JP4627070B2 - Led光源体、光源ユニットおよび液晶表示装置 - Google Patents

Led光源体、光源ユニットおよび液晶表示装置 Download PDF

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本発明は、液晶パネルを照射する光源に関し、光源として発光特性が相違する2種類のLEDを用いると共に、各LEDの配置方向を工夫して輝度ムラおよび色ムラの軽減を図ったLED光源体、光源ユニットおよび液晶表示装置に関する。
従来、液晶パネルを具備する携帯電話機およびデジタルカメラなどは、液晶パネルを照射する光源として、複数の白色LED(Light Emitting Diode)を使用することが多い。これらの小型の電気機器では、サイドライト方式が一般に採用されている。
サイドライト方式とは、液晶パネルの裏面に矩形状の導光板を配置し、その導光板の一辺となる側面と対向するように複数の白色LEDなどの光源を設ける方式をいう。光源からの光は、液晶パネルの裏面に配置された導光板を介して、液晶パネルに照射される。導光板は、白色LEDなどの点光源からの光を面光源へと変換し、液晶パネルを裏面から照射する部品である。なお、携帯電話機などの小型の液晶表示装置では、導光板の角部に面取り的な斜面を形成し、その斜面へ向けて照射するように光源を配置することもある。
液晶パネルの照射に用いられる白色LEDで現在主流となっているものは、青色LEDの発光チップと蛍光体とを組み合わせたものである。青色LEDの発光チップと黄色の蛍光体(YAG)とが組み合わさると輝度を優先した白色LED(高輝度LEDと称す。)となり、青色LEDの発光チップと赤色と緑色の蛍光体とが組み合わさると演色性を優先した白色LED(高演色LEDと称す。)となる。
なお、演色性とは、ランプなどの光源がある物体を照らしたときに、その物体の色の見え方に及ぼす光源の性質をいう。演色性の代表的な指標としては、平均演色評価数Raが用いられる。Raは、基準光源を100として、100に近いほど演色性が良いことを示している。
携帯電話機、デジタルカメラなどの電気機器は屋外および屋内の両方で使用されるので、このような使用環境の変化に応じた表示性能が要求される。つまり、これらの電気機器は、太陽光の下で使用する場合は太陽光が液晶パネルで反射して表示コンテンツが見にくくなるので、輝度を高くする必要が生じ、一方、屋内では、画質を向上させるために、演色性を高くする必要がある。そこで、発光特性の異なる高輝度LEDと高演色LEDの2種類を光源として併用し、屋外では両方のLEDにより液晶パネルを照射して表示コンテンツを見やすくし、屋内では高演色LEDのみで照射して高画質で表示コンテンツを表示するといったように、発光特性の異なるLEDの特長を有効に活用する液晶表示装置が考えられている。
なお、下記の特許文献1では、液晶表示装置の液晶パネルの色ムラを軽減するために、LEDの近傍に、色度補正用LEDを備えた液晶表示装置が示されている。また、下記の特許文献2には、光軸が交差するように複数のLEDを配置することにより、液晶パネルの輝度ムラの軽減を図った液晶表示装置が示されている。さらに、下記の特許文献3では、内蔵するLEDおよび外光という複数の光源を用いて液晶パネルを照射する液晶表示装置が示されている。
特開2001−209049号公報 特開2004−177890号公報 特開2005−130325号公報
上述した高輝度LEDと高演色LEDとを光源として併用する電気機器では、それぞれのLEDの発光特性が異なるため、液晶パネルに輝度ムラや色ムラが発生する問題があった。
輝度ムラについて、図14(a)(b)を用いて説明をする。図14は、高輝度LED1と高演色LED2を交互に配置した光源ユニット3を適用し、高演色LED2の照射に合わせて液晶パネル4の輝度が均一化されるようなパターンで設計した導光板(図示せず)を用いた液晶表示装置の要部を示す概略図である。図14(a)に示すように、高演色LED2で照射した場合は、液晶パネル4の中心部を含む領域5が均一に照射されるので輝度ムラは生じない。しかし、図14(b)で示すように、2種類のLED双方で照射すると、もっぱら高輝度LED1で照射される液晶パネル4上の箇所において他に比べて明るい凸状の領域6が発生し、液晶パネル4全体では輝度ムラが生じる。
一方、図15(a)(b)は、高輝度LED1′と高演色LED2′を交互に配置した光源ユニット3′を適用し、高輝度LED1′と高演色LED2′の双方の照射に合わせて液晶パネル4′の輝度が均一化されるようなパターンで設計した導光板(図示せず)を用いた液晶表示装置の要部を示す概略図である。図15(a)に示すように、2種類のLED双方で照射した場合は、液晶パネル4′の中心部を含む領域7が均一に照射されるので、輝度ムラは生じない。しかし、図15(b)で示すように、高演色LED2′のみで照射した場合は、高演色LED2′で照射する箇所が明るく浮かび上がると共に、高輝度LED1′に対応した箇所が暗く落ち込んだ領域8が発生し、液晶パネル4′全体では輝度ムラが生じる。
また、高輝度LEDと高演色LEDは、それぞれが色の成分が異なる白色光を出しているので、液晶パネルに色ムラが生じてしまう。具体的には、高輝度LEDから発せられる光は、色の成分として青色と黄色のみから構成される擬似的な白色光である。一方、高演色LEDから発せられる光は、青色、赤色、緑色から色成分が構成されており、より自然な白色光である。そのため、高輝度LEDで照射される領域と、高演色LEDで照射される領域とでは、表示コンテンツの色調が相違することになり、色ムラが発生してしまう。
本発明は、かかる問題に鑑みてなされたものであり、発光特性の異なる各光源から発せられる光のそれぞれの特長をいかしつつ、輝度ムラと色ムラを軽減できるLED光源体、光源ユニットおよび液晶表示装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明に係るLED光源体は、発光特性が相違する第1LEDおよび第2LEDを含むLED光源体において、前記第1LEDは、前記第2LEDに比べて高輝度であり、前記第2LEDは、前記第1LEDに比べて高演色性であり、前記第1LEDに係る光軸方向と、前記第2LEDに係る光軸方向とがそれぞれ相違する向きにしてあることを特徴とする。
本発明にあっては、LED光源体には、発光特性の相違する第1LEDと第2LEDとが、それぞれの光軸方向が相違する向きに配置されている。第1LEDと第2LEDをLED光源体の内側へと傾けて配置し、それぞれの光軸が交差するようにした場合は、発光特性の異なる光の光路が重なることになる。また、第1LEDと第2LEDを外側へと傾けて配置した場合でも、そのようなLED光源体を複数配置すれば、発光特性の異なる光の光路が重なることになる。したがって、本発明に係るLED光源体で液晶パネルを照射することにより、輝度ムラと色ムラを軽減できるようになる。具体的には、LED光源体に含まれる第1LEDと第2LEDの双方により照射したとしても、もっぱら第1LEDでのみ照射される液晶パネル上の領域が少なくなるので、第1LEDでのみ照射され明るく浮き上がる部分が少なくなり、輝度ムラが軽減される。また、2種類のLED双方で照射する場合でも、第1LEDから発せられた光と第2LEDから発せられた光を合成して液晶パネルを照射するので、色ムラも軽減される。
また、本発明に係る光源ユニットは、発光特性が相違する複数の第1LEDおよび複数の第2LEDを配置して、液晶パネルを照射する光源ユニットにおいて、前記第1LEDは、前記第2LEDに比べて高輝度であり、前記第2LEDは、前記第1LEDに比べて高演色性であり、複数の中の少なくとも1つの第1LEDに係る光軸方向と、前記第1LEDの周囲に配置される中のいずれか1つの第2LEDに係る光軸方向とが重なるように、前記第1LEDまたは前記第2LEDの少なくとも一方を傾けて配置してあることを特徴とする。
本発明にあっては、各LEDから発せられる光軸方向が重なるように各LEDの内の少なくとも一方を傾けて配置してあるので、輝度ムラと色ムラを軽減できるようになる。具体的には、第1LEDと第2LEDの双方で照射したとしても、もっぱら第1LEDでのみ照射される液晶パネル上の領域が少なくなり、第1LEDでのみ照射され明るく浮き上がる部分が少なくなって、輝度ムラが軽減される。また、2種類のLED双方で照射する場合でも、配置してある第1LEDから発せられた光と第2LEDから発せられた光が合成されて液晶パネルを照射するようになり、色ムラが軽減される。
さらに、本発明に係る光源ユニットは、発光特性が相違する複数の第1LEDおよび複数の第2LEDを直列的に交互配置して、液晶パネルを照射する光源ユニットにおいて、前記第1LEDは、前記第2LEDに比べて高輝度であり、前記第2LEDは、前記第1LEDに比べて高演色性であり、前記複数の第1LEDの中で、直列的な配置の中心から外れた側に配置された第1LEDは、光軸方向が前記中心から外れた側の直列的な配置の端側へ向くように傾けて配置してあり、前記複数の第2LEDの中で、直列的な配置の中心から外れた側に配置された第2LEDは、光軸方向が直列的な配置の中心へ向くように傾けて配置してあることを特徴とする。
本発明にあっては、液晶パネルの中心部を多くのユーザーが注視する傾向に着目し、このような傾向に応じた表示を行うことができるようになる。すなわち、高演色性の第2LEDの光軸方向が、直列的な配置の中心へ向くように配置されているので、液晶パネルの中心部は、もっぱら高演色性の第2LEDにより照射される。したがって、ユーザが注視する液晶パネルの中心部の画質は優れたものとなり、ユーザは優れた画質でコンテンツを享受する。また、直列的な配置の中心から外れた側に配置された第1LEDは、光軸方向が中心から外れた側の直列的な配置の端側へ向くように傾けて配置してあり、直列的な配置の中心から外れた側に配置された第2LEDは、光軸方向が直列的な配置の中心へ向くように傾けて配置してあるので、各LEDから発せられる光軸方向が重なり、輝度ムラと色ムラを軽減できるようになる。具体的には、第1LEDと第2LEDの双方で照射したとしても、もっぱら第1LEDでのみ照射される液晶パネル上の領域が少なくなり、第1LEDでのみ照射され明るく浮き上がる部分が少なくなって、輝度ムラが軽減されると共に、各LEDからの光が合成されて液晶パネルを照射するようになり、色ムラも軽減される。
さらにまた、本発明に係る光源ユニットは、直列的な配置の中心から外れた側に、複数の第1LEDが配置してあり、直列的な配置の端寄りに配置された第1LEDは、直列的な配置の中心寄りに配置された第1LEDに比べて傾ける角度が小さくしてあることを特徴とする。
本発明にあっては、第1LEDは、直列的な配置の中心から離れると、その配置の角度が緩やかになる。したがって、端寄りの第1LEDから導光板の内部へと照射された輝度の高い光は、光源ユニットから離れた位置で、導光板の入射面と直交的な側面に到達し、緩やかな角度で導光板内部へ反射する。これにより、乱反射した輝度の高い光が導光板の内部を不規則に照射することを抑えることができ、かつ、反射する光の強さも軽減されているため、液晶パネルの輝度ムラおよび色ムラが軽減されるようになる。
くわえて、本発明に係る光源ユニットは、直列的な配置の中心から外れた側に、複数の第2LEDが配置してあり、直列的な配置の端寄りに配置された第2LEDは、直列的な配置の中心寄りに配置された第2LEDに比べて傾ける角度が小さくしてあることを特徴とする。
本発明にあっては、第2LEDは、直列的な配置の中心から離れると、その配置の角度が緩やかになる。したがって、端寄りに位置する第2LEDから導光板内部へと照射された演色性に優れた光は、光源ユニットから離れた位置で、導光板の入射面と直交的な側面に到達し、緩やかな角度で導光板内部へ反射する。これにより、乱反射した演色性に優れた光が導光板の内部を不規則に照射することを抑えることができるため、液晶パネルの輝度ムラおよび色ムラが軽減されるようになる。
また、本発明に係る液晶表示装置は、液晶パネルと、上述したいずれか1つに記載の光源ユニットと、前記光源ユニットに配置された第1LEDおよび第2LEDの両方を発光させる第1発光状態と、第2LEDを発光させる第2発光状態との切替を行う切替手段とを備えることを特徴とする。
本発明にあっては、第1LEDおよび第2LEDの両方を発光させる第1発光状態と、第2LEDのみを発光させる第2発光状態を択一的に切替可能にしているので、様々な使用の状況に対応でき、発光特性の異なる第1LEDと第2LEDを有効に活用できるようになる。すなわち、屋外などで液晶表示装置を使用する場合は、太陽光が液晶パネルで反射して表示コンテンツが見にくくなるので、第1発光状態に切り替える。逆に屋内などでは、高画質のコンテンツ表示を得るために、第2発光状態に切り替えることになる。
さらに、本発明に係る液晶表示装置は、液晶パネルの裏面側に配置される導光板を備え、前記光源ユニットの第1LEDおよび第2LEDは、前記導光板の側面へ向けて照射するようにしてあり、前記導光板は、照射される側面に係る箇所での導光パターンが、光軸方向の傾けられたLEDに係る光路の指向性が、前記光軸方向の傾けられたLEDで照射される箇所を照射するLEDに係る光路の指向性と共通になるように形成してあることを特徴とする。
本発明にあっては、傾けて配置してある第1LEDと第2LEDからの光が導光パターンに入った後、それらの光の進む方向(光路)が同一になる。そのため、第1LEDが点灯を停止する第2発光状態でも、その光路に相当する液晶パネル上の領域は、第2LEDにより照射されることになる。したがって、第2発光状態でも、この光路に相当する液晶パネル上の領域は少なくとも第2LEDにより照射されて極度に輝度が低下することはないため、輝度ムラを軽減できるようになる。
また、本発明に係る液晶表示装置は、液晶パネルの裏面側に配置される矩形状の導光板を備え、前記導光板の少なくともいずれか1つの角部には、面取り的な斜面が形成してあり、前記光源ユニットは、第1LEDおよび第2LEDが前記導光板の前記斜面へ向けて照射するように配置してあることを特徴とする。
本発明にあっては、携帯電話機などの小型の液晶表示装置で適用されることのある導光板の角部の斜面へ光源を配置する構成において、光源に上述した光源ユニットを用いることで、輝度ムラと色ムラを軽減できるようになる。なお、光源ユニットの照射箇所は一般に小さい斜面になることから、光源ユニットは1つの第1LEDと1つの第2LEDをペアとして含む最小単位の構成にすることが好ましい。また、全体的な光量を増加させたいときは、導光板の複数の角部に面取り的な斜面をそれぞれ形成し、各斜面と対向するように光源ユニットを配置することが好適である。
さらに、本発明に係る液晶表示装置は、液晶パネルと、液晶パネルの裏面側に配置される矩形状の導光板と、前記LED光源体と、前記LED光源体が含む第1LEDおよび第2LEDの両方を発光させる第1発光状態と、第2LEDを発光させる第2発光状態との切替を行う切替手段とを備え、前記導光板の少なくともいずれか1つの角部には、面取り的な斜面が形成してあり、前記LED光源体は、第1LEDに係る光軸方向と、第2LEDに係る光軸方向とが重なるようにしてあると共に、第1LEDおよび第2LEDが前記導光板の前記斜面へ向けて照射するように配置してあることを特徴とする。
本発明にあっては、第1LEDおよび第2LEDを含むと共に、各LEDの光軸方向を重ならせたLED光源体を、導光板の角部に形成した斜面と対向配置するので、携帯電話機などの小型の液晶表示装置で好適な構成で、輝度ムラおよび色ムラを軽減できるようになる。なお、この場合でも、全体的な光量を増加させたいときは、導光板の複数の角部に形成したそれぞれの斜面と対向するように、上述したLED光源体を配置することが好ましい。
さらにまた、本発明に係る液晶表示装置は、前記導光板の前記斜面には、第1LEDの光軸方向に直交的な第1斜面と、第2LEDの光軸方向に直交的な第2斜面が形成してあることを特徴とする。
本発明にあっては、導光板の角部に設けた斜面に、各LEDの光軸方向とそれぞれ直交的となる第1斜面および第2斜面を形成するので、両方のLEDで照射を行う場合、両方のLEDから発せられる光がさらに混じり合うようになり、色ムラが一段と軽減される。
本発明にあっては、LED光源体は発光特性の異なる第1LEDと第2LEDとを光軸方向が相違する向きに備えているので、この光源体をそれぞれの光軸が交差するように配置して液晶パネルを照射することにより、輝度ムラと色ムラを軽減できる。
また、本発明にあっては、発光特性の異なる第1LEDと第2LEDが、それぞれの光軸方向が重なるように、少なくともいずれか一方を傾けて配置してあるので、液晶パネルの輝度ムラと色ムラを軽減できる。
さらに、本発明にあっては、高演色性の第2LEDの光軸が中心部へと傾けて配置されているので、液晶パネルの中心部の画質を良好にでき、また、第1LEDと第2LEDが、それぞれの光軸方向が重なるように配置してあるので、液晶パネルの輝度ムラと色ムラを軽減できる。
さらにまた、本発明にあっては、直列的な配置における端寄りに配置された第1LEDは、中心寄りに配置された第1LEDに比べて傾ける角度が小さくしてあるので、導光板の側面での輝度の高い光の反射を抑えることができ、液晶パネルの輝度ムラと色ムラを軽減できる。
くわえて、本発明にあっては、直列的な配置における端寄りに配置された第2LEDは、中心寄りに配置された第2LEDに比べて傾ける角度が小さくしてあるので、導光板の側面での演色性に優れた光の反射を抑えることができ、液晶パネルの輝度ムラと色ムラを軽減できる。
また、本発明にあっては、第1LEDおよび第2LEDの双方を発光させる第1発光状態と、第2LEDのみを発光させる第2発光状態を択一的に切替できるので、様々な使用の状況に対応できる。
さらに、本発明にあっては、第1LEDと第2LEDからの光路が、導光パターンにより同一になるので、この光路に相当する液晶パネルの領域は第2発光状態でも少なくとも第2LEDにより照射されて極度に暗くなることはないので、輝度ムラを一層軽減できる。
本発明にあっては、携帯電話機などの小型の液晶表示装置で適用されることのある導光板の角部の斜面に光源を配置する構成において、光源に光源ユニットまたはLED光源体を用いるので、小型化を維持した上で輝度ムラおよび色ムラを軽減できる。
また、本発明にあっては、導光板の角部に設けた斜面に、各LEDの光軸方向とそれぞれ直交的となる第1斜面および第2斜面を形成するので、両方のLEDで照射を行う場合、両方のLEDから発せられる光がさらに混じり合うようになり、色ムラを一段と軽減できる。
図1は、本発明の実施形態に係る携帯電話機10(液晶表示装置11を含む)の概略図である。携帯電話機10は、略直方体の筐体12に、コンテンツ表示を行う液晶パネル11aと、後述する光源ユニットの照射の態様を切り替える切替スイッチ13、携帯電話機10を操作するための操作部14を備えている。
図2(a)は液晶パネル11aを照射する光源ユニット15や導光板16など、サイドライト方式の液晶表示装置11の構造を示す正面図であり、図2(b)は図2(a)のA−A線における断面図である。液晶表示装置11は、ハウジング17、導光板16、光源ユニット15、液晶パネル11aなどにより構成されている。
光源ユニット15は、液晶パネル11aを照射する光源である。この光源ユニット15は、導光板16の側面16aに沿って配置されており、各LEDは、そのヘッドが導光板16の側面16aに対向するようにベース15aに設けられている。具体的には、ベース15aには、高輝度LED(第1LEDに該当)18a、18b、18c、18dと高演色LED(第2LEDに該当)19a、19b、19cの2種類のチップ型のLEDが、交互に直列状に配置されている。
ベース15aの両端に位置する高輝度LED18a、18d及びベース15aの中心に位置する高演色LED19bは、その光軸(光の進む路の中心線)L1及びL2並びにL3が、導光板16の側面16aと垂直に交差するように配置されている。一方、図2(a)中、左から2番目と右から2番目の高演色LED19a、19cは、それぞれの光軸L4、L5が液晶パネル11aの中心部11bへと傾くようにベース15aに配置され、また図2(a)中、左から3番目の高輝度LED18bは、その光軸L6が左側面16bへと向くようにベース15aに傾いて配置されており、さらに図2(a)中、右から3番目の高輝度LED18cは、その光軸L7が右側面16cへ向くようにベース15aに傾いて配置されている。それぞれのLEDの傾きは等しく、光軸L4、L6、L7、L5は、側面16aと角度αで交差している。なお、以下においては、説明の便宜上、光の屈折については省略するものとする。
高輝度LED18a〜18dは、例えば、青色LEDの発光チップと黄色蛍光体(Ca−αサイアロン)とから構成されている白色LEDである。また、高演色LED19a〜19cは、青色LEDの発光チップと赤色蛍光体(CaAlSiN)と緑色蛍光体(βサイアロン)とから構成されている白色LEDである。
なお、本実施例ではチップ型のLEDが用いられているが、砲弾型やフラット型のLEDを用いることも勿論可能である。砲弾型のLEDを用いると、光を照射する方向の光量が多いため、液晶パネルの輝度を上げることができるメリットがある。また、フラット型のLEDは、板状の形状をしているので、液晶表示装置に実装しやすいメリットがある。
図3は、高輝度LED18a〜18dおよび高演色LED19a〜19cの放射強度(輝度)を示すグラフである。横軸は波長(nm)を示しており、縦軸は放射強度を示している。破線20aは高輝度LED18a〜18dを示し、実線20bは高演色LED19a〜19cを示す。高輝度LED18a〜18dと高演色LED19a〜19cは、青色LEDの発光により励起されるので、青色LEDの光波長である470nm付近で最高ピークを有する。高輝度LED18a〜18dは、470nm付近で、高演色LED19a〜19cより、約2倍近い放射強度を有している。また、演色性に関しては、高輝度LED18a〜18dは平均演色評価数が80Raであり、高演色LED19a〜19cは平均演色評価数が90Raである。
また、液晶表示装置11の導光板16は、図2(b)で示すように、断面形状が略楔状の透明なアクリル樹脂製の板であり、光源ユニット15からの光を均一に面発光させることにより、液晶パネル11aを裏面から照射する部品である。また、図2(a)に示すように、導光板16には、光源ユニット15からの光を拡散反射させて液晶パネル11aを照射する第1導光パターン16dと第2導光パターン16eが設けられている。
第1導光パターン16dと第2導光パターン16eは、導光板16が液晶パネル11aと対向する面とは逆の面に印刷された拡散反射特性を有する白色ドットである。第1導光パターン16dは、高演色LED19aと高輝度LED18bの双方で照射される箇所、すなわち高演色LED19aの光軸L4と高輝度LED18bの光軸L6が交差する箇所に印刷されている。第1導光パターン16dは、高演色LED19aからの光と高輝度LED18bからの光の指向性が共通になるように設計されており、高演色LED19aからの光と高輝度LED18bからの光は、第1導光パターン16dから出た後は共に光軸L8に沿って進むようになっている。
また、第2導光パターン16eは、高輝度LED18cと高演色LED19cの双方で照射される箇所、すなわち高輝度LED18cの光軸L7と高演色LED19cの光軸L5が交差する箇所に印刷されている。第2導光パターン16eは、高輝度LED18cからの光と高演色LED19cからの光の指向性が共通になるように設計されており、高輝度LED18cからの光と高演色LED19cからの光は、第2導光パターン16eから出た後は共に光軸L9に沿って進むようになっている。
なお、本実施例では、白色ドットを導光板16に印刷することで、金型などを不要とし、量産までの時間の短縮とコストの抑制を図っている。しかし、白色ドットを印刷する代わりに、導光板16にミクロン単位のプリズムパターンなどの凹凸を形成することも考えられる。この場合、指向性をもって光を望む方向に反射させることができるメリットがある。また、例えば架橋性シリコーン樹脂からなる真球状粒子を内部に分散させて導光板16を形成することにより、光を拡散反射させることも考えられる。この場合、光を導光板16の内部全体で散乱させることができるので、効率よく液晶パネル11aを照射でき、かつ、断面形状を略楔状にする必要がないので、導光板16を平たい板状に小型化できるメリットがある。
さらに、液晶表示装置11の導光板16が液晶パネル11aと対向する側の面には、第1プリズムシート21a、第2プリズムシート21b、拡散シート22が配置されており、導光板16がハウジング17と対向する側の面には反射シート23が配置されている。第1プリズムシート21aおよび第2プリズムシート21bは、光を集光させて正面輝度を向上させる部材であり、拡散シート22は、液晶パネル11aの輝度の向上、光の拡散、輝度ムラを低減させるための部材である。また、反射シート23は、導光板16から漏れ出た光を無駄なく有効に利用するための部材である。
図4は、液晶表示装置11の電気的構成を示すブロック図であり、液晶表示装置11は液晶パネル11a、切替スイッチ13、光源ユニット15、制御部24、液晶パネルインターフェース25を有し、また操作部14と接続している。液晶表示装置11は、切替スイッチ13の操作により、光源ユニット15の照射の態様が、屋外モードと屋内モードとに切り替わるようになっている。屋外モードとは、太陽光の下で携帯電話機10を使用する場合に、太陽光が液晶パネル11aの表面で反射して表示コンテンツが見にくくなることに対応して、液晶パネル11aの輝度を高くするため光源ユニット15に備えられた全てのLEDを点灯させる状態(第1発光状態に該当)のことを言う。一方、屋内モードとは、演色性を高めてコンテンツ表示を高画質で享受するために、高演色LED19a〜19cを点灯させる状態(第2発光状態に該当)のことを言う。
切替スイッチ13は、携帯電話機10の制御全般を行う制御部24と接続されており、制御部24は、切替スイッチ13が図1の矢印方向へとスライドしたときは屋内モードで光源ユニット15を点灯させ、矢印方向とは逆へスライドしたときは屋外モードで光源ユニット15を点灯させる制御を行う。なお、制御部24は、液晶パネル11aと、表示コンテンツ信号の仲介を行う液晶パネルインターフェース25を介して接続されており、光源ユニット15が液晶パネル11aを照射することにより、液晶パネル11aにおいてコンテンツ表示が行われる。
以下、本発明の実施形態に係る携帯電話機10に含まれる液晶表示装置11の動作について説明する。図5(a)に示すように、切替スイッチ13が図1の矢印方向とは逆方向へスライドした状態では、光源ユニット15は、屋外モードで照射する。液晶パネル11aは、光源ユニット15に備えられた全てのLEDで照射されるので、液晶パネル11a表面で太陽光が反射しても、表示コンテンツの視認が困難になることはない。また、高輝度LED18bの光および高演色LED19aの光並びに高輝度LED18cの光および高演色LED19cの光を合成して液晶パネル11aを照射するので、色ムラも軽減される。
また、図5(b)に示すように、切替スイッチ13を矢印方向へとスライドして、光源ユニット15が屋内モードで照射する場合は、高演色LED19a〜19cで液晶パネル11aが照射されることになる。これにより、携帯電話機10は、優れた画質の表示コンテンツを提供できる。
なお、屋内モードでは、高輝度LED18a〜18dが点灯しないので、液晶パネル2a全体の明るさは低下する。しかし、高演色LED19aからの光が第1導光パターン16dに、第3高演色LED19cからの光が第2導光パターン16eに照射され、第1導光パターン16dと第2導光パターン16eに対応する液晶パネル11a上の領域が照射されるので、液晶パネル11a全体の輝度が極端に低下することはない。さらに、高演色LED19aからの光は、第1導光パターン16dから出た後は、光軸L8に沿って進む。また、高演色LED19cからの光も、第2導光パターン16eから出た後は、光軸L9に沿って進む。そして、高演色LED19bからの光は、光軸L3に沿って液晶パネル11aの中心部へと進む。そのため、屋内モードでは、もっぱら液晶パネル11aの中心部およびその周辺が照射されるようになる。ユーザは液晶パネル11aの中心部に視線を集中させる傾向があるので、液晶パネル11aの中心部およびその周辺の輝度の低下を抑えれば、液晶パネル11a全体の輝度の低下にかかわらず、表示コンテンツの視認に関して問題が生じることはない。
なお、本発明に係る液晶表示装置11および液晶表示装置11に備えられている光源ユニット15などは、上述した形態に限定されるものではなく、種々の変形例が存在する。例えば、図6(a)に示すように、チップ型の高輝度LED31と高演色LED32を発光チップとしてそれぞれの光軸31a、32aが重なるように内側へ傾けて配置し、それらを透光性樹脂33で覆いワンユニット化したLED光源体30が考えられる。図6(b)に示すように、このLED光源体30をベース34に配置して光源ユニット35を形成することにより、相違する発光特性を有するLEDの光軸を重ねることができ、上述した実施形態と同様に輝度ムラや色ムラを軽減することができる。また、2種類のLEDをワンユニット化するので、生産工程などを簡略化できるメリットもある。
また、図6(c)に示すように、高輝度LED41と高演色LED42を発光チップとしてそれぞれの光軸41a、42aが外方へ向くように外側へ傾けて配置し、それらを透光性樹脂43で覆いワンユニット化したLED光源体40も考えられる。図6(d)に示すように、このLED光源体40を、ベース44に配置して光源ユニット45を形成することにより、相違する発光特性を有するLEDの光軸を重ねることができ、上述した実施形態と同様に輝度ムラや色ムラを軽減することができる。また、LED光源体30と同様に、生産工程などを簡略化できる。
なお、LED光源体30、40の発光チップであるLEDはチップ型に限られるものではなく、他にも砲弾型やフラット型のLEDを用いることも可能である。
さらに、図2(a)(b)に示す光源ユニット15においては、高演色LED19aおよび高輝度LED18b、並びに高輝度LED18cおよび高演色LED19cを傾けて配置しているが、例えば図7(a)のように、高演色LED53aと高演色LED53cのみを傾けて配置し、その他の高輝度LED52と高演色LED53bは傾けずに配置する光源ユニット51を備える液晶表示装置50も考えられる。さらにまた、図7(b)のように、高輝度LED62b、62cのみを傾けて配置し、その他の高輝度LED62a、62d、高演色LED63は傾けずに配置する光源ユニット61を備える液晶表示装置60も考えられる。このように傾けて配置するLEDの個数を減らすことにより、傾ける角度の調整に係る工程を省略でき、製造コストを低く抑えられるメリットがある。
くわえて、高輝度LEDと高演色LEDの個数、配置、傾斜角度は、上記実施形態に限定されるものではなく、適用される機器の大きさや導光パターンの位置に応じて、適宜変更することも可能である。例えば、図2(a)(b)に示す光源ユニット15は、中心部に高演色LED19bを配置し、そこを起点に高輝度LEDと高演色LEDとを交互に配置している。しかし、図8に示すように、ベース71の中心部に高輝度LED72bを配置し、そこを起点に右側に高演色LED73c、高輝度LED72c、高演色LED73dを配置し、左側に高演色LED73b、高輝度LED72a、高演色LED73aを配置して液晶パネル74を照射する液晶表示装置70も考えられる。このようにLEDを配置することにより、ユーザが注目する液晶パネル74の中心部の輝度を上げることができるメリットがある。
また、図9(a)に示すように、配置されるLEDの個数が多くなった場合は、LEDの傾きを配置箇所に応じて相違させた光源ユニットも考えられる。具体的には、光源ユニット81の端部寄りに配置される高輝度LED82bと高演色LED83bの光軸L12、L13と側面84aとが交差する角度βが、光源ユニット81の中心部(図9(a)のCL線)寄りに配置される高輝度LED82aと高演色LED83aの光軸L10、L11と側面84aが交差する角度γよりも小さくなるように、それぞれのLEDを傾けて配置する。
この場合、図9(b)に示すように、高輝度LED82aからの光は、光軸L10に沿って進み、光源ユニット81により近い位置P1で右側面84cに到達し、導光板84の内部へと鋭い角度で反射する。一方、高輝度LED82bからの光は、光軸L12に沿って進み、光源ユニット81から遠い位置P2で右側面84cに到達し、緩い角度で導光板84の内部へと反射する。そのため、高輝度LED82bから照射された光が反射して、不規則に液晶パネルを照射することがなくなるので、輝度ムラと色ムラをより軽減できるメリットがある。特に、高輝度LED82bは側面84cに近い位置にあり、かつその光の輝度が高いため、その光が光源ユニット81の近くで反射すると強い輝度ムラや色ムラが生じるが、それを防ぐことが可能になる。
また、高演色LED83bの配置の角度が緩やかなので、高演色LED83bからの光は、光軸L13に沿って進む。そのため、高演色LED83bからの光が導光板84の内部で不規則に反射することを抑えられ、輝度ムラや色ムラを軽減することが可能になる。
くわえて、本実施例に係る液晶表示装置11は、ユーザによるマニュアル操作で光源ユニット15の照射の態様を屋内モードと屋外モードに切り替えていたが、変形例として外光の明度を検出する明度センサを用いて、これを自動的に行う構成も考えられる。図10は、この変形例に係る液晶表示装置90の電気的構成を示すブロック図である。制御部91は、外光の明度を検出する明度センサ94と電気的に接続されており、その明度センサ94から入力される外光の明度の数値に基づき、制御部91が光源ユニット95の照射の態様の切替を行う。制御部91は、明度閾値を記録した内部メモリ92を有しており、明度センサ94からの外光の明度の数値と明度閾値とを比較し、外光の明度の数値が明度閾値以上の場合は屋外モードで、明度閾値未満の場合は屋内モードで光源ユニット95を照射させる制御を行う。
また、本実施例に係る液晶表示装置11は、いわゆるサイドライト方式を例として説明したが、液晶パネルの裏面に液晶パネルを照射する光源を備える直下型バックライト方式にも適用できる。さらに、高演色LED19a、19b、19cの代わりに、赤色LED、緑色LEDおよび青色LEDを発光チップとして組み合わせた白色LEDを用いる構成も考えられる。さらにまた、本実施形態では、液晶表示装置が適用される電気機器として携帯電話機を例として説明したが、本実施例に係る液晶表示装置11は、他の機器類、例えばデジタルビデオカメラ、ポータブルDVD、ポータブルゲーム機、PDA(Personal Digital Assistants)などにも適用できる。くわえて、上述した各構成(変形例も含む。)は、適宜、組み合わせることも可能である。
図11(a)は、本発明の第2実施形態に係る液晶表示装置100の要部を示している。第2実施形態の液晶表示装置100は、液晶パネル101の裏面側に全体的な外周形状(液晶パネル101の裏面に対向する面の外周形状)が矩形状の導光板102を配置し、導光板102の一側面102aと他側面102bが交わる角部の頂点を無くすように、面取り的な斜面102cを導光板102に形成している。また、第2実施形態の液晶表示装置100は、導光板の斜面102cと対向するように光源ユニット105を配置している。なお、このような図11(a)に示す構成は、図2(a)の導光板の一側面に対向して光源ユニットを配置する場合に比べて全体を小型化できるため、液晶パネルを具備した小型電気機器に好適となる。
第2実施形態で用いられる光源ユニット105は、第1実施形態の図2(a)に示す光源ユニット15の中の高輝度LED18cと、高演色LED19cをペアとして用いたような最小単位の構成になっており、ベース105aに高輝度LED108と高演色LED109を、それぞれの光軸L14、L15の方向が重なるように配置している。なお、第2実施形態においても、光源ユニット105の発光制御を行う回路構成には、図4のブロック図で示すものを適用している。
第2実施形態の液晶表示装置100において、光源ユニット105を発光させると、導光板102の斜面が照射されるようになり、そのため、屋外モードにセットされた場合、液晶表示装置100は、光軸L14、L15が重なる高輝度LED108および高演色LED109の両方で照射を行うので、相異する特性の光が合成されるようになり、装置構成の小型化を維持した上で、液晶パネル101の色ムラを低減できる。また、屋内モードにセットされると、液晶表示装置100は、高輝度LED108を消灯し、高演色LED109で照射を行うので、液晶パネル101に表示される画像の画質を良好にして輝度ムラを軽減できる。
なお、第2実施形態の液晶表示装置100でも、第1実施形態で説明した各種変形例の中で適用できるものは、用いることも可能であり、例えば、光源ユニット105の発光制御に係る回路構成は、図10のブロック図で示すものを適用することも可能であり、また、光量を増加させたいときは、各LED108、109の数を増やすようにしてもよい。
図11(b)の液晶表示装置110は、第2実施形態において、図11(a)の液晶表示装置100より光量を増加させる場合の変形例を示したものである。変形例の液晶表示装置110は、液晶パネル111と対向する導光板112における一側面112aの一方の他側面112bと交わる角部に斜面112cを形成すると共に、他方の他側面112dと交わる角部に斜面112eを形成し、各斜面112c、112eと対向するように光源ユニット115をそれぞれ配置している。なお、光源ユニット115は、図11(a)で示した光源ユニット105と同様であり、ベース115aに高輝度LED118と高演色LED119を、それぞれの光軸方向が重なるように配置した構成になっている。この変形例の液晶表示装置110では、一側面112aの両側に形成された斜面112c、112eが、光源ユニット115でそれぞれ照射されるため、輝度ムラおよび色ムラの軽減を維持した上で、図11(a)の液晶表示装置100に比べて液晶パネル111における光量を増加させることができる。
図12(a)は、第2実施形態における別の変形例の液晶表示装置120を示している。この変形例の液晶表示装置120は、液晶パネル121に対向配置される導光板122の一側面122aの他側面122bと交わる側の角部122cに第1斜面122dおよび第2斜面122eの計2つの斜面を形成していることが特徴になっている。角部122cに対向配置する光源ユニット125は、図11(a)の光源ユニット105と同様であり、ベース125aに高輝度LED128と高演色LED129を、それぞれの光軸L16、L17の方向が重なるように配置している。
導光板120の各斜面122d、122eは、上述の光源ユニット125の各LED128、129の光軸方向と直交するように形成されており、具体的には、第1斜面122dは、高輝度LED128の光軸L16の方向と直交的な角度で形成されており、第2斜面122eは、高演色LED129の光軸L17の方向と直交的な角度で形成されている。このように角度で各斜面122d、122eを形成することで、各LED128、129から照射される光が、導光板112の入射面となる各斜面122d、122eで屈折しにくくなり、導光板120の中で光軸L16、L17をより重ねやすくなると共に、導光板120のパターン設計も行いやすくなる。
図12(b)の液晶表示装置130は、図12(a)に示すパターンの変形例で、光量増加に対応したものである。すなわち、液晶表示装置130は、液晶パネル131に対向配置される導光板132の一側面132aの一方の他側面132bと交わる角部132cに、図12(a)と同様に、第1斜面132dおよび第2斜面132eを形成すると共に、他方の他側面132fと交わる角部に第1斜面132gおよび第2斜面132hを形成している。さらに、変形例の液晶表示装置130は、一方の他側面132bの側の各斜面132d、132eと対向するように光源ユニット135を配置し、他方の他側面132bの側の各斜面132g、132hと対向するように光源ユニット135を配置している。なお、光源ユニット135自体は、図12(a)の光源ユニット125と同様であり、ベース135aに高輝度LED138と高演色LED139を、それぞれの光軸が重なるように配置したものになっている。よって、図12(b)の液晶表示装置130では、光量を増加した上で、光源ユニット135の各LED138、139の光軸方向の直交的な斜面132d、132e、132g、132hに各LED138、139からの光が入射されるので、入射面での光の屈折を抑えて輝度ムラおよび色ムラを一層軽減できる。
図13(a)は、第2実施形態の別の変形例の液晶表示装置140を示しており、光源として、光源ユニットではなく、図6(a)に示すLED光源体30と同様な構成のワンユニット化されたLED光源体150を用いたことを特徴としている。なお、液晶表示装置140は、それ以外の部分は、図11(a)の液晶表示装置100と同様であり、液晶パネル141に対向配置される導光板142の一側面142aと他側面142bが交わる角部に面取り的な斜面142cを形成し、LED光源体150の透光性樹脂153で覆われる高輝度LED151と高演色LED152の重なる光軸L18、L19に基づく光で斜面142cを照射するようにしている。よって、LED光源体150を用いた液晶表示装置140は、簡易な構成の光源でコンパクトな構成を確保しながら、輝度ムラおよび色ムラの軽減を図ることができる。
図13(b)の液晶表示装置160は、ワンユニット化されたLED光源体170を用いた別の変形例を示しており、液晶パネル161に対向配置される導光板162の一側面162aの他側面162bの角部162cに第1斜面162dおよび第2斜面162eの計2つの斜面を形成し、各斜面162d、162eと対向するようにLED光源体170を配置している。なお、第1斜面162dは、LED光源体170の透光性樹脂173に覆われた高輝度LED171の光軸L20の方向と直交的な角度で形成されると共に、第2斜面162eは、高演色LED172の光軸L21の方向と直交的な角度で形成されている。そのため、液晶表示装置160では、LED光源体170から発せられる光が導光板162の入射面(各斜面162d、162e)で屈折しないので、光軸L20、L21が重ねやすくなり、導光板162のパターン設計も行いやすくなる。なお、図13(a)(b)に示す変形例の液晶表示装置140、160でも、光量を増加させたい場合は、図11(b)、図12(b)に示す液晶表示装置110、130と同様に、他の角部に形成した斜面に対向するようにLED光源体150、170を配置すればよい。
本発明の実施形態に係る液晶表示装置を備える携帯電話機の正面図である。 (a)は液晶表示装置の構造を示す正面図であり、(b)は液晶表示装置のA−A線の断面図である。 高輝度LEDと高演色LEDの放射強度を示すグラフである。 液晶表示装置の電気的構成を示すブロック図である。 (a)は液晶表示装置の第1発光状態を示す概略図であり、(b)は第2発光状態を示す概略図である。 (a)は高輝度LEDと高演色LEDをワンユニット化したLED光源体の概略図であり、(b)はそのLED光源体を備えた光源ユニットの概略図であり、(c)は変形例のLED光源体の概略図であり、(d)はそのLED光源体を備えた光源ユニットの概略図である。 (a)はLEDの配置角度に関する変形例の液晶表示装置の要部を示す概略図であり、(b)は別の変形例の液晶表示装置の要部を示す概略図である。 高輝度LEDと高演色LEDの配置に関する変形例の液晶表示装置の要部を示す概略図である。 (a)は高輝度LEDと高演色LEDの傾きに関する変形例の液晶表示装置の要部を示す概略図であり、(b)はその液晶表示装置のLEDの反射状態を示す概略図である。 明度センサを備えた液晶表示装置の変形例の電気的構成を示すブロック図である。 (a)は本発明の第2実施形態に係る液晶表示装置の要部を示す概略図、(b)は第2実施形態の変形例に係る液晶表示装置の要部を示す概略図である。 第2実施形態の変形例の液晶表示装置の要部であり、(a)は高輝度LEDおよび高演色LEDの各光軸に直交的な第1斜面および第2斜面を形成した概略図であり、(b)は2つの角部に第1斜面および第2斜面を形成した変形例の概略図である。 第2実施形態の別の変形例の液晶表示装置の要部であり、(a)はLED光源体を導光板の角部の斜面に対向配置した概略図、(b)はLED光源体を角部の第1斜面および第2斜面に対向配置した概略図である。 従来の液晶表示装置における輝度ムラと色ムラを示す概略図である。 別の従来の液晶表示装置における輝度ムラと色ムラを示す概略図である。
符号の説明
10 携帯電話機
11 液晶表示装置
11a 液晶パネル
15 光源ユニット
16 導光板
18a、18b、18c、18d 高輝度LED
19a、19b、19c 高演色LED
16d 第1導光パターン
16e 第2導光パターン

Claims (10)

  1. 発光特性が相違する第1LEDおよび第2LEDを含むLED光源体において、
    前記第1LEDは、前記第2LEDに比べて高輝度であり、
    前記第2LEDは、前記第1LEDに比べて高演色性であり、
    前記第1LEDに係る光軸方向と、前記第2LEDに係る光軸方向とがそれぞれ相違する向きにしてあることを特徴とするLED光源体。
  2. 発光特性が相違する複数の第1LEDおよび複数の第2LEDを配置して、液晶パネルを照射する光源ユニットにおいて、
    前記第1LEDは、前記第2LEDに比べて高輝度であり、
    前記第2LEDは、前記第1LEDに比べて高演色性であり、
    複数の中の少なくとも1つの第1LEDに係る光軸方向と、前記第1LEDの周囲に配置される中のいずれか1つの第2LEDに係る光軸方向とが重なるように、前記第1LEDまたは前記第2LEDの少なくとも一方を傾けて配置してあることを特徴とする光源ユニット。
  3. 発光特性が相違する複数の第1LEDおよび複数の第2LEDを直列的に交互配置して、液晶パネルを照射する光源ユニットにおいて、
    前記第1LEDは、前記第2LEDに比べて高輝度であり、
    前記第2LEDは、前記第1LEDに比べて高演色性であり、
    前記複数の第1LEDの中で、直列的な配置の中心から外れた側に配置された第1LEDは、光軸方向が前記中心から外れた側の直列的な配置の端側へ向くように傾けて配置してあり、
    前記複数の第2LEDの中で、直列的な配置の中心から外れた側に配置された第2LEDは、光軸方向が直列的な配置の中心へ向くように傾けて配置してあることを特徴とする光源ユニット。
  4. 直列的な配置の中心から外れた側に、複数の第1LEDが配置してあり、
    直列的な配置の端寄りに配置された第1LEDは、直列的な配置の中心寄りに配置された第1LEDに比べて傾ける角度が小さくしてある請求項3に記載の光源ユニット。
  5. 直列的な配置の中心から外れた側に、複数の第2LEDが配置してあり、
    直列的な配置の端寄りに配置された第2LEDは、直列的な配置の中心寄りに配置された第2LEDに比べて傾ける角度が小さくしてある請求項3または請求項4に記載の光源ユニット。
  6. 液晶パネルと、
    前記請求項2乃至請求項5のいずれか1つに記載の光源ユニットと、
    前記光源ユニットに配置された第1LEDおよび第2LEDの両方を発光させる第1発光状態と、第2LEDを発光させる第2発光状態との切替を行う切替手段と
    を備えることを特徴とする液晶表示装置。
  7. 液晶パネルの裏面側に配置される導光板を備え、
    前記光源ユニットの第1LEDおよび第2LEDは、前記導光板の側面へ向けて照射するようにしてあり、
    前記導光板は、照射される側面に係る箇所での導光パターンが、光軸方向の傾けられたLEDに係る光路の指向性が、前記光軸方向の傾けられたLEDで照射される箇所を照射するLEDに係る光路の指向性と共通になるように形成してある請求項6に記載の液晶表示装置。
  8. 液晶パネルの裏面側に配置される矩形状の導光板を備え、
    前記導光板の少なくともいずれか1つの角部には、面取り的な斜面が形成してあり、
    前記光源ユニットは、第1LEDおよび第2LEDが前記導光板の前記斜面へ向けて照射するように配置してある請求項6に記載の液晶表示装置。
  9. 液晶パネルと、
    液晶パネルの裏面側に配置される矩形状の導光板と、
    請求項1に記載のLED光源体と、
    前記LED光源体が含む第1LEDおよび第2LEDの両方を発光させる第1発光状態と、第2LEDを発光させる第2発光状態との切替を行う切替手段と
    を備え、
    前記導光板の少なくともいずれか1つの角部には、面取り的な斜面が形成してあり、
    前記LED光源体は、第1LEDに係る光軸方向と、第2LEDに係る光軸方向とが重なるようにしてあると共に、第1LEDおよび第2LEDが前記導光板の前記斜面へ向けて照射するように配置してあることを特徴とする液晶表示装置。
  10. 前記導光板の前記斜面には、第1LEDの光軸方向に直交的な第1斜面と、第2LEDの光軸方向に直交的な第2斜面が形成してある請求項8または請求項9に記載の液晶表示装置。
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