JP4639170B2 - Workbench - Google Patents
Workbench Download PDFInfo
- Publication number
- JP4639170B2 JP4639170B2 JP2006227444A JP2006227444A JP4639170B2 JP 4639170 B2 JP4639170 B2 JP 4639170B2 JP 2006227444 A JP2006227444 A JP 2006227444A JP 2006227444 A JP2006227444 A JP 2006227444A JP 4639170 B2 JP4639170 B2 JP 4639170B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- leg
- brace
- contraction
- mounting
- pin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Ladders (AREA)
Description
本発明は、本発明は、ビル等建物の建設現場等における天井の内装仕上げや配線、配管作業等の比較的高所での作業を行なう時に使用する作業台に関するものである。 The present invention relates to a work table used when performing work in a relatively high place such as interior finishing of a ceiling, wiring, piping work, etc. in a construction site of a building such as a building.
ビル等の建設現場において、躯体を構築した後に内装仕上げや配線作業等を行なうが、その場合に天井等の高い場所での仕上げ作業や配線作業には作業台を用いることが多い。従来この種の作業台として、例えば下記特許文献1に記載されているものがある。 In a construction site such as a building, interior finishing and wiring work are performed after building a housing. In that case, a work table is often used for finishing work and wiring work in a high place such as a ceiling. Conventionally, as this type of work table, for example, there is one described in Patent Document 1 below.
特許文献1に記載の作業台は、作業を行なうステージ部と、このステージ部の前後端部に折り畳み可能に設けられた前後一対の脚体とからなるもので、使用時には前後の脚体を拡開して使用位置に直立させると共に、使用しない時には収納位置に折り畳むようにし、また作業台の脚体は作業高さに合わせて伸縮できるようになっている。
上記従来の作業台にあっては、使用時に作業高さが高い時には脚体を伸張させることができ、不使用時には脚体を収縮させて折り畳むことによってコンパクトに収容できるが、コンパクト化を追求するあまり、使用時に前後脚体の剛性が不十分であり、従って不安定さを有するという致命的な欠点があった。 In the above conventional workbench, the leg can be extended when the working height is high during use, and can be accommodated compactly by contracting and folding the leg when not in use. Therefore, there is a fatal drawback that the front and rear legs are not sufficiently rigid during use, and thus have instability.
本発明は、上記の問題点に鑑み、使用時の脚体に十分な補強構造をもたせて、使用時の安定性を良くするようにした作業台を提供することを目的とする。 In view of the above problems, an object of the present invention is to provide a work table in which a leg body in use has a sufficient reinforcing structure to improve stability during use.
上記課題を解決するための手段を、後述する実施形態の参照符号を付して説明すると、請求項1に係る発明は、作業を行なうステージ部1と、このステージ部1の前後端部に折り畳み可能に設けられた前後一対の脚体2,3とからなる作業台であって、各脚体2,3が、ステージ部1に枢着された第1脚部4と、この第1脚部4に対し伸縮可能に連結されると共に所要伸縮位置で固定可能な第2脚部5とによって伸縮調整可能に構成されている作業台において、
前部脚体2の第1脚部4側と後部脚体3の第2脚部5との間、及び後部脚体3の第1脚部4側と前部脚体2の第2脚部5との間に、互いに伸縮可能に嵌合されて所要の伸縮位置で固定可能な一対のブレス部材6a、6bからなるブレス6を掛け渡し、各ブレス部材6a、6bの取付端部6ao,6boは取付所要部に対し枢着し、ステージ部1の下面側中央部と前部脚体2の第1脚部4及び後部脚体3の第1脚部4との間に夫々補強杆7,8を枢支連結し、各補強杆7,8の長手方向中途部には補強杆7,8を二つ折りするための関節装置9を設けてなることを特徴とする。
Means for solving the above-described problems will be described with reference numerals in the embodiments described later. The invention according to claim 1 is a stage portion 1 for performing work, and is folded at the front and rear end portions of the stage portion 1. A workbench comprising a pair of front and
Between the
請求項2は、請求項1に記載の作業台において、各ブレス6を構成する一対のブレス部材6a、6bの何れか一方のブレス部材6aの取付端部6aoは取付所要部に対し固定的に枢着し、他方のブレス部材6bの取付端部6boは取付所要部に対し取外し可能に枢着してなることを特徴とする。
According to a second aspect of the present invention, in the workbench according to the first aspect, the attachment end portion 6ao of one of the pair of
請求項3は、請求項1又は2記載の作業台において、前後各脚体2,3の左右両側には、夫々高さ調整可能なアウトリガー12,12を着脱可能に取り付けてなることを特徴とする。
According to a third aspect of the present invention, in the workbench according to the first or second aspect, the height
上記解決手段による発明の効果を、後述する実施形態の参照符号を付して説明すると、請求項1に係る発明の作業台は、前部脚体2の第1脚部4と後部脚体3の第2脚部5との間、及び後部脚体3の第1脚部4と前部脚体2の第2脚部5との間に、互いに伸縮可能に嵌合されて所要の伸縮位置で固定可能な一対のブレス部材6a、6bからなるブレス6を掛け渡し、各ブレス部材6a、6bの取付端部6ao,6boは取付所要部に対して枢着したもので、作業台の使用時には前部脚体2,3間に掛け渡されたブレス6,6によって前後脚体2,3が十分に補強されるから、安定状態で作業を行うことができる。また、ステージ部1の下面側中央部と前部脚体2の第1脚部4及び後部脚体3の第1脚部4との間に夫々補強杆7,8を枢支連結し、各補強杆7,8の長手方向中途部に補強杆7,8を二つ折りするための関節装置9を設けているから、ブレス6,6に加えて、補強杆7,8によっても、前後両脚体2,3が補強されることになり、従ってより一層安定状態で作業を行うことができる。
The effect of the invention by the above solution will be described with reference numerals of the embodiments described later. The work table of the invention according to claim 1 includes the
そして、前後各脚体2,3の第2脚部5を第1脚部4に対し伸縮させて各脚体2,3の高さを調整する時には、各ブレス6のブレス部材6a、6bを伸縮可能な状態にしておけば、第1脚部4に対する第2脚部5の伸縮動作に連動してブレス部材6a、6bが伸縮するから、ブレス6を前後脚体2,3に取り付けたままで脚体2,3の高さ調整を容易に行うことができる。
Then, when adjusting the height of each
請求項2に係る発明の作業台では、各ブレス6の一対のブレス部材6a、6bの何れか一方のブレス部材6aの取付端部6aoを取付所要部に対し固定的に枢着し、他方のブレス部材6bの取付端部6boを取付所要部に対し取外し可能に枢着しているから、前後脚体2,3をステージ部1の下面側に折り畳む時には、上記他方のブレス部材6bの取付端部6boを脚体2,3の脚部4,5から取り外すことにより、脚体2,3と共にブレス6もステージ部1の下面側に折り畳むことができる。
In the worktable of the invention according to
以下に本発明の好適な実施形態について図面を参照しながら説明すると、図1は本発明に係る作業台の側面図、図2は同作業台の平面図、図3は同作業台の背面図である。この作業台は、作業者が作業を行なうステージ部1と、このステージ部1の前後端部に折り畳み可能に設けられた前後一対の脚体2,3とからなるもので、各脚体2,3は、ステージ部1に枢着された第1脚部4と、この第1脚部4に対し伸縮可能に連結されると共に所要伸縮位置で固定可能な第2脚部5とによって伸縮調整可能に構成されている。
DESCRIPTION OF THE PREFERRED EMBODIMENTS Preferred embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings. FIG. 1 is a side view of a worktable according to the present invention, FIG. 2 is a plan view of the worktable, and FIG. It is. The work table includes a stage portion 1 on which an operator works, and a pair of front and
前部脚体2の第1脚部4と後部脚体3の第2脚部5との間、及び後部脚体3の第1脚部4と前部脚体2の第2脚部5との間には、互いに伸縮可能に嵌合されて所要の伸縮位置で連結可能な一対のブレス部材6a,6bからなるブレス6が夫々掛け渡されており、またステージ部1の下面側中央部と前部脚体2及び後部脚体3との間には、夫々補強杆7,8が枢支連結されていて、各補強杆7,8の長手方向中途部には各補強杆7,8を二つ折りするための関節装置9が設けられている。
Between the
また、ステージ部1の周囲には手摺り10が設置され、ステージ部1の前端部には周知の伸縮梯子11が掛けられ、また図2及び図3に示すように、前後各脚体2,3の左右両側には、夫々高さ調整可能なアウトリガー12が着脱可能に取り付けられる。
A
上記作業台の構造について更に詳しく説明すれば、ステージ部1は、アルミ板あるいはエキスパンドメタル等よりなる長方形の天板1aの周縁部にアルミ型材等よりなる周枠1bを取り付けて形成されている(図4の(b) 参照)。このステージ部1の下面側の四隅部に取付ブラケット13…が固着されていて、前部側2つの取付ブラケット13,13間及び後部側2つの取付ブラケット14,14間には夫々補強桟15が架け渡されている(図3参照)。
The structure of the work table will be described in more detail. The stage portion 1 is formed by attaching a
前部側の取付ブラケット13,13には、前部脚体2の第1脚部4を形成する左右の脚柱4a,4aの夫々上端部が前後方向回動可能に枢着され、両脚柱4a,4aの上端部どうしが連結杆4b(図3参照)によって連結されると共に、両脚柱4a,4aの下端部どうしが連結杆4cにより連結され、しかしてこれら左右両脚柱4a,4aと上部側連結杆4bと下部側連結杆4cとによって前部脚体2の第1脚部4が構成される。第1脚部4の両脚柱4a,4a内には、伸縮杆5a,5aが夫々伸縮可能に内嵌され、両伸縮杆5a,5aの下端部どうしが連結杆5bによって連結され、しかしてこれら両伸縮杆5a,5aと連結杆5bとによって前部脚体2の第2脚部5が構成される。各伸縮杆5aの下端部にはキャスターKが取り付けられている。
The
後部脚体3の第1脚部4及び第2脚部5も前部脚体2と同じ構造であって、その第1脚部4は、左右両脚柱4a,4aと上部側連結杆4bと下部側連結杆4cとから構成され、第2脚部5は、両伸縮杆5a,5aと連結杆5bとによって構成される。尚、第2脚部5の両伸縮杆5a,5aは夫々伸縮調整手段16によって第1脚部4の脚柱4a,4aに対し伸縮調整される。伸縮調整手段16については、後に図6及び図7により説明する。
The
ブレス6は、互いに伸縮可能に嵌合されて所要の伸縮位置で固定可能な一対のブレス部材6a,6bから構成され、詳細な構造を図4の(a) 〜(d) に示している。一方のブレス部材6aは、(a) 〜(c) に示すように、所要長さを有する金属製パイプからなるもので、その一端部をプレス加工により扁平状に圧潰して取付端部6aoを形成して、この取付端部6aoにピン挿通孔17を設けると共に、ブレス部材6aのほぼ全域に亘って固定ボルト挿通孔18を一定ピッチで多数設けている。
The
他方のブレス部材6bは、図4の(b) ,(c) から分かるように、一方のブレス部材6aより僅かに径大で、当該一方のブレス部材6aにスライド可能に外嵌される所要長さの金属製パイプからなるもので、その一端部をプレス加工により扁平状に圧潰して取付端部6boを形成して、この取付端部6boにピン挿通孔19を設け、このブレス部材6bの他端部側には、(d) に示すように、互いに嵌合した両ブレス部材6a,6bを所要伸縮位置で固定する固定用ボルト20を螺合させると共にパイプ内部に挿通させるためのナット部材21が取り付けられている。固定用ボルト20は、蝶ボルトからなるもので、(d) に示すように、両ブレス部材6a,6bが互いに嵌合した状態でナット部材21からブレス部材6bを貫通してブレス部材6aの所要のピン挿通孔18に挿通させることによって、両ブレス部材6a,6bを所要の伸縮位置で固定することができる。
As can be seen from FIGS. 4B and 4C, the
このブレス6は、前後脚体2,3の左右両面側において、前部脚体2の第1脚部4の上端部と後部脚体3の第2脚部5の下端部との間、及び前部脚体2の第2脚部5の下端部と後部脚体3の第1脚部4の上端部との間には、互いに伸縮可能に嵌合されて所要の伸縮位置で連結可能な一対のブレス部材6a,6bからなるブレス6が襷掛け状に(X字状に)掛け渡されるようになっているが、その具体的な取付方法について以下に説明する。
The
図1には、前後脚体2,3の右側面側に2つのブレス6,6が襷掛け状に掛け渡された状態を示し、図5の(a) は図1に示す前後脚体2,3の右側面側の2つのブレス6,6が折り畳まれた状態を示している。襷掛け状に掛け渡される2つのブレス6,6のうちの一方のブレス6は、図1及び図5の(b) に示すように、一対のブレス部材6a,6bの一方のブレス部材6aの取付端部6aoをそのピン挿通孔17(図4参照)を利用して前部側取付ブラケット13の上端部にボルト22により固定的に(通常は取り外せない状態に)枢着し、他方のブレス部材6bの取付端部6boは、そのピン挿通孔19を、後部脚体3の第2脚部5の下端部に取り付けられたロック爪23a付き止着ピン23(図4の(c) 参照)に挿通させることによって取外し可能に枢着する。
FIG. 1 shows a state in which two
襷掛けされる2つのブレス6,6のうちの他方のブレス6は、図1及び図5の(b) に示すように、一対のブレス部材6a,6bの一方のブレス部材6aの取付端部6aoをそのピン挿通孔17を利用して後部側取付ブラケット14の上端部にボルト22により(図4の(c) 参照)固定的に枢着し、他方のブレス部材6bの取付端部6boは、そのピン挿通孔19を、前部脚体2の第2脚部5の下端部に取り付けられたロック爪23a付き止着ピン23(図4の(c) 参照)に挿通させることによって取外し可能に枢着する。
As shown in FIG. 1 and FIG. 5B, the
尚、図5の(b) に示すように、前部側取付ブラケット13及び後部側取付ブラケット14には夫々下端部にロック爪23a付き止着ピン23が取り付けられているが、これは、前後各脚体2,3(第1脚部4及び第2脚部5)をステージ部1の下面側に折り畳んで収納する際に、各ブレス6のブレス部材6bの取付端部6boを、前後各脚体2,3の第2脚部5の下端部の止着ピン23から取り外して、前後取付ブラケット13,14のロック爪23a付き止着ピン23に付け替えるようにするためであり、この付け替えた状態を図5の(a) ,(b) に示している。
As shown in FIG. 5 (b), the front
この作業台は、上記のように、前部脚体2の第1脚部4側と後部脚体3の第2脚部5との間、及び後部脚体3の第1脚部4側と前部脚体2の第2脚部5との間に、互いに伸縮可能に嵌合されて所要の伸縮位置で固定可能な一対のブレス部材6a、6bからなるブレス6を襷状に掛け渡して、各ブレス部材6a、6bの取付端部6ao,6boを夫々の取付所要部に対し枢着しているから、作業台の使用時は、襷状に掛け渡されるブレス6,6により前後脚体2,3が十分に補強されて、安定状態で作業を行うことができる。尚、この実施形態では、一方のブレス6のブレス部材6aの取付端部6aoを前部側取付ブラケット13に枢着し、他方のブレス6のブレス部材6aの取付端部6aoを後部側取付ブラケット14に枢着しているが、一方のブレス6のブレス部材6aの取付端部6aoを前部脚体2の第1脚部4の上端部に枢着し、他方のブレス6のブレス部材6aの取付端部6aoを後部脚体3の第1脚部4の上端部に枢着してもよい。
As described above, the work table is provided between the
しかして、前後各脚体2,3の第2脚部5を第1脚部4に対し伸縮させて各脚体2,3の高さを調整する時には、各ブレス6の固定用ボルト20を緩めて、両ブレス部材6a、6bを伸縮可能な状態にしておけば、第1脚部4に対する第2脚部5の伸縮動作に連動してブレス6のブレス部材6a、6bが伸縮するから、脚体2,3の高さ調整作業を容易に行うことができる。
Therefore, when adjusting the height of each
また、この作業台では、各ブレス6の一対のブレス部材6a、6bの一方のブレス部材6aの取付端部6aoを取付所要部に対し固定的に枢着し、他方のブレス部材6bの取付端部6boを取付所要部に対し取外し可能に枢着しているから、図5の(a) ,(b) に示すように前後脚体2,3全体をステージ部1の下面側に折り畳む時には、他方のブレス部材6bの取付端部6boを脚体2,3の脚部4,5から取り外すことによって、脚体2,3と共にブレス6,6もステージ部1の下面側に折り畳み収納することができる。
Further, in this work table, the attachment end 6ao of one of the pair of
ステージ部1に設置される手摺り10は、ステージ部1の左右側縁部、即ち両サイドに配置される矩形枠状のサイド手摺り部10a,10aと、ステージ部1の前後両側縁部に配置される矩形枠状の前後妻面側手摺り部10b,10cとからなり、各妻面側手摺り部10bは、その一端側の枢支部Pを中心として夫々回動可能で、開閉扉を兼用している。また、各サイド手摺り部10a及び前後妻面側手摺り部10b,10cには夫々幅木24が設けられる。
The
前後各脚体2,3の左右両側に設けられたアウトリガー12は、図2及び図3に概略示すように、支柱25と、この支柱25の上端部とその下方部に夫々の一端部が固着された水平支持杆26,26と、上下水平支持杆26,26を他端部側をつなぐ連結杆27と、各支柱25に伸縮可能に嵌合された伸縮杆28とからなるもので、伸縮杆28の下端部にはベースプレート29a付きのネジ式ベースジャッキ29が装着されていて、上下水平支持杆26,26の他端部が前後脚体2,3の第1脚部4を形成する脚柱4aに取り付け固定される。各伸縮杆28は、前後脚体2,3の伸縮調整手段16と同じ構造の伸縮調整手段30によって支柱25に対し伸縮調整され、ネジ式ベースジャッキ29によって微調整されるようになっている。
As shown schematically in FIGS. 2 and 3, the
次に、前後各脚体2,3の伸縮調整手段16の一例を図6及び図7を参照しながら説明すると、前後各脚体2,3の第1脚部4を形成する脚柱4aは、角筒状部材からなるもので、前後方向に対向する側壁のうち一方の側壁aの外面両側に係合突条56が突設され、他方の側壁bの内面両側には外広がりの傾斜係合面55が形成されている。この第1脚部4の脚柱4aに嵌合される第2脚部5の伸縮杆5aは、その横断面の全体形状が略矩形状で、前後方向に対向する側壁の中央部に断面コ字状に窪ませた窪み部5oが長手方向に沿って形成され、第1脚部4の脚柱4aの一方の側壁aに対向する一方の窪み部5oの底面に、ピン受け段部33と平坦部34を交互に有する部材35が適当間隔置きにビス36などによって一体的に設けられている。そのピン受け段部33は、上面側が水平な段面33aを形成しているのに対して下面側は傾斜面33bに形成されている。尚、最も上部の部材35aには、上向きの段面33aに対向して調整ピン38が嵌入できる間隔をあけて下向きの段面33cが形成され、調整ピン38を操作しないと、第2脚部5をそれ以上下方に伸長移動できないように構成されている。
Next, an example of the expansion / contraction adjusting means 16 for the front and
また、第1脚部4の脚柱4aの一方の側壁aには両側の係合突条56に係合させて取付ブラケット37が装着され、脚柱4aの下端近傍位置に固着されている。この取付ブラケット37に下部側の調整ピン38と上部側のがたつき防止ピン39とが貫通して設けられている。これら調整ピン38とがたつき防止ピン39は、取付ブラケット37の天井壁37aと底壁37b及び第1脚部材4の脚柱4a一側壁aを貫通してピン受け段部33と平坦部34に向けて突出可能に構成されている。調整ピン38は、取付ブラケット37の天井壁37aとばね受け40との間に介装した圧縮ばね41によって矢印xで示すようにピン受け段部33側に付勢されており、且つ調整ピン38にはこれに直交して開放位置維持小片42が突設され、調整ピン38をそのつまみ43を持って圧縮ばね41の付勢力に抗して矢印yで示すように後退開放させかつ矢印zで示すように90°回動させることによって、小片42を取付ブラケット37の天井壁37aに突設した小片係合部44に係合させ、調整ピン38を開放位置に維持できるように構成されている。
A mounting
また、がたつき防止ピン39は、ねじ軸の中間部が小径に切削され、基端部側と先端部側とにねじ部45、46が設けられ、基端部側ねじ部45を取付ブラケット37の天井壁37aに設けた雌ねじ部47に螺合させることにより、がたつき防止ピン39の先端部をピン受け段部33、33間の平坦部34に圧接させ、逆に基端部側ねじ部45を雌ねじ部47から外すことによって、取付ブラケット37の外面とがたつき防止ピン39のつまみ48との間に設けた圧縮ばね49に付勢されて、がたつき防止ピン39を開放状態に維持できるように構成されている。
Further, the rattling
従って、伸縮調整手段16を操作する場合には、上述のように開放位置維持小片42を小片係合部44に係合して調整ピン38をピン受け段部33から開放状態に維持するとともに、がたつき防止ピン39をも開放状態に維持しておき、この操作によって第2脚部5の伸縮杆5aは第1脚部4の脚柱4aに対して自由に伸縮移動できるから、第2脚部5の伸縮杆5aを第1脚部4の脚柱4aに対して所要の伸縮位置に移動させ、その所要位置で調整ピン38を矢印zで示すように90°回動させて、それに突設してある開放位置維持小片42を小片係合部44から離脱させる。これにより調整ピン38は圧縮ばね41に付勢されてピン受け段部33に係合し、第1脚部4の脚柱4aが受ける荷重を調整ピン38とこれが係合するピン受け段部33で受け止めて第2脚部5の伸縮杆5aの収縮動作を阻止することができる。
Therefore, when operating the expansion / contraction adjusting means 16, the open position maintaining
尚、この場合、第2脚部5の伸縮杆5aを第1脚部4の脚柱4aに対し下方に伸長移動させるときは、調整ピン38を開放位置に維持させておく必要がなく、単に第2脚部5の伸縮杆5aを下方に伸長移動させることによって調整ピン38がピン受け段部33の傾斜面33bに接触し、この傾斜面33bに沿って調整ピン38が圧縮ばね41の付勢力に抗して後退移動し、傾斜面33bを乗り越えることによって調整ピン38は自動的に圧縮ばね41に付勢されてピン受け段部33の段面33aに係合させることができる。
In this case, when the telescopic rod 5a of the
そして、第1脚部4の脚柱4aと第2脚部5の伸縮杆5aとの間のがたつきを防止するために、図7の状態から図6に示すように、圧縮ばね49の付勢力に抗してがたつき防止ピン39の基端部側ボルト部45を雌ねじ部47にねじ込み、その先端部を平坦部34に強く押し付ける。すると、第2脚部5の伸縮杆5aがその押し付け力により第1脚部4の脚柱4aにおける他方の側壁bに向けて押圧され、この側壁bの両側に形成された外広がりの傾斜係合面55に第2脚部5の伸縮杆5aの両側縁が係合することにより、押し付け方向だけでなくそれと直交する方向の押圧反力がこの第2脚部5の伸縮杆5aに作用してそれら両方向のがたつきが確実に防止され、第1脚部4の脚柱4aと第2脚部5の伸縮杆5aの間でのあらゆる方向のがたつきが完全に防止される。以上の操作によって各脚体2の脚長を伸縮自在に調整することができる。
In order to prevent rattling between the column 4a of the
アウトリガー12の伸縮杆28を支柱25に対して伸縮調整する伸縮調整手段30は、上述した前後各脚体2,3の伸縮調整手段16と同様な構成であるから、この伸縮調整手段30の構成及び作用については説明を省略する。
The expansion / contraction adjustment means 30 for adjusting the expansion /
前記補強杆7,8の夫々一端部は、図2に破線で示すように、ステージ部1を形成する天板1aの中央部裏面側に左右並設してある取付軸57,58に枢着され、補強杆7,8の夫々一端部は、図2及び図3に概略示すように、前後脚体2,3における第1脚部4の左右の脚柱4a,4aをつなぐ連結杆4cに枢着されている。
As shown by broken lines in FIG. 2, one end portions of the reinforcing
各補強杆7,8を二つ折りするための関節装置9は、図8の(a) ,(b) に示すように、筒状の上部側ロック本体61と下部側のロック本体62とを有し、それぞれ補強杆7,8の上部側桟部材59と下部側桟部材60とに溶接等によって固着されると共に、両ロック本体61、62は関節軸65によって枢支連結され、関節軸65を中心に補強杆7,8の下部側桟部材60が上部側桟部材59に対して図中矢印A方向に二つ折りできるようになっている。そして、下部側ロック本体62にロック軸66によって回動可能に軸支されたロックブロック67が上下両ロック本体61、62にわたって設けられている。
As shown in FIGS. 8A and 8B, the
ロックブロック67にはその先端部にロック片68が突設され、このロック片68が上部側ロック本体61に設けた係合突起69に係合するようになっている。またロックブロック67には中空部70が設けられ、これに圧縮スプリングからなるロックばね71が収容されてその一端部が関節軸65に受け止められ、他端部が中空部70の内壁に受け止められ、このロックばね71に付勢されてロック片68のロック面68aが上部側ロック本体61の係合突起69の係合面69aに強く押圧係合するようになっている。
A
またロックブロック67の後端部にはロックブロック67のロック状態を開放するための開放レバー72が突設されるとともに、ロックブロック67の先端部外周面には、後述のように上部側桟部材57に対する下部側桟部材60の二つ折り状態から伸展する際に、ロックブロック67が係合突起69のコーナー部69b(図8の(b) 参照)に沿って摺動するためのガイド面67aが形成されている。
An
図8の(a) は、下部側ロック本体62のロック軸66に枢着しているロックブロック67のロック片68が上部側ロック本体61の係合突起69にロックばね71の付勢力によって強く押圧係合して上部側桟部材59と下部側桟部材60とが直線状にロックされている状態を示す。このロック状態から、図8の(b) に示すように上部側桟部材59に対して下部側桟部材60が二つ折りした状態に開放操作するには、開放レバー32を矢印Bのようにロックばね71の付勢力に抗して下方に回動操作すればよい。この操作によってロック片68が係合突起69から離れて両者の係合状態が開放されるから、その状態で下部側桟部材64を矢印Aに示すように関節軸65を中心に上方に回動させることによって、図8の(b) に示すように下部側桟部材60を上部側桟部材59に折り重なるように二つ折りすることができる。
8A, the
この二つ折り状態から再び下部側桟部材60を伸展して直線状態とするためには、下部側桟部材60を、関節軸65を中心に下方に回動することによってロックブロック67のガイド面67aが上部側桟部材59の係合突起69のコーナー部69bに当接し、この係合突起69に押されてロックブロック67はロックばね71の付勢力に抗して若干関節軸65側に没入する。そして、更に強く下部側桟部材60を回動することによってガイド面67aが係合突起69のコーナー部69bを摺動し、このコーナー部69bを通過することによって、ロックブロック67は係合突起69の押圧力から開放されるため、その没入状態からロックばね71に付勢されて突出し、ロックブロック67のロック片68が係合突起69に係合して、両桟部材69、70の直線状態を強力に維持することになる。
In order to extend the lower-
このように関節装置9によって両補強杆7,8を直線状態にロックしてその状態を維持し、両補強杆7,8にて補強される前後脚体2,3の直立状態を保持するため、この補強杆7,8は、前後脚体2,3間に襷掛けされるブレス6,6とともに、使用位置での前後両脚体2,3の剛性を確保することができる。
As described above, the
尚、上記実施形態では、前後脚体2,3をステージ部1の裏面側に折り畳むことができる作業台の例を示したが、本発明は前後各脚体2,3をステージ部1に固定して連結し、各脚体2,3の伸縮調整だけを行うようにした作業台にも適用することができるものとする。
In the above embodiment, an example of a work table that can fold the front and
また、図1及び図2に示す伸縮梯子11は、周知の構造であるため、その構造については説明を省略する。尚、この伸縮梯子11には上半部両側に手摺り73が、また上端部側に手掛け棒74,74が夫々取り付けられている。また、この伸縮梯子11は、上端部に取り付けた掛止フック75をステージ部1の前端部に掛止させることによって、図1に示すように所定の傾斜角度でステージ部1の前端部に設置される。
Further, the
1 ステージ部
2 前部脚体
3 後部脚体
4 前後各脚体の第1脚部
5 前後各脚体の第2脚部
6 ブレス
6a ブレス部材
6b ブレス部材
6ao ブレス部材の取付端部
6bo ブレス部材の取付端部
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1
Claims (3)
前部脚体の第1脚部側と後部脚体の第2脚部との間、及び後部脚体の第1脚部側と前部脚体の第2脚部との間に、互いに伸縮可能に嵌合されて所要の伸縮位置で固定可能な一対のブレス部材からなるブレスを掛け渡し、各ブレス部材の取付端部は取付所要部に対し枢着し、ステージ部の下面側中央部と前部脚体の第1脚部及び後部脚体の第1脚部との間に夫々補強杆を枢支連結し、各補強杆の長手方向中途部には補強杆を二つ折りするための関節装置を設けてなることを特徴とする作業台。 A workbench comprising a stage portion for performing work and a pair of front and rear legs provided to be foldable at the front and rear end portions of the stage portion, wherein each leg is pivotally attached to the stage portion. And a workbench configured to be extendable and adjustable by a second leg portion that is connected to the first leg portion so as to be extendable and fixable at a required extension / contraction position,
Expansion and contraction between the first leg side of the front leg and the second leg part of the rear leg and between the first leg side of the rear leg and the second leg part of the front leg. A brace consisting of a pair of breath members that can be fitted and fixed at a required expansion / contraction position is spanned, and the mounting end of each brace member is pivotally attached to the required mounting portion, Joints for pivotally connecting a reinforcing rod between the first leg of the front leg and the first leg of the rear leg, and folding the reinforcing rod in half along the longitudinal direction of each reinforcing rod A workbench characterized by comprising an apparatus .
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006227444A JP4639170B2 (en) | 2006-08-24 | 2006-08-24 | Workbench |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006227444A JP4639170B2 (en) | 2006-08-24 | 2006-08-24 | Workbench |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008050824A JP2008050824A (en) | 2008-03-06 |
JP4639170B2 true JP4639170B2 (en) | 2011-02-23 |
Family
ID=39235142
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006227444A Active JP4639170B2 (en) | 2006-08-24 | 2006-08-24 | Workbench |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4639170B2 (en) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5291513B2 (en) * | 2009-03-27 | 2013-09-18 | 日鐵住金建材株式会社 | Lifting type moving scaffold |
CN110778090A (en) * | 2019-11-14 | 2020-02-11 | 湖南吉人住工装配式建筑有限公司 | Light steel building device |
CN117702741B (en) * | 2024-02-05 | 2024-04-23 | 山西路桥第六工程有限公司 | Novel multifunctional pile foundation construction operation platform |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01119734U (en) * | 1988-02-09 | 1989-08-14 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11141117A (en) * | 1997-11-07 | 1999-05-25 | Misawa Homes Co Ltd | Working scaffold and method making use thereof |
-
2006
- 2006-08-24 JP JP2006227444A patent/JP4639170B2/en active Active
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01119734U (en) * | 1988-02-09 | 1989-08-14 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2008050824A (en) | 2008-03-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20060192071A1 (en) | Angle adjustable easel | |
JP4639170B2 (en) | Workbench | |
KR200429498Y1 (en) | The workbench where the level control is possible | |
KR20120057868A (en) | A leg fastener of work table | |
JP4042105B2 (en) | Scaffolding bracket | |
JP5300551B2 (en) | Folding workbench | |
KR100855365B1 (en) | The workbench | |
JP2011021365A (en) | Gap closing plate with baseboard for scaffolding board | |
JP4961378B2 (en) | Workbench | |
JP2006348630A (en) | Ladder | |
JP3447112B2 (en) | Workbench telescopic legs | |
JP3883981B2 (en) | Scaffolding equipment | |
AU2004202246B2 (en) | Plank Support Stand | |
JPH10245976A (en) | Working table | |
JP5004600B2 (en) | Escalator with work platform and escalator with work platform combination function | |
JP4098256B2 (en) | Workbench | |
JP2004124359A (en) | Stepping ladder for mounting work base | |
JP5139343B2 (en) | Workbench | |
JP3650895B2 (en) | Folding stepladder | |
JP2966763B2 (en) | Workbench telescopic legs | |
JP3056439B2 (en) | Veranda step scaffolding | |
JP2011058225A (en) | Portable workbench | |
JP2000064597A (en) | Top-board unit and trestle with the same | |
AU2002300535B2 (en) | Plank Support Stand | |
JP2001164751A (en) | Tread for temporary scaffold |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080326 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100709 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100830 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20101105 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20101129 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131203 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4639170 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |