JP4635858B2 - 携帯電話機及び携帯電話機の制御方法 - Google Patents
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Description
一般的な温度に関する規格として、BRITISH STANDARD BS EN 563 1994があるが、同書によれば、プラスティックの場合、48℃、10分間でやけどに至るデータがある。
図7は、従来の携帯電話機の充電仕様の一例を説明するための説明図である。
まず充電開始する(ステップS701)。
次に、充電完了か否かを判断し(ステップS702)、充電完了であると判断した場合(ステップS702/Yes)には充電を停止し(ステップS706)、またその後、携帯電話を利用、あるいは放置による自然放電にて電池の消耗が発生したか否かを判断し(ステップS707)、電池の消耗が発生したと判断した場合(ステップS707/Yes)には、再度充電を開始する(ステップS710)。
レベル1は最低温度を意味し、以下、順にレベル2、レベル3、レベル4の順に高温度であることを意味する。また、筐体表面温度は、携帯電話機内に設置されている筐体表面温度検知部により検知する。
充電時において筐体表面温度がレベル4以下であるか否かを判断し(ステップS703)、筐体表面温度がレベル4以下であると判断した場合(ステップS703/Yes)には、充電を継続してステップS704へ進む。ステップS704では、筐体表面温度がレベル2以下であるか否かを判断し、筐体表面温度がレベル2を超過したと判断した場合(ステップS704/Yes)には、筐体表面温度上昇を抑制すべく充電停止に切り替える(ステップS706)。
筐体表面温度がレベル4を超過していると判断した場合(ステップS703/No)には、充電停止し(ステップS707)、ステップS708へ進む。
ステップS708では筐体表面温度がレベル1以下であるか否かを判断し、筐体表面温度がレベル1に低下するまで充電を再開しない。
以上のように、携帯電話機の利用状況に関わらず一括して、電池充電を制御することで筐体表面温度の抑制を行っていた。
このような構成により、使用状況に応じて十分な電池充電を行うことができる。
認識手段としては、例えば、コネクタ部の接触有無を検知するマイクロスイッチ、フォトインタラプタ、圧力センサ、ブルーツースモジュール部の動作の有無を検知するためのゲート回路が挙げられる。
制御手段としては、例えば、マイクロプロセッサが挙げられる。
このような構成により、使用状況に応じて十分な電池充電を行うことができる。
温度を検知する検知手段としては、例えば、サーミスタが挙げられる。
このような構成により、使用状況に応じて十分な電池充電を行うことができる。
位置検知手段としては、例えば、GPS(Global Positioning System)が挙げられる。
このような構成により、使用状況に応じて十分な電池充電を行うことができる。
時計手段としては、例えば、16MHzの水晶発振子と、16,000,000分周器と、24分周器と、6分周器と、10分周器と、6分周器と、10分周器とで構成される24時間時計が挙げられる。
このような構成により、使用状況に応じて十分な電池充電を行うことができる。
このような構成により、使用状況に応じて十分な電池充電を行うことができる。
このような構成により、使用状況に応じて十分な電池充電を行うことができる。
このような構成により、使用状況に応じて十分な電池充電を行うことができる。
このような構成により、使用状況に応じて十分な電池充電を行うことができる。
このような構成により、使用状況に応じて十分な電池充電を行うことができる。
このような構成により、使用状況に応じて十分な電池充電を行うことができる。
次に本発明に係る実施例について図を参照して説明する。
図2は、本発明に係る携帯電話機の一実施例としての筐体表面温度制御機能付携帯電話機のブロック図である。
図2において本実施例の携帯電話機は、アンテナ(例えば、ホイップアンテナ、もしくはループアンテナ)201、無線通信制御を行う送受信回路202、音声信号をデジタル信号に変換し、あるいはデジタル信号を音声信号に変換する音声処理部203、送受話器204、外部接続機器やヘッドセット(Head Set)や他の携帯電話機やパーソナルコンピュータなどと無線通信を行うためのブルーツース部205、筐体表面温度を検知するための筐体表面温度検知部206、コネクタに挿入されているか否かを検知するためのコネクタ検知部207、コネクタ部208、フリップの開閉を検知するためのフリップ開閉検知部209、送信、設定、その他各送受信制御、音声処理制御、表示制御等、携帯電話機の各種制御を行う制御回路210、充電電流の制御、充電開始、停止を行う充電制御部211、電池213、着信音出力回路213、ブザー214、着信履歴や電話番号等各種データ、設定を記憶する記憶回路215、および表示部216で構成されている。
携帯電話機に設置されている電池を充電するための充電器301と、携帯電話機302と、ブルーツース外部接続機器303、あるいは有線の外部接続機器304と、ヘッドセット305と、で構成されている。
図1は、本発明に係る携帯電話機の一実施例の動作フローチャート図である。
図1を用いて本発明に係る携帯電話機の動作を説明する。
まず、充電が開始される(ステップS101)。
次に充電の完了有無を確認する(ステップS102)。確認方法については既知であるため省略するが、一般的に、充電完了間際には、定電圧充電方法が用いられるため、充電電流の監視による判断となる場合が多い点を補足説明としておく。
充電が完了していないと判断した場合(ステップS102/No)には、筐体温度レベルが2以下であるか否かを判断(ステップS103)し、筐体温度レベルが1以下であるか否かを判断(ステップS104)する。
筐体表面温度がレベル2以下であると判断した場合(ステップS102/Yes)、かつレベル1以下であると判断した場合(ステップS104/Yes)には、継続の充電を行う。
SHFが挿入されていないと判断した場合(ステップS105/No)には、ユーザが顔に隣接して通話しているか、あるいは通話しようとしている可能性があるため筐体表面温度を下げるべく、充電停止に切り替える(ステップS107)。
レベル3を超過していないと判断した場合、つまりレベル2〜レベル3の範囲内の場合(ステップS106/Yes)には、充電停止に切り替える(ステップS107)。
レベル3を超過したと判断した場合(ステップS106/No)には、携帯電話機がコネクタ検知部により外部接続機器が挿入されているか否かを判断する(ステップS108)。
図4は、本発明に係る携帯電話機の他の実施例のフローチャートである。
〔構 成〕
その基本的構成は前述した実施例1とほぼ同様であるが、携帯電話機のレシーバ付近にタッチセンサを設置した点が相違している。本実施例の携帯電話機は、そのタッチセンサにより、ユーザが携帯電話機を顔に隣接(密着)して使っているか否かを判断することで、充電時の筐体表面温度表面を制御するものである。
まず、充電が開始される(ステップS401)。
次に充電の完了有無を確認する(ステップS402)。
充電が完了していないと判断した場合(ステップS402/No)には、筐体温度レベルが4以下であるか否かを判断(ステップS403)し、筐体温度レベルが3以下であるか否かを判断(ステップS404)する。
筐体表面温度レベル4以下(ステップS403/Yes)であり、かつレベル3以下であると判断した場合(ステップS404/Yes)、携帯電話機はレシーバ付近に設置されたタッチセンサにより、上述の通り、ユーザの利用状況(タッチセンサに耳がふれているか否か)を判断(ステップS405)し、タッチセンサにて何かしら接触している場合(ステップS405/Yes)には、筐体表面温度を下げるべく充電停止に切り替える(ステップS406)。
レベル4超過であると判断した場合(ステップS403/No)には、充電停止(ステップS407)とする。なお筐体表面温度がレベル1に低下するまで充電は再開しない(ステップS408)。
図5は、本発明に係る携帯電話機の他の実施例のフローチャートである。
〔構 成〕
図5に示した実施例と、図4に示した実施例との相違点は、図4に示した実施例のタッチセンサによる検出の代わりに、フリップの開閉の検知によってユーザが携帯電話を顔に隣接して使っている、あるいは使おうとする可能性があるかを判断して温度制御を行う点である。
図5に示した実施例では、タッチセンサのような追加のセンサではなく携帯電話機の既存のフリップ開閉検知部を利用して行うため、コスト的にも筐体サイズ的にも利点がある。
まず、充電が開始される(ステップS501)。
次に充電の完了有無を確認する(ステップS502)。
充電が完了していないと判断した場合(ステップS502/No)には、筐体温度レベルが4以下であるか否かを判断(ステップS503)し、筐体温度レベルが3以下であるか否かを判断(ステップS504)する。
筐体表面温度レベル4以下(ステップS503/Yes)であり、かつレベル3以下であると判断した場合(ステップS504/Yes)、携帯電話機は圧力センサにより、上述の通り、フリップの開閉状況を判断(ステップS505)し、フリップが閉まっていると判断した場合(ステップS505/Yes)には、筐体表面温度を下げるべく充電停止に切り替える(ステップS506)。
レベル4超過であると判断した場合(ステップS503/No)には、充電停止(ステップS507)とする。なお筐体表面温度がレベル1に低下するまで充電は再開しない(ステップS508)。
図6は、本発明に係る携帯電話機の他の実施例のフローチャートである。
〔構 成〕
図6に示した実施例と、図4、5に示した実施例との相違点は、タッチセンサやフリップ開閉検出の代わりに、ブルーツース(登録商標)のヘッドセットやハンズフリープロファイルが利用されているか否かの検知によってユーザが携帯電話を顔に隣接して使っている、あるいは使おうとする可能性があるかを判断して温度制御を行う点である。
まず、充電が開始される(ステップS601)。
次に充電の完了有無を確認する(ステップS602)。
充電が完了していないと判断した場合(ステップS602/No)には、筐体温度レベルが4以下であるか否かを判断(ステップS603)し、筐体温度レベルが3以下であるか否かを判断(ステップS604)する。
筐体表面温度レベル4以下(ステップS603/Yes)であり、かつレベル3以下であると判断した場合(ステップS604/Yes)、携帯電話機は、ゲート回路により、上述の通り、ブルーツースのヘッドセット(もしくはハンズフリープロファイル)が利用されているか否かを判断(ステップS605)し、ブルーツースのヘッドセットが使用中でないと判断した場合(ステップS605/No)には、ユーザが通話中である場合があるので、筐体表面温度を下げるべく充電停止に切り替える(ステップS606)。
レベル4超過であると判断した場合(ステップS603/No)には、充電停止(ステップS607)とする。なお筐体表面温度がレベル1に低下するまで充電は再開しない(ステップS608)。
以上説明したように、本発明においては、以下に記載するような効果を奏する。
第1の効果は、SHFや外部接続機器を利用中か否か判断することにより、その携帯電話機の利用状況、例えば、熱帯諸国地域や、夏季等、高温下での車内等でも充電が可能となる。
202 送受信回路
203 音声処理部
204 送受話器
205 ブルーツース部
206 筐体表面温度検知部
207 コネクタ検知部
208 コネクタ部
209 フリップ開閉見地部
210 制御回路
211 充電制御部
212 電池
213 着信音出力回路
214 ブザー
215 記憶回路
216 表示部
Claims (7)
- 充電中か否か、ユーザが筐体に触れず携帯電話を利用しているか否かを認識する認識手段と、
筐体の温度を検知する検知手段と、現在の位置を検知する位置検知手段と、
前記認識手段により充電中であってユーザが筐体に触れずに携帯電話を利用していると認識した場合には充電を継続し、
前記位置検知手段からのある地点の位置情報と、他の地点の位置情報との差分より、ユーザが車内か否かを判断して、ある一定時間内に位置情報の差分を携帯電話機が認識、その差分がある一定量を超過した場合にはユーザが車内にいると判断して、ユーザが携帯電話機を顔に隣接して使ってはいないと見なして充電を継続し、
または、筐体温度レベルが所定のレベル以下であると判断した場合ならば、充電を継続するように制御する制御手段と、を備えたことを特徴とする携帯電話機。 - 前記認識手段は、シンプルハンズフリーコネクタ部の接触有無を検知することによってユーザが筐体に触れずに携帯電話を利用しているか否かを認識することを特徴とする請求項1に記載の携帯電話機。
- 前記認識手段は、外部接続機器コネクタ部の接続有無を検知することによってユーザが筐体に触れずに携帯電話を利用しているか否かを認識することを特徴とする請求項1または2に記載の携帯電話機。
- 前記認識手段は、ブルーツースモジュール部の動作の有無を検知することによってユーザが筐体に触れずに携帯電話を利用しているか否かを認識することを特徴とする請求項1または2に記載の携帯電話機。
- 前記認識手段は、タッチの有無を検知することによってユーザが筐体に触れずに携帯電話を利用しているか否かを認識することを特徴とする請求項1または2に記載の携帯電話機。
- 前記認識手段は、折りたたみ式の筐体のフリップの開閉状態を検知することによってユーザが筐体に触れずに携帯電話を利用しているか否かを認識することを特徴とする請求項1または2に記載の携帯電話機。
- 充電中か否か、ユーザが筐体に触れず携帯電話を利用しているかを認識する工程、筐体の温度を検知する工程、現在の位置を検知する工程、充電中であってユーザが筐体に触れずに携帯電話を利用していると認識した場合には充電を継続し、ある地点の位置情報と、他の地点の位置情報との差分より、ユーザが車内か否かを判断して、ある一定時間内に位置情報の差分を携帯電話機が認識、その差分がある一定量を超過した場合にはユーザが車内にいると判断して、ユーザが携帯電話機を顔に隣接して使ってはいないと見なして充電を継続し、または、筐体温度レベルが所定のレベル以下であると判断した場合ならば、充電を継続するように制御する工程を備えたことを特徴とする携帯電話機の制御方法。
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