JP4622662B2 - 乗用芝刈機のコレクタ昇降装置 - Google Patents

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Description

本発明は、乗用芝刈機のコレクタ昇降装置に関するものである。
乗用芝刈機において、走行車体の後部に芝草類を収納するコレクタを設け、このコレクタをリンク機構に取り付けて昇降用アクチュエータにより昇降自在に構成すると共に、ダンプ用アクチュエータによりコレクタを収納状態からダンプ状態に変更可能に構成し、前記昇降用アクチュエータ及びダンプ用アクチュエータをそれぞれ独立して作動するものは公知である(特許文献1)。
特開平5−76231号公報
従来の乗用芝刈機にあっては、コレクタを昇降する昇降用アクチュエータとコレクタをダンプするダンプ用アクチュエータを独立して自由に操作できる構成であるので、コレクタのダンプ状態から収納状態への復帰を忘れて昇降用アクチュエータを作動し、コレクタが破損するという不具合が発生していた。
また、コレクタはコレクタ主体部に対してコレクタ開閉部を軸支して構成し、コレクタから芝草類を排出する際には、リンク機構によりコレクタを上昇しコレクタをダンプして芝草類を排出する構成であり、このダンプに関連してコレクタ開閉部が開口し、コレクタの非ダンプ状態への復帰に関連してコレクタ開閉部が自重で閉鎖回動する構成である。従って、乗用芝刈機が凹凸地を走行すると、コレクタ開閉部の閉鎖方向の作用力が不足しガタガタするという不具合があった。
そこで、この発明は、このような不具合を解消しようとするものである。
前記問題点を解決するために、この発明は次のような技術的手段を講じた。
請求項1に記載の発明は、走行車体(2)の後部に芝草類を収納するコレクタ(24)を設け、該コレクタ(24)を昇降リンク機構(22,22)に取り付けて昇降用アクチュエータ(26)により昇降自在に構成すると共に、ダンプ用アクチュエータ(27)によりコレクタ(24)を収納状態からダンプ状態に変更可能に構成した乗用芝刈機のコレクタ昇降装置において、前記コレクタ(24)をコレクタ主体部(24a)とコレクタ開閉部(24b)とで開閉自在に構成し、前記コレクタ主体部(24a)とコレクタ開閉部(24b)とを閉鎖状態でロックするダンプ規制フック(51)とダンプ規制フック(51)をロック位置側に付勢するバネ(53)を設け、ダンプ規制フック(51)と昇降リンク機構(22,22)とを連動連結する構成とし、昇降リンク(22,22)が上昇するとダンプ規制フック(51)がバネ(53)に抗して非ロック状態となりコレクタ開閉部(24b)を開放可能状態とし、昇降リンク(22,22)が下降するとダンプ規制フック(51)がバネ(53)によりコレクタ開閉部(24b)を閉鎖状態でロックする構成とし、走行車体(2)の後部には正面視で門形のフレーム(21)を設け、該フレーム(21)の上端部に設けた左右の取付板(57、57)に昇降リンク(22,22)の前側端部を上下回動自在に軸支し、取付板(57)の中間部に第一ロック孔(58)を設け、下側の昇降リンク(22)の基部には第二ロック孔(59a)付きのロック板(59)を取り付け、下側の昇降リンク(22)が最上昇位置であるダンプ位置まで上昇すると、フレーム(21)側の第一ロック孔(58)と昇降リンク(22)側の第二ロック孔(59a)とが合致し、次いで、ダンプシリンダ(27)を伸長させると、ダンプシリンダ(27)の伸縮動作と連動するロックピン(61)が第一ロック孔(58)と昇降リンク(22)側の第二ロック孔(59a)に挿入し、昇降リンク(22,22)が最上昇位置でロックする構成とし、次いで、ダンプシリンダ(27)を短縮させると、ロックピン(61)が第一ロック孔(58)と昇降リンク(22)側の第二ロック孔(59a)から引き抜かれて昇降リンク(22,22)が下降可能状態とすることを特徴とする乗用芝刈機のコレクタ昇降装置とする。
前記構成によると、収納状態のコレクタ24が下降姿勢にあるときには、コレクタ24はコレクタ主体部24aとコレクタ24bとがダンプ規制フック51でロックされた閉鎖状態にあり、モアーにより刈り取られた芝草類はコレクタ24に収納される。
また、昇降用アクチュエータ26により昇降リンク機構22,22によりコレクタ24が上昇すると、ダンプ規制フック51が閉鎖状態からバネ(53)に抗して非ロック状態に切り替えられ、ダンプ用アクチュエータ27によりコレクタ24がダンプされると、コレクタ開閉部24bが開口し、収納されている芝草類は落下排出される。
また、コレクタ24がダンプ状態から閉鎖状態に復帰し、昇降リンク機構22,22によりコレクタ24が下降すると、ダンプ規制フックが非ロック状態からロック状態に切り替えられ、コレクタ主体部24aとコレクタ開閉部24bとは閉鎖状態でロックされる。
請求項1に記載の発明は、ダンプ規制フック51と昇降リンク機構22,22とを連動連結する構成とし、昇降リンク22,22が上昇するとダンプ規制フック51がバネ53に抗して非ロック状態となりコレクタ開閉部24bを開放可能状態とし、昇降リンク22,22が下降するとダンプ規制フック51がバネ53によりコレクタ開閉部24bを閉鎖状態でロックする構成としたことで、昇降リンク機構22,22によりコレクタ24が下降すると、コレクタ主体部24aとコレクタ開閉部24bとはダンプ規制フック51によりロックされているので、コレクタ24か開口するようなこともなく、また、凹凸地を走行してもコレクタ開閉部24bのがたつきを防止することができる。
また、コレクタ24がダンプ状態でコレクタ開閉部24bが開口状態のままでコレクタ24が下降するようなことがなく、コレクタ開閉部24bの破損を防止することができる。
以下本発明の乗用芝刈機の昇降装置の一実施形態について説明する。
まず、図1の全体側面図に基づき乗用芝刈機の全体構成について説明する。
1は乗用芝刈機で、走行車体2の前部と後部に左右の前輪3,3と左右の後輪4,4を備え、走行車体2の後部にエンジン6を搭載し、エンジンカバー7により被覆している。走行車体2の前側端部にはハンドルポスト16を設け、ハンドルポスト16にはステアリングハンドル17を設け、走行車体2の前側部にはステアリングハンドル17の後方に位置するように座席18を設けている。
走行車体2の後部のエンジン6の前部にはHST(静油圧式無段変速装置)8及びミッションケース9が設けられていて、エンジン6の出力軸からHST8に動力が伝達され、HST8で正逆切替及び変速された動力がミッションケース9内の変速装置で変速され、左右の前輪伝動ケース11,11を経て左右の前輪3,3に伝達される。また、走行車体2の前側下部にはモアー12を昇降自在に設け、ミッションケース9から前方に延出したPTO軸13を介してモアー12に動力を伝達している。
走行車体2の後部には正面視で門形のフレーム21を立設し、フレーム21の左右上部には上下の昇降リンク22,22の基端部を上下回動自在に軸支し、昇降リンク22,22の先端部に取付枠体23,23を取り付けて、この取付枠体23,23にコレクタ24のフレーム部を軸支し、昇降シリンダ26,26により昇降リンク22,22を昇降可能に構成している。27はダンプシリンダで、コレクタ開閉部24bを開閉連動する。なお、モアー12で刈り取られた芝草類は走行車体2の左右中間部下方のシュータ28を経て下降状態のコレクタ24に収納される構成である。
次に、図2に基づきコレクタ24の昇降用及びダンプ用の油圧回路構成について説明する。
エンジン6により油圧ポンプ31が駆動されると、油圧ポンプ31からの油圧は高圧回路、分流弁32を経由してモアー昇降制御弁33に送られて、モアー昇降制御弁33の切替操作によりモアーシリンダ34を伸縮し、モアー12を昇降させる。また、油圧は昇降制御弁36に送られて、昇降制御弁36の切替操作により昇降シリンダ26を伸縮し、昇降リンク22,22、コレクタ24を昇降させる。また、油圧がダンプ制御弁38に送られて、ダンプ制御弁38の切替により、ダンプシリンダ27を伸縮し、コレクタ24をダンプ状態にしたり、非ダンプ状態に復帰させる構成である。
ダンプ制御弁38のポンプポートとダンプシリンダ27の短縮側27aを短縮側回路41により接続すると共に、ダンプ制御弁38のタンクポートとダンプシリンダ27の伸長側27bとを伸長側回路42により接続している。そして、油圧ポンプ31とタンク39とを連通している還流回路43の中途部を、短縮側回路41及び伸長側油路37に接続し、還流回路43の短縮側回路41との接続部に高圧オリフィス44を、還流回路43の伸長側回路42との接続部に低圧オリフィス46を配置している。
しかして、ダンプ制御弁38の中立状態の非操作時には、ダンプシリンダ27の短縮側27aに常に一定圧をかけて伸張させ伸長側27bが短縮するようにして、コレクタ24を自動的に非ダンプ状態に復帰させるように構成している。
従って、コレクタ24は常に非ダンプ状態に復帰し、コレクタ開閉部24bが閉鎖側に作動されるので、オペレータの操作性を向上させながらコレクタ24の破損を防止することができる。
次に、図3〜図5に基づきコレクタ24のコレクタ開閉部24bのロック装置について説明する。
コレクタ24は、前後の側板、左右の側板、底板及び上側板により箱体に構成されている。そして、前側板、左右の側板及び底板からなるコレクタ主体部24aと、上側板及び後側板からなるコレクタ開閉部24bとに分割構成されていて、コレクタ主体部24aの前側板上部にコレクタ開閉部24bの上側板前側部を開閉自在に軸支し、ダンプシリンダ27の伸縮によりコレクタ24をダンプ回動あるいは非ダンプ回動し、コレクタ開閉部24bを開閉できるように構成している。
そして、コレクタ主体部24aの左右の側板における後側下端部には、左右のダンプ規制フック51,51を上下回動自在に軸支し、バネ53,53により該ダンプ規制フック51,51を後側のロック位置に回動しがちに付勢している。そして、コレクタ開閉部24bにおける後側板の下部左右両側にロックピン52,52を設け、コレクタ開閉部24bの閉鎖状態では、ダンプ規制フック51,51がバネ53,53により後側に回動してロックピン52,52に係合し、コレクタ24が閉鎖状態でロックされる構成である。また、下側の昇降リンク22,22の後側端部に取付体54,54を取り付け、取付体54,54とダンプ規制フック51,51との間を所定長さの連動ワイヤ56,56により連結している。
しかして、昇降リンク22,22が下降回動した状態では、取付体54,54は図5の点線で示すように後側に移動して連動ワイヤ56,56が緩み、ダンプ規制フック51,51はバネ53,53により後側に回動し、ロックピン52,52に係合したロック状態となる。
また、昇降リンク22,22が上昇回動すると、取付体54,54は図5の仮想線で示すように前側に回動して連動ワイヤ56,56が前側に引かれ、ダンプ規制フック51,51はバネ53,53に抗して前側に回動し、ロックピン52,52から離脱した開口可能状態となる。
従って、コレクタ24が非ダンプ状態では、ダンプ規制フック51,51とロックピン52,52とが係合してコレクタ24が開放するようなこともなく、コレクタ24のばたつきを防止しながら芝草類の収納作業を円滑に行なうことができる。
次に、図6のようにコレクタ24のロック装置を構成してもよい。即ち、コレクタ主体部24aのフレーム部24cには左右のダンプ規制フック51,51を上下回動自在に軸支し、バネ53,53によりダンプ規制フック51,51をロック側に付勢し、コレクタ開閉部24bにおける後側板の下部左右両側にロックピン52,52を設けている。そして、下側の昇降リンク22の後側端部とダンプ規制フック51,51の長孔51a,51aとの間を伸縮調節自在の連結ロッド68、68により連動連結している。
しかして、昇降リンク22,22が所定高さまで(例えば、コレクタ開閉部24aを開口してもコレクタ主体部24aのフレーム部に干渉しない高さ)上昇すると、昇降リンク22,22の上昇回動により連結ロッド68が前側へ移動しダンプ規制フック51,51が前側に回動してロックが外れ、コレクタ開閉部24bが開口回動可能となる。
従って、乗用芝刈機1の凹凸地走行時のコレクタ開閉部24bのばたつきを防止しながら、コレクタ24の破損を防止することができる。
次に、図7及び図8に基づきコレクタ24の上昇状態での昇降リンク22,22のロック構成について説明する。
フレーム21の上端部に設けた左右の取付板57、57に昇降リンク22,22の前側端部を上下回動自在に軸支し、取付板57の中間部に第一ロック孔58を設け、下側の昇降リンク22の基部には第二ロック孔59a付きのロック板59を取り付け、下側の昇降リンク22が最上昇位置であるダンプ位置まで上昇すると、フレーム21側の第一ロック孔58と昇降リンク22側の第二ロック孔59aとが合致するように構成されている。
また、取付板57の第一ロック孔58にはロックピン61を抜き差し自在に設け、コレクタ開閉部24bの底板の後側部に押し引き手段62の一端を連結し、押し引き手段62の他端をロックピン61に連結している。なお、この実施例では、押し引き手段62は、所定のゆとりをもってコレクタ開閉部24bの底板とロックピン61との間に連結されている押し引きワイヤ62aと、押し込み用スプリング62bにより構成されている。
しかして、昇降リンク22,22が下降回動し、ダンプシリンダ27の短縮した非ダンプ状態でコレクタ開閉部24bが閉鎖された状態では、押し引き手段62はコレクタ開閉部24bの底板により引かれロックピン61は第一ロック孔58から離脱している。次いで、昇降リンク22,22が最上昇位置に上昇すると、第一ロック孔58と第二ロック孔59aとが合致する。
次いで、ダンプシリンダ27を伸長しコレクタ24をダンプすると、コレクタ開閉部24bが開口しコレクタ24内の芝草類は排出される。このコレクタ24のダンプ回動に関連して押し引きワイヤ62aが緩むと、バネ62bにより押し引きワイヤ62aが押されてロックピン61が第一ロック孔58及び第二ロック孔59aに押し込まれ、昇降リンク22,22は上昇位置でロックされる。
次いで、ダンプシリンダ27を短縮し、コレクタ24を非ダンプ状態に復帰回動させると、ロック押し引き手段62に引かれてロックピン61が第一ロック孔58及び第二ロック孔59aから引き抜かれ、昇降リンク22,22が下降可能状態となる。
従って、コレクタ24がダンプ状態でコレクタ開閉部24bが開口状態のままでコレクタ24が下降するようなことがなく、コレクタ開閉部24bの破損を防止することができる。
また、ロックピン61と押し引き手段62との連結構成を図10に示すように構成してもよい。即ち、取付板57にV字状に屈折したアーム63を軸支し、アーム63の一端に設けたピンと、押し引きワイヤ62aの端部の長孔62cとを連係し、アーム63の他端部とロックピン61とをピン連結する。
しかして、前記実施例と同様に、押し引き手段62によりロックピン63を抜き差しすることができ、また、アーム63を回動操作することにより、押し引き手段62の動きとは無関係にロックピン61を抜き差しすることができ、点検作業時において昇降リンク22,22を自由に昇降することができメンテナンス作業が容易となる。
また、ロックピン61、押し引き手段62及びダンプ規制フック51の関連構成を図9のように構成してもよい。即ち、押し引きワイヤ62a、バネ62c、押し引きワイヤ62aの端部から分岐したダンプ規制ワイヤ62dにより押し引き手段62を構成し、押し引きワイヤ62aの一端をロックピン61に連結し、押し引きワイヤ62aの他端部をバネ62cを介してコレクタ24の底板に連結し、ダンプ規制ワイヤ62dをダンプ規制フック51に連結する。
しかして、押し引き手段62によりロックピン61及びダンプ規制フック51の双方を作動することができ、構成の簡素化を図ることができる。
次に、図11に基づきダンプシリンダ27の操作装置について説明する。
ダンプ制御弁38を操作するダンプ操作レバー72を、操作溝73の中立位置(N)、上げ位置(U)及び下げ位置(D)に沿って移動自在に構成し、この操作レバー72にバネ74を介装し、常に下げ位置(D)側に押圧付勢している。また、昇降リンク22,22の後側端部に取り付けた取付枠体23に、コレクタ主体部24cのフレーム部24cを枢支連結し、取付枠体23の先端部とコレクタ24のフレーム部24cとの間にダンプシリンダ27を連結し、コレクタ24をダンプ可能に構成している。そして、連結ワイヤ76の一端には長孔76aを設けて、この長孔76aをダンプ操作レバー72に連係し、連結ワイヤ76の他端をコレクタ主体部24aのフレーム24cに連係している。
しかして、ダンプ操作レバー72を上げ位置(U)に操作すると、ダンプシリンダ27が伸張してコレクタ24をダンプし、芝草類を排出する。また、ダンプ操作レバー72から手を離すと、バネ74により下げ位置(D)に移動され、ダンプシリンダ27は短縮し非ダンプ状態に復帰する。そして、このコレクタ24の非ダンプ状態への復帰に関連して、連結ワイヤ76が後側に引かれ、ダンプ操作レバー72は下げ位置(D)から中立位置(N)に戻され、リリーフ弁からの油圧の吹き出しを防止しオイルの劣化を防止することができる。
前記のように構成したので、コレクタ24をダンプしコレクタ開閉部24bを開口したままの状態でのコレクタ24の下降を防止し、コレクタ24の破損を防止することができる。
また、図12と図13に示すように構成してもよい。即ち、フレーム21,21には、コレクタ24が非ダンプ状態で下降するときには当接しないが、ダンプ状態で下降するとコレクタ24の一部が当接する部位にセンサスイッチ77の作動片を設け、センサスイッチ77がONすると、例えばブザー81が鳴り警報を発するように構成している。しかして、コレクタ24のダンプ状態での下降を警報により知ることができ、ダンプ操作レバー72を下げ位置に操作し、コレクタ24を非ダンプ状態に復帰させることにより、コレクタ24の破損を防止することができる。
乗用芝刈機の全体側面図。 油圧回路図。 下降状態のコレクタの側面図。 上昇状態のコレクタの側面図。 コレクタの側面図。 コレクタの要部拡大側面図。 フレーム、コレクタの側面図。 フレーム、コレクタの正面図。 コレクタの側面図。 コレクタの正面図。 コレクタの側面図。 コレクタとセンサスイッチの関係を示す側面図。 コレクタとセンサスイッチの関係を示す斜視図。
2 走行車体
22 昇降リンク機構
24 コレクタ
24a コレクタ主体部
24b コレクタ開閉部
26 昇降用アクチュエータ
27 ダンプ用アクチュエータ(ダンプシリンダ)
41 短縮側回路
42 伸張側回路
43 還流回路
44 高圧オリフィス
46 低圧オリフィス
51 ロック部材(ダンプ規制フック)
52 ロックピン
72 ダンプ操作レバー
74 バネ

Claims (1)

  1. 走行車体(2)の後部に芝草類を収納するコレクタ(24)を設け、該コレクタ(24)を昇降リンク機構(22,22)に取り付けて昇降用アクチュエータ(26)により昇降自在に構成すると共に、ダンプ用アクチュエータ(27)によりコレクタ(24)を収納状態からダンプ状態に変更可能に構成した乗用芝刈機のコレクタ昇降装置において、前記コレクタ(24)をコレクタ主体部(24a)とコレクタ開閉部(24b)とで開閉自在に構成し、前記コレクタ主体部(24a)とコレクタ開閉部(24b)とを閉鎖状態でロックするダンプ規制フック(51)とダンプ規制フック(51)をロック位置側に付勢するバネ(53)を設け、
    ダンプ規制フック(51)と昇降リンク機構(22,22)とを連動連結する構成とし、昇降リンク(22,22)が上昇するとダンプ規制フック(51)がバネ(53)に抗して非ロック状態となりコレクタ開閉部(24b)を開放可能状態とし、昇降リンク(22,22)が下降するとダンプ規制フック(51)がバネ(53)によりコレクタ開閉部(24b)を閉鎖状態でロックする構成とし、
    走行車体(2)の後部には正面視で門形のフレーム(21)を設け、該フレーム(21)の上端部に設けた左右の取付板(57、57)に昇降リンク(22,22)の前側端部を上下回動自在に軸支し、取付板(57)の中間部に第一ロック孔(58)を設け、下側の昇降リンク(22)の基部には第二ロック孔(59a)付きのロック板(59)を取り付け、下側の昇降リンク(22)が最上昇位置であるダンプ位置まで上昇すると、フレーム(21)側の第一ロック孔(58)と昇降リンク(22)側の第二ロック孔(59a)とが合致し、
    次いで、ダンプシリンダ(27)を伸長させると、ダンプシリンダ(27)の伸縮動作と連動するロックピン(61)が第一ロック孔(58)と昇降リンク(22)側の第二ロック孔(59a)に挿入し、昇降リンク(22,22)が最上昇位置でロックする構成とし、
    次いで、ダンプシリンダ(27)を短縮させると、ロックピン(61)が第一ロック孔(58)と昇降リンク(22)側の第二ロック孔(59a)から引き抜かれて昇降リンク(22,22)が下降可能状態とすることを特徴とする乗用芝刈機のコレクタ昇降装置。
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