JP4624511B2 - 線形酸素センサのための制御装置 - Google Patents

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    • F02D41/1454Introducing closed-loop corrections using means for determining characteristics of the combustion gases; Sensors therefor characterised by the characteristics of the combustion gases the characteristics being an oxygen content or concentration or the air-fuel ratio
    • F02D41/1456Introducing closed-loop corrections using means for determining characteristics of the combustion gases; Sensors therefor characterised by the characteristics of the combustion gases the characteristics being an oxygen content or concentration or the air-fuel ratio with sensor output signal being linear or quasi-linear with the concentration of oxygen

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、線形酸素センサの制御装置に関する。
【0002】
特に、本発明は、「UEGO」センサ(万能排気ガス酸素センサ)として知られている線形酸素センサの制御装置に関するものであり、以下の説明は、そのような制御装置を明示的に言及しているので、それを広く適用することができる。
【0003】
本発明は、自動車産業の分野で好都合に適用でき、その分野においては、排気ガスの組成に関する情報を得るために内燃機関の排気管に設けられたUEGOセンサの既知の使用法がある。
【0004】
【従来の技術】
UEGOセンサは、それぞれ「ポンプセルIp」と「検出セルVs」と呼ばれる酸素イオンを感知する二つの電解セルと、上記二つのセルの間に設けられ、エンジンを離れた燃焼ガスの一部を受取ることができる拡散室を持つ。UEGOセンサはまた、所定の割合の酸素、すなわち、例えば、エンジンに供給された混合気の空気/燃料比が理論的であった場合の排気ガスと同じ割合の酸素を含むことのできる基準室を持つ。あるいはまた、基準室は大気中に含まれるのと同じ割合の酸素を含む。
【0005】
UEGOセンサは、コントローラの使用を必要とする。このコントローラは、コネクタによってセンサに接続され、センサにフィードバック制御作用を及ぼすためにポンプセルIpへの電流を制御できる。特に、拡散室から外的環境へと(逆も同じ)酸素イオンを排出する仕組みを発生させるために、拡散室内の排気ガス中に含まれる酸素の割合と基準室内に含まれる酸素の割合との差に基づいて、コントローラはポンプセルIpに供給される電流を調整する。この排出の仕組みは、例えば、拡散室内と基準室内の酸素の割合比が所定値となるように、拡散室内に含まれる酸素の割合を加減する機能を持つ。これは、例えば、拡散室を化学量論的な状態に保つために、上記排出の仕組みが拡散室内の酸素の割合を所定値に調整する役割を果たしていることを意味する。
【0006】
制御作用の強度、つまり拡散室を化学量論的に保つためにポンプセルIpに供給される電流の強さは、コントローラがエンジンを離れた排気ガスの比率を表す出力信号を発生するための情報である。周知のとおり、上記出力信号はエンジン制御ユニットにより使用されており、例えば、シリンダへ供給される燃料の量を補正するのに用いられる。
【0007】
二種類のUEGOセンサが、現在市場で手に入れることができ、これらは主に、基準室内の望ましい酸素量を発生させる方法において異なる。特に、二種類のUEGOセンサのうち一方は、基準室をコネクタに接続しているケーブルを通して外的環境から直接に基準室に酸素を受取っており、それに対し、他方の種類のUEGOセンサは、基準室内でそれ自体で酸素を発生する。これは、対応するコントローラの分極回路に分極電流を検出セルVsに送らせて、拡散室内の排気ガスから基準室へ酸素を排出する仕組みを発生させることによってなされる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
当技術の現在の状態においては、両種類のセンサは対応した専用のコントローラで制御されなければならず、各コントローラは、提携しているものと異なる種類のセンサを制御できないという限界を持つ。これは、二種類のコントローラ各々が、提携しているセンサの種類とのみ接続できるよう物理的に構成されているからである。
【0009】
さらに、二種類の制御装置の各々は、出力信号の正確さに結びついた欠点を持つ。
【0010】
これは、既知の種類の各コントローラは、車両に取付けられる前に、ポンプセルIpに供給される電流のすべての損失を補償できる補償抵抗に接続しなければならないからである。上記補償抵抗は、その公称値は生産の完了時にセンサの製造業者により示されたものであるが、コネクタの二端子間に接続され、コントローラとの相互作用により、出力信号の発生に能動的に介入する。特に、間に補償抵抗が接続されている二端子は、接続される予定のセンサの種類により異なる。
【0011】
あいにく、エンジンの区分室に設けられた補償抵抗は、エンジンの作動中に極度の熱応力にさらされる。従って、エンジンの温度が変化するにつれ、かつ/または、大気内の作用物質による酸化の結果、補償抵抗は、適切な補償を請合っている公称値とは異なるコントローラに関しての値を有するようになってしまう。
これは、駆動電流の損失が相応に補償されず、コントローラの出力での信号が排気ガスの組成を正確に示さないことを意味する。
【0012】
本発明の目的は、既知のコントローラの限界を克服する、つまりは上述した両種類のセンサを制御できる線形酸素センサ制御装置、特に、UEGOセンサのための制御装置を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明は、内燃機関の排気管内に配置することができる線形酸素センサの制御装置であって、上記制御装置は、上記センサに制御作用を及ぼし、出力で排気ガスの比率を表す信号を発生することができる上記センサのコントローラを備えており、上記センサは、所定の割合の酸素を受け取ることができる少なくとも1つの基準室を備え、酸素を受け取る方法が、異なる少なくとも2種類のうちの一方であり、上記コントローラは、プログラマブル制御手段を備えるとともに、コントローラが接続されるセンサの種類にコントローラが合うように、上記制御手段を操作およびプログラムできる作動ユニットを備えることを特徴としている。
【0014】
また、本発明の制御装置は、上記センサが、排気ガスを受け取ることができる拡散室と、酸素イオンを感知する第1電解セルと第2電解セルとを備え、これらのうちの第1電解セルは電流に関して制御可能である場合、上記制御手段は、拡散室および基準室に存在する酸素の割合の差に応じて、第1電解セルに送られる電流を調整することができるフィードバック回路を備え、上記フィードバック回路は、上記出力信号を発生する手段を備え、この手段は第1電解セルに送られる電流に応じて出力信号を発生することができ、上記コントローラは、上述の送られた電流の損失を補償することができる補償抵抗に接続され、この補償抵抗の値を得ることができる捕捉回路を備え、上記作動ユニットは、補償抵抗の得られた値に応じてコントローラの出力信号を補正し、それに対応する、排気ガスの比率を正確に示しかつ補償抵抗における変化の影響を受けない出力信号を発生することができることを特徴としている。さらに、本発明の制御装置は、上記プログラム可能な制御手段が、第2電解セルを分極化するための手段を備え、この手段は、上記コントローラに接続されるセンサの種類に応じて上記作動ユニットによって選択的に活性化されることができ、上記分極手段は、第2電解セルを分極化して基準室内に酸素を生成することができることを特徴としている。
【0015】
このように制御装置は、補償抵抗の得られた値を常に使うことによって、駆動電流の損失を補償できる。これは、排気ガスの比率を正しく表し、かつ、補償抵抗に起こりうる変化の影響を受けない出力信号の発生を保証する。
【0016】
【発明の実施の形態】
図1を参照すると、参照番号1は全体として、燃焼ガスの化学量論的な組成の情報と、最終的にはエンジン4に供給された混合気のA/F(空気/燃料)比の情報を提供するため、内燃機関4の排気管3内に設けられる既知の種類のUEGOセンサ2の制御装置を示している。
【0017】
図示された例において、センサ2は、燃焼ガス内にある汚染物質を環境に放つ前に排除する能力がある触媒変換装置5の前に設けられている。図示されていない変形例においては、センサ2は、触媒変換装置5を離れた排気ガスの化学量論的な組成の情報を提供するために、触媒変換装置5の後に取り付けることもできる。
【0018】
制御装置1は、エンジン4の総合的な制御に責任のある制御ユニット7(図式的に示す)を備える。
【0019】
電子制御ユニット7は、コネクタ9によりセンサ2に接続されたセンサ2のコントローラ8を備える。以下により明確に述べるが、コントローラ8はセンサ2を制御できると共に、センサから得られた情報を処理して排気ガス内にある酸素量と、かつ最終的にはA/F比と相互に関連した信号DIPを出力で発生させる。
【0020】
制御ユニット7はまた、コントローラ8の作動とプログラミング並びにコントローラ8の出力からの情報の処理という二重の機能を持つ作動/処理ユニット10を備える。特に、ユニット10は、コントローラ8のDIP出力信号を処理してVout信号を発生させることができるマイクロプロセッサユニットである。Vout信号は、ガスに含まれる酸素量に比例し、制御ユニット7により既知の方法で排気ガスの比率を示すパラメータλに変換される。
【0021】
本発明によると、コントローラ8(以下に説明する)は、異なる種類のUEGOセンサを制御できるという独特な特性を持つ。現在のところ、自動車には、多くの要素を共有する一方いくつかの構造上の要素については異なる、図2に図式的に例示された二種類のUEGOセンサが取り付けられている。
【0022】
二種類のUEGOセンサは、参照番号2a(図2の(a))で第一の種類のUEGOセンサを示し、参照番号2b(図2の(b))で第二の種類のUEGOセンサを示すと共に、二つのセンサ2aと2bに共通の構造的な部分を示すのに共通の参照番号を用いて、以下に説明する。
【0023】
図2を参照すると、各センサ2aと2bは、酸素イオンを感知し、それぞれ「ポンプセルIp」と「検出セルVs」と呼ばれる二つの電解セル11と12と、セル11と12の間に設置され、エンジンを離れた排気ガスを受取ることができる拡散室13を持つ。
【0024】
各センサ2aと2bにはまた、検出セル12について拡散室13と反対側に配置され、所定の割合の酸素を含むことができる基準室14が設けられている。特に、基準室14は、基準状態、つまり、例えば、エンジンに供給された混合気のA/F比が理論的である場合の排気ガスと同じ割合の酸素量を含むことによって化学量論的に特徴付けられる状態に至ることができる。あるいはまた、基準状態は、大気中に含まれるのと同じ割合の酸素を含むことにより特徴付けることもできる。
【0025】
セル11はその端子において、コネクタ9の対応する端子9aと9bに電気接続され、以下にIp+とIp-で示される一組の電極11aと11bを持つ。一方、セル12はその端子において一組の電極12aと12b(同様に以下にVs-とVs+で示される)を持ち、そのうちの電極12aはセル11の電極11bに電気接続され、対して電極12bはコネクタ9の端子9cに接続される。
【0026】
最後に、各センサ2aと2bは、コネクタ9のさらに二つの端子9dと9eの間に接続された熱抵抗15と図式的に表され、センサがその温度を所定の範囲(通例おおよそ780℃)内に保つように熱されるよう制御される、発熱体を持つ。
【0027】
センサ2aと2bは、基準室14内に酸素を発生させる方法において本質的に異なる。センサ2aの場合は、基準室14は、センサの電極12bをコネクタ9の端子9cに接続している接続ケーブル16によって外的環境、つまり大気に直接に接続されている。接続ケーブル16の横断面は、電気接続により完全に占められているわけではなく、自由域を持っており、それを通して酸素を基準室14に導く。
【0028】
逆に、センサ2bの場合は、基準室14に導かれる酸素は、エンジンの排気ガスから直接取り入れられる。これは分極電流を検出セル12に送ることによってなされ、拡散室13から基準室14へ酸素イオンを排出する仕組みを提供し、その仕組みにより基準室14を上記の基準状態に至らせるのである。
【0029】
二つのセンサ2aと2bは、ポンプセル11に送られたポンプ電流Ipのフィードバック制御に基づき、1つの信号作動原理に従って、コントローラ8により制御される。
【0030】
これは、センサが活動中であるとき、拡散室13内の排気ガスの組成と基準室14の基準状態の組成間にみられる差によってその値が決まる電圧信号Vdが、端子9bと9cの間、つまり検出セル12の端子に存在しているからである。コントローラ8は、拡散室13内のガスの組成を修正しようとフィードバック制御作用を行使する。特に、拡散室13と基準室14内に含まれる酸素の割合の比率を所定値に保つよう、拡散室13から外的環境へ(逆も同じ)酸素イオンを排出する仕組みを確立するために、コントローラ8は、電極11aへ送られる電流Ipを信号Vdに従って調整することができる。
【0031】
制御作用の強度、つまりポンプ電流Ipの強さは、コントローラ8が排気ガスの比率を表す信号DIPをその出力で発生するときに従う情報である。
【0032】
前に述べたように、コントローラ8(図1)は、両種類のUEGOセンサを作動し制御するように形成できる。例示の実施形態においては、コントローラ8は、直列線20により制御/処理ユニット10に接続されており、それを通してコントローラ8は接続しているセンサ2の種類への整合を可能にする情報を受取る。ユニット10は、直列出力インターフェイス21を持ち、それを通してコントローラ8の直列出力インターフェイス22へ指令やデータを送る。
【0033】
さらに、信号DIPや他のアナログ信号P(センサの診断に用いる)等のコントローラ8からの出力データは、ユニット10のアナログ/デジタル変換回路23に供給され、その結果、信号はマイクロプロセッサ24で直接使えるデジタル情報に変換される。
【0034】
処理ユニット10はまた、並列の制御線や他のアナログ信号によりコントローラ8に接続される。
【0035】
周知のとおり、UEGOセンサ2は、コネクタ9の二端子間に接続され、信号Voutが常に排気ガスの実測比を表すために、ポンプ電流Ipの全損失を補償できる補償抵抗25(図2を参照)の使用を必要としている。現在のところ、センサ2aと対応するコントローラの製造業者は、補償抵抗25はコネクタ9(図2のA)の端子9a(Ip+)と端子9fの間に接続すべきであると規定しており、対して、センサ2bと対応するコントローラの製造業者は、補償抵抗25はコネクタ9(図2のB)の端子9d(H+)と端子9fの間に接続すべきであると規定している。
【0036】
補償抵抗25の公称値は、センサ2の製造の完了時に、センサの効率を検査するために行われる機能的検証に従って特定される。
【0037】
本発明によると、コントローラ8は、抵抗25が端子9aと9fの間に接続されている場合にも、抵抗25が端子9dと9fの間に接続されている場合にも制御作動を実行できるようになっている。以下に示すが、これは、コントローラ8が、補償抵抗25の値を格納できる補償抵抗25の値を得るための回路を持つからであり、それゆえ、DIP信号補正作動は、公称値を変化させる熱応力かつ/または大気応力を受けると知られている物理的抵抗の実測値に関係なく、抵抗の同じ格納値を用いて常に実行される。
【0038】
コントローラ8は次に、図3を参照して詳細に説明される。
【0039】
コントローラ8は、参照番号30、31、32、33、34、35、36で示される、互いに相互作用し合う七つの機能ユニットを備える。
【0040】
機能ユニット30は、コントローラ8と制御/処理ユニット10の間のインターフェイスを形成することができ、以下に説明されるように、他のユニットの付属ユニットとして作用する。これは、ユニット30が、他のユニットにユニット10からの情報を提供するだけでなく、これらのユニット自体で使用される物理的な値(例えば、基準電流)をも提供するからである。
【0041】
機能ユニット31は、センサが図2の(b)に示されている種類の場合、つまり基準室14で酸素を自己発生するために検出セル12が分極しなければならない場合に、選択的方法でセンサ2の検出セル12を分極できるユニットである。つまり、コントローラ8に接続されたセンサ2の種類によって、ユニット10は、直列線20を介して、ユニット31にセル12を分極させる(センサ2b)か、セル12の分極を実行させないでおく(センサ2a)。
【0042】
ユニット32は、センサ2の検出セル12のための制御ユニットであり、上記フィードバック制御作用を遂行し、かつポンプセル11へ送られるポンプ電流Ipを特定する制御パラメータVADを出力で提供するために、セル12の端子で信号Vdを処理できる。
【0043】
ユニット33は、ポンプセル11とのインターフェイスを形成することができ、特に、制御ユニット32によって実行された処理動作の結果に従って、電流Ipを制御することができる。
【0044】
ユニット34は、制御ユニット32によって実行された処理動作の結果に従って、それゆえ、究極的には、拡散室13を理論的に保つために必要な電流の強さに従って、出力信号DIPを発生させることができる。つまり、上記ユニット34は、ポンプ電流Ipの一種の測定を実行して、出力で信号DIPを供給でき、また、次に示されるように、ユニット10によって、信号DIPが、プログラムでき修正できる数値範囲内にある排気ガスの比率を表すようにできる。これは、コントローラ8が、所定の電圧範囲(例えば、0〜5ボルト)においては、振幅の範囲(これも分解能に関する必要条件に従ってプログラムできる)に関して排気時の上記比率の変動を表すことが出来る出力信号DIPを発生することを意味する。
【0045】
ユニット35は、検出セル12の内抵抗RPVSを測定できるユニットであり、上記内抵抗RPVSの値は、センサの温度を示し、センサ2の発熱体を制御する、つまり、熱抵抗15(図2(a)、(b))に送られる電流を調整するのに用いられる。
【0046】
最後に、ユニット36は、コネクタ9(図2を参照)の二端子間に接続されなければならない補償抵抗25の値を得るための上記動作を遂行することができる。つまり、上記ユニット36は、ユニット10が常に同じパラメータで信号DIPを補正でき、そうしてセル11の駆動電流Ipの上記損失を補償するように、作動ユニット10が補償抵抗25の値をサンプリングして格納することを可能にすることができる。この数値の取得は、補償抵抗25のコネクタ9への接続の形態に関係なく起こる(図2(a)、(b)を参照)。
【0047】
コントローラ8を形成するユニット30、31、32、33、34、35、36を、今度は図4から図9を参照して詳細に説明する。
【0048】
ユニット30(図4)は、複数の信号(例えば、電池電圧や、5ボルトで安定した電圧や、接地)を受取るために作動ユニット10と相互作用し合い、他のユニット31〜36に電源電圧や接地基準を供給できる、既知の種類の電源回路40を持つ。
【0049】
ユニット30は、時間に基づいた測定や同期が実行されなければならないユニット(例えば、セル12の内部抵抗RPVSを測定する上記ユニット34)により用いられるクロック信号BTを出力できる、既知の種類の発振回路41を持つ。
【0050】
ユニット30はまた、安定した正確な基準電流IREFを発生することができ、他のユニットにその基準電流を利用可能にして、他のユニットがそれらと結びついた動作を実行するのを可能にする機能を持つ、(既知の種類の)電流発生回路42を備えている。
【0051】
最後に、ユニット30は、参照番号43と44で示されるさらに二つの回路を持っており、そのうちの回路43はコントローラ8の直列インターフェイス22を形成する。また、二つの回路43と33は、マイクロプロセッサ24から受取ったコードを、他のユニット31〜36を作動しプログラミングするための信号SPIに変換することができる。回路44は、この特定的な場合においては、少なくとも六つの入力と、ユニット10からの信号SPIにより形成された選択入力と、ユニット10に接続された一つの出力O−Muxとを持つマルチプレクサからなるセレクター回路である。特に、マルチプレクサの六つの入力は、次の信号を受取る:セル12の電圧Vs+と、セル12の電圧Vs-と、セル11に供給される電流Ip+と、検出セル12の端子の電圧DVSと、コントローラ8がセンサ2bまたはセンサ2aに接続されている場合の補償電圧25の値を示す二つの信号RCOMPとRCOMPDIFF(その性質は以下に説明される)。
【0052】
マルチプレクサ44は、作動ユニット10に入力を提供し、センサ2の機能的状態かつ/または制御ユニットによる補償抵抗25の値の取得に関連した分析動作の実行を可能にするよう、信号SPIによるユニット10からの要望に従って、選択された入力をO−Mux出力に移すことができる。
【0053】
検出セル12を分極するユニット31は、その入力に作動ユニット10からの信号SPIを受取り、これらの信号に従って、コネクタ9に接続されたセンサ2がセンサ2bである場合にセル12を分極することができる。
【0054】
図5は、分極ユニット31の可能な実施形態を図式的に示している。本実施形態においては、ユニット31は、参照番号50、51で示される2つの分極電流発生器から成り、発生器50の方は、信号SPIによって作動されるスイッチ52を介して、コネクタ9の端子9c(および結果的にセル12の電極12a(Vs+))と接続されている。発生器51は、同様に信号SPIによって作動されるスイッチ53を介してコネクタ9(および結果的にセル12の電極12b(Vs−≡Ip−))と接続されている。発生器50および発生器51からの分極電流は、ユニット30の回路42の出力における基準電流IREFから直接得られる。作動中、センサ2bが接続されると、作動ユニット10は、検出セル12で分極電流を発生させ、排気ガスから酸素イオンを基準室14へ排出する上記メカニズムをつくりだすために、信号SPIによって、スイッチ52、53を閉じる。逆に、センサ2aが接続されるのであれば、作動ユニット10は、スイッチ52および53を開状態にしておき、それによってセル12の分極を妨げる。
【0055】
ユニット32、33、34の概略的な実施形態が図6を参照して示される。
【0056】
制御ユニット32は、差動増幅器60を備えており、その差動増幅器60の入力は、コネクタ9の端子9bおよび9cと接続されていて、電圧信号Vdを受信し、増幅信号Vdを加算ノード61の減算入力61aに供給可能になっている。特に、計算通りの混合ガスの燃焼により生じるガスが拡散室13内にある場合には、増幅信号Vdは、基準値(例えばおよそ450mV)をとる一方、燃料割合の高い混合ガス(あるいは燃料の割合の低い混合ガス)が拡散室13内にある場合には、信号Vdは、基準値より大きくなる(あるいは基準値より小さくなる)。
【0057】
加算ノード61は、基準信号VdRIFが供給される加算入力61bを備えている。この基準信号VdRIFは、増幅信号Vdに対する基準(あるいはセットポイント)となり、拡散室13へ流入する排気ガスが計算通りの混合ガスの燃焼により生じた場合には、信号Vdの増幅値と等しくなる。言いかえれば、拡散室13内の酸素の割合と基準室14内の酸素の割合との比率が上記の所定値と等しくなる場合には、基準信号VdRIFは、検出セル12の端子間の電位差の値を表す。
【0058】
ノード61は、その出力において、エラー信号VERRを発生させる。エラー信号VERRは、基準信号VdRIFと増幅信号Vdとの差から成り、化学量論状況において検出セル12の端子に生じる電圧と、検出セル12の端子で実際に計測される電圧との間のエラーに相当する。
【0059】
エラー信号VERRは、処理回路62へ供給される。処理回路62はエラー信号を処理して、ポンプセル11に送られるポンプ電流Ipを特定する制御パラメータVADを出力する。図示された例では、処理回路62は信号VERRの比例積分導関数(PID:Proportional Integral Derivative)変換を実行することが可能な、既知のタイプのPIDコントローラで構成されるが、信号VERRの変換は、図示されたものとは異なっていてもよい。
【0060】
図6に示されるように、処理回路62の出力は、サンプル・ホールド回路63へ(「サンプル・ホールド」装置の形で)供給されており、その動作が以下に明確に述べられている。回路63は、信号SPIによって作動され、コントロールユニット32の出力を形成するパラメータVADを有する出力端子64を備えている。
【0061】
そして、ユニット32の出力VADが電気的接続71を経て供給される。電気的接続内には、検出抵抗と呼ばれる精密抵抗72があり、ポンプセル11と接続されているインターフェースユニット33の入力70と接続されている。このようにして、ユニット32の電圧出力VADは、セル11へ供給されるべきポンプ電流Ipを表す電流信号へと変換される。
【0062】
ユニット33は、(図式的に示されている)駆動回路73を備えている。この駆動回路は、入力において上記電流信号を受信し、電流Ipをポンプセル11へと送ることができる。この(既知のタイプの)駆動回路73は、「Ip ドライバ」として記載されており、構造に関して言えば、精密抵抗72を通って流れる電流が、セル11へと送られる駆動電流Ipと全く等しくなるようにフォロワー(従動節)によって形成することができる。上記の説明に従えば、制御ユニット32の出力パラメータVADは入力であって、拡散室13内で化学量論通りの状態を確立することを試みて酸素イオンを拡散室13から外部環境(あるいはその逆)へと排出するメカニズムを規制するために、入力であるその出力パラメータVADに従って、駆動回路73は、電流Ipを送る。
【0063】
このようにして、エラー信号VERRを取り消そうとするフィードバック制御システムが提供される。このフィードバック制御システムにおいて、拡散室13へ流入する排気ガスが貧弱な混合ガスの燃焼から取り出された場合には、信号VERRは、0より大きくなり、PIDコントローラは、拡散室13から外部環境へと向かう酸素イオンの流れを発生させることが可能な電流Ipがセル11へと送られるように、駆動回路73を作動する。このようにして、フィードバック制御システムは、室13を化学量論状態へと戻すように働く。逆に、排気ガスの酸素含有量が少ない、言い換えれば、排気ガスが燃料の割合の高い混合ガスの燃焼から取り出される場合には、信号VERRは0より小さくなり、PIDコントローラは、外部から拡散室13へと向かう酸素イオンの流れを発生させることが可能な電流Ipがセル11へと送られるようにして、駆動回路73を作動する。このようにしてフィードバック制御システムは、室13を化学量論状態へと戻すように働く。
【0064】
ポンプセル11と接続されたインターフェイスユニット33は、セル11の端子における電圧が、所定の閾値を超えるのを防ぐ保護回路74を備えている。その閾値を超えるとセンサ2は損傷を受けるかもしれない。保護回路74は、信号SPIを介して作動ユニット10によって動作が可能となる。
【0065】
図6によると、コントローラ8の出力信号DIPを発生させているユニット34は、差動電圧増幅器80を備えている。差動電圧増幅器80は、検出抵抗72の端子に接続されていて、そこでの電圧低下を計測し、その結果として、セル11に供給されるポンプ電流Ipを計測する。
【0066】
本発明によると、増幅器80はプログラム制御可能なゲイン/オフセット増幅器であり、信号SPIによって入力電圧をプログラム制御可能な値に増幅することができる。コントローラ8の出力信号DIPは、増幅器80の出力にあり、この信号DIPは、それゆえに、拡散室13において化学量論を維持するために利用される電流の強度の関数である。増幅器80のゲイン/オフセットがプログラム制御可能であるから、異なる分解能において、異なる動特性を有する電流Ipを計測することができる。このことは、コントローラ8が予め決められた電圧範囲(例えば0−5V)内では、必要に応じて変更可能なプログラム制御可能な数値範囲にわたって排気の比率の変動を表す出力信号DIPを供給可能であることを意味する。
【0067】
図7は、出力信号DIPをポンプ電流の強度の関数として表している、特性の2つの可能なグラフであって、これらのグラフは、増幅器80の異なるゲイン/オフセット値によって得られている。
【0068】
電流Ipの計測において必要とされる精度は非常に高いので、ユニット34には、増幅器80によって導入されるエラーの数値を求める(評価する)ための増幅器80の較正回路81が備えられている。この較正回路81も、作動ユニット10により信号SPIによって活性化され、活性化されると、増幅器80の入力を短絡させ、増幅器80の入力をオフセット電圧に接続する。このようにして、増幅器80の出力の計測が計測エラーについての情報を与える。
【0069】
検出セル12の内部抵抗RPVSを測定するためのユニット35は、今、図8に関して記述される。内部抵抗RPVSは、セル12において既知の基準電流を強制的に流し、セル12の端子間の電圧降下を測定することによって測定される。
【0070】
この目的のために、ユニット35は、差動増幅器85を有しており、増幅器85の入力は、セル12の端子間の電圧降下Vdが検出セル12の電極12aと12bとの間に存在するように、検出セル12の電極12aおよび12bに接続される。増幅器85の出力は、サンプリング回路86(『S&H』回路の形態で)に接続されており、その出力は、ユニット30のマルチプレクサ44の入力における上記信号DVSを表している。ユニット35は、セル12の電極Vs+に接続された電流発生回路87を有し、この電流発生回路は、ユニット10によって(SPI信号によって)作動されて、検出セル12において基準電流を発生させることができる。特に、基準電流は、ユニット30の発生器42によって利用可能にされた電流IREFから得られ、その強さは接続されるセンサ2のタイプに応じて調整される。
【0071】
最後に、ユニット35は、タイマ回路88を有し、そのタイマ回路88は、内部抵抗RPVSの測定に役立つ動作を同期させる必要のあるタイミングを生み出すことができる。この回路88は、その入力において、回路41(図4)からのクロック信号BTと、抵抗RPVSの測定を可能にするための、信号SPIを用いたコマンドの両方を受ける。
【0072】
タイマ回路88は、セル12への基準電流の供給のタイミングを調整するために回路87を作動させることができ、サンプルする瞬間を示す信号SH及びOLによって、サンプリング回路86及び63をそれぞれ作動させることもできる。
【0073】
使用の際、作動ユニット10は、内部抵抗RPVSの測定を可能にするようにタイマ回路88を作動させる。はじめに、ユニット10は、セル12の端子において電圧DVSが得られるようにする。次に、回路88は、コントロールユニット32の出力パラメータVADが記憶されるように、信号OLによって、サンプリング回路63を作動させる。次に、基準電流が検出セル12に送られてセル12の状態を摂動させるように、回路88は電流発生回路87が作動することを可能にする。これがなされると、追加的に基準電流によって、検出セル12の端子における電圧が増幅器85の端子において存在する。最後に、タイマ回路88は、セル12の端子に存在する増幅電圧、すなわち信号DVSを『凍結』させるようにサンプリング回路87を作動させる。この時点で、作動ユニット10は、凍結された電圧DVSを受けるようにマルチプレクサ44を作動させてもよい。基準電流がセル12に送られる前後に得られた電圧DVSの値から、ユニット10は、基準電流だけによるセル12における電圧降下を決定することができ、基準電流の値が知られているため、容易に内部抵抗RPVSを計算することができる。
【0074】
強調されるべきことは、サンプリング回路63によって出力パラメータVADを記憶させることにより、検出セル12の内部抵抗力RPVSの測定を許容するようにした動作の間、コントローラ8の出力信号DIPにおいて何の変化もないようにすることができるということである。
【0075】
コネクタ9に接続された補償抵抗25を得るためのユニット36は、今、図9を参照して記述される。
【0076】
図9において、補償抵抗25のコネクタへの接続は、センサ2aが接続される場合は、連続線で示されている。一方、抵抗25の接続は、センサ2bが接続される場合は、破線で示されている(図2(a)、(b)も参照)。
【0077】
ユニット36は、接続のタイプに関係なく、抵抗25の獲得を制御することができる。
【0078】
ユニット36は電流発生回路90を有しており、その電流発生回路90はコネクタ9の端子9a(Ip+)に接続され、基準電流を抵抗25へ送るためにユニット10によって信号SPIを介して作動され得る。基準電流は、回路42(図4)によって利用可能にされた基準電流IREFから得られ、基準電流の強さは、信号SPIによって、プログラム制御が可能である。
【0079】
ユニット36は、差動増幅器91も有しており、もし2aタイプのUEGOセンサが接続されているならば、その増幅器の入力は、コネクタ9の端子9aおよび9f、すなわち抵抗25の端子に接続されている。この増幅器91は、出力において補償抵抗25を示す信号RCOMPDIFFを供給するために、入力に存在している電圧を増幅することができる。次に、信号RCOMPDIFFは、マルチプレクサ44の入力に供給される。
【0080】
使用の際、補償抵抗25が端子9aと9fとの間で接続されているならば、作動ユニット10は、基準電流が抵抗25を通るように電流発生回路90を作動させる。差動増幅器91は、抵抗25の端子の電圧を増幅し、抵抗25を表す信号RCOMPDIFFをマルチプレクサ44に供給する。この時点で、作動ユニット10は、信号RCOMPDIFFに対応しているマルチプレクサ44の入力を選択して、この信号がアナログ/ディジタル変換器23(図1)において受信されるようにする。作動ユニット10は、抵抗25に送られた基準電流の既知の値と、受信された信号RCOMPDIFFとから補償抵抗25の値を得ることができる。
【0081】
しかしながら、補償抵抗25が端子9dと9fとの間で接続されているならば、その値は異なる方法で得られる。端子9dは、電源電圧(バッテリ電圧、VBAT)に接続されている一方で、端子9fは分圧器93に接続されており、分圧器93の出力は抵抗25を表す信号RCOMPであり、マルチプレクサ44の入力に供給される。分圧器93は信号RCOMPのレベルをマルチプレクサ44の入力のダイナミックスにマッチングさせる機能を有している。
【0082】
従って、電源電圧に接続された抵抗25は、それを通る電流を有し、電圧信号RCOMPが発生される。この信号RCOMPは、マルチプレクサ44における対応する入力の選択によって、作動ユニット10に捕獲される。次に、ユニット10は、電源電圧VBATの値と、信号RCOMPと、分圧器93の抵抗値とから、補償抵抗25の値を決定することができる。
【0083】
後者の場合、注目すべきことは、電流発生回路90は、ユニット10によって使用禁止の状態におかれたままであるということである。
【0084】
上記の場合は両方とも、エンジン4が始動したときに、補償抵抗25の値を得る動作が実行される。得られた補償抵抗値は、ユニット10によって記憶ユニット94に記憶されるので、ポンピング電流Ipの損失の補償を与えるために用いることができる。
【0085】
これは、コントローラ8の出力信号DIPを補正するために、補償抵抗25の記憶値を用いることによってなされる。この補正はマイクロプロセッサ24によって実行され、この補正によって、排気ガスの割合を正確に表す信号VOUTを発生させることが可能になる。
【0086】
この方法で、エンジンの作動中、ポンピング電流Ipの損失の補償は、獲得され記憶された抵抗25の値に基づいて、常に実行される。従って、抵抗25は公称値からその値を変える熱応力を受けるかもしれないが、信号VOUTは、抵抗25における変化による影響を受けず、排気ガスの実際の組成を表し続ける。
【0087】
最後に、制御装置1は、センサ2(図2(a)および(b))の熱抵抗15を制御するための回路95(図9)を有している。前述のように、抵抗15はコネクタ9の端子9dおよび9e(すなわち、H+およびH-)に接続されており、その端子9dは、バッテリ電圧VBATに接続されている。
【0088】
抵抗15を制御するための回路95は、既知のタイプの回路であり、それゆえ詳細には記述されない。この制御回路95は、端子9e(H-)に接続されており、エンジンの作動中に、センサを所要の温度に急速に到達させるため、且つ、所要の温度を最高効率(例えばおよそ780℃)の範囲内に保つために、熱抵抗15を通る電流を調整することができる。
【0089】
以上に示された制御装置は、既知の制御装置に比べ、かなりの利点を有している。第1に、制御装置1は、異なるタイプのセンサ2を制御するために使用されることができ、補償抵抗25の変動の影響を受けない出力信号VOUTを発生させる。
【0090】
第2に、信号DIPを発生させるためのユニット34はプログラムによる制御が可能であるので、プログラム制御可能で修正可能な値の範囲内で、排気ガスの割合の変動を表す出力信号を発生させることができる。一方、あらゆる周知のタイプの制御装置は、唯一の特定範囲内の値でのみ、例えば、λ∈(0.7,1.2)で、排気ガスの割合λを表す出力信号を与えるが、そのタイプは、この範囲外では重要な情報を与えない。
【0091】
さらに、内部抵抗RPVSを測定するためのユニット35はプログラムによる制御が可能であるので、検出セル12における異なる基準電流を要する両方のタイプのセンサを用いて、この内部抵抗RPVSを測定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の原理に従って製造されたUEGOセンサを制御する装置を図式的に示している。
【図2】 現在内燃機関に使用されている対応した2種類のUEGOセンサを図式的に示している。
【図3】 図1に示された装置の一部分を形成するコントローラの機能的な線図である。
【図4】 図3のコントローラの一部分を形成する第一の機能ユニットを示している。
【図5】 コントローラの一部を形成する第二の機能ユニットを図式的に示している。
【図6】 コントローラの一部を形成する3つの機能ユニットを図式的に示している。
【図7】 コントローラの二つの起こりうる出力特性のグラフを示している。
【図8】 コントローラの第六の機能ユニットの線図を示している。
【図9】 コントローラの第七の機能ユニットの線図を示している。
【符号の説明】
1 制御装置
2 線形酸素センサ
3 排気管
4 内燃機関
8 コントローラ
9 コネクタ
9f,9a,9d 第1,第2,第3端子
10 作動ユニット
11 Ipセル(第1電解セル)
12 Vsセル(第2電解セル)
13 拡散室
14 基準室
20 直列回線
21,22 インターフェイス回路
25 補償抵抗
31 Vsセル分極ユニット
32 コントロールユニット
33 Ipセルインターフェイスユニット
34 出力信号発生ユニット
35 RPVS測定ユニット
36 補償抵抗捕捉ユニット
50 分極電流発生器
52 スイッチ手段
60 第2増幅手段
61 比較手段
62 PID(処理回路)
63 S&H(第1サンプリング回路)
71 接続回線
72 精密抵抗
73 Ipドライバ
74 Ipセル保護回路
80 ゲイン/オフセット増幅器
81 較正手段
85 増幅器(第3増幅手段)
86 S&H(第2サンプリング回路)
87 基準電流発生器
88 タイミング回路
90 電流発生器
91 差動増幅器
93 分圧器
94 記憶ユニット

Claims (18)

  1. 内燃機関(4)の排気管(3)内に配置することができる線形酸素センサ(2)のための制御装置(1)であって、
    上記制御装置(1)は、上記センサ(2)に制御作用を及ぼし、出力で排気ガスの比率を表す信号(DIP)を発生することができる上記センサ(2)のコントローラ(8)を備え、
    上記センサ(2)は、所定の割合の酸素を受け取ることができる少なくとも1つの基準室(14)を備え、酸素を受け取る方法が異なる少なくとも2種類(2a,2b)のうちの1つであり、
    上記コントローラ(8)は、プログラム可能な制御手段(31,32,33,34,35,36)を備えるとともに、コントローラが接続されるセンサ(2a,2b)の種類にコントローラ(8)が合うように、上記制御手段(31,32,33,34,35,36)を操作およびプログラムできる作動ユニット(10)を備え、
    上記センサ(2)は排気ガスを受け取ることができる拡散室(13)と、酸素イオンを感知する第1電解セル(11)と第2電解セル(12)とを備え、これらのうちの第1電解セル(11)は電流に関して制御可能であり、上記制御手段(31,32,33,34,35,36)は、拡散室(13)および基準室(14)に存在する酸素の割合の差に応じて、第1電解セル(11)に送られる電流(Ip)を調整することができるフィードバック回路(32,33,34)を備え、上記フィードバック回路(32,33,34)は、上記出力信号(DIP)を発生する手段(34)を備え、この手段(34)は、第1電解セル(11)に送られる電流(Ip)に応じて出力信号(DIP)を発生することができ、上記コントローラ(8)は、上述の送られた電流(Ip)の損失を補償することができる補償抵抗(25)に接続され、この補償抵抗(25)の値(RCOMP;RCOMPDIFF)を得ることができる捕捉回路(36)を備え、上記作動ユニット(10)は、補償抵抗(25)の得られた値(RCOMP;RCOMPDIFF)に応じてコントローラ(8)の出力信号(DIP)を補正して、それに対応する、排気ガスの比率を正確に示しかつ補償抵抗(25)における変化の影響を受けない出力信号(VOUT)を発生することができ、
    上記プログラム可能な制御手段(31,32,33,34,35,36)は、第2電解セル(12)を分極化するための手段(31)を備え、この手段は、上記コントローラ(8)に接続される上記センサ(2a,2b)の種類に応じて上記作動ユニット(10)によって選択的に活性化されることができ、上記分極手段(31)は、第2電解セル(12)を分極化して基準室(14)内に酸素を生成することができることを特徴とする制御装置。
  2. 請求項1に記載の制御装置において、上記分極手段(31)は、上記第2電解セル(12)に接続された少なくとも1つの分極電流発生器(50)と、この分極電流発生器(50)と第2電解セル(12)の間に配置され、分極電流を第2電解セル(12)に選択的に送ることができるようにするスイッチ手段(52)とを備えることを特徴とする制御装置。
  3. 請求項1または2に記載の制御装置において、出力信号(DIP)がプログラム可能でかつ希望通りに修正できる値の範囲内で排気ガスの比率の変動を示すように、コントローラ(8)の出力信号(DIP)を発生する上記手段(31)は作動ユニット(10)によってプログラム可能であることを特徴とする制御装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれかに記載の制御装置において、上記センサ(2)は、拡散室(13)と基準室(14)に存在する酸素の割合の差を表す第1信号(Vd)を発生することができ、上記フィードバック回路(32,33,34)は、
    −上記第1信号(Vd)を受け取り、その信号を処理して第1電解セル(11)の上記駆動電流(Ip)を識別するパラメータ(VAD)を出力において生成することができる処理手段(32)と、
    −上記処理手段(32)の出力パラメータ(VAD)に応じて電流(Ip)を第1電解セル(11)に送る駆動手段(33)とを有し、
    コントローラ(8)の出力信号(DIP)を発生する上記手段(34)は、上記処理手段(32)の出力パラメータ(VAD)に応じてコントローラ(8)の出力信号(DIP)を発生できることを特徴とする制御手段。
  5. 請求項4に記載の制御装置において、上記処理手段(32)の出力パラメータ(VAD)は、駆動手段(33)によって上記第1電解セル(11)に送られる電流が通ることができる精密抵抗(72)を有する接続回線(71)を通って上記駆動手段(33)の入力に与えられ、上記接続回線は、コントローラ(8)の出力信号(DIP)を発生する手段(34)の一部であることを特徴とする制御手段。
  6. 請求項5に記載の制御手段において、コントローラ(8)の出力信号(DIP)を発生する上記手段(34)は、利得とオフセットがプログラム可能な第1増幅手段(80)を備え、この第1増幅手段が上記精密抵抗(72)の端子に接続され、精密抵抗(72)の端子に存在する電圧を増幅することを特徴とする制御装置。
  7. 請求項6に記載の制御装置において、コントローラ(8)の出力信号(DIP)を発生する上記手段(34)は、上記第1増幅手段(80)を較正する手段(81)をさらに備え、この手段(81)はコントローラ(8)の出力信号(DIP)の発生の際に第1増幅手段(80)が生じさせた誤差を評価することを可能にすることを特徴とする制御手段。
  8. 請求項4乃至7のいずれかに記載の制御装置において、第1信号(Vd)を処理する上記手段(32)は、
    −上記第1信号(Vd)を増幅するための第2増幅手段(60)と、
    −第1増幅信号(Vd)の目標値を示す基準信号(Vdrif)を発生する手段と、
    −上記基準信号(Vdrif)と上記第1増幅信号(Vd)とを比較すると共に、エラー信号(VERR)を発生するための比較手段(61)と、
    −上記エラー信号(VERR)をその入力において受け取り、このエラー信号(VERR)を処理して処理手段(32)の上記出力パラメータ(VAD)を生成することができる処理回路(62)とを備えることを特徴とする制御装置。
  9. 請求項8に記載の制御装置において、上記処理手段(32)は、さらに、上記処理回路(62)の出力に接続され、処理手段(32)の上記出力パラメータ(VAD)をサンプリングし、保存するように作動させられることができる第1サンプリング回路(63)を備えることを特徴とする制御手段。
  10. 請求項5に記載の制御手段において、上記駆動手段(33)は、上記第1電解セル(11)に上記精密抵抗(72)を通る電流を正確に送ることができる駆動回路(73)を備えることを特徴とする制御手段。
  11. 請求項4乃至10のいずれかに記載の制御装置において、上記駆動手段(33)は、さらに、上記第1電解セル(11)の端子における電圧が所定の閾値を超えるのを防ぐことができる第1電解セル(11)の保護回路(74)を備えており、この保護回路(74)は、上記作動ユニット(10)によって操作可能であることを特徴とする制御装置。
  12. 請求項1乃至11のいずれかに記載の制御装置において、コントローラ(8)の上記制御手段(31,32,33,34,35,36)は、上記第2電解セル(12)の内部抵抗(PRVS)を測定するための測定手段(35)を備え、この測定手段(35)は、作動ユニット(10)によって作動させられて上記第2電解セル(12)に所定の電流を送り、この電流の強度は、コントローラ(8)に接続されたセンサ(2a,2b)の種類に応じて調整することができることを特徴とする制御装置。
  13. 請求項12に記載の制御装置において、上記測定手段(35)は、上記第2電解セル(12)において上記所定の電流を発生するための電流発生手段(87)と、第2電解セル(12)の端子で電圧(DVS)を増幅するための、第2電解セル(12)の端子に接続された第3増幅手段(85)と、増幅電圧(DVS)をサンプリングするための第2サンプリング回路(86)と、基準電流を送る動作と増幅電圧(DVS)をサンプリングする動作のタイミングの同期をとることができるタイミング手段(88)とを備えることを特徴とする制御装置。
  14. 上記請求項1乃至13のいずれかに記載の制御装置において、上記作動ユニット(10)と上記コントローラ(8)は、直列回線(20)によって接続される対応する直列式のインターフェイス回路(21,22)を備え、上記作動ユニット(10)は、上記プログラム可能な制御手段(31,32,33,34,35,36)の作動およびプログラム信号(SPI)をコントローラ(8)のインターフェイス回路(22)に送ることができることを特徴とする制御装置。
  15. 請求項1乃至14のいずれかに記載の制御装置において、上記センサ(2)はコネクタ(9)を備え、このコネクタを通じてセンサはコントローラ(8)に接続されており、上記補償抵抗(25)は、コントローラ(8)に接続されるセンサ(2a,2b)の種類に応じて、2つの異なる経路でコネクタ(9)の2つの端子間で接続され、センサ(2a)の第1タイプに対応する第1の方法では、補償抵抗(25)は第1端子(9f)と第2端子(9a)の間で接続される一方、センサ(2b)の第2タイプに対応する第2の方法では、補償抵抗(25)は、上記第1端子(9f)とコネクタ(9)の第3端子(9d)の間で接続され、上記捕捉回路(36)は、補償抵抗(25)の値(RCOMP;RCOMPDIFF)を得る第1手段(90,91)および第2手段(93)を備え、これらの手段は、この補償抵抗が第1の方法あるいは第2の方法でコネクタ(9)に接続される場合には、補償抵抗(25)の値(RCOMP;RCOMPDIFF)を得ることができることを特徴とする制御装置。
  16. 請求項15に記載の制御装置において、上記捕捉回路の上記第1手段(90,91)は、上記第2端子(9a)に接続され、予め決められた電流を補償抵抗(25)に送るように作動ユニット(10)によって作動させられることができる電流発生回路(90)を備え、上記捕捉回路の上記第1手段(90,91)はまた差動増幅器(91)を備え、この差動増幅器は、その入力が第1端子(9f)と第2端子(9a)に接続されて、補償抵抗(25)の端子での電圧を増幅し、その出力で補償抵抗(25)の値を示す第1電圧信号(RCOMPDIFF)を与えることを特徴とする制御装置。
  17. 請求項15に記載の制御装置において、上記捕捉回路の上記第2手段(93)は、基準電圧(VBAT)を上記第3端子(9d)に与える手段と、上記第1端子(9f)に接続され、その出力で補償抵抗(25)の値を示す第2電圧信号(RCOMP)を発生する分圧器(93)とを備えることを特徴とする制御装置。
  18. 請求項1乃至17のいずれかに記載の制御装置において、上記作動ユニット(10)は、補償抵抗(25)の値(RCOMP;RCOMPDIFF)を永久に保存することができる記憶ユニット(94)を備え、この記憶ユニット(94)は、エンジン(4)が始動したときに補償抵抗(25)の値(RCOMP;RCOMPDIFF)を保存することができることを特徴とする制御装置。
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