JP4649446B2 - パチンコ遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、パチンコ遊技機に関するものである。
近年のパチンコ遊技機においては、遊技盤の遊技領域に表示装置が搭載されており、遊技状態に合わせて種々の演出表示が行われ、表示装置の表示画面の周辺に演出用の可動部材を搭載することにより演出効果を高めたものが主流になりつつある。またダイナミックな画像演出を実現するために表示装置の表示画面の大型化が進められている。なお、特許文献1には、演出表示画面の大型化が進行しても複数の可動部材(装飾体)を搭載することが可能な遊技機が開示されている。
特開2007−54140公報
しかしながら、表示装置の画面を大型化した場合は、画面の周辺に配置する可動部材のスペースを確保することが困難になる。このため、場合によっては可動部材によって画面の一部が覆われてしまい、画面の一部が遊技者からは見えないことがある。
図10はパチンコ遊技機の遊技盤に備えられている表示装置の画面と装飾体との関係の一例を示した図である。
図10(a)(b)においては、遊技盤の略中央に配置されるセンター部材7の内部に液晶表示装置からなる図柄表示装置9が配置されている。また液晶表示装置9の上方には、遊技の進行に関与する登場人物(キャラクター)が着用するベルトを象った装飾体30が配置されている。このように液晶表示装置9の近傍に装飾体30を配置した場合は、図柄表示装置9の表示画面9aを大型化すると、表示画面9aの一部が装飾体30によって隠れてしまい遊技者から見えなくなるという問題点があった。
そこで、このような問題を解決するために、液晶表示装置9の表示画面9aのうち、装飾体30により覆われていない表示画面9aの表示領域に演出画像全体を表示することが考えられる。
しかしながら、上記のように装飾体30により覆われていない表示画面9aの表示領域にのみ演出画像を表示した場合は、図10(b)に示すように、装飾体30が表示画面9aの上方位置から下降した場合、これまで装飾体30により見えなかった画面の黒帯状の非画像領域部分50が遊技者から見えてしまうという問題点があった。
特に、表示画面9aに隣接する上方位置にLED等の電飾ランプを用いた電飾表示器を設け、表示画面9aの画像と電飾表示器21のランプ表示と組み合わせて表示演出を行う場合は、表示画面9aの非画像領域50によって違和感のある演出画像になってしまうという問題点があった。
そこで、本発明はこのような問題点を鑑みてなされたものであり、移動自在に構成された装飾体を表示画面の一部を覆うように配置した場合において、装飾体が移動した場合においても違和感の無い表示画像を実現することができるパチンコ遊技機を提供することを目的とする。
本発明は上記したような問題点を鑑みてなされたものであり、請求項1に記載の発明は、遊技の状況に合わせて演出画像を表示可能な表示画面を備えた液晶表示装置と、前記表示画面の一部を覆うように前記表示画面の所定位置に配置され、移動自在に構成された装飾体と、前記装飾体が前記表示画面の所定位置に配置されている状態のときの前記表示画面の表示領域に表示する画像の画像データを記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶された画像データに基づいて、前記表示画面の表示制御と前記装飾体の駆動制御を行う演出制御手段と、を備え、前記演出制御手段は、前記装飾体が前記表示画面の所定位置に配置されているときは、前記記憶手段に記憶された画像データに基づいて前記表示画面の表示領域に画像を表示する制御を行い、前記装飾体を前記表示画面の所定位置から前記表示画面に沿って移動させたときに前記画像データを拡大補正して前記表示画面全体に画像を表示する制御を行うことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、前記装飾体は、前記表示画面の前面上方に配置され、前記遊技盤の前面に沿って昇降自在に構成されることを特徴とする。
本発明によれば、装飾体が液晶表示装置の表示画面の一部を覆う所定位置に在る場合は、装飾体により覆われていない表示画面の表示領域にのみ演出画像を表示する制御を行い、装飾体が所定位置から移動したときは、画像データを補正して表示画面の表示領域全体に画像を表示する制御を行うことで、遊技者からは表示画面の黒帯状の非画像領域が見えることがないので、違和感のない演出画像を提供することができる。
以下、本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るパチンコ遊技機の一例を示した全体正面図である。
この図1に示すパチンコ遊技機1は、矩形形状の枠2を有し、この枠2の窓孔に対して裏側から遊技盤3が着脱可能に取り付けられている。
遊技盤3の前面側には、図示しないガラス枠が開閉可能に取り付けられている。また遊技盤3の下部には、遊技盤3の遊技領域に遊技球を発射する図示しない打球発射装置に遊技球を供給すると共に後述する球払出装置からの遊技球を受ける受け皿部4と、受け皿部4内の遊技球を遊技盤3の遊技領域に発射する打球発射装置の発射レバー5が設けられている。また、受け皿部4の上面には遊技機用ボタンスイッチや、遊技球の購入ボタン、購入取り消しボタンが設けられている。また受け皿部4の前面には、受け皿部4内の遊技球を外部へ排出する球抜きボタン6が設けられている。また枠2の上部両側には各種音声を出力する音声出力装置としてスピーカ8が設けられている。
遊技盤3の遊技領域の周囲には、発射レバー5を操作することにより打球発射装置から発射された遊技球を遊技領域の上部に案内したり、アウト口19に案内したりする外レールR1、及び内レールR2が設けられている。
遊技盤3のほぼ中央部には、中央が開口したセンター部材7が配置される。センター部材7の内部には図柄表示装置9が配置されている。図柄表示装置9は、例えば、液晶表示装置等の液晶表示パネルによって構成され、通常動作状態の時は、図示しない特別図柄画像が表示される。また、いわゆる特別遊技状態の時は、特別遊技状態であることを示す演出画像等が表示される。また遊技盤3の遊技領域外の右下部分には普通図柄を表示する普通図柄表示装置10や、図柄表示装置9の保留回数を示す保留ランプ12等が設けられている。
センター部材7には装飾体30が設けられている。装飾体30は、この例では遊技の進行に関与する登場人物(キャラクター)が着用するベルトを象ったものである。
センター部材7の下方には、図柄表示装置9の特別図柄を可変表示させるための可変入賞装置11が設けられている。またセンター部材7の左側には、普通図柄表示装置10に表示される普通図柄を作動させるためのゲート14が設けられている。さらに可変入賞装置11の下方には、特別遊技状態の一つである大当たり状態のときに開成状態になる開閉扉を有する大入賞口15が設けられている。
可変入賞装置11は、図柄表示装置9を可変表示させるための上始動ポケット13と左右一対の開閉爪(可動片)を有する電動式チューリップ17とを備える。
また遊技盤3には普通入賞口18やアウト口19等が設けられていると共に、風車16や多数の遊技釘が突設されている。遊技釘は、遊技球の落下速度を遅くすると共に、落下方向を複雑に変化させて遊技進行上の興趣を高めている。
普通図柄表示装置10に表示される普通図柄は、1個または複数個の図柄を変動表示可能であり、普通図柄始動口としてのゲート14が遊技球を検出することを条件に、その図柄が乱数制御等により所定時間可変して停止するようになっている。
普通図柄としては、数字図柄、アルファベット図柄、キャラクター図柄、その他の適宜の遊技図柄が使用される。そして、ゲート14を遊技球が通過したことを条件に乱数制御により普通図柄が所定態様となった場合に、可変入賞装置11に設けられた電動式チューリップ17から成る可動片を所定時間、開成動作するように構成されている。
また、図柄表示装置9に表示される特別図柄は、停止図柄が予め定められた図柄の組合せ、例えば同一図柄の組合せとなった場合に大当たり状態となるように構成されている。特別図柄は、可変入賞装置11の上始動ポケット13又は電動式チューリップ17の開成動作により遊技球が誘導される下始動口(図示しない)において遊技球を検出することを条件に乱数制御等により表示がスクロールする等、所定の変動パターンで所定時間変動(可変)して図柄で停止するようになっている。その際、有効ライン上に2個の停止図柄が同一となった場合に、リーチ状態が発生し、このリーチ状態において、有効ライン上の最後の停止図柄が既に停止している2個の図柄と同一となった場合に大当たり状態が発生する。なお、特別図柄としては、数字図柄、アルファベット図柄、キャラクター図柄等が使用可能である。
図2は、装飾体としてのベルトが下降した状態を示した正面図である。
この図2に示すように、装飾体30は、図柄表示装置9の表示画面の横幅よりも少しく短い横方向長を有し、その前面には図示しないモータ、ギヤによって回転駆動される風車飾り31が回転自在に軸支されている。モータ、ギヤ、風車飾り、及びプリント基板を搭載した装飾体30は重量物であり、この装飾体30は左右両側に一基ずつ配置される昇降ユニット35の協働によって水平な姿勢を維持しつつ昇降駆動される。各昇降ユニット35は、センター部材7の左右両側部7a、7b内に隠蔽されて配置されており、左右対称となる構成を有している。
このように構成される本実施形態のパチンコ遊技機においては、装飾体30を図柄表示装置9の上方に配置した場合は、装飾体30によって図柄表示装置9の表示画面9aの一部が覆われてしまうことがある。このような場合、表示画面9aの全面に演出画像等を表示すると、装飾体30によって遊技者が演出画像全体を見ることができなくなる。このため、本実施形態では装飾体30により覆われていない表示画面9aの表示領域に画像全体を表示するようにしている。
その上で、本実施形態のパチンコ遊技機においては、装飾体30を表示画面9aの上方位置から画面に沿って下降方向へ移動させたときに、表示画面9aに表示する表示画像を拡大する補正を行うようにした。
表示画像を拡大する補正は、RAM上に画像データを展開したときに、例えば画面上下方向の画像データを隣接する画像データに基づいて補間することにより画像データを上下方向に拡大することができる。また、表示画像の拡大処理は、表示画面9aの上下方向だけでなく、表示画像全体を拡大するようにしても良い。
さらに、本実施形態のパチンコ遊技機においては、図柄表示装置9の表示画面9aに隣接する上方位置、つまり装飾体30の背面位置にLED等の電飾ランプを用いた電飾表示器21を設け、装飾体30を表示画面9aの上方位置から下降方向へ移動させたときに、表示画面9aの表示画像と電飾表示器21のランプ表示とを組み合わせて表示演出を行うようにしている。
図3は、本実施形態のパチンコ遊技機において図柄表示装置9と電飾表示器21を組み合わせて表示演出を行ったときの表示態様の一例を示した図であり、この図3に示すように本実施の形態のパチンコ遊技機においては、装飾体30を表示画面9aの上方位置から表示画面9aに沿って下降方向させた場合は、表示画面9aに表示する画像データを補正して表示画面9aの表示領域全体に画像を表示するようにした。このように表示画像の補正を行うことで、装飾体30を下降方向へ移動させた場合でも、遊技者からは表示画面の黒帯状の非画像領域が見えることがないので違和感のない演出画像を実現することが可能になる。特に、表示画面9aの画像と電飾表示器21のランプ表示と組み合わせて表示演出を行う場合は違和感がなく好適なものとなる。
ここで、装飾体30の構造を説明しておく。
図4(a)及び図4(b)は装飾体が上昇位置にある状態、及び下降位置にある状態を夫々示す正面側斜視図、図5(a)及び図5(b)は装飾体が上昇位置にある状態、及び下降位置にある状態を夫々示す背面図である。
昇降ユニット35は、センター部材7に固定配置されるベース部材36と、ベース部材36により支持された駆動モータ37と、駆動モータ37により回転駆動される駆動ギヤ38と、駆動ギヤ38と噛合して回転する従動ギヤ39と、従動ギヤ39の一面の偏心位置に設けた支持軸39aによって一端部40aを回動自在に軸支された棒状のリンク部材40と、一端部41aを装飾体の背面側適所により回動自在に軸支されると共に他端部41bをベース部材36に設けた揺動軸36aによって上下方向へ揺動自在に軸支されたアーム41と、を備えている。
リンク部材40の他端部40bをアーム41の軸支部41cにて回動自在に軸支し、駆動モータ37を正逆回転させてアーム41を揺動駆動することにより、アーム41の一端部に支持された装飾体30を昇降させることができる。左右に配置された両昇降ユニット35を同期して昇降駆動させることにより装飾体30を水平な姿勢を維持しつつ昇降させることができる。
両昇降ユニット35を同期させる手段は、後述する遊技制御装置のランプ制御基板のCPUであり、ランプ制御基板のCPUが各昇降ユニットを構成する駆動モータを同期して制御することにより実現される。
また、本実施形態では、各昇降ユニットが駆動モータを有しているため、重量物である装飾体を十分な駆動力によって昇降させることができる。特に下降は自重落下ではなく、下降中一貫して駆動モータからの駆動力がアームを経由して装飾体に加わるので落下の衝撃によって装飾体や昇降ユニットがダメージを受けることがなく、耐久性を高めることができる。
リンク部材40の他端部40bを支持する軸支部41cは、可能な限りアーム41の他端部41b寄りに設定することにより、駆動ギヤ38の回転に伴ってリンク部材40が揺動する際にリンク部材の一部がセンター部材7の中央開口部内に突出して前方から視認されることが防止される。
アーム41の一端部41aに設けたピン42は、装飾体30の背面に設けた横長の長穴32内に遊嵌することによりアーム41に対する装飾体の横方向移動を可能としている。これにより、装飾体の昇降動作時にアーム41と装飾体との連結部に過大な負荷がかかることを防止し、装飾体の昇降動作を円滑化している。
駆動モータ37の出力軸に一体化された駆動ギヤ38が図4(a)、図5(a)の状態にある時にこれと噛合する従動ギヤ39の支持軸39aは上方に位置しているため、支持軸39aにより一端部を支持されたリンク部材40はアーム41を引き上げた状態にある。アーム41は軸支部41cに上方へ引き上げる力が作用することにより、揺動軸36aによって軸支された他端部41bを中心として一端部41aを上昇させる。
通常時、装飾体30は、図4(a)、図5(a)に示した上昇位置にあって停止している。ランプ制御基板のCPUから両駆動モータ37に対して下降方向への駆動開始信号が出力されると、両駆動モータ37に通電されて、各駆動ギヤ38、各従動ギヤ39、各リンク部材40、各アーム41に下降方向への駆動力が伝達され、装飾体30が下降する。装飾体30が下降し切ると両駆動モータ37への通電が遮断されて停止する。ランプ制御基板のCPUから上昇方向への駆動を指示する信号が出力されると、両駆動モータ37に通電されて逆回転を開始し、各駆動ギヤ38、各従動ギヤ39、各リンク部材40、各アーム41に上昇方向への駆動力が伝達され、装飾体30が上昇する。両昇降ユニット35に設けたスイッチSWは各アーム41に設けた被検知部を検知した時に作動してランプ制御基板のCPUへ検知信号を出力し、ランプ制御基板のCPUはこの検知信号に基づいて駆動モータへの通電を遮断する。
次に、本実施形態のパチンコ遊技機の演出を実現するための演出制御装置について説明する。
図6は、本実施形態のパチンコ遊技機の遊技制御を行う遊技制御装置の構成を示したブロック図である。
この図6に示す遊技制御装置には、主(メイン)制御基板として遊技の進行を制御する遊技制御基板111が設けられていると共に、副(サブ)制御基板として遊技の演出を制御する演出制御基板120とランプ制御基板141、賞球を制御する賞球制御基板151等が設けられている。
遊技制御基板111は、CPU112、ROM113、RAM114、及び入出力インターフェース(以下、「I/O」と表記する)115、116を有し、当該パチンコ遊技機の主たる制御を行う。遊技制御基板111のI/O115には、可変入賞装置11の上始動ポケット13に設けられた上始動SW13aや図示しない下始動口に設けられた下始動SW13b、遊技盤3上の始動ゲートSW14aが接続されている。また遊技盤3の普通入賞口18に設けられた普通入賞口SW18a、18b、大入賞口15に設けられた大入賞口SW15a、大入賞口15の開閉扉を夫々開閉動作させるための大入賞口ソレノイド15b、可変入賞装置11に備えられた電動式チューリップ17を開閉動作させるための始動口ソレノイド17aなどが接続されている。
一方、遊技制御基板111のI/O116は、演出制御基板120の演出制御部121に設けられているI/O125、及び賞球制御基板151のI/O155と接続される。
演出制御基板120は、演出制御部121と、画像・音声制御部131とから構成される。演出制御部121は、CPU122、ROM123、RAM124、I/O125、126、127を有し、演出全体の制御を行う。演出制御部121のI/O126は、画像・音声制御部131のI/O135に接続され、I/O127はランプ制御基板141のI/O145に接続される。
画像・音声制御部131は、CPU132、ROM133、RAM134、I/O135、136を有し、画像及び音声の制御を行う。画像・音声制御部131のI/O136には、スピーカ8と、図柄表示装置9、及び普通図柄表示装置10が接続されている。
画像・音声制御部131のROM133(記憶手段)には、装飾体30が図柄表示装置9の表示画面9aの上方位置に在る状態のときに図柄表示装置9の表示画面9aに表示する画像データが記憶されている。つまり、図柄表示装置9の表示画面9aのうち、遊技者から見える画面範囲に対応した画面サイズの画像データが記憶されている。
ランプ制御基板141は、CPU142、ROM143、RAM144、I/O145、146を有し、I/O146に接続されている各種ランプ、例えば電飾表示器21を含む盤面ランプ147や前枠ランプ148、サイドランプ149等の制御を行う。またランプ制御基板141は、センター部材7に設けられている装飾体30の制御等も行う。
賞球制御基板151は、CPU152、ROM153、RAM154、I/O155、156を有し、遊技制御基板111からの制御信号に基づいて、I/O156に接続されている払出駆動モータ157の駆動制御を行う。また、I/O156には定位置検出SW158aや、払出球検出SW158b、球有り検出SW158c、満タン検出SW158d等が接続されている。
次に、本実施形態のパチンコ遊技機の演出を実現するための演出制御方法について説明する。
図7は、本実施形態のパチンコ遊技機において遊技演出が行われるときに遊技制御基板が実行する処理を示した図である。なお、図7に示す処理は、遊技制御基板111のCPU112がROM113に格納されているプログラムを実行することにより実現されるものである。
この場合、遊技制御基板111のCPU112は、ステップS1において、始動SW13a、13bにより始動口へ遊技球が入賞したか否かの判別を行い、遊技球が始動口に入賞したと判別した場合(S1で「YES」)、ステップS2に進んで、始動口への入賞により取得した乱数に基づいて変動パターンを選択する。そして、続くステップS3において、演出制御基板120の演出制御部121に選択した変動パターンのコマンドを送信する。なお、ステップS1において、始動SW13a、13bにより始動口への遊技球の入賞を検出できなかった場合は、始動口への入賞を検出するまで処理を繰り返し行う。
図8は、本実施形態のパチンコ遊技機において遊技演出が行われるときに演出制御部121が実行する処理を示した図である。なお、図8に示す処理は、演出制御部121のCPU122がROM123に格納されているプログラムを実行することにより実現されるものである。
演出制御部121のCPU122は、ステップS11において、メインである遊技制御基板111より変動パターンコマンドを受信したか否かの判別を行い、変動パターンコマンドを受信したと判別した場合(S11で「YES」)、ステップS12に進む。ステップS12においては、受信した変動パターンコマンドを解析して画像・音声制御部131、及びランプ制御部141に対して演出指示を行う。なお、ステップS11において、変動パターンコマンドが受信できなかった場合は、変動コマンドパターンを受信するまで処理を繰り返し行う。
図9は本実施形態のパチンコ遊技機において遊技演出が行われるときに画像・音声制御部131が実行する処理を示した図である。なお、図9に示す処理は画像・音声制御部131のCPU132がROM133に格納されているプログラムを実行することにより実現されるものである。
画像・音声制御部131のCPU132は、ステップS21において、演出制御部121より変動パターンコマンドを受信したか否かの判別を行い、変動パターンコマンドを受信したと判別した場合(S21で「YES」)、ステップS22に進む。ステップS22においては受信した変動パターンコマンドを解析し、続くステップS23において、画像データの拡大表示有りと判別した場合は(S23で「YES」)、所定のタイミングで図柄表示装置9において表示すべき画像データを拡大処理して図柄表示装置9に表示する画像を拡大する。
一方、ステップS23において、拡大表示無しと判別した場合は(S23で「No」)、画像データを拡大処理することなく、図柄表示装置9に画像を表示する。なお、ステップS21において、演出制御部より変動パターンコマンドが受信できなかった場合は、変動コマンドパターンを受信するまで処理を繰り返し行う。これにより、装飾体30によって図柄表示装置9の表示画面9aの一部が覆われてしまう場合でも、遊技者に対して違和感のない画像を提供することができる。即ち、装飾体30によって図柄表示装置9の表示画面9aの一部が覆われている場合は、装飾体30により覆われていない表示画面9aの表示領域に画像全体の表示を行い、装飾体30を表示画面9aの上方位置から画面に沿って下降方向へ移動させたときとは表示画面9a全体に画像を表示するようにしたので、遊技者からは黒帯状の非画像領域が見えることがなく違和感のない演出画像を楽しむことができる。特に、表示画面9aに隣接する上方位置にLED等の電飾ランプを用いた電飾表示器を設け、表示画面9aの画像と電飾表示器21のランプ表示と組み合わせて表示演出を行う場合でも、違和感のない演出を行うことが可能になる。
また本実施形態のパチンコ遊技機では、装飾体30が表示画面9aの一部を覆う位置に在るときは、画像・音声制御部131のROM133に記憶されている画像データに基づいて装飾体30により覆われていない表示画面9aの表示領域に画像を表示し、装飾体30が移動したときは画像データを補正して表示画面9aの表示領域全体に画像を表示するように補正しているので、画像データのデータ量の増大を招くことがない。
よって、例えば、装飾体30が表示画面9aの一部を覆うように配置されている状態の画像データと、装飾体30が前記位置から移動したときに表示画面9a全体に表示画像を表示するための画像データをそれぞれROM133に記憶させておく場合に比べて、ROM133のメモリ容量が小さくて済むのでコストアップを招くことがないという利点がある。
なお、本実施形態では、装飾体30が表示画面9aの前面上方に配置され、装飾体30が遊技盤3の前面に沿って昇降自在である場合を例に挙げて説明したが、これはあくまでも一例であり、装飾体は表示画面9aの一部を覆うように配置されていれば、必ずしも遊技盤3の前面に沿って昇降自在でなく、移動自在に構成されていれば良い。
本発明の実施形態に係るパチンコ遊技機の全体正面図である。 装飾体としてのベルトが下降した状態を示した正面図である。 図柄表示装置と電飾表示器の表示態様の一例を示した図である。 (a)及び(b)は装飾体が上昇位置にある状態、及び下降位置にある状態を夫々示す正面側斜視図である。 (a)及び(b)は装飾体が上昇位置にある状態、及び下降位置にある状態を夫々示す背面図である。 本実施形態のパチンコ遊技機の遊技制御を行う遊技制御装置の構成を示したブロック図である。 本実施形態のパチンコ遊技機において遊技演出が行われるときに遊技制御基板が実行する処理を示した図である。 本実施形態のパチンコ遊技機において遊技演出が行われるときに演出制御部121が実行する処理を示した図である。 本実施形態のパチンコ遊技機において遊技演出が行われるときに画像・音声制御部131が実行する処理を示した図である。 表示画面と装飾体との関係の一例を示した図である。
符号の説明
1…パチンコ遊技機、2…枠、3…遊技盤、4…受け皿部、5…発射レバー、6…球抜きボタン、7…センター部材、8…スピーカ、10…普通図柄表示装置、11…可変入賞装置、12…保留ランプ、13…上始動ポケット、13a…上始動SW、13b…下始動SW、14…ゲート、14a…始動ゲートSW、15…大入賞口、15a…大入賞口SW、15b…大入賞口ソレノイド、16…風車、17…電動式チューリップ、17a…始動口ソレノイド、18…普通入賞口、18a…普通入賞口SW、19…アウト口、21…電飾表示器、30…装飾体、111…遊技制御基板、112、122、132、142、152…CPU、113、123、133、143、153…ROM、114、124、134、144、154…RAM、115、116、125、126、127、135、136、145、146、155、156…I/O、120…演出制御基板、121…演出制御部、131…画像・音声制御部、141…ランプ制御基板、147…盤面ランプ、148…前枠ランプ、149…サイドランプ、151…賞球制御基板、157…払出駆動モータ、158a…定位置検出SW、158b…払出球検出SW、158c…検出SW、158d…満タン検出SW

Claims (2)

  1. 遊技の状況に合わせて演出画像を表示可能な表示画面を備えた液晶表示装置と、
    前記表示画面の一部を覆うように前記表示画面の所定位置に配置され、移動自在に構成された装飾体と、
    前記装飾体が前記表示画面の所定位置に配置されている状態のときの前記表示画面の表示領域に表示する画像の画像データを記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶された画像データに基づいて、前記表示画面の表示制御と前記装飾体の駆動制御を行う演出制御手段と、を備え、
    前記演出制御手段は、前記装飾体が前記表示画面の所定位置に配置されているときは、前記記憶手段に記憶された画像データに基づいて前記表示画面の表示領域に画像を表示する制御を行い、前記装飾体を前記表示画面の所定位置から前記表示画面に沿って移動させたときに前記画像データを拡大補正して前記表示画面全体に画像を表示する制御を行うことを特徴とするパチンコ遊技機。
  2. 前記装飾体は、前記表示画面の前面上方に配置され、前記遊技盤の前面に沿って昇降自在に構成されることを特徴とする請求項1に記載のパチンコ遊技機。
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