JP4637382B2 - データバックアップシステム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はデータバックアップシステム並びに方法、及びプログラム並びに該プログラムを格納した情報記憶媒体に関し、特に、サーバマシンに備えられたデータ記憶手段に記憶されるデータを、複数のクライアントマシンのうちいずれか少なくとも1つに設けられたデータ記憶手段にバックアップする技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、我々の社会生活はコンピュータ等によるデータ処理に大きく依存するに至っており、重要なデータを如何に安全に保存しておくかが重要課題の1つとなっている。これに対し、近年、各種のデータバックアップシステムが提案されており、それらは実際に企業のLANシステム等で活用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のデータバックアップシステムの多くは、DAT(Digital Audio Tape)データストレージ等、別体の大容量記憶装置をサーバマシンに接続したり、ミラーリングのために複数のハードディスク装置を接続したりする必要があり、全体として高価なシステム構成となってしまう問題があった。
【0004】
一方、近年の技術革新により、パーソナルコンピュータ等によって構成されるクライアントマシンには、デフォルトで大容量記憶装置が内蔵されるようになってきており、多くのクライアントマシンでは、その記憶容量の全てを使い切っていないのが実状であると思われる。
【0005】
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであって、その目的は、サーバマシンに備えられたデータ記憶装置に記憶されるデータの少なくとも一部を、複数のクライアントマシンのうちいずれか少なくとも1つに備えられたデータ記憶装置にバックアップすることにより、安価にデータバックアップを実現することのできるデータバックアップシステム並びに方法、及びプログラム並びに該プログラムを格納した情報記憶媒体を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明に係るデータバックアップシステムは、データ記憶手段を備えたサーバマシンと、各々データ記憶手段を備えた複数のクライアントマシンと、を含むクライアントサーバシステムにおいて、前記サーバマシンに備えられたデータ記憶手段に記憶されるデータをバックアップするデータバックアップシステムであって、前記複数のクライアントマシンの中から少なくとも1つをデータバックアップ先クライアントマシンとして選択するデータバックアップ先選択手段と、前記サーバマシンに備えられたデータ記憶手段に記憶されるデータの少なくとも一部を、選択される前記データバックアップ先クライアントマシンに備えられたデータ記憶手段に記憶するデータバックアップ手段と、を含むことを特徴とする。
【0007】
また、本発明に係るデータバックアップ方法は、データ記憶手段を備えたサーバマシンと、各々データ記憶手段を備えた複数のクライアントマシンと、を含むクライアントサーバシステムにおいて、前記サーバマシンに備えられたデータ記憶手段に記憶されるデータをバックアップするためのデータバックアップ方法であって、前記複数のクライアントマシンの中から少なくとも1つをデータバックアップ先クライアントマシンとして選択し、前記サーバマシンに備えられたデータ記憶手段に記憶されるデータの少なくとも一部を、選択される前記データバックアップ先クライアントマシンに備えられたデータ記憶手段に記憶する、ことを特徴とする。
【0008】
さらに、本発明に係るプログラムは、データ記憶手段を備えたサーバマシンと、各々データ記憶手段を備えた複数のクライアントマシンと、を含むクライアントサーバシステムにおいて、前記サーバマシンに備えられたデータ記憶手段に記憶されるデータをバックアップするためのプログラムであって、前記複数のクライアントマシンの中から少なくとも1つをデータバックアップ先クライアントマシンとして選択するステップを前記サーバマシン又は前記複数のクライアントマシンのうちいずれかにおいて実行させるとともに、前記サーバマシンに備えられたデータ記憶手段に記憶されるデータの少なくとも一部を、選択される前記データバックアップ先クライアントマシンに備えられたデータ記憶手段に記憶するステップを前記サーバマシン又は前記複数のクライアントマシンのうちいずれかにおいて実行させる、ことを特徴とする。また、本発明に係る情報記憶媒体は、該プログラムを格納したコンピュータ読み取り可能なものである。
【0009】
本発明によれば、複数のクライアントマシンの中から少なくとも1つがデータバックアップ先クライアントマシンとして選択され、そこに備えられたデータ記憶手段に、サーバマシンに備えられたデータ記憶手段に記憶されるデータの少なくとも一部がバックアップされる。このため、従来に比して安価にデータバックアップをすることができるようになる。
【0010】
本発明の一態様においては、前記複数のクライアントマシンの中から少なくとも1つをデータリストア元クライアントマシンとして選択するデータリストア元選択手段と、選択される前記リストア元クライアントマシンに備えられたデータ記憶手段に記憶されるデータに基づき、前記サーバマシンに備えられたデータ記憶手段の記憶内容の少なくとも一部を復元するデータ復元手段と、をさらに含む。こうすれば、クライアントマシンのデータ記憶手段にバックアップしておいたデータに基づき、サーバマシンのデータ記憶手段に記憶されていたデータを復元して、サーバマシンをリストアできるようになる。
【0011】
また、本発明の一態様においては、データバックアップの日時と、その時に前記データバックアップ先クライアントマシンとして選択されたクライアントマシンを識別する情報と、を対応づけて記憶するデータバックアップ履歴記憶手段をさらに含み、前記データバックアップ先選択手段は、前記データバックアップ履歴記憶手段の記憶内容に基づき、前記データバックアップ先クライアントマシンを選択する。この態様によれば、適切にデータバックアップ先クライアントマシンを選択できるようになる。
【0012】
また、本発明の一態様においては、前記データバックアップ先選択手段は、各クライアントマシンにおけるバックアップ受入態勢を調べる手段を含み、その結果に基づき、前記データバックアップ先クライアントマシンを選択する。この態様によれば、適切にデータバックアップ先クライアントマシンを選択できるようになる。
【0013】
さらに、本発明の一態様においては、データバックアップの日時と、その時に前記データバックアップ先クライアントマシンとして選択されたクライアントマシンを識別する情報と、を対応づけて記憶するデータバックアップ履歴記憶手段をさらに含み、前記データリストア元選択手段は、前記データバックアップ履歴記憶手段の記憶内容に基づき、前記データリストア元クライアントマシンを選択する。こうすれば、より新しいバックアップデータに基づき、サーバのデータ記憶手段に記憶されていたデータを復元できるようになる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施の形態について図面に基づいて詳細に説明する。
【0015】
図1は、本発明の一実施の形態に係るデータバックアップシステムの構成を示す図である。同図に示すデータバックアップシステム10は、イントラネット28に接続された顧客サーバマシン18のデータを、同イントラネット28に接続されたクライアントマシン24a〜24xのいずれかにバックアップするものである。ここで、イントラネット28では、顧客サーバマシン18と複数のクライアントマシン24a〜24xとがLAN22に接続されており、相互にデータを授受できるようになっている。
【0016】
顧客サーバマシン18は、CPU及びメモリを中心に構成された周知のサーバ用コンピュータであり、イントラネット28での情報共有や電子メール管理等を担っている。これらの機能を実現するため、ここでは一例として、顧客サーバマシン18にWWW技術をベースにして構成されたグループウェアがインストールされているものとする。顧客サーバマシン18は、比較的容量の大きなハードディスク記憶装置20を内蔵しており、クライアントマシン24a〜24xのユーザで共有しているデータ(掲示板データや共有スケジュールデータ等)や、クライアントマシン24a〜24xのユーザが個別に保有しているデータ(個人スケジュールデータや電子メールデータ等)が、同ハードディスク記憶装置20に記憶されるようになっている。
【0017】
一方、クライアントマシン24a〜24xも、CPU及びメモリを中心に構成された周知のクライアント用コンピュータであり、例えば可搬型又は据置型のパーソナルコンピュータを用いて構成される。これらクライアントマシン24a〜24xは、それぞれ比較的容量の大きなハードディスク記憶装置26a〜26xをそれぞれ内蔵している。
【0018】
顧客サーバマシン18はインターネット16に接続されており、該インターネット16を介し、センタサーバ12の他、インターネット16に接続された任意のサイトにアクセスできるようになっている。センタサーバ12も、CPU及びメモリを中心に構成された周知のサーバ用コンピュータであり、大容量データの記憶が可能なデータベース14が接続されている。このセンタサーバ12は、複数の顧客サーバマシン18からアクセスを受けるようになっている。すなわち、同図では明示しないが、インターネット16には顧客サーバマシン18を含むイントラネット28が複数接続されるようになっており、センタサーバ12は、それら複数の顧客サーバマシン18の管理装置として機能するようになっている。
【0019】
かかる構成において、顧客サーバマシン18のハードディスク記憶装置20に記憶されたデータの一部(全部でもよい)を、クライアントマシン24a〜24xにそれぞれ内蔵されるハードディスク記憶装置26a〜26xのいずれかにバックアップする技術につき、以下、詳細に説明する。
【0020】
図2は、顧客サーバマシン18で実行されるデータバックアップ処理の概略を説明するフロー図である。同図に示すように、顧客サーバマシン18はバックアップデータ確保時刻とバックアップ時刻とを監視している(S101,S103)。そして、バックアップデータ確保時刻になると、ハードディスク記憶装置20の別領域にバックアップの対象となるデータ(バックアップデータ)を複写する(S102)。バックアップデータは、例えば掲示板データ、共有スケジュールデータ、個人スケジュールデータ、或いは電子メールデータ等である。なお、バックアップデータを複写する場合、該データを暗号化してから複写するようにすれば、LAN22に平文データ(暗号化していないデータ)が流れないようにでき、またクライアントマシン24a〜24xに平文データがバックアップされないようにでき、セキュリティの向上、及びプライバシーの確保が可能となる。また、バックアップデータ確保時刻は、顧客サーバマシン18へのアクセスが少ないと考えられる深夜等に設定するのが望ましい。
【0021】
一方、バックアップ時刻になると(S103)、データバックアップ処理を実行する(S104)。データバックアップ処理は、顧客サーバマシン18に確保されたバックアップデータ(S102で複写されたデータ)を、クライアントマシン24a〜24xにそれぞれ内蔵されているハードディスク記憶装置26a〜26xのいずれかにバックアップする処理である。バックアップ時刻は、クライアントマシン24a〜24xの電源が投入されている可能性が高い、日中(勤務時間中)に設定されることが望ましい。以下、図3に示すフロー図に基づき、同データバックアップ処理を詳細に説明する。
【0022】
データバックアップ処理では、まず顧客サーバマシン18がブロードキャスト(同報通信)でクライアント存在確認メッセージをLAN22に流す(S201)。そして、その応答をクライアントマシン24a〜24xから受信する(S202)。すなわち、クライアントマシン24a〜24xには、それぞれ予め常駐型のクライアントバックアップモジュールがインストールされており、同クライアント存在確認メッセージを受信すると、自機がバックアップを受け入れることができる状態にあるか否かを判断し、その結果(バックアップ受入態勢データ)を顧客サーバマシン18に返信するようになっている。バックアップ受入態勢データは、例えば自機がバックアップを受け入れることができる状態にあるか否かを表すデータ等を含むものである。自機がバックアップを受け入れることができるか否かは、例えばメモリ等のリソース、顧客サーバマシン18との間のネットワークトラフィック、残りディスク容量等に基づいて判断するようにすればよい。このとき、顧客サーバマシン18から各クライアントマシン24a〜24xに、送信データの予想容量を送信し、判断に役立てるようにしてもよい。
【0023】
また、各クライアントマシン24a〜24xが、自機がバックアップを受け入れることができるか否かを顧客サーバマシン18に返信する代わりに、各マシンにおける状況(例えばメモリ等のリソース、顧客サーバマシン18との間のネットワークトラフィック、残りディスク容量等)をバックアップ受入態勢データとして返信するようにしてもよい。こうすれば、顧客サーバマシン18がクライアントマシン24a〜24xの状況を比較し、適切なマシン(1台又は複数台)をデータバックアップ先クライアントマシンとして選択することができる。
【0024】
次に、顧客サーバマシン18はセンタサーバ12にアクセスし、データベース14に記憶されているバックアップ履歴を取得する(S203)。すなわち、データベース14では、図4に示すように、顧客サーバIDと、同IDによって特定される顧客サーバ18で実施されたバックアップの日時と、が対応づけられて記憶されており、顧客サーバマシン18が自機のIDをセンタサーバ12に送信すると、センタサーバ12はデータベース14から同IDに対応するレコードを抽出し、それを同顧客サーバマシン18に係るバックアップ履歴として返信する。
【0025】
そして、顧客サーバマシン18では、S202で取得した受入態勢データ及びS203で取得したバックアップ履歴に基づき、クライアントマシン24a〜24xのいずれかをデータバックアップ先クライアントマシンとして選択する(S204)。例えば、クライアントマシン24a〜24xのうち、1)電源が投入されていて受入態勢データが正常に返信されてきたマシン、2)バックアップを受け入れることが可能である旨のバックアップ受入態勢データを返信してきたマシン、3)過去の所定回数(例えば1回)においてデータバックアップ先クライアントマシンとして選択されていないマシン、の3条件を満足するものを、今回のデータバックアップ先クライアントマシンに選ぶ。
【0026】
なお、ここではクライアントマシン24a〜24xのいずれか1台をデータバックアップ先クライアントマシンとして選択するようにしたが、複数台をデータバックアップ先クライアントマシンとして選択するようにしてもよい。このとき、複数台に同じバックアップデータを重複してバックアップし、バックアップの確実性を高めるようにしてもよい。或いは、クライアントマシン24a〜24xにおけるバックアップ負担を軽減するため、バックアップデータを複数のサブバックアップデータに切り分け、それらを選択された複数台のデータバックアップ先クライアントマシンに分担(分散)して記憶させるようにしてもよい。
【0027】
こうしてデータバックアップ先クライアントマシンが決定されると、次にそのデータバックアップ先クライアントマシンにバックアップ要求を送信する(S205)。そして、顧客サーバマシン18とデータバックアップ先クライアントマシン(クライアントマシン24a〜24xのいずれか)との間で差分バックアップ処理を実行する(S206)。かかる差分バックアップ処理は、データバックアップ先クライアントマシンで既に記憶されている(古い)バックアップデータと、顧客サーバマシン18で予め用意されているバックアップデータと、の差分を顧客サーバマシン18からデータバックアップ先クライアントマシンに転送し、同マシンのハードディスク記憶装置26に記憶する処理であり、例えば周知のrsyncアルゴリズムを利用して実現することができる。すなわち、データバックアップ先クライアントマシンにおいて、同マシンに既にバックアップされているバックアップファイルを500〜1000バイトのブロックに分け、ブロック毎にチェックサムを算出する。そして、このチェックサム群を顧客サーバマシン18に送信する。顧客サーバマシン18では、同様に、同マシンで予め用意した(S102)バックアップファイルを500〜1000バイトのブロックに分け、ブロック毎にチェックサムを算出する。そして、チェックサムが異なるブロックだけを顧客サーバマシン18からデータバックアップ先クライアントマシンに送信する。そして、データバックアップ先クライアントマシンでは、受信したブロックを同マシンに内蔵されているハードディスク記憶装置26に記憶する。こうすれば、比較的少ないデータ転送量で、顧客サーバマシン18のハードディスク記憶装置20に予め記憶されているバックアップデータを、データバックアップ先クライアントマシンのハードディスク記憶装置26に記憶させることができるようになる。
【0028】
こうして、差分バックアップ処理を終えると、顧客サーバマシン18はセンタサーバ12にバックアップ内容(顧客サーバマシン18のID及びバックアップ日時)を送信し、データベース14に格納されているバックアップ履歴を更新する(S207)。
【0029】
なお、S206において差分バックアップ処理に失敗した場合、例えば、顧客サーバマシン18が所定回数(例えば3回)、同じデータバックアップ先クライアントマシンに対するバックアップを試み、いずれも失敗した場合、今度はブロードキャストでクライアント存在確認メッセージを所定時間間隔で送信し続け、クライアントマシン24a〜24xのいずれかがバックアップ受入態勢にないかを監視すればよい。そして、いずれかのマシンがバックアップ受入態勢になれば、そこにデータをバックアップする。こうすれば、確実にバックアップデータを保存しておくことができるようになる。
【0030】
以上がデータバックアップデータシステム10のバックアップ手順である。次に、以上のようにしてバックアップされたデータを用いて顧客サーバマシン18をリストアする手順について説明する。
【0031】
図5は、顧客サーバマシン18をリストアするときのユーザ又は保守員(リストア作業者)による作業手順を説明するフロー図である。同図に示すように、顧客サーバマシン18をリストアするとき、まず顧客サーバマシン18を正常動作するものに交換する(S301)。交換する顧客サーバマシン18には、例えば掲示板データ、共有スケジュールデータ、個人スケジュールデータ、或いは電子メールデータ等の顧客データは記憶されていないが、それ以外のデータ(例えばグループウェアのプログラム等)は予めインストールされているものとする。次に、作業の確実のため、クライアントマシン24a〜24xを再起動する(S302)。そして、いずれか1台(以下、「リストア用クライアントマシン」という。)においてWebブラウザを起動し、リストア用の特別のURL(顧客サーバマシン18のリストア用CGIプログラムを指定)を入力する(S303)。これに応じて、顧客サーバマシン18ではリストア処理を開始し、必要に応じてリストア用クライアントマシンに問い合わせをする(図6のS406参照)。リストア用クライアントマシンにおいて、この問い合わせに適宜答えることにより(S304)、顧客サーバマシン18のリストア(復旧)が完了する。
【0032】
図6は、顧客サーバマシン18で実行されるリストア処理を詳細に説明するフロー図である。同処理は、リストア用クライアントマシンからリストア用の特別のURLを入力した場合に実行されるものであり、例えばCGIプログラムの形式で提供される。同処理では、まず顧客サーバマシン18がブロードキャストでバックアップ日時問い合わせメッセージをLAN22に流す(S401)。クライアントマシン24a〜24xには、上述したように、それぞれ予め常駐型のクライアントバックアップモジュールがインストールされており、同バックアップ日時問い合わせメッセージを受信すると、自機が最後にバックアップを受け入れた日時を顧客サーバマシン18に返信するようになっている。顧客サーバマシン18は、このバックアップ日時を各クライアントマシン24a〜24xから受信する(S402)。さらに、バックアップ日時を返信してきたクライアントマシン24のうち、最新のバックアップデータを記憶するものから、そこに含まれるインターネットアクセス用データ(例えばDNSサーバのIPアドレス、プロバイダID並びにパスワード、ダイアルアップ接続の場合の電話番号等)を受信(ファイル転送)する(S403)。そして、そのインターネットアクセス用データを用いて、インターネット16にアクセスし、センタサーバ12から自機に対応するバックアップ履歴を取得する(S404)。
【0033】
次に、S404で取得したバックアップ履歴において最後にバックアップをしたとされる日時と、S402においてクライアントマシン24a〜24xから受信したバックアップ日時のうち最新のもの(最後にバックアップをした日時)と、が一致するかを調べる(S405)。そして、一致すれば、その最後にバックアップをしたとされるクライアントマシン24に内蔵されるハードディスク記憶装置26からバックアップデータを取得し、暗号化してあれば平文化し、顧客サーバマシン18に内蔵されるハードディスク記憶装置20に格納する(S408)。こうして、顧客サーバマシン18をリストアする。
【0034】
一方、S405において両者が一致していなければ、リストア用クライアントマシンに、例えば「○年○月○日 ○時○分のバックアップデータが最新のバックアップデータです。このバックアップデータが見つからないため、○年○月○日 ○時○分のバックアップデータでリストアしてよろしいですか?」等の、古いバックアップデータでリストアして良いかを問い合わせるメッセージを送信する(S406)。そして、最新のバックアップアップデータを用いなくてよいと判断された場合には(S407)、クライアントマシン24から取得可能なバックアップデータを用い、顧客サーバマシン18をリストアする(S408)。一方、最新のバックアップデータを用いることをリストア作業者が希望する場合には、リストア処理を中断する。この場合、リストア作業者は最新のバックアップデータを保存していると思われるクライアントマシン24をLAN22に接続し、その電源を立ち上げてから、リストア作業を再開すればよい。
【0035】
以上説明したデータバックアップシステムによれば、顧客サーバマシン18に内蔵されているハードディスク記憶装置20の記憶内容のうち、例えば掲示板データ、共有スケジュールデータ、個人スケジュールデータ、或いは電子メールデータ等の顧客データをクライアントマシン24a〜24xのいずれかに適宜バックアップすることができるため、比較的安価にデータバックアップを行うことができる。また、バックアップ履歴をセンタサーバ12に接続されたデータベース14に記憶するようにしているため、顧客サーバマシン18がダウンしても、新しい顧客サーバマシン18でバックアップ履歴を取得することができ、より新しいバックアップデータを用いて顧客サーバマシン18のリストアすることが可能となる。さらに、クライアントマシン24a〜24xの受入態勢を調べ、それに応じてデータバックアップ先クライアントマシンを選択するようにしているので、バックアップ処理に際し、例えばクライアントマシン24a〜24xに過度な負担を掛けないようにできる。
【0036】
なお、本発明は上記実施の形態に限定されるものではない。
【0037】
例えば、以上の説明では、顧客サーバマシン18及びクライアントマシン24a〜24xに、ハードディスク記憶装置20,26a〜26xがそれぞれ内蔵されるものとしたが、内蔵又は外付けのあらゆるデータ記憶装置を利用することができる。
【0038】
また、データベース14に記憶されるバックアップ履歴において、バックアップ日時に対応して、そのときにデータバックアップ先クライアントマシンとして選択されたクライアントマシン24を特定する情報(クライアントマシンID)を記憶するようにしておき、リストア用クライアントマシンに最新のバックアップデータを保存しているクライアントマシンIDを通知するようにしてもよい。こうすれば、最新バックアップデータに基づく顧客サーバマシン18のリストアが容易となる。なお、クライアントマシンIDには、例えばIPアドレス、MACアドレス、クライアントPC名、或いは上記クライアントバックアップモジュールをインストールする際にユーザが入力した文字列等を採用することができる。
【0039】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、複数のクライアントマシンの中から少なくとも1つがデータバックアップ先クライアントマシンとして選択され、そこに備えられたデータ記憶手段に、サーバマシンに備えられたデータ記憶手段に記憶されるデータの少なくとも一部がバックアップされようになるため、従来に比して安価にデータバックアップをすることができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係るデータバックアップシステムの全体構成を示す図である。
【図2】 データバックアップ処理の概略を説明するフロー図である。
【図3】 データバックアップ処理の詳細を説明するフロー図である。
【図4】 バックアップ履歴の一例を示す図である。
【図5】 サーバリストア作業手順を説明するフロー図である。
【図6】 リストア処理を説明するフロー図である。
【符号の説明】
10 データバックアップシステム、12 センタサーバ、14 データベース、16 インターネット、18 顧客サーバマシン、20,26a,…,26x ハードディスク記憶装置、22 LAN(ローカルエリアネットワーク)、24a,…,24x クライアントマシン、28 イントラネット(クライアントサーバシステム)。
Claims (8)
- データ記憶手段を備えたサーバマシンと、前記サーバマシンと同じローカルエリアネットワークに接続され、各々データ記憶手段を備えた複数のクライアントマシンと、を含むクライアントサーバシステムにおいて、前記サーバマシンに備えられたデータ記憶手段に記憶されるデータをバックアップするデータバックアップシステムであって、
前記サーバマシンは、
前記ローカルエリアネットワークにクライアント存在確認メッセージを同報通信で送信する送信手段を含み、
前記複数のクライアントマシンはそれぞれ、
前記クライアント存在確認メッセージを受信した場合に、自機がバックアップを受け入れることができる状態にあるか否かを表すバックアップ受入態勢データを前記サーバマシンに返信する返信手段を含み、
前記サーバマシンはさらに、
前記返信手段により前記バックアップ受入態勢データを返信したクライアントマシンであって、当該返信したバックアップ受入態勢データがバックアップを受け入れることができる旨を表すクライアントマシンの中から少なくとも1つをデータバックアップ先クライアントマシンとして選択するデータバックアップ先選択手段と、
前記サーバマシンに備えられたデータ記憶手段に記憶されるデータの少なくとも一部を、選択される前記データバックアップ先クライアントマシンに備えられたデータ記憶手段に記憶させるデータバックアップ手段と、
を含むことを特徴とするデータバックアップシステム。 - 請求項1に記載のデータバックアップシステムにおいて、
前記複数のクライアントマシンの中から少なくとも1つをデータリストア元クライアントマシンとして選択するデータリストア元選択手段と、
選択される前記リストア元クライアントマシンに備えられたデータ記憶手段に記憶されるデータに基づき、前記サーバマシンに備えられたデータ記憶手段の記憶内容の少なくとも一部を復元するデータ復元手段と、
をさらに含むことを特徴とするデータバックアップシステム。 - 請求項1又は請求項2に記載のデータバックアップシステムにおいて、
データバックアップの日時と、その時に前記データバックアップ先クライアントマシンとして選択されたクライアントマシンを識別する情報と、を対応づけて記憶するデータバックアップ履歴記憶手段をさらに含み、
前記データバックアップ先選択手段は、前記データバックアップ履歴記憶手段の記憶内容に基づき、前記データバックアップ先クライアントマシンを選択する、
ことを特徴とするデータバックアップシステム。 - 請求項2に記載のデータバックアップシステムにおいて、
データバックアップの日時と、その時に前記データバックアップ先クライアントマシンとして選択されたクライアントマシンを識別する情報と、を対応づけて記憶するデータバックアップ履歴記憶手段をさらに含み、
前記データリストア元選択手段は、前記データバックアップ履歴記憶手段の記憶内容に基づき、前記データリストア元クライアントマシンを選択する、
ことを特徴とするデータバックアップシステム。 - データ記憶手段を備えたサーバマシンと、前記サーバマシンと同じローカルエリアネットワークに接続され、各々データ記憶手段を備えた複数のクライアントマシンと、を含むクライアントサーバシステムにおいて、前記サーバマシンに備えられたデータ記憶手段に記憶されるデータをバックアップするためのデータバックアップ方法であって、
前記サーバマシンが、前記ローカルエリアネットワークにクライアント存在確認メッセージを同報通信で送信し、
前記複数のクライアントマシンのそれぞれが、前記クライアント存在確認メッセージを受信した場合に、自機がバックアップを受け入れることができる状態にあるか否かを表すバックアップ受入態勢データを前記サーバマシンに返信し、
前記サーバマシンが、前記バックアップ受入態勢データを返信したクライアントマシンであって、当該返信したバックアップ受入態勢データがバックアップを受け入れることができる旨を表すクライアントマシンの中から少なくとも1つをデータバックアップ先クライアントマシンとして選択し、
前記サーバマシンが、前記サーバマシンに備えられたデータ記憶手段に記憶されるデータの少なくとも一部を、選択される前記データバックアップ先クライアントマシンに備えられたデータ記憶手段に記憶させる、
ことを特徴とするデータバックアップ方法。 - データ記憶手段を備えたサーバマシンと、前記サーバマシンと同じローカルエリアネットワークに接続され、各々データ記憶手段を備えた複数のクライアントマシンと、を含むクライアントサーバシステムにおいて、前記サーバマシンに備えられたデータ記憶手段に記憶されるデータをバックアップする前記サーバマシンであって、
前記ローカルエリアネットワークにクライアント存在確認メッセージを同報通信で送信する送信手段と、
前記複数のクライアントマシンが前記クライアント存在確認メッセージを受信した場合に返信される、自機がバックアップを受け入れることができる状態にあるか否かを表すバックアップ受入態勢データを受信する受信手段と、
前記受信手段により前記バックアップ受入態勢データを受信したクライアントマシンであって、当該返信したバックアップ受入態勢データがバックアップを受け入れることができる旨を表すクライアントマシンの中から少なくとも1つをデータバックアップ先クライアントマシンとして選択するデータバックアップ先選択手段と、
前記サーバマシンに備えられたデータ記憶手段に記憶されるデータの少なくとも一部を、選択される前記データバックアップ先クライアントマシンに備えられたデータ記憶手段に記憶させるデータバックアップ手段と、
を含むことを特徴とするサーバマシン。 - データ記憶手段を備えたサーバマシンと、前記サーバマシンと同じローカルエリアネットワークに接続され、各々データ記憶手段を備えた複数のクライアントマシンと、を含むクライアントサーバシステムにおいて、前記サーバマシンに備えられたデータ記憶手段に記憶されるデータをバックアップする前記サーバマシンとして機能するコンピュータを、
前記ローカルエリアネットワークにクライアント存在確認メッセージを同報通信で送信する送信手段、
前記複数のクライアントマシンが前記クライアント存在確認メッセージを受信した場合に返信される、自機がバックアップを受け入れることができる状態にあるか否かを表すバックアップ受入態勢データを受信する受信手段、
前記受信手段により前記バックアップ受入態勢データを受信したクライアントマシンであって、当該返信したバックアップ受入態勢データがバックアップを受け入れることができる旨を表すクライアントマシンの中から少なくとも1つをデータバックアップ先クライアントマシンとして選択するデータバックアップ先選択手段、及び、
前記サーバマシンに備えられたデータ記憶手段に記憶されるデータの少なくとも一部を、選択される前記データバックアップ先クライアントマシンに備えられたデータ記憶手段に記憶させるデータバックアップ手段、
として機能させるためのプログラム。 - 請求項7に記載のプログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な情報記憶媒体。
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