JP4620611B2 - 電子キー装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電子キー装置に関するものである。
分割可能なケース内に施解錠操作用の通信回路を組み込んだ電子キー装置としては、特許文献1に記載のものが知られている。この従来例において、ケースは第1ケース部と第2ケース部とをスナップフィット構造により積層、連結して形成される。ケースにはメカニカルキーを収納することができ、メカニカルキーを収納すると、メカニカルキーに形成された挟着部が第1ケース部と第2ケース部に形成された被挟持部を挟み付けて連結強度が高められる。
特開2005-290905号公報
しかし、上述した従来例において、メカニカルキーを取り外した状態でも第1、第2ケース部はシール部材の弾性復元力に抗して連結状態を維持可能な程度の連結強度をもつスナップフィット構造により連結状態を維持しており、例えば、ケース内に収容された電池を交換する場合等の第1、第2ケースの分解が困難であるという問題がある。
本発明は、以上の欠点を解消すべくなされたものであって、必要時には容易にケース分解が可能な電子キー装置の提供を目的とする。
本発明によれば上記目的は、
2個のケース構成体1、2を適宜の連結手段3により連結して形成され、内部に錠制御装置との電子認証用交信手段を含む電子回路を収容したキーケース4と、
キーケース4に着脱可能に装着されるケース装着体5とを有する電子キー装置であって、
前記キーケース4には、ケース装着体5が嵌合可能な幅でケース装着体5の装着方向に延びる切欠部分が形成され、該切欠部分にケース装着体5が嵌合されて装着され、
かつ、前記切欠部分にはケース構成体1、2同士の連結解除操作を行う連結解除操作部6が配置されるとともに、ケース装着体5を装着した状態で連結解除操作部6がケース装着体5により連結解除操作不能に覆い隠される電子キー装置を提供することにより達成される。

錠制御装置に対して電子的認証要求を行うための電子回路を収容するキーケース4は、2個のケース構成体1、2を連結手段3により連結して形成される。連結手段3は、例えば電池交換のために連結解除可能に形成され、連結解除のための連結解除操作部がキーケース4外部に配置される。2個のケース構成体1、2の分割面は適宜決定することが可能であり、連結手段3も、ケース構成体1、2の分割面を考慮して適宜決定される。連結手段3には、一方が他方に弾発的に係止して連結するスナップフィット構造、ねじ等を使用した構造が使用できる。
ケース装着体5は、上記キーケース4に着脱自在に連結される部品であり、キーリング挿通孔形成部材、ストラップ装着部材等、キーケース4に連結した状態でキーケース4に特別の機能を付与するアクセサリ部品であっても、あるいは後述する連結解除操作部6の遮蔽機能のみを有する部品であってもよく、さらには、キーケース4への連結状態において、上記連結手段3の連結強度、分割界面の接触圧等を高めるものであってもよい。
連結解除操作部6がキーケース4に装着されたケース装着体5により覆い隠される本発明において、連結解除操作部6は、キーケース4外部への露出による美観低下等を考慮して大きさ、位置等を決定する必要がなくなる。この結果、連結解除操作部6は、良好な操作性が確保される程度の大きさ、位置に設定することが可能になり、過度の小型化等による操作性の低下を防止できる。
連結解除操作部6は、例えばねじを連結手段3として使用する場合には、ドライバ等の工具等を使用することなく、コイン等の手近な物により回転操作可能にねじ等部に形成されたスリ割り等、連結手段3の種類に応じて適宜決定されるが、連結手段3としてスナップフィット構造を取る場合には、第1、第2ケースの分割境界に形成されるスリットが利用できる。スリットは、コイン等の手近な物を挿入し、こじ開けることのできる程度の寸法に形成されるが、ケース装着体5としてメカニカルキーを利用する場合には、メカニカルキーのキーブレードによりこじ開け可能に形成すると、使い勝手が向上する。
本発明によれば、必要時には容易にケース分解ができるために、使い勝手が向上する。
図1に電子エントリーシステムに対する操作用携帯器として構成された本発明の実施の形態を示す。携帯器は、電子エントリーシステムにおける錠制御装置と交信するための電子認証用交信手段を内蔵するキーケース4と、キーケース4に格納されるメカニカルキー(ケース装着体5)とから構成される。
メカニカルキー5は、主として電子認証システムの不具合時等に緊急施解錠操作を行うために用意され、図2に示すように、キーブレード部10の一端にキーヘッド部11を固定して形成される。キーブレード部10には、図外の解錠コード形成凹部が形成され、錠装置のシリンダ錠に挿入した際に当該解錠コード形成凹部がシリンダ錠に予め設定された解錠コードへの合致を条件にシリンダ錠を回転操作して錠装置の施解錠操作を行うことができる。
キーヘッド部11は、後述する第1、第2ケース1、2との嵌合による強度を考慮して
、亜鉛によりダイカスト成型され、キーブレード部11に固定される。嵌合による強度が確保できれば、合成樹脂により形成することも可能であり、この場合は一端部にキーリング装着孔11aを備え、予め成型された後キーブレード部10に機械的に固定され、あるいはキーブレード部10にアウトサート成型される。このキーヘッド部11は、メカニカルキー5の操作用頭部としての機能に加え、後述する連結解除操作部6の遮蔽部材として、さらにはキーケース4の締め付け手段としてのケース装着体5として機能し、キーブレード部10の先端方と両側方に向けて開放されるケース呑み込み部11bを備える。ケース呑み込み部11bの内壁には、キーブレード部10の長手方向(後述するように、メカニカルキー5はキーブレード部10の長手方向に沿って移動させてキーケース4に収納されるので、以後、この方向を「キー収納方向」という。)に沿って両側方に張り出した突条12が設けられる。この突条12は、ケース呑み込み部11bのキーブレード部10が固定される側の壁面にケース呑み込み部11bの全長に渡って連続状に形成され、両面が、後述するケース構成体1、2の被押圧面1a、2aを押圧する押圧面8として使用される。
また、ケース呑み込み部11bの突条12形成壁に対向する壁面には被係止部13が設けられる。被係止部13は、突条12側に向けて突設され、ケース呑み込み部11b開放端側の壁面に、ケース呑み込み部11b開放端に行くに従って漸次突出寸法が小寸となる傾斜面13aが形成される。
図1、3に示すように、キーケース4は、上記電子認証用交信手段を含む電子回路が実装されたプリント基板14が固定される第1ケース(ケース構成体1)と、制御ボタン15が配置される第2ケース(ケース構成体2)とを連結手段3により積層状に連結して形成される。この実施の形態において、制御ボタン15は、図1(a)に示すように、第2ケース2の上端に配置される、例えば施解錠操作に付随して交信を行うボタン、中央に配置される解錠ボタン、下端に配置される施錠ボタンからなる。連結手段3は、図3(b)、(c)に示すように、一方に形成される弾性係止脚3aを他方の係止凹部3bに弾発的に係止して係止関係を確立するスナップフィット構造により形成される。
後述するように、メカニカルキー5を抜去した状態で露出するスリット(連結解除操作部6)へのこじり操作により容易に連結手段3の連結が解除されるように、第1、第2ケース1、2の側縁に配置される弾性係止脚3aと係止凹部3bとの接触面は、図3(b)に示すように、離隔方向への力により弾性係止脚3aに係止解除方向の分力が発生しやすい斜面で形成される。これに対し、ケース装着体5により連結される反対端に位置する連結手段3は、ケース装着体5における締め付け力により発生する捲り上がり方向の力により妄りに連結解除されないように、図3(c)に示すように、弾性係止脚3aと係止凹部3bとの接触面は分割方向線に対して直交する平面により形成される。
9はシール部材であり、上記第1、第2ケース1、2間に介装される。このシール部材9は制御ボタン15と第2ケース2との間隙からの水分、塵埃のキーケース4内への侵入を完全に防止するために、開口部を有しない連続状のシート体により形成される。このシール部材9には、キーケース4内に配置される部品との干渉を防止するための適宜の凹凸が形成される。また、このシール部材9の周縁には、第1、第2ケース1、2により挟まれて積層界面を全周に渡ってシールするシール平面9aが形成される。
図4に第1ケース1を示す。第1ケース1は所定深さのトレイ形状に形成される。この第1ケース1の中央部には、上記シール部材9のシール平面9aを挟み付ける隔壁1bにより部品収容スペース1cが区画され、部品収容スペース1cの外部に、上記メカニカルキー5のキーヘッド部11が嵌合可能な幅でキー収納方向に延びるキー嵌合切欠1dが形成される。
また、第1ケース1には、メカニカルキー5のキーブレード部10が挿入するブレード収容孔16が形成される。ブレード収容孔16は、一端が上記キー嵌合切欠1d、2dに開放され、キー収納方向に長い断面矩形の有底孔として形成される。ブレード収容孔16は、部品収容スペース1cの底壁内に形成されて部品収容スペース1cに対して隔離される。
1fは連結脚であり、キー嵌合切欠1dの両側壁部に立設される。各連結脚1fには、上記メカニカルキー5の突条12が挿通可能な第1挿通路1gが形成される。第1挿通路1gはキー収納方向に連続し、キー嵌合切欠1dの中央部に向けて開放される凹溝として形成される。
図5に第2ケース2を示す。第2ケース2は上記第1ケース1と同様にキー嵌合切欠2dを有して第1ケース1とほぼ同一の輪郭形状を有し、第1ケース1の隔壁1cに対峙する隔壁2bを備える。また、第2ケース2のキー嵌合切欠2dには、スリット形成段部2eと連結脚2fが形成される。スリット形成段部2eは、図6(b)に示すように、第2ケース2の底壁に対向して形成され、スリット形成段部2eと第2ケース2の底壁によりキー嵌合切欠1d、2dの開放端側に開口するスリット6が形成される。スリット形成段部2eと第2ケース2の底壁との間隔(d)、すなわち、スリット6の高さは、メカニカルキー5のキーブレード部10を挿入させることができる程度に設定される。また、第2ケース2のスリット形成段部2eには、第1ケース1の積層方向とは反対方向に円柱状のばね受け突部2hが突設される。
さらに、第2ケース2の連結脚2fは、図6(a)、(c)に示すように、第1ケース1と第2ケース2とを積層した時の干渉を防止するために、第1ケース1側の連結脚1fに対してキー収納方向にずれた位置に設けられる。これら第2ケース2の連結脚2fには上記第1挿通路1gと同様に凹溝状の第2挿通路2gが形成される。第2挿通路2gは、連結手段3により第1、第2ケース21、2を積層させた状態で第1挿通路1gの延長線上に位置するように配置され、上記メカニカルキー5の突条12は、キーヘッド部11をキー嵌合切欠1d、2dに嵌合させる動作に伴って第2挿通路2gを経由して第1挿通路1gに進入する。
突条12の進入に際し、第1、第2挿通路1g、2gは、各々対向壁面の一方が突条12に摺接して突条12により押圧される被押圧面1a、2aとして機能する。図6(a)に示すように、第1挿通路1gは第2ケース2側、第2挿通路2gは、第1ケース1側の壁面が被押圧面1a、2aとなるように設定される。
したがってこの実施の形態において、図6(c)に示すように、連結手段3により連結されたキーケース4にメカニカルキー5のキーヘッド部11をキー嵌合切欠1d、2dに嵌合させると、図6(a)に示すように、キーブレード部10は第1ケース1のブレード収容孔16に挿入されて収容される。なお、理解を容易にするように、連結手段3により積層方向に連結された第1、第2ケース1、2は、図6(a)において分割状態で図示されている。
キーヘッド部11のキー嵌合切欠1d、2dへの嵌合操作に伴って、キーヘッド部11の突条12は第1、第2挿通路1g、2gを通過し、通過途上において各々の被押圧面1a、2aに摺接する。被押圧面1a、2aの突条12への摺接により、第1挿通路1gの被押圧面1aには第2ケース2側への押圧力が、第2挿通路2gの被押圧面2aには第1ケース1側への押圧力が突条12の押圧面8に押されて発生するために、第1、第2ケース21、2は互いに接近する方向に移動し締め付け力が付与される。
被押圧面1a、2aの突条12による排斥量、すなわち第1、第2ケース1、2の移動量は、上述したシール部材9の撓み量をもとに決定され、メカニカルキー5を収納した状態において、シール部材9のシール平面9aは第1、第2ケース1、2の隔壁1b、2bに挟み付けられて撓み、十分なシール性能が確保するためのシール面圧が確保される。
また、この状態からメカニカルキー5を抜去しても、シール部材9のシール面圧は低下するものの、第1、第2ケース1、2は連結手段3により連結状態が維持される。例えば電池交換等のために第1、第2ケース1、2を分割する際には、図6(b)に示すように、スリット6に、抜去したメカニカルキー5のキーブレード部10を挿入してこじると、簡単に第1、第2ケース1、2を分割することができる。
さらに、第2ケース2には上記メカニカルキー5の収納状態の保持、保持解除を行うための操作ボタン17が装着される。図7に示すように、操作ボタン17は棒状の操作部17aと、操作部17aの両端下方から両側に延設される取付部17bとを有し、図7(f)、図8(a)に示すように、取付部17bを第2ケース2に凹設されたボタン装着凹部18に嵌合し、操作部17aを第2ケース2の表面に露出させて第2ケース2に装着される。第2ケース2への装着状態において、操作ボタン17の操作部17aは、図7(e)に示すように、第2ケース2のキー嵌合切欠2dの奥行き方向終端壁に沿って配置される。
また、操作部17aには、第2ケース2に装着した状態で第2ケース2のばね受け突部2hに対向する円柱状のばね受け突部17hを備えたばね受け片17cが突設される。図8(b)に示すように、第2ケース2と操作ボタン17のばね受け片17cとの間には、第2ケース2のばね受け突部2hと操作ボタン17のばね受け突部17hに中心部を支えられるようにして圧縮コイルばね19が装着され、操作ボタン17を後述する上部ストローク終端位置側に付勢する。
上記操作ボタン17の移動ストロークを図8(a)により説明する。操作ボタン17は、第1、第2ケース1、2の連結操作方向に沿って移動し、図8(a)に示される2個の操作ボタン17は、ストローク方向の第2ケース2に対する相対位置のみを示す。図8(a)において上方に示される操作ボタン17は、上部ストローク終端位置を示し、当該終端位置が、取付部17bの上面がボタン装着凹部18の天井壁に当接して決定されることを示す。これに対し、図8(a)において下方に示される操作ボタン17は、下部ストローク終端位置を示し、ばね受け突部17hが第2ケース2側のばね受け突部2hに当接して下部ストローク終端位置が決定されることを示す。
また、操作ボタン17には係止部20が形成される。係止部20は、上記メカニカルキー5のキーヘッド部11に形成される被係止部13に対応して2個形成され、各々取付部17b基端に固定される。この係止部20は、図7(c)に示すように、第2ケース2に装着した状態で収納されるメカニカルキー5の被係止部13に形成される傾斜面13aとほぼ平行な傾斜面を先端面に有して断面直角三角形状に形成される。
したがってこの実施の形態において、メカニカルキー5を収納すると、まず、キーヘッド部11の被係止部13の斜面13aが操作ボタン17の斜面に当接し、さらにメカニカルキー5を押し込むと、操作ボタン17は圧縮コイルばね19の反力に抗して一旦下部ストローク終端位置側に移動した後、図8(c)に示すように、係止部20がキーヘッド部11の被係止部13に係止し、以後、メカニカルキー5の抜去を規制する。
この状態から図8(d)に示すように、操作ボタン17の操作部17aを押下すると、係止部20と被係止部13との係止が解除され、この状態でメカニカルキー5を抜去することができる。図1(a)に示すように、メカニカルキー5を収納した状態で、操作ボタン17の操作部17aは、キーケース4とメカニカルキー5のキーヘッド部11との境界に位置しているために、抜去操作は、例えば、キーケース4側を握った状態で親指で操作ボタン17を押し下げながらキーヘッド部11を押し出す操作により、あるいは片方の手でキーケース4を握った状態で、他方の手の指で操作ボタン17とキーヘッド部11を挟み付け、そのまま引き抜くことにより簡単に行うことができる。この際、操作ボタン17の押し下げとともに操作ボタン17に隣接する制御ボタン15を押し下げれば、操作ボタン17の操作がしやすくなる。
図9以下にケース装着体の変形例を示す。なお、以下の説明において、上述した実施の形態と実質的に同一の構成要素は図中に同一符号を付して説明を省略する。
上述した実施の形態において、第1、第2ケース1、2の締め付けは、突条12を第1、第2挿通路1g、2gに通過させることにより行われていたが、この実施の形態において、第1、第2ケース1、2の締め付けは、第1、第2ケース1、2に形成した被締め付け突部1j、2jをキーヘッド部11により挟み付けて行われる。
すなわち、図9(a)に示すように、メカニカルキー5のキーヘッド部11の両側壁部には、キー装着方向と両側に開放された押圧面形成凹部21が形成され、第1、第2ケース1、2の積層方向で対向する壁面が押圧面8とされる。一方、図10に示すように、第1、第2ケース1、2のキー嵌合切欠1d、2dの内側壁部には、第1、第2ケース1、2の積層方向で対向する被締め付け突部1j、2jが各々突設され、これら被締め付け突部1j、2jの背向壁面が被押圧面1a、2aとされる。
したがってこの実施の形態において、図9(a)に示すように、連結手段3により連結されたキーケース4にメカニカルキー5を収納すると、キーヘッド部11は押圧面8により被押圧面1a、2aを押し付けながらキー嵌合切欠1d、2dに嵌合する。嵌合状態において第1、第2ケース1、2は相互に近接する方向に押し付けられ、シール部材9に好適なシール面圧を与える。
また、図9に示すように、キーヘッド部11の押圧面形成凹部21にはキー装着方向に開放する被係止部形成凹部22が形成され、被係止部形成凹部22の壁面を利用して被係止部13が形成される。これに対し、第2ケース2には、図外の圧縮スプリングにより図9(b)において矢印方向に付勢された操作ボタン17が装着されており、キーヘッド部11がキー嵌合切欠1d、2dに嵌合すると、操作ボタン17の係止部20が被係止部13に係止してメカニカルキー5の脱離を規制する。
さらに、この状態から操作ボタン17を押下すると、図9(b)に示すように、係止部20の被係止部13との係止が解除され、メカニカルキー5を抜去することができる。
本発明を示す図で、(a)は平面図、(b)はメカニカルキー収納途上の(a)の1B-1B線断面図である。 メカニカルキーを示す図で、(a)はキーヘッド部の斜視図、(b)は(a)の2B方向矢視図、(c)は(b)の2C方向矢視図、(d)は(b)の2D-2D線断面図である。 キーケースを示す図で、(a)は図1(a)の3A-3A線断面図、(b)は図3(a)の3B部拡大図、(c)は図1(b)の3C部拡大図、(d)はシール部材の斜視図である。 第1ケースを示す図で、(a)は図3(a)の4A方向から見た図、(b)は図4(a)の4B線断面図、(c)は図4(a)の4C方向矢視図、(d)は図4(b)の4D方向から見た斜視図、(e)は図4(b)の4E方向から見た斜視図である。 第2ケースを示す図で、(a)は図3(a)の5A方向から見た図、(b)は図5(a)の5B線断面図、(c)は図5(a)の5C方向矢視図、(d)は図5(b)の5D方向から見た斜視図、(e)は図5(b)の5E方向から見た斜視図である。 キーケースの連結状態を示す図で、(a)は連結部の作用を示す説明図、(b)はメカニカルキー装着前の(a)の6B方向矢視図、(c)は(a)の6C方向矢視図である。 操作ボタンを示す図で、(a)は斜視図、(b)は(a)の7B方向矢視図、(c)は(b)の7C-7C線断面図、(d)は(a)の7D方向矢視図、(e)は第2ケースへの装着状態を示す(a)の7B方向から見た図、(f)は第2ケースへの装着状態を示す(a)の7D方向から見た図である。 操作ボタンの動作を示す図で、(a)はストローク終端位置を説明する図7(f)の8A-8A線断面図、(b)は図7(f)の8B-8B線断面図、(c)は操作ボタンによりメカニカルキーを係止した状態を示す図1(b)に対応する図、(d)は操作ボタンの係止を解除した状態を示す図8(c)に対応する図である。 ケース装着体の変形例を示す図で、(a)はキーケースへの装着工程を示す図、(b)は操作ボタンによるキーケースへの係止状態を示す図、(c)は操作ボタンの係止を解除した状態を示す図である。 ケース構成体を示す図で、(a)は第1ケースの図9(a)における10A方向矢視図、(b)は第2ケースの図9(a)における10B方向矢視図である。
符号の説明
1、2 ケース構成体
1a、2a 被押圧面
3 連結手段
4 キーケース
5 ケース装着体
6 連結解除操作部
8 押圧面
9 シール部材

Claims (5)

  1. 2個のケース構成体を適宜の連結手段により連結して形成され、内部に錠制御装置との電子認証用交信手段を含む電子回路を収容したキーケースと、
    キーケースに着脱可能に装着されるケース装着体とを有する電子キー装置であって、
    前記キーケースには、ケース装着体が嵌合可能な幅でケース装着体の装着方向に延びる切欠部分が形成され、該切欠部分にケース装着体が嵌合されて装着され、
    かつ、前記切欠部分にはケース構成体同士の連結解除操作を行う連結解除操作部が配置されるとともに、ケース装着体を装着した状態で連結解除操作部がケース装着体により連結解除操作不能に覆い隠される電子キー装置。
  2. 前記連結手段は、スナップフィット構造であり、
    かつ、連結解除操作部が、前記ケース構成体の境界に形成されるこじ開け用のスリットである請求項1記載の電子キー装置。
  3. 前記ケース装着体には、キーケースへの装着時に各々のケース構成体に設けた被押圧面を押圧してケース構成体に締め付け方向の力を付与する押圧面が形成される請求項1または2記載の電子キー装置。
  4. ケース構成体の分割境界面にはシール部材が介装され、前記ケース装着体の装着により、シール面圧が保持される請求項3記載の電子キー装置。
  5. 前記キーケースに抜去可能に収納されるメカニカルキーがケース装着体として使用される請求項1、2、3または4記載の電子キー装置。


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