JP4643060B2 - 電力量計、データ送信装置、データ送信制御プログラム、電力量管理システム、データ送信制御方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ホームセキュリティシステムなどで異常の発生を示す発報データを送受信する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のホームセキュリティシステムでは、住居内のコントローラに接続されているセンサが侵入者などを感知して反応すると、所定の外部ネットワークを介してコントローラから警備会社側の管理センタに異常通報が発せられる。これら発報に対し、管理センタからは、センサが反応した旨が電話により住居の居住者に告げられる等して、警備員などの出動の要否が確認されることとなっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、これらのうちの多くは誤発報で警備員の出動の必要がないものであるため、発報のための通信コスト、管理センタで対応に当たるオペレータの人件費などを無用に要しているといえる。
【0004】
本発明はこれらに着眼してなされたものであり、その目的は、通報管理側に対しての誤発報を低減させることのできる発報データの送受信技術を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するための本発明に係る第1〜第3の電力量計は、住居での消費電力量を計量し、各住居での消費電力量を管理する電力量管理装置との間で通信を行う電力量計である。
【0006】
第1の電力量計では、所定の時間間隔ごとの消費電力量を示す電力量データが格納され、接続されているセンサにより人の存在が検知された際、格納されている電力量データによる消費電力量の推移に基づき居住者が外出中であるか否かが推定される。外出中であると推定されたときには、住居を特定して異常の発生を示す発報データが、前記電力量管理装置に送信される。
【0007】
また、第2の電力量計では、所定の時間間隔ごとの各部屋の消費電力量を示す第1詳細電力量データが格納され、接続されているセンサにより人の存在が検知された際、格納されている第1詳細電力量データによる消費電力量の推移に基づき各部屋に人が在室するか否かが判定される。これら判定結果に基づき、居住者が外出中であると推定されたときには、住居を特定して異常の発生を示す発報データが、前記電力量管理装置に送信される。
【0008】
この第2の電力量計では、特定電気機器の消費電力量を示す第2詳細電力量データがさらに格納され、前記推定手段によって、前記判定結果および格納されている第2詳細電力量データに基づき居住者が外出中であるか否かが判定されるものとすることができる。
【0009】
第3の電力量計では、接続されている複数のセンサの検知状態が格納され、格納されている検知状態の組み合わせが所定パターンとなったとき、住居を特定して異常の発生を示す発報データが、前記電力量管理装置に送信される。
【0010】
本発明に係るデータ送信制御プログラムは、コンピュータに、住居を特定して異常の発生を示す発報データを、所定のデータ受信装置へ送信させるデータ送信制御プログラムである。
【0011】
本データ送信制御プログラムの実行により、所定の時間間隔ごとの各部屋の消費電力を示す詳細電力量データが格納され、所定のセンサにより人の存在が検知された際、格納されている詳細電力量データによる消費電力量の推移に基づき各部屋に人が在室するか否かが判定され、これら判定結果に基づき居住者が外出中であると推定されたときには、前記発報データが前記データ受信装置に送信される。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態の1つである電力量管理システムについて説明する。
【0013】
図1は本発明の実施の形態の1つである電力量管理システムの全体構成および処理の概要を示す図である。図2は本電力量管理システムに含まれる電力量計100のハードウェア構成の概要を示すブロック図であり、図3は電力量管理装置500のハードウェア構成の概要を示すブロック図である。
【0014】
本電力量管理システムでは、電力会社の発電所にて発生された電力が、送電線、配電線、引込線等を介して住居150、250、350に供給されている。図1に示すように、住居150、250、350に供給される電力はそれぞれ電力量計100、200、300にて計量されており、各住居にて消費された電力量を示す電力量データは電力量計100、200、300から、近傍のPHSアンテナ520、IP/PHS網を介して電力量管理装置500に定期的に送信される。電力量管理装置500に送信されてくる住居ごとの電力量データは電力量データベース510に格納され、格納されている電力量データに基づき使用電力量に応じた料金の支払が、各住居の居住者に請求される。
【0015】
より詳細には、図2に示すように、住居150(住居250、350についても同様)内には人感センサ157〜159がリビング、寝室、トイレに設置されており、電力量計量部152は、分電盤151で配電後の、エアコンの電源154、リビングの電源155、寝室の電源156のそれぞれに負荷(エアコンおよび他の電化製品)を接続することにより構成される分岐回路にて消費される電力量を計量することができる。
【0016】
電力量計100(電力量計200、300についても同様)は、配電前の電力量を計量する電力量計量部102と、人感センサ157〜159の各々の検知状態を示すセンサデータ、および、データ送信部153から送信される、各分岐回路での使用電力量を示す詳細電力量データを、無線(Bluetooth、PHSのトランシーバモード、特定小電力無線など)および有線の伝送路(電灯線、同軸ケーブル、ツイストペアケーブルなど)を介して受信するデータ受信部106と、電力量計量部102での計量に対応する電力量データを電力量管理装置500に送信するためのPHS処理部101とを含んでおり、これら各部の動作は、ROM104上の、後に図5に示す電力量計量処理プログラムをRAM103を用いつつ実行するマイクロプロセッサ105により制御される。
【0017】
電力量管理装置500は、後に図9に示す電力量管理処理プログラムが所定のOS上にインストールされたプログラム記憶式コンピュータである。図3に示すように、キーボード、マウス等を含みオペレータからの入力を受け付ける入力部502と、オペレータに対して表示を行う表示部504と、電力量計100、200、300および通報受信システム600との間でデータを送受信するための通信制御部506と、プログラムファイル、データファイルを記憶するHDDなどを含む補助記憶部505と、プログラム、データを一時的に記憶するRAM501と、入力部502、表示部504、補助記憶部505、通信制御部506を制御しつつRAM501上にロードされたプログラムを実行するマイクロプロセッサ503とを含んでいる。また、電力量管理装置500の補助記憶部505上には電力量データベース510が構成されており、電力量計100から送信されてくる電力量データが適宜格納されるほか、異常発生時の発報先の電話番号などが各住居に対応され登録されている。
【0018】
特に本電力管理システムでは、人感センサ157〜159のいずれかが人を感知して異常を検知すると(図1の▲1▼)、電力量計100にて、リビング、寝室など各部屋での使用電力量の24時間分の変化に基づき、居住者が外出しているか否かが推定され(▲2▼)、居住者が外出していると推定されたときには、住居内での異常の発生を知らせる発報データが電力量管理装置500に送信される(▲3▼)。
【0019】
電力量管理装置500側では、送信された発報データに基づきモニタ上に異常の発生を示す表示が行われて、オペレータが異常の発生を認識すると、警備会社に設置された所定の通報受信システム600に通報され(▲4▼)、警備会社から、発報データを送信した住居150に電話され、必要に応じて、警備員等が出動されることとなる(▲5▼)。
【0020】
本電力管理システムでのこれらの処理のため、電力量計100(および電力量計200、300)にて実行される電力量計量プログラム、電力量管理装置500にて実行される電力量管理処理プログラムについて詳細を順に説明する。
【0021】
図4は電力量計100の電力量計量処理部(電力量計量処理プログラム)1000の主な構成を示すブロック図であり、図5は電力量計量処理部1000により実行される電力量計量処理の手順を示すフローチャートである。また、図6は図5に示す電力量計量処理のST108での判定の例を示す図であり、図7は電力量計量処理のST109での居住者の状態の推定の(ためのパターン設定の)例を示す図である。
【0022】
図4に示すように、電力量計量処理部1000は、電力量計量部102での電力量の計量に基づき生成された電力量データ1032(積算値また所定の時間間隔分の値)、および、各分岐回路での電力量の計量に基づき生成され、データ受信部106にて受信された詳細電力量データ1031を所定の時間間隔ごとにRAM103上に格納していく使用電力量格納部1001と、人の感知に伴い人感センサ157〜159からデータ受信部106に受信されるセンサデータにより、住居内での人の存在を検知するセンサ検知部1002とを有している。
【0023】
また、電力量計量処理部1000は、センサ検知部1002にて人の存在が検知された際、格納されている詳細電力量データ1031の変化に基づき、各部屋に人が在室するか否かを判定する在室判定部1003と、各部屋の人の在室状態の判定結果に基づき居住者が外出しているか否かを推定し、外出中であると推定されたとき(各住居に割り当てられた番号などにより住居を特定して異常の発生を示す)発報データを生成する居住者状態推定部1004と、定期的に読み出された電力量データ1032、および、異常発生時に居住者状態推定部1004にて生成された発報データを、PHS処理部101を介して電力量管理装置500に送信するための送信処理部1005とを有している。
【0024】
図5に示すように、電力量計量処理では、前回の電力量の取得から30分(所定の時間)経過すると(ST101にてYES)、使用電力量格納部1001にて、電力量計量部102から電力量データが取得され、また、データ受信部106を介して詳細電力量データが取得され(ST102)、電力量データおよび詳細電力量データが、取得された日時に対応付けられRAM103上に格納されていく(ST103)。格納されている電力量データは、前回の送信から24時間経過すると(ST104)、送信処理部1005から送信される(ST105)。
【0025】
人感センサ157〜159の1つが反応したことがセンサ検知部1002で検知されると(ST106にてYES)、在室判定部1003にて、各部屋の24時間分の詳細電力量データが読み出されて(ST107)、あらかじめ記憶されている基準パターンと比較され、各部屋の在室、不在が判定され(ST108)、居住者状態推定部1004では、これら判定結果に基づき居住者の状態が推定される(ST109)。
【0026】
居住者が外出中であると推定されると(ST110にてYES)、送信処理部1005から電力量管理装置500に発報データが送信され(ST111)、ST101からの処理が繰り返される。
【0027】
実際、図6に示すように、詳細電力量データの積算値の変化に基づき各部屋に人が在室しているか否か、また、エアコンが使用中であるか否かが判定されるものとし、図7に示すような、あらかじめ記憶されている第1パターン〜第4パターンのいずれに該当するかに基づき、居住者が在宅しているか、就寝しているか、外出しているかが判定されるものとすることができる。(図6では、人感センサが反応した17:00には、使用電力量の積算値が在室基準値より大きいため、在室と判定されることとなり、図7では、リビング、寝室のいずれもが不在、エアコンが不使用と判定されれば、第4パターンに該当するため、居住者は外出中と推定されることとなる。)
図8は電力量管理装置500の電力量管理処理部(電力量管理処理プログラム)5000の主な構成を示すブロック図であり、図9は電力量管理処理部5000により実行される電力量管理処理の手順を示すフローチャートである。
【0028】
図8に示すように、電力量管理処理部5000は、通信制御部506を介して、電力量データおよび発報データを受信する受信処理部5004と、受信された各住居の電力量データを取得日時とともに電力量データベース510上に格納していく使用電力量格納部5003と、発報データを送信した住居に対応する警備会社などの発報先を、電力量データベース510にて検索して特定する発報先検索部5001と、表示部504上で発報先を表示しつつ異常の発生を表示する異常表示制御部5002とを有している。
【0029】
図9に示すように、電力量管理処理では、電力量データが受信処理部5004にて受信されると(ST201にてYES)、電力量データが電力量データベース510に格納される(ST202)。発報データが受信されると(ST203にてYES)、発報先検索部5001にて、電力量データベース510に基づき発報先が特定される(ST204)。異常表示制御部5002では、発報先とともに異常を示す表示が行われ(ST205)、表示に対するオペレータの所定の操作の後ST201へと処理が戻される。
【0030】
以上のような電力量管理システムの電力量計では、分電盤による配電後の分岐回路(リビング、寝室などの各部屋またはエアコンなどの特定の大型電化製品に対応)での、30分ごとに使用電力量の積算値を示す詳細電力量データが格納されており、接続されている人感センサ157〜159にて人の存在が感知されると(図1の▲1▼)、格納されている24時間分(所定時間分の)の詳細電力量データが読み出される。
【0031】
読み出された詳細電力量データによる、各部屋の使用電力量またエアコンでの使用電力量の変化に基づき、各部屋に人が在室するか否かまたエアコンが使用中であるか否かが判定される。これら判定結果に基づき、居住者の状態、たとえば居住者が在宅中、就寝中、外出中のいずれであるかが推定され(▲2▼)、居住者が外出中であると推定されると、発報データが電力量計100(または電力量計200、300)から電力量管理装置500に送信され(▲3▼)、電力量管理装置500側では、発報データの受信に基づき発報先等とともに異常の発生が表示されることとなる。
【0032】
これらによると、居住者が外出中であると推定されたときのみに、人感センサでの人の感知に基づく発報データが住居の電力量計100から電力量管理装置500に送信されるため、住居側にて、不法侵入者の住居への侵入等に対する発報の要否がより適正に判断されることとなり、警備員の出動の必要のない誤発報が低減されるといえる。
【0033】
なお、上記の実施の形態の電力量管理システムでは、分電盤での配電後の分岐回路での使用電力量が用いられることにより、居住者が外出中であるか否かが推定されるものとしたが、複数のセンサの検知状態を、所定の時間分、たとえば24時間分逐次格納していき、これらのセンサの検知状態が所定のパターンに合致するときに、居住者が外出中であると推定されるものとすることができる。これらのセンサの検知状態に基づく発報の要否の判定を図10、図11を用いて説明する。
【0034】
図10は第1の変形例の電力量管理システムの電力量計に接続される複数のセンサの検知状態に基づく居住者の状態の推定の例を示す図であり、図11は第2の変形例の電力量管理システムの電力量計に接続される複数のセンサの検知状態の経時的変化に基づく発報の要否の判定の例を示す図である。
【0035】
第1の変形例の電力量管理システムの電力量計には、リビング、寝室およびトイレにそれぞれ設けられる人感センサと、玄関ドアに設けられる開閉センサとが接続されている。この電力量計では、図10に示すように、4つのセンサの検知状態が第1パターンのときには(リビングの人感センサが人が在室していることを検知し、寝室の人感センサが人が不在であることを検知し、玄関ドアおよびトイレが使用されたことを検知したときには)、居住者が在宅中であるものと推定させ、これらのセンサの検知状態が第2パターンのときには、居住者が就寝中であるものと推定させ、第3パターンのときには、居住者が外出中であるものと推定させる。
【0036】
第1の変形例の電力量管理システムでは、上記の実施の形態の電力量管理システムの電力量計と同様、居住者が外出中であると推定されたときのみに、電力量管理装置に発報データが送信されるため、住居側にて発報の要否がより適正に判断されることとなり、誤発報が低減されるといえる。
【0037】
第2の変形例の電力量管理システムの電力量計には、裏口ドアおよび玄関ドアの開閉センサと、台所、寝室、廊下およびトイレの人感センサとが接続されており、特に、発報の要否の判定に、各センサの検知状態の経時的変化が用いられる。この電力量計では、図11(a)に示すように、裏口の開閉センサが反応し、玄関の開閉センサが反応しないまま、次に台所の人感センサが反応すると、裏口から侵入者があったものと判断され、図11(b)に示すような時間経過に伴う順序で、寝室、廊下およびトイレの人感センサが反応すると、トイレが利用されたが居住者は就寝中であるものと判断される。
【0038】
第2の変形例の電力量管理システムでは、侵入者があったと判定されるときのみに、電力量管理装置に発報データが送信されるため、上記と同様誤発報が低減され、さらに複数のセンサの検知状態の経時的な変化が用いられるため、発報の要否がより正確に判断されるといえる。
【0039】
これら第1、第2の変形例の電力量管理システムでは、複数のセンサの検知状態が、常時、取得され格納されていくことを想定したが、1つのセンサの検知状態が変化した直後から所定時間が経過するまでの間のみ、他のセンサの検知状態が取得され格納されていくものとすることができる。
【0040】
また、特に、複数の電化製品の使用状況を使用電力量に基づき検知させ、事前に指定されている、使用状況の組み合わせ(たとえば通常行われない、冷蔵庫を開け放して、時計のコンセントを抜くなどの組み合わせ)のパターンに応じて、電力量計(また所定のデータ送信装置)から電力量管理装置(所定のデータ受信装置)に発報データを送信するものとすることができる。
【0041】
上記の実施の形態の電力量計量システムでは、各部屋ごとの在室、不在を詳細電力量データから判定し、これらの判定結果から、居住者の状態を推定するものとしたが、(配電前の)全使用電力量の24時間分の、在宅、外出、就寝の居住者の各状態に対応する推移パターンをあらかじめ記憶させておき、これらの推移と実際に格納されていく電力量データとを比較し、類似度から居住者の状態を推定するものとすることができる。
【0042】
上記の実施の形態の電力量管理システムの電力量計に代えて、PC、ホームサーバなどが用いられるものとすることができ、また、1もしくは2以上のセンサが何らかの異常を検知した際、警備会社に代えて、福祉サービス会社などに通報が行われるものとすることができる。
【0043】
加えて、上記の実施の形態の電力量計量システムの電力量計では、所定の時間間隔ごとの電力量の積算値が格納されるものとしたが、所定の時間間隔ごとの使用電力量がそのまま格納され、これらが居住者が外出中か否かの推定に用いられるものとすることができる。
【0044】
上記の実施の形態の電力量計量システムでは、通報が電力量管理装置に通報データが送信され、さらに通報データに基づく表示に対して、オペレータが警備会社に発報するものとしたが、電力量計から通報受信システムに直接通報されるものとすることができる。
【0045】
また、上記の実施の形態の電力量計量システムでは、特に人感センサが用いられて不法侵入者が検知されることを想定したが、ドアに取り付けられた開閉センサにより人の存在が検知されるものとし、また、火災センサなど他のセンサが用いられるものとすることができる。
【0046】
さらに、上記の実施の形態の電力量計量システムでのように、外出中であるか否かの判定を、使用電力量の情報またセンサの検知状態によるものとすることなく、所定の位置情報提供サービスを利用して行わせるものとすることができる。この位置情報提供サービスを利用する通報システムでは、人感センサなどが反応したとき、居住者が携帯するPHS端末の位置情報に基づき外出中であるか否かを判定させ、居住者が外出中であるときのみに電力量計から電力量管理装置に発報データを送信させる。
【0047】
また、上記の実施の形態の電力量計量システムでは、人感センサなどが電力量計に直接接続されるものとしたが、電力量またはセンサの検知状態に関する所定の表示を行い、人感センサなどが接続されたコントローラに、電力量計が接続され、センサでの検知状態などがコントローラを介して送信されるものとすることができる。
【0048】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明によると、接続されているセンサにより人の存在が検知された際、格納されている電力量データに基づき、居住者が外出中であると推定されたときに、発報データが電力量管理装置に送信されるため、住居側にて発報の要否がより適正に判断され、誤発報が未然に防止されることとなり、さらに、この誤発報の防止により、発報のための通信コストなどを低減させることができる。
【0049】
請求項2に記載の発明によると、接続されているセンサにより人の存在が検知された際、各部屋に人が在室するか否かが判定され、各部屋の在室、不在の判定結果によりさらに居住者が外出中であるか否かが推定され、外出中であると推定されたときに、発報データが電力量管理装置に送信されるため、住居側にて誤発報が未然に防止されることとなる。また、これら発報データの送受信は、各住居での消費電力量を管理するためのシステムが用いられるものであるため、既存の施設が有効に利用されているといえる。
【0050】
請求項3に記載の発明によると、各部屋での消費電力量の推移に加え、特定電気機器の消費電力量の推移が、居住者が外出中であるか否かの推定に用いられるため、より正確に、住居側での発報の要否が判定されることとなる。
【0051】
請求項4に記載の発明によると、接続されている複数のセンサの検知状態の組み合わせが所定パターンとなったとき、発報データが電力量管理装置に送信されるため、上記と同様、住居側にて誤発報が未然に防止されることとなる。
【0052】
請求項5、請求項6および請求項8に記載の発明によると、接続されているセンサにより人の存在が検知された際、各部屋に人が在室するか否かが判定され、これら判定結果によりさらに居住者が外出中であると推定されたときに、発報データがデータ受信装置に送信されるため、住居側にて誤発報が未然に防止されているといえる。
【0053】
請求項7に記載の発明によると、請求項1に記載の電力量計から送信されてくる発報データに基づき発報先が確定されるため、この確定された発報先を表示、音声通知等させ、電力量管理装置から発報先へ簡便に、異常の発生を通報することができることとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の1つである電力量管理システムの全体構成および処理の概要を示す図である。
【図2】電力量計100のハードウェア構成の概要を示すブロック図である。
【図3】電力量管理装置500のハードウェア構成の概要を示すブロック図である。
【図4】電力量計100の電力量計量処理部1000の主な構成を示すブロック図である。
【図5】電力量計量処理部1000により実行される電力量計量処理の手順を示すフローチャートである。
【図6】図5に示す電力量計量処理のST108での判定の例を示す図である。
【図7】電力量計量処理のST109での居住者の状態の推定の例を示す図である。
【図8】電力量管理装置500の電力量管理処理部5000の主な構成を示すブロック図である。
【図9】電力量管理処理部5000により実行される電力量管理処理の手順を示すフローチャートである。
【図10】第1の変形例の電力量管理システムの電力量計に接続される複数のセンサの検知状態に基づく居住者の状態の推定の例を示す図である。
【図11】第2の変形例の電力量管理システムの電力量計に接続される複数のセンサの検知状態の経時的変化に基づく発報の要否の判定の例を示す図である。
【符号の説明】
100、200、300 電力量計
101 PHS処理部
102 電力量計量部
103 RAM
104 ROM
105 マイクロプロセッサ
106 データ受信部
151 分電盤
152 電力量計量部
153 データ送信部
154 エアコンの電源
155 リビングの電源
156 寝室の電源
157 リビングの人感センサ
158 寝室の人感センサ
159 トイレの人感センサ
150、250、350 加入者住居
500 電力量管理装置
501 RAM
502 入力部
503 マイクロプロセッサ
504 表示部
505 補助記憶部
506 通信制御部
510 電力量データベース
520 PHSアンテナ
600 通報受信システム
1000 電力量計量処理部
1001 使用電力量格納部
1002 センサ検知部
1003 在室判定部
1004 居住者状態推定部
1005 送信処理部
1031 詳細電力量データ
1032 電力量データ
5000 電力量管理処理部
5001 発報先検索部
5002 異常表示制御部
5003 電力量データ格納部
5004 受信処理部
Claims (8)
- 住居での消費電力量を計量し、各住居での消費電力量を管理する電力量管理装置との間で通信を行う電力量計であって、
所定の時間間隔ごとの消費電力量を示す電力量データを格納する格納手段と、接続されているセンサにより人の存在が検知された際、格納されている電力量データによる消費電力量の推移に基づき居住者が外出中であるか否かを推定する推定手段と、
外出中であると推定されたとき、住居を特定して異常の発生を示す発報データを、前記電力量管理装置に送信する送信手段とを有することを特徴とする電力量計。 - 住居での消費電力量を計量し、各住居での消費電力量を管理する電力量管理装置との間で通信を行う電力量計であって、
所定の時間間隔ごとの各部屋の消費電力量を示す第1詳細電力量データを格納する第1格納手段と、
接続されているセンサにより人の存在が検知された際、格納されている第1詳細電力量データによる消費電力量の推移に基づき各部屋に人が在室するか否かを判定する判定手段と、
各部屋に人が在室するか否かの判定結果に基づき、居住者が外出中であるか否かを推定する推定手段と、
外出中であると推定されたとき、住居を特定して異常の発生を示す発報データを、前記電力量管理装置に送信する送信手段とを有することを特徴とする電力量計。 - 特定電気機器の消費電力量を示す第2詳細電力量データを格納する第2格納手段をさらに有し、
前記推定手段は、前記判定結果および格納されている第2詳細電力量データに基づき、居住者が外出中であるか否かを判定することを特徴とする請求項2に記載の電力量計。 - 住居での消費電力量を計量し、各住居での消費電力量を管理する電力量管理装置との間で通信を行う電力量計であって、
接続されている複数のセンサの検知状態を格納する格納手段と、
格納されている検知状態の組み合わせが所定パターンとなったとき、住居を特定して異常の発生を示す発報データを、前記電力量管理装置に送信する送信手段とを有することを特徴とする電力量計。 - 住居を特定して異常の発生を示す発報データを、所定のデータ受信装置に送信するデータ送信装置であって、
所定の時間間隔ごとの各部屋の消費電力量を示す詳細電力量データを格納する格納手段と、
接続されているセンサにより人の存在が検知された際、格納されている詳細電力量データによる消費電力量の推移に基づき各部屋に人が在室するか否かを判定する判定手段と、
各部屋に人が在室するか否かの判定結果に基づき、居住者が外出中であるか否かを推定する推定手段と、
外出中であると推定されたとき、前記発報データを前記データ受信装置に送信する送信手段とを有することを特徴とするデータ送信装置。 - コンピュータに、住居を特定して異常の発生を示す発報データを、所定のデータ受信装置へ送信させるデータ送信制御プログラムであって、所定の時間間隔ごとの各部屋の消費電力量を示す詳細電力量データを格納するステップと、
所定のセンサにより人の存在が検知された際、格納されている詳細電力量データによる消費電力量の推移に基づき各部屋に人が在室するか否かを判定するステップと、
各部屋に人が在室するか否かの判定結果に基づき、居住者が外出中であるか否かを推定するステップと、
外出中であると推定されたとき、前記発報データを前記データ受信装置に送信するステップとを実行させることを特徴とするデータ送信制御プログラム。 - 住居での消費電力量を計量する電力量計と、電力量計との間で通信を行い各住居での消費電力量を管理する電力量管理装置とを含む電力量管理システムであって、
前記電力量計は、
所定の時間間隔ごとの消費電力量を示す電力量データを格納する第1格納手段と、
接続されているセンサにより人の存在が検知された際、格納されている電力量データによる消費電力量の推移に基づき居住者が外出中であるか否かを推定する推定手段と、
外出中であると推定されたとき、住居を特定して異常の発生を示す発報データを、前記電力量管理装置に送信する送信手段とを有し、
前記電力量管理装置は、
各住居と発報先との対応付けを格納する第2格納手段と、
受信された発報データに基づき、格納されている対応付けから発報先を確定する確定手段とを有することを特徴とする電力量管理システム。 - 住居を特定して異常の発生を示す発報データを、所定のデータ受信装置へ送信させるデータ送信制御方法であって、
所定の時間間隔ごとの各部屋の消費電力量を示す詳細電力量データを格納するステップと、
所定のセンサにより人の存在が検知された際、格納されている詳細電力量データによる消費電力量の推移に基づき各部屋に人が在室するか否かを判定するステップと、
各部屋に人が在室するか否かの判定結果に基づき、居住者が外出中であるか否かを推定するステップと、
外出中であると推定されたとき、前記発報データを前記データ受信装置に送信するステップとを有することを特徴とするデータ送信制御方法。
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