JP2002324004A - 分散管理型ネットワークファイルシステム及びファイル方法 - Google Patents

分散管理型ネットワークファイルシステム及びファイル方法

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JP2002324004A
JP2002324004A JP2001126845A JP2001126845A JP2002324004A JP 2002324004 A JP2002324004 A JP 2002324004A JP 2001126845 A JP2001126845 A JP 2001126845A JP 2001126845 A JP2001126845 A JP 2001126845A JP 2002324004 A JP2002324004 A JP 2002324004A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ネットワーク負荷の軽減及び耐故障性の高い
ネットワークファイルシステムの構築。 【解決手段】 各クライアント21〜29がファイル管
理情報を所有することで、ある特定のファイル監視サー
バーを用意しなくとも既存のハードウエアでネットワー
クを実現できる。又、ファイル監視にかかる負荷を軽減
するために、各クライアントが管理情報の参照先をあら
かじめ特定しておき、ファイル管理にかかる負荷を軽減
する。又、各クライアントが入手したファイルを各クラ
イアント内のファイルキャッシュ領域46に保存し、そ
の保存情報を他クライアントに通知することで、容易に
ファイルの多重化を行うことができ、特定のクライアン
トへのアクセス集中を軽減すると共に、ファイル多重化
による耐故障性の高いネットワークファイルシステムを
実現する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は分散管理型ネットワ
ークファイルシステム及びファイル方法に関し、特に記
録媒体を有する装置で構成される分散管理型ネットワー
クファイルシステム及びファイル方法に関する。
【0002】
【従来の技術】分散管理型ネットワークファイルシステ
ムとは、共有ファイルを複数のクライアント(コンピュ
ータ)に分散させて配置し、各クライアントがこれらの
共有ファイルを利用する方式である。一方、一括管理型
ネットワークファイルシステムとは、複数のクライアン
トとは別個に共有ファイルが配置されたサーバを設け、
各クライアントがこのサーバ内の共有ファイルを利用す
る方式である。本発明は、このうちの分散管理型システ
ムに関するものである。
【0003】従来の分散管理型ネットワークファイルシ
ステムの一例が、特許第2943695号公報に記載さ
れている。この公報記載の技術は、共有ファイルを複数
のクライアント(コンピュータ)に分散させて配置し、
ネットワークの負荷を分散させるように当該共有ファイ
ルへのアクセス経路を決定するというものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のファイ
ルシステムでは、各クライアントがネットワーク全ての
ファイルの情報を常に監視する必要があるため、多くの
クライアントが存在するような大規模なネットワーク構
成の場合、監視にかかる負荷が飛躍的に増大するという
問題があった。
【0005】又、ネットワークファイルシステムの耐故
障化のためにファイルを多重化する処理は、無条件に多
重化もしくはユーザー側でファイル単位にスケジュール
を設定する必要があった。
【0006】即ち、第1の問題点は、一括管理型ネット
ワークファイルシステムでは、アクセスがサーバに集中
するためサーバーの負荷やその周辺のネットワーク負荷
が高くなってしまうということである。
【0007】第2の問題点は、サーバーへの負荷を軽減
するためには拡張設備を用意する必要があり、コストと
手間がかかるということである。
【0008】第3の問題点は、サーバーに障害が発生す
るとサーバーが復旧するまであらゆるリソースにアクセ
スできなくなり、障害に対して脆いということである。
【0009】第4の問題点は、分散管理方法では、ファ
イルの多重化を行うのにクライアント側で多重化を計画
しなければならず、自動的に作成できないということで
ある。
【0010】第5の問題点は、従来手法はネットワーク
監視に必要な情報を全てのクライアントで統一する方法
のため、クライアントの増加と共に管理情報の制御工数
が増大し、大規模な構成には不向きだということであ
る。
【0011】そこで本発明の目的は、サーバーが存在し
ない分散管理型ネットワークファイルシステムにおい
て、(1)ファイル管理にかかる工数を削減すること、
(2)コストをかけずに資源を有効に活用すること、
(3)監視にかかる負荷を削減し、大規模構成にも耐え
うるシステムを構築すること、(4)アクセスポイント
を増やしシステム全体の負荷を分散させること、及び
(5)サーバー括管理型より障害に対して強いシステム
を構築することが可能な分散管理型ネットワークファイ
ルシステム及びファイル方法を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明は、記憶領域を有する複数のクライアントが通
信網を介して接続され、各々のクライアントの前記記憶
領域に共有ファイルが分散配置される分散管理型ネット
ワークファイルシステムであって、そのシステムは各々
のクライアントは各クライアントの前記記憶領域に点在
する共有ファイルの情報を把握するのに必要な管理情報
が格納される管理情報テーブルと、前記管理情報テーブ
ルの参照及び被参照関係が結ばれたクライアントとのみ
前記管理情報テーブルの内容の摺り合わせを行い前記管
理情報テーブルの内容を書き換える管理情報テーブル監
視手段と、前記管理情報テーブル内の前記管理情報に基
づき目的とするクライアントから共有ファイルを入手す
るファイル監視手段とを含んでおり、各々のクライアン
トは、少なくとも1つ以上他のクライアントと前記管理
情報テーブルの参照及び被参照関係を結ぶことを特徴と
する。
【0013】又、本発明による他の発明は、記憶領域を
有する複数のクライアントが通信網を介して接続され、
各々のクライアントの前記記憶領域に共有ファイルが分
散配置される分散管理型ネットワークファイルシステム
におけるファイル方法であって、その方法は各々のクラ
イアントは各クライアントの前記記憶領域に点在する共
有ファイルの情報を把握するのに必要な管理情報が格納
される管理情報テーブルを含んでおり、前記管理情報テ
ーブルの参照及び被参照関係が結ばれたクライアントと
のみ前記管理情報テーブルの内容の摺り合わせを行い前
記管理情報テーブルの内容を書き換える管理情報テーブ
ル監視ステップと、前記管理情報テーブル内の前記管理
情報に基づき目的とするクライアントから共有ファイル
を入手するファイル監視ステップとを含んでおり、各々
のクライアントは、少なくとも1つ以上他のクライアン
トと前記管理情報テーブルの参照及び被参照関係を結ぶ
ことを特徴とする。
【0014】本発明及び本発明による他の発明によれ
ば、管理情報テーブルの参照及び被参照関係が結ばれた
クライアントとのみ管理情報テーブルの内容の摺り合わ
せを行い、しかも各々のクライアントは、少なくとも1
つ以上他のクライアントと前記管理情報テーブルの参照
及び被参照関係を結ぶ構成であるため、上記課題を解決
することが可能となる。
【0015】
【発明の実施の形態】まず、本発明の概要について説明
する。本発明の分散管理型ネットワークファイルシステ
ムにおいて、各クライアントの持つ余剰記憶領域に他の
クライアントからネットワーク経由でアクセス可能な共
有領域を設け、当該共有領域に各クライアントが当該ク
ライアントで管理しているファイル(マスタファイル)
を格納しておくファイルキャッシュ領域を有し、各クラ
イアントの共有領域内に点在するファイル(マスタファ
イルやマスタファイルのコピー)の情報を把握するのに
必要な管理情報を格納しておく管理情報テーブルを有
し、ある特定のクライアントを選択し、管理情報テーブ
ルの内容を確認し情報差分を摺り合わせるような関係
(管理情報参照関係)を結び、その当該クライアントか
らネットワーク経由で管理情報テーブルを入手し自クラ
イアントが保持している管理情報テーブルの内容を参考
に管理情報テーブルを書き換えたり、自クライアントの
マスタファイルやキャッシュファイルの更新情報を監視
し、管理情報テーブルの内容の書き換えをおこなう管理
情報テーブル監視部と、ファイルにアクセスする際、前
記管理情報テーブル内の情報を元に、アクセスしたいマ
スタファイルのファイル情報(更新日時やファイルサイ
ズ等)、及びマスタファイルのコピーファイルのファイ
ル情報(更新日時やファイルサイズ等)を夫々のファイ
ルを保持しているクライアントから入手し、両者の情報
が同一かを検査し、同一と判断した場合にはマスタファ
イルのコピーファイルを保持しているクライアントから
当該コピーファイルを入手するファイル監視部とを有し
ている。
【0016】又、本発明では、ファイルの管理情報を管
理情報参照関係を結んだクライアントのみと交換するこ
とで、全てのクライアントが所有しているファイルの情
報を把握することができるため、ファイルの管理にかか
るネットワーク負荷を削減することができる。
【0017】さらに、本発明では、各クライアントが管
理しているファイルをマスターファイル格納領域に保存
することで、簡単にファイルの保護ができ、又他クライ
アントから入手したファイルを保存するファイルキャッ
シュ領域をマスターファイル格納領域とは別に設けるこ
とで、ファイルの管理を行いやすくすることができる。
【0018】さらに、ファイルキャッシュ領域にファイ
ルを保存しておくことで、自動的にファイルの多重化が
行われ、これにより、耐故障性が高まり、ネットワーク
負荷の分散が実現される。
【0019】即ち、本発明によれば、(1)ファイル監
視サーバーが存在しないので、サーバーへのアクセス集
中を防ぐことができ、(2)サーバーという特定のハー
ドを用意せず、各クライアントにある余剰記憶領域を使
用することで、資源を有効に使用でき、又コスト削減に
つながり、(3)キャッシュ機能によってファイルの多
重化を容易にし、ファイルを保持しているクライアント
を増やすことで、ある特定のクライアントにアクセスが
集中するのを防ぎ、ネットワーク負荷を分散させること
ができ,(4)ファイル情報をやりとりするクライアン
トを特定することで、各クライアントのファイル監視に
かかる負荷を軽減することができ、さらに(5)ユーザ
ーが意識せずにファイルのバックアップを作成するた
め、障害に強いネットワークファイルシステムを構築す
ることができる。
【0020】以下、本発明の実施の形態について添付図
面を参照しながら説明する。図1は本発明に係る分散管
理型ネットワークファイルシステムの最良の実施の形態
の構成図である。同図を参照すると、分散管理型ネット
ワークファイルシステム11は、ネットワーク10と、
このネットワーク10に接続された複数個、例えば9個
のクライアント21〜29とを含んで構成されている。
【0021】従って、個々のクライアント21〜29は
他クライアントにネットワーク10を経由してアクセス
することができる。又、クライアント21が保有してい
るファイル共有領域31はクライアント21の記憶領域
の一部で、ネットワーク10の共有ファイルとして他の
クライアントが利用することができる。
【0022】同様にクライアント22〜29の各々もフ
ァイル共有領域32〜39を保有しており、その領域に
格納されているファイルを各クライアントが相互にアク
セスすることができる。このようにして、ネットワーク
共有ファイルシステム11が形成される。
【0023】又、夫々のクライアント21〜29が所有
しているファイルの情報を他のクライアントに通知し、
その点在するファイルの情報をまとめたもの(以下「管
理情報」という)を、個々のクライアント21〜29が
保持している。
【0024】次に、クライアント21〜29の構成につ
いて説明する。各クライアント21〜29の構成は同様
であるため、クライアント40と表示し、クライアント
40の構成について説明する。図2はクライアント40
の構成図である。同図を参照すると、クライアント40
はファイルインターフェース41と、管理情報テーブル
監視部42と、ファイル共有領域43と、ネットワーク
インターフェース47と、ファイル監視部48とを含ん
で構成される。
【0025】図2のクライアント40に存在するファイ
ル共有領域43は、図1のファイル共有領域31〜39
の各々と対応し、他クライアントからアクセスできるフ
ァイル領域である。又、その容量は各クライアント毎に
自由に決めることができる。そして、ファイル共有領域
43は、点在するファイルの情報を把握するのに必要な
管理情報が入っている管理情報テーブル44と、クライ
アント40で管理するファイルが格納されているマスタ
ファイル格納領域45と、他クライアントからファイル
を転送したときに保存されるファイルキャッシュ領域4
6とを含んでいる。
【0026】マスタファイル格納領域45に格納されて
いるファイルをそのファイルを管理しているクライアン
ト以外のクライアントが使用する場合には、自己のファ
イルキャッシュ領域46にコピーするものとし、同一フ
ァイルが複数クライアントのマスタファイル格納領域4
5に格納されることはない。
【0027】ファイル監視部48は、管理情報テーブル
監視部42から送られてくるファイルの所在情報を元
に、ファイルインターフェース41やネットワークイン
ターフェース47及びマスタファイル格納領域45やフ
ァイルキャッシュ領域46を使用してファイルアクセス
を制御する。又、アクセスによって更新された管理情報
を管理情報テーブル監視部42へ送る。
【0028】管理情報テーブル監視部42は、ネットワ
ークインタフェース47を使用して他クライアントの管
理情報を入手する機能を有する。又、他クライアントか
ら入手した管理情報とファイル監視部48によって送ら
れてきた管理情報を元に新たな管理情報を作成すると同
時に管理情報テーブル44を更新する。さらに管理情報
テーブル44からファイル名を抽出しファイルインター
フェース41を使用してクライアント40にファイルの
情報を提供する。
【0029】ファイルインターフェース41はクライア
ント40が周知の技術を有しているファイルインターフ
ェースを指す。つまり、本発明のシステム以外のファイ
ルアクセスにも使用される。一方、ネットワークインタ
ーフェース47もクライアント40が周知の技術を有し
ているネットワークインタフェースを指す。つまり、本
発明のシステム以外でのネットワークアクセスにも使用
される。
【0030】又、図2の管理情報テーブル監視部42が
参照するクライアント、つまり管理情報の参照関係は、
クライアント毎にどのクライアントを参照するかを予め
決めておく。そのことを以後「管理情報参照関係」とい
う。
【0031】図3は図1を元に作成した管理情報参照関
係の一例を示す図である。同図を参照すると、各クライ
アント21〜29同士を結んでいる矢印は、管理情報の
参照関係を表しており、例えば、同図に示す管理情報参
照関係22−28は、クライアント22がクライアント
28の管理情報を入手する事を表している。
【0032】管理情報には、ネットワーク10上に点在
している全ファイルの情報(マスタファイル及びキャッ
シュファイルを保持しているクライアントを含む)が記
載されているため、個々で得られる管理情報は、クライ
アント22及び28が保持しているファイル以外のファ
イル情報についても入手することができる。又、図3に
示したとおり、参照関係は双方向である必要はないが、
各クライアント21〜29は少なくとも1つ以上参照及
び被参照関係を結ぶ必要がある。
【0033】次に、分散管理型ネットワークファイルシ
ステム11の動作について説明する。まず、クライアン
ト22がこれと管理情報情報参照関係が結ばれているク
ライアント28から管理情報を入手しクライアント22
の管理情報テーブル44を更新する手順について説明す
る。図4は管理情報テーブル監視部42が管理情報テー
ブル44を更新する手順を示すフローチャートである。
【0034】同図を参照すると、まず、クライアント2
2の管理情報テーブル監視部42がクライアント28に
対しクライアント28の管理情報テーブル44の内容を
送信するよう問い合わせる(ステップS101)。これ
に対し、クライアント28から応答があればステップS
102に進み、応答がなければステップS107に進
む。
【0035】クライアント28から応答がある場合、ク
ライアント28から送られてきた管理情報がクライアン
ト22の管理情報テーブル監視部42に渡される(ステ
ップS102)。
【0036】次に、その管理情報テーブル監視部42
は、自己の管理情報とクライアント28が保持している
管理情報とを比較して新しい管理情報ファイルを作成す
る(ステップS103)。この新しい管理情報ファイル
の作成を管理情報の摺合わせという。
【0037】次に、管理情報テーブル監視部42は、そ
のファイルがキャッシュされているクライアントまで、
管理情報参照関係をたどりながら到達するまでに経由す
るクライアント数、即ちキャッシュファイルまでのホッ
プ数を算出し、管理情報に付加する(ステップS10
4)。即ち、クライアント22とクライアント28との
関係では、クライアント22はクライアント28から直
接キャッシュファイルを入手できるのでホップ数は
「1」となる。一方、クライアント22とクライアント
26との関係では、クライアント22はクライアント2
8を経由してクライアント26からキャッシュファイル
を入手することになるのでホップ数は「2」となる。
【0038】次に、管理情報テーブル監視部42は、作
成した管理情報を自己の管理情報テーブル44に書き込
む(ステップS105)。
【0039】次に、管理情報テーブル監視部42は、ス
テップS105で作成された管理情報テーブル44を元
に自己のマスタファイル格納領域45及びファイルキャ
ッシュ領域46にあるファイルを更新する(ステップS
106)。
【0040】一方、ステップS101での問い合わせに
対しクライアント28から応答がない場合は、問い合わ
せ先クライアント28に何らかの障害が発生しているこ
とから、障害のレベルによって再度同じクライアント2
8に問い合わせを行うか、もしくはこのクライアント2
8との参照関係を放棄し新たなクライアントと管理情報
参照関係を結ぶ(ステップS107)。又、その参照関
係の変更に伴う管理情報テーブル44の内容修正も同時
に行う。
【0041】これらの作業を全てのクライアント21〜
29で同様に行うことで、ネットワーク10で共有して
いる全てのファイルに関する情報を全てのクライアント
21〜29の管理情報テーブル44に保持しておくこと
ができる。
【0042】次に、ファイルの入手手順について説明す
る。図5は、マスタクライアントとキャッシュクライア
ントが共に存在している場合のファイルの入手手順を示
すフローチャートである。ここで、マスタファイル格納
領域45にファイルを保持しているクライアントをマス
タクライアント、マスタクライアントから入手したファ
イルをファイルキャッシュ領域46に保存しているクラ
イアントをキャッシュクライアントとする。
【0043】例えば、図1のネットワーク10上で、ク
ライアント29がファイルAを使用したい場合、ファイ
ルAのマスタファイルを管理しているクライアント21
がマスタクライアントとなり、そのファイルAのキャッ
シュを保持しているクライアント26がキャッシュクラ
イアントとなる場合について図5の説明を行う。
【0044】まず、クライアント29の管理情報テーブ
ル監視部42が自己が保持している管理情報テーブル4
4から管理情報を取得し、ファイルAを所有しているキ
ャッシュクライアントを選択する(ステップS20
1)。そして、該当するキャッシュクライアントが複数
存在する場合は、ホップ数が最小のクライアントを選択
する。上記例より、キャッシュクライアントはクライア
ント26となる。
【0045】次に、クライアント29のファイル監視部
48はマスタクライアント(クライアント21)及び選
択されたキャッシュクライアント(クライアント26)
からファイルAのファイル情報(例えばタイムスタン
プ、ファイルサイズ、ファイルのCRC(Cyclic
Redundancy Check)など)を取得す
る(ステップS202)。
【0046】次に、クライアント29のファイル監視部
48はマスタクライアント(クライアント21)とキャ
ッシュクライアント(クライアント26)から入手した
ファイル情報を比較して、キャッシュクライアント(ク
ライアント26)のファイルAがマスタクライアント
(クライアント21)のファイルAと同一か否かを検査
する(ステップS203)。そして、一致していれば、
ステップS208へ進む。
【0047】一方、一致しなければ、選択されたキャッ
シュクライアント(クライアント26)が保持している
ファイルAがマスタクライアント(クライアント21)
のものと一致しないことを、キャッシュクライアント
(クライアント26)に通知する(ステップS20
4)。この通知を受けたキャッシュクライアント(クラ
イアント26)は、ファイルAの削除及びファイルA削
除に伴う管理情報の更新を行う。
【0048】次に、クライアント29のファイル監視部
48はマスタクライアント(クライアント21)からフ
ァイルAを入手する(ステップS205)。
【0049】次に、ファイル転送によってクライアント
29のファイルキャッシュ領域46の情報が変更になる
ため、クライアント29の管理情報テーブル監視部42
は管理情報を更新するのに必要な情報をまとめる(ステ
ップS206)。
【0050】次に、クライアント29の管理情報テーブ
ル監視部42はステップS206で作成された更新する
管理情報を元に自己の管理情報テーブル44を更新する
(ステップS207)。
【0051】一方、ファイル情報比較ステップS203
にてキャッシュクライアント(クライアント26)のフ
ァイルAがマスタクライアント(クライアント21)の
ファイルAと一致する場合、クライアント29のファイ
ル監視部48が選択したキャッシュクライアント(クラ
イアント26)のファイルキャッシュ領域にあるファイ
ルAを入手する(ステップS208)。
【0052】次に、その他のファイル入手手順について
簡単に説明する。(1)ファイルにアクセスするクライ
アントがマスタクライアント自身の場合は、マスタクラ
イアントからファイルを入手する。(2)マスタクライ
アントしか存在しない場合は、図5のステップS205
から実施する。(3)図5のステップS202にて、キ
ャッシュクライアントから応答がない場合は、管理情報
テーブル44から他のクライアントを選択し、応答を確
認し図5のステップS202から再度実行する。(4)
他にキャッシュクライアントが存在しない場合は、マス
タクライアントからファイルを入手するため、図5のス
テップS205から実施する。(5)マスタクライアン
トにアクセスできない場合は、図5のステップS208
から実施する。(6)マスタクライアント及びキャッシ
ュクライアント共にアクセスできない場合は、エラーと
なる。
【0053】次に、ファイルの更新の動作について説明
する。ファイルの更新を行う場合は、必ずマスタクライ
アントのマスタファイル格納領域45にあるファイルに
アクセスする。そして、アクセス後、必ずマスタクライ
アントはファイル情報及び管理情報を更新するために、
管理情報テーブル監視部42を用いて管理情報テーブル
44の該当ファイルの内容を更新する。
【0054】なお、上記実施の形態では、クライアント
21〜29としてコンピュータを想定したが、これに限
定するものではなく、ネットワーク10に接続でき、記
憶領域(ファイル共有領域43)を保持するものは全て
対象となる。例えば、PDA(Personal Di
gital Assistant)、携帯電話、家庭用
電化製品、ネットワーク接続可能なゲーム機等も対象と
なる。又、対象とするネットワークは、方式(有線、無
線、赤外線等)や物理形状(導線、光ファイバー等)、
通信プロトコル(TCP/IP(Transmissi
on Control Protocol/Inter
net Protocol)やATM(Asynchr
onous Transfer Mode)、電話交換
機等)等、ネットワークを形成できる全てのものを対象
とする。又、上記実施の形態では、クライアント数が9
個の場合について説明したが、この数に限定されるもの
ではなく個数は任意である。又、1個のクライアントが
複数のファイル共有領域43を保持することも可能であ
る。
【0055】
【発明の効果】本発明によれば、記憶領域を有する複数
のクライアントが通信網を介して接続され、各々のクラ
イアントの前記記憶領域に共有ファイルが分散配置され
る分散管理型ネットワークファイルシステムであって、
そのシステムは各々のクライアントは各クライアントの
前記記憶領域に点在する共有ファイルの情報を把握する
のに必要な管理情報が格納される管理情報テーブルと、
前記管理情報テーブルの参照及び被参照関係が結ばれた
クライアントとのみ前記管理情報テーブルの内容の摺り
合わせを行い前記管理情報テーブルの内容を書き換える
管理情報テーブル監視手段と、前記管理情報テーブル内
の前記管理情報に基づき目的とするクライアントから共
有ファイルを入手するファイル監視手段とを含んでお
り、各々のクライアントは、少なくとも1つ以上他のク
ライアントと前記管理情報テーブルの参照及び被参照関
係を結ぶ構成であるため、上記課題を解決することが可
能となる。又、本発明による他の発明も同様に上記課題
を解決することが可能となる。
【0056】具体的には、(1)管理情報テーブルの参
照及び被参照関係が結ばれたクライアントとのみ管理情
報テーブルの内容の摺り合わせを行い、しかも各々のク
ライアントは、少なくとも1つ以上他のクライアントと
管理情報テーブルの参照及び被参照関係を結ぶ構成であ
るため、ファイル管理にかかる工数を削減することがで
き、(2)各クライアントの余剰記憶領域を共有させる
ことにより、コストをかけずに資源を有効に活用するこ
とができ、(3)個々のクライアントがネットワーク監
視をやりとりするクライアントを限定することにより、
監視にかかる負荷を削減し、大規模構成にも耐えうるシ
ステムを構築することができ、(4)複数のクライアン
トでデータを多重管理することにより、アクセスポイン
トを増やしシステム全体の負荷を分散させること及び
(5)サーバー括管理型より障害に対して強いシステム
を構築することができる。
【0057】さらに、一括管理型システムも含むシステ
ムとしての観点から、第1の効果は、ファイルサーバー
という特別のハードウェアが不要であるということであ
る。このため、ネットワークを構築するときにかかるコ
ストを削減することができる。その理由は、クライアン
トが所有している余剰記憶領域を使用して、ファイル共
有領域を構築するためである。又、各クライアントが、
ファイルを監視するシステムのため、ファイルを監視す
る専用のサーバーも必要ないためである。
【0058】第2の効果は、自動的にネットワーク負荷
を分散させることができるということである。その理由
は、キャッシュファイル領域があることで、容易にファ
イルを多重化でき、ある特定のクライアントにアクセス
が集中することを防ぐことができるためである。又、ネ
ットワークの負荷が高く通信が滞るような場合、管理情
報参照関係を更新し、より接続のし易いクライアントに
切り替えることで負荷分散を行うことができるためであ
る。
【0059】第3の効果は、自動的に障害に強いネット
ワークファイルシステムを構築することができるという
ことである。その理由は、各クライアントがキャッシュ
ファイル領域を持つことにより、システムが意識せずに
ファイルのコピーを複数のクライアントが保持すること
で、ファイルのバックアップを作成できるためである。
【0060】第4の効果は、ファイルの分散管理に伴う
負荷を軽減することができるということである。その理
由は、クライアントが管理情報を取得するクライアント
を特定することで、負荷を軽減することができるためで
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る分散管理型ネットワークファイル
システムの最良の実施の形態の構成図である。
【図2】クライアント40の構成図である。
【図3】管理情報参照関係の一例を示す図である。
【図4】管理情報テーブル監視部42が管理情報テーブ
ル44を更新する手順を示すフローチャートである。
【図5】マスタクライアントとキャッシュクライアント
が共に存在している場合のファイルの入手手順を示すフ
ローチャートである。
【符号の説明】
10 ネットワーク 11 分散管理型ネットワークファイルシステム 21〜29,40 クライアント 31〜39、43 ファイル共有領域 41 ファイルインターフェース 42 管理情報テーブル監視部 44 管理情報テーブル 45 マスタファイル格納領域 46 ファイルキャッシュ領域 47 ネットワークインターフェース 48 ファイル監視部

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記憶領域を有する複数のクライアントが
    通信網を介して接続され、各々のクライアントの前記記
    憶領域に共有ファイルが分散配置される分散管理型ネッ
    トワークファイルシステムであって、 各々のクライアントは各クライアントの前記記憶領域に
    点在する共有ファイルの情報を把握するのに必要な管理
    情報が格納される管理情報テーブルと、 前記管理情報テーブルの参照及び被参照関係が結ばれた
    クライアントとのみ前記管理情報テーブルの内容の摺り
    合わせを行い前記管理情報テーブルの内容を書き換える
    管理情報テーブル監視手段と、 前記管理情報テーブル内の前記管理情報に基づき目的と
    するクライアントから共有ファイルを入手するファイル
    監視手段とを含んでおり、 各々のクライアントは、少なくとも1つ以上他のクライ
    アントと前記管理情報テーブルの参照及び被参照関係を
    結ぶことを特徴とする分散管理型ネットワークファイル
    システム。
  2. 【請求項2】 さらに、各々のクライアントは各クライ
    アントが管理する共有ファイルが格納されるマスタファ
    イル格納領域と、前記通信網を介して他クライアントか
    ら得られた前記他クライアントが管理する共有ファイル
    の複製が格納されるファイルキャッシュ格納領域とを含
    んでおり、前記各クライアントが管理する共有ファイル
    の内容は夫々異なることを特徴とする請求項1記載の分
    散管理型ネットワークファイルシステム。
  3. 【請求項3】 前記ファイル監視手段は、前記管理情報
    に基づき、目的とするマスタファイルの管理情報と、前
    記マスタファイルの複製の管理情報とをそれらを保持す
    るクライアントから入手し、両管理情報の比較結果に基
    づき前記マスタファイル及び前記マスタファイルの複製
    のいずれかを前記ファイルキャッシュ格納領域へ格納す
    ることを特徴とする請求項2記載の分散管理型ネットワ
    ークファイルシステム。
  4. 【請求項4】 前記管理情報テーブル監視手段は、前記
    摺り合わせを行うに際し前記摺り合わせ対象のクライア
    ントへ前記管理情報テーブルの内容を送信するよう問い
    合わせを行うが、前記摺り合わせ対象のクライアントか
    ら応答がない場合は、前記摺り合わせ対象のクライアン
    トへ再度前記問い合わせを行うか、もしくは前記摺り合
    わせ対象のクライアントとの参照及び被関係を放棄し新
    たなクライアントと前記参照及び被関係を結ぶことを特
    徴とする請求項1から3いずれかに記載の分散管理型ネ
    ットワークファイルシステム。
  5. 【請求項5】 前記摺り合わせ対象のクライアントから
    応答があった場合は、前記摺り合わせを行うことを特徴
    とする請求項4記載の分散管理型ネットワークファイル
    システム。
  6. 【請求項6】 前記ファイル監視手段は、前記目的とす
    るマスタファイルの管理情報と、前記マスタファイルの
    複製の管理情報とが一致する場合は、前記マスタファイ
    ルの複製を前記ファイルキャッシュ格納領域へ格納する
    ことを特徴とする請求項3から5いずれかに記載の分散
    管理型ネットワークファイルシステム。
  7. 【請求項7】 前記ファイル監視手段は、前記目的とす
    るマスタファイルの管理情報と、前記マスタファイルの
    複製の管理情報とが一致しない場合は、前記マスタファ
    イルを前記ファイルキャッシュ格納領域へ格納すること
    を特徴とする請求項6記載の分散管理型ネットワークフ
    ァイルシステム。
  8. 【請求項8】 さらに、前記ファイル監視手段は、前記
    目的とするマスタファイルの管理情報と、前記マスタフ
    ァイルの複製の管理情報とが一致しない場合は、その旨
    前記マスタファイルの複製を保持するクライアントに通
    知するとともに、前記通知を受けたクライアントは前記
    複製の削除及びその削除に伴う管理情報の更新を行うこ
    とを特徴とする請求項6又は7記載の分散管理型ネット
    ワークファイルシステム。
  9. 【請求項9】 前記管理情報テーブル監視手段は、前記
    ファイル監視手段が前記マスタファイル又は前記マスタ
    ファイルの複製を自己の前記ファイルキャッシュ格納領
    域へ格納した後に前記管理情報テーブルを更新すること
    を特徴とする請求項6から8いずれかに記載の分散管理
    型ネットワークファイルシステム。
  10. 【請求項10】 記憶領域を有する複数のクライアント
    が通信網を介して接続され、各々のクライアントの前記
    記憶領域に共有ファイルが分散配置される分散管理型ネ
    ットワークファイルシステムにおけるファイル方法であ
    って、 各々のクライアントは各クライアントの前記記憶領域に
    点在する共有ファイルの情報を把握するのに必要な管理
    情報が格納される管理情報テーブルを含んでおり、 前記管理情報テーブルの参照及び被参照関係が結ばれた
    クライアントとのみ前記管理情報テーブルの内容の摺り
    合わせを行い前記管理情報テーブルの内容を書き換える
    管理情報テーブル監視ステップと、 前記管理情報テーブル内の前記管理情報に基づき目的と
    するクライアントから共有ファイルを入手するファイル
    監視ステップとを含んでおり、 各々のクライアントは、少なくとも1つ以上他のクライ
    アントと前記管理情報テーブルの参照及び被参照関係を
    結ぶことを特徴とする分散管理型ネットワークファイル
    方法。
  11. 【請求項11】 さらに、各々のクライアントは各クラ
    イアントが管理する共有ファイルが格納されるマスタフ
    ァイル格納領域と、前記通信網を介して他クライアント
    から得られた前記他クライアントが管理する共有ファイ
    ルの複製が格納されるファイルキャッシュ格納領域とを
    含んでおり、前記各クライアントが管理する共有ファイ
    ルの内容は夫々異なることを特徴とする請求項10記載
    の分散管理型ネットワークファイル方法。
  12. 【請求項12】 前記ファイル監視ステップは、前記管
    理情報に基づき、目的とするマスタファイルの管理情報
    と、前記マスタファイルの複製の管理情報とをそれらを
    保持するクライアントから入手し、両管理情報の比較結
    果に基づき前記マスタファイル及び前記マスタファイル
    の複製のいずれかを前記ファイルキャッシュ格納領域へ
    格納することを特徴とする請求項11記載の分散管理型
    ネットワークファイル方法。
  13. 【請求項13】 前記管理情報テーブル監視ステップ
    は、前記摺り合わせを行うに際し前記摺り合わせ対象の
    クライアントへ前記管理情報テーブルの内容を送信する
    よう問い合わせを行うが、前記摺り合わせ対象のクライ
    アントから応答がない場合は、前記摺り合わせ対象のク
    ライアントへ再度前記問い合わせを行うか、もしくは前
    記摺り合わせ対象のクライアントとの参照及び被関係を
    放棄し新たなクライアントと前記参照及び被関係を結ぶ
    ことを特徴とする請求項10から12いずれかに記載の
    分散管理型ネットワークファイル方法。
  14. 【請求項14】 前記摺り合わせ対象のクライアントか
    ら応答があった場合は、前記摺り合わせを行うことを特
    徴とする請求項13記載の分散管理型ネットワークファ
    イル方法。
  15. 【請求項15】 前記ファイル監視ステップは、前記目
    的とするマスタファイルの管理情報と、前記マスタファ
    イルの複製の管理情報とが一致する場合は、前記マスタ
    ファイルの複製を前記ファイルキャッシュ格納領域へ格
    納することを特徴とする請求項12から14いずれかに
    記載の分散管理型ネットワークファイル方法。
  16. 【請求項16】 前記ファイル監視ステップは、前記目
    的とするマスタファイルの管理情報と、前記マスタファ
    イルの複製の管理情報とが一致しない場合は、前記マス
    タファイルを前記ファイルキャッシュ格納領域へ格納す
    ることを特徴とする請求項15記載の分散管理型ネット
    ワークファイル方法。
  17. 【請求項17】 さらに、前記ファイル監視ステップ
    は、前記目的とするマスタファイルの管理情報と、前記
    マスタファイルの複製の管理情報とが一致しない場合
    は、その旨前記マスタファイルの複製を保持するクライ
    アントに通知するとともに、前記通知を受けたクライア
    ントは前記複製の削除及びその削除に伴う管理情報の更
    新を行うことを特徴とする請求項15又は16記載の分
    散管理型ネットワークファイル方法。
  18. 【請求項18】 前記管理情報テーブル監視ステップ
    は、前記ファイル監視ステップが前記マスタファイル又
    は前記マスタファイルの複製を自己の前記ファイルキャ
    ッシュ格納領域へ格納した後に前記管理情報テーブルを
    更新することを特徴とする請求項15から17いずれか
    に記載の分散管理型ネットワークファイル方法。
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JP2009245264A (ja) * 2008-03-31 2009-10-22 Nec Corp バックアップ管理システム、方法、及び、プログラム
JP2010086046A (ja) * 2008-09-29 2010-04-15 Brother Ind Ltd ネットワークシステム、監視装置、情報処理装置、情報処理方法並びに監視装置用プログラム及び情報処理装置用プログラム
US8037183B2 (en) 2004-07-08 2011-10-11 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Processing method and apparatus for communication path load distribution
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