JP4633938B2 - 医療用回収デバイス - Google Patents

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Description

【0001】
(技術分野)
本発明は、一般的に体内から物質を回収するためのバスケットに関する。より詳細には、本発明は、使用の間、組織への損傷の可能性を最小にし、かつ体内で接近し難い「嚢」または他の領域に配置されるかまたは提供される物質(例えば、石)を捕捉するためのバスケットの能力を増強するように輪郭付けられるかまたは先端のない非外傷性の遠位端を有する医療用回収バスケットに関する。
【0002】
(背景情報)
公知の石回収デバイスは、代表的に、バスケットの基部および「ケージ」が形成されるようなバスケットの遠位端または遠位先端で、複数のレッグを一緒に結合させることにより構築されるバスケットを有する。遠位先端において、個々のレッグは、突出した先端が生じるように、ハンダ付け、接着剤などによって結合される。このバスケットの遠位端における突起または外向き突出部は、組織を突き得、そして組織傷害を引き起し得る。一般的に、公知のバスケットの先端または末端は外側に突出し、従って、組織を突くかまたは貫通することにより損傷を引き起こし得る。また、公知のバスケットの突出先端は、一般的に、体内の特定の領域(例えば、「嚢」)への接近または密接した接触を可能にせず、従って、このような領域にある石は、公知のバスケットを用いて回収し難いかまたは不可能である。
【0003】
(発明の要旨)
実質的に突出した遠位バスケット末端またはバスケット先端を有しない回収デバイスを提供することが、本発明の目的である。つまり、本発明に従うバスケットは、実質的に非外傷性であり、そして組織を突き、組織を貫通するかさもなくば組織に対して傷害を引き起こすかまたは物質の捕捉を阻害もしくは妨害し得る大きな遠位突出または外向きプロジェクションを何も有さない。
【0004】
体内から物質を回収するためのこのようバスケットを使用するための方法を提供することもなお、本発明の別の目的である。この物質は、生物学的物質または外来性の物質であり得る。例えば、この物質は、泌尿器科学的石であり得、または体内の種々の任意の他の型の物質のいずれかであり得る。
【0005】
回収される物質(例えば、石)が、存在するかまたは提供され、衝突され、もしくは組み込まれる、体内の特定の領域(例えば、嚢)への接近および/または密接な接触を可能にする医療用デバイスを提供することが、本発明の別の目的である。先端のないバスケット配置または輪郭付けられたバスケット先端配置は、これらの領域に接近し得、そしてそれらの領域から物質を回収し得る一方で、傷害性の先端を有する従来のバスケットは、バスケットの遠位端と身体組織との間の密接な接触を予防する突出先端のために、これらの領域に接近し得ず、そしてそれらの領域から物質を回収し得ない。
【0006】
本発明に従う医療用デバイスは、物質(例えば、結石または血管塞栓物質)を含む内部組織を処置するために使用される。医療用回収デバイスは、代表的に、細長部材、ハンドル、シースおよびバスケットを備える。細長部材は、近位端から遠位端までの軸に沿うシース内で延びる。細長部材およびシースは、身体への挿入のために寸法決めされる。ハンドルは、細長部材およびシースの近位端で配置される。ハンドルは、ハンドルと反対の、細長部材の遠位端で位置決めされる。このバスケットは、ハンドル上またはこれ付近の機構を作動させることを介して、シースに相対してバスケットを移動させることにより、シースの遠位端へ引き抜かれ得るか、またはこれから伸長され得る。従って、このバスケットは、折り畳み位置(ここで、このバスケットは、シース内に囲まれる)と伸長されるかまたは開かれた位置(ここで、このバスケットは、シースの遠位端から伸長され、そしてこれから外側に伸長される)との間で移動可能である。
【0007】
1つの局面において、本発明は、バスケットを形成する複数のレッグを含む医療用デバイスに関する。このバスケットの遠位端における先端は、一緒に撚り合わされた2つ以上のレッグを備える。本発明に従うバスケット先端は、非外傷性であり、すなわち、組織を突くかまたは組織に対して傷害を引き起こすかもしれない尖端または突出がない。
【0008】
本発明のこの局面の実施形態は、以下の特徴を含み得る。例えば、このデバイスのバスケットは、3つ以上のレッグを有し得る。また、このバスケットのレッグは、単一のワイヤまたは複数のワイヤから形成され得る。このデバイスは、このバスケットの近位端から延びる細長部材を有し得る。この細長部材およびバスケットのレッグは、単一(共通の)ワイヤから形成され得る。このバスケットの先端は、バスケットのレッグを撚り合わせることにより、形成され得る。このレッグを撚り合わせることは、このレッグを一緒に編組するかまたはねじることと類似の方法で達成され得る。あるいは、このレッグは、結ぶこと、ループ形成することまたは織ることにより、先端で一緒に結合され得る。本発明に従うバスケットの先端の一部は、非外傷性であり、すなわち、組織を突くかまたは組織に対して傷害を引き起こすかもしれない尖端または突出がなく、そして身体の領域にアクセスし難い領域に位置付けられる物質を捕捉するための、バスケットの能力を増強する。
【0009】
別の局面において、本発明は、遠位端部分およびこの遠位端部分から近位に延びる複数のレッグを備える医療用デバイスに関する。この遠位端部分および複数のレッグは、ねじられた単一のワイヤから完全に形成される。
【0010】
本発明のこの局面の実施形態は、以下の特徴を含み得る。例えば、このレッグの1つの少なくとも一部分は、編まれ得る。このレッグは、少なくとも1つのねじられたワイヤで形成され得る。複数のレッグは、非外傷性のバスケットを形成するために、遠位のバスケット末端部分で一緒にねじられ得る。少なくとも1つのレッグは、編まれ得る。
【0011】
なお別の局面において、本発明は、遠位端部分およびこの遠位端部分から近位に延びる、複数対のバスケットのレッグを備える医療用デバイスに関する。このバスケットのレッグの各対は、単一のねじられたワイヤから形成され得る。この遠位端部分は、バスケットのレッグの対を一緒に結合させることにより形成され得る。
【0012】
本発明のこの局面の実施形態は、以下の特徴を含み得る。例えば、このレッグは、金属またはポリマーあるいは任意の他の適切な材料(例えば、複合体材料)で形成され得る。このレッグは、バスケットの基部で他のレッグに結合され得、そして/または細長部材に接続され得る。このレッグは、クリンピング、ねじり、ハンダ付け、接着、溶接、または当業者に公知の他の方法によって基部に結合され得る。
【0013】
このようなデバイスを作製および使用する方法はまた、本発明の一部である。デバイスを作製するための1つの方法は、ワイヤの長さに沿って複数のクリンプを導入することである。次いで、このワイヤは、張力に供され、そしてねじられ、1本のワイヤをそれ自体でねじらされ、それによって編組されたレッグを形成し得る。多数のレッグが、単一長のワイヤで作製され得る。1以上のワイヤが、編組レッグのねじりの間に挿入され、バスケットのさらなるレッグを形成し得る。挿入されたワイヤは、上記されるようにねじられ、1以上のさらなる編組レッグを形成し得る。
【0014】
このようなデバイスを用いて身体から物質を回収するための1つの方法としては、このデバイスを身体に挿入する工程およびこのデバイスを用いて物質を捕捉する工程が挙げられる。次いで、このデバイスは、身体から捕捉された物質を除去するために身体から引き抜かれる。
【0015】
(説明)
本発明の以下の実施形態の全ては、少なくとも1つのもの、すなわち、本発明による実質的に非外傷性のバスケット先端を共通して有する。図1Aを参照すると、身体から物質を除去するための回収デバイス8の1つの実施形態は、ハンドル部16、シース部14、およびバスケット10を備える。ハンドル16、シース14、およびバスケット10は、これらの正確な大きさでも互いに対する正確な割合でも示されていない。シース14は、代表的に、ハンドル16またはバスケット10よりずっと長く、これによって身体腔、管、または路への挿入を可能にする。バスケット10は、金属ワイヤのような弾性材料で作製され、3つ以上のバスケットレッグ12a、12b、12c、12dを形成する。
【0016】
図1Aの参照を続けて、バスケット10は、身体に入るために、シース14の内部で折り畳まれ得る種類である。シース14は、少なくとも1つの管腔15を内部に有し、そしてハンドルから遠位シース端26へと延びる。ケーブル、コイル、シャフト、ガイドワイヤ、またはマンドリルワイヤ18のような細長部材18は、管腔15内で、ハンドル部16内の作動機構20からバスケットの基部13へと延び、ここで細長部材18は、バスケット基部13と連結する。オペレーターによる作動機構20の操作は、バスケット10をシース14に対して、図1Bに示すような、シース14内での折り畳み位置と、図1Aに示すような、シース14の外での伸長位置との間で、移動させる。この伸長位置において、バスケット10は、開き/拡張し、そしてシース26の遠位端を越えて延びる。バスケットが、図1Bに示すように、シース14に引き込まれてその内部で折り畳まれている場合に、バスケット10は、オペレーターによって、回収されるべき物質が位置する身体内の部位(例えば、尿管内の結石)の部位へと身体内に挿入され得る。次いで、バスケット10がシース14に対して移動され、そして図1Aに示す伸長位置に配置され、その結果、バスケット10は身体路を拡張させ、そしてオペレーターにより操作されて、物質をバスケット10内に捕獲または捕捉し得る。次いで、バスケット10は、シース14に対して移動されて、このバスケットのレッグ12a、12b、12c、12dをこの物質の周囲で閉じ、そしてこの物質を捕捉し得る。次いで、捕捉された物質は、シース、およびこの物質を保持しているバスケットとともに、身体から引き抜かれる。
【0017】
図1Aの参照を続けて、バスケット10は、近位端部24、遠位端部22、および先端40を有する。先端40は、本発明によれば、突起、ファスナー、または外向き突出部を有さない。バスケット先端40において使用される、バスケットレッグ12a、12b、12c、12dを一緒に保持するための接着剤が存在しない。なぜなら、少なくともバスケット先端40は、バスケット10のレッグ12a、12b、12c、12dを、遠位先端40で一緒に撚り合わせるかまたは組み合わせることにより、形成されるからである。バスケット先端40における、バスケットレッグ12a、12b、12c、12dの撚り合わせまたは組み合わせは、バスケット10の2つ以上のレッグを一緒にねじるか、螺旋巻きするか、巻き付けるか、または編組することにより、達成され得る。組み合わせはまた、代替的に、レッグを一緒にループ形成するか、結ぶか、または織ることによって、達成され得る。これによって、バスケット10の遠位端部22は、バスケット先端40が、組織に損傷もしくは外傷をもたらし得る外向き突出部もしくは突起を有さない点、および/またはバスケット10の先端40が組織と直接かつ密に接触することを防止する点で、実質的に非外傷性である。
【0018】
1つの実施形態において、本発明の医療用デバイスは、医療用回収バスケットを形成する複数のレッグ12を備える。このデバイスはまた、非外傷性のバスケット先端40を備える。図2A〜2Cに、4つのレッグ12a、12b、12c、12dおよび非外傷性先端40、ならびに細長部材18(これらは全て、単一のワイヤ28から作製される)を有するバスケット10を構築するための、一連の工程または段階(本明細書中において水平(horizontal)方法と呼ぶ)が示される。図2Aを参照すると、第1工程において、単一のワイヤ28は、ワイヤ28により形成される、細長部材18、レッグ12aおよび12bからなるバスケット領域64、ならびにレッグ12aおよび12bの2つの端部セグメント42a、42bを形成するような形状にされる。端部セグメント42aと42bとの交差は、図2D〜2Eに示される非外傷性バスケット先端40の、初期の部位である。図2Bに示す引き続く工程において、端部セグメント42aおよび42bは、バスケット領域64の遠位端60において、バスケットレッグ12a、12bの周囲の矢印により示される方向に端部セグメント42aおよび42bをねじるかまたは巻き付けることによって、撚り合せられる。図2Bの参照を続けて、特に、端部セグメント42aは、バスケットレッグ12aの周囲でねじられ、そして端部セグメント42bは、バスケットレッグ12bの周囲でねじられて、ねじられたセグメント66を形成する。図2Cを参照すると、端部セグメント42aおよび42bは、端部セグメント42a、42bのねじれていない部分を近位に(すなわち、バスケット基部13に向けて)引くことによって、バスケット10のさらなるレッグ12c、12dとなり得る。次いで、ボール型ダイを使用する、加熱処理、冷間成形、または他の形成プロセスが実施されて、レッグをバスケットの形状にする。図2Cにおけるねじれたセグメント66は、図2Dにおける非外傷性バスケット先端40を形成する。図2Dの参照を続けて、端部セグメント42a、42bの自由端42c、42dは、自由端42c、42dを細長部材18上にねじることにより、細長部材18に接続され得、非外傷性先端40を有する三次元バスケット10の構築を完了する。自由端42c、42dを細長部材18に接続する他の手段41(例えば、クリンピング、接着、溶接、またはハンダ付けによる)もまた、図2Eに示されるように、使用され得る。異なる数のレッグを有するバスケットもまた、本発明により構築され得る。例えば、3つのレッグを有するバスケットは、端部セグメント42aまたは42bの1つを、先端40への隣接位置で切り取り、そして残りの端部セグメントをバスケット基部13に向けて近位に引き、3つのレッグを有するバスケット(図示せず)を形成することによって、形成され得る。他の実施形態において、このバスケットは、図示するような4つのレッグとは異なる数のレッグ(例えば、5つまたは6つのレッグ)を有する。
【0019】
図3A〜3Dにおいて、非外傷性の先端40および細長部材18を備える四本レッグバスケット10(すべて、単一のワイヤ28からである)を製造する別の方法を例示するために、一連の工程または段階が示され、本明細書中以下で垂直(vertical)方法と呼ばれる。ここで、図3Aを参照する。第1工程において、単一のワイヤ28が形付られ、細長部材18、バスケット領域64(レッグ12aおよび12bを含む)、ならびにワイヤ28によって形成されるレッグ12a、12bの2つの端部セグメント42aおよび42bを形成する。端部セグメント42aおよび42bは、バスケット領域64の遠位端60において交差する。後の工程において、端部セグメント42aおよび42bを、端部セグメント42aおよび42bを遠位端60において図3Aに示される矢印に方向にねじることによって、撚り合わせる。図3Bは、バスケット領域64の遠位端60における端部セグメント42aおよび42bの垂直ねじれを含むねじれセグメント68を示す。ここで、図3Cを参照すると、端部セグメント42aおよび42bが、近位に引張られ、バスケット10の第3および第4のバスケットのレッグ12cおよび12dをそれぞれ形成する。あるいは、ここで、図3Dを参照すると、ねじれセグメント68は、端部セグメント42aおよび42bとともに近位に動き、レッグ12cおよび12dを形成する。次いで、加熱処理、冷間形成、またはボール形付鋳型を使用する他のプロセスを実行して、レッグをバスケット形状に形付ける。端部42a、42bの自由端部42c、42dを、図3Eに示されるようにねじることによって、または図3Fに示されるように当該分野で公知の任意の他の手段41(例えば、クリンピング、接着、溶接、またはハンダ付け)によって、細長部材18に結合し得る。ここで図3Eまたは3Fを参照すると、バスケット10は、ねじれセグメント68および4本のバスケットレッグ12a、12b、12c、および12dを備える非外傷性バスケット先端40を備える。3本、5本、または6本のレッグのような異なる数のレッグを備えるバスケットもまた、本発明によって意図される。
【0020】
図4A〜4Bにおいて、4本のレッグ12a、12b、12c、12dおよび非外傷性先端40を備えるバスケット、ならびに2つのワイヤ28a、28bから構成される細長部材18を構築するための一連の工程が示される。図4Aを参照すると、2本のワイヤ28aおよび28bのそれぞれが合わせられ、図4Aに示される構造15を形成する。この構造は、細長部材18、バスケット領域64、ワイヤ28aによって形成されるレッグ12aの端部セグメント42a、およびワイヤ28bによって形成されるレッグ12bの端部セグメント42bを備える。図3A〜3Dに示される工程と類似した工程に従って、ここで、図4A〜4Bを参照する。端部セグメント42aおよび42bは、ワイヤ28aおよび28bのおよそ中間点70で一緒にねじられ、ねじれセグメント68を形成する。加熱処理、冷間形成、またはボール形付鋳型を使用する他の公知のプロセスを適用することによって、図4Cに示される4本のレッグ12a、12b、12c、12dが、これによって、ねじれセグメント68のそれぞれの側において2本のワイヤ28aおよび28bの一部から形成される。図4Cに示されるように、非外傷性先端40は、ねじれセグメント68から形成される。4本のレッグ12a、12b、12c、12dは、バスケット基部13において互いにまたは細長本体18に固定され、2本のワイヤ28a、28bから形成される、4本のレッグ12a、12b、12c、12dおよび非外傷性先端40を備えるバスケット10の構築が完了する。
【0021】
非外傷性先端を形成するためにバスケットの遠位端においてバスケットのレッグを撚り合せるための他の方法が、図5A〜5Eに示される。図5Aを参照すると、本発明の四本レッグ単一ワイヤバスケット10が示される。図5Aおよび5Bのバスケットを構築するために使用される工程は、図2A〜2Cおよび3A〜3Dに示される工程に類似する。図5A〜5Bおよび5Eに示されるバスケットと図2Aおよび3Aのバスケットとの間の違いは、図5A〜5Bおよび5Eの非外傷性先端40を形成する工程が、図2Aおよび3Aに関してのねじることによるよりもむしろ、端部セグメント42a、42bにおいて、一つ結び(図5A)、縦結び(図5B)、またはこま結びのような結び目68を作製することによって達成される。
【0022】
本発明の別の実施形態において、図5Cを参照して、6本のレッグおよび非外傷性先端40を有するバスケット、ならびに細長部材18を、単一のワイヤから構築する。図5Dに示されるように、図5Cに示されるバスケットを構築するために、2つのループ50aおよび50bをワイヤ28の長さに沿って作製する。2つのループ50a、50bは、2つのループ50a、50bを一緒にワイヤ28に沿っておよそ中間点で、図5Dに示される矢印の方向にねじることによって一緒に結合され、ねじれセグメント68を形成する。ねじれセグメント68は、図5Cに示される非外傷性先端40を形成する。ループの端部52a、52bは、バスケット基部13に向かって近位に引張られ、非外傷性先端40を備える三次元バスケットの4本のさらなるレッグ12c、12d、12e、12fを形成する。他の実施形態において、バスケットは、示された2つのループとは異なる数(例えば、3、4、5以上)のループから形成され、そして示される6本のレッグとは異なる数のレッグ(例えば、8、10以上のレッグ)を有する。さらに、このバスケットは、複数のワイヤから形成され得、それぞれが少なくとも1つのループを形成する。
【0023】
別の実施形態において、一連の工程は、図5Fに示される、少なくとも2つのワイヤから形成される非外傷性バスケットを含む医療用回収デバイスを製造するために必要とされ、それぞれのワイヤが結び目を有し、それぞれのワイヤの結び目が遠位バスケット端部において一緒に結ばれる。この工程は、少なくとも第1および第2の(例えば)Nitinolワイヤ15a、15bを300cmの長さに切断することによって始まる。第2のワイヤは、第1のワイヤの上に垂直に配置される。次に、第1の1つの一つ結び68aを、第1のワイヤ15a内に配置し、第2のワイヤ15bを第1ワイヤ15aの結び目68a内に固定する。第1の一つ結び68aを締める。第2の1つの一つ結び68bを、第2のワイヤ15bに締め、第1のワイヤ15aからの結び目のワイヤを第2のワイヤの結び目68b内に固定する。第2のワイヤの結び目68bを締める。これらの工程は、4本より多いレッグを有するバスケットのためにさらなるワイヤで繰り返され得る。結ばれたワイヤ15a、15bは、それぞれの手で2つのワイヤをともに摘み上げられ、結び目68a、68bをより締めて引張られる。バスケットの結ばれた端部40は、図5Fのバスケット端部40の非常に拡大された図として図5Eに示される。
【0024】
結び目68a、68bが締められた後、結び目は、例えば、4014 Loctite接着剤を用いてバスケット形成ボールの中心に接着される。形成ボールをテーブル万力内にバスケット先端部を下にして配置する。
【0025】
次に、カニューレ(図示せず)をバスケットに向かってワイヤ端部上で滑らせ、固定物を形成し、結び目がボール固定物の底の先端ピンと整列する。接着剤の一滴をカニューレ上に配置し、乾くまで維持する。
【0026】
長いマンドリル(図示せず)を、4本のワイヤおよびカニューレの上で滑らせ、接着剤(例えば、Loctite498)を適用して、加熱処理工程の間ワイヤを直線に保持する。全体の形成固定物を3〜4層のアルミホイルで巻く。ホイルカバー固定物を溶融したハンダに浸漬し、保持固定物で固定する。適切な時間の後に、この固定物を溶融したハンダから取り除き、冷却した水に浸す。形成した固定物を分解し、ワイヤを注意深く取り除き、そしてアルコールで拭いてあらゆる残渣を取り除く。
【0027】
各デバイスの接合部をハンダ付けする。ワイヤを洗浄し、MEDI−GLIDE IIを適用する。適切な長さのカテーテルおよびハンドルアセンブリをワイヤアセンブリに組み立てる。
【0028】
別の局面において、本発明は、遠位端部分およびこの遠位端部分から近位に延びる複数のレッグを備える医療用デバイスに関する。遠位端部分およびレッグは、単一のねじれワイヤから形成される。1つ以上のバスケットレッグが編組され得る。図6A〜6Eを参照すると、単一のワイヤ28由来の編組レッグ12の構築における例示的な一連の工程または段階が示される。図6Aを参照すると、第1工程において、編組レッグ12は、クリンプ(crimp)、うね(ridge)または折り目(fold)30をワイヤ28の長さに沿って導入することによって形成される。クリンプ30は、第1にワイヤ28をその長さに沿ってある点で曲げ、次いで、図6Aの矢印によって示されるようにワイヤ28を直線にすることによって作製され得る。図6Bを参照すると、クリンプ、うね、または折り目30が、ワイヤ28が曲げられるワイヤ28の長さに沿ったその位置のままである程度だけ、ワイヤ28が直線にされる。図6Cを参照すると、続く工程において、ワイヤ28の長さの一端36が支持体に接続される。ワイヤ28が張力下で、矢印によって示されるように、反対の自由端部38からワイヤ28の長さがねじられる。図6Dを参照すると、ワイヤ28がねじられると、クリンプ30の1つの側面においてワイヤ28の第1のセグメントまたはストランド44が、クリンプ30の他の側面においてワイヤ28の第2のセグメントまたはストランド28にて巻き始め、ワイヤ28の張力が次第に解放される。これによって、図6Eに示されるように、第1のストランド44および第2のストランド46を備える編組レッグ12が形成される。クリンプ30は、編組レッグ12の一端を形成する。
【0029】
あるいは、編組レッグを形成するために、ワイヤ28のいずれの端部も支持体に接続せず、ワイヤ28の両端部が自由端部(図示せず)である。ワイヤ28の自由端部が、図6Fの矢印によって示されるように反対方向にねじられ、編組レッグを形成する。
【0030】
別の実施形態において、図7Dに示すように、本発明に従うバスケット構造の単一のワイヤの遠端部分は、4本の編組レッグを有し得る。図7Aを参照すると、4本のレッグ12a、12b、12c、12dを有するバスケット構造の遠位端部分22を作製する際の工程は、図6Aおよび6Bにおいて上に示されるクリンプを作製するための方法によって、ワイヤ28の長さにおいて3つのクリンプ30a、30b、30cを導入することによって始まる。クリンプ30a、30b、および30cのそれぞれは、最初に曲げ、続いてワイヤ28を上記の図6A〜6Cによって示される方法で直線にすることによって、作製される。図7Bを参照すると、ワイヤ28の長さの一端36が支持体に固定され、一方、ワイヤ28の長さが、矢印によって示されるように、張力下でワイヤ28とともに反対の端部つまり自由端部38においてねじられる。なお図7Bを参照すると、ワイヤ28がねじられると、クリンプ30aの一側面のワイヤ28のセグメントまたはストランド44aが、クリンプ30aの他の側面のワイヤ28のセグメントまたはストランド28上に巻く。クリンプ30bの一側面のワイヤ28のセグメントまたはストランド44bは、クリンプの各側面上のワイヤの長さに沿って、クリンプ30bなどの他の側面のワイヤ46bのセグメントまたはストランド28上に巻く。図7Cを参照すると、3つのクリンプ30a、30bおよび30cから、3本の編組レッグ12a、12bおよび12cが形成される。編組レッグ12a、12bおよび12cのそれぞれの一端は、それぞれクリンプ30a、30bおよび30cによって形成される。図7Dを参照すると、3本の編組レッグが、上記されそして図7A〜7Cに示される方法で形成された後、ワイヤ28の残りの巻かれていないセグメント48aおよび48bが、図7Dに示される矢印の方向に一緒にねじられるかまたは巻かれ、バスケットの遠位端部分22の第4の編組レッグ12dを形成する。図7Dに示される4本の編組レッグ構造22以外(例えば、3、5、6、7以上のレッグ)を有するバスケットの遠位端部分がまた本発明に意図される。例えば、本発明に従う3本の編組レッグ遠位端部分は、上記方法におけるワイヤを2つのクリンプとともにねじるための工程に従うことによって単一のワイヤから形成され得る。
【0031】
図7Eを参照すると、単一のワイヤ28から形成される4本の編組レッグ12a、12b、12c、12dを有するバスケット10が示される。図7Eに示されるバスケット構造は、上記され、そして図7A〜7Dに示された方法で、4本の編組レッグ12a、12b、12c、12dを有する遠位端22を作製する工程に従って構築される。図7Dの遠位端部分22の編組レッグ12a、12b、12c、12dの端部30a、30b、30c、30dを、バスケット基部13において一緒に引張り、図7Eに示されるように互いにまたは細長部材(図示せず)に固定し、4本の編組レッグを有する単一のワイヤから形成されるバスケットを形成する。
【0032】
別の実施形態において、バスケットは、本発明に従い、編組レッグを含む遠位バスケット部分および非編組レッグを含む近位バスケット部分を有し得る。図8を参照すると、バスケットは、遠位端部分22および近位端部分24を有する。バスケット10の遠位端部分22は、図7Dに示された遠位端部分と類似して、4本の編組レッグ12a、12b、12c、12dを含む。バスケットの近位部分24は、4本の非編組レッグ12e、12f、12g、12hを含む。バスケット10の遠位端部分22の4本のレッグの近位端56a、56b、56c、56dは、バスケット10の近位部分24の4本の非編組レッグ12e、12f、12g、12hの対応する遠位端54a、54b、54c、54dに結合する。バスケット10の近位部分のレッグ12e、12f、12g、12hおよび遠位端部分のレッグ12a、12b、12c、12dは、一緒にそれらの端部をねじることによって、あるいは接着、溶接、ハンダ付け、または当該分野で公知の任意の手段によって互いに固定され得る。バスケット10の全体的な大きさに対する遠位端部分22の相対的な寄与は、図8に示されるよりも大きくても小さくてもよい。バスケット10の近位端部分24は、排他的に編組レッグ、または排他的に非編組レッグ、または編組レッグおよび非編組レッグの組み合わせを含み得る。このように、本発明に従って、バスケット10は、複数の編組レッグを有する遠位端部分22、ならびに編組レッグまたは非編組レッグまたは編組レッグおよび非編組レッグの組合せを有する近位端部分24を有し得る。
【0033】
本発明の別の実施形態に従って、バスケットは、複数の対の編組レッグを含み、それぞれの対のレッグが、単一のワイヤから構築される。図9A〜9Dを参照すると、二対の単一のワイヤの編組レッグを含む、バスケット10の4本のレッグの実施形態を構築するための一連の工程が示される。図9Aを参照すると、図6A〜6Bに示される様式で、ワイヤ28bの長さに沿って導入されるクリンプ30を有する単一のワイヤ28bが編組レッグ28aの編組の間に挿入される。編組レッグ28aは、図6C〜6Eに示される工程に従って構築される。編組ワイヤ28aの編組間にクリンプされたワイヤ28bを挿入することによって、編組ワイヤ28aを二つのレッグ、すなわち、一対のレッグ12aおよび12bに「分割」する。図9Bに示されるように、第2の対の編組レッグ12cおよび12dが、ワイヤを張力下で自由端部38にてワイヤ28bをねじることによって形成される。これによって、第1の対の編組レッグ12a、12bおよび第2の対の編組レッグ12c、12dが、図9Bに示されるように2対のレッグの交差点にて撚り合わされるかまたは結合される。対のレッグのそれぞれの閉じた端部30および反対の端部31は、図9Bの矢印によって示されるように近位に引かれ、図9Cに示されるように2対の編組レッグ12a、12b、12c、12dを有する本発明の三次元バスケット10を形成する。
【0034】
別の実施形態において、2本のワイヤから構築され、図9Bに示される構造は、図8に示されるバスケットと同様の、編組レッグの対からなるバスケットの遠位端部22を形成し得る。ここで図9Dを参照すると、4本のレッグ12a、12b、12c、12dおよび編組遠位部分22および非編組近位部分24を有するバスケット10は、図9Bに示される構造をバスケット10の遠位端部22として適用することによって構築され得る。遠位端部22のレッグ12a、12b、12c、12dの近位端56a、56b、56c、56dを、近位部分24のレッグ12a、12b、12c、12dの対応する遠位端54a、54b、54c、54dに接着して、編組部分および非編組部分を備えるバスケット10を形成する。
【0035】
さらに図9Dを参照すると、他の実施形態において、バスケット10は、示される数とは異なる数のレッグ(例えば、6、8、またはそれ以上のレッグ)を有し得、そして2対以上の編組レッグを備え得る。
【0036】
本発明の別の実施形態は、1本の編組レッグと絡み合わせた1対の編組レッグを有する、ワイヤ2本レッグ3本のバスケットを含み得る。このような特徴を有するバスケットを、ワイヤ28b(図9Eに示される)のクリンプ30がワイヤ28aを横切るまで、ワイヤ28bをワイヤ28aの編組の間に挿入することよって構築し得る。ワイヤ28bを、図9Aに示される様式でねじり、ワイヤ28aの一側面上に第3の(第4ではない)編組レッグ12cを形成する。従って、1本の編組レッグと絡み合わせた1対の編組レッグから形成された3つの編組レッグ12a、12b、12cを、図9Fに示す。
【0037】
さらに別の実施形態において、本発明の医療用デバイスは、3本の編組レッグおよび非外傷性バスケット先端を有する3本のワイヤから形成される、医療用回収バスケットを含み得る。図9Gを参照すると、これらの特徴を有するバスケットは、まず、上記に記載されそして図6A−6Eに示される様式で編組レッグ12aを作製することによって構築され得る。次に、クリンプ30b、30cを、上記に記載されそして図6A−6Bに示される様式で、それぞれワイヤ28bおよびワイヤ28cに形成する。ワイヤ28bを、ワイヤ28bのクリンプ30bのところまで、レッグ12aの末端30aでループに挿入する。ワイヤ28cもまた、それぞれワイヤ28cのクリンプ30cのところまで、レッグ12aの末端30aでループに挿入する。ワイヤ28bおよびワイヤ28cを、上記に記載されそして図6C−6Eまたは6Fに示されるようにねじり、レッグ12bおよび12cを形成する。実質的に非外傷性の先端40および3本の編組レッグ12a、12b、12cを有するバスケット遠位端を、図9Hに示されるようにして形成する。さらなるワイヤを使用して3本以上の編組レッグを有するバスケットを形成し得る。
【0038】
別の局面において、本発明は4本のワイヤから作製された4本の編組レッグを有する医療用回収バスケットを含む、医療用デバイスに関する。図10Aを参照すると、4本のワイヤから4本の編組レッグを構築する際の一連の工程または段階における第1工程が示される。第1工程において、4本のワイヤ28a、28b、28c、28dの各々を約90°の角度まで曲げ、ワイヤあたり2つの縁部を形成する。例えば、引き続き図10Aを参照すると、ワイヤ28aを曲げて縁部28a’および28a”を形成し、ワイヤ28bを曲げて縁部28b’および28b”を形成し、そしてワイヤ28cおよび28dについても同様である。各ワイヤは、他の2本のワイヤ縁部と対になって、図10Aに示される形状を形成する。例えば、ワイヤ28aは、ワイヤ28bのワイヤ縁部28b’およびワイヤ28dのワイヤ縁部28d’と対になる。次に、図10Aに示される形状を形成する平行な縁部の対を、一対の縁部の各々を、同時に、かつ矢印27aおよび27a’、27bおよび27b’、27cおよび27c’、27dおよび27d’によって示される方向に回転させることによって一緒に編む。例えば、ワイヤ縁部28a”および28d”を一緒に回転させてレッグ12dを形成し、4本の編組レッグ12a、12b、12c、12dが形成されるまで同様である。編組レッグ12a、12b、12c、12dの末端を集めて、図10Bに示される非外傷性先端40を有する医療用回収バスケットの基部13を形成し得る。バスケット10の遠位先端40は、図10C(図10B中の非外傷性先端40の四角で囲まれた領域の拡大図)に示されるように実質的に非外傷性である。4本のワイヤから作製される4本のレッグ以外(例えば、3本のワイヤから作製される3本のレッグまたは5本のワイヤから作製される5本のレッグ)を有するバスケットもまた、本発明によって意図される。
【0039】
医療用回収デバイスの非外傷性先端の別の実施形態において、図10Dを参照すると、4本のワイヤ28a、28b、28c、28dは、上記に記載されそして図10Aに示されるように90°に曲げられる。各々の曲がったワイヤ28a、28b、28c、28dは、それぞれ2つの縁部28a’および28a”、28b’および28b”、28c’および28c” 、28d’および28d”を形成する。縁部は、上記に記載され図10Aに示されるように(ねじられないが)対になって、バスケットレッグ12a、12b、12c、12dを形成する。図10Dを参照すると、カテーテルまたはコイルのような管腔(示されない)を有するシース72a、72b、72c、72dは、縁部の各対を包囲している。別の縁部と対になった各縁部は、シース72a、72b、72c、72dのうちの1つの管腔内を軸方向に延びる。例えば、ワイヤ28aの縁部28a’およびワイヤ28bの縁部28b’を対にすることによって、バスケットレッグ12aが形成される。シース72aは、例えば、図10Dに示されるようにレッグ12aの一部分を包囲し得るか、またはレッグ12aの全てを包囲し得る。シース72a、72b、72c、72dは、シース72a、72b、72c、72dによって包囲されるバスケットレッグ12a、12b、12c、12dの末端が、一緒に引っ張られてバスケット基部(示されない)を形成することを可能にするように、可撓性の材料(例えば、ステンレス鋼、ポリマー、または超剛性合金など)から製造される。従って、図10Dに示されるレッグによって形成される医療用回収バスケットの遠位端(示されない)は、実質的に非外傷性の先端40である。
【0040】
別の局面において、本発明に従った医療用回収バスケットの実質的に非外傷性の先端は、2つのワイヤ対76、78を形成するように組み合わせられる4本のワイヤを備え、各ワイヤ対76、78は、医療用回収バスケットの2本のレッグを形成する。図11Aに示されるように、ワイヤ28aおよび28dは、対になって第1のワイヤ対78を形成し、そしてワイヤ28bおよび28cは対になって第2のワイヤ対76を形成する。レッグ対12aおよび12cは、ワイヤ対78から形成され、そしてレッグ対12bおよび12dは、ワイヤ対76から形成される。対78のワイヤは、ワイヤ対76、78が直角に交差する、各ワイヤのほぼ中央部分(破線の円)74で、対76のワイヤと織り合わされ;対76は方向矢印82によって示されるワープを形成し、そして対78は方向矢印84によって示されるウーフを形成して、非外傷性遠位バスケット先端を形成する。言い換えると、ワイヤ28aは、ワイヤ28bの上および28cの下を通る。ワイヤ28dは、ワイヤ28bの下および28cの上を通る。ワイヤ28bは、ワイヤ28dの上および28aの下を通る。ワイヤ28cは、ワイヤ28dの下およびワイヤ28aの上を通る。本発明のこの実施形態の代替の特徴は、シース72a、72b、72c、72d(例えば、コイル)を含み得る。レッグ12a、12b、12c、12dは、それぞれ、シース72a、72b、72c、72d内を軸方向に延び、そしてこれらのシースによって包囲されている。
【0041】
すぐ上に記載され、図12Aに示される医療用回収バスケットの、実質的に非外傷性の先端の前述の実施形態のバリエーションにおいて、バスケットの4本のワイヤ28a、28b、28c、28dの各々は、コイル状末端28a’、28b’、28c’、28d’および直線状末端28a”、28b”、28c”、28d”を有する。図12Aに示されるように、4本のレッグ12a、12b、12c、12dの各々は、直線状末端28a”、28b”、28c”、28d”およびコイル状末端28a’、28b’、28c’、28d’を含む。1対における一方のワイヤの直線状末端は、他方のワイヤのコイル内で軸方向に延び、図12Aに示されるようにレッグのワイヤの対を形成する。例えば、レッグ12aは、ワイヤ28aのコイル状末端28a’およびワイヤ28bの直線状末端28b”を対にすることによって形成され、レッグ12bは、ワイヤ28dのコイル状末端28d’およびワイヤ28cの直線状末端28c”を対にすることによって形成され、残る2本のレッグ12cおよび12dについても同様である。4本のワイヤ28a、28b、28c、28dは、ワイヤの各対が約90°で他の対と交差する、各ワイヤのほぼ中央部分(破線の円で輪郭が描かれる)74で織り合わされる。
【0042】
別の局面において、本発明は、遠位端部およびこの遠位端部から近位に延びる4本のレッグを形成する2本のワイヤを有し、医療用回収バスケットを形成する、医療用デバイスに関する。図13を参照すると、遠位端部60は、2本のワイヤ28aおよび28bによって形成される4本のレッグ12a、12b、12c、12dと共に示される。レッグ対12aおよび12bは、ワイヤ28bによって形成され、そしてレッグ対12cおよび12dは、ワイヤ28aによって形成される。ワイヤ28aのほぼ中央部分(四角で囲まれた領域)80でループ82aが形成され、そしてワイヤ28bのほぼ中央部分(四角で囲まれた領域)80でループ82bが形成される。ワイヤループ82aは、図13Aに示されるようにワイヤループ82bを通して連結される。ワイヤ28aの2つの末端は、ループ82aから延びてレッグ12c、12dを形成する。単一長さのワイヤから作製されたコイルは、1本のバスケットワイヤによって形成された1対のレッグを包囲するシースを形成する。例えば、図13Aに示されるように、1本のワイヤ28bから形成されるレッグ12aは、シース14cによって包囲され、そして1本のワイヤ28bから形成されるレッグ12bは、シース14dによって包囲される。シース14cおよび14dは、共通のワイヤから形成される。レッグ12a、12b、12c、および12dは、各レッグの末端で矢印によって示される方向に引っ張られ、ワイヤ28aおよび28bをまっすぐにする。従って、本発明に従った医療用回収バスケットの非外傷性先端のこの実施形態において、ワイヤループ82aおよび82bを一緒に連結することによって、遠位バスケット末端60を形成し、次いで、ループ82aおよび82bを除去するようにワイヤ28aおよび28bを伸ばして、図13Bに示されるような非外傷性先端を形成する。バスケットの各レッグ12a、12b、12c、12dは、コイル14a、14b、14c、14dによってシースに収められている。
【0043】
上記の実施形態の全ては、共通して、本発明に従った実質的に非外傷性のバスケット先端を有する。
【0044】
さらに別の局面において、本発明は、身体(例えば、身体路(body tract)または身体管(body canal))から物質を回収する方法に関する。物質(例えば、生物学的物質または外来の物質)は、非外傷性先端を有するバスケットを使用することによって身体から回収され得、ここで、非外傷性先端は、バスケット先端においてバスケットのレッグを絡み合わせることによるか、またはバスケット先端においてバスケットの編組レッグを結合させることによって形成される。この回収デバイスのバスケットは、非外傷性遠位端を有し、従って、嚢の中に位置するかまたは体内の他のアクセスし難い領域に位置する物質の捕捉を可能にする。遠位バスケット末端は、非外傷性であるから、たとえ嚢状の領域の壁または管壁であっても組織の表面に密接に接触することが可能であり、そして従来の付刃バスケットでは回収不可能な、結石または他の物質の回収を可能にする。従来の付刃バスケットは、組織の外傷を生じ得、そして突出した先端の存在によって、バスケットが組織まで近付き得る程度において制限される。
【0045】
物質を身体から回収するための方法は、本発明に従った回収デバイスを身体に挿入する工程、先端のないバスケットを伸長位置に移動させる工程、このバスケットを、回収デバイスの近位のハンドル(身体の外側に位置する)を介して、物質(例えば、結石)が三次元のバスケット構造内に捕獲されるまで操縦する工程、次いでこのバスケットをシースに対して移動させて物質の周りでバスケットレッグを閉じることによって、この物質をバスケット内に捕捉する工程、を包含する。物質がこのようにバスケットによって掴まれるかまたは保持されると、このバスケットを身体から引き出して、この物質を身体から除去し得る。バスケットを捕捉した物質と共に身体から引き出す前に、物質を、例えばレーザーエネルギーまたは砕石術によって、バラバラに粉砕し得る。身体から除去する前に物質を粉砕するための機構は、回収デバイスの一部であり得るか、または別個のツール/デバイス(これらもまた身体に挿入され、そして結石除去手順における適切な時点で使用される)であり得る。本発明に従った先端のないバスケットを用いて捕捉し得る物質としては、石、すなわち結石(例えば、腎臓結石、尿管結石、膀胱結石、胆嚢結石、または胆管樹状分枝内の結石)が挙げられる。
【0046】
本明細書中に記載された内容のバリエーション、改変および他の実施を、請求されたような本発明の精神および範囲から逸脱することなく、当業者の頭に浮かぶ。従って、本発明は、例示的な前述の記載によってではなく、代わりに添付の特許請求の範囲の意図および範囲によって規定される。
【図面の簡単な説明】
図面において、同様に参照する特性は、異なる図全体を通して一般的に同じ部分をいう。また、図面は、必ずしも同一縮尺ではなく、その代わりに本発明の原理を図示することが、一般的に重要である。
【図1A】 図1Aは、完全に伸長されるかまたは開いた位置のバスケットを備える、本発明に従う医療用回収デバイスの実施形態を示す。
【図1B】 図1Bは、折り畳まれるかまたは引き込まれた位置のバスケットを備える、図1Aのデバイスを示す。
【図2A】 図2Aは、単一のワイヤのバスケット構造の構築における特定の工程を示す。
【図2B】 図2Bは、単一のワイヤのバスケット構造の構築における特定の工程を示す。
【図2C】 図2Cは、単一のワイヤのバスケット構造の構築における特定の工程を示す。
【図2D】 図2Dは、図2A〜2Cに図示された方法に従って作製された、本発明のバスケットの実施形態を示す。
【図2E】 図2Eは、図2A〜2Cに図示された方法に従って作製された、本発明のバスケットの別の実施形態を示す。
【図3A】 図3A〜3Dは、単一のワイヤのバスケット構造の構築における別の一連の工程を示す。
【図3B】 図3A〜3Dは、単一のワイヤのバスケット構造の構築における別の一連の工程を示す。
【図3C】 図3A〜3Dは、単一のワイヤのバスケット構造の構築における別の一連の工程を示す。
【図3D】 図3A〜3Dは、単一のワイヤのバスケット構造の構築における別の一連の工程を示す。
【図3E】 図3Eは、図3A〜3Dに図示される方法に従って作製された、本発明のバスケットの別の実施形態を示す。
【図3F】 図3Fは、図3A〜3Dに図示される方法に従って作製された、本発明のバスケットの別の実施形態を示す。
【図4】 図4A〜4Cは、2つのワイヤから形成されたバスケットの構築における特定の工程を示す。
【図5A】 図5Aは、結ばれた非外傷性の先端を有する単一のワイヤのバスケットの実施形態を示す。
【図5B】 図5Bは、結ばれた非外傷性先端を有する単一のワイヤのバスケットの別の実施形態を示す。
【図5C】 図5Cは、非外傷性先端でねじられたループを有する単一のワイヤのバスケットの別の実施形態を示す。
【図5D】 図5Dは、図5Cに図示された非外傷性先端を構築するための方法を示す。
【図5E】 図5Eは、結ばれた非外傷性先端を有する単一のワイヤバスケットの別の実施形態を示す。
【図6】 図6A〜6Dは、単一のワイヤで編まれたレッグの構築における特定の工程を示す。
【図6E】 図6Eは、図6A〜6Dに図示される方法に従って作製された編まれたレッグの実施形態を示す。
【図6F】 図6Fは、図6Dに示されるワイヤからワイヤをねじるための代替の方法を示す。
【図7A】 図7Aは、複数の編まれたレッグを有するバスケットの、単一のワイヤの遠位端部分の構築における特定の工程を示す。
【図7B】 図7Bは、複数の編まれたレッグを有するバスケットの、単一のワイヤの遠位端部分の構築における特定の工程を示す。
【図7C】 図7Cは、複数の編まれたレッグを有するバスケットの、単一のワイヤの遠位端部分の構築における特定の工程を示す。
【図7D】 図7Dは、複数の編まれたレッグを有するバスケットの、単一のワイヤの遠位端部分の構築における特定の工程を示す。
【図7E】 図7Eは、図7Dに図示される構造から作製されたバスケットの実施形態を示す。
【図8】 図8は、バスケットの近位端部分と異なる遠位端部分を有するバスケットの実施形態を示す。
【図9A】 図9Aは、医療用回収バスケットの、2つのワイヤでの4つのレッグの非外傷性先端の構築における工程を示す。
【図9B】 図9Bは、医療用回収バスケットの、2つのワイヤでの4つのレッグの非外傷性先端の構築における工程を示す。
【図9C】 図9Cは、図9A〜9Bに図示される工程に従って作製された4つのレッグのバスケットの実施形態を示す。
【図9D】 図9Dは、図9A〜9Bに図示される方法に従って作製された4つのレッグのバスケットの別の実施形態を示す。
【図9E】 図9Eは、2つのワイヤの3つのレッグのバスケットの構築における工程を示す。
【図9F】 図9Fは、2つのワイヤの3つのレッグのバスケットの構築における工程を示す。
【図9G】 図9Gは、3つの編まれたレッグの結合された末端を有する非外傷性遠位バスケット先端の構築における工程を示す。
【図9H】 図9Hは、3つの編まれたレッグの結合された末端を有する非外傷性遠位バスケット先端の構築における工程を示す。
【図10A】 図10Aは、4つのワイヤの、編まれた、4つのレッグのバスケットの構築における工程を示す。
【図10B】 図10Bは、4つのワイヤの、編まれた、4つのレッグのバスケットの構築における工程を示す。
【図10C】 図10Cは、図10Bに図示される非外傷性バスケットの先端の、囲まれた領域の拡大図である。
【図10D】 図10Dは、図10Aに図示される構造の別の実施形態を示す。
【図11A】 図11Aは、遠位先端で織り合わされたワイヤの対を有する医療用回収バスケットの、4つのワイヤの非外傷性遠位先端の別の実施形態を示す。
【図12A】 図12Aは、織り合わされたワイヤの対を有する医療用回収バスケットの、4つのワイヤの非外傷性遠位先端の別の実施形態を示す。
【図13A】 図13Aは、医療用回収バスケットの、2つのワイヤの非外傷性遠位先端の別の実施形態の構築における工程を示す。
【図13B】 図13Bは、図13Aに図示される方法に従って形成された非外傷性遠位先端の実施形態を示す。

Claims (13)

  1. 医療用デバイスであって、以下:
    複数のレッグであって、該レッグ、身体から物質を回収するためのバスケット、および該バスケットの遠位端において先端を形成し、該先端が、2つ以上の該レッグの部分を含み、該2つ以上のレッグの該部分が互いに対する移動から固定されるように該2つ以上のレッグの該部分が結ばれて結び目を形成して一緒に締められており、ここで、該結び目が、こま結びまたは縦結びを含む、レッグ、
    を備える、医療用デバイス。
  2. 細長部材をさらに備え、該細長部材、および前記レッグのうちの1つが、単一のワイヤから構成される、請求項1に記載の医療用デバイス。
  3. 前記2つ以上の結ばれたレッグが、遠位セグメントを備え、該遠位セグメントが、前記バスケットの少なくとも1つの他のレッグを形成する、請求項1に記載の医療用デバイス。
  4. 細長部材をさらに備え、前記遠位セグメントの一部が該細長部材に取り付けられる、請求項3に記載の医療用デバイス。
  5. 前記レッグの各々が編組され、そして該レッグが、各々単一のワイヤから形成される、請求項1に記載の医療用デバイス。
  6. 前記先端が、前記バスケットの遠位端において、複数の結び目を備える、請求項1に記載の医療用デバイス。
  7. 前記バスケットが2つのワイヤを備え、該ワイヤの各々が結び目を有し、そして該結び目の各々が、該バスケットの遠位端において一緒に結ばれる、請求項に記載の医療用デバイス。
  8. 医療用デバイスであって、以下:
    近位ハンドル;
    該近位ハンドルから延びるシースであって、管腔、および該近位ハンドルから離れた遠位端を備える、シース;ならびに
    バスケットであって、複数のワイヤ、および該バスケットの遠位端の先端を備え、該先端が、2つ以上のワイヤの部分を含み、該2つ以上のワイヤの該部分が互いに対する移動から固定されるように該2つ以上のワイヤの該部分が結ばれて結び目を形成して一緒に締められており、ここで、該先端が、該複数のワイヤのうち第1のワイヤに形成される第1の結び目と、該複数のワイヤのうち第2のワイヤに形成される第2の結び目とを備え、該第1の結び目が一つ結びを含み、該バスケットおよび該シースが、互いに対して可動であり、該シースの管腔内での、該バスケットの折り畳み位置、および該バスケットが該シースの遠位端を越えて延びる、別の位置に達する、バスケット、を備える、医療用デバイス。
  9. 前記第2結び目が一つ結びを備える、請求項に記載の医療用デバイス。
  10. 前記第1および第2の結び目が一緒に結ばれている、請求項に記載の医療用デバイス。
  11. 前記第1および第2の結び目を一緒に結ぶことによって、前記第2のワイヤが前記第1のワイヤに固定される、請求項に記載の医療用デバイス。
  12. 医療用回収バスケット先端を作製する方法であって、以下の工程:
    第2のワイヤを、第1のワイヤの上に、該第1のワイヤに対して垂直に配置する工程;
    該第1のワイヤにおいて第1の一つ結びである結び目を結び、そして該第1の一つ結びである結び目を該第2のワイヤに締めることによって、該第2のワイヤの部分を該第1のワイヤの部分に固定する工程;
    該第2のワイヤにおいて第2の一つ結びである結び目を結び、そして該第2の一つ結びである結び目を該第1の一つ結びである結び目に締めることによって、該第1の一つ結びである結び目を該第2の一つ結びである結び目に固定する工程、
    を包含し、ここで、該第1の一つ結びである結び目と該第2の一つ結びである結び目とを締める工程が、該第1のワイヤと該第2のワイヤの部分を互いに対する移動から固定する、方法。
  13. 前記第1および第2の一つ結びである結び目から延びる、前記第1および第2のワイヤを、ボール形状の医療用回収バスケットに形成する工程をさらに包含する、請求項1に記載の方法。
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