JP4646136B2 - 自発光式道路標識柱およびその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、道路や駐車場の路面に設置される、夜間自発光タイプの可撓性のある道路標識柱(視線標識柱)並びにその製造方法に関する。
道路や駐車場の路面には、特に夜間にセンターライン、路肩、進路、カーブの存在などを示すものとして道路標識柱(視線標識柱)が設置される。かかる道路標識柱として、人が目視にて認識するための中空の中心柱とこれを路面に固定するための基台部とが固定され、かつ中空内部に光源を設けて夜間、該光源を点灯させて中心柱を内部照明することにより視認し易くした技術が知られている(例えば特許文献1〜3参照)。
特許文献1に記載の道路標識柱は、車両の踏みつけにより生じる変形に対して自己復元性に優れ、視認性を高めるために装着された光源も衝撃や荷重から保護されることを目的とし、中心柱を中空ゴム状弾性体にて形成すると共に光源である照射光ランプを基台部に埋め込んだ構成を有する。ここで、基台部は、台座と、該台座に嵌着する押さえリングとから構成されている。基台部構成材料としては、熱可塑性ポリウレタンエラストマー、注型タイプ(反応硬化性)ポリウレタンが好適なものとして例示されている。
特許文献2には、道路標識柱本体に該本体を横断する貫通穴を設け、その貫通穴に発光体取付部材を嵌着するとともに、その発光体取付部材に発光体を取付けることにより弾性体よりなる柱本体に発光体を確りと取付けることを可能とし、貫通穴中に配設した発光体から高輝度の光を直接出射させる構成が開示されている。これによって、高い視認性を図っている。
特許文献3には、太陽電池、太陽電池の電力を蓄電する蓄電池、蓄電池に蓄電された電力によって発光する発光体、発光などを制御する回路を含む自照装置を組み込まれ、発光体からの光を、光ファイバによってポールの周面に導く構成の道路標識柱が開示されている。太陽電池、蓄電池および制御回路はベースの内部に組み込まれ、さらに、太陽電池は受光面の一端をポール表面に位置させた光ファイバの他端に接続されている。
特開平8−239812号公報 特開2000−297412号公報 特開平10−30215号公報
上記の公知の道路標識柱は、いずれも夜間、該光源を点灯させて中心柱を内部照明することにより視認し易く形成されている。
しかし、特許文献1に記載の道路標識柱は、走行車両の踏みつけにより与えられる変形を回復して形状を自己復元可能とすると同時に衝突による破損を防止するために、中空ゴム状弾性体にて中心柱が形成され、基台部はソリッドゴムないし樹脂にて形成されているものの、この構造を基に、光センサー、コンデンサー、これらを制御するための回路基板等の電気部材を単に台座に形成された凹部に収容した道路標識柱は、これを試験的に製作して設置し、設置基準とされている乗用車の通過試験を行い、十分な耐久性を有することを確認した上で実際に路面に設置して使用すると、照明が点灯しなくなるという不具合が発生した。また冷熱サイクル試験を行った場合にも照明が点灯しなくなるという不具合が発生した。
特許文献2に記載された道路標識柱については、走行車両の踏みつけにより与えられる変形を回復して形状を自己復元可能とする機能はなく、また、発光ダイオード(LED)など破損時の部品交換は容易であるものの、衝突による破損そのものを防止する機能はなく、また、構造的に強度を増して破損を減少させることも難しい。
特許文献3については、走行車両の踏みつけにより与えられる変形を回復して形状を自己復元可能とする機能を有し、太陽電池、蓄電池、発光ダイオードおよび制御回路は基板に組み込まれ、シリコン樹脂などからなる格納体に封入され、ベースの内部に形成された室に収納されている。従って、生産効率が悪く、製造に時間が係るとともにコスト的にも高くつくものであった。
さらに、従前の中心柱や基台部などの接合や固定においては、樹脂を注入して作製する注型方式が採用されていたが、上面や下面など種々の方向からの作業が必要となるなど作業性の悪さや硬化時間等、生産性が低いことから改善の要請が強かった。また、注型方式によって作製された道路標識柱は、使用後廃棄処理する場合、分別できず埋め立て処理しなければならない点においても課題があった。
本発明の目的は、路面に設置使用した場合に走行車両の踏みつけにより与えられる変形を回復して形状を自己復元可能とする機能を有するとともに、発光体、太陽電池や蓄電部材などの損傷がなく、かつ生産効率のよい自発光式道路標識柱およびその製造方法を提供することにある。また、使用後に廃棄する場合、構成する各部を個別に分解分別処理ができる自発光式道路標識柱およびその製造方法を提供することにある。
本発明者らは、鋭意研究を重ねた結果、以下に示す自発光式道路標識柱およびその製造方法によって上記目的を達成できることを見出し、本発明を完成するに到った。
本発明は、自発光式道路標識柱の製造方法であって、熱可塑性樹脂によって基台部を作製する基台部製造工程、熱可塑性エラストマーによって中心柱を作製する中心柱製造工程、熱可塑性樹脂によって中空の補強部を作製する補強部製造工程、および中心柱と補強部とを基台部に立設する組立工程を有し、補強部を基台部と同じ熱可塑性樹脂で構成あるいは中心柱と同じ熱可塑性エラストマーを併用するとともに、該組立工程において、(1)基台部に蓄電部材を収容し固定する工程、(2)補強部の外周上部に複数の発光体および少なくとも1つの太陽電池を配設し固定する工程、および(3)補強部の中空部に中心柱を挿入し、中心柱と補強部との間にシール性が得られるように補強部の上部内面において中心柱の下部外周と嵌合させ、補強部の下部内面において基台部の下部外周と嵌合させて、基台部とともに中心柱を挟持固定する工程、を有することを特徴とする。
こうした道路標識柱の製造方法は、従前のような基台部を反応硬化性樹脂原料の注型により成形するものではなく、熱可塑性樹脂にて成形したものであり、成形後の部材を組み付けるだけで製造することができるので、短時間で効率的、低コストにて製造することが可能となる。また、自己復元機能を有し、部材の損傷が少なく視認性が高い優れた外照タイプの自発光式道路標識柱の製造方法を提供することが可能となる。また、補強部の上部内面において中心柱の下部外周と嵌合し、かつ補強部の下部内面において基台部の下部外周と嵌合して、基台部とともに中心柱をしっかりと挟持固定することができる。さらに、中心柱と補強部との間には、雨水やゴミが入り難いシール性が得られる。このとき、補強部を基台部と同じ熱可塑性樹脂で構成あるいは中心柱と同じ熱可塑性エラストマーを併用することが好ましい。
また、本発明は、上記自発光式道路標識柱の製造方法によって作製された自発光式道路標識柱であって、蓄電部材が収容された熱可塑性樹脂からなる基台部と、基台部に立設された熱可塑性エラストマーからなる中心柱と、外周上部に複数の発光体と少なくとも1つの太陽電池が配設された熱可塑性樹脂からなる中空の補強部とからなり、
補強部を基台部と同じ熱可塑性樹脂で構成あるいは中心柱と同じ熱可塑性エラストマーを併用するとともに、中心柱と補強部との間にシール性が得られるように補強部の上部内面において中心柱の下部外周と嵌合し、かつ補強部の下部内面において基台部の下部外周と嵌合して、基台部とともに中心柱を挟持固定することを特徴とする。
こうした道路標識柱は、中心柱の材質が有する可撓性などの特性および基台部と補強部が有する強度や弾性などの特性によって、走行車両の踏みつけにより与えられる変形を回復して形状を自己復元可能とする機能や耐破損性を有するとともに、補強部の外周上部に配設された発光体によって優れた視認性を確保することができる。また、中心柱、基台部および補強部から構成される組み込み式の道路標識柱とすることによって、使用後に廃棄する場合、構成する各部を個別に分解分別処理ができる。さらに、発光体、蓄電部材および太陽電池を配設することによって、自立的に発光機能を有する道路標識柱を形成することができる。従って、自己復元機能を有し、視認性が高くかつ生産効率のよい優れた外照タイプの自発光式道路標識柱を提供することが可能となる。また、補強部の上部内面において中心柱の下部外周と嵌合し、かつ補強部の下部内面において基台部の下部外周と嵌合して、基台部とともに中心柱をしっかりと挟持固定することができる。さらに、中心柱と補強部との間には、雨水やゴミが入り難いシール性が得られる。このとき、補強部を基台部と同じ熱可塑性樹脂で構成あるいは中心柱と同じ熱可塑性エラストマーを併用することが好ましい。
このとき、前記発光体が、その点灯部の表面が補強部外周面を超えない埋め込み状態で取り付けられるとともに、発光体の封止用樹脂が、エポキシ樹脂であることが好ましい。
従前、外照式の道路標識柱においては、上記のように発光体(例えばLEDなど)などの損傷が生じることを前提とし、部剤の交換や保守作業の効率化を重視する提案が多くあった。本発明は、発光体を強度と弾性を有する補強部に埋め込み状態で取り付けて構造的な強化を図るとともに、封止部材として衝撃の強いエポキシ樹脂を用いて、発光体自体の損傷防止を図ることによって、衝撃に強く長期間の使用が可能な視認性の高い外照タイプの自発光式道路標識柱を提供することが可能となった。
本発明は、自発光式道路標識柱であって、上部内面に蓄電部材および複数の発光体が収容された熱可塑性樹脂からなる基台部と、基台部に立設された熱可塑性エラストマーからなる中心柱と、外周上部に少なくとも1つの太陽電池が配設された熱可塑性樹脂からなる中空の補強部とからなり、補強部を基台部と同じ熱可塑性樹脂で構成あるいは中心柱と同じ熱可塑性エラストマーを併用するとともに、中心柱と補強部との間にシール性が得られるように補強部の上部内面において中心柱の下部外周と嵌合し、かつ補強部の下部内面において基台部の下部外周と嵌合して、基台部とともに中心柱を挟持固定することを特徴とする。
こうした道路標識柱は、上記同様、中心柱の材質が有する可撓性などの特性および基台部と補強部が有する強度や弾性などの特性によって、走行車両の踏みつけにより与えられる変形を回復して形状を自己復元可能とする機能や耐破損性を有するとともに、中心柱の内部に配設された蓄電部材および発光体によって優れた視認性を確保することができる。また、中心柱、基台部および補強部から構成される組み込み式の道路標識柱とすることによって、使用後に廃棄する場合、構成する各部を個別に分解分別処理ができる。従って、自己復元機能を有し、視認性が高くかつ生産効率のよい優れた内照タイプの自発光式道路標識柱を提供することが可能となる。また、補強部の上部内面において中心柱の下部外周と嵌合し、かつ補強部の下部内面において基台部の下部外周と嵌合して、基台部とともに中心柱をしっかりと挟持固定することができる。さらに、中心柱と補強部との間には、雨水やゴミが入り難いシール性が得られる。このとき、補強部を基台部と同じ熱可塑性樹脂で構成あるいは中心柱と同じ熱可塑性エラストマーを併用することが好ましい。
上記自発光式道路標識柱にあっては、前記中心柱の下部外周面の周方向に凸条を有し、前記補強部は、凸条により前記基台部に装着固定されていることが好ましい。
こうした構成によって、道路標識柱を踏み付けてトラックなどの重量の大きな車両が乗り越えて通過し、中心柱が基台部近傍で踏みつぶされるような変形を受け、該変形に伴う引き抜き応力を受けた場合でも、中心柱の脱落を防止し、中心柱、基台部および補強部からなる一体としての機能を維持することが可能となる。
また、本発明は、自発光式道路標識柱の製造方法であって、熱可塑性樹脂によって基台部を作製する基台部製造工程、熱可塑性エラストマーによって中心柱を作製する中心柱製造工程、熱可塑性樹脂によって中空の補強部を作製する補強部製造工程、および中心柱と補強部とを基台部に立設する組立工程を有し、補強部を基台部と同じ熱可塑性樹脂で構成あるいは中心柱と同じ熱可塑性エラストマーを併用するとともに、
該組立工程において、(1)基台部に蓄電部材を収容し固定する工程、(2)補強部の外周上部に複数の発光体および少なくとも1つの太陽電池を配設し固定する工程、および(3)補強部の中空部に中心柱を挿入し、中心柱と補強部との間にシール性が得られるように補強部の上部内面において中心柱の下部外周と嵌合させ、補強部の下部内面において基台部の下部外周と嵌合させて、基台部とともに中心柱を挟持固定する工程、を有することを特徴とする。
こうした道路標識柱の製造方法は、従前のような基台部を反応硬化性樹脂原料の注型により成形するものではなく、熱可塑性樹脂にて成形したものであり、成形後の部材を組み付けるだけで製造することができるので、短時間で効率的、低コストにて製造することが可能となる。また、自己復元機能を有し、部材の損傷が少なく視認性が高い優れた外照タイプの自発光式道路標識柱の製造方法を提供することが可能となる。また、補強部の上部内面において中心柱の下部外周と嵌合し、かつ補強部の下部内面において基台部の下部外周と嵌合して、基台部とともに中心柱をしっかりと挟持固定することができる。さらに、中心柱と補強部との間には、雨水やゴミが入り難いシール性が得られる。このとき、補強部を基台部と同じ熱可塑性樹脂で構成あるいは中心柱と同じ熱可塑性エラストマーを併用することが好ましい。
また、本発明は、自発光式道路標識柱の製造方法であって、熱可塑性樹脂によって基台部を作製する基台部製造工程、熱可塑性エラストマーによって中心柱を作製する中心柱製造工程、熱可塑性樹脂によって中空の補強部を作製する補強部製造工程、および中心柱と補強部とを基台部に立設する組立工程を有し、補強部を基台部と同じ熱可塑性樹脂で構成あるいは中心柱と同じ熱可塑性エラストマーを併用するとともに、
該組立工程において、(1)基台部に蓄電部材および複数の発光体を収容し固定する工程、(2)補強部の外周上部に少なくとも1つの太陽電池を配設し固定する工程、および(3)補強部の中空部に中心柱を挿入し、中心柱と補強部との間にシール性が得られるように補強部の上部内面において中心柱の下部外周と嵌合させ、補強部の下部内面において基台部の下部外周と嵌合させて、基台部とともに中心柱を挟持固定する工程、を有することを特徴とする。
こうした道路標識柱の製造方法は、上記同様、熱可塑性樹脂にて成形したものであり、成形後の部材を組み付けるだけで製造することができるので、短時間で効率的、低コストにて製造することが可能となる。また、自己復元機能を有し、部材の損傷が少なく視認性が高い優れた内照タイプの自発光式道路標識柱の製造が可能となる。また、補強部の上部内面において中心柱の下部外周と嵌合し、かつ補強部の下部内面において基台部の下部外周と嵌合して、基台部とともに中心柱をしっかりと挟持固定することができる。さらに、中心柱と補強部との間には、雨水やゴミが入り難いシール性が得られる。このとき、補強部を基台部と同じ熱可塑性樹脂で構成あるいは中心柱と同じ熱可塑性エラストマーを併用することが好ましい。
本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。本発明に係る道路標識柱においては、蓄電部材が収容された熱可塑性樹脂からなる基台部と、基台部に立設された熱可塑性エラストマーからなる中心柱と、少なくとも1つの太陽電池が配設された熱可塑性樹脂からなる中空の補強部とからなり、補強部の上部内面において中心柱の下部外周と嵌合し、かつ補強部の下部内面において基台部の下部外周と嵌合して、基台部とともに中心柱を挟持固定することを特徴とする(基本構成)。
<本発明に係る外照式道路標識柱の構成例>
図1は、本発明の道路標識柱の好適な形態として、上記の構成に加え、補強部に複数の発光体を配設した外照式の道路標識柱の構成例(第1構成例)を示した部分断面図である。道路標識柱10は、中空で頭部が閉鎖された中心柱12、補強部13および基台部14とからなり、中心柱12の下端部12aが補強部13と基台部14に挟持されることにより固定されている。つまり、補強部13の上部内面Aにおいて中心柱12の下部外周と嵌合し、かつ補強部13の下部内面Bにおいて基台部14の下部外周と嵌合して、基台部14とともに中心柱12をしっかりと挟持固定することができる。このように、中心柱12と補強部13との間には、雨水やゴミが入り難いシール性が得られるように構成することが好ましい。
中心柱12には、脱落防止のために、その下端部12aが中心柱12の下部外周面の周方向に凸条を有することが好ましい。図1の断面視においては、さらに外側に折れ曲がって下端部12aが反転した鉤状に形成されている。中心柱12の上部から中央部にかけた外面には、反射シート11が複数本(図1では3本)巻回装着され、道路標識柱10の夜間の視認性を高めている。中心柱12の断面形状は特に限定されるものではないが、全方向からの視認性と製造の簡便性より円筒状であることが好ましい。また、中心柱12は、外径が5〜15cm、肉厚が2〜10mm、より好ましくは3〜8mmであり、長さは40cm以上1.5m以下であることが好ましい。
補強部13は、上部内面は中心柱12の外径を有し、下部内面は基台部14の外径を有するテーパ状の円筒状であり、中心柱12と補強部13および補強部13基台部14との間には雨水やゴミが入り難いシール性が得られるように構成することが好ましい。補強部13は、肉厚が2〜15mm、より好ましくは3〜13mmであり、長さは2〜6cmであることが好ましい。
図2は、図1のX−X断面を示した断面図である。補強部13の中心柱12の外周上部に8個の発光体(LED)15が配設され、さらにその外側上面に2個の太陽電池16が配設された例が示されている。光源であるLED15は、中心柱12の下部を中心に照明可能に配設することが好ましく、周囲のいろいろな角度から認知できるような数量として例えば6個以上さらには8個以上を配設することが好ましい。中心柱12の上部から中央部にかけて設けられた再帰反射シート11とともに作用し、車両のライトの照射方向に拘らず中心柱12全体を視認することが可能となり、夜間の道路標識柱10の視認性向上を図る構成となっている。また、LED15の配設方法は、図1(a)に示すように、LED15の点灯部の表面15aが補強部13の外周面Cを超えない埋め込み状態で取り付けられることが好ましい。外周面Cによって車両等の直接の衝撃を受けることを回避することができる。同時に、反応硬化性樹脂を用いてLED15の封止をすることが好ましい。特に、後述するように、封止部材として衝撃の強いエポキシ樹脂を用いてLED自体の損傷防止を図ることが可能となる。
また、太陽電池16は、図示のように補強部13の一部に集中して配設することが好ましい。太陽電池16を補強部13に集中して配設した部分が南方向となるように道路標識柱10を設置することにより、最も効率的に蓄電することができる。
補強部13には、これ等以外に夜間の点灯を検知する光センサー(図示せず)も設置することが可能である。また、補強部13の側面にも円板状の反射部材(リフレクター)が周囲に複数個装着することが可能であり、道路標識柱10の夜間の視認性を高めることができる。なお、光センサーは外部の光を関知する必要があり、中心柱12の外側の補強部13の上面に設置されることが好ましいが、基台部14の下部(接地面側)に配設する場合には、封止用反応硬化性樹脂にて充填封止することが好ましい。
基台部14の上面側には、凹部17が形成されており、該凹部17には太陽電池16から得られた電気を蓄えるためのコンデンサー18a、制御のための回路基板18bなどの蓄電部材18が収容され、所定の接続を行った後に封止用反応硬化性樹脂にて充填封止されることが好ましい。蓄電部材18とLED15および太陽電池16とは、リード線19で接続される。その中間にコネクタ20を用いることによって、設置された状態での保守も可能となる。
ここで、中心柱12を構成する熱可塑性エラストマー(TPE)としては、公知の熱可塑性エラストマーは特に限定なく使用できる。具体的にはポリエステル系TPE、ポリウレタン系TPE(TPU)、ポリオレフィン系TPE(TPO)、ポリスチレン系TPE(TPS)、ポリアミド系TPE(TPAE)、アイオノマー系TPE、ジエン系TPE、ポリ塩化ビニル系TPE(TPVC)、ポリ塩化ビニル/ポリウレタンポリマーアロイ系TPE、熱可塑性樹脂とゴムとの混合物等が例示される。またこれらの熱可塑性エラストマーにゴムを混合ないし微粒子状で分散した熱可塑性エラストマーも使用可能である。これらのTPEは単独で使用可能であり、必要に応じて2種以上を混合使用してもよい。熱可塑性エラストマーは、硬度がJIS−A硬度にて90以下であることが好ましく、85以下であることがより好ましい。硬度が高すぎると繰返しの屈曲により破損する場合が生じる。熱可塑性エラストマーの硬度は、通常JIS−A硬度にて50以上である。上述の熱可塑性エラストマーの中でも、耐久性が優れていることから、ポリウレタン系TPEの使用が特に好ましい。
補強部13及び基台部14を構成する熱可塑性樹脂は、公知の熱可塑性樹脂を限定なく使用可能である。具体的にはPET,PBT,ポリプロピレンテレフタレート、1,4−シクロヘキサンジメタノールとテレフタル酸のポリエステル等のポリアルキレンテレフタレート樹脂、ポリエチレンナフタレート、ポリプロピレンナフタレート、1,4−シクロヘキサンジメタノールとナフタレンジカルボン酸とのポリエステル等のポリアルキレンナフタレート樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリフェニレンオキサイド、ポリフェニレンサルファイド、ポリウレタン樹脂、PFA等のフッ素系樹脂、ABS樹脂等並びにこれらの樹脂から選択される樹脂のブレンド樹脂、ポリマーアロイ等が例示される。補強部13及び基台部14を構成する熱可塑性樹脂は、同じであっても異なった材料であってもよい。また、補強部13は、上記熱可塑性エラストマーと併用することも可能である。
また、封止用反応硬化性樹脂として好適なエポキシ樹脂としては、公知のいわゆる弾性エポキシ樹脂を使用することができ、例えば4,4’−イソプロピリデンジフェノールと1−クロロ−2,3−エポキシプロパン重合物をエポキシ化合物成分とし、硬化剤として変性脂肪族ポリアミンを使用した2液タイプのエポキシ樹脂が例示される。市販品の使用も好適であり、例えばソフランボンドPM9004Nなどが例示される。特に、LED組み込み部位については、エポキシ樹脂D硬度70と硬く衝撃に耐えるようにすることによって、発光体自体の損傷防止を図り長期間の使用が可能となった。エポキシ樹脂は、単体で使用することが可能であるが、必要に応じて所定の機能を有する試剤を添加することも可能である。例えば、反応硬化性樹脂には、必要に応じて着色剤、充填剤等を添加することは、外観の商品価値の向上、強度や圧縮弾性率等の機械的特性の向上等の観点より、好ましい態様である。特に、上記のエポキシ樹脂、とりわけ封止用硬化性樹脂として使用するエポキシ樹脂には、無機充填剤を添加することが好ましく、無機充填剤の添加により、必要な可撓性を維持しつつ上記範囲の圧縮弾性率有する封止用硬化性樹脂を形成することができる。無機充填剤としては、硬化性組成物の流動性を損なうことなく補強性を有する材料の使用が好ましく、具体的にはシリカ、ケイ砂等が例示される。
<第1構成例に係る道路標識柱の製造方法>
本発明の道路標識柱10は、熱可塑性樹脂によって基台部14を作製する基台部製造工程、熱可塑性エラストマーによって中心柱12を作製する中心柱製造工程、熱可塑性樹脂によって中空の補強部13を作製する補強部製造工程、および中心柱12と補強部13とを基台部14に立設する組立工程を有する製造方法により製造する。各工程の詳細は、以下の通りである。
(1)中心柱の製造工程
中心柱12は、公知の方法により成形されるが、熱可塑性エラストマーの押出成形により連続チューブ状に押し出した後に所定長さに裁断することによって製造することが好ましい。
(2)基台部の製造工程
基台部14は、熱可塑性樹脂の射出成形により製造することが好ましい。このとき、蓄電部材18を収容する凹部17や固定ボルト32用のボルト穴33(後述)あるいは配線溝などは、成形型に所定形状に部材を配設することにより形成することができるが、基台部14を成形した後に切削機械を使用して切削加工により形成してもよい。
(3)補強部の製造工程
補強部13は、熱可塑性樹脂の射出成形により製造することが好ましい。このとき、LED15および太陽電池16を収容する部分あるいは配線溝などは、成形型に所定形状に部材を配設することにより形成することができるが、補強部13を成形した後に切削機械を使用して切削加工により形成してもよい。また。組立工程を実施する前に、予め外周面Cに複数のLED15および少なくとも1つの太陽電池16を配設し封止用反応硬化性樹脂(エポキシ樹脂)によって固定した補強部13を準備することが好ましい。
(4)組立工程
かかる製造法により得られた部材を、以下の組立工程によって組み立てることにより、従前の道路標識柱のように反応硬化性組成物を注型してベースを形成するよりも簡便かつ低コストにて道路標識柱10を製造することができる。図1〜3を参照し説明する。
(4−1)道路に固定する場合には、基台部14を道路に固定する。
図3は、上記第1構成例に係る道路標識柱10を道路に設置した状態を例示した断面図である。道路標識柱10は、路面に設置したアンカー31に固定ボルト32を螺合することにより固定される。つまり、基台部14を凹部17の下部に設けられたボルト穴33を通してアンカー31に固定ボルト32を固定する。図3において使用するアンカーは、他の形式の道路標識柱固定用のアンカーと同じものが使用でき、設置工事が統一化、簡素化される。
(4−2)基台部14の凹部17に蓄電部材18を収容する。
このとき、凹部17に対し嵌合することによって分解可能な固定を行うことができる。振動等の激しい場所においては、封止用反応硬化性樹脂(エポキシ樹脂)によって固定することが好ましい。
(4−3)基台部14に中心柱12を挿入する。
このとき、リード線19およびコネクタ20を中心柱12の外部に引き出す。
(4−4)補強部13を中心柱12に挿入する。
このとき、LED15および太陽電池16用のコネクタ20を接続する。
(4−5)図1あるいは図3に示すように、補強部13の上部内面Aにおいて中心柱12の下部外周と嵌合させ、補強部13の下部内面Bにおいて基台部14の下部外周と嵌合させて、基台部14とともに中心柱12を挟持固定する。
以上によって、自発光式道路標識柱10を確実に製造することができる。
次に、本発明の道路標識柱10が路面に固定された後に、車両に乗り越えられるときの変形状態を示す。図4は、そのときの断面図である。この時、T部において補強部14と中心柱12は引っ張り応力を受けるが、下端部12aと補強部14の作用により中心柱12の脱落が、効果的に防止される。また、補強部14の強度および封止用反応硬化性樹脂によって、LED15や太陽電池16や蓄電部材18などの損傷を防止することができる。
<本発明に係る内照式道路標識柱の構成例>
次に、本発明の異なる道路標識柱10の好適な形態として、基本構成に加え、基台部14の上部内面に複数のLED15を配設した内照式の道路標識柱10の構成例(第2構成例)を示す。図5(A)は、道路に固定した状態の部分断面図として示す。第1構成例と同様、道路標識柱10は、中心柱12、補強部13および基台部14とからなり、中心柱12の下端部12aが補強部13と基台部14に挟持されることにより固定されている。
図5(B)は、図5(A)のX−X断面を示した断面図である。基台部14の凹部17に収容した蓄電部材18の回路基板18b上に6個の発光体(LED)15が配設された例が示されている。中心柱12を内面から照射し、夜間の道路標識柱10の視認性向上を図る構成となっている。LEDは、基台部14の凹部17に配設されることによって、損傷防止を図ることが可能となる。
<第2構成例に係る道路標識柱の製造方法>
本発明の道路標識柱10は、第1構成例と同様の中心柱12、基台部14および補強部13の各製造工程(1)〜(3)によって作製された部材を組み立てて製造される。ただし、複数のLED15を、蓄電部材18を構成する回路基板18b上に配設し基台部14に収容することから、この点において第1構成例と製造工程において相違点を有している。つまり、組立工程を実施する前に、予め回路基板18b上に複数のLED15を配設した蓄電部材18を準備することが好ましい。
組立工程については、第1構成例と同様である。LED15を中心柱12の内部に収納することから、第1構成例におけるLED15用のコード19およびコネクタ20が不要となる。
<本発明に係る内照式道路標識柱の他の構成例>
次に、上記内照式の道路標識柱10について、各部の固定方法を異にした構成例(第3構成例)を示す。図6は、道路に固定した状態の部分断面図として示す。第2構成例と同様、道路標識柱10は、中心柱12、補強部13および基台部14とからなり、中心柱12の下端部12aが補強部13と基台部14に挟持されることにより固定されている。このとき、中心柱12を基台部14に対し補強的に固定するように、中心柱12の端部に係止リブ21が嵌め込まれている。係止リブ21の配設によって、中心柱12の端部と基台部14との嵌合を確実にすることができるとともに、車両に踏みつけられた後の復元性に優れた道路標識柱10とすることができる。
係止リブ21の形状は、特に限定されるものではなく、図6のような挿入式で作業性のよいテーパを有するリング状体や、一端部を開放し固定ナットによって締め付けるタイプなどを使用することができる。
<第3構成例に係る道路標識柱の製造方法>
本発明の道路標識柱10は、第1構成例と同様の中心柱12、基台部14および補強部13の各製造工程(1)〜(3)によって作製された部材を、以下の組立工程によって組み立てることにより、堅固に固定された内照式の道路標識柱10を製造することができる。第1構成例および第2構成例と同様の場合は説明を省略する。
(4−1)道路に固定する場合には、基台部14を道路に固定する。
(4−2)基台部14の凹部17に蓄電部材18を収容する。
(4−3)基台部14に中心柱12を挿入する。
(4−4)中心柱12に係止リブ21を挿入する。
このとき、中心柱12が多少テーパ状であり係止リブ21もテーパを有していれば、係止リブ21の挿入が容易であり、中心柱12の下端部12aに係止する状態で固定される。このとき、基台部14に中心柱12がしっかりと固定される。
(4−5)補強部13を中心柱12に挿入する。
(4−6)図6に示すように、係止リブ21を介して中心柱12、補強部13および基台部14を挟持固定する。
以上によって、自発光式道路標識柱10を確実に製造することができる。
また、本発明の道路標識柱10が路面に固定された後に車両に乗り越えられるとき、補強部13と中心柱12は引っ張り応力を受けるが、係止リブ21の作用により中心柱12の脱落が効果的に防止される。
<実施例1>
(1)試験内容
上記図1および図5に記載された道路標識柱について、(2)視認性および(2)衝撃耐久性を確認項目として試験を行った。
(2)視認性の確認
(2−1)試験方法
道路標識柱を市街地、農道、一般道に設置し、車両に搭乗した複数のメンバーによる夜間の走行テスト(時速 20、40、60km)を実施し、点灯状態および反射部材での反射機能の目視試験を行った。
(2−2)試験結果
内照式および外照式の道路標識柱について、いずれの走行条件においても点灯および反射の確認ができた。
(3)衝撃耐久性の確認
(3−1)試験方法
内照式の道路標識柱について実車衝撃試験(トラック20t 80km/h)を、外照式の道路標識柱について実車衝撃試験(普通車2t 20km/h)行い、その後道路標識柱の点灯ができるか否かを確認した。
(3−2)試験結果
内照式および外照式の道路標識柱ともに、衝突後であっても点灯した。
(4)屈曲耐久試験の確認
(4−1)試験方法
内照式および外照式の道路標識柱について、図4に示すように実車が道路標識柱を乗り越える状態を5000回繰り返し、その後の道路標識柱の起立状態および点灯ができるか否かを確認した。
(4−2)試験結果
内照式および外照式の道路標識柱ともに、試験前と差異なく起立し点灯した。
(5)屋外暴露試験
(5−1)試験方法
内照式および外照式の道路標識柱について、一般道路と同じ条件下で、屋外に起立状態で60日間放置し、その後道路標識柱の内部での雨滴あるいは粉塵の混入の確認および点灯ができるか否かを確認した。
(5−2)試験結果
内照式および外照式の道路標識柱ともに、試験前と差異なく点灯した。また、試験後分解して内部をした結果、道路標識柱の内部での雨滴、粉塵の混入、金属酸化物の発生あるいはプリント基板の損傷も見られなかった。
(6)まとめ
以上のように、路面に設置使用した場合の、走行車両による衝撃や踏み付けあるいは屋外の暴露による損傷もなく、自発光式道路標識柱として要求される視認性や自己復元性などの機能を十分に有する内照式あるいは外照式の道路標識柱であることが確認された。
本発明の道路標識柱の好適な形態を示した部分断面図 図1のX−X断面を示した断面図 図1に例示の道路標識柱を道路に設置した状態を例示した断面図 車両に乗り越えられるときの道路標識柱の変形を示した断面図 第2構成例に係る道路標識柱の道路に固定した状態の部分断面図 第3構成例に係る道路標識柱の道路に固定した状態の部分断面図
符号の説明
10 道路標識柱
12 中心柱
13 補強部
14 基台部
15 発光体(LED)
16 太陽電池
18 蓄電部材
21 係止リブ

Claims (4)

  1. 熱可塑性樹脂によって基台部を作製する基台部製造工程、熱可塑性エラストマーによって中心柱を作製する中心柱製造工程、熱可塑性樹脂によって中空の補強部を作製する補強部製造工程、および中心柱と補強部とを基台部に立設する組立工程を有し、補強部を基台部と同じ熱可塑性樹脂で構成あるいは中心柱と同じ熱可塑性エラストマーを併用するとともに、
    該組立工程において、(1)基台部に蓄電部材を収容し固定する工程、(2)補強部の外周上部に複数の発光体および少なくとも1つの太陽電池を配設し固定する工程、および(3)補強部の中空部に中心柱を挿入し、中心柱と補強部との間にシール性が得られるように補強部の上部内面において中心柱の下部外周と嵌合させ、補強部の下部内面において基台部の下部外周と嵌合させて、基台部とともに中心柱を挟持固定する工程、を有することを特徴とする自発光式道路標識柱の製造方法。
  2. 請求項1記載の自発光式道路標識柱の製造方法によって作製された自発光式道路標識柱であって、
    蓄電部材が収容された熱可塑性樹脂からなる基台部と、基台部に立設された熱可塑性エラストマーからなる中心柱と、外周上部に複数の発光体と少なくとも1つの太陽電池が配設された熱可塑性樹脂からなる中空の補強部とからなり、
    補強部を基台部と同じ熱可塑性樹脂で構成あるいは中心柱と同じ熱可塑性エラストマーを併用するとともに、中心柱と補強部との間にシール性が得られるように補強部の上部内面において中心柱の下部外周と嵌合し、かつ補強部の下部内面において基台部の下部外周と嵌合して、基台部とともに中心柱を挟持固定することを特徴とする自発光式道路標識柱。
  3. 前記発光体が、その点灯部の表面が補強部外周面を超えない埋め込み状態で取り付けられるとともに、発光体の封止用樹脂が、エポキシ樹脂であることを特徴とする請求項記載の自発光式道路標識柱。
  4. 前記中心柱の下部外周面の周方向に凸条を有し、前記補強部は、凸条により前記基台部に装着固定されていることを特徴とする請求項2または3記載の自発光式道路標識柱。
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