JP4636843B2 - 椅子における座の前後摺動装置 - Google Patents
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Description
(1) 椅子における脚柱の上端に取り付けられた支基の左右に、前後方向を向く座支持杆を設け、この座支持杆上に、座シェルの下部または下方の左右に設けた受部を前後方向に摺動可能に嵌合するとともに、左右の座支持杆の少なくとも一方に、前後方向の係合部を設け、座シェルに、前後方向の軸回りに回動可能で、前記係合部と係合する係止部を設けたレバー部材を取り付け、このレバー部材を、前記係止部と係合部とが係合する方向に弾性付勢するとともに、レバー部材を弾性付勢に抗して回動させることにより、前記係合状態を解除し得るようにした椅子における座の前後摺動装置において、前記座支持杆に対して受部を、椅子の使用時における座シェルの通常の前後移動領域を越えて前後の一方に移動させた場合にのみ着脱可能とするとともに、座支持杆に、外側に向けて突出するストッパーを設け、座シェルに、レバー部材の回動範囲を規制する回動規制手段を着脱可能に取り付け、この回動規制手段を取り付けた状態では、レバー部材の回動範囲が、レバー部材の係止部と座支持杆の係合部との係脱が可能であるとともに、レバー部材が前記ストッパーと係止可能な範囲となり、一方、回動規制手段を取り外した状態では、レバー部材の回動範囲が、前記ストッパーとの係止が外れる位置まで回動することができるものとなり、受部を座シェルとともに、前記の通常の前後移動領域を越えて座支持杆と着脱可能な位置まで移動させることができるようにする。
請求項1記載の発明によれば、座の前後移動領域を規制するための部品点数が少なくなるとともに、座を脚柱の上端に取り付けられた支基の左右の座支持杆上に前後摺動可能に組み付ける場合、座支持杆における前後の一方から座シェルの下部または下方に設けられた受部を装着して、受部を座支持杆に対して、椅子の使用時における通常の移動領域内に移動させた後に、レバー部材の回動を規制する回動規制手段を、座シェルに取り付けるだけで、容易に短時間で組み立てることができる。
さらに、メンテナンスや廃棄のために、座を座支持杆から分離して椅子を分解する場合にも、回動規制手段を座シェルから取り外して、座を移動して、受部を座支持杆に対して、前記通常の移動領域を越える位置に移動させるだけで、座を座支持杆から容易に分離することができる。
図1〜図3は、それぞれ本発明の前後摺動装置を備える椅子の正面図、側面図、分解斜視図である。
各傾斜面(17)は、支基(6)における腕部(6a)の先端部上面に形成された後下方に向かって傾斜する傾斜受け面(19)に前後方向に摺動自在に載置されている。
外れ止め手段(20)は、傾斜面(17)に設けた前後方向を向く長孔(21)と、傾斜受け面(19)に突設され、かつ長孔(21)に摺動自在に嵌合されるとともに、長孔(21)の幅より大きい拡大頭部(22a)を有する有頭軸(22)とを備えている。
なお、凹条受部(25)は、座シェル(23)とは別途に成形し、座シェル(23)の下方の左右に設けてもよい。
なお、本実施形態では、レバー把手(31)の上端に、立片(32)を介して間接に回動軸(33)を設けているが、レバー把手(31)の上端に直接、回動軸(33)を設けてもよい。
なお、前後方向を向く短寸の筒体からなる間座部(37)の筒体内底面には前後方向の切り込み(37b)が設けられており、間座部(37)の上部開口(37a)を、下方から回動軸(33)に挿し当てるだけで容易に上部開口(37a)が拡開して、ワンタッチで、レバー把手(31)の回動軸に嵌合しうるようになっている。
図4における2点鎖線は、椅子(100)の通常の使用時における座(14)の前後移動領域を示している。
このストッパー(47)による規制を解除するには、次のようにすればよい。
(1)キャスタ
(2)脚杆
(3)脚体
(4)ガススプリング
(5)脚柱
(6)支基
(6a)腕部
(7)上部カバー
(8)枢軸
(9)背凭れ
(10)背凭れ支持杆
(10a)筒部
(10b)起立腕
(11)ゴムトーションユニット(付勢手段)
(12)ガススプリングユニット(付勢手段)
(13)下部カバー
(14)座
(15)座支持杆
(15a)後端
(16)軸
(17)傾斜面
(18)起立壁
(19)傾斜受け面
(20)外れ止め手段
(21)長孔
(22)有頭軸
(22a)拡大頭部
(23)座シェル
(24)表皮材
(25)凹条受部
(25a)後端
(26)内側面
(27)被係止片
(28)上面
(29)係止片
(30)レバー部材
(31)レバー把手
(32)立片
(33)回動軸
(33a)前端部
(33b)後端部
(34)係止部
(35)係止片
(36)回動規制手段
(37)間座部
(37a)上部開口
(37b)切り込み
(38)連結片
(39)レバー部材取付部
(40)開口
(41a)前軸受部
(41b)後軸受部
(42)中央受部
(43)側面
(44)係合溝
(45)係合部
(46)コイルスプリング
(47)ストッパー
Claims (6)
- 椅子における脚柱の上端に取り付けられた支基の左右に、前後方向を向く座支持杆を設け、この座支持杆上に、座シェルの下部または下方の左右に設けた受部を前後方向に摺動可能に嵌合するとともに、左右の座支持杆の少なくとも一方に、前後方向の係合部を設け、座シェルに、前後方向の軸回りに回動可能で、前記係合部と係合する係止部を設けたレバー部材を取り付け、このレバー部材を、前記係止部と係合部とが係合する方向に弾性付勢するとともに、レバー部材を弾性付勢に抗して回動させることにより、前記係合状態を解除し得るようにした椅子における座の前後摺動装置において、
前記座支持杆に対して受部を、椅子の使用時における座シェルの通常の前後移動領域を越えて前後の一方に移動させた場合にのみ着脱可能とするとともに、座支持杆に、外側に向けて突出するストッパーを設け、座シェルに、レバー部材の回動範囲を規制する回動規制手段を着脱可能に取り付け、この回動規制手段を取り付けた状態では、レバー部材の回動範囲が、レバー部材の係止部と座支持杆の係合部との係脱が可能であるとともに、レバー部材が前記ストッパーと係止可能な範囲となり、一方、回動規制手段を取り外した状態では、レバー部材の回動範囲が、前記ストッパーとの係止が外れる位置まで回動することができるものとなり、受部を座シェルとともに、前記の通常の前後移動領域を越えて座支持杆と着脱可能な位置まで移動させることができるようにしたことを特徴とする椅子における座の前後摺動装置。 - 回動規制手段を、レバー部材の左右方向の外側に、座シェルに直接または間接に着脱可能に取り付け、回動規制手段が座シェルに取り付けられている状態においては、回動規制手段がレバー部材に外側から当接してレバー部材の回動を規制するとともに、回動規制手段を座シェルから取り外すことにより、回動規制手段によるレバー部材の回動規制が解除されるようにしたことを特徴とする請求項1記載の椅子における座の前後摺動装置。
- レバー部材を、レバー把手と、このレバー把手の上端に、直接または間接に設けた前後方向を向き、かつ前後に突出する回動軸とより構成し、前記回動軸を座シェルの軸受部に軸支させて、レバー部材を座シェルに前記回動軸の回りに回動可能に取り付けるとともに、回動規制手段を前記回動軸に着脱可能に取り付けたことを特徴とする請求項2記載の椅子における座の前後摺動装置。
- 座シェルにおける左右の少なくとも一方に、前後方向の開口と、その開口の前後方向中央部に設けられた、レバー部材における回動軸の中央部と嵌合する下向きに開口する中央受部とよりなるレバー部材取付部を設け、レバー部材の回動軸を中央受部に下方から嵌合させるとともに、回動軸の前後端部を前記開口の前後の座シェル上面の軸受部に支持させることにより、レバー部材を座シェルに取り付け、かつ回動規制手段を、上部が開口する前後方向を向く短寸の筒体からなる前後2つの間座部と、この両間座部の下部同士を連結する連結片とより構成し、この回動規制手段における前後2つの間座部を、それぞれ前記中央受部の前後の各開口部分に嵌入して回動軸に嵌合して取り付けることにより、回動規制手段を、座シェルに着脱可能に取り付けたことを特徴とする請求項3記載の椅子における座の前後摺動装置。
- 各座支持杆の左右両側の少なくとも一方に、左右方向に突出する係止片を前後に離間して設けるとともに、座シェルの下部または下方の左右における受部を、下向きに開口する前後方向の凹条受部とし、この凹条受部に、椅子使用時における通常の前後移動領域において、前記係止片の下方に位置して、座支持杆からの凹条受部の上方への外れを防止するための前後に離間する被係止片を設けて外れ止め手段とするとともに、凹条受部を、前記通常の前後移動領域を越えて前後の少なくとも一方に移動可能とし、前記領域を越えて移動させた状態において、座支持杆の係止片と、凹条受部の被係止片との係合が外れて、凹条受部を座シェルとともに、座支持杆から着脱しうるようにしたことを特徴とする請求項4記載の椅子における座の前後摺動装置。
- 座支持杆の係合部を、複数の係合溝を前後方向に列設して構成するとともに、座支持杆に対する受部の前後移動を規制するストッパーを、前記係合部に隣接して設けたことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の椅子における座の前後摺動装置。
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