JP4642587B2 - 試薬用容器の蓋構造 - Google Patents

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Description

本発明は、内部に試薬が投入された試薬用容器の上部にある開口を開閉するための蓋構造に関する。
従来、生物学的な分析に用いられる試薬が投入された試薬用容器は、試薬が蒸発等してしまうことを防止するために、該試薬用容器の上部にある開口がシール材により覆われて閉成状態にされているのが一般的である。そして、かかる試薬を分析に用いる場合には、シール材を剥がして開口を開成状態にした試薬用容器を所定の分析装置に載置し、プローブが上記開口を通じて試薬用容器の内部に進入することにより行われる。
しかしながら、上記試薬用容器では、シール材をいったん剥がしてしまうと再度開口を覆うことができず、結果として試薬を廃棄していた。つまり、試薬は、全て使われるか否かに関係なく、いったん分析に用いられた場合は、廃棄処分されていた。
そこで、上記試薬用容器の開口を開閉可能な蓋構造が提案されている。かかる蓋構造は、試薬用容器を所定の分析装置に載置した後、該分析装置の構成部材と係合し、試薬用容器の移動に応じて水平方向(横方向)に移動して該試薬用容器の開口を開閉させるものである(例えば、特許文献1参照)。
特開平11−194132号公報
ところが、上記特許文献1に提案されているような試薬用容器の蓋構造では、水平方向に移動することにより該試薬用容器の開口を開閉するため、かかる蓋構造を有する試薬用容器を所定の分析装置に載置する場合、試薬用容器自体に必要なスペース以外に蓋が水平方向に移動する領域に相当するスペースを確保する必要があり、スペース効率に優れたものではなかった。
本発明は、上記実情に鑑みて、簡単な構造で試薬用容器の開口を開閉することができるとともに、スペース効率の優れた試薬用容器の蓋構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の請求項1に係る試薬用容器の蓋構造は、内部に試薬が投入された試薬用容器の上部にある開口を開閉するための蓋構造において、前記試薬用容器の開口に対応する第1開口部を有し、かつ前記試薬用容器に配設された外蓋部材と、前記外蓋部材よりも内方に位置するとともに、前記第1開口部に対向する第2開口部を有し、かつ前記外蓋部材に対して上下動可能な態様で配設された内蓋部材と、前記内蓋部材よりも内方に位置するとともに、貫通孔を有し、かつ係合手段を介して前記外蓋部材および内蓋部材のそれぞれに水平軸回りに回転可能に係合された回転体とを備え、前記係合手段は、前記内蓋部材が下方向に向かって開放動作した場合には、前記回転体を回転させて前記第1開口部と前記第2開口部とを前記貫通孔を介して連通状態にすることにより前記開口を開成状態にさせる一方、前記内蓋部材が上方向に向かって閉鎖動作した場合には、前記回転体を回転させて前記第1開口部と前記第2開口部との連通状態を解除することにより前記開口を閉成状態にさせることを特徴とする。
また、本発明の請求項2に係る試薬用容器の蓋構造は、上記請求項1において、前記内蓋部材を上方向に向かって常時付勢する付勢手段を備え、前記内蓋部材は、前記付勢手段による付勢力に抗して開放動作する一方、前記付勢手段による付勢力により閉鎖動作を行うことを特徴とする。
また、本発明の請求項3に係る試薬用容器の蓋構造は、上記請求項1または上記請求項2において、前記外蓋部材は、前記試薬用容器に着脱可能に配設されたことを特徴とする。
また、本発明の請求項4に係る試薬用容器の蓋構造は、上記請求項1〜3のいずれか一つにおいて、前記内蓋部材は、前記外蓋部材に着脱可能に配設されたことを特徴とする。
本発明の試薬用容器の蓋構造によれば、係合手段が、内蓋部材が下方向に向かって開放動作した場合には、回転体を回転させて第1開口部と第2開口部とを貫通孔を介して連通状態にすることにより開口を開成状態にさせる一方、内蓋部材が上方向に向かって閉鎖動作した場合には、回転体を回転させて第1開口部と第2開口部との連通状態を解除することにより開口を閉成状態にさせるので、つまり、内蓋部材が上下方向に動作することにより開口を開閉することができるので、該蓋構造を有する試薬用容器を所定の分析装置に載置する場合、試薬用容器自体を載置するスペースさえあれば足り、特に複数の試薬用容器を分析装置に載置する場合に隣接する試薬用容器の蓋構造と干渉する虞れがない。従って、簡単な構造で試薬用容器の開口を開閉することができるとともに、スペース効率の優れたものとなるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る試薬用容器の蓋構造(以下、単に蓋構造ともいう)の好適な実施の形態を詳細に説明する。
図1〜図6は、それぞれ本発明の実施の形態に係る蓋構造の構成を示したものである。ここに、対象となる試薬用容器1は、生物学的な分析に用いられる試薬が予め投入された周知のものであり、上部に開口2を有している。
これらの図において、蓋構造は、外蓋部材10と、内蓋部材20と、回転ドラム(回転体)30とを備えて構成してある。
外蓋部材10は、例えばプラスチック等の樹脂材から形成したものであり、図1および図2に示したように、外蓋本体11と基板12とを備えて成るものである。外蓋本体11は、円筒状の形態を成しており、下部に試薬用容器1の上部と嵌合する嵌合部11aが形成してある(図6参照)。また、外蓋本体11は、上端内縁部分に内蓋部材20を係止するための係止片11bが形成してある。
基板12は、外蓋本体11の内径と略同一の外径を有する円板状の形態を成しており、下方に嵌合部11aが位置する態様で外蓋本体11の内部に配設してある。より詳細には、基板12の端面12aが外蓋本体11の内表面に接合することにより配設してある。この基板12には、中央部分に矩形状の第1開口部13が形成してある。第1開口部13は、試薬用容器1の開口2に対応するものである。また、基板12には、第1開口部13を介して上方に向けて突出する態様の一対の係合板14が配設してある。これら一対の係合板14には、互いに対向する面上の対応する位置に係合ピン15が突設してある。更に、基板12には、上方に向けて突出する態様の複数(本実施の形態では2本)のロッド16が配設してある。これらロッド16には、図には明示しないが、コイルバネ(付勢手段)が巻回した状態で配設してある。
内蓋部材20は、上記外蓋部材10と同様に例えばプラスチック等の樹脂材から形成したものであり、図3および図4に示したように、内蓋本体21と天板22とを備えて成るものである。内蓋本体21は、外蓋部材10(外蓋本体11)よりも小径の円筒状の形態を成しており、下端外縁部分に外方に突出する態様で周方向に伸びるストッパー片21aが配設してある。このストッパー片21aは、詳細は後述するが、上記外蓋部材10の係止片11bに当接して内蓋部材20の移動を規制するためのものである。
天板22は、内蓋本体21の内径と略同一の外径を有する円板状の形態を成しており、内蓋本体21の上端内部に配設してある。より詳細には、天板22の端面22aが内蓋本体21の上端内表面に接合することにより配設してある。この天板22には、中央部分に矩形状の第2開口部23が形成してある。第2開口部23は、詳細は後述するが、外蓋部材10の第1開口部13と対向する位置にある。また、天板22には、第2開口部23を介して下方に向けて突出する態様の一対の支持板24が配設してある。これら一対の支持板24には、その下端部に下方に開口する切欠溝25が形成してある。更に、天板22には、スペーサ26が支持板24と同様に下方に突出する態様で配設してある。
回転ドラム30は、例えばプラスチック等の樹脂材から形成したものであり、図5に示したように、略円柱状の形態を成している。この回転ドラム30には、その中心軸上に沿って両端面30a,30bから突出する態様の支持ピン31が突設してある。支持ピン31の外径は内蓋部材20の支持板24における切欠溝25の幅に適合する大きさにしてある。また、回転ドラム30には、図5における上下方向、すなわち中心軸と直行する方向に貫通孔32が形成してある。回転ドラム30の両端面30a,30bには、支持ピン31から同一径外方向に伸びる態様の楕円状の係合溝33が形成してある。この係合溝33の幅は、外蓋部材10の係合板14における係合ピン15の外径と適合する大きさにしてある。
図6は、本発明の実施の形態に係る蓋構造の組み付け状態を模式的に示した断面側面図である。かかる図6を適宜用いて蓋構造について説明する。
まず、外蓋部材10は、嵌合部11aが試薬用容器1の上部に嵌合した状態で、試薬用容器1に配設してある。その場合、基板12が試薬用容器1の開口縁部に位置することとなり、該基板12の第1開口部13が試薬用容器1の開口2に対応することになる。
次に、回転ドラム30の中心軸が水平軸方向に一致するように配置し、該回転ドラム30の係合溝33に、外蓋部材10の係合ピン15を進入させて外蓋部材10と係合させる一方、該回転ドラム30の支持ピン31を内蓋部材20の切欠溝25に進入させて内蓋部材20と係合させる。そして、内蓋部材20を、回転ドラム30との係合状態を保持したままで図6中の矢印方向(左方向)に移動させた後、下方に押圧して該内蓋部材20を外蓋部材10の内部に進入させる。そうすると、外蓋部材10の内部に進入した内蓋部材20は、ロッド16に巻回した態様で配設したコイルバネの付勢力により上方に向けて移動し、該内蓋部材20のストッパー片21aが外蓋部材10の係止片11bに当接することにより、内蓋部材20は上死点に位置し、図7〜図10に示した状態になる。ここに、図7は、内蓋部材が上死点に位置している場合の蓋構造の斜視図であり、図8は、図7に示した蓋構造の内部を示した斜視図であり、図9は、蓋構造の断面側面図であり、図10は、図9におけるA−A線断面図である。
図7〜図10に示したように、内蓋部材20が上死点にある場合には、回転ドラム30の貫通孔32が水平軸方向に沿って位置しており、外蓋部材10の第1開口部13に対向する内蓋部材20の第2開口部23には、回転ドラム30の側周部30cが進入している。そのため、第1開口部13と第2開口部23との連通状態は遮断されている。つまり、試薬用容器1の開口2は閉成状態になっている。また、回転ドラム30の端面30a,30bにおける係合溝33は、該回転ドラム30の中心軸から斜下方の径外方向に向かって伸びる態様に成っている。
以上のように試薬用容器1の開口2を閉成状態にしている蓋構造は、次のようにして試薬用容器1の開口2を開成状態にすることができる。
上死点にある内蓋部材20を押圧して該内蓋部材20が下方に移動すると、すなわち、内蓋部材20がコイルバネの付勢力に抗して開放動作すると、回転ドラム30は、切欠溝25に進入している支持ピン31が支持板24に押圧されることにより全体として下方に移動する。またこれと同時に、回転ドラム30は、係合溝33に進入している係合ピン15を通じて外蓋部材10から上方に向けての反力が付与される結果、係合ピン15が係合溝33の縁部を押圧することにより図中の矢印方向に向けて水平軸回りに回転することになる。
水平軸回りに回転する回転ドラム30の貫通孔32が、図11〜図14に示したように、上下方向に沿って位置するとき、内蓋部材20のスペーサ26の下端面26aが外蓋部材10の基板12の上面に当接して内蓋部材20の開放動作は停止する。このとき、内蓋部材20は、下死点に位置することになる。内蓋部材20が下死点に位置する場合、外蓋部材10の第1開口部13と、内蓋部材20の第2開口部23とは、貫通孔32を通じて連通状態になり、これにより試薬用容器1の開口2は開成状態になる。ここに、図11は、内蓋部材が下死点に位置している場合の蓋構造の斜視図であり、図12は、図11に示した蓋構造の内部を示した斜視図であり、図13は、蓋構造の断面側面図であり、図14は、図13におけるB−B線断面図である。
そして、内蓋部材20に対する押圧を解除すると、下死点にある内蓋部材20はコイルバネの付勢力により上方に移動することになる。すなわち、内蓋部材20は、閉鎖動作を行う。内蓋部材20が閉鎖動作を行うと、回転ドラム30は、支持ピン31が切欠溝25に進入した係合状態を保持したまま全体として上方に移動する。またこれと同時に、回転ドラム30は、係合溝33に進入している係合ピン15を通じて外蓋部材10から下方に向けての反力が付与される結果、係合ピン15が係合溝33の縁部を押圧することにより上述した回転方向とは反対の方向に向けて水平軸回りに回転することになる。
そして、閉鎖動作する内蓋部材20のストッパー片21aが外蓋部材10の係止片11bに当接すると、内蓋部材20は閉鎖動作を停止し、上死点に位置することになる(図7〜図11参照)。この場合、回転ドラム30は、上述したように、貫通孔32が水平軸方向に沿って位置するとともに、側周部30cが内蓋部材20の第2開口部23に進入することになる。これにより、第1開口部13と第2開口部23との連通状態は遮断され、試薬用容器1の開口2は閉成状態になる。上記内蓋部材20の開放動作および閉鎖動作を繰り返すことにより、試薬用容器1の開口2を何度でも開閉させることができる。
上記蓋構造を総括して説明すると、外蓋部材10の係合ピン15、回転ドラム30の係合溝33および支持ピン31、並びに内蓋部材20の切欠溝25が、内蓋部材20が開放動作した場合には、回転ドラム30を回転させて第1開口部13と第2開口部23とを貫通孔32を介して連通状態にすることにより試薬用容器1の開口2を開成状態にさせる一方、内蓋部材20が閉鎖動作した場合には、回転ドラム30を回転させて第1開口部13と第2開口部23との連通状態を解除することにより開口2を閉成状態にさせる係合手段を構成している。
そして、そのような蓋構造を有する試薬用容器1を所定の分析装置に載置して試薬を生物的な分析に用いる場合には、分析装置の構成部材により内蓋部材20を押圧して開放動作させ、回転ドラム30を水平軸回りに回転させることにより、下死点にある内蓋部材20の第2開口部23と、外蓋部材10の第1開口部13とを貫通孔32を介して連通状態にさせて試薬用容器1の開口2を開成状態にする。そして、開成状態となる開口2を介してプローブ等を試薬用容器1の内部に進入させて試薬を採取し分析に用いる。その後、構成部材による内蓋部材20の押圧を解除することにより、内蓋部材20をコイルバネの付勢力により閉鎖動作させ、回転ドラム30を回転させることにより、上死点にある内蓋部材20の第2開口部23と、外蓋部材10の第1開口部13との連通状態を解除させて試薬用容器1の開口2を閉成状態にすることができる。
以上のような本実施の形態に係る蓋構造によれば、内蓋部材20が下方に向けて開放動作した場合には、回転ドラム30を回転させて第1開口部13と第2開口部23とを貫通孔32を介して連通状態にすることにより試薬用容器1の開口2を開成状態にさせる一方、内蓋部材20が上方に向けて閉鎖動作した場合には、回転ドラム30を回転させて第1開口部13と第2開口部23との連通状態を解除することにより上記開口2を閉成状態にさせるので、つまり、内蓋部材20が上下方向に動作することにより開口2を開閉することができるので、該蓋構造を有する試薬用容器1を所定の分析装置に載置する場合、内蓋部材20が移動するためのスペースに関係なく試薬用容器1自体を載置するスペースさえあれば足り、特に複数の試薬用容器1を分析装置に載置する場合に隣接する試薬用容器1の蓋構造と干渉する虞れがない。従って、簡単な構造で試薬用容器1の開口2を開閉することができるとともに、スペース効率の優れたものとなる。
また、上記蓋構造によれば、従来のような水平方向に移動する蓋構造に比して部品点数の減少させることができ、コストの低減化を図ることができる。
以上のように、本発明に係る試薬用容器の蓋構造は、例えば試薬が投入された試薬用容器の開口を開閉するのに有用である。
本発明の実施の形態に係る試薬用容器の蓋構造を構成する外蓋部材を示した斜視図である。 図1に示した外蓋部材の分解斜視図である。 本発明の実施の形態に係る試薬用容器の蓋構造を構成する内蓋部材を示した斜視図である。 図3に示した内蓋部材の分解斜視図である。 本発明の実施の形態に係る試薬用容器の蓋構造を構成する回転ドラムを示した斜視図である。 本発明の実施の形態に係る蓋構造の組み付け状態を模式的に示した断面側面図である。 内蓋部材が上死点に位置している場合の蓋構造の斜視図である。 図7に示した蓋構造の内部を示した斜視図である。 図7に示した蓋構造の断面側面図である。 図9におけるA−A線断面図である。 内蓋部材が下死点に位置している場合の蓋構造の斜視図である。 図11に示した蓋構造の内部を示した斜視図である。 図11に示した蓋構造の断面側面図である。 図13におけるB−B線断面図である。
符号の説明
1 試薬用容器
2 開口
10 外蓋部材
11 外蓋本体
12 基板
13 第1開口部
14 係合板
15 係合ピン
16 ロッド
20 内蓋部材
21 内蓋本体
22 天板
23 第2開口部
24 支持板
25 切欠溝
26 スペーサ
30 回転ドラム
31 支持ピン
32 貫通孔
33 係合溝

Claims (4)

  1. 内部に試薬が投入された試薬用容器の上部にある開口を開閉するための蓋構造において、
    前記試薬用容器の開口に対応する第1開口部を有し、かつ前記試薬用容器に配設された外蓋部材と、
    前記外蓋部材よりも内方に位置するとともに、前記第1開口部に対向する第2開口部を有し、かつ前記外蓋部材に対して上下動可能な態様で配設された内蓋部材と、
    前記内蓋部材よりも内方に位置するとともに、貫通孔を有し、かつ係合手段を介して前記外蓋部材および内蓋部材のそれぞれに水平軸回りに回転可能に係合された回転体と
    を備え、
    前記係合手段は、前記内蓋部材が下方向に向かって開放動作した場合には、前記回転体を回転させて前記第1開口部と前記第2開口部とを前記貫通孔を介して連通状態にすることにより前記開口を開成状態にさせる一方、前記内蓋部材が上方向に向かって閉鎖動作した場合には、前記回転体を回転させて前記第1開口部と前記第2開口部との連通状態を解除することにより前記開口を閉成状態にさせることを特徴とする試薬用容器の蓋構造。
  2. 前記内蓋部材を上方向に向かって常時付勢する付勢手段を備え、
    前記内蓋部材は、前記付勢手段による付勢力に抗して開放動作する一方、前記付勢手段による付勢力により閉鎖動作を行うことを特徴とする請求項1に記載の試薬用容器の蓋構造。
  3. 前記外蓋部材は、前記試薬用容器に着脱可能に配設されたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の試薬用容器の蓋構造。
  4. 前記内蓋部材は、前記外蓋部材に着脱可能に配設されたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の試薬用容器の蓋構造。
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