JP4623340B2 - ホイール - Google Patents

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JP4623340B2
JP4623340B2 JP2000381093A JP2000381093A JP4623340B2 JP 4623340 B2 JP4623340 B2 JP 4623340B2 JP 2000381093 A JP2000381093 A JP 2000381093A JP 2000381093 A JP2000381093 A JP 2000381093A JP 4623340 B2 JP4623340 B2 JP 4623340B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ホットメルト接着剤等の液体状の接着剤が溜められた接着剤溜まり槽の内部で一部が浸漬されて回転されるロールを有し、該ロール周面に付着させた接着剤を該ロールと接触回転する別のロールへ移載(転写)させるためのロールコータ等のホイールに係り、詳しくは、該ホイールの接着剤溜まり槽の液面レベルを常に一定に保ち得るようにしたホイールに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のロールコータ、即ち、ロール転写塗布装置としてのホイールの構造を図8及び図9に基づいて説明する。両図において、ホイール1は、ホイール本体1a内部に接着剤溜まり槽3が形成されると共に、該溜まり槽3に該溜まり槽3の内部に所定の液面レベルで溜められたホットメルト接着剤(以下、単に接着剤という)15に下部分が浸漬され両端を軸受2aによって軸支され図示していない回転駆動源で図示の矢印方向に回転駆動されるロール2が取付られて構成されている。該ロール2には周面に適宜のパターンで図示しない窪み又は溝等の凹部が設けられ、ロール2の周面が溜まり漕3の接着剤中に浸漬されることにより、接着剤は該凹部の中に取り込まれる。
【0003】
6はロール2の周面に付着した余分な接着剤を掻き落とすためのスクレーパ、7はロール2が回転して接着剤溜めの中に入ったときにロール周面に形成された該凹部の中に入った空気等を掻き出し接着剤の該凹部中への取り込みを容易ならしめるためのインナースクレーパである。ホイール本体1aの側面壁には接着剤供給口1bが開設され、該接着剤供給口1bは該側壁面に接合されて取付けられたマニホールド8の接着剤供給通路8aと連通されている。該マニホールド8には接着剤バルブ9がその吐出口を該マニホールド8の接着剤供給通路8aと連通された状態で取付けられている。
【0004】
また、該マニホールド8内部には別の接着剤供給通路8bが形成され、その一端は該接着剤バルブ9の取入口に連通され、他端は該マニホールド8に取付けられたホースフィティング13aに連通されている。該接着剤バルブ9には該バルブ9を駆動するための駆動エアー配管チューブ11が接続されて取付けられており、該配管チューブ11にはソレノイドバルブ(電磁弁)10が介装されている。また、該マニホールド8のホースフィティング13aには接着剤溶融供給装置(アプリケータ)12との間に接着剤供給ホース13が取付けられている。
【0005】
16は本体1aの底部壁の内部に挿入され本体、即ち、溜まり槽3内の接着剤15の温度を検出する温度センサー、17は同様に本体1aの底部壁の内部に挿入され本体、即ち、溜まり槽3内の接着剤15を加熱するためのヒータ、18は溜まり槽3内のロール2の下方に設置され、ロール2の下部分の液内への浸漬部分の回転方向側に高さ(レベル)が徐々に高くなる傾斜上面を有した液圧調整用ブロックであり、該ブロック18によって該ロール2の回転により該ロールの浸漬部分の回転方向側に液面が持ち上げられて液圧が異常に上昇されることが防がれる。
【0006】
該ブロック18の槽3の本体1aの一方側壁及び底部壁に沿う部分には、該液圧上昇を逃がすため該ロールの浸漬部分の回転方向下流側から反回転方向側へ液を戻すための液還流溝(破線で示す)が設けられている。19は溜まり槽3用の蓋であり、ロール2の上部の一部分を外部へ露出させるための開口が形成されている。
【0007】
しかして、接着剤溜まり槽3の内部には、その内部に溜められた接着剤15の液面レベルに臨ませて該接着剤バルブ9作動用のレベルセンサ4と、該レベルセンサ4の上方で本体1aの幅方向に位置をずらせて(図9参照)オーバーフロー検知用のレベルセンサ5が、その上下方向の位置を調整可能なようにブラケットを介して本体1aに取付けられている。これらレベルセンサ4、5は、本装置例では高周波型センサとされ、センサ本体の上下方向位置により静電容量が変化することにより液面レベルが検出される。また、これに代わるレベルセンサとして、超音波型、又は、フロート式も採用されている。
【0008】
このように構成されたホイール1は、ホイール1の運転中、溜まり槽3内の接着剤15はロール2による他のローラ等への転写(移載)により溜まり量が減じられるため、溜まり槽3へ絶えず接着剤15を補給する必要があるが、その場合に、ロール2への接着剤の付着量(塗布量)を一定にする等の目的で、接着剤溜まり槽3内の接着剤15の液面レベルは常に一定に保たれた状態にすることが必要である。そこで、運転中は、前記接着剤バルブ作動用レベルセンサ4によって接着剤溜まり槽3の接着剤15の液面レベルが制御される。
【0009】
即ち、レベルセンサ4によって該液面レベルの高低が検知されることにより、ソレノイドバルブ10の励磁、非励磁による駆動エアー10aの供給及び停止によって接着剤バルブ9の開閉が行われ、接着剤溶融供給装置12からの接着剤の溜まり槽3内への供給及び停止が行われる。これにより溜まり槽3の接着剤の液面レベルが一定に保たれるように構成されている。一方、前記レベルセンサ5によって、運転中に何らかの原因で溜まり槽3内の接着剤レベルが異常に上昇した場合に、それを検知し、接着剤バルブ9を閉じるように構成されている。このように2個のレベルセンサ4、5で液面レベルを制御するようにしている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の接着剤溜まり槽3の内部に液面に臨ませて直接にレベルセンサ4、5を取付けて液面レベル制御を行う方法は、つぎのような問題があった。即ち、ホイール1を稼動するにつれて接着剤のベーパー(蒸気)或いは接着剤自体がレベルセンサに付着し、さらには該付着物が劣化し炭化したりすることにより、レベルセンサ設定時とレベルセンサの検出周波数(静電容量)が変化してレベルセンサ自体の液面レベル検出値が変化し、結果として時間とともに接着剤の液面レベルが変化してしまう。また、レベルセンサ自体の検出レベルの高低差が余りないため、レベルセンサの調整がシビアで設定しずらいという問題があった。
【0011】
さらに、ホイール1の稼動中は接着剤液面が波打つためレベルセンサが誤動作し易いという問題があった。このように、レベルセンサの液面レベルの再現性に問題があると共に、ホイール1稼動中に液面レベルの状態が変化するため、再調整が必要であり、しかもそのレベルセンサの調整が煩雑であり、メンテナンスが非常に厄介であった。ホイール1においては前記したように接着剤溜まり槽3内の液面レベルをいかに安定して保つかが重要である。液面が揺れないようにするために、レベルセンサの回りを板で囲ったり、レベルセンサ自体を他の形式の例えば超音波式、フロート式等に変更してみても、設定液面レベルに対して±数mm以内で制御することは非常に困難であった。
【0012】
本発明は、以上のような問題点に鑑みてなされたものであり、接着剤溜まり槽内に高さ調整可能な堰を設け、液面の液を該堰を溢流させることにより、接着剤の液面レベルを自ずと一定に保てるようにし、従来のレベルセンサのようなシビアなレベル検出調整の必要をなくして安定した液面レベルを保てるホイールを得ることを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明のホイールは次のような構成とした。
(1)本体の接着剤溜まり槽の内部に接着剤を周面に付着させて他のロー等に移載するためのロールを回転自在に備えたホイールであって、該接着剤溜まり槽に、堰本体に対して、接着剤の液面レベルを調整するための堰プレートを上下動可能に備えた堰を設け、該堰により隔成させて、該溜まり槽から該堰プレートの上端を溢流した接着剤を受け入れる接着剤戻し槽を該溜まり槽と一体に設け、該堰の堰プレートは、その接着剤の溢流面である上端面の最低レベルが該堰本体の略半分の高さ位置となるように設けると共に該上端面の最高レベルが該堰本体の略上端近傍の高さ位置となるように設け、該堰にはさらに堰プレートの上端面の高さ位置を調整し設定するための堰高さ調整ボルトを設けた構成とした。
【0016】
)上記()のホイールにおいて、該接着剤戻し槽に、さらに、該戻し槽内の接着剤の溜まり量を検出するためのレベルセンサと接着剤排出口を取付け、該接着剤排出口と接着剤溶融供給装置との間に、該レベルセンサにより該戻し槽の接着剤のレベル上昇を検知し該接着剤を該接着剤溶融供給装置に返送するための接着剤戻し管路を接続して設けた構成にした。
【0017】
)上記()のホイールにおいて、さらに、該接着剤戻し槽の底部壁を貫通させて接着剤排出口を取付け、該接着剤排出口と接着剤溶融供給装置との間に、接着剤戻し槽内に溜まった接着剤を自然流下により接着剤溶融供給装置に返送するための鉛直状の接着剤戻し管路を接続して設けた構成にした。
【0018】
【作用】
上記(1)の構成では、ホイール本体内の堰が設けられた接着剤溜まり槽へ接着剤溶融供給装置からホットメルト接着剤である接着剤が供給される。接着剤溜まり槽内の接着剤は、液面レベルが設定された該堰の高さ以上になると、該堰を溢流して、該溜まり槽の外側、例えば該溜まり槽に該堰により隔成されて設けられた接着剤戻し槽に流れ込む。しかして、該堰はシンプルな機械的構造あるため、従来のレベルセンサを用いる場合のように、接着剤ベーパー、接着剤自体の該レベルセンサへの付着等によるレベルセンサ自体の液面レベル検出値の変動に影響されることなく、或いは、接着剤の波打ち等の外乱によるレベルセンサの誤動作等に影響されることなく、溜まり槽内の接着剤は安定した液面レベルが確保される。従って、ロールへの接着剤の付着量(塗布量)が安定化され、該ロールから別のロール等への接着剤の転写状態が安定化される。
【0019】
また、該堰を、堰プレートを堰本体に対して上下動自在に設けた構成として該堰プレートを堰高さ調整ボルトで上下動させて液面レベルを調整し設定することにより、液面レベルの調整、及び、変更はシビアな調整を必要とすることなく、堰プレートの高さ調整だけで行える。即ち、液面レベル調整時、従来のレベルセンサのように繰り返し液面レベルテストの必要がなく、堰プレートの高さが視覚的に調整が行えることにより容易に液面レベル調整が行える。また、保守時に、堰プレートの高さの確認だけをすれば良く、従来のレベルセンサによるレベル検出に比して再調整の必要がなくなる。そして、該接着剤溜まり槽に設けられた該堰プレートはその接着剤の溢流面である上端面の最低レベルが堰の堰本体の略半分の高さ位置となるように設けられていると共に、該上端面の最高レベルが該堰本体の略上端近傍の高さ位置となるように設けられていることにより、該堰プレートの上端面を該最低レベル位置から堰の上方のより高いレベルに移動させる移動可能範囲を比較的大きく取ることができる。これにより該溜まり槽に溜められる接着剤の液面レベルの調整範囲、即ちロールへの接着剤の付着量(塗布量)の調整範囲をより広いものとすることができる。
【0020】
また、該堰から溢流した液(接着剤)を受け入れる槽を、接着剤溜まり槽に堰で隔成させて構成し、即ち、ホイール本体に接着剤溜まり槽と接着剤戻し槽を堰で仕切って一体に形成して、所謂、2槽構造とすることにより、ホイール本体の接着剤溜まり槽の外側や傍に別途、堰から溢流した液を受け入れる戻し槽を併置等して設けることに比べて、ホイールがコンパクトに簡潔に構成される。
【0021】
上記()の構成では、接着剤溜まり槽から堰を越えて接着剤戻し槽内に流れ込んだ接着剤が所定の高さレベルに達すると、それがレベルセンサにより検知され、該センサの検知信号により、例えば接着剤用の循環ポンプが起動されることにより、戻し槽に設けた接着剤排出口及び接着剤戻し管路を通して接着剤溶融供給装置に返送される。そのことにより、該返送された接着剤は再度、接着剤溶融供給装置からホイール本体の接着剤溜まり槽に供給されることにより循環使用される。従って、接着剤は全く無駄になることがない。
【0022】
上記()の構成では、接着剤溜まり槽から堰を越えて接着剤戻し槽内に流れ込んだ接着剤は、戻し槽に底部壁を貫通させて設けた接着剤排出口及び鉛直状の接着剤戻し管路を通して自然落下(重力落下)により、接着剤溶融供給装置に返送される。従って、前記のような接着剤戻し槽内に溜まる接着剤の液面レベルを検出して戻し槽から排出させるようにするためのレベルセンサの設置が必要でなくなるとともに、該接着剤戻し槽内に溜まる接着剤を強制的に戻すための例えば前記のような循環ポンプの設置が必要でなくなり、ホイールが全体的にコンパクトに形成される。
【0023】
【発明の実施の形態】
次に、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。なお、本実施形態は、接着剤としてホットメルトの接着剤を取り上げたが、これに限定されるものでなく、液体状の接着剤であればよいものである。
【0024】
図1乃至図7は本発明の一実施形態を示すものであり、図1はホイールの縦断面図(一部正面図)、図2は図1の右側面図、図3乃至図6は堰の実施形態を示す図であり、図3は堰の正面図、図4は図3の平面図、図5は図3のA〜A線矢視断面図であり堰プレートが最低レベルに置かれた状態を示す図、図6は同じく図3のA〜A線矢視断面図であり堰プレートがより高いレベルに置かれた状態を示す図、図7はホイールの他の実施形態を示す縦断面図(一部正面図)である。なお、これらの図において、前記図8、図9と同一または相当する部分には、同一符号を付し、その説明は省略する。
【0025】
図1、図2において、20はホイール、20aはホイール本体、20cはホイール脚(取付座)、20dは本体接合用のボルトねじ穴を示す。本体20aの内部には、ロール2を回転自在に有した接着剤溜まり槽21と、堰22によって隔成された接着剤戻し槽30が形成されている。即ち、従来の前記図8、図9に示した接着剤溜まり槽内に堰22を設けた構成にすることにより、接着剤溜まり槽21と接着剤戻し槽30の2槽構造にされている。接着剤戻し槽30には、本体20aの幅方向の片側に寄せた位置の下方に戻り液の液面に臨ませて循環ポンプ36作動用のレベルセンサ31がブラケット33により上下位置を調節可能に設置されると共に、本体20aの幅方向の他の片側に寄せた位置の上方にはオーバーフロー検知用のレベルセンサ32がブラケット34により上下位置を調節可能に設置されている。
【0026】
本体20aの底部壁20eの中央部分には、マニホールド35がボルト35fによって該底部壁20eに一体的に連結されて取付られ、該マニホールド35にはホットメルトバルブ(接着剤バルブ)9と循環ポンプ36が取付けられている。溜まり槽21には本体20aの底部壁20eを上下に貫通して接着剤供給口20bが開設され、マニホールド35内に形成した第1の接着剤供給通路35bの一端側と連通されている。該第1の接着剤供給通路35bの他端側は接着剤バルブ9の吐出口と連通されている。また、マニホールド35内には第2の接着剤供給通路35cが形成され、その一端は前記接着剤バルブ9の接着剤取入口に連絡され、他端はホースフィティング13aに連通されている。該ホースフィティング13aと接着剤溶融供給装置12との間は、接着剤供給ホース13で連絡されている。
【0027】
一方、接着剤戻し槽30には本体20aの底部壁20eを上下に貫通して接着剤排出口30aが開設され、マニホールド35内に形成した第1の接着剤戻し通路35aの一端側と連通されている。該第1の接着剤戻し通路35aの他端側は接着剤循環ポンプ36の吸込口と連通されている。また、マニホールド35内には第2の接着剤戻し通路35dが形成され、その一端は前記接着剤循環ポンプ36の接着剤吐出口に連絡され、他端は接着剤フィルタ35iの取入口に連通されている。また、マニホールド35内には第3の接着剤戻し通路35eが形成され、その一端は前記接着剤フィルタ35iの接着剤吐出口に連絡され、他端は接着剤戻し用のホースフィティング37aに連通されている。該ホースフィティング37aと接着剤溶融供給装置12との間は、接着剤戻しホース37で連絡されている。
【0028】
38はマニホールド35の内部に挿入されマニホールド自体、即ち、その内部の接着剤通路の接着剤の温度を検出する温度センサー、39は同様にマニホールド35の内部に挿入されマニホールド自体、即ち、その内部の接着剤通路の接着剤を加熱するためのヒータである。35gは接着剤フィルタ35i用のドレンバルブ、35hは接着剤溜まり槽用ドレンである。6はロール2の周面に付着した余分な接着剤を掻き落とすためのスクレーパ、7はロール2が回転して接着剤溜めの中に入ったときにロール2周面に形成された該凹部の中に入った空気等を掻き出し接着剤の該凹部中への取り込みを容易ならしめるためのインナースクレーパ、18は液圧調整用ブロック、19は溜まり槽21及び戻し槽30を覆う蓋である。
【0029】
ここで、堰22の構成を説明する。図3乃至図6に示すように、堰22は、中央上部に開口部23aが形成された堰本体23と、該堰本体23の該開口部23aの左右両側周縁に上下方向に延びて取付ボルト26aで堰本体23に締結されて取付けられたスライドレール26と、該スライドレール26のガイド溝26bと堰本体23との間に上下方向に移動可能(摺動可能)に嵌装されて設けられた堰プレート24と、該堰本体23の開口部23aの上部に位置し、該堰本体23上端面に取付ボルト27aにより締め付けられて取付けられた高さ調整ボルト保持ブロック27、及び堰高さ調整ボルト28により構成されている。
【0030】
前記堰プレート24には、その上部中央に、高さ調整ボルト28のねじ部の下部分が螺合するための雌ねじを螺設した高さ調整ボルト螺合用ブロック25が取付ボルト25aによって一体的に連結されている。また、該高さ調整ボルト保持ブロック27には、堰高さ調整ボルト28としての六角穴付きボルトの頭部を回転自在に収容するためのブロック27の前面を開放した長穴状のボルト頭部保持溝27bが形成され、また、その下部には該保持溝27bに連続して該六角穴付きボルトのねじ部を収容するためのブロック27の前面を開放した長穴状のボルトねじ部収容溝27dが形成され、また、該ボルト頭部保持溝27bの上部には、該六角穴付きボルトの頭部の六角穴に六角棒レンチを差し込むための六角レンチ挿入穴27cが穿設されている。
【0031】
このように構成された堰22は、図3及び図5に示した状態では、堰プレート24は最も下げられた状態にあり、接着剤溜まり槽21の液面レベルは最低レベルに保たれる。すなわち、この状態では該堰プレート24の接着剤の溢流面である上端面24aは最低レベルとされており、該上端面24aは堰22の堰本体23の高さの略半分の高さに位置されている。この状態から、六角棒レンチを前記六角レンチ挿入穴27cに挿通させて堰プレート高さ調整ボルト28の頭部の六角穴に差し込み、該レンチを回動させて該ボルト28を高さ調整ボルト螺合用ブロック25に対してねじ込んで行くと、該ブロック25と一体化された堰プレート24がスライドレール26のガイド溝26bと堰本体23の間で案内されて上方へ移動される。これにより溜まり槽21の接着剤15の液面レベルが上昇される。
【0032】
図6に、堰プレート24が該最低レベルよりも上昇されて上げられた状態を示す。この状態において接着剤溜まり槽21の接着剤15の液面レベルはより高いレベルに保たれる。しかし、この図6は、該堰プレート24の接着剤の溢流面である上端面24aは最高レベル位置を示しているものではなく、該上端面24aの最高レベル位置は、図6から明らかなように堰プレート24がこの図の状態からさらに堰本体23の上方に移動して堰本体23の略上端近傍の位置になるように構成されている。なお、堰プレート24は堰本体23及びスライドレール26との間の摺接面部分を密着されて取付けられており、該摺接面部分を通して接着剤が溜まり槽21から戻し槽30に漏れないように構成されている。なお、堰22はホイール本体20aの底部壁20eの上面に堰本体23の下端面が接合されて該底部壁20eに固着されて取付けられている。
【0033】
以上のような構成にされたホイール20は、運転(稼動)中、ロール2の回転による接着剤の他のロール等への移載(転写)のため、接着剤を絶えず補給する必要があることから、接着剤は絶えず接着剤溶融供給装置12に内蔵された図示しないポンプから液状に溶融されたホットメルト接着剤が接着剤溜まり槽21に供給される。即ち、接着剤の該溜まり槽21への供給は、ソレノイドバルブ10が励磁され駆動エアー10aが配管チューブ11を通されて接着剤バルブ9に供給されることにより、該バルブ9が開かれ、液状に溶融されたホットメルト接着剤は接着剤溶融供給装置12から供給ホース13を通してマニホールド35の第2の接着剤供給通路35c、該接着剤バルブ9、第1の接着剤供給通路35b、及び、ホイール本体20aの接着剤供給口20bを通して行われる。
【0034】
そして、このホイール20の稼動中において、このように溜まり槽21に供給された接着剤15は、液面レベルが設定された堰22の堰プレート24の高さ以上になると、即ち、堰プレート24の上端面(溢流面)24aを超えると、該上端面24aから溢流して接着剤戻し槽30に流れ込む。これにより、溜まり槽21の接着剤15の液面レベルは常に当初の堰プレート24の設定高さレベルに保たれる。
このように、接着剤溜まり槽21内の接着剤15の液面の液を堰22の堰プレート24の溢流面24aを溢流させることにより、接着剤15の液面レベルを自ずと一定に保つようにすることができ、従来のレベルセンサ4のようなシビアなレベル検出調整の必要がなく、安定した液面レベルを保つことができる。
【0035】
戻し槽30内に流れ込んだ接着剤は該戻し槽30に溜まり所定以上の高さに液面レベルが上昇すると、循環ポンプ作動用レベルセンサ31が作動し、該検知信号により循環ポンプ36が作動され、戻し槽30の接着剤排出口30a、マニホールド35の第1の接着剤戻し通路35a、循環ポンプ36、第2の接着剤戻し通路35d、フィルタ35i、第3の接着剤戻し通路35e、及び、接着剤戻しホース37を通して接着剤溶融供給装置12の接着剤溶融タンクに返送される。該返送された接着剤は再び接着剤溶融供給装置12から溜まり槽21に供給されて循環使用される。なお、戻し槽30の液面レベルは溜まり槽21のようにシビアな調整は必要なく、従来のような高周波型、超音波型、或いは、フロート式等のレベルセンサをそのまま用いることができる。
【0036】
なお、稼動中に何らかの異常により溜まり槽21内及び戻し槽30内の接着剤の溜まり量が増えて、液面レベルが堰22の設定高さを越えて設定レベルより上昇すると、オーバーフロー検知用のレベルセンサ32によりその液面が検知され、その信号に基づきソレノイドバルブ10の励磁が解かれて接着剤バルブ9が閉じられ、接着剤溶融供給装置12からの溜まり槽21への接着剤の供給が停止される。
【0037】
次に、図7に基づいて、本発明の他の異なる実施形態を説明する。なお、本実施形態においては、前記図1、図2と同一及び相当する部分には同一符号を用い、その説明は省略する。図7に示すように、前記図1、図2の実施形態に比べ、ホイール20の接着剤戻し槽30には、レベルセンサとして、オーバーフロー検知用レベルセンサ32のみが取付けられている。そして、マニホールド40がホイール本体20aの底部壁20e下面に接合され取付ボルト40dにより該底部壁20aに一体的に締結されて取付られている。
【0038】
該マニホールド40内部には、ホイール本体20aの接着剤溜まり槽21の接着剤供給口20bに通じる第1の接着剤供給通路40bと第2の接着剤供給通路40cが形成され、該第1の接着剤供給通路40bの一端側は接着剤バルブ9の吐出口に連通され、該第2の接着剤供給通路40cの一端側は接着剤バルブ9の取入口に連通され、多端側はホースフィティング13aに連通されている。また、マニホールド40内部には接着剤戻し槽30の接着剤排出口30aに通じる接着剤戻し通路40aが形成されている。
【0039】
該接着剤戻し通路40aの下方開口端に連通させてマニホールド40の下端面と接着剤溶融供給装置12との間には、戻し槽30内に流れ込んだ接着剤15を自然落下(重力流下)により管内を流すための接着剤戻し用パイプ41が接続されて取付けられている。39はマニホールド40、即ち、該マニホールド40内部に形成された第1、第2接着剤供給通路40b、40c、及び、接着剤戻し通路40aを流れる接着剤を加熱するためのヒーター、38は同マニホールド40、即ち、その内部を流れる接着剤の温度を検知するための温度センサである。
【0040】
この構成では、接着剤溜まり槽21から堰22を溢流して接着剤戻し槽30に流れ込んだ接着剤は、接着剤排出口30a、マニホールド40内の接着剤戻し通路40a、及び、接着剤戻し用パイプ41を通って重力により自然に接着剤溶融供給装置12の接着剤溶融タンクに返送される。そして、該返送された接着剤は接着剤供給ホース、マニホールド40内の第1、第2供給通路40c、40b、本体20aの接着剤供給口20bを経て溜まり槽21に供給されて再び使用される。
【0041】
しかして、ホイール20をこのような構成にすると、ホイールが極めて簡潔に構成される。即ち、前記図1、2に示した実施形態に比して、接着剤戻し槽30内の接着剤の溜まり量を検知して排出させるためのレベルセンサが不要になると共に、接着剤を溶融供給装置12に戻すための循環ポンプが不要になる。さらに、マニホールド40内の接着剤通路も数が少なくて済む。なお、接着剤戻し用パイプ41は直管としたが、自然流下が可能な曲管、傾斜管、又はそれらを組み合わせた管としてもよいことは勿論である。
【0042】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によれば次のような優れた効果を奏することができる。
【0043】
請求項1の構成では、堰はシンプルな機械的構造あるため、従来のレベルセンサを用いる場合のように、接着剤ベーパー、接着剤自体の該レベルセンサへの付着等によるレベルセンサ自体の液面レベル検出値の変動に影響されることなく、或いは、接着剤の波打ち等の外乱によるレベルセンサの誤動作等に影響されることなく、接着剤溜まり槽の接着剤の液面レベルを常に一定に保つことができ、安定した液面レベルを確保することができる。従って、ロールへの接着剤の付着量(塗布量)を安定させて該ロールから別のロール等への接着剤の転写状態を安定させることができる。
【0044】
また、該堰を、堰プレートを堰本体に対して上下動自在に設けた構成として該堰プレートを堰高さ調整ボルトによって上下動させて液面レベルを調整し設定することにより、液面レベルの調整、及び、変更はシビアな調整を必要とすることなく、堰プレートの高さ調整だけで行うことができる。即ち、液面レベル調整時、従来のレベルセンサのように繰り返し液面レベルテストを行う必要がなく、堰プレートの高さが視覚的に調整できることにより容易に液面レベル調整を行うことができる。また、保守時に、堰プレートの高さの確認だけをすれば良く、従来のレベルセンサによるレベル検出に比して再調整の必要をなくすることができる。そして、該接着剤溜まり槽に設けられた該堰プレートはその接着剤の溢流面である上端面の最低レベルが堰の堰本体の略半分の高さ位置となるように設けられていると共に、該上端面の最高レベルが該堰本体の略上端近傍の高さ位置となるように設けられていることにより、該堰プレートの上端面を該最低レベル位置から堰の上方のより高いレベルに移動させる移動可能範囲を比較的大きく取ることができる。これにより該溜まり槽に溜められる接着剤の液面レベルの調整範囲、即ちロールへの接着剤の付着量(塗布量)の調整範囲をより広いものとすることができる。
【0045】
また、該堰から溢流した液(接着剤)を受け入れる槽を、接着剤溜まり槽に堰で隔成させて構成し、即ち、ホイール本体に接着剤溜まり槽と接着剤戻し槽を堰で仕切って一体に形成して、所謂、2槽構造とすることにより、ホイール本体の接着剤溜まり槽の外側や傍に、別途、堰から溢流した液を受け入れる戻り槽を併置する等して設けることに比し、ホイールをコンパクトに簡潔に構成させることができる。
【0046】
請求項の構成では、接着剤溜まり槽から堰を越えて接着剤戻し槽内に流れ込んだ接着剤が所定の高さレベルに達すると、それがレベルセンサにより検知され、該センサの検知信号により、例えば接着剤用の循環ポンプが起動されることにより、戻し槽に設けた接着剤排出口及び接着剤戻し管路を通して接着剤溶融供給装置に返送される。それにより、該返送された接着剤は再度、接着剤溶融供給装置からホイール本体の接着剤溜まり槽に供給して循環使用するようにすることができ、接着剤は全く無駄になるようなことがない。
【0047】
請求項の構成では、接着剤溜まり槽から堰を越えて接着剤戻し槽内に流れ込んだ接着剤は、戻し槽に底部壁を貫通させて設けた接着剤排出口及び鉛直状の接着剤戻し管路を通して自然落下(重力落下)により、接着剤溶融供給装置に返送される。従って、前記のような接着剤戻し槽内に溜まる接着剤の液面レベルを検出して戻し槽から排出させるようにするためのレベルセンサの設置が必要でなくなるとともに、該接着剤戻し槽内に溜まる接着剤を強制的に戻すための例えば前記のような循環ポンプの設置が必要でなくなり、ホイールを全体的にコンパクトに形成させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のホイールの一実施形態を示す縦断面図(一部正面図)である。
【図2】図1の右側面図である。
【図3】本発明のホイールに用いられる堰の一実施形態を示す正面図である。
【図4】図3の平面図である。
【図5】図3のA〜A線矢視断面図であり、堰プレートが最低レベルに置かれた状態を示す図である。
【図6】図3のA〜A線矢視断面図であり、堰プレートがより高いレベルに置かれた状態を示す図である。
【図7】本発明のホイールの他の実施形態を示す縦断面図(一部正面図)である。
【図8】従来のホイールの態様を示す縦断面図(一部正面図)である。
【図9】図8の右側面図である。
【符号の説明】
1、20 ホイール
1a、20a ホイール本体
2 ロール
3、21 接着剤溜まり槽
4 接着剤バルブ作動用レベルセンサ
5 オーバーフロー検知用レベルセンサ
8 マニホールド
9 接着剤(ホットメルト)バルブ
12 接着剤溶融供給装置
13 接着剤供給ホース
15 接着剤
20b 接着剤供給口(溜まり槽)
22 堰(せき)
23 堰本体
23a 堰開口部
24 堰プレート
24a 溢流面(堰上面)
26 スライドレール
28 堰高さ調整ボルト
30 接着剤戻し槽
30a 接着剤排出口(戻し槽)
31 循環ポンプ作動用レベルセンサ
32 オーバーフロー検知用レベルセンサ
35、40 マニホールド
35b、35c 第1、第2の接着剤供給通路(マニホールド)
35a、35d、35e 第1、第2、第3の接着剤戻し通路(マニホールド)
36 循環ポンプ
37 接着剤戻しホース
40a 接着剤戻し通路(マニホールド)
40b、40c 第1、第2の接着剤供給通路(マニホールド)
41 接着剤戻し用パイプ

Claims (3)

  1. 本体の接着剤溜まり槽の内部に接着剤を周面に付着させて他のロー等に移載するためのロールを回転自在に備えたホイールであって、該接着剤溜まり槽に、堰本体に対して、接着剤の液面レベルを調整するための堰プレートを上下動可能に備えた堰を設け、該堰により隔成させて、該溜まり槽から該堰プレートの上端を溢流した接着剤を受け入れる接着剤戻し槽を該溜まり槽と一体に設け、該堰の堰プレートは、その接着剤の溢流面である上端面の最低レベルが該堰本体の略半分の高さ位置となるように設けると共に該上端面の最高レベルが該堰本体の略上端近傍の高さ位置となるように設け、該堰にはさらに堰プレートの上端面の高さ位置を調整し設定するための堰高さ調整ボルトを設けたことを特徴とするホイール。
  2. 該接着剤戻し槽に、さらに、該戻し槽内の接着剤の溜まり量を検出するためのレベルセンサと接着剤排出口を取付け、該接着剤排出口と接着剤溶融供給装置との間に、該レベルセンサにより該戻し槽の接着剤のレベル上昇を検知し該接着剤を該接着剤溶融供給装置に返送するための接着剤戻し管路を接続して設けたことを特徴とする請求項1に記載のホイール。
  3. さらに、該接着剤戻し槽の底部壁を貫通させて接着剤排出口を取付け、該接着剤排出口と接着剤溶融供給装置との間に、接着剤戻し槽内に溜まった接着剤を自然流下により接着剤溶融供給装置に返送するための鉛直状の接着剤戻し管路を接続して設けたことを特徴とする請求項1に記載のホイール。
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