JP4648847B2 - 鉄道用信号機 - Google Patents

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本発明は、鉄道用信号機に関し、特に光源にLED信号灯を用いた鉄道用信号機に関する。
近年、道路用信号機と同様に鉄道用信号機においても複数のLED(Light Emitting Diode)素子からなるLED信号灯が光源として用いられている。このように鉄道用信号機の光源をLED信号灯とすることにより、従来の2重フィラメント電球式の鉄道用信号機と比較して点灯/消灯を小電力で制御することが可能となっている。
図7は、上記したLED信号灯を具備した鉄道用信号機1の構成を模式的に示した図である。同図に示すように鉄道用信号機1は、表示ユニット(LED信号灯)10に供給する電圧を調整するためのトランス11と、外部の電源に接続された外線ケーブルとを連結するための端子台12とを備えて構成されている。表示ユニット10は、端子台12及びトランス11を介して外部から入力される信号制御電圧に応じて点灯/消灯を行うことにより信号を現示するようになっている。このような、表示ユニットを用いた鉄道用信号機では、そのLED素子の小電力駆動特性から、他の表示ユニットに印加される信号制御電圧からの誘導電圧により点灯制御されていない表示ユニットが点灯する誤点灯が発生するという問題がある。特に、表示ユニット10g、10y、10rの点灯/消灯にかかる各制御線BXg、BXy、BXrが0V制御線CXを共用する片線共通制御方式の場合では、隣接する制御線に誘導電圧が生じやすく、点灯制御されていない表示ユニットが微弱点灯してしまう場合がある。なお、ここで、制御線BXgは緑色の表示ユニット10gを点灯/消灯させるための制御線、制御線BXyは黄色の表示ユニット10yを点灯/消灯させるための制御線、制御線BXrは赤色の表示ユニット10rを点灯/消灯させるための制御線である。
そのため、従来、図8に示したように、各表示ユニット10g、10rの点灯/消灯にかかる制御線BXg、BXrの夫々が0V制御線CXg、CXrを有した両線制御方式とすることで、制御線BXg、BXr間に発生する誘導電圧を抑制し、誘導点灯発生の防止を図った技術がある。
また、他の電力負荷部にかかる制御線(BXo、CXo)が表示ユニット10の点灯/消灯にかかる制御線と同一のケーブル内に含まれている場合においても、上記同様誘導点灯が発生する可能性があるため、図9に示したように、表示ユニット10g及び他の電力負荷部31にかかる制御線BXg、CXg及びBXo、CXoを夫々独立したケーブル内に収納することで、各制御線間に発生する誘導電圧を抑制し、誘導点灯発生の防止を図った技術がある。
また、図10に示すように、トランス11の一次側にホーロー抵抗器32を結線し、当該ホーロー抵抗器32により誘導電圧により発生する誘導電流をバイパスさせることで表示ユニット10への誘導電圧の伝達を抑制し、誘導点灯発生の防止を図った技術が用いられている。
特開2005−141094号公報
しかしながら、上記した両線制御方式や制御線毎に独立したケーブルを用いた方策では、ケーブル芯数やケーブル数が増加してしまうため、コストの増加や設備が煩雑となる。また、ホーロー抵抗器32の付加による方策では、当該ホーロー抵抗器32にかかる電力により抵抗表面温度が高温となるため、鉄道信号機本体内に収納していては、その熱により表示ユニット10(LED信号灯)の破損や寿命が短くなる可能性がある。そのため、従来の鉄道用信号機では、ホーロー抵抗器32を収納する抵抗器収納箱が信号機本体とは別体に設けられる場合があったが、この場合、製造コストや工事費が増大してしまうという問題がある。また、トンネル内等設置空間が限られた隧道用信号機等の場合では、抵抗器収納箱を設置できない場合がある。
本発明の課題は、抵抗器の温度上昇を抑え、当該抵抗器を灯箱内に安全に収納することが可能な鉄道用信号機を提供することである。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、
LED信号灯を夫々有した複数の表示ユニットと、前記複数の表示ユニットを格納する灯箱と、前記複数の表示ユニットと二次側配線によって夫々接続されて前記各LED信号灯に供給する電圧を調整する複数のトランスと、を備えた鉄道用信号機において、
前記複数のトランスの一次巻線と並列に該トランスの一次側に夫々結線され、前記各LED信号灯に対する誘導電流を夫々バイパスする複数の抵抗器と、
前記抵抗器に熱的に接触するよう設けられた放熱部材と、を前記灯箱内に備え、
さらに、
前記灯箱の上部に設けられて外部に通じる開口部を有するとともに前記灯箱を取り付け箇所に固定するための筒状の第1ブラケット取付部と、
前記灯箱の下部に設けられて外部に通じる開口部を有するとともに前記灯箱を取り付け箇所に固定するための筒状の第2ブラケット取付部と、を備え
前記灯箱は上下方向に長い形状に形成され、
前記複数の表示ユニットのLED信号灯は上下方向に一列に配列され、
前記複数のトランスおよび前記複数の抵抗器は上下方向に一列に配列され、
空気を流すファンを持たずに、前記第2ブラケット取付部の前記開口部を吸気孔、前記第1ブラケット取付部の前記開口部を排気孔として、前記吸気孔から前記排気孔へ空気が流れるように構成され、
前記抵抗器及び放熱部材は、当該抵抗器及び放熱部材の接触面とは異なる面に複数の放熱用の溝部を有することを特徴としている。
更に、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、
前記抵抗器及び前記放熱部材は、当該抵抗器の溝部及び/又は放熱部材の溝部の延在方向が、前記吸気孔及び排気孔によって形成される空気の流れ方向と平行に設けられていることを特徴としている。
更に、請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の発明において、
前記複数の抵抗器は、一の前記放熱部材に熱的に接触するよう設置されていることを特徴としている。
更に、請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の何れか一項に記載の発明において、
前記抵抗器は、メタルクラッド抵抗器であることを特徴としている。
請求項1に記載の発明によれば、抵抗器に接触するよう設けられた放熱部材により、抵抗器に発生する熱を放熱することができるため、抵抗器自体の温度上昇を抑えることができる。これにより、信号機本体内に抵抗器を安全に収納することが可能となるため、鉄道用信号機の敷設にかかる製造コストや工事費を抑えることができる。また、別途抵抗器を収納する箱を要しないため、設置空間が限られた場所であっても敷設することが可能となる。
また、抵抗器及び放熱部材の接触面とは異なる面に設けられた複数の放熱用の溝部により、抵抗器に発生する熱の放熱性を向上させることが可能であるため、抵抗器の温度上昇を抑えることができる。
灯箱の壁部に形成された吸気孔及び排気孔により灯箱内の空気を灯箱外部の空気と交換することが可能であるため、灯箱内の温度上昇を抑えることが可能となり、灯箱内に抵抗器をより安全に収納することができる。
請求項2に記載の発明によれば、抵抗器及び放熱部材は、当該抵抗器の溝部及び/又は放熱部材の溝部の延在方向が、前記吸気孔及び排気孔によって形成される空気の流れ方向と平行に設けられているため、灯箱内の空気と灯箱外部の空気との交換をより効率的に行うことができる。
請求項3に記載の発明によれば、複数の前記抵抗器を、一の前記放熱部材に熱的に接触するよう設置することで、複数の抵抗器と一の放熱部材とを一体的に構成することが可能となり、1の放熱部材を複数の抵抗器で共用することができる。
請求項4に記載の発明によれば、抵抗器にメタルクラッド抵抗器を用いることにより、抵抗器自体に発生する熱の放熱性を向上させることができる。これにより、抵抗器の温度上昇を抑えることが可能となるため、灯箱内に抵抗器をより安全に収納することができる。
以下、図面を参照して本発明を実施するための最良の形態について詳細に説明する。ただし、発明の範囲は図示例に限定されないものとする。なお、本実施の形態において、鉄道信号機とは、色灯信号機、入換信号機、中継信号機、進路予告機、進路表示機、誘導信号機、手信号代用器等を含む概念であるものとする。
図1は本発明の実施の形態の鉄道用信号機1の背面図であり、図2は断面図である。なお、前述した図7〜図10と共通する部分については同一の符号を付与している。
図1、図2に示すように、鉄道用信号機1には各構成部品が格納される灯箱2が設けられている。この灯箱2の下部及び上部には、灯箱2自体を柱等に固定するためのブラケット取付部3及びブラケット取付部4が筒状に設けられている。このブラケット取付部3及びブラケット取付部4の一方の開口部は灯箱2外部に通じており、他方の開口部は灯箱2内部に通じている。即ち、ブラケット取付部3及びブラケット取付部4により吸気孔及び排気孔が形成されており、灯箱2内の空気と灯箱2外部の空気とを交換できるようになっている。なお、ブラケット取付部4の外部側開口部には、灯箱2内への雨滴等の侵入を防ぐ防水部材や機構を設けることが好ましく、例えば、気体は透過するが液体は透過しない通気シートや、防水カバー等を用いることができる。
灯箱2の前面には、内部からの光を透過させるための4つのレンズ5が垂直方向に沿って配列されている。各レンズ5の上方には、レンズ5からの透過光を見やすくするためのバイザー6が設けられている。また、灯箱2には、各構成部品が格納される灯箱本体部21と、灯箱本体部21の後部を開閉するためのカバー22とが設けられている。なお、図1ではカバー22の開放時を表していて、図2ではカバー22の閉鎖時を表している。
灯箱本体部21は、略四角柱形状に形成されていて、背面側には開口部23が設けられている。この開口部23を介して灯箱本体部21内部に各構成部品が取り付けられるようになっている。各構成部品には、LED信号灯を有する3つの表示ユニット10、LED信号灯に対する電圧を調整するためのトランス11、外部の電源に接続された不図示の外線ケーブルが連結される端子台12、表示ユニット10に流れる電流を制限するメタルクラッド抵抗器13、メタルクラッド抵抗器13に接触するよう設けられたヒートシンク14、トランス11、端子台12、ヒートシンク14を支持するための支持板15等がある。
表示ユニット10は、LED信号灯の他にも、LED信号灯を発光させるための回路基板や、回路基板とLED信号灯とを一体化するためのケーシング、ケーシングを灯箱本体部21に固定するための例えばネジ等の固定具が備えられている。そして、表示ユニット10は、LED信号灯がレンズ5の内面に対向するように、4つの固定具により灯箱本体部21の内側に取り付けられている。なお、LED信号灯の発光色は、特に問わないものとする。
トランス11は、それぞれ表示ユニット10の略背面に設置されている。各トランス11は、当該トランス11の略正面に位置する表示ユニット10のLED信号灯に対する電圧を調整する。
端子台12は入力端子と出力端子(何れも不図示)を備える。入力端子には、外線ケーブル(不図示)の先端部が接続され、出力端子には、各トランス11からの一次側機内配線が接続されている。また、各トランス11と各表示ユニット10とは二次側機内配線によって接続されている。これにより、表示ユニット10のLED信号灯と、外線ケーブルとが電気的に接続されることになる。
以下、メタルクラッド抵抗器13及びヒートシンク14について詳細に説明する。図3は、メタルクラッド抵抗器13とヒートシンク14との概略構成を表す説明図であり、図4は、メタルクラッド抵抗器13とヒートシンク14との概略構成を表す斜視図である。
メタルクラッド抵抗器13は、その抵抗器表面にアルミニウム等の高熱伝導性を有した金属ケースに密閉された抵抗器であって、図2、図3及び図4に示すように、ヒートシンク14と熱的に接触するようにネジ等の固定具により固定されており、このメタルクラッド抵抗器13とヒートシンク14との接触面には、熱伝導性の高いシリコングリス等が塗布されているものとする。メタルクラッド抵抗器13は、ヒートシンク14との接触面とは異なる面に複数の放熱フィン(溝部)を有しており、当該溝部によりメタルクラッド抵抗器13自体に発生する熱を放熱する。なお、本実施の形態では、図4に示すとおり、メタルクラッド抵抗器13は、ヒートシンク14との接合面において当該メタルクラッド抵抗器13の溝部の延在方向が、後述するヒートシンク14の溝部の延在方向と略直行になるよう配置されているものとする。
メタルクラッド抵抗器13は、各トランス11に設けられており、前述した図10の構成と同様トランス11の一次側に結線されることで、誘導電圧により発生する誘導電流を当該メタルクラッド抵抗器13にバイパスさせている。
ヒートシンク14は、アルミニウム等の高熱伝導性を有した金属からなる放熱部材であって、メタルクラッド抵抗器13に発生する熱の放熱を助ける。ヒートシンク14は、図4に示すように、メタルクラッド抵抗器13との接触面とは異なる面に複数の放熱フィン(溝部)を有しており、当該溝部によりメタルクラッド抵抗器13の熱を開口部23内に逃がす役割を果たす。なお、ヒートシンク14は、当該ヒートシンク14の溝部の延在方向が、ブラケット取付部3の吸気孔及びブラケット取付部4の排気孔によって形成される空気の流れ方向と平行に配置されている。
また、ヒートシンク14は、図3に示すとおり、トランス11設置用の3つの中空部Eを有しており、この各中空部Eに最上段のトランス11から三段目のトランス11が夫々設置されるようになっている。ここで、メタルクラッド抵抗器13は、ヒートシンク14の中空部E間に2つずつヒートシンク14に熱的に接触するよう設置されている。即ち、4つのメタルクラッド抵抗器13と1つのヒートシンク14とが一体的に構成されており、各メタルクラッド抵抗器13は、ヒートシンク14を放熱部材として共用する態様となっている。このように、ヒートシンク14の表面積をより大きくすることで、メタルクラッド抵抗器13の放熱効率を向上させることができる。
支持板15は、灯箱本体部21の下端部近傍から上端部に向けて延出するように取り付けられている。この支持板15には、上述したトランス11、端子台12、ヒートシンク14がネジ等の固定具により固定されている。
図5に、端子台12を介して外部の電源から各表示ユニット10に電力の供給を行った際の、抵抗器(900Ω、100mA)の表面温度の測定結果の一例を示す。ここでデータ1は、本実施の形態に係るメタルクラッド抵抗器13とヒートシンク14とを内蔵した鉄道用信号機1におけるメタルクラッド抵抗器13の表面温度を示しており、データ2は、従来のホーロー抵抗器32を内蔵した鉄道用信号機におけるホーロー抵抗器32の表面温度を示している。なお、両条件とも両線制御方式の鉄道用信号機の下、表示ユニット10に係る制御線はSQEE−1.25mm2、ケーブル長0.6kmのケーブルを用い、入力電圧90Vの信号制御電圧を印加した際の測定結果となっており、鉄道用信号機外部の温度(信号機周辺温度)はともに23℃となっている。
図5に示す測定結果によれば、データ1の抵抗表面温度が、データ2の抵抗表面温度の半分以下となっていることが分かる。この結果から、本実施形態の鉄道用信号機1の構成が、抵抗器(メタルクラッド抵抗器)に発生する熱の放熱性を向上させることができるということが読み取れる。
以上のように、第1の実施形態によれば、メタルクラッド抵抗器13に接触するよう設けられたヒートシンク14により、抵抗器に発生する熱が放熱されるとともに、灯箱2の壁部に形成された吸気孔(ブラケット取付部3)及び排気孔(ブラケット取付部4)により、灯箱2内の空気と灯箱2外部の空気とを交換される。これにより、メタルクラッド抵抗器13の温度上昇を抑えることが可能となるため、灯箱2内の温度上昇を抑えることができ、信号機本体内に抵抗器を安全に収納することができる。また、別途抵抗器を収納する箱を要しないため、鉄道用信号機の敷設にかかる製造コストや工事費を抑えることが可能となり、設置空間が限られた場所であっても敷設することができる。
上記実施形態における鉄道用信号機1の細部構成および詳細動作に関しては、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、上記実施の形態では、4つのメタルクラッド抵抗器13がヒートシンク14を共用する態様としたが、これに限らず、例えば、メタルクラッド抵抗器13毎に独立した専用のヒートシンク14を夫々設けた態様としてもよい。
また、上記実施形態では、ヒートシンク14の溝部の延在方向が、ブラケット取付部3の吸気孔及びブラケット取付部4の排気孔によって形成される空気の流れ方向と平行となるようヒートシンク14を配置することとしたが、これに限らず、メタルクラッド抵抗器13の溝部及び/又はヒートシンク14の溝部の延在方向が、前記吸気孔及び排気孔によって形成される空気の流れ方向と平行になるようメタルクラッド抵抗器13及びヒートシンク14を配置することとしてもよい。
例えば、図6に示すように、メタルクラッド抵抗器13及びヒートシンク14を、当該メタルクラッド抵抗器13の溝部及びヒートシンク14の溝部の延在方向が、ブラケット取付部3の吸気孔及びブラケット取付部4の排気孔によって形成される空気の流れ方向と平行に設置した態様としてもよい。この場合、灯箱2内の空気と灯箱2外部の空気との交換をより効率的に行うことができるため、メタルクラッド抵抗器13の温度上場とともに灯箱2内に温度上昇を抑えることができる。
また、上記実施の形態では、抵抗器としてメタルクラッド抵抗器13を用いた態様を説明したが、これに限らず、他の素材からなる抵抗器を用いることとしてもよい。
本実施形態における鉄道用信号機の概略構成を表す背面図である。 図1の鉄道用信号機の概略構成を表す断面図である。 図1の鉄道用信号機に備わるメタルクラッド抵抗器とヒートシンクとの概略構成を表す説明図である。 図1の鉄道用信号機に備わるメタルクラッド抵抗器とヒートシンクとの概略構成を表す斜視図である。 抵抗器(メタルクラッド抵抗器、ホーロー抵抗器)の表面温度の測定結果の一例を示した図である。 メタルクラッド抵抗器とヒートシンクとの他の態様における概略構成を表す斜視図である。 従来の鉄道用信号機の内部構成を示した図である。 従来の鉄道用信号機の制御構成を示した図である。 従来の鉄道用信号機の制御構成を示した図である。 従来の鉄道用信号機の内部構成を示した図である。
符号の説明
1 鉄道用信号機
2 灯箱
3 ブラケット取付部
4 ブラケット取付部
5 レンズ
6 バイザー
10 表示ユニット
11 トランス
12 端子台
13 メタルクラッド抵抗器
14 ヒートシンク
15 支持板
21 灯箱本体部
22 カバー
23 開口部
31 電力負荷部
32 ホーロー抵抗器

Claims (4)

  1. LED信号灯を夫々有した複数の表示ユニットと、前記複数の表示ユニットを格納する灯箱と、前記複数の表示ユニットと二次側配線によって夫々接続されて前記各LED信号灯に供給する電圧を調整する複数のトランスと、を備えた鉄道用信号機において、
    前記複数のトランスの一次巻線と並列に該トランスの一次側に夫々結線され、前記各LED信号灯に対する誘導電流を夫々バイパスする複数の抵抗器と、
    前記抵抗器に熱的に接触するよう設けられた放熱部材と、を前記灯箱内に備え、
    さらに、
    前記灯箱の上部に設けられて外部に通じる開口部を有するとともに前記灯箱を取り付け箇所に固定するための筒状の第1ブラケット取付部と、
    前記灯箱の下部に設けられて外部に通じる開口部を有するとともに前記灯箱を取り付け箇所に固定するための筒状の第2ブラケット取付部と、を備え
    前記灯箱は上下方向に長い形状に形成され、
    前記複数の表示ユニットのLED信号灯は上下方向に一列に配列され、
    前記複数のトランスおよび前記複数の抵抗器は上下方向に一列に配列され、
    空気を流すファンを持たずに、前記第2ブラケット取付部の前記開口部を吸気孔、前記第1ブラケット取付部の前記開口部を排気孔として、前記吸気孔から前記排気孔へ空気が流れるように構成され、
    前記抵抗器及び放熱部材は、当該抵抗器及び放熱部材の接触面とは異なる面に複数の放熱用の溝部を有することを特徴とする鉄道用信号機。
  2. 前記抵抗器及び放熱部材は、当該抵抗器の溝部及び/又は放熱部材の溝部の延在方向が、前記吸気孔及び前記排気孔によって形成される空気の流れ方向と平行に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の鉄道用信号機。
  3. 前記複数の抵抗器は、一の前記放熱部材に熱的に接触するよう設置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の鉄道用信号機。
  4. 前記抵抗器は、メタルクラッド抵抗器であることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の鉄道用信号機。
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