JP4644253B2 - モバイルスケーラブルリンク(msl)アーキテクチャのための転送肯定応答 - Google Patents

モバイルスケーラブルリンク(msl)アーキテクチャのための転送肯定応答 Download PDF

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Description

本発明の実施形態はプロセッサ間通信に関し、具体的には、モバイルスケーラブルリンク(MSL)アーキテクチャにおける転送肯定応答の仕組みに関する。
[関連出願]
本出願は、共通の発明人を有し、同時に出願された「Providing Additional Channels for an MSL Architecture」というタイトルの米国特許出願、番号未定、代理人整理番号第42P20075号に関連する。
モバイルスケーラブルリンク(MSL)プロトコルに従う従来のプロセッサ間通信は、MSL仕様のチャネル定義の制約を受ける。具体的には、1つのチャネルを指定するために、MSLアーキテクチャでは4ビットを利用することができ、MSL2では、全部で16個の潜在的なチャネルが定義される。さらに、従来のMSLデータ転送は単方向であり、送信側デバイスがデータを送信することだけを提供し、そのデータが適切に受信されたことを、受信側デバイスが肯定応答するための仕組みは提供しない。
本発明の複数の実施形態の説明は、添付の図面において、例示として種々の実例を含むが、それらの実例には限定されない。
本明細書において「一実施形態」の種々の参照は、本発明の少なくとも1つの実施形態に含まれる特定の特徴、構造又は特性を記述するものと理解されるべきである。したがって、「一実施形態において」、又は「別の実施形態において」等の言い回しが現われても、それは本発明の種々の実施形態を説明することがあり、必ずしも全てが同じ実施形態を参照するとは限らないことがある。
図1は、プロセッサ間通信アーキテクチャを利用するシステムの一実施形態のブロック図である。システム120は、通信バス110上で通信する、複数のデバイス、装置、機械等を含むことができる。システム120は、携帯電話、携帯情報端末(PDA)、無線通信デバイス、ポータブルコンピューティングデバイス等を含む、相互接続上に複数のデバイスを有することができる種々のタイプのデバイスを表す。システム120は、たとえば、デジタル腕時計、ステレオシステム、カメラ等の他のデバイスを表す場合もある。
通信バス110は、システム120の種々のデバイス間の1つ又は複数の信号線を表す。一実施形態では、通信バス110は、種々のデバイスの間の物理的な配線を表すことができる。一実施形態では、通信バス110は、データ線及びサイドバンド信号線を含むことができる。たとえば、通信バス110として、モバイルスケーラブルリンク(MSL)又はMSL2マルチドロップバスを用いることができる。
通信バス110上に存在する場合があるデータ線は、いくつかの論理チャネルが存在し得る通信インターフェースを提供する。一実施形態では、チャネルは物理的な線上で多重化されることができる。報知チャネル、及び報知チャネル以外の、すなわちデバイス固有の他のチャネルを含むチャネル上で機能するように通信を指定することができる。たとえば、或るプロトコルは、そのうちの1つがアドレス又は他の識別子(一般的には、ID、すなわちデバイス固有ID)である2つ以上のヘッダフィールドと、1つのチャネル番号とを指定することができる。これらのフィールドがデータ線上に送出されるとき、その番号に対応するチャネルが起動され、特定されたデバイス(複数可)が、データペイロードを受信するように指示される。
1つ又は複数のチャネル番号を報知チャネルとして定義することができ、1つ又は複数のチャネル番号を、報知チャネル以外のチャネル、すなわちデバイス固有のチャネルとして定義することができる。特定のチャネル番号定義を有することのほかに、一実施形態では、報知チャネルと、報知以外のチャネルとの間の差は、チャネルが呼び出される態様である。たとえば、報知チャネルは、報知チャネル番号、及び報知ID、すなわち通信バス110上にある全てのデバイスが受信すべきであることを指示するために定義された或る識別子によって指定することができる。報知以外のチャネルは、チャネル番号がデバイス固有チャネルとして定義され得るチャネルであり、デバイス固有IDがデータ線上に送出される。したがって、報知チャネルは、1つのデバイスから、通信バス110上にある複数の、すなわち他の全てのデバイスへの通信を提供することができ、報知以外のチャネルは、送信側デバイスから、ID番号に一致する特定のデバイスへの通信を提供することができる。
サイドバンド線は、2つ以上のデバイス間に存在することができ、且つデータ線とは別に、又はデータ線とともに、又はデータ線と並列に2つ以上の通信するデバイス間で情報を提供するためにアサートされる(アクティブハイの線の場合にハイ(論理1)に設定され、アクティブローの線の場合にロー(論理0)に設定される)ことができる1つ又は複数の信号線と理解されたい。サイドバンド線として、たとえば、送信要求信号、待機信号、システムクロック線等を指示するための線を用いることができる。
一実施形態では、通信バス110は、調停によって制御することができる。調停方式では、或る時点において、ただ1つのデバイスが、そのバスを制御することができる。或るデバイスがバスを「制御」するという条件を指定することは、データ線及びサイドバンド線に当てはまる場合がある。別法では、或るデバイスがバスを制御するという条件を指定することは、単に、そのデバイスが、通信バス110の物理的な線のうちの1つ又は複数の線上で通信する権利を有することを指していることがある。一実施形態では、調停を用いて、バス上でマスターデバイス及びスレーブデバイスを指示することができる。マスターは、データ線上でメッセージ(たとえば、ID、チャネル番号、データバイト等)を送出する権利を有することができる。それゆえ、マスターデバイスは、送信する機会を与えられるように指定されたデバイスである。スレーブは、マスターがバスを制御している間は、データ線上でメッセージを送出する権利がない。それゆえ、スレーブは、受信するように指定されたデバイスか、又は通信を受信していないが、そのデバイスに対して通信が送出されるまで、又はそのデバイスが送信する機会を得るまで待機しなければならないデバイスである場合がある。しかしながら、一実施形態では、バスがマスターによって制御される場合であっても、1つ又は複数のサイドバンド信号が、受信側デバイス又はスレーブデバイスによってアサートされることがある。それらのデバイスは、それぞれが送信する機会を得る度に、バス、すなわちデータ線を交互に制御することができる。
したがって、デバイス100はバスを制御することができ、それゆえマスターと見なすことができる。一実施形態では、デバイス100は、サブシステム、回路、プロセッサ等を表す。プロセッサとしてのデバイス100は、システム120内の汎用プロセッサ、アプリケーションプロセッサ(たとえば、システム120上で1つ又は複数のアプリケーションレベルのプログラム/コードにアクセスし、且つ/又はその実行を制御するデバイス)等を表すことができる。一実施形態では、システム120内の上位のプロセッサが、バスマスターとして動作し始めることができ、通信バス110のためのクロック信号を生成することができる。上位のプロセッサは、システム120の動作中に、通信バス110上でスレーブとして交互に入れ替わることができる。システム120内には、図示されるデバイスよりも、多くの、又は少ないデバイスが存在し得る。
デバイス101〜103は、他の回路、サブシステム、プロセッサ、ロジックアレイ、周辺装置、外部サーバ等を表す。各デバイス101〜103は、システム120の動作/実行の或る時点では、マスターデバイスを表すことができる。他の時点では、これらのデバイスは、通信バス110に取り付けられるスレーブデバイスを表す。図1が、システム120の実行中のスナップショットと見なされる場合、これらのデバイスは、その時点では、スレーブデバイスであると見なすことができ、メッセージを受信し、且つ/又はそれらのデバイスがメッセージを受信及び/又は送信するような時点までアイドル状態のままになるであろう。
一実施形態では、通信バス110は、報知チャネル、及び報知以外のチャネルをサポートすることができ、報知チャネルは特定のチャネル番号及び報知IDによって指定され、報知以外のチャネルは、別の異なる特定のチャネル番号及びデバイス固有IDによって指定される。一実施形態では、報知IDは16進数の「F」である。一実施形態では、デバイス固有IDは範囲0〜7の数である。一実施形態では、チャネルの数は、たとえば、8、16、128等にすることができる。チャネルの数は、チャネル番号を指定するために用いられるビット数によることができる。たとえば、1ニブル(4ビット)のチャネル番号識別子は、16個の異なるチャネルを特定できる可能性がある。全ての潜在的に利用可能なチャネルは、報知チャネル、又は報知以外のチャネルのいずれかとして定義されると考えられる。全てのチャネルが定義される場合には、従来では、将来に使用するために予約されるチャネルは存在しないであろう。
一実施形態では、全ての潜在的なチャネルが報知チャネル又は報知以外のチャネルのいずれかとして定義されるシステムが、同じアドレス空間内でさらに多くのチャネルを定義するための仕組みを利用することができる。たとえば、1つの報知チャネルが定義される場合には、その報知チャネルとともに、デバイス固有IDを用いることができる。同様に、報知IDを、報知以外のチャネルとともに用いることもできる。したがって、一実施形態では、或るチャネルが報知チャネルであるか、報知以外のチャネルであるかは、データチャネル上で送出される指定されたチャネル番号ではなく、データチャネル上で送出されるID番号よって判定することができる。プロトコルによって指定された報知以外のチャネルの数までの多数の付加的な報知チャネルを生成して、仕様/プロトコル定義において定義することができる用途以外のために利用することができる。同様に、報知チャネルの数までの多数の付加的な報知以外のチャネルを生成して、仕様/プロトコル定義において定義することができる用途以外のために利用することができる。
図2は、プロセッサ間通信仕様のチャネル定義の一実施形態のブロック図である。一実施形態では、プロセッサ間通信定義は、デバイス固有アドレスを利用するチャネルと、報知アドレスを利用するチャネルとを定義することができる。一例では、MSLは16チャネルを定義し、チャネル8、9及び15は報知チャネル(broadcast use)として専用に割り当てられており、残りのチャネルはデバイス固有のメッセージ転送のために割り当てられている。従来のMSLでは、16個の定義されたチャネルよりも多くのチャネルは許されない。
一実施形態では、デバイス固有アドレスをチャネル8、9及び/又は15とともに利用して、付加的なデバイス固有のメッセージ転送の仕組みを提供する。図2では、これらは、将来に使用するために予約された(PFU)チャネルとして指定される。これらのチャネルはMSL仕様では定義されないので、これらは予約される。それらのチャネルは定義されないので、システム設計者は、設計の必要に応じて特定のアプリケーション又は用途のためにこれらのチャネルを定義することができる。
一実施形態では、報知アドレスをチャネル0〜7及び/又は10〜14のうちの1つとともに利用して、付加的な報知メッセージ転送の仕組みを提供する。同じく、これらのチャネルは、システム報知情報のために必要に応じて定義することができる。たとえば、或るシステム内にある特定のデバイスの場合に、固有に定義された(custom)システム状態、メッセージ等が有用なことがある。
これらのチャネルは従来のMSLでは定義されないので、1つ又は複数のRFUチャネルを用いるシステムは、それでも従来のシステムと後方互換性があるであろう。たとえば、報知アドレスが、報知チャネル8とともに用いられるものと定義されるので、報知アドレス以外のアドレスが報知チャネルのために指定される場合には、システム内のデバイスはそのメッセージを無視することができる。報知チャネル上で待ち受け状態なり、自らのデバイスIDが報知チャネル上で指定されるアドレスであるときに、メッセージを復号化することになるデバイスのために、デバイス固有アドレスを用いることができる。
図3は、プロセッサ間通信仕様を利用するシステムの通信バスの一実施形態のブロック図である。アプリケーションプロセッサ310として、システム内のアプリケーションレベルの機能を実行することができる、プロセッサ、サブシステム、ゲートアレイ等を用いることができる。アプリケーションプロセッサ310は、アプリケーションプロセッサ310と、1つ又は複数の他のプロセッサ、デバイス、サブシステム等、たとえばデバイス320との間のプロセッサ間通信を容易にするためのインターフェースを備えることができる。デバイス320は、周辺装置、回路、ハードウエア等を制御する、サブシステム及び/又はドライバを表すことができる。
一実施形態では、アプリケーションプロセッサ310はバスマスターであり、それは、アプリケーションプロセッサ310が、自らとデバイス320との間の物理的な配線のうちの1つ又は複数の部分を制御することを意味する。アプリケーションプロセッサ310は、デバイス320との物理的な配線へのインターフェースを備えることができる。同様に、デバイス320も、物理的な配線へのインターフェースを備えることができる。それらのインターフェースは、物理的な配線にデバイス/プロセッサを接続するための、ピン、受信回路、ドライブ回路、プルアップ/プルダウン回路、バッファ等のうちの1つ又は複数を含むことができる。物理的な配線は複数の信号線を含むことができ、クロック信号CLK331、ストローブ信号STB332、待機信号WAIT333、データ線DAT[N:0]334及び調停信号LREQ#335を含むことができる。これらの信号が示されるが、システムによっては、存在する信号線がそれより多いことも、少ないこともある。
一実施形態では、DAT[N:0]334は、プロセッサ間通信を送信することができる複数の信号線(たとえば、4、8)を表す。他の信号線は、サイドバンド信号線と呼ばれることがある。一実施形態では、マスターデバイスがDAT[N:0]334を制御する。マスターデバイスは、1つ又は複数のサイドバンド線も制御することができる。LREQ#335によって表されるように、バスの制御は調停することができ、それは、制御が交替することを意味し、或る時点でマスターであるデバイスが、別の時点において、そのバス上でスレーブになることもある。一実施形態では、サイドバンド信号、たとえばWAIT333は、バス上のスレーブデバイスによってアサートされることができる。
一実施形態では、DAT[3:0]の4つのデータ線334のそれぞれに、1ニブルのうちの1ビットを送出することによって、1つのチャネルを指定することができる。別の実施形態では、データ線334は、8つのデータ線DAT[7:0]を含むことができ、その線上に全バイトを送出することができる。別法では、各線が複数のタイムスロットに分割されるようにシステムを設計することができ、データ線DAT[N:0]334のそれぞれが、種々のデータチャネルを個別に使用することができる。そのシステムは、DAT[N:0]334上にチャネル番号、デバイスID及びデータペイロードが送出されるように動作することができる。一実施形態では、チャネル番号及び識別子がDAT[N:0]上に送出されるときに、チャネルを起動することができる。受信側デバイス(複数可)において識別子を復号化して、受信側デバイスが意図した受信機であるか否かを判定することができる。
個のチャネルが定義され、そのうちのいくつかが報知チャネルであり、いくつかが報知以外のチャネルであるシステムでは、報知チャネル上でデバイス固有IDを指定して、付加的なデバイス固有のメッセージ転送の仕組みを提供することができる。同様に、デバイス固有チャネル上で報知IDを指定して、付加的な報知メッセージ転送の仕組みを提供することができる。したがって、標準的なチャネル定義を拡張して、標準規格において定義される識別子以外の識別子を有するメッセージ転送を含むように変更されたチャネル定義を作成することができる。したがって、その仕様によれば、復号器は、チャネル上で予想される識別子以外の識別子を有するメッセージを、有効なメッセージとして受信することができる。
図4は、上記のようなプロセッサ間通信の一実施形態のタイミング図である。CLKは、タイミング図内のクロックパルスを表す。共有されるプロセッサ間通信バスは、そのバス上の通信が少なくとも関係している限り、バス上でデバイスを同期させるためのクロック信号を含むことができる。一実施形態では、DATA[3:0]は、デバイスIDフィールド411と、チャネル番号フィールド412と、データフィールド413とを含むことができる。付加的なフィールド、及び/又は異なるフィールドサイズもサポートすることができる。
報知ID又はデバイス固有アドレス/IDを、デバイスIDフィールド411に入れて、意図したメッセージ受信機を指示することができる。報知IDは、そのメッセージが、複数のスレーブデバイスによって復号化されるべきであることを指示することができる。デバイス固有IDは、そのメッセージが、指定された所定の受信機によってのみ復号化されるべきであることを指示することができる。たとえば、図4では、「1」のデバイス固有IDは、アドレス/識別子「1」を有するデバイスがDATA[3:0]において送信されることになるメッセージの意図した受信機であることを指示する。一実施形態では、「F」のデバイスIDは報知メッセージを指示することができる。この場合、そのシステムにおいて、2個、この例では16個よりも少ないデバイスをサポートできるものと仮定する。
チャネル番号412は、そのシステムのために定義されたチャネルのうちのいずれかになるように指定することができる。一実施形態では、プロセッサ間通信定義において、全部で2個の潜在的なチャネルが定義されるものと仮定する。ただし、Nはチャネル番号を表すために用いられるビット/線の数を表す。さらに、少なくとも1つのチャネルが報知チャネルとして定義されるものと仮定され、報知チャネルは、対応する報知IDがデバイスIDフィールド411に入れられるものと定義される。一実施形態では、チャネル番号412内に示されるチャネル8は、定義された報知チャネルを表す。したがって、報知チャネルは、1のデバイス固有IDを指定される。そのプロトコルによれば、チャネル及びデバイスIDが一致しないので、バス上のデバイスは、そのメッセージを無視することもできる。そのメッセージはデバイス1にアドレス指定されるので、デバイス1は、そのメッセージが標準的なプロトコル定義によれば技術的に不適切な場合であっても、そのメッセージを復号化するように動作することができる。このようにして、付加的なチャネルをサポートすることができる。
一実施形態では、図4のシステム及びタイミング図に関連付けられるプロトコルは単方向であり、すなわち送信だけを行うことができ、それは、標準的なプロトコル定義では、受信側デバイスが肯定応答を転送する方法がないことを意味する。標準的な肯定応答の仕組みは、そのプロトコルによって、受信側デバイスがバスの制御を調停し、バスの所有権を確立し、その後、元の送信側デバイスに肯定応答サイクルを送信するものと定義することができる。プラットフォーム/システム内の複数のデバイスが同じくバスを要求している場合には、その過程は、その転送に対して肯定応答する際に大きな遅延を生じる可能性がある。受信に失敗した場合にメッセージを再送する必要がある場合には、その過程はさらに長い時間を要することもある。したがって、標準的な肯定応答は、性能、電力及びタイミングの観点から効率的でないことがある。
一実施形態では、送信側デバイス、すなわちマスター(所有権を確立しているデバイス)が、肯定応答メッセージの転送を伴う、データメッセージの転送に従うことができる。そのデータメッセージは、特定のデバイスに対するデータチャネルを用いる標準的な通信プロトコル仕様に従うことができる。肯定応答メッセージは、デバイスIDフィールド411内にデバイス固有IDを入れ、チャネル番号フィールド412内に報知チャネルを入れることによって送信することができる。データの1つ又は複数のニブルをデータフィールド413に入れることができる。一実施形態では、肯定応答中にデータフィールド413に入れられるデータの値は、「ドントケア」である。一実施形態では、特定の肯定応答値を用いることができる。肯定応答メッセージ中に、受信側デバイスは、サイドバンド信号のうちの1つをアサート又はデアサートし、そのメッセージが受信されたか否かを指示することができる。
たとえば、図4の例では、送信側デバイスが「1」のデバイスIDを指定し、「8」の報知チャネルを指定するとき、チャネル/制御ストローブ420をアサートすることができる。データ413はドントケアであり、受信側デバイスは、送信側デバイスのメッセージのデータペイロード中に、WAIT信号430をアサートする。システムの実施態様によっては、メッセージ中にWAIT430をアサートすることによって、そのメッセージが再送されるべきであることを指示することができる。別法では、メッセージ中にWAIT430をアサートすることによって、そのメッセージが適切に受信されたことを指示することができる。元の送信側デバイスは、時刻440において、WAIT信号430をサンプリングして、元の受信側デバイスの肯定応答メッセージを「読み取る」又は「受信する」ことができる。
サンプリング時刻は、システムの実施態様による場合がある。元の受信側デバイスが元の送信側デバイスからのメッセージ転送にどのタイミングで肯定応答しなければならないかによって、データペイロードの1つ又は複数のニブルが存在することがある。2つのデータニブルが示されるが、それは単に例示することを目的としており、要求されるものと、又は制限するものと解釈されるべきではない。
図5は、プロセッサ間メッセージの送信の一実施形態のフロー図である。一実施形態では、複数のプロセッサ、サブシステム、周辺装置等がバス上で相互接続される。そのバス上で複数のメッセージを使用することによって、プロセッサ間通信を容易にすることができる。502では、送信するためのメッセージを準備することができる。バス及び/又はデータ線の所有権/制御を有するデバイスが、メッセージを送信するのを許されることができる。送信側デバイスがマスターであるときに、意図した1つ又は複数の受信機が、そのバス上でスレーブとしての役割を果たすことができる。
510では、そのメッセージが報知メッセージであるか、報知以外のメッセージであるかが判定される。たとえば、送信側デバイス上の送信用モジュールが、報知メッセージが送信されていることを判定することができる。別の例では、送信用のメッセージを生成するプロセッサが、そのメッセージが報知メッセージ、報知以外のメッセージのいずれであるかを送信機に対して指示する。報知メッセージは複数の受信機に向けられており、特定の受信側デバイスを指示しなくてもよい。報知以外のメッセージは、1つ又は複数の指定されたデバイスに向けられており、それはデバイスIDによって指定することができる。そのメッセージが報知メッセージである場合には、520において、そのメッセージが報知チャネル上で送信されることになるか否かが判定される。たとえば、プロセッサ間通信に参加するために送信側デバイスによって用いられる通信プロトコルは、標準的なプロトコル仕様/定義に従って、或る特定の定義されたチャネル上で送信されることになる特定のメッセージタイプを指定することができる。その報知メッセージが、報知チャネルの定義と一致する報知メッセージである場合には、522において、標準的な仕様に従って、そのメッセージを送信することができる。
そのメッセージが、標準的な仕様定義に一致しない報知メッセージである場合には、524において、報知ID及び報知以外のチャネルを指定することができる。その後、526において、そのメッセージを送信することができる。
そのメッセージが報知メッセージでない場合には、それは報知以外のメッセージであり、530において、そのメッセージが標準的なデバイス固有チャネル上で送信されることになるか否かが判定される。たとえば、送信機が、特定のメッセージのために使用すべきチャネルを指示する、参照テーブル、又は記憶場所等にアクセスすることができる。デバイス固有チャネルとして、デバイスIDによって指定されるデバイスに特定のメッセージタイプを転送するために、その仕様の中で定義されるチャネルを用いることができる。報知以外のメッセージが、その仕様のデバイス固有チャネルの定義に一致するメッセージである場合には、522において、標準的な仕様に従って、そのメッセージを送信することができる。
そのメッセージが、標準的な仕様定義に一致しないデバイス固有メッセージである場合には、534において、デバイス固有ID及び報知チャネルを指定することができる。その後、536において、そのメッセージを送信することができる。
図6は、プロセッサ間メッセージ転送の肯定応答の一実施形態のフロー図である。602において、データチャネルを介して、送信側デバイスから受信側デバイスにメッセージを転送することができる。このメッセージとして、プロセッサ間通信仕様のチャネル及び転送定義に準拠したメッセージを用いることができる。データチャネル上でのデータ転送は、データチャネル及びデバイス固有IDを指定することを含むことができる。
一実施形態では、送信は単方向であり、仕様の中では、その転送に肯定応答するための仕組みが提供されないこともある。上記のように、604において、従来どおりの報知チャネルであるチャネル上で、デバイス固有IDを指定することができる。その指定された報知チャネル上で転送されるメッセージが、その配線上にある全てのデバイスによって標準的に受信され、復号化される場合であっても、デバイス固有IDであるので、そのメッセージは、意図した受信機によってのみ受信され、復号化されることになる。
第1の送信はプロトコル仕様に従うことができ、第2の送信は、デバイス固有の転送用に定義されていないチャネル上でのデバイス固有の通信にすることができる。一実施形態では、受信機が、サイドバンド信号、たとえば、フロー制御信号線をアサートして、送信側デバイスに対して肯定応答を指示することができる。610において、サイドバンド信号がアサートされたか否かが判定される。たとえば、マスターが、サイドバンド線の条件/状態(たとえば、アサートされるか、アサートされないか)を検査/判定して、そのメッセージが受信されたか否かに関する元の受信側デバイスからの指示を受信することができる。アサートは、信号線が、アクティブハイの信号線の場合にはハイにドライブされ、アクティブロー信号線の場合にはローにドライブされることを意味する。
サイドバンド信号がアサートされる場合には、614において、元の受信側デバイスは、そのメッセージが適切に受信されなかったこと、及びそのメッセージが再送されるべきであることを元の送信側デバイスに指示することができる。サイドバンド信号がデアサートされる場合には、612において、元の受信側デバイスが、そのメッセージが適切に受信されたこと、それゆえそのメッセージが肯定応答されることができることを、元の送信側デバイスに対して指示することができる。これらの指示は、アサートされた信号が適切に受信された信号を指示することができ、デアサートされた信号が、そのメッセージが再送されるべきであることを指示することができるというように、入れ替えることができる。
種々の実施形態における図5及び図6の種々の動作は、本明細書において記述される構造を利用して実行することができる。さらに、命令/コードの機械アクセス可能及び/又は実行可能シーケンスを用いて、図5及び図6に示される動作を実行することもできる。したがって、記述される動作は、ファームウエア、ソフトウエア又はファームウエアとソフトウエアとの組み合わせで実施することができる。ハードウエア、機械、電子デバイス等が、結果として上記の機能/機構のうちのいくつか又は全てを含む種々の動作を実行/達成するように、ソフトウエア及び/又はファームウエアの内容が命令を与えることができる。
機械/電子デバイス/ハードウエアにそれらの動作を実行させる、又は結果として実行するための命令は、製品を介して取り込むことができる。製品は、命令を与えるための内容を有する機械アクセス可能媒体を含むことができる。機械アクセス可能媒体は、機械(たとえば、コンピューティングデバイス、電子デバイス、電子システム/サブシステム等)によってアクセス可能な形式で情報/内容を提供する(すなわち、格納及び/又は送信する)任意の機構を含む。たとえば、機械アクセス可能媒体は、記録可能/非記録可能媒体(たとえば、リードオンリーメモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、磁気ディスク記憶媒体、光記憶媒体、フラッシュメモリデバイス等)、及び電気、光、音響又は他の形の伝搬信号(たとえば、搬送波、赤外線信号、デジタル信号等)等を含む。
図7は、物理的な配線を有するプロセッサを備えるポータブルデバイスの一実施形態のブロック図である。ポータブルデバイス700は、種々のデバイス、ハードウエアユニット、電子構造等を表すことができる。たとえば、ポータブルデバイス700として、携帯電話、スマートフォン、携帯情報端末(PDA)、パーソナルコンピューティングデバイス等を用いることができる。ポータブルデバイス700は、コンピューティングハードウエアが動作するコンピューティングプラットフォームを含むことができる。コンピューティングプラットフォームは、コンピューティングハードウエア及び/又はオペレーティングシステム、ハードウエアドライバ、及び/又はポータブルデバイス700の機能を提供するためのアプリケーションを含むことができる。一実施形態では、アプリケーションプロセッサ710として、ホストプラットフォーム上にある回路、プロセッサ、サブシステム等を用いることができる。一実施形態では、アプリケーションプロセッサ710として、ポータブルデバイス700のコンピューティングプラットフォームを用いることができる。アプリケーションプロセッサ710は、1つ又は複数のハードウエアコンポーネントから成ることができ、及び/又は汎用プロセッサを含むことができる。
アプリケーションプロセッサ710は、無線サブシステム740への物理的なインターフェース730に対するインターフェースを提供するMSLインターフェース721を含むことができる。同様に、無線サブシステム740は、物理的なインターフェース730に対するインターフェースを提供するためのMSLインターフェース722を含むことができる。たとえば、MSLインターフェース721及び722は、アプリケーションプロセッサ710及び無線サブシステム740から、それらのデバイス間にある物理的なインターフェース730にアクセスできるようにするためのピン、回路、バッファ、ラインドライバ又は他のハードウエア/パッケージングを含むことができる。物理的なインターフェースは、アプリケーションプロセッサ710と無線サブシステム740との間でデータ転送するための高スループット通信バス/インターフェースを表すことができる。
一実施形態では、無線サブシステム740は、ポータブルデバイス700上にある周辺デバイスを表す。無線サブシステム740は、無線サブシステム740に無線通信処理機能を提供するための信号プロセッサ741を含むことができる。一実施形態では、信号プロセッサ741として、ポータブルデバイス700に内蔵されるプロセッサを用いることができる。
一実施形態では、物理的なインターフェース730として、モバイルスケーラブルリンク(MSL)又はMSL2標準規格仕様/定義/プロトコルに基づくか、又はそこから派生する通信バスを用いることができる。その標準規格において、複数のチャネルを定義することができ、すなわち複数のチャネルに特定の機能/用途を割り当てることができる。たとえば、一実施形態では、物理的なインターフェース730は、その標準規格によって定義される/割り当てられるような、マルチキャストチャネル又は報知チャネル(複数可)及びデバイス固有チャネル(複数可)を含むことができる。マルチキャストデータは、マルチキャストチャネル上で行われるメッセージ/転送に対応するものと理解されたい。同様に、報知データ又は報知転送は、報知チャネル上でのメッセージ/転送に対応するものと理解することができ、デバイス固有データ/転送は、デバイス固有(又は報知以外、マルチキャスト以外の)チャネル上でのメッセージ転送を指すことができる。
マルチキャストチャネルが複数の受信機に同時にメッセージを転送するために定義することができるという点で、報知チャネルはマルチキャストチャネルのサブセットタイプであると理解することができる。報知チャネルは、物理的なインターフェース730上の全ての潜在的な受信機、又は全てのデバイスに同時にメッセージを転送するために定義することができる。デバイス固有チャネルは、ただ1つの指定された受信機にメッセージを転送するために定義することができる。物理的なインターフェース730上にある全てのデバイスの中で、デバイス固有メッセージが転送される唯一のデバイスは、デバイス固有チャネルを起動する際に指示されるデバイス固有識別子/アドレスに対応するデバイスであり得る。
一実施形態では、上記のように、報知メッセージを、物理的なインターフェース730上のデバイス固有チャネル上で転送することができる。すなわち、報知IDを用いて、物理的なインターフェース730上でデバイス固有チャネルを呼び出し/起動し、メッセージを転送することができる。同様に、たとえば、デバイス固有IDで報知チャネルを呼び出して/起動して、メッセージを転送することによって、物理的なインターフェース730上の報知チャネル上でデバイス固有メッセージを転送することができる。
一実施形態では、物理的なインターフェース730は、1つ又は複数の制御信号/線を含むことができる。一実施形態では、1つ又は複数の制御信号は、報知チャネル及びデバイス固有チャネルが操作されるデータバスの所有権を持たないデバイスによって、起動/制御することができる。受信側デバイスが、送信されたメッセージを現時点で受信できていないことを送信側デバイスに対して指示するための仕組みを提供するために、待機又は同等の制御信号のようなフロー制御信号線が存在することができる。たとえば、その信号は、バッファオーバーフローが発生したときに、アサートされることがある。一実施形態では、制御信号を用いて、肯定応答の仕組みを実現することができる。たとえば、上記のように、報知チャネル上でデバイス固有アドレスを用いることによって、送信側デバイスは、メッセージが受信されたか否か、又はそのメッセージが再送されるべきであるか否かを受信側デバイスが指示するための時間を与えることができる。送信側デバイスが、変更された転送(たとえば、デバイスIDがチャネルタイプと一致しない転送)を伴う、標準的な(たとえば、標準的なプロトコルによる)データ転送に従う場合には、この変更された転送は、そのデバイスIDによって指示される受信機において復号化することができ、その受信機は制御信号を起動して、肯定応答を指示しなければならない。具体的な肯定応答の仕組みは個々の設計による場合があり、一例は、制御信号をアサートして、否定応答を指示することを含むことができ、それは、そのメッセージが再送されるべきであることを意味する。
図8は、物理的な配線を有するプロセッサと、メモリサブシステムとを備える電子デバイスの一実施形態のブロック図である。電子デバイス800は、種々のデバイス、機械、ハードウエアユニット、電子構造等を表す。たとえば、電子デバイス800として、携帯電話、スマートフォン、携帯情報端末(PDA)、デジタルデータオーガナイザ、パーソナルコンピューティングデバイス等を用いることができる。電子デバイス800は、コンピューティングハードウエアが動作するコンピューティングプラットフォームを含むことができる。コンピューティングプラットフォームは、コンピューティングハードウエア及び/又はオペレーティングシステム、ハードウエアドライバ、及び/又は電子デバイス800の機能を提供するためのアプリケーションを含むことができる。一実施形態では、アプリケーションプロセッサ810は、ホストプラットフォーム上にある回路、プロセッサ、サブシステム等を表すことができる。一実施形態では、アプリケーションプロセッサ810は、電子デバイス800のコンピューティングプラットフォームを表す。アプリケーションプロセッサ810は、1つ又は複数のハードウエアコンポーネントから成ることができ、及び/又は汎用プロセッサを含むことができる。
アプリケーションプロセッサ810は、周辺装置コントローラ840への物理的なインターフェース830に対するインターフェースを提供するMSLインターフェース821を含むことができる。同様に、周辺装置コントローラ840は、物理的なインターフェース830に対するインターフェースを提供するためのMSLインターフェース822を含むことができる。たとえば、MSLインターフェース821及び822は、アプリケーションプロセッサ810及び周辺装置コントローラ840から、それらのデバイス間にある物理的なインターフェース830にアクセスできるようにするためのピン、回路、バッファ、ラインドライバ又は他のハードウエア/パッケージングを含むことができる。物理的なインターフェース830は、アプリケーションプロセッサ810と周辺装置コントローラ840との間でデータ転送するための高スループット通信バス/インターフェースを表すことができる。
一実施形態では、周辺装置コントローラ840は、電子デバイス800上にある種々の周辺デバイス/サブシステムを表す。たとえば、周辺装置コントローラ840は、ユーザインターフェース(たとえば、液晶ディスプレイ(LCD)、タッチスクリーン、キーボード又は同等のもの等)のコンポーネントを表すことができる。周辺装置コントローラ840は、周辺装置コントローラ840に処理機能を提供するためのプロセッサ841を備えることができる。一実施形態では、プロセッサ841として、電子デバイス800に内蔵されるプロセッサを用いることができる。
一実施形態では、物理的なインターフェース830として、モバイルスケーラブルリンク(MSL)又はMSL2標準規格仕様/定義/プロトコルに基づくか、又はそこから派生する通信バスを用いることができる。その標準規格において、複数のチャネルを定義することができ、すなわち複数のチャネルに特定の機能/用途を割り当てることができる。たとえば、一実施形態では、物理的なインターフェース830は、その標準規格によって定義される/割り当てられるような、マルチキャストチャネル又は報知チャネル(複数可)及びデバイス固有チャネル(複数可)を含むことができる。マルチキャストデータは、マルチキャストチャネル上で行われるメッセージ/転送に対応することができる。同様に、報知データ又は報知転送は、報知チャネル上でのメッセージ/転送に対応することができ、デバイス固有データ/転送は、デバイス固有(又は報知以外、マルチキャスト以外の)チャネル上でのメッセージ転送を指すことができる。
マルチキャストチャネルが複数の受信機に同時にメッセージを転送するために定義することができるという点で、報知チャネルはマルチキャストチャネルのサブセットタイプであり得る。報知チャネルは、物理的なインターフェース830上の全ての潜在的な受信機、又は全てのデバイスに同時にメッセージを転送することができる。デバイス固有チャネルは、ただ1つの指定された受信機にメッセージを転送することができる。物理的なインターフェース830上にある全てのデバイスの中で、デバイス固有メッセージが転送される唯一のデバイスは、デバイス固有チャネルを起動する際に指示されるデバイス固有識別子/アドレスに対応するデバイスであり得る。
一実施形態では、先に説明された実施形態に従って、報知メッセージを、物理的なインターフェース830上のデバイス固有チャネル上で転送することができる。すなわち、報知IDを用いて、物理的なインターフェース830上でデバイス固有チャネルを呼び出し/起動し、メッセージを転送することができる。同様に、たとえば、デバイス固有IDで報知チャネルを呼び出して/起動して、メッセージを転送することによって、物理的なインターフェース830上の報知チャネル上でデバイス固有メッセージを転送することができる。
一実施形態では、物理的なインターフェース830は、1つ又は複数の制御信号/線を含むことができる。一実施形態では、1つ又は複数の制御信号は、報知チャネル及びデバイス固有チャネルが操作されるデータバスの所有権を持たないデバイスによって、起動/制御することができる。受信側デバイスが、送信されたメッセージを現時点で受信できていないことを送信側デバイスに対して指示するための仕組みを提供するために、待機又は同等の制御信号のようなフロー制御信号線が存在することができる。たとえば、その信号は、バッファオーバーフローが発生したときに、アサートされることがある。
一実施形態では、制御信号を用いて、肯定応答の仕組みを実現することができる。たとえば、上記のように、報知チャネル上でデバイス固有アドレスを用いることによって、送信側デバイスは、メッセージが受信されたか否か、又はそのメッセージが再送されるべきであるか否かを受信側デバイスが指示するための時間を与えることができる。送信側デバイスが、変更された転送(たとえば、デバイスIDがチャネルタイプと一致しない転送)を伴う、標準的な(たとえば、標準的なプロトコルによる)データ転送に従う場合には、この変更された転送は、そのデバイスIDによって指示される受信機において復号化することができ、その受信機は制御信号を起動して、肯定応答を指示しなければならない。具体的な肯定応答の仕組みは個々の設計による場合があり、一例は、制御信号をアサートして、否定応答を指示することを含むことができ、それは、そのメッセージが再送されるべきであることを意味する。
一実施形態では、電子デバイスは、メモリサブシステム850を含むことができる。メモリサブシステム850は、メモリコントローラ、ロジック、1つ又は複数のメモリデバイス等を含むことができる。一実施形態では、メモリサブシステム850は、不揮発性記憶装置851を含むことができ、それは、電子デバイス800に電力が供給されない場合であっても、その情報/値を保持するメモリを表す。たとえば、不揮発性記憶装置851は、リードオンリーメモリ(ROM)、フラッシュ、プログラマブルROM(PROM)、電子PROM(EPROM)等を含むことができる。
本明細書において記述される実施形態に加えて、本発明の範囲から逸脱することなく、本発明の実施形態に対して種々の変更を行うことができる。それゆえ、本明細書における実例及び例は、例示であると解釈されるべきであり、限定する意味に解釈されるべきではない。本発明の範囲は、添付の特許請求の範囲を参照することによってのみ判定されるべきである。
本発明の一実施形態による、プロセッサ間通信アーキテクチャを利用するシステムのブロック図である。 本発明の一実施形態による、プロセッサ間通信仕様のチャネル定義のブロック図である。 本発明の一実施形態による、プロセッサ間通信仕様を利用するシステムの通信バスのブロック図である。 本発明の一実施形態による、通信のためのタイミング図のブロック図である。 本発明の一実施形態による、プロセッサ間メッセージの送信のフロー図である。 本発明の一実施形態による、プロセッサ間メッセージ転送の肯定応答のフロー図である。 本発明の一実施形態による、物理的に相互接続されているプロセッサを有するポータブルデバイスのブロック図である。 本発明の一実施形態による、物理的に相互接続されているプロセッサと、メモリサブシステムとを有する電子デバイスのブロック図である。

Claims (38)

  1. メッセージを再送するか否かを判定するための方法であって、
    標準的な通信インターフェースの仕様において割り当てられる、報知チャネル識別子を用いて複数のデバイスにデータ転送するために前記仕様において定義された報知チャネル、及び特定のデバイスにデータ転送するために前記仕様において定義されたデバイス固有チャネルを有する通信インターフェースを介して、前記デバイス固有チャネル上でデバイス固有識別子とともに第1メッセージを送信すること、
    前記第1メッセージに対する肯定応答を要求すべく、前記通信インターフェースを介して前記報知チャネル上で前記報知チャネル識別子および前記デバイス固有識別子を含む異なるメッセージを送信すること、
    前記異なるメッセージに応答して前記デバイスによって変更される制御信号の状態を判定すること、及び
    前記制御信号の前記状態に少なくとも一部基づいて、前記第1メッセージを再送するか否かを判定すること
    を含む方法。
  2. 前記仕様は、モバイルスケーラブルリンク2(MSL2)標準規格を含む、請求項1に記載方法。
  3. 前記報知チャネルは、チャネル8、9又は15のうちの1つを含む、請求項2に記載方法。
  4. 前記報知チャネルはチャネル8を含む、請求項3に記載方法。
  5. 前記制御信号は、前記通信インターフェースのフロー制御信号を含む、請求項1から請求項4のいずれか1つに記載方法。
  6. 前記フロー制御信号は、待機信号を含む、請求項5に記載方法。
  7. 前記制御信号の前記状態がアサートされる場合には、前記第1メッセージが再送されることになる、請求項1から請求項6のいずれか1つに記載方法。
  8. 前記制御信号がアサートされることは、前記状態が検査されるときに、該制御信号がハイ論理レベルにあることを含む、請求項7に記載方法。
  9. 請求項1から請求項8のいずれか1つに記載の方法をコンピュータに実行させるためのプログラム
  10. メッセージ送信に肯定応答するための方法であって、
    標準的な通信インターフェースの仕様において割り当てられる、報知チャネル識別子を用いて複数のデバイスにデータ転送するために前記仕様において定義された報知チャネル、及び特定のデバイスにデータ転送するために前記仕様において定義されたデバイス固有チャネルを有する通信インターフェースを介して、前記デバイス固有チャネル上でデバイスからデバイス固有識別子とともに第1メッセージを受信すること
    前記通信インターフェースを介して前記報知チャネル上で前記報知チャネル識別子および前記デバイス固有識別子を含む異なるメッセージを受信すること、及び
    前記異なるメッセージに応答して制御信号の状態を変更して、前記受信された第1メッセージの肯定応答を前記デバイスに対してすること
    を含む方法。
  11. 前記仕様は、モバイルスケーラブルリンク2(MSL2)標準規格を含む、請求項10に記載方法。
  12. 前記報知チャネルは、チャネル8、9又は15のうちの1つを含む、請求項11に記載方法。
  13. 前記制御信号は、前記通信インターフェースのサイドバンド制御信号を含む、請求項10から請求項12のいずれか1つに記載方法。
  14. 前記サイドバンド制御信号は、待機信号を含む、請求項13に記載方法。
  15. 前記制御信号の前記状態は、前記第1メッセージが適切に受信されなかったことを指示するために、デアサート状態からアサート状態に変更される、請求項10から請求項14のいずれか1つに記載方法。
  16. 前記制御信号の前記状態は、該状態をデアサート状態からアサート状態に変更するために、ロー論理レベルからハイ論理レベルに変更される、請求項15に記載方法。
  17. 請求項10から請求項16のいずれか1つに記載の方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  18. 標準的な通信インターフェースの仕様において割り当てられる、報知チャネル識別子を用いて複数のデバイスにデータ転送するために前記仕様において定義された報知チャネル、及び特定のデバイスにデータ転送するために前記仕様において定義されたデバイス固有チャネルを有する通信インターフェースを介して、前記デバイス固有チャネル上でデバイス固有アドレスとともに第1メッセージを送信する手段と、
    前記第1メッセージに対する肯定応答を要求すべく、前記通信インターフェースを介して、前記報知チャネル上で前記報知チャネル識別子および前記デバイス固有アドレスを含む肯定応答メッセージを送信する手段と、
    前記肯定応答メッセージを受信したことに対応して前記デバイスによって変更される制御信号の状態を判定する手段と、
    前記制御信号の前記状態に少なくとも一部基づいて、前記第1メッセージを再送するか否かを判定する手段と、
    を備える装置。
  19. 前記肯定応答メッセージは、さらに、前記報知チャネル番号及び2バイトのデータを含む、請求項18に記載装置。
  20. 前記2バイトのデータはドントケアデータバイトを含む、請求項19に記載装置。
  21. 前記制御信号は、前記デバイスが前記第1メッセージを現時点で受信していないことを指示するためにアサートされる、請求項18から請求項20のいずれか1つに記載装置。
  22. 前記仕様は、モバイルスケーラブルリンク2(MSL2)標準規格を含む、請求項18から請求項21のいずれか1つに記載の装置。
  23. 前記報知チャネルは、チャネル8、9又は15のうちの1つを含む、請求項22に記載の装置。
  24. 前記制御信号は、前記通信インターフェースのフロー制御信号を含む、請求項18から請求項23のいずれか1つに記載の装置。
  25. 前記フロー制御信号は、待機信号を含む、請求項24に記載の装置。
  26. 前記フロー制御信号の前記状態がアサートされる場合には、前記第1メッセージが再送されることになる、請求項24に記載の装置。
  27. 前記フロー制御信号がアサートされることは、前記状態が検査されるときに、該フロー制御信号がハイ論理レベルにあることを含む、請求項26に記載の装置。
  28. 標準的な通信インターフェースの仕様において割り当てられる、報知チャネル識別子を用いて複数のデバイスにデータ転送するために前記仕様において定義された報知チャネル、及び特定のデバイスにデータ転送するために前記仕様において定義されたデバイス固有チャネルを有する通信インターフェースを介して、前記デバイス固有チャネル上でデバイスからデバイス固有アドレスとともに第1メッセージを受信する手段と
    前記通信インターフェースを介して、前記報知チャネル上で前記報知チャネル識別子および前記デバイス固有アドレスを含む肯定応答メッセージを受信する手段と、
    前記肯定応答メッセージを受信したことに対応して、前記受信された第1メッセージの肯定応答を前記デバイスに対してすべく、制御信号の状態を変更する手段と、
    を備える装置。
  29. 前記肯定応答メッセージは、さらに、前記報知チャネルの番号及び2バイトのデータを含む、請求項28に記載の装置。
  30. 前記2バイトのデータはドントケアデータバイトを含む、請求項29に記載の装置。
  31. 前記制御信号は、前記デバイスが前記第1メッセージを現時点で受信していないことを指示するためにアサートされる、請求項28から請求項30のいずれか1つに記載の装置。
  32. 前記仕様は、モバイルスケーラブルリンク2(MSL2)標準規格を含む、請求項28から請求項31のいずれか1つに記載の装置。
  33. 前記報知チャネルは、チャネル8、9又は15のうちの1つを含む、請求項32に記載の装置。
  34. 前記制御信号は、前記通信インターフェースのフロー制御信号を含む、請求項28から請求項33のいずれか1つに記載の装置。
  35. 前記フロー制御信号は、待機信号を含む、請求項34に記載の装置。
  36. 前記フロー制御信号の前記状態がアサートされる場合には、前記第1メッセージが再送されることになる、請求項34に記載の装置。
  37. 前記フロー制御信号がアサートされることは、前記状態が検査されるときに、該フロー制御信号がハイ論理レベルにあることを含む、請求項36に記載の装置。
  38. 請求項18から請求項27のいずれか1つに記載の装置と、請求項28から請求項37のいずれか1つに記載の装置とを備えるシステム。
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