JP4643665B2 - ハンドル角補正システム - Google Patents
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Description
本実施の形態では、本発明に係る制御ユニット及びハンドル角補正システムを、例えばフォークリフトなどの産業車両のように、車種によってハンドルの回転範囲や操舵輪の操舵範囲が異なる車両に適用した場合を説明する。図1は、本発明に係る制御ユニットを備える油圧式パワーステアリング装置の概略構成の一例を示す。
図2(A),(B)において、制御ユニット1は、オービットロール11と、ハンドル角センサ12のハンドル角検出器12Mと、コントローラ13と、補正油供給装置であるソレノイドバルブ14などを含む。オービットロール11のハウジング11Aには、ハンドルH側の上面にハンドル角検出器12Mとコントローラ13とが適宜の保護部材11Bを介して一体化された状態に取り付けられている。保護部材11Bには、ハンドル回転軸取付け用のハンドル軸挿入孔11Cが設けられており、この挿入孔11Cの周囲にハンドル角検出器12Mが配置され、該検出器12Mに近接してコントローラ13が配置されている。なお、ハンドル角検出器12Mは、図5に示されるようなリング状のステータ部12Sやコイル12A〜12Dなどを具備してなる。コントローラ13は、図示しないMPUや、ROM、RAMなどからなる回路基板13Pなどを具備する。回路基板13Pは、ハウジング11Aの側面に取り付けられたソレノイドバルブ14の上方からハンドル角検出器12Mの配置に対応する箇所まで延びており、該基板13P上にハンドル角検出器12Mが配置されている。なお、コントローラ13には、ソレノイドバルブ14や図1に示されるタイヤ角センサ3などに信号線Cを介して電気的に接続される。図において、信号線Cはソレノイドバルブ14用の信号線であり、タイヤ角センサ3用の信号線については図示を省略してある。
このような構成の制御ユニット1は、ハンドル軸Hsに着脱式に結合される。すなわち、オービットロール11のハンドル軸挿入孔11Cにハンドル軸Hsの先端部を挿入することで、該ハンドル軸Hsをオービットロール11内に設けられた図3に示す計量機構部(ジロータ)11Cに任意の機構を介して着脱式に結合される。
図5は、磁気誘導式位置センサによってハンドル角センサ12を構成した例を示し、一例としてハンドル角の一回転にわたる0度から360度までのハンドル角をアブソリュート検出できるものである。図5(A)は、ハンドル軸Hsに取り付けられたハンドル角検出器12Mの径方向断面図、(B)は、該ハンドル角検出器12Mの検出コイル12A〜12Dに関連する電気・電子回路の一例を示すブロック図である。ハンドル角検出器12は、ステータ部12Sとロータ部12Rとで構成される。ロータ部12Rは、検出対象たるハンドル軸Hsに取り付けられた、所定形状例えば偏心リング状の磁気応答部材12Eからなる。磁気応答部材12Eは、鉄等の磁性体からなるもの、あるいは銅等の導電体からなるもの、あるいは磁性体と導電体との組み合わせからなるものなど、磁気結合係数を変化させる材質からなる。ロータ部12Rに対してラジアル方向に向き合うような形でステータ部12Sが配置される。
この構成によって、180度で対向するコイル対12Aと12B及び12Cと12Dにおける各コイルのインピーダンスが差動的に変化する。すなわち、サイン相のコイル12Aと12Bの対では、コイル12Aのインピーダンス変化つまり出力振幅変化がハンドル軸Hsの回転角度に対して「P0 +Psinθ」という関数特性を示すとすると、他のコイル12Bのインピーダンス変化つまり出力振幅変数はハンドル軸Hsの回転角度θに対して「P0 −Psinθ」という関数特性を示す。同様に、コサイン相のコイル12Cと12Dの対では、コイル12Cのインピーダンス変化つまり出力振幅変化がハンドル軸Hsの回転角度θに対して「P0 +Pcosθ」という関数特性を示すとすると、他のコイル12Bのインピーダンス変化つまり出力振幅変数はハンドル軸Hsの回転角度θに対して「P0 −Pcosθ」という関数特性を示す。
Vs=(P0 +Psinθ)sinωt
Vsa=(P0 −Psinθ)sinωt
Vc=(P0 +Pcosθ)sinωt
Vca=(P0 −Pcosθ)sinωt
各コイル対毎に2つのコイル(12Aと12B及び12Cと12D)がそれぞれ逆相差動接続され、下記に示すように、所定の周期的振幅関数を振幅係数として持つ交流出力信号を各コイル対毎に生成する。
Vs−Vsa=(P0 +Psinθ)sinωt
−(P0 −Psinθ)sinωt
=2sinθsinωt
Vc−Vca=(P0 +Pcosθ)sinωt
−(P0 −Pcosθ)sinωt
=2cosθsinωt
従って、検出対象たるハンドルHの回転角度θに対応する2つの周期的振幅関数(sinθ及びcosθ)を振幅係数として持つ、レゾルバと同様の、2つの交流出力信号(sinθsinωt及びcosθsinωt)を生成することができる。
図8(A)において、ステップS1では、車両の電源が投入されたとき、位置変換部13Bで現在のタイヤ角検出データθTDに対応するハンドル角回転回数データD1を位置変換部13Aに出力してプリセットする。これにより、現在のハンドル回転数に応じたハンドル回転位置のハンドル角検出データθhDが位置変換部13Aからハンドル角検出範囲学習部13Cに出力されることになる。
ステップS2では、位置変換部13Aからハンドル角検出データθhDを、位置変換部13Bからタイヤ角検出データθTDをそれぞれ読み込む。
ステップS3では、タイヤ角検出データθTDに応じたハンドル角回転回数データ(HPD)を算出する。一例として、タイヤ角検出データθTDに応じて得られるハンドル1回転(360度)のハンドル角検出データθhDをカウントし、そのカウント値をハンドル角回転回数データとする。
ステップS4では、ハンドル角検出データ(θhD)とハンドル角回転回数データ(HPD)とを加える演算処理を行ってハンドル回転回数に応じたハンドル角検出データθHDを得る。
ステップS5では、ハンドル回転方向の判別を行う。一例として、データを読み込む毎に、今回読み込んだデータと前回読み込んだデータとを比較し、今回のデータが前回のデータよりも「大」であれば右回転方向と判定し、「小」であれば左回転方向と判定する。
ステップS6では、ハンドル角検出データθHDのピーク値すなわち最大値θHDmaxと最小値θHDminとを求める。一例として、ハンドルの右回転方向に対応するデータθHDを取り込む毎に、今回読み込んだデータと前回読み込んだデータとを比較して大きい方のデータを記憶し、かつ、更新することにより、最後に記憶したデータの値を最大値θHDmax(図7(A)参照)とする。また、ハンドルの左回転方向のハンドル角検出データθHDを取り込む毎に、今回取り込んだデータと前回取り込んだデータとを比較して小さい方のデータを記憶し、かつ、更新することにより、最後に記憶したデータの値を最小値θHDmin(図7(A)参照)とする。なお、ステップS6では、タイヤ角検出範囲学習部13Dから更新中止信号Saを入力した時点で、最大値θHDmaxと最小値θHDminとの更新を中止する。
このように、ハンドル角検出範囲学習部13Cでハンドル角検出データθHDの最大値θHDmaxと最小値θHDminとを検出することにより、ハンドルの回転範囲を学習する。なお、この学習は必要に応じて繰り返し行ってよい。
図8(B)において、ステップS11では、位置変換部13Bからタイヤ角検出データθTDを読み込む。
ステップS12では、ハンドル回転か否かの判定を行う。一例として、今回読み込んだデータが前回読み込んだデータに対して変化していればハンドル回転と判定する。かかる判定を行う理由は、ハンドルを何回転でも回転できるようなフォークリフトにおいて、操舵輪T1,T2のタイヤロック位置すなわちハンドルを回転させてもそれ以上操舵輪が操舵されない位置を検出するためには、その前提としてハンドルの回転動作状態を認識する必要があることによる。
ステップS13では、タイヤロック位置の検出を行う。一例として、位置変換部13Aからハンドル角検出データθhDを取り込み、今回取り込んだハンドル角検出データが前回取り込んだハンドル角検出データに対して変化しているにもかかわらず、今回読み込んだタイヤ角検出データが前回読み込んだタイヤ角検出データに対して変化していない場合に、タイヤロック位置と認識する。
ステップS14では、ハンドル角検出範囲学習部13Cに更新中止信号Saを出力する。
ステップS15では、タイヤ角検出データθTDのピーク値すなわち最大値と最小値とを求める。一例として、ハンドルの右回転方向の回転位置に対応する右タイヤ角検出データθTDRを読み込む毎に、今回読み込んだデータと前回読み込んだデータとを比較して大きい方のデータを記憶し、かつ、更新することにより、最後に記憶したデータの値を最大値θTDmax(図7(B)参照)として得る。また、ハンドルの左回転方向の回転位置に対応する左タイヤ角検出データθTDLを取り込む毎に、今回取り込んだデータと前回取り込んだデータとを比較して小さい方のデータを記憶し、かつ、更新することにより、最後に記憶したデータの値を最小値θTDmin(図7(B)参照)として得る。この場合、例えば、左右の操舵輪を直進方向に指向させた左操舵輪中央位置に対応するタイヤ角検出データθHDcを「0」とし、該データを基準にして最大値θTDmaxと最小値θTDminとを求めるとよい。
このように、タイヤ角検出範囲学習部13Cでタイヤ角検出データθHDの最大値θTDmaxと最小値θTDminとを検出することにより、操舵輪の操舵範囲を学習する。この学習は必要に応じて繰り返し行ってよい。
また、ハンドルの回転操作に応じたハンドル角と操舵輪のタイヤ角との対応関係のずれを補正するためには、ハンドル角検出データθHDのゲインと、右タイヤ角検出データθTDR及び左タイヤ角検出データθTDLのゲインとを同じにする必要がある。この場合、右タイヤ角検出データθTDRの最大値θTDmaxを基準に該データのゲインを補正し、左タイヤ角検出データθTDLの最小値θTDminを基準に該データのゲインを補正すると、左操舵輪中央位置に対応するタイヤ角検出データθTDcがシフトしてしまい、好ましくない。そこで、本例では、タイヤ角検出範囲学習部13Bにおいて、上記中央位置に対応するタイヤ角検出データθTDcを基準に、右タイヤ角検出データθTDRと左タイヤ角検出θTDLのゲイン補正をそれぞれ別々に行う。
図9において、ステップS21では、ハンドル角検出範囲学習部13Cからハンドル角検出データθHDの最大値θHDmaxと最小値θHDminとを取り込む。
ステップS22では、ハンドル角検出データθHDのゲインαと、このゲインαと等しくなるように右タイヤ角検出データθTDR及び左タイヤ角検出データθTDLをそれぞれ重み付けする重付け係数K1,K2とを算出する。一例として、ゲインαは、図7(A)に示されるように、ハンドル角検出データθHDの最大値θHDmaxとハンドル中央位置(左右の操舵輪を直進方向に指向させたときのハンドル位置)に対応する中央位置データθHDcとの差(θHDmax−θHDc)から求める。この場合、ゲインαをハンドル角検出データθHDの最小値θHDminと上記中央位置データθHDcとの差(θHDmin−θHDrc)から求めてもよい。重付け係数K1は、図7(B)に示される右タイヤ角検出データθTDRの最大値θTDmaxでゲインαを除算(α/θTDmax)して求める。また、重付け係数K2は、同図(B)に示される左タイヤ角検出データθTDLの最小値θTDminでゲインαを除算(α/θHDmin)して求める。
ステップS23では、右タイヤ角検出データθTDRのゲインβ1と左タイヤ角検出データθTDLのゲインβ2を補正して、ゲイン補正タイヤ角データθTDgを生成する。すなわち、図7(B)に示されるように、重付け係数K1を右タイヤ角検出データθTDRに乗算(K1・θTDR)すると共に、重付け係数K2を左タイヤ角検出データθTDLに乗算(K2・θTDL)する。これにより、右タイヤ角検出データθTDRのゲインβ1がハンドル角検出データθHDのゲインαと同じゲイン(β11)に補正され、左タイヤ角検出データθTDLのゲインβ2が同ゲインαと同じゲイン(−β21)に補正される。これによって、ハンドル角検出データθHDのゲインαに応じたゲインβ11,−β21を有するゲイン補正タイヤ角データθTDgを生成できる。
上述のゲイン補正処理は、ハンドルの回転範囲の学習と操舵輪の操舵範囲の学習とを行う度に更新してよい。
なお、上述のゲイン補正処理において、タイヤ角検出データθTDR及びθTDLのゲインに合うようにハンドル角検出データθHDのゲインを補正してもよい。また、タイヤ角検出データθTDR及びθTDLのゲインとハンドル角検出データθHDのゲインとが合うように、該タイヤ角検出データθTDR及びθTDLのゲインとハンドル角検出データθHDのゲインとを補正してもよい。
ステップS32では、演算部13Eでハンドル角検出データθHDpとゲイン補正タイヤ角データθTDgpとの偏差|ΔθD|(=|θHDp−θTDgp|)を算出する。この場合、上記データθHDpがデータθTDgpよりも大きい(θHDp>θTDgp)ときに偏差は(+ΔθD)になり、上記データθHDpがデータθTDgpよりも小さい(θHDp<θTDgp)ときに偏差は(−ΔθD)になる。
ステップS33では、コンパレータ部13Fで偏差ΔθDが許容ズレ角δ1,δ2を超えたか否かを判定する。すなわち、偏差が(+ΔθD)のとき、該偏差がソレノイドバルブオン用(図の例ではON側)の許容ズレ角δ1を超えたか否かを判定する。また、偏差が(−ΔθD)のとき、ソレノイドバルブオフ用(図の例ではOFF側)の許容ズレ角δ2を超えたか否かを判定する。偏差(+ΔθD)が許容ズレ角δ1を超えた場合、若しくは偏差(−ΔθD)が許容ズレ角δ2を超えた場合にステップS34に進む。
ステップS34では、駆動制御部13Gで駆動パルス信号PSを生成し、そのパルス信号PSをソレノイドバルブ14に出力する。この場合、許容ズレ角δ1を超える偏差(+ΔθD)若しくは許容ズレ角δ2を超える偏差(−ΔθD)がハンドルの右回転方向CWと左回転方向CCWとで同じであっても、該各偏差を所定の許容ズレ角内に収めるための偏差補正量がハンドルの右回転方向CWと左回転方向CCWとで異なる。このため、本実施の形態では、ハンドル操作方向検出部13Hでハンドル角検出範囲外周部13Cのハンドル角検出データθHDpに基づきハンドル操作方向(CW又はCCW)を検出し、該各ハンドル操作方向に応じて駆動パルス信号PSの出力時間を変えるようにしている。ソレノイドバルブ14は、駆動パルス信号PSによりソレノイド14Aがオン・オフ制御されることで、オン時に補助供給管P3を開放(図3参照)し、オフ時に補助供給管P3を閉鎖(図4参照)する動作を交互に繰り返すように駆動制御される。オービットロール11は、ソレノイドバルブ14のオン時に油圧シリンダ2にQ1+Q2の油量を供給し、ソレノイドバルブ14のオフ時に油圧シリンダ2にQ1の油量を供給する。これによって、ハンドルHの回転速度が遅い場合や、オービットロール11などで作動油がリークした場合などに発生する、ハンドル角と操舵輪のタイヤ角との対応関係のずれが補正される。
ステップS35では、ハンドル操作検出部13Iでハンドル回転操作有りか無しかを判定する。一例として、ハンドル角検出範囲学習部13Cからハンドル回転位置Pに対応するハンドル角検出データθHDpを順次取り込み、今回取り込んだデータと前回取り込んだデータとの差を求めて所定の時定数ΔTで微分演算することによりハンドル回転速度を算出し、該ハンドル回転速度が「0」のとき、ハンドル回転操作無しすなわちハンドル回転操作停止と判定してステップS37に進む。しかし、ハンドル回転速度が「0」でないとき、ハンドル回転操作有りと判定してステップS31に戻り、ステップS31からS34までのルーチンを実行する。
ステップS36では、駆動制御部13Gでハンドル回転操作無しのときの偏差|ΔθD|が許容ズレ角δ1,δ2を超えているか否かを判定する。偏差|ΔθD|が許容ズレ角δ1,δ2を超えている場合、ステップS37に進む。
ステップS37では、駆動制御部13Gで駆動パルス信号PSのオン・オフ時間を補正する。すなわち、偏差(+ΔθD)が許容ズレ角δ1を超えているとき、駆動パルス信号PSのオン時間を長くするように補正する(図11(A)参照)し、偏差(−ΔθD)が許容ズレ角δ2を超えているとき、駆動パルス信号PSのオフ時間を長くするように補正する(図11(B)参照)。この場合も、上記のステップS34と同様に、ハンドル操作方向検出部13Hでハンドル角検出範囲外周部13Cのハンドル角検出データθHDpに基づきハンドル操作方向(CW又はCCW)を検出し、該各ハンドル操作方向に応じて駆動パルス信号PSの出力時間を変えている。駆動パルス信号PSのオン時間を長くするように補正することにより、ハンドルの回転操作が開始されたとき、シリンダ2に供給すべき補正油量を増やすことができ、該偏差に適合したハンドル角のずれ補正を適切に行えるようになる。また、駆動パルス信号PSのオフ時間を長くするように補正することにより、ハンドルの回転操作が開始されたとき、シリンダ2に供給すべき補正油量を減らすことができ、該偏差に適合したハンドル角のずれ補正を適切に行えるようになる。上記の補正すべきオン・オフ時間は、例えば、任意の偏差−オン・オフ時間変換テーブルを用いるか若しくは任意の演算処理を行うことで求めることができる。
2 油圧シリンダ
3 タイヤ角検出センサ
11 オービットロール
11B ハンドル軸取付け部
11C ハンドル軸挿入孔
12 ハンドル角検出センサ
13 コントローラ
13C ハンドル角検出範囲学習部
13D タイヤ角検出範囲学習部
13E 演算部
13F コンパレータ部
13G 駆動制御部
13H ハンドル操作方向検出部
13I ハンドル操作検出部
14 ソレノイドバルブ
H ハンドル
Hs ハンドル軸
T1,T2 操舵輪
θHD ハンドル角検出データ
θTDR,θTDL タイヤ角検出データ
θTDg ゲイン補正タイヤ角データ
PC 駆動パルス信号
Claims (2)
- ハンドルの回転に応じて操舵輪を操舵する油圧装置を具備するパワーステアリング装置におけるハンドル角補正システムであって、
前記操舵輪のタイヤ角検出信号に基づき、該操舵輪の全操舵範囲を規定する最大値と最小値を記憶し更新する手段と、
前記ハンドルの回転位置に応じたハンドル角検出信号に基づき、前記操舵輪の全操舵範囲に対応する該ハンドルの回転範囲を規定する最大値と最小値を記憶し更新する手段と、
前記記憶し更新した最大値及び最小値により規定される前記操舵輪の全操舵範囲とこれに対応する前記ハンドルの回転範囲とに基づき前記操舵輪の右操舵方向に関する第1の修正データと左操舵方向に関する第2の修正データとをそれぞれ求める手段と、
前記操舵輪の現在の操舵方向に応じた前記第1又は第2の修正データで現在のタイヤ角検出信号とハンドル角検出信号の少なくとも一方を修正し、該タイヤ角検出信号とハンドル角検出信号との偏差に応じて、前記操舵輪の操舵を補正する手段と
を具えたハンドル角補正システム。 - 前記偏差に応じた前記操舵輪の操舵補正量を、増減変更する手段を更に備えた請求項1に記載のハンドル角補正システム。
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