JP4625713B2 - クラッチディスク、それを用いたクラッチディスク組立体及びクラッチ装置 - Google Patents

クラッチディスク、それを用いたクラッチディスク組立体及びクラッチ装置 Download PDF

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Description

本発明は、クラッチディスク、特に、摩擦フェーシングを接着固定しているクラッチディスク、それを用いたクラッチディスク組立体及びクラッチ装置に関する。
クラッチディスク組立体は、入力側回転体と出力側回転体との間で摩擦係合によりトルクを伝達するためのものであり、一般に、一対の摩擦フェーシングを有するクラッチディスクと、クラッチディスクが固定される入力側プレートと、出力側ハブと、入力側プレートと出力側ハブとを円周方向に弾性的に連結するダンパー部とを備えている。
このクラッチディスク組立体によりトルクが伝達される場合、例えばクラッチカバー組立体のプレッシャープレートにより摩擦フェーシングがエンジン側のフライホイールに押し付けられる。この結果、クラッチディスクはフライホイールとプレッシャープレートとの間に挟持され、フライホイールに入力されたトルクがクラッチディスクを介して入力側プレートに入力される。そしてこのトルクは、ダンパー部を介して出力側ハブに伝達され、出力側のトランスミッションに出力される。このように、クラッチディスクがフライホイールに圧接されることで、クラッチディスク組立体はトルク伝達を可能としている(例えば、特許文献1参照。)。
以上に述べたクラッチディスクとして、クラッチ連結時の衝撃を緩和するために複数のクッショニングプレートを備えたものが知られている。このクッショニングプレートは、板状部材が波型形状に折り曲げられ形成されており、一対の摩擦フェーシングに固定されている。この波型形状の部分は、クラッチディスクがフライホイールとプレッシャープレートとの間に狭持される際に軸方向に弾性変形可能となっている。このクッショニングプレートの弾性変形がクッションとして作用し、クラッチ連結時の衝撃が緩和される。
一般的に、このクラッチディスクでは、摩擦フェーシングとクッショニングプレートとが複数のリベットにより連結されている。したがって、摩擦フェーシングとリベットとの係合部分、リベットの頭部の厚み、摩擦フェーシングの摩耗量等を考慮すると、摩擦フェーシングが必要以上に厚くなり、クラッチディスクの重量やコストが増大する。また、リベットは金属製であるため、リベット自体の重量もクラッチディスク全体の重量に大きく影響する。以上より、リベット固定式クラッチディスクは重量及びコストが増大する傾向にある。
トランスミッションによるスムーズな変速操作を考慮すると、クラッチディスクの重量は小さい方が好ましい。したがって、クラッチディスクの軽量化を図るために、摩擦フェーシングとクッショニングプレートとを接着剤により固定した接着固定式クラッチディスクが提案されている。
特開2001−241463号公報
接着固定式クラッチディスクでは、リベット結合により固定している部分を全て接着剤により固定している。この結果、リベット固定式に比べて摩擦フェーシングとクッショニングプレートとの固定部分を軽量化することができる。しかしその反面、クッショニングプレートの接着部分は摩擦フェーシングと一体となり両部材の相対運動が拘束されるため、リベット固定式に比べて固定部分の剛性が高くなり、クラッチディスク全体の剛性が高くなる。この結果、クラッチディスクを軸方向に圧縮する際の荷重が増大し、クッショニングプレートのクッション効果が低減する。
本発明の課題は、接着固定式クラッチディスクにおいて、クラッチ連結時におけるクッション効果の低減を防止することにある。
請求項1に記載のクラッチディスクは、入力回転体から出力回転体へ摩擦係合によりトルクを伝達するためのクラッチディスク組立体の一部を構成している。このクラッチディスクは、軸方向に互いに対向して配置され入力回転体と摩擦係合するための環状の第1及び第2摩擦フェーシングと、第1及び第2摩擦フェーシングの間に弾性変形可能に設けられ第1摩擦フェーシングにのみ接着剤により固定された複数の第1クッショニングプレートと、第1及び第2摩擦フェーシングの間に弾性変形可能に設けられ第2摩擦フェーシングにのみ接着剤により固定された複数の第2クッショニングプレートと、第1及び第2摩擦フェーシングの間に弾性変形可能に設けられ第1及び第2摩擦フェーシングに固定されていない複数の第3クッショニングプレートと、を備えている。第1、第2及び第3クッショニングプレートが円周方向に交互に配置されている。
このクラッチディスクでは、1つのクッショニングプレートを一方の摩擦フェーシングにしか接着固定していないため、1つのクッショニングプレートを両方の摩擦フェーシングに接着固定した場合に比べて接着部分の範囲を少なくすることができる。これにより、このクラッチディスクでは、接着固定により剛性が高くなるのを防止することができ、クラッチ連結時におけるクッション効果の低減を防止することができる。
請求項2に記載のクラッチディスクは、請求項1において、第1及び第2クッショニングプレートが円周方向に同位相で配置されている。
第1及び第2摩擦フェーシングの接着部分周辺は剛性が高くなるため、クラッチ連結時の押付荷重が接着部分周辺に集中する傾向にある。このクラッチディスクでは、第1及び第2クッショニングプレートが円周方向に同位相で配置されているため、第1及び第2摩擦フェーシングの荷重分布の円周方向の偏りを少なくすることができる。
請求項3に記載のクラッチディスクは、入力回転体から出力回転体へ摩擦係合によりトルクを伝達するためのクラッチディスク組立体の一部を構成している。このクラッチディスクは、軸方向に互いに対向して配置され入力回転体と摩擦係合するための環状の第1及び第2摩擦フェーシングと、第1及び第2摩擦フェーシングの間に弾性変形可能に設けられ第1摩擦フェーシングにのみ接着剤により固定された複数の第1クッショニングプレートと、第1及び第2摩擦フェーシングの間に弾性変形可能に設けられ第2摩擦フェーシングにのみ接着剤により固定された複数の第2クッショニングプレートと、第1及び第2摩擦フェーシングの間に弾性変形可能に設けられ第1及び第2摩擦フェーシングに固定されていない複数の第3クッショニングプレートと、を備えている。第1及び第2クッショニングプレートの間には少なくとも1つの第3クッショニングプレートが配置されている。
このクラッチディスクでは、第1及び第2クッショニングプレートの間に第3クッショニングプレートが配置されているため、さらに接着部分の範囲を少なくすることができ、クッション効果の低減を防止することができる。
請求項4に記載のクラッチディスクは、請求項3において、第1及び第2クッショニングプレートが円周方向に同位相で配置されている。
請求項5に記載のクラッチディスクは、請求項1から4のいずれかにおいて、複数のクッショニングプレートを円周方向に連結するための環状の連結部材をさらに備えている。
このクラッチディスクでは、連結部材により複数のクッショニングプレートの連結強度を向上させることができる。
請求項6に記載のクラッチディスク組立体は、入力回転体から出力回転体へ摩擦係合によりトルクを伝達するためのものであって、請求項1から5のいずれかに記載のクラッチディスクと、クラッチディスクと出力回転体の間に配置されクラッチディスクと出力回転体とを回転方向に弾性的に連結するためのダンパー機構とを備えている。
このクラッチディスク組立体では、請求項1から5のいずれかに記載のクラッチディスクを備えているため、接着固定によりクラッチディスクの剛性が高くなるのを防止することができ、クラッチ連結時におけるクッション効果の低減を防止することができる。
請求項7に記載のクラッチ装置は、入力回転体から出力回転体へトルクを伝達及び遮断するためのものであって、請求項6に記載のクラッチディスク組立体と、入力回転体に連結されたクラッチカバーと、クラッチカバーに相対回転不能に設けられ入力回転体に対して第1及び第2摩擦フェーシングを押圧するための押圧部材と、クラッチカバーに対して軸方向に弾性変形可能に設けられ押圧部材を入力回転体側へ付勢するための付勢部材とを有するクラッチカバー組立体とを備えている。
このクラッチ装置では、請求項6に記載のクラッチディスク組立体を備えているため、接着固定によりクラッチディスクの剛性が高くなるのを防止することができ、クラッチ連結時におけるクッション効果の低減を防止することができる。
本発明に係るクラッチディスクでは、接着固定式クラッチディスクにおいて、クラッチ連結時におけるクッション効果の低減を防止することができる。
本発明の第1実施形態としてのクラッチディスク32が採用されたクラッチ装置1の縦断面概略図。 本発明の第1実施形態としてのクラッチディスク32が採用されたクラッチ装置1の平面概略図。 本発明の第1実施形態としてのクラッチディスク32の平面概略図。 クラッチディスク32の半径方向の断面概略図。 クラッチディスク32の変形状態を示す図。 本発明の第2実施形態としてのクラッチディスク132の半径方向の断面概略図。 本発明の第3実施形態としてのクラッチディスク232の半径方向の断面概略図。 本発明の第4実施形態としてのクラッチディスク332の半径方向の断面概略図。 本発明の第4実施形態としてのクラッチディスク332の平面概略図。 本発明の第4実施形態としてのクラッチディスク332の平面概略図。 本発明の第5実施形態としてのクラッチディスク432の半径方向の断面概略図。
本発明の各実施形態を図面を参照しながら説明する。
A.クラッチディスク、クラッチディスク組立体及びクラッチ装置
1.第1実施形態
(1)クラッチ装置の構成
図1に本発明の第1実施形態としてのクラッチディスク32が採用されたクラッチ装置1の縦断面概略図、図2に平面概略図を示す。O−Oは、クラッチ装置1及びクラッチディスク組立体3の回転中心線を示す。
このクラッチ装置1は、エンジン(図示せず)からトランスミッション(図示せず)へトルクを伝達及び遮断するためのもので、図1及び図2に示すようにクラッチディスク組立体3と、クラッチカバー組立体4とから構成されている。
クラッチディスク組立体3は、摩擦係合によりトルクを伝達するためのもので、スプラインハブ30と、ダンパー機構31と、クラッチディスク32とから構成されている。スプラインハブ30は、トランスミッションのインプットシャフト5の外周側に配置されており、ハブ30aと、フランジ部30bとを有している。ハブ30aは、軸方向に延びる筒状の部材であり、インプットシャフト5にスプライン係合している。フランジ部30bは、ハブ30aの外周部から半径方向外側に延びる円板状の部分である。
ダンパー機構31は、クラッチディスク32とスプラインハブ30とを回転方向に弾性的に連結するためのものであり、クラッチプレート31aと、リティーニングプレート31bと、複数のコイルスプリング31cとから構成されている。クラッチプレート31a及びリティーニングプレート31bは、フランジ部30bを軸方向に挟み込むように配置された円板状の部材であり、複数のリベット31dにより連結されている。フランジ部30b、クラッチプレート31a、リティーニングプレート31bには窓状に切り欠かれた複数の収容部30c、31e、31fがそれぞれ形成されており、各収容部30c、31e、31fにはコイルスプリング31cが回転方向に弾性変形可能に収容されている。
クラッチディスク32は、摩擦係合によりトルクを伝達するためのもので、クラッチプレート31aの外周部に連結されている。クラッチディスク32の詳細については後述する。
クラッチカバー組立体4は、摩擦係合によるトルク伝達を操作するためのもので、主に、クラッチカバー41と、プレッシャープレート42と、ダイヤフラムスプリング43とから構成されている。クラッチカバー41は、フライホイール2に固定された環状の部材であり、プレッシャープレート42、ダイヤフラムスプリング43及びクラッチディスク組立体3を内部に収容している。プレッシャープレート42は、クラッチディスク32をフライホイール2との間で狭持するための環状の部材であり、クラッチカバー41に対して相対回転不能にかつ軸方向へ相対移動可能に設けられている。
ダイヤフラムスプリング43は、プレッシャープレート42をフライホイール2側へ付勢するためのもので、クラッチカバー41に対して相対回転不能にかつ軸方向へ弾性変形可能に設けられている。ダイヤフラムスプリング43は、環状部43bと、複数のレバー部43aとを有している。環状部43bは、プレッシャープレート42を軸方向に付勢するためのものであり、外周部がクラッチカバー41により支持されている。環状部43bの内周部は、プレッシャープレート42に当接している。レバー部43aは、環状部43bを軸方向に弾性変形させるためのもので、環状部43bから半径方向内側へ延びる部分である。レバー部43aの先端は、レリーズ装置6により軸方向へ移動可能に支持されている。
(2)クラッチディスク32の詳細構成
図3に本発明の第1実施形態としてのクラッチディスク32の平面配置図、図4にクラッチディスク32の半径方向の断面概略図を示す。図3に示すクラッチディスク組立体3は、後述する第1及び第2クッショニングプレート35、36の配置が明確になるよう、それら以外の部材は除かれている。
第1実施形態としてのクラッチディスク32は、一対の第1及び第2摩擦フェーシング33、34と、複数の第1クッショニングプレート35と、複数の第2クッショニングプレート36とから構成されている。第1及び第2摩擦フェーシング33、34と第1及び第2クッショニングプレート35、36とは、リベットではなく接着剤により固定されている。
第1及び第2摩擦フェーシング33、34は、フライホイール2及びプレッシャープレート42と摩擦係合する部分であり、摩擦材料により形成された環状のプレートである。図4に示すように、第1及び第2摩擦フェーシング33、34は軸方向に互いに対向するよう配置されており、両摩擦フェーシング33、34の間には第1及び第2クッショニングプレート35、36が配置されている。
第1及び第2クッショニングプレート35、36は、第1及び第2摩擦フェーシング33、34を軸方向に弾性的に、かつ、ダンパー機構31に相対回転不能に連結するためのもので、図3に示すように、円周方向に等間隔にかつ交互に隣接して配置されている。また、第1及び第2クッショニングプレート35、36は、円周方向に同位相で配置されている。本実施形態では、第1及び第2クッショニングプレート35、36は、同形状の部材であり、互換性を有している。
第1クッショニングプレート35は、波型形状に折り曲げられた1枚のプレートから構成されており、第1対向部35aと、第1弾性部35bと、第1当接部35cと、第1固定部35dとを有している。第1対向部35aは、第1摩擦フェーシング33に接着される部分であり、第1摩擦フェーシング33に近接して配置された平板状の部分である。第1対向部35aと第1摩擦フェーシング33とは接着剤により固定されており、図4にしめすように、第1対向部35aと第1摩擦フェーシング33との間には接着剤が硬化した第1接着層35eが形成されている。実際は、第1接着層35eの厚みは第1クッショニングプレート35の厚みに比べて薄いが、図4では便宜上、第1接着層35eは実際よりも厚く描かれている。
第1当接部35cは、第2摩擦フェーシング34に当接するためのもので、第2摩擦フェーシング34に近接して配置された平板状の部分である。従来のクラッチディスクと異なり、第1当接部35cは第2摩擦フェーシング34に接着固定されていない。また図3及び図4に示すように、第1対向部35aと第1当接部35cとは、異なる円周方向及び軸方向位置に配置されており、第1弾性部35bにより弾性変形可能に連結されている。また、第1弾性部35bは、第1対向部35a及び第1当接部35cに対して軸方向に折れ曲げられている。すなわち、第1クッショニングプレート35は、第1対向部35aから第1当接部35cにかけて円周方向及び軸方向に折れ曲がった波型形状を有している。
第1固定部35dは、第1対向部35a、第1弾性部35b及び第1当接部35cをダンパー機構31のクラッチプレート31aに連結するためのもので、図3に示すように第1対向部35aから半径方向内方へ延びている。第1固定部35dは例えば、複数のリベット31d(図1)によりクラッチプレート31aに連結されている。
第2クッショニングプレート36は、第1クッショニングプレート35と同様、波型形状に折り曲げられた1枚のプレートから構成されており、第2対向部36aと、第2弾性部36bと、第2当接部36cと、第2固定部36dとを有している。第2対向部36aは、第2摩擦フェーシング34に接着される部分であり、第2摩擦フェーシング34に近接して配置された平板状の部分である。第2対向部36aと第2摩擦フェーシング34とは接着剤により固定されており、図4にしめすように、第2対向部36aと第2摩擦フェーシング33との間には接着剤が硬化した第2接着層36eが形成されている。実際の第2接着層36eの厚みは第2クッショニングプレート36の厚みに比べて薄いが、図4では便宜上、第2接着層36eは実際よりも厚く描かれている。
第2当接部36cは、第1摩擦フェーシング33に当接するためのもので、第1摩擦フェーシング33に近接して配置された平板状の部分である。従来のクラッチディスクと異なり、第2当接部36cは第1摩擦フェーシング33に接着固定されていない。また図3に示すように、第2対向部36aと第2当接部36cとは、異なる円周方向及び軸方向位置に配置されており、第2弾性部36bにより弾性変形可能に連結されている。また、第2弾性部36bは、第2対向部36a及び第2当接部36cに対して軸方向に折れ曲げられている。すなわち、第2クッショニングプレート36は、第2対向部36aから第2当接部36cにかけて、軸方向に折れ曲がった波型形状を有している。
第2固定部36dは、第2対向部36a、第2弾性部36b及び第2当接部36cをダンパー機構31のクラッチプレート31aに連結するためのもので、図3に示すように第2当接部36cから半径方向内方へ延びている。第2固定部36dは、例えば複数のリベット31d(図1)によりクラッチプレート31aに連結されている。
以上に述べたように、第1及び第2クッショニングプレート35、36は一方の摩擦フェーシングにのみ接着固定されている。この結果、従来のリベット結合している部分を全て接着固定した場合に比べて、剛性の高い接着部分の範囲を少なくすることができる。言い換えると、上記のような構成にすることで、従来の接着固定式クラッチディスクに比べて剛性の低い部分が多くなる。これにより、接着固定によりクラッチディスク32全体の剛性が高くなるのを防止することができ、クッション効果の低減を防止することができる。また、第1及び第2クッショニングプレート35、36が円周方向に同位相で配置されているため、剛性の高い接着部分が円周方向に均等に配置されている。これにより、第1及び第2摩擦フェーシング33、34の荷重分布の円周方向の偏りを少なくすることができる。
(3)動作
クラッチ装置1及びクラッチディスク組立体3の動作について説明する。
図1に示すように、クラッチ連結解除時においてはレリーズ装置6によりダイヤフラムスプリング43の複数のレバー部43aの先端が軸方向トランスミッション側(図1では右側)に引かれ、ダイヤフラムスプリング43が軸方向に弾性変形する。この結果、プレッシャープレート42への付勢力が解除され、クラッチディスク組立体3のクラッチディスク32がフライホイール2とプレッシャープレート42との間に狭持されなくなり、クラッチ装置1の連結が解除される。
クラッチ連結時においては、レリーズ装置6によりレバー部43aの先端が軸方向エンジン側に戻され、ダイヤフラムスプリング43の弾性力によりプレッシャープレート42が軸方向エンジン側へ付勢される。この結果、クラッチディスク32がフライホイール2とプレッシャープレート42との間に狭持され、図5に示すように、第1及び第2クッショニングプレート35、36が第1及び第2摩擦フェーシング33、34の間で軸方向に弾性変形する。具体的には、図5(a)に示すように、まず第1及び第2クッショニングプレート35、36の第1及び第2当接部35c、36cが、それぞれ第1及び第2摩擦フェーシング33、34に当接する。さらにダイヤフラムスプリング43によりプレッシャープレート42が付勢されると、図5(b)に示すように、第1及び第2摩擦フェーシング33、34の間で第1及び第2クッショニングプレート35、36が圧縮される。しかし、従来の接着固定式クラッチディスクに比べて、このクラッチディスク32では第1及び第2摩擦フェーシング33、34の接着部分の範囲が少ない。すなわち、剛性の低い部分が多くなる。この結果、接着固定によりクラッチディスク32全体の剛性が高くなるのを防止することができ、クッション効果の低減を防止することができる。
2.第2実施形態
前述の第1実施形態では、第1及び第2クッショニングプレート35、36が円周方向に交互に隣接して配置されているが、以下のような実施形態もあり得る。
図6に、本発明の第2実施形態としてのクラッチディスク132の半径方向の断面概略図を示す。
第2実施形態としてのクラッチディスク132は、前述の第1実施形態に比べてクッショニングプレートの配置が異なっている。具体的には、図6に示すように、クラッチディスク組立体103のクラッチディスク132は、一対の第1及び第2摩擦フェーシング133、134と、複数の第1クッショニングプレート135と、複数の第2クッショニングプレート136と、複数の第3クッショニングプレート137とから構成されている。各クッショニングプレート135、136、137と同形状の部材であり、互換性を有している。
第1及び第2クッショニングプレート135、136は、第1及び第2摩擦フェーシング133、134にそれぞれ接着剤により固定されている。第1及び第2クッショニングプレート135、136は前述の第1実施形態における第1及び第2クッショニングプレート35、36と何ら変わるところがないため、詳細な説明は省略する。
第3クッショニングプレート137は、第1及び第2クッショニングプレート135、136と異なり、第1及び第2摩擦フェーシング133、134と固定されていない。具体的には、第3クッショニングプレート137は、第3当接部137aと、第3弾性部137bと、第4当接部137cと、第3固定部137dとを有している。第3当接部137aは、第1摩擦フェーシング133に当接するためのもので、第1摩擦フェーシング133に近接して配置された平板状の部分である。第4当接部137cは、第2摩擦フェーシング134に当接するためのもので、第2摩擦フェーシング134に近接して配置された平板状の部分である。第1実施形態と同様に、第3当接部137aと第4当接部137cとは、第3弾性部137bにより弾性変形可能に連結されている。また、第3固定部137dにより、第3当接部137a、第3弾性部137b及び第4当接部137cはダンパー機構131のクラッチプレート131aに連結されている。
図6に示すように、第1、第2及び第3クッショニングプレート135、136、137は、円周方向に交互に隣接して配置されている。この結果、このクラッチディスク132では、第1実施形態に比べて接着部分の範囲をさらに少なくすることができる。これにより、接着固定によりクラッチディスク132全体の剛性が高くなるのを防止することができ、クッション効果の低減をより確実に防止することができる。また、第1及び第2クッショニングプレート135、136が円周方向に同位相で配置されているため、第1及び第2摩擦フェーシング133、134の荷重分布の円周方向の偏りを少なくすることができる。
このクラッチディスク132を用いたクラッチ装置及びクラッチディスク組立体103の動作については、前述の第1実施形態と同様であるため詳細な説明は省略する。
3.第3実施形態
前述の第2実施形態では、第1、第2及び第3クッショニングプレート135、136、137が円周方向に交互に隣接して配置されているが、図7に示すように、第1及び第2クッショニングプレート235、236の間に第3クッショニングプレート237が配置されていてもよい。この結果、本実施形態のクラッチディスク組立体203では、第2実施形態に比べて接着部分の範囲をさらに少なくすることができる。これにより、このクラッチディスク232では、接着固定により剛性が高くなるのを防止することができ、クッション効果の低減をより確実に防止することができる。また、第1及び第2クッショニングプレート235、236が円周方向に同位相で配置されているため、第3及び第2摩擦フェーシング233、234の荷重分布の円周方向の偏りを少なくすることができる。
このクラッチディスク232を用いたクラッチ装置及びクラッチディスク組立体203の動作については、前述の第1実施形態と同様であるため詳細な説明は省略する。
4.第4実施形態
前述の第1〜第3実施形態では、クッショニングプレートの固定部が摩擦フェーシングに全面接着固定されているが、以下のような実施形態も考えられる。
図8に本発明の第4実施形態としてのクラッチディスク332の半径方向の断面概略図、図9に平面概略図を示す。図8に示すように、本実施形態のクラッチディスク332は、1対の環状の摩擦フェーシング333、334と、1対の摩擦フェーシング333、334の間に弾性変形可能に設けられた複数のクッショニングプレート335とから構成されている。クッショニングプレート335は、1対の摩擦フェーシング333、334に対向して配置された1対の平坦部336と、1対の平坦部336を弾性的に連結する弾性部337とを有している。
1対の平坦部336は、摩擦フェーシング333、334に対して接着剤により固定されており、各平坦部336と摩擦フェーシング333、334の間には接着剤が硬化した接着層338が形成されている。実際の接着層338の厚みはクッショニングプレート335の厚みに比べて薄いが、図8では便宜上、接着層338は実際よりも厚く描かれている。
このクラッチディスク332は、前述の実施形態のものと異なり接着層338の面積が平坦部336の面積よりも小さくなっている。より詳細には、図8及び図9に示すように、接着層338の円周方向の長さが平坦部336の円周方向の長さよりも短くなっている。例えば、図8及び図9に示すように平坦部336及び接着層338の円周方向の長さをL0、Lとすると、0.2×L0≦L<L0の範囲で設定する。この場合、平坦部336の一部しか摩擦フェーシング333、334に接着固定されていないため、従来の接着固定式クラッチディスクに比べて接着部分の範囲を少なくすることができる。これにより、接着固定により剛性が高くなるのを防止することができ、クラッチ連結時におけるクッション効果の低減を防止することができる。
また、このクラッチディスク332では、接着層338の円周方向の長さが平坦部336の円周方向の長さよりも短くなっているが、図10に示すように、接着層338の半径方向の長さが平坦部336の半径方向の長さよりも短い場合であっても同様の効果が得られる。例えば、図10に示すように平坦部336及び接着層338の半径方向の長さをW0、Wとすると、0.4×W0≦W<W0の範囲で設定してもよい。
さらに、接着層338の円周方向及び半径方向の長さL、Wをともに上記の範囲内に設定した場合であっても、同様の効果が得られる。
5.第5実施形態
前述の第4実施形態では、1つの平坦部336に1つの接着層338が設けられているが、1つの平坦部436に複数の接着層438を設けてもよい。この場合、複数の接着層438の合計面積は1つの平坦部436の面積よりも小さくなるため、接着部分の範囲を少なくすることができる。そしてそれに加えて、接着層438を分散させることで剛性の高い部分を分散させることができ、接着固定により剛性が高くなるのを防止するとともに、クラッチディスクの剛性の偏りを少なくすることができる。
6.接着面積について
以上に述べたように、本発明に係るクラッチディスクでは、従来の接着固定式クラッチディスクに比べて接着面積を少なくすることで、クラッチディスク全体の剛性を低くしている。具体的には、第1〜第3実施形態においては、接着部分の配置や数量をクッショニングプレートを基準に決定している。また、第4及び第5実施形態においては、接着面積を固定部や平坦部といったクッショニングプレートの一部の面積を基準に決定している。
これらをクラッチディスク全体として考えた場合、例えば、1枚の摩擦フェーシングの接着可能な面積をA0、実際に接着する面積をAとすると、A≦0.6×A0の範囲であれば、従来の接着固定式クラッチディスクよりも剛性を確実に低くすることができる。このように、本発明に係るクラッチディスクでは、摩擦フェーシングとクッショニングプレートとの接着部分の配置や範囲等を調整することで、接着面積の調整を行っている。これにより、クッション特性の調整が可能となり、所望のクッション特性を得ることができる。
7.本発明の作用効果
本発明(第1〜第5実施形態)の作用効果を以下にまとめる。
このクラッチディスクでは、クッショニングプレートが一方の摩擦フェーシングにのみ接着固定されているため、従来の接着固定式クラッチディスクに比べて、剛性の高い接着部分の範囲を少なくすることができる。これにより、このクラッチディスクでは、接着固定により全体の剛性が高くなるのを防止することができ、クラッチ連結時におけるクッション効果の低減を防止することができる。また、各クッショニングプレートが円周方向に同位相で配置されているため、剛性の高い接着部分を円周方向に均等に配置することができる。これにより、このクラッチディスクでは、各摩擦フェーシングの荷重分布の円周方向の偏りを少なくすることができる。
また、このクラッチディスクでは、接着層の面積が平坦部の面積よりも小さいため、剛性の高い接着部分の範囲を少なくすることができる。これにより、このクラッチディスクでは、接着固定により全体の剛性が高くなるのを防止することができ、クラッチ連結時におけるクッション効果の低減を防止することができる。また、1つの平坦部の範囲内で接着層を分散させることで、剛性の偏りを少なくすることができる。
前述の第1〜第5実施形態に示すように、摩擦フェーシングとクッショニングプレートとの接着部分の配置や範囲等を調整することで、クラッチディスクのクッション特性の調整が可能となる。これにより、このクラッチディスクでは、所望のクッション特性を得ることができる。
B.その他の実施形態
本発明はかかる上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲を逸脱することなく種々の変形又は修正が可能である。
(1)クッショニングプレート
前述の実施形態では、各クッショニングプレートを同形状の部材としているが、これに限定されず、異なる形状のものでも同様の効果が得られる。また、クッショニングプレートの形状は各実施形態の形状に限定されず、それら以外の形状であっても同様の効果が得られる。例えば、各クッショニングプレートが環状の連結部材により円周方向に連結されたものであってもよい。この場合、クッショニングプレートの連結強度を向上させることができ、クラッチディスクの強度を向上させることができる。また、接着工程における接着作業が容易となる。
(2)接着範囲
本発明に係るクラッチディスクの接着範囲は、前述の実施形態に限定されない。
(3)クラッチ装置の形式
前述の実施形態では、プルタイプのクラッチ装置で記載しているが、これに限定されない。例えば、プッシュタイプのクラッチ装置でもよい。
1 クラッチ装置
2 フライホイール(入力回転体)
3 クラッチディスク組立体
4 クラッチカバー組立体
5 インプットシャフト(出力回転体)
30 スプラインハブ
31 ダンパー機構
32 クラッチディスク
33 第1摩擦フェーシング
34 第2摩擦フェーシング
35 第1クッショニングプレート
35a 第1対向部
35b 第1弾性部
35c 第1当接部
35d 第1固定部
35e 第1接着層
36 第2クッショニングプレート
36a 第2対向部
36b 第2弾性部
36c 第2当接部
36d 第2固定部
36e 第2接着層
137 第3クッショニングプレート

Claims (7)

  1. 入力回転体から出力回転体へ摩擦係合によりトルクを伝達するためのクラッチディスク組立体のクラッチディスクであって、
    軸方向に互いに対向して配置され、前記入力回転体と摩擦係合するための環状の第1及び第2摩擦フェーシングと、
    前記第1及び第2摩擦フェーシングの間に弾性変形可能に設けられ、前記第1摩擦フェーシングにのみ接着剤により固定された複数の第1クッショニングプレートと、
    前記第1及び第2摩擦フェーシングの間に弾性変形可能に設けられ、前記第2摩擦フェーシングにのみ接着剤により固定された複数の第2クッショニングプレートと、
    前記第1及び第2摩擦フェーシングの間に弾性変形可能に設けられ、前記第1及び第2摩擦フェーシングに固定されていない複数の第3クッショニングプレートと、を備え、
    前記第1、第2及び第3クッショニングプレートは、円周方向に交互に配置されている、
    クラッチディスク。
  2. 前記第1及び第2クッショニングプレートは、円周方向に同位相で配置されている、
    請求項1に記載のクラッチディスク。
  3. 入力回転体から出力回転体へ摩擦係合によりトルクを伝達するためのクラッチディスク組立体のクラッチディスクであって、
    軸方向に互いに対向して配置され、前記入力回転体と摩擦係合するための環状の第1及び第2摩擦フェーシングと、
    前記第1及び第2摩擦フェーシングの間に弾性変形可能に設けられ、前記第1摩擦フェーシングにのみ接着剤により固定された複数の第1クッショニングプレートと、
    前記第1及び第2摩擦フェーシングの間に弾性変形可能に設けられ、前記第2摩擦フェーシングにのみ接着剤により固定された複数の第2クッショニングプレートと、
    前記第1及び第2摩擦フェーシングの間に弾性変形可能に設けられ、前記第1及び第2摩擦フェーシングに固定されていない複数の第3クッショニングプレートと、を備え、
    前記第1及び第2クッショニングプレートの間には、少なくとも1つの前記第3クッショニングプレートが配置されている、
    クラッチディスク。
  4. 前記第1及び第2クッショニングプレートは、円周方向に同位相で配置されている、
    請求項3に記載のクラッチディスク。
  5. 複数の前記クッショニングプレートを円周方向に連結するための環状の連結部材をさらに備えた、
    請求項1から4のいずれかに記載のクラッチディスク。
  6. 入力回転体から出力回転体へ摩擦係合によりトルクを伝達するためのクラッチディスク組立体であって、
    請求項1から5のいずれかに記載のクラッチディスクと、
    前記クラッチディスクと前記出力回転体の間に配置され、前記クラッチディスクと前記出力回転体とを回転方向に弾性的に連結するためのダンパー機構と、
    を備えたクラッチディスク組立体。
  7. 入力回転体から出力回転体へトルクを伝達及び遮断するためのクラッチ装置であって、
    請求項6に記載のクラッチディスク組立体と、
    前記入力回転体に連結されたクラッチカバーと、前記クラッチカバーに相対回転不能に設けられ前記入力回転体に対して前記第1及び第2摩擦フェーシングを押圧するための押圧部材と、前記クラッチカバーに対して軸方向に弾性変形可能に設けられ前記押圧部材を前記入力回転体側へ付勢するための付勢部材とを有するクラッチカバー組立体と、
    を備えたクラッチ装置。
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