JP4627349B2 - 家畜の乳房炎の治療方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、家畜、特に乳牛の乳房内細菌感染によって発生する乳房炎の治療方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
乳房炎とは、微生物が乳房内に進入し、乳管系や乳腺組織に炎症を起こすものである。乳房炎はその臨床症状から分娩直後に発生しやすく、急激な全身症状と乳房に特異な兆候を発する壊疽性乳房炎、盛乳期に突然発生しやすい急性乳房炎、急性乳房炎のような強い症状は無いが乳汁に凝固物があることを特徴とする亜急性乳房炎、急性乳房炎や亜急性乳房炎が慢性化した慢性乳房炎、乳房や乳汁に臨床的な異常はないが、乳汁の細菌数や体細胞数に異常がある潜在性乳房炎、乾乳期における乳房炎等に分類される。
【0003】
乳房炎に感染すると、乳汁中の白血球などの体細胞数や細菌数などが増加したり凝固物を含む異常乳を分泌し、更に症状がすすむと乳汁を合成する機能が障害されるため泌乳量が減少し、遂には泌乳を停止することとなる。
【0004】
乳房炎の治療法としては通常、原因菌に感受性のある抗生物質を主剤とする液剤、懸濁剤あるいは軟膏製剤等を、乳房内に注入または動脈内に注射する治療法が行われている。またキチン質を乳房内に直接注入する方法(特開平06−9409号公報)も提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら抗生物質を用いた治療法は、原因菌に対し、十分な感受性を有するものを選択して使用する必要があるが、壊疽性や急性の乳房炎の治療には原因菌の同定や薬剤感受性を検査してから治療を開始する時間的余裕がなく、抗生物質の選択を誤れば慢性化したり廃用となってしまう。また、該抗生物質は乳房炎の病巣の深部まで薬剤を到達させることが困難であり、感染菌の殺滅が不十分となり、その結果耐性菌の出現などによって慢性乳房炎へ移行することとなる。一旦慢性化すると抗生物質の投与では殆ど改善がみられず、ビタミン療法や漢方療法などの体質改善的な療法が試みられているが、決定的な解決策は見いだされていないのが現状である。
【0006】
一方、キチン質を乳房内に投与する方法は、投与したキチン質が微生物などの異物が生体内に進入したときにその異物を認識し、異物へ移動し、異物を取り込み、そして酵素処理して排除するという作用を持つマクロファージや多形核白血球に代表される貪食細胞を遊走し、更に活性化させることにより(キチン・キトサン研究 Vol.5,No.1,pp1−13,1999)、微生物を排除するため、幅広い原因菌の壊疽性乳房炎、急性乳房炎、潜在性乳房炎、亜急性乳房炎、乾乳期乳房炎に対しその治療効果を発揮するが、血漿凝固酵素(コアグラーゼ)や白血球殺滅毒(ロイコサイディン)、莢膜、M蛋白等の貪食細胞の食菌作用に抵抗する因子を有する細菌を原因菌とする乳房炎や慢性化した乳房炎を治癒させるためには、多数回の治療剤投与と長期の治療期間が必要であるなど畜主にとって経済的負担を必要とする等の問題があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記のような課題を解決するための本発明の手段とするところは、第一に家畜の乳房炎治療剤として、化学療法剤およびキチン質を含む治療剤を用いることにある。
第二に家畜の乳房炎治療剤は、化学療法剤およびキチン質を同一または別々の製剤中に含むことにある。
第三に家畜の乳房炎治療剤に含まれる化学療法剤が細胞壁合成阻害剤であることにある。
第四に家畜の乳房炎の治療方法として前記第一から第三の乳房炎治療剤を使用することにある。
第五に家畜の乳房炎の治療方法として化学療法剤およびキチン質を同一または異なる投与経路で投与することにある。
第六に家畜の乳房炎の治療方法としてキチン質を乳房内に投与することにある。
以上第一から第六の手段を用いることによって、意外にも化学療法剤とキチン質の驚くべき相乗効果があることを見いだし、本発明を完成させた。
【0008】
本発明に使用するキチン質とは、エビ、カニ等の甲かく類、バッタ、カブトムシ等の昆虫類、イカの甲等より抽出したキチン、キチンを20〜80%脱アセチル化した脱アセチル化キチン、80%以上脱アセチル化したキトサン、キトサンのアミノ基をアセチル化したN−アセチル化キトサン(キチン)等N−アセチル−D−グルコサミン又はD−グルコサミンの単独又はそれらを任意の割合で含むオリゴマーやポリマー及びそれらの誘導体で、一般にキチン質と言われるものを挙げることができる。
【0009】
本発明の乳房炎の治療方法に使用するキチン質としては、水に不溶性、難溶性あるいは可溶性のいずれのキチン質をも挙げることができる。水溶性のキチン質は水、生理食塩水、リンゲル液等に溶解して投与したり、不溶性及び難溶性のキチン質は、取り扱いの容易さや生体との接触面積を大きくするために、水に懸濁する程度に微粒子化されたものが使用上推奨されるが、その粒子径は好ましくは200μm以下、より好ましくは50μm以下とすることが望ましい。
【0010】
微粒子化の方法としては、振動ボールミル、遊星ボールミル、遠心流動化ミル、ジェットミルなどのミルを用い、キチン質を乾式粉砕する方法、あるいはキチン質を溶解する溶剤に溶解後、大量の非溶媒に投入して微粉末状の沈殿を生成させる方法等を挙げることができる。さらに乾式粉砕法あるいは沈殿法に加えて、得られた微粒子化キチン質を、水、生理食塩水等を用い、更に湿式粉砕する方法を採用することも可能である。
【0011】
キチン質には安定剤、溶解助剤、分散助剤、その他の添加剤を加えることができ、粉末、錠剤、溶液、懸濁液、軟膏等の剤形で乳房内に投与することができるが、壊疽性や急性の乳房炎のように、より即効性を求められる場合には粉末あるいは錠剤状のキチン質を水、リンゲル液あるいは生理食塩水等に懸濁或いは溶解して使用するか、あらかじめ溶液状や懸濁液状に調製されたものを乳房内に注入する方法が推奨される。また、長期間効果を持続させる必要がある場合には親水性あるいは油性の軟膏として使用する方法が推奨される。
【0012】
本発明の乳房炎の治療方法においてキチン質と併用する化学療法剤とは、p-アミノ安息香酸類似体、葉酸拮抗剤やNAD代謝阻害剤等の補酵素の合成系や代謝系に作用する抗菌剤、βラクタム抗生物質(ペニシリンG、ペニシリンV、メチシリン、オキサシリン、クロキサシリン、フルクロキサシリン、ジクロキサシリン、アンピシリン、ヘタシリン、シクラシリン、アモキシシリン、カルベニシリン、スルベニシリン、ピペラシリン、カリンダシリン、カルフェシリン等)、セフェム系抗生物質(第一世代(セファロリジン、セファログリシン、セファレキシン、セファトリジン、セフロキサジン、セファクロール、セファピリン、セフテゾール、セファゾリン)、第二世代(セフロキシム、セフメタゾール等)、第三世代(セフォフェラゾン、セフォタキシム等))、β−ラクタマーゼ(β-lactamase)阻害物質、モノバクタム(monobactam)等の細胞壁合成阻害剤、ポリミキシンB(polymyxin B)、コリスチン(colistin)、グラミシジンS(gramicidin S)、ポリエン坑カビ抗生物質、ピロールニトリン(pyrrolnitrin)、イミダゾール系坑真菌剤等の細胞質膜障害剤、アミノ配糖体系抗生物質(ストレプトマイシン、カナマイシン、ゲンタマイシン、トブラマイシン、アミカシン、フラジオマイシン等)、マクロライド系抗生物質(エリスロマイシン、クラリスロマイシン、オレアンドマイシン、ロキシスロマイシン等)、テトラサイクリン系抗生物質(オキシテトラサイクリン、ミノサイクリン、ドキシサイクリン等)、クロラムフェニコール、リンコサミナイド抗生物質、バイオマイシン系抗生物質、フシジン酸等の蛋白合成阻害剤、ピリドン、キノロン、ナフチリジン系抗菌剤、リファンピシン(rifampicin)、ニトロイミダゾール類、5−フルオロサイトシン(5-fluorocytosine)等の核酸合成阻害剤等、家畜に対して大きな障害を示さず、原因菌に対して選択的に毒性を示す、抗菌作用を有する物質であり、これらを単独あるいは拮抗作用の無い複数を組み合わせて使用することも可能であるが、特に貪食細胞に対しその貪食能に影響を与えにくいセフェム系抗生物質等の細胞壁合成阻害効果を有する化学療法剤が好適である。
【0013】
本発明の乳房炎の治療方法において、キチン質の投与方法としては、注射筒などを使用し、カテーテル、プローブ(探針)等を経由して乳房内に注入する方法を挙げることができる。なお、乳房内とは、乳頭槽、乳腺槽、泌乳管、乳管など、乳房内部にあって乳汁が通過したり、溜まる場所を言う。
【0014】
また本発明の乳房炎の治療方法において、化学療法剤の投与方法としては、静脈、動脈、乳房周囲の筋肉内等に、注射にて投与する方法、あるいは、注射筒などを使用し、カテーテル、プローブ(探針)等を経由して乳房内に注入するなど、キチン質と同一または異なった経路で投与する方法を挙げることができる。
【0015】
なお、化学療法剤を乳房内に注入する場合には、化学療法剤をキチン質と別々に又は注入前にキチン質と混合して注入するなど任意の方法で行なうことができる。化学療法剤とキチン質を同一の製剤中に含ませる場合には、キチン質を混入した化学療法剤の凍結乾燥品、液剤、懸濁液剤又は軟膏等に製剤化することもまた可能である。
【0016】
本発明の乳房炎の治療方法における化学療法剤及びキチン質の投与量は各化学療法剤及びキチン質が効果を発揮し、毒性を示さない有効量を投与すればよいが、キチン質については家畜の体重1kg当たりの投与量を100〜0.0001mg、好ましくは50〜0.0005mg、更に好ましくは10〜0.001mgの有効量を投与することが望ましい。
【0017】
【実施例】
以下実施例を挙げて更に詳しく説明するが、本発明はかかる実施例に限定されるものではない。
【0018】
実施例1
カニのクチクラより製造したキトサン(脱アセチル化度80%、分子量約80000)を遠心流動化ミルを用い、乾式粉砕を行い、粉末状キトサンを製造した。
得られた粉末をレーザー回折式粒度分布計により、その粒度分布をエタノール中で測定した結果、最大粒径12μm、平均粒径3.1μmであった。
【0019】
この粉末状キトサン1重量部に対し分散助剤として150μm以下に粉砕した乳糖3重量部を均一に混合し、エチレンオキサイドガスにて滅菌して粉末状キトサン製剤を製造した。
【0020】
上記粉末状キトサン製剤200mg(キトサン50mgを含有)又は400mg(キトサン100mgを含有)に生理食塩水50mlを添加し、乳糖を溶解するとともにキトサンを懸濁させた液を、健康牛の乳房内に注入したところ、キトサン50mgを投与した牛は、その乳汁中の好中球を主体とする体細胞数が、投与前5.7万/mlであったものが、34.8万/mlに増加し、キトサン100mgを投与した牛は、投与前1.7万/mlであったものが、129.0万/mlに増加した。
【0021】
また上記粉末状キトサン製剤400mg(キトサン100mgを含有)に細胞壁合成阻害剤セファゾリン400mgを溶解した生理食塩水50mlを添加し、乳糖を溶解するとともにキトサンを懸濁させ、カリホルニア乳房炎変法テスト(以下PLテスター)で(++)を示したStreptococcus agalactiaeを原因菌とし、乳汁中の細菌数が9900CFU/mlである慢性乳房炎で廃用予定牛の乳房内に1回注入したところ、5日後PLテスターで確認したところ(―)となり、治癒した。
【0022】
実施例2
実施例1にて製造した粉末状キトサン製剤400mg(キトサン100mgを含有)に細胞壁合成阻害剤セファゾリン400mgを溶解した生理食塩水50mlを添加し、乳糖を溶解するとともにキトサンを懸濁させ、PLテスターで(+++)を示したStaphylococcus aureusを原因菌とし、乳汁中に4700CFU/ml存在する慢性乳房炎で廃用予定牛の乳房内に1回注入したところ、4日後PLテスターで確認したところ(―)となり、乳汁中の原因菌も検出されず、治癒した。
【0023】
比較例1
実施例1にて製造した粉末状キトサン製剤400mg(キトサン100mgを含有)に生理食塩水50mlを添加し、乳糖を溶解するとともにキトサンを懸濁させ、PLテスターで(+++)を示したStaphylococcus aureusを原因菌とし、乳汁中に4800CFU/ml存在する慢性乳房炎で廃用予定牛の乳房内に4日間隔で5回注入し、5回目の注入後2日目(治療開始日から18日目)にPLテスターで確認したところ(―)となり治癒した。
【0024】
実施例3
細胞壁合成阻害剤セファゾリン200mgを溶解した生理食塩水50mlを、PLテスターで(+++)を示した大腸菌(セファゾリン感受性株)を原因菌とし、乳汁中に60000CFU/ml存在する急性乳房炎の牛の乳房内に1日間隔で2回注入したが、全く改善が見られず治癒に至らなかったが、その後実施例1にて製造した粉末状キトサン製剤200mg(キトサン50mgを含有)に細胞壁合成阻害剤セファゾリン200mgを溶解した生理食塩水50mlを添加し、一回投与したところ投与後4日目にPLテスターで確認したところ(−)となり治癒した。
【0025】
実施例4
実施例1にて製造した粉末状キトサン製剤200mg(キトサン50mgを含有)に細胞壁合成阻害剤セファゾリン200mgを溶解した生理食塩水50mlを添加し、乳糖を溶解するとともにキトサンを懸濁させ、PLテスターで(+++)を示した大腸菌(セファゾリン耐性株)を原因菌とし、乳汁中に2000000CFU/ml存在する急性乳房炎の牛の乳房内に1回注入したところ、4日後PLテスターで確認したところ(―)となり、乳汁中の原因菌も検出されず、治癒した。
【0026】
【発明の効果】
キチン質には、マクロファージや多形核白血球等の貪食細胞を遊走し、活性化させる作用を有していることから、キチン質を家畜の乳房内に注入することにより、乳房内に貪食細胞を遊走させるとともに貪食作用を活性化させて微生物を排除し、乳房炎が治癒すると考えられるが、血漿凝固酵素(コアグラーゼ)や白血球殺滅毒(ロイコサイディン)、莢膜、M蛋白等の貪食細胞の食菌作用に抵抗する因子を有する細菌を原因菌とする乳房炎や慢性乳房炎をキチン質を投与するのみで治癒させるためには、多数回の投与が必要であるため長期の治療期間が必要であったが、キチン質を乳房内に注入し、更に化学療法剤を併用することによって、化学療法剤による抗菌作用とキチン質によって遊走し、活性化された貪食細胞の食菌作用が意外にも相乗効果となって、貪食細胞の食菌作用に抵抗する因子を有する細菌を原因菌とする乳房炎や慢性乳房炎を短期間で治癒させることができる。なお、貪食細胞の食菌作用に抵抗する因子をもたない細菌を原因とする乳房炎や壊疽性乳房炎、急性乳房炎、亜急性乳房炎、潜在性乳房炎、乾乳期乳房炎に本発明の治療方法を実施すれば、キチン質の単独投与による治療よりもより効果が高く、短期間での治癒が可能であるため、乳牛の乳の出荷停止期間の短縮、及び治療費の低減による畜主の経済的効果は大きい。
【0027】
また、キチン質と併用した化学療法剤が原因菌に対する感受性が低くても、キチン質によって遊走し、活性化された貪食細胞の貪食作用と化学療法剤の効果が相乗効果となって、十分な治療効果が得られるため、壊疽性乳房炎、急性乳房炎など原因菌や耐性の有無などの検査を行なう時間的余裕の無い乳房炎の治療に選択する化学療法剤の選択肢の巾を広くすることができる。

Claims (6)

  1. セフェム系抗生物質およびキトサンを含む家畜の乳房炎治療剤。
  2. セフェム系抗生物質およびキトサンを同一または別々の製剤中に含むことを特徴とする請求項1記載の家畜の乳房炎治療剤。
  3. セフェム系抗生物質セファゾリンである請求項1または2記載の家畜の乳房炎治療剤。
  4. セフェム系抗生物質およびキトサンを同一または異なる投与経路で投与することを特徴とする請求項1〜3記載の乳房炎治療剤による家畜の乳房炎の治療方法。
  5. セフェム系抗生物質がセファゾリンである請求項4記載の家畜の乳房炎の治療方法。
  6. 投与経路として、乳房内に投与することを特徴とする請求項4または5記載の家畜の乳房炎の治療方法。
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