JP4636728B2 - クリーニング装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子写真方式による複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置におけるクリーニング装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
電子写真方式による複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置において像担持体(感光体)上に保持されている顕画像(トナー像)を記録媒体(転写紙等)上に転写させる転写装置として、画像の転写とともに記録媒体の搬送を行う転写搬送装置は周知である。
【0003】
ベルトを用いた転写搬送装置には、ベルトに付着したトナーや紙粉を清掃するためのクリーニング装置を設けたものがある。例えば、特開平号10−282801公報には、クリーニングブレードとバイアスローラを有するクリーニング装置を備える転写搬送装置が記載されている。図13は、上記公報に記載された転写搬送装置のクリーニング装置を示すものである。
【0004】
図13において、符号51は転写ベルト、符号52は駆動ローラである。転写ベルト51をクリーニングするクリーニング装置は、主クリーニング手段であるクリーニングブレード53と、副クリーニング手段であるバイアスローラ54とを有している。さらにバイアスローラ54には、クリーニングブレード55が設けられている。このクリーニング装置においては、クリーニングブレード53が転写ベルト51から掻き落としたトナーと、バイアスローラ54が転写ベルト51から取り除き、さらにバイアスローラ54からクリーニングブレード55が掻き落としたトナーを排出するためのトナー回収コイル(図示せず)がクリーニング装置の下部に配設されている。
【0005】
図13のクリーニング装置では、クリーニングブレード53とクリーニングブレード55の2箇所から落下するトナーを1つのトナー回収コイルで搬送するので、必然的に2つのクリーニングブレード(53,55)は非常に接近して配置されている。
【0006】
上記公報に記載の発明においては、クリーニング装置に設けられた2つのクリーニングブレード(53,55)が接近して配置されていることを利用して、2つのクリーニングブレードを同一の部材(ホルダ56)で支持することが提案されている(上記公報、請求項3)。2つのクリーニングブレードを同一のホルダで支持することにより、ホルダのコストを低減できるという効果がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、1つのホルダに2つのクリーニングブレードを精度よく接着するということは技術的に非常に高度なものとなり、結果的にコストアップになる場合もある。
【0008】
現在、クリーニングブレードのホルダへの接着方法の主流となっているホットメルト接着を2回に分けておこなった場合、2回目のホットメルト接着の際に、1回目でホットメルト接着した側に再び熱が加わり、接着不良を起こしてしまうという問題がある。2回目の接着を両面テ−プで行うなどの方法もあるが、両面テープ接着は、経時での信頼性及び環境への影響において、ホットメルト接着に比べかなり劣ってしまう。
【0009】
また、2つのクリーニングブレードを1度のホットメルト接着工程で接着する方法もあるが、接着後のクリーニングブレードの位置精度を確保することが非常に難しいという問題がある。
【0010】
本発明は、従来のクリーニング装置における上述の問題を解決し、クリーニングを確実に行うことのできるクリーニング装置を提供することを課題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
前記の課題は、本発明により、第1のクリーニング対象をクリーニングする第1のクリーニングブレードと、第2のクリーニング対象をクリーニングする第2のクリーニングブレードを有し、前記第1のクリーニングブレードを保持する第1のホルダと前記第2のクリーニングブレードを保持する第2のホルダが固定部に設けられた同一の位置決め部を共有するよう設けられ、前記第1のホルダ及び前記第2のホルダを前記位置決め部にセットして共通の固定部材により固定することで前記第1のクリーニングブレードが前記第1のクリーニング対象に対して位置決めされるとともに前記第2のクリーニングブレードが前記第2のクリーニング対象に対して位置決めされ、前記第1のクリーニングブレードが前記第1のホルダにホットメルト接着され、前記第2のクリーニングブレードが前記第2のホルダにホットメルト接着されることにより解決される。
【0015】
また、前記の課題を解決するため、本発明は、請求項1に記載のクリーニング装置を備えることを特徴とする画像形成装置を提案する。
【0016】
また、前記第1のクリーニングブレードによるクリーニング対象が駆動ローラと従動ローラに張設される転写ベルトであり、前記第2のクリーニングブレードによるクリーニング対象が前記転写ベルトに当接され転写ベルトを電気的にクリーニングするクリーニングローラであると好ましい。
【0017】
また、前記駆動ローラが前記クリーニングローラの対向電極として作用するよう前記駆動ローラと前記クリーニングローラが近接配置されると好ましい。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施形態の概略を示す構成図である。この図に示す転写搬送装置100において、転写ベルト101は金属製駆動ローラ102及び従動ローラ103に張設され、図中反時計回り(矢印A方向)に回動できるようケース104内にセットされている。従動ローラ103の近傍で転写ベルト101は感光体ドラム14に当接され、転写部Sを形成している。転写部Sの下流側近傍で、ベルトの内側からバイアスローラ105が転写ベルト101に接触して設けられている。
【0019】
また、駆動ローラ102の下方には転写ベルト101をクリーニングするクリーニング装置が配設されている。クリーニング装置は、クリーニングブレード106,クリーニングローラ107及びクリーニングブレード108を有している。クリーニングブレード106とクリーニングブレード108はホルダ109に支持されている。このクリーニング装置の下方にはトナー排出スクリュー110が設けられている。
【0020】
上記のバイアスローラ105及びクリーニングローラ107に対し、高圧電源111より高電圧が印加可能に構成されている。そして、転写材Pが転写部Sを通過する際に、高圧電源111よりバイアスローラ105にトナー帯電極性とは逆極性の電界が印加される。また、クリーニングローラ107に対しても高圧電源111よりトナー帯電極性とは逆極性の電界が印加される。バイアスローラ105に流れた電流a1とクリーニングローラ107に流れた電流a2は、転写ベルト101を介して駆動ローラ102に流れる電流b、転写ベルト101を介して従動ローラ103に流れる電流c、さらに転写ベルト101及び転写材Pを介して感光体ドラム14に流れる電流dとして分配される。転写工程を安定して行うためには、感光体14に流れる電流dを常に安定して維持する必要があるが、ここでは、高圧電源111内にある電流検知抵抗112を用いて電流eを検知することにより、転写電流dの定電流制御が行われる。この定電流制御を式に表すと次のようになる。
d=(a1+a2)−(b+c)
【0021】
クリーニングローラ107に印加される電圧は、近傍にある駆動ローラ102との電位差が適度に得られるように設定されている。転写ベルト101の表面上に存在するトナーをクリーニングローラ107側に電気的に移動させ、クリーニング機構として機能させるためには、少なくとも、150V程度の電位差は必要となる。
【0022】
このように転写電圧及びクリーニングローラ電圧を制御することにより、安定した転写工程と、転写ベルトの電気的なクリーニング工程を可能としている。
【0023】
図2は、上記した本実施形態における転写バイアス電圧印加の制御を示すブロック図である。すなわち、図2において、後述する画像形成装置の本体制御部113から転写出力制御信号が高圧電源111に送られ、高圧電源111を制御する。高圧電源111から出力された電圧は、バイアスローラ105及びクリーニングローラ107から転写ベルト101を介して駆動ローラ102及び従動ローラ103に流れ、また、バイアスローラ105及びクリーニングローラ107から転写ベルト101及び転写紙Pを介して感光体ドラム14に流れる。駆動ローラ102及び従動ローラ103に流れた電流b及びcは高圧電源111に戻る。そして、上述の如く、電流検知抵抗112により電流eを検知し、これを本体制御部113にフィードバックする。
【0024】
次に、転写搬送装置100に設けられたクリーニング装置の作用について説明する。
本実施形態では、転写ベルト101に付着した地汚れトナーのクリーニングのために、転写ベルト101に当接されるクリーニングブレード106と、転写ベルト101の表面に圧接され高圧電源111より所定の電圧が印可されるクリーニングローラ107とを有している。クリーニングローラ107に付着したトナーは、クリーニングローラ107に当接されるクリーニングブレード108によりクリーニングされる。クリーニングローラ107は、SUSなどの金属材料から成り、転写ベルト101の回転方向と同方向でかつほぼ同速になるよう駆動される。
【0025】
クリーニングブレード106は、ブレード106とベルト101との当接角(ブレード106とベルト101との接触点におけるベルト101への接線とクリーニングブレード106とが接触点の下流側で成す角度)が鋭角となるように、ベルト裏側に駆動ローラ102がある(ベルト101が駆動ローラ102に巻き付いている)位置で転写ベルト101に当接されている。また、クリーニングローラ107とクリーニングブレード108との当接角(接触点の後ろ側に成す角度)も鋭角となるように設けられている。このようなクリーニングブレードのクリーニング対象への鋭角での当接をカウンタ方向での当接と呼ぶことにする。
【0026】
本実施形態において、転写ベルト101をクリーニングするための手段としてクリーニングブレード106とクリーニングローラ107の2つを設けているのは、クリーニング装置のメンテナンス間隔を大幅に広げるためである。従来用いられている転写ベルトに直接ブレードを当接するクリーニング方式(ブレードのみ設けたもの)の場合に対して、ブレード+クリーニングローラ方式は数倍の長寿命化を達成することができる。これは、経時において、転写ベルトの表面が伸張の繰り返しにより微小クラックが増加し、ブレードクリーニングでのクリーニング性が低下していくのに対して、ハードローラであるクリーニングローラでのクリーニング性が安定していることによる。ただし、クリーニングローラは電気的なクリーニングを行っているため、逆帯電トナーや環境での電気特性変化に影響を受けるため、より安定した転写ベルトクリーニングを行うためには、転写ベルトに直接当接するブレードクリーニングも必要となる。
【0027】
クリーニングブレード106,108により除去されたトナーは、ケース104の一部として形成されるクリーニングケース104a内に配置されたトナー排出スクリュー110で排出される。
【0028】
クリニングブレード106,108の先端より落下するトナーを搬送スクリュー110で搬送できるようにするためには、その2つのトナー落下位置はできるだけ近い距離にあるのが望ましい。また、クリーニングローラ107での電気的なクリーニングにおいて、クリーニングローラ107に印加した電圧が有効にクリーニングに作用するようにするためには、駆動ローラ102が対向電極として作用するよう駆動ローラ102とクリーニングローラ107は接近させる必要がある。これらの条件より、クリーニングブレード106,108は非常に接近した配置が必然的となり、非常に狭いスペースで2つのクリーニングブレードを配置しなくてはならない。
【0029】
図3,4,5を参照して転写搬送装置100をより詳細に説明する。なお、図3,4,5では、図1とはケース104の形状など細部が異なっているが、図1をより具体的に実機に沿って詳しく示したのが図3,4,5である。
【0030】
駆動ローラ102と従動ローラ103に巻き掛けられて転写ベルト101が支持されるとともに、駆動ローラ102の軸芯が転写ケース104に位置決めされている。また駆動ローラ102の近傍には、転写ベルト101に若干の食い込みをもって当接するようにクリーニングローラ107が転写ケース104に回転可能に支持され、図示しない駆動ギヤ列により、転写ベルト101の進行方向と同方向にまたその周速度がほぼ同速になるよに回転駆動されている。
【0031】
図1に示されるように、クリーニングブレード106,108を支持するホルダ109は2重構造となっているが、このホルダ109は、図3,4に示すように、クリーニングブレード106を保持するホルダ116とクリーニングブレード108を保持するホルダ118とから成るものである。
【0032】
図3,4において、駆動ローラ102の転写ベルト101への巻き付き範囲において当接するようにクリーニングブレード106が、また、クリーニングローラ107の表面に当接するようにクリーニングブレード108が、ホルダ109を介して転写ケース104(の一部である平面部115)に位置決めされ、固定されている。クリーニングブレード106,108はそれぞれ、ポリウレタンゴムのブレードを金属製ホルダ116,118にホットメルト接着されている。また、クリーニングブレード106,108の先端より落下するトナーを搬送する搬送スクリュー110が、クリーニングケース104a内に設けられている。この搬送スクリュー110近傍の転写ケース104aの形状は、離れた2カ所の位置から落下するトナーがこの搬送スクリュー110まで滞りなく送り込まれるように、搬送スクリュー110を中心に広がりをもった(上方に開いた)形状となっている。
【0033】
図5において、転写ケース104の一部である平面部115にホルダ116及び118(から成るホルダ109)がネジ117により固定される。符号114は、ホルダ109を転写ケース104(の一部である平面部115)に対して位置決めするための位置決めピンである。
【0034】
クリーニングブレード106,108の転写ケース104への取付は、まず、ブレード108が固着されたホルダ118を平面部115に設けた位置決めピン114にセットする(図3)。次に、ブレード106が固着されたホルダ116をホルダ118に重ねるようにして位置決めピン114にセットする。そして、固定用のネジ117で転写ケース104(の平面部115)に固定する。
【0035】
このように、本実施形態においては、2つのクリーニングブレード106,108がそれぞれ異なるホルダ(116,118)にホットメルト接着されることから、一方のブレードをそのホルダにホットメルト接着する際の熱が他方のブレードとホルダの接着部に影響することが無く、ブレードとホルダの接着不良を起こすことが無い。また、クリーニングブレード106,108(がそれぞれ接着されたホルダ116,118)が転写ケース104の同一の位置決めピン114に対して位置決めされるので、非常に狭いスペースに精度良く両ブレードを取り付けることができる。この例では、クリーニングブレード106,108が位置決めピン114を共有して位置決めされている。
【0036】
仮に、異なる位置決め部に対して2つのクリーニングブレードをそれぞれ固定する構成では、従来、駆動ローラ102とクリーニングローラ107の距離をもっと離すか、転写ケース104の装置奥行き方向の幅を増やさなければならなかった。前者の場合は、結果的に2のクリーニングブレードからトナーが落下する位置が離れ、1つの搬送スクリューでトナー搬送することが困難になってくる。また、駆動ローラ102のクリーニングローラ107への対向電極としての作用が低下するため、電気的なクリーニング性能が低下する。後者の場合では、転写ケースの大型化(装置全体の大型化)へとつながる。
【0037】
図6は、クリーニングブレード106,108が支持されるホルダの別例を示す側面図である。この図に示すホルダ109Bは、ブレード106を支持するホルダ116Bとブレード108を支持するホルダ118とから成る。ホルダ118は、図1及び図3〜5で説明したものと同じものである。
【0038】
一方、図6のホルダ116Bは、ホルダ116Bにブレード106がホットメルト接着される点では先に説明したホルダ116と同じであるが、図1及び図3〜5で説明したホルダ116がホルダ118に重ねてネジ117でケース104に固定されるのに対し、図6のホルダ116Bは、ホルダ118に対してネジ119で固定される点で異なっている。
【0039】
クリーニングブレード106,108の転写ケース104への取付は、まず、ブレード106が固着されたホルダ116Bをホルダ118(ブレード108が固着されている)にネジ止めし、一体化されてホルダ109Bとなったものを、ホルダ118に設けられた穴H1を転写ケースの平面部115に設けられた位置決めピン114に嵌合させ、ホルダ109Bを転写ケース104に対して位置決めする。そして、そのホルダ109Bを(ホルダ118に設けられたネジ穴H2を用いて)ネジ117により平面部115に固定する。
【0040】
図6のホルダ116Bは、ホルダ118を介して転写ケース104に対して位置決めされる。この場合のクリーニングブレード106の組み立て精度は、ホルダ118の角部からネジ119の位置までの寸法B1と、ネジ119の位置からブレード106先端までの寸法B2と、ネジ119固定部のガタとの合計となる。図6のホルダ109Bにおける各寸法の量産性を考慮した限界精度は、B1=±0.15mm、B2=±0.1mm程度となる。
【0041】
なお、ネジ119固定部のガタについては、ネジ止め部とは別の個所にボス(凸部)とボス受け穴とを設けて(図示せず)嵌合させることで、ネジ119固定部のガタを減らし、ブレード106の位置精度を向上させることができる。
【0042】
このように、図6のホルダ109Bによりクリーニングブレード106,108を支持する構成によれば、ホルダ116Bがホルダ118に対して位置決めされ、そのホルダ118が転写ケース104に対して位置決めされるので、結果的にホルダ116Bとホルダ118とが(クリーニングブレード106と108とが)転写ケース104に対して位置決めされる。つまり、クリーニングブレード106,108が転写ケース104の同一の位置決めピンに対して位置決めされ、非常に狭いスペースに精度良く両ブレードを取り付けることができる。また、2つのクリーニングブレード106,108がそれぞれ異なるホルダ(116B,118)にホットメルト接着されることから、一方のブレードをそのホルダにホットメルト接着する際の熱が他方のブレードとホルダの接着部に影響することが無く、ブレードとホルダの接着不良を起こすことが無い。
【0043】
そして、図6のホルダ109Bの場合、クリーニングブレード106,108を支持する2つのホルダ116Bと118とをネジにより締結しているため、ホルダ強度が格段に向上する。そのため、ホルダ変形によるクリーニング性の低下を防止できるとともに、クリーニングブレードの巻き込み(転写ベルト101がブレード106を巻き込んでしまう巻き込み、クリーニングローラ107がブレード108を巻き込んでしまう巻き込み)に対する余裕度も向上する。
【0044】
図7に、図6のホルダ109Bによりクリーニングブレード106,108を転写ケース104に取り付けた様子を示す側面図を、図8に平面図(部分)を示す。なお図6〜8に示す例では、クリーニングブレード106と108とが互いに位置決め固定された組立て体が、転写ケース104の位置決めピン114に対して位置決めされているものである。
【0045】
次に、クリーニングブレード106,108が支持されるホルダの更に別の例を、図9に示す。
図9に示すホルダ109Cは、クリーニングブレード106が取り付けられるホルダ116Cのネジ穴H3の径がネジ119の軸部の径よりも大きくされていること以外は、図6で説明したホルダ109Bと同じである。
【0046】
図9のホルダ109Cにおいては、ネジ穴H3の径がネジ119の軸部の径よりも大きくなっているため、ホルダ116Cをホルダ118に固定する際に、ホルダ116Cとホルダ118の位置関係を調節することができる。特に、クリーニングブレード106と転写ベルト101との位置関係においては、上下方向の位置関係の調節ができると好都合である。すなわち、図9において、ホルダ118が固定されているとするならば、ホルダ116Cをネジ穴H3の範囲内で上下させて位置決めし、ネジ119を締め付けることで、ホルダ116Cとホルダ118の上下の位置関係を適宜位置決めして固定することができる。ネジ穴H3を縦長形状とすることもできる。
【0047】
このホルダ109Cによれば、2つのホルダ116C又は118のうちどちらか一方を基準として他方の位置を調整できるので、一方のホルダを転写ケース104に直接位置決めして固定した後(すなわちそのホルダに支持されるクリーニングブレードをクリーニング対象に対して位置決めした後)、他方のホルダの位置(すなわち他方のホルダに支持されるクリーニングブレードのクリーニング対象に対する位置)を調整することができる。その結果、2つのクリーニングブレード106,108のクリーニング対象(転写ベルト101又はクリーニングローラ107)への位置決めを精度良く行うことができる。
【0048】
例えば、ホルダ109Cでは、ホルダ118が転写ケース104に直接位置決めされるので、クリーニングブレード108のクリーニングローラ107への位置決めは精度良く行なわれる。一方、クリーニングブレード106の方は、ホルダ118を介して転写ケース104に取り付けられるので、クリーニングブレード108に比べればクリーニングブレード106の精度(転写ベルト101に対する位置精度)は低下し易い。これを、ホルダ116Cとホルダ118の位置関係を調整可能とすることで、クリーニングブレード106の転写ベルト101に対する位置精度も高めることが可能となる。
【0049】
図10は、ホルダ109Cを用いた転写搬送装置の側断面図である。図7の場合と同様、ホルダ109Cの穴H1(図9)を転写ケースの位置決めピン114に嵌合させ、ネジ117により転写ケース104(の平面部115)にネジ止め固定する。
【0050】
図11は、調整治具を用いたホルダ109Cにおけるクリーニングブレード108とクリーニングブレード106の位置調整(ホルダ118とホルダ116Cの位置調整)方法を説明するための斜視図である。
【0051】
図11に示すように、調整治具のベース150上には、2つの凸部151が設けられている。この凸部151の側面には調整ピン152が水平方向に突出して設けられている。ベース150の上面から調整ピン152中心までの距離はC1に形成されている。
【0052】
一方、ブレード108が接着されたホルダ118の立ち上がり部には2つの穴H6が設けられている。2つの穴H6は上記調整ピン152に対応して設けられたもので、調整ピン152,152にホルダ118の2つの穴H6を嵌入させてホルダ118を調整ピン152にセットできるよう、大きさ及び位置が設定されている。ただし、穴H6の径は調整ピン152の径よりも大きく、穴H6は調整ピン152に対して遊び嵌めされる。なお、穴H6の両外側には、ホルダ116Cを固定するためのネジ119がねじ込まれる穴H5が設けられている。
【0053】
そして、ブレード106が接着されたホルダ116Cの立ち上がり部には2つの穴H4が設けられている。この2つの穴H4は上記調整ピン152に対応して設けられたもので、調整ピン152,152にホルダ116Cの2つの穴H4を嵌入させてホルダ116Cを調整ピン152にセットできるよう、大きさ及び位置が設定されている。ただし、穴H4の径は調整ピン152にぴったり嵌合する大きさであり、ホルダ116Cを調整ピン152にセットすると移動不能となる。ホルダ116Cの穴H4の両外側には、2つの穴H3が設けられている。この2つの穴H3は、図9で説明したように、ネジ穴H3の径がネジ119の軸部の径よりも大きくされている。なお、穴H3の中心と穴H4の中心は、ホルダ116Cの同じ高さに設けられており、その4つの穴の中心からブレード106先端までの距離はC2に設定されている。
【0054】
さて、ホルダ118を調整治具のベース150上に置いて穴H6を調整ピン152にはめ込むと、穴H6は調整ピン152に対して遊嵌状態であるので、ホルダ118底面から調整ピン152中心までの距離が正確にC1となる。
【0055】
次に、ホルダ116Cをホルダ118に重ねるようにして、ホルダ116Cの穴H4を調整ピン152にはめ込むと、穴H4の径は調整ピン152にぴったり嵌合する大きさであるためホルダ116Cは調整ピン152に対して移動不能に支持され、穴H4の中心すなわち調整ピン152の中心からブレード106先端までの距離が正確にC2となる。したがって、このとき、ホルダ118底面からブレード106先端までの距離は、正確にC1+C2となる。
【0056】
ここで、ホルダ116Cの穴H3とホルダ118の穴H5とが重なるように位置して各穴が各ホルダに設けられており、穴H5の大きさがネジ119がぴったりねじ込まれる大きさで、穴H3がネジ119の軸部の径よりも大きくされていることから、穴H3の位置と穴H5の位置の多少のズレを吸収して、ホルダ116Cとホルダ118とをネジ119によりネジ止め固定することができる。したがって、ホルダ118底面からブレード106先端までの距離が正確にC1+C2の状態で両ホルダがネジ止め固定される(図9も参照)。これによりブレード106とブレード108とが精度良く位置決めされたことになり、このホルダ109を転写ケースの位置決めピン114にセットして固定することで、転写ケース104に直接位置決めされるクリーニングブレード108はもちろん、もう一方のクリーニングブレード106も正確に位置決めされ、両ブレードのクリーニング対象への精度が向上し、クリーニング性能が安定化する。
【0057】
なお、クリーニングブレード106が転写ケース104に直接位置決めされるように構成し、クリーニングブレード108をクリーニングブレード106に対して位置調整するように構成することもできる。
【0058】
最後に、本発明の適用を画像形成装置に広げて説明する。
図12は、上記説明した転写搬送装置100を備える画像形成装置の一例である複写装置の概略構成を示す断面図である。この図に示す画像形成装置は複写装置としての機能とプリンタとしての機能を有しているが、さらにファクシミリとしての機能を追加することもできる。
【0059】
図12において、画像形成装置本体1の上部にコンタクトガラス2が固設されている。コンタクトガラス2の下方には、光源3,第1ミラー4,第2ミラー5,第3ミラー6,読み取り装置7等からなるスキャナ部が設けられている。このスキャナ部において、光源3と第1ミラー4は一定の速度で図の右方に走行可能であり、第2及び第3ミラー5,6はその1/2の速度で光源3と第1ミラー4に追従して移動可能になっている。光源3に照明された原稿の反射光像は各ミラーに反射した後、読み取り装置7に入射する。読み取り装置7は、原稿からの反射光像を読み取るための例えばCCDよりなる図示していないイメージセンサと、このセンサに光像を結像する同じく図示していない結像レンズを有している。
【0060】
上記スキャナ部の右下方には露光装置8が配置されている。この露光装置8では、図示しないレーザ光源から出射するレーザ光が回転多面鏡9に反射され、fθレンズなどからなる走査結像用のレンズ系10を通り、ミラー11,12,13に反射して感光体14上に結像される。上記レーザ光は読み取り装置7で読み取られた画像信号に対応して光変調されており、かかるレーザ光を照射された感光体14の表面には、画像原稿に対応する静電潜像が形成される。
【0061】
上述した静電潜像は、これが現像装置16を通るとき、トナー像として可視像化される。図12に示した現像装置16は、現像剤Dを収容した現像剤ケース18とその内部で回転可能に支持された現像ローラ17を有し、回転駆動される現像ローラ17の周面に現像剤が担持されて搬送され、かかる搬送現像剤によって、感光体14に形成された静電潜像がトナー像として可視像化される。
【0062】
本例の現像装置16では、現像剤Dとしては、トナーとキャリアを有する粉体状の2成分現像剤が用いられている、キャリアを含まない1成分現像剤を用いることもできる。また現像剤ケース18には、トナー補給容器18Aが付設され、ここにトナーTが収容され、現像剤ケース18内の現像剤Dのトナー濃度が低下したときに、トナー補給ローラ19が回転して、トナー補給容器18A内のトナーTが現像剤ケース18内の現像剤中に補給される。
【0063】
一方、複数の給紙カセット20a,20b,20cのいずれかのカセットから転写材の一例である転写紙Pが上方に給送され、その転写紙Pがレジストローラ対21によって、感光体14のトナー像に整合するタイミングで感光体14と転写搬送装置100の転写ベルトとの間の転写位置に給送される。
【0064】
転写搬送装置100は図1に示すように、電気的に中抵抗である材料より形成された無端状の転写ベルト101が駆動ローラ102と従動ローラ103とに巻き掛けられて図中反時計回りに駆動され、転写位置Sにおいて感光体14の表面に当接している。レジストローラ対21によって送り出された転写紙Pは、転写ベルト101に担持されて搬送されつつ、転写ベルト101と感光体14の間の転写位置Sを通過する。このとき、転写ベルト101の裏面側に配置された転写バイアスローラ105には、感光体14上のトナーの帯電特性と逆特性の電圧が印可され、感光体上14上のトナー像が転写紙Pの表面に静電転写される。
【0065】
トナー像を転写された転写紙Pは引き続き転写ベルト101に担持されて搬送され、転写ベルト101を離れたあと、ガイド部材に案内されて定着装置30に進入する。定着装置30は加熱ローラ30Aと加圧ローラ30Bとを有しており、転写紙Pが定着装置30を通過するとき、熱と圧力の作用でトナー像が転写紙P上に定着される。次いで、この転写紙Pは排紙ローラ対31によってコピー紙として排紙トレイ32に排出される。
【0066】
トナー像転写後の感光体14の表面には転写紙Pに転写されなかった転写残トナーが付着しており、かかる転写残トナーは、担持体用クリーニング装置33によって除去され、感光体表面が清掃される。清掃後の感光体表面はランプより成る除電装置37により除電作用を受けて初期化され、さらに帯電装置15により、感光体14は一様に帯電され、引き続き、前述の動作が実行される。
【0067】
本例の担持体用クリーニング装置33はクリーニングブレード34より成るクリーニング部材とクリーニングケース35と、そのクリーニングケース35の底部に配置されたトナー排出部材36とを有している。クリーニングブレード34はゴムなどの弾性体よりなり、感光体14の軸方向における画像領域、すなわち転写残トナーが付着する領域の全体に亘って感光体14に対して平行に延び、その基端部はクリーニングケース35に固定され、これと反対側の先端エッジ部が感光体14の表面に圧接し、その表面に付着した転写残トナーを掻き取り除去する。
【0068】
転写装置100においては、転写ベルト101を巻き掛けた駆動ローラ102と従動ローラ103と転写バイアスローラ105が、ケース104に回転自在に支持されている。転写ベルト101の表面にも、感光体14上の多少の地汚れトナーが移行して付着しており、これを放置すると、そのトナーが転写ベルト101に送り込まれた転写紙Pの裏面に付着し、その転写紙をトナーで汚すことになるため、転写ベルト101の表面に付着したトナーはベルト用クリーニング装置によって除去される。
【0069】
本例の転写ベルト用クリーニング装置は、転写ベルト101に直接カウンター方向で当接されるクリーニングブレード106と、転写ベルト101の表面に圧接され転写ベルト101の回転方向と同一方向に回転駆動され、高圧電源より所定の電圧が印可されるクリーニングローラ107とにより、転写ベルト101上のトナーがクリーニングされる。
【0070】
以上、本発明を図示の実施形態により説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、クリーニングブレード106,108を支持するホルダを転写ケース104に対して位置決めするための位置決めピン114は、上記図示例では転写ケース104の平面部115に設けたが、位置決めピンを転写ケースの他の位置(例えば、平面部ではなく壁部などに)に設け、それに対応してホルダの穴を設けるようにしてもよい。
【0071】
また、クリーニングブレード106(のホルダ)を転写ケースに対して直接に位置決めし、これにクリーニングブレード108(のホルダ)を固定するように構成することもできる。その他、本発明の範囲内で適宜変更することが可能である。
【0072】
また、転写搬送装置を備える画像形成装置としては、複写装置に限らず、プリンタやファクシミリでも良いことは言うまでもない。もちろん、カラー画像形成装置にも本発明を適用することができる。
【0073】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のクリーニング装置によれば、狭いスペースに精度良く2つのクリーニングブレードを取り付けることができる。
【0077】
請求項2に記載の画像形成装置によれば、精度良く配置された2つのクリーニングブレードを備えるので、2つのクリーニング対象のクリーニングが確実に行われる。
【0078】
請求項3の構成により、クリーニングローラによって転写ベルトをクリーニングできるとともに、転写ベルトとクリーニングローラの双方を確実にクリーニングすることができる。
【0079】
請求項4の構成により、クリーニングローラに印加した電圧が有効にクリーニングに作用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明転写搬送装置の一実施形態の概略を示す構成図である。
【図2】その転写搬送装置が装着された画像形成装置における転写バイアス電圧印加の制御を示すブロック図である。
【図3】その転写搬送装置のクリーニング手段の組み立てを説明するための側断面図である。
【図4】クリーニング手段が組み付けられた転写搬送装置を示す側断面図である。
【図5】そのクリーニング手段部を示す部分平面図である。
【図6】クリーニング手段のホルダの別例を示す側面図である。
【図7】そのホルダによるクリーニング手段が組み付けられた転写搬送装置を示す側断面図である。
【図8】そのクリーニング手段部を示す部分平面図である。
【図9】クリーニング手段のホルダの更に別の例を示す側面図である。
【図10】そのホルダによるクリーニング手段が組み付けられた転写搬送装置を示す側断面図である。
【図11】調整治具を用いた2つのクリーニングブレードの位置調整方法を説明するための斜視図である。
【図12】本発明による転写搬送装置を備える画像形成装置の一例を示す断面構成図である。
【図13】従来の転写搬送装置の一例におけるクリーニング手段部を示す部分側面図である。
【符号の説明】
14 感光体ドラム
100 転写搬送装置
101 転写ベルト
102 駆動ローラ
103 従動ローラ
105 転写バイアスローラ
106,108 クリーニングブレード
107 クリーニングローラ
104 転写ケース
114 位置決めピン
116,118 ホルダ
Claims (4)
- 第1のクリーニング対象をクリーニングする第1のクリーニングブレードと、第2のクリーニング対象をクリーニングする第2のクリーニングブレードを有し、
前記第1のクリーニングブレードを保持する第1のホルダと前記第2のクリーニングブレードを保持する第2のホルダが固定部に設けられた同一の位置決め部を共有するよう設けられ、前記第1のホルダ及び前記第2のホルダを前記位置決め部にセットして共通の固定部材により固定することで前記第1のクリーニングブレードが前記第1のクリーニング対象に対して位置決めされるとともに前記第2のクリーニングブレードが前記第2のクリーニング対象に対して位置決めされ、
前記第1のクリーニングブレードが前記第1のホルダにホットメルト接着され、前記第2のクリーニングブレードが前記第2のホルダにホットメルト接着されることを特徴とするクリーニング装置。 - 請求項1に記載のクリーニング装置を備えることを特徴とする画像形成装置。
- 前記第1のクリーニングブレードによるクリーニング対象が駆動ローラと従動ローラに張設される転写ベルトであり、前記第2のクリーニングブレードによるクリーニング対象が前記転写ベルトに当接され転写ベルトを電気的にクリーニングするクリーニングローラであることを特徴とする、請求項2に記載の画像形成装置。
- 前記駆動ローラが前記クリーニングローラの対向電極として作用するよう前記駆動ローラと前記クリーニングローラが近接配置されることを特徴とする、請求項3に記載の画像形成装置。
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