情報を含み、前記管理をする手段により、さらに前記録画位置から読み出した録画コンテンツから生成した識別情報が前記管理情報中の識別情報と一致するか否か判定し、その判定結果を前記一覧表示する手段に通知することを特徴とする請求項13記載の録画コンテンツの管理方法。
  17. 前記一覧表示する手段は、指定された前記録画コンテンツの識別情報が不一致であるとき、当該録画コンテンツが不正コンテンツである旨の表示をすることを特徴とする請求項16記載の録画コンテンツの管理方法。
  18. 前記一覧表示する手段は、前記録画先ストレージが未接続であるとき、そのモデル名とシリアル番号を表示することを特徴とする請求項13記載の録画コンテンツの管理方法。
  19. 前記一覧表示する手段は、指定された前記録画コンテンツの前記録画先ストレージが未接続であるとき、当該ストレージを接続するようユーザに通知するメッセージを表示することを特徴とする請求項13記載の録画コンテンツの管理方法。
  20. 前記一覧表示する手段は、前記録画先ストレージのモデル名に対応してユーザが命名したストレージ名を表示することを特徴とする請求項18記載の録画コンテンツの管理方法。
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