JP2013174051A - 電子キー - Google Patents
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Abstract
【課題】電子キーにおいて、バッテリの交換をより円滑に行うことにある。
【解決手段】ロアケースが本体部20及びアッパケース30から取り外されたときにリリース穴28aが露出する。このリリース穴28aを利用してアッパケース30を本体部20から取り外すことができる。よって、バッテリの交換を行う際に、取り外しの頻度がロアケースより低いと予想されるアッパケース30が先に本体部20から外れること、ひいてはボタン部材が脱落することが抑制される。従って、バッテリの交換をより円滑に行うことができる。
【選択図】図3
【解決手段】ロアケースが本体部20及びアッパケース30から取り外されたときにリリース穴28aが露出する。このリリース穴28aを利用してアッパケース30を本体部20から取り外すことができる。よって、バッテリの交換を行う際に、取り外しの頻度がロアケースより低いと予想されるアッパケース30が先に本体部20から外れること、ひいてはボタン部材が脱落することが抑制される。従って、バッテリの交換をより円滑に行うことができる。
【選択図】図3
Description
この発明は、電子キーに関する。
従来、車両との無線通信を通じて車両ドアの施解錠等を実行する電子キーが存在する(例えば、特許文献1参照)。例えば、図6に示すように、電子キー100は、ロアケース101と、本体部103と、バッテリ105と、複数のボタン部材106と、アッパケース102とを備える。直方状の本体部103の上面には、ボタン型のバッテリ105が収納可能な収納穴103aが形成されている。また、アッパケース102の底面には内側からボタン部材106が嵌め込まれる複数のボタン孔102aが形成されている。また、アッパケース102の上端面の一部にはリリース穴102bが形成されている。
ボタン部材106がボタン孔102aに嵌め込まれた状態で、アッパケース102内に本体部103が着脱不能に嵌め込まれる。しかし、近年、アッパケース102及びボタン部材106の選択の自由度を向上させるべく、本体部103が着脱可能にアッパケース102に嵌め込まれる構成も存在する。
さらに、本体部103の収納穴103aにバッテリ105が収納された状態で、ロアケース101が上側から本体部103及びアッパケース102に嵌め込まれる。この状態において、リリース穴102bは外部に露出する。
電子キー100において、バッテリ105の交換を行う場合には、ユーザはリリース穴102bにドライバ等の工具を挿入した状態で回動することで、ロアケース101を本体部103から取り外す。これにより、バッテリ105の交換が可能となる。しかし、上記のようにアッパケース102を本体部103から着脱可能に構成した場合、工具を回動する際に、アッパケース102が先に本体部103から外れるおそれがある。この場合には、アッパケース102からボタン部材106が脱落することが懸念される。従って、アッパケース102の本体部103からの着脱を可能とした構成においても、バッテリ105の交換を円滑にできることが望まれていた。
この発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、バッテリの交換をより円滑に行うことができる電子キーを提供することにある。
以下、上記目的を達成するための手段及びその作用効果について説明する。
請求項1に記載の発明は、本体部に対してロアケース及びアッパケースが着脱可能に取り付けられることにより前記本体部が前記ロアケース及び前記アッパケースに全周に亘って覆われてなるとともに、前記アッパケースは前記本体部との間でボタン部材を外部に露出した状態で保持し、前記ロアケースが前記本体部から取り外されることでバッテリが交換可能な状態となる電子キーにおいて、前記本体部及び前記アッパケース間に設けられるとともに、前記ロアケースが前記本体部から取り外された状態で露出する、前記本体部から前記アッパケースを取り外すときに利用されるリリース穴を備えたことをその要旨としている。
請求項1に記載の発明は、本体部に対してロアケース及びアッパケースが着脱可能に取り付けられることにより前記本体部が前記ロアケース及び前記アッパケースに全周に亘って覆われてなるとともに、前記アッパケースは前記本体部との間でボタン部材を外部に露出した状態で保持し、前記ロアケースが前記本体部から取り外されることでバッテリが交換可能な状態となる電子キーにおいて、前記本体部及び前記アッパケース間に設けられるとともに、前記ロアケースが前記本体部から取り外された状態で露出する、前記本体部から前記アッパケースを取り外すときに利用されるリリース穴を備えたことをその要旨としている。
同構成によれば、ロアケースが本体部から取り外されたときにリリース穴が露出する。このリリース穴を利用してアッパケースを本体部から取り外すことができる。よって、バッテリ交換を行う際に、取り外しの頻度がロアケースより低いと予想されるアッパケースが先に本体部から外れること、ひいてはボタン部材が脱落することが抑制される。従って、バッテリの交換をより円滑に行うことができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の電子キーにおいて、前記本体部に設けられるとともに、メカニカルキーを収納するキー収納穴と、前記ロアケース及び前記アッパケース間に形成されるキー挿抜孔と、を備え、前記キー挿抜孔は、前記本体部に前記ロアケース及び前記アッパケースが取り付けられた状態における前記メカニカルキーの前記キー収納穴に対する挿抜を可能とするとともに、前記本体部から前記ロアケースを取り外すときに利用されることをその要旨としている。
同構成によれば、バッテリ交換の際に、キー挿抜孔を利用して本体部からロアケースが取り外される。よって、上記背景技術のようにロアケースを取り外すためのリリース穴を形成する必要がない。よって、電子キーの意匠性を向上させることができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の電子キーにおいて、前記リリース穴にコインの一部が挿入された状態でそのコインが回動されることで、前記アッパケースが前記本体部から取り外され、前記リリース穴における前記コインの周面が当接する面は前記コインの周面に沿った曲面状に形成されることをその要旨としている。
同構成によれば、リリース穴にコインが挿入されると、コインの周面がリリース穴に面接触する。このため、リリース穴にコインが挿入された状態で回動されることで、リリース穴の曲面が傷付くことが抑制される。
請求項4に記載の発明は、請求項2に記載の電子キーにおいて、前記キー挿抜孔にコインの一部が挿入された状態でそのコインが回動されることで、前記ロアケースが前記本体部から取り外され、前記キー収納穴に収納された前記メカニカルキー側に付勢されることで、そのメカニカルキーを係止するキー係止部材を備え、前記キー係止部材は、前記キー挿抜孔に挿入された前記コインとの接触を抑制する逃げ部を有することをその要旨としている。
同構成によれば、逃げ部を通じてキー挿抜孔に挿入されたコインとの接触が抑制される。よって、ロアケースを取り外す際に、コインを通じてキー係止部材に力が加わることが抑制されることで、キー係止部材の寿命を延ばすことができる。
本発明によれば、電子キーにおいて、バッテリの交換をより円滑に行うことができる。
以下、本発明にかかる電子キーを具体化した一実施形態について図1〜図5を参照して説明する。
図1に示すように、電子キー10は、ロアケース11と、本体部20と、バッテリ15と、バッテリシール16と、複数のボタン部材36と、アッパケース30と、メカニカルキー40とを備える。
図1に示すように、電子キー10は、ロアケース11と、本体部20と、バッテリ15と、バッテリシール16と、複数のボタン部材36と、アッパケース30と、メカニカルキー40とを備える。
本体部20は直方状に形成されるとともに、その内部には送受信回路等が搭載されている。本体部20の上面には円板状のバッテリ収納穴21が形成されている。このバッテリ収納穴21にはボタン型のバッテリ15が収納される。バッテリ15の電力は送受信回路等に供給される。バッテリ15はバッテリ収納穴21に収納された状態でバッテリシール16によって上側から塞がれる。
また、本体部20には、その長手方向に延出するキー収納穴22が形成されている。このキー収納穴22は、バッテリ収納穴21の側部(図中の手前側)に形成される。ここで、メカニカルキー40は、キー溝が形成されるキー部41と、そのキー部41の端部に連結されるグリップ部42とを有する。キー収納穴22にはキー部41が挿入される。
また、本体部20は、キー収納穴22の延出方向に対して直交する方向に延出するキー係止部材25を有する。キー係止部材25は、コイルばね26の弾性力によりキー収納穴22に収納されたメカニカルキー40のグリップ部42へ向けて付勢される。具体的には、グリップ部42には係止穴42aが形成されていて、その係止穴42aにキー係止部材25の先端部25aが嵌合する。これにより、メカニカルキー40がキー係止部材25によってキー収納穴22内に係止される。また、キー係止部材25の上面には突部25cが形成されている。
図1に示すように、アッパケース30は、本体部20の厚み方向において下半分を覆うとともに、本体部20と嵌合可能に形成されている。アッパケース30の底面には内側からボタン部材36が嵌め込まれる複数のボタン孔32が形成されている。
ロアケース11は、本体部20の厚み方向において上半分を覆うように形成されるとともに、本体部20と嵌合可能に形成されている。ロアケース11の上面には突部孔13が形成されている。ロアケース11が本体部20に嵌合した状態において、突部孔13を通じて突部25cが外部に露出する。突部孔13は突部25cがコイルばね26の軸方向に変位可能な大きさに形成されている。
図2に示すように、キー係止部材25の先端部25aには傾斜面25bが形成されている。この傾斜面25bは、コイルばね26と離間するにつれてバッテリ15側(図中の上側)に向かう態様で傾斜している。この傾斜面25bは、ロアケース11を取り外す際にコインとの接触を抑制する逃げ部である。
図3に示すように、本体部20の長手方向におけるキー係止部材25と反対側の側面にはリリース部28が形成されている。リリース部28は、アッパケース30の上端面に隣接する位置に設けられている。リリース部28における図中の上下方向に延びる面には、コインの曲面(外周面)に応じた湾曲状のリリース穴28aが形成されている。このコインは、アッパケース30の取り外しに利用されるものである。リリース穴28aにおける下側はアッパケース30の上端面まで開口するとともに、上側はリリース部28の一部としてコイン係止部28bを有する。リリース穴28a内におけるコイン係止部28bとアッパケース30の上端面との間は、コインの厚さより若干大きく形成されている。
図4に示すように、メカニカルキー40がキー収納穴22内に収納された状態で、グリップ部42を外部に露出させるべく、アッパケース30及びロアケース11の角部には湾曲面33,12が形成されている。図5に示すように、ロアケース11における湾曲面12には、メカニカルキー40のキー収納穴22からの挿抜を可能とするキー挿抜孔14が形成されている。このキー挿抜孔14はアッパケース30側に開口するとともに、ロアケース11の側壁の湾曲面12を含む一部が除去された態様で形成されている。
電子キー10の上記各構成が組み立てられた状態においては、ボタン部材36の表面が押し操作可能に露出している。このとき、ボタン部材36は、アッパケース30及び本体部20間に保持されている。この露出するボタン部材36が押し操作されることで、電子キー10から無線信号が車両に送信される。これにより、車両ドアの施解錠等が可能となる。
ここで、バッテリ15の電圧が無線信号の送信が不能となる程度まで低下した場合には、電子キー10に収納されるメカニカルキー40を利用して車両ドアの施解錠を実行する。具体的には、ユーザは、メカニカルキー40を電子キー10の本体から取り出すと、そのキー部41を車両ドアのキーシリンダに挿入したうえでグリップ部42を通じて回動する。これにより、車両ドアの施解錠状態の切り替えが可能となる。
次に、バッテリ15を交換する際の電子キー10の作用について説明する。
図5に示すように、ユーザは突部25cをコイルばね26の弾性力に抗してメカニカルキー40の反対側に押した状態(すなわち、係止穴42aに先端部25aが嵌合しない状態)で、キー挿抜孔14を通じてメカニカルキー40を本体部20から取り外す。突部25cから手を離すと、キー係止部材25は元の位置に復帰する。そして、キー挿抜孔14にコイン60の一部分を挿入する。コイン60は、例えば一般的に流通している硬貨である。このとき、図2の一点鎖線で示すように、コイン60の周面はキー係止部材25の傾斜面25bに対向する。コイン60のキー挿抜孔14への挿入状態によっては、コイン60の周面は傾斜面25bに接触する。そして、その状態で、電子キー10が動かないように掌等で電子キー10を固定しつつ、コイン60を回動することで、ロアケース11にアッパケース30と離間する方向への力が加わって、その力が所定値に達するとロアケース11が本体部20から外れる。よって、図3に示すように、バッテリシール16が露出した状態となる。このバッテリシール16が取り外されることでバッテリ15が露出した状態となる。従って、バッテリ15を新しいものと交換することができる。
図5に示すように、ユーザは突部25cをコイルばね26の弾性力に抗してメカニカルキー40の反対側に押した状態(すなわち、係止穴42aに先端部25aが嵌合しない状態)で、キー挿抜孔14を通じてメカニカルキー40を本体部20から取り外す。突部25cから手を離すと、キー係止部材25は元の位置に復帰する。そして、キー挿抜孔14にコイン60の一部分を挿入する。コイン60は、例えば一般的に流通している硬貨である。このとき、図2の一点鎖線で示すように、コイン60の周面はキー係止部材25の傾斜面25bに対向する。コイン60のキー挿抜孔14への挿入状態によっては、コイン60の周面は傾斜面25bに接触する。そして、その状態で、電子キー10が動かないように掌等で電子キー10を固定しつつ、コイン60を回動することで、ロアケース11にアッパケース30と離間する方向への力が加わって、その力が所定値に達するとロアケース11が本体部20から外れる。よって、図3に示すように、バッテリシール16が露出した状態となる。このバッテリシール16が取り外されることでバッテリ15が露出した状態となる。従って、バッテリ15を新しいものと交換することができる。
本実施形態においては、ユーザの好みの色及びデザインに応じてアッパケース30、ロアケース11及びボタン部材36を交換することができる。ロアケース11を交換する場合には、上記バッテリ15の交換と同様にロアケース11を本体部20から取り外すことで、図3に示すように、リリース穴28aが露出した状態となる。ユーザはリリース穴28aにコイン60の一部分を挿入する。このとき、コイン60の周面の一部は、リリース穴28aに面接触する。この状態で、コイン60を回動することで、コイン係止部28bにアッパケース30と離間する方向への力が加わって、その力が所定値に達すると本体部20がアッパケース30から外れる。そして、本体部20に新たなアッパケース30及びロアケース11を順に取り付けることで、アッパケース30、ボタン部材36及びロアケース11を交換することができる。
以上、説明した実施形態によれば、以下の効果を奏することができる。
(1)ロアケース11が本体部20から取り外されたときにリリース穴28aが露出する。このリリース穴28aを利用してアッパケース30を本体部20から取り外すことができる。よって、バッテリ15の交換を行う際に、取り外しの頻度がロアケース11より低いと予想されるアッパケース30が先に本体部20から外れること、ひいてはボタン部材36が脱落することが抑制される。従って、バッテリ15の交換をより円滑に行うことができる。
(1)ロアケース11が本体部20から取り外されたときにリリース穴28aが露出する。このリリース穴28aを利用してアッパケース30を本体部20から取り外すことができる。よって、バッテリ15の交換を行う際に、取り外しの頻度がロアケース11より低いと予想されるアッパケース30が先に本体部20から外れること、ひいてはボタン部材36が脱落することが抑制される。従って、バッテリ15の交換をより円滑に行うことができる。
(2)バッテリ15の交換の際に、キー挿抜孔14を利用してロアケース11が本体部20から取り外される。よって、上記背景技術のようにロアケース11を取り外すためのリリース穴を形成する必要がない。よって、電子キー10の意匠性を向上させることができる。
(3)リリース穴28aにコイン60が挿入されると、コイン60の周面がリリース穴28aに面接触する。このため、リリース穴28aに挿入されたコイン60が回動されたときに、リリース穴28aの曲面が傷付くことが抑制される。
(4)逃げ部である傾斜面25bを通じてキー係止部材25とキー挿抜孔14に挿入されたコイン60との接触が抑制される。よって、ロアケース11を取り外す際に、コイン60を通じてキー係止部材25に力が加わることが抑制されることで、キー係止部材25としてのメカニカルキー40を係止する機能の寿命を延ばすことができる。
(5)本体部20にロアケース11及びアッパケース30を保持するためのねじ又はスプリングを備えたフックが不要である。よって、ねじでロアケース11及びアッパケース30を本体部20に固定する構成に比べて電子キー10の意匠性を向上することができ、上記フックでロアケース11及びアッパケース30を本体部20に固定する構成に比べて電子キー10を簡易な構成とすることができる。
(6)ユーザが所持している可能性の高いコイン60を使用して、ロアケース11及びアッパケース30を本体部20から取り外すことができる。従って、ロアケース11及びアッパケース30の取り外しに工具が不要となるため利便性が高い。
なお、上記実施形態は、これを適宜変更した以下の形態にて実施することができる。
・上記実施形態においては、リリース穴28aはコイン60の曲面に応じた湾曲状に形成されていたが平面状に形成されていてもよい。また、リリース穴28aは本体部20及びアッパケース30間であればアッパケース30に形成してもよい。また、本体部20及びアッパケース30の両方にリリース穴を設けてもよい。この場合、本体部20及びアッパケース30が嵌め合わされた状態で、1つのリリース穴が形成される。さらに、リリース穴28aの向き及び大きさも変更可能である。また、リリース穴28aを複数設けてもよい。
・上記実施形態においては、リリース穴28aはコイン60の曲面に応じた湾曲状に形成されていたが平面状に形成されていてもよい。また、リリース穴28aは本体部20及びアッパケース30間であればアッパケース30に形成してもよい。また、本体部20及びアッパケース30の両方にリリース穴を設けてもよい。この場合、本体部20及びアッパケース30が嵌め合わされた状態で、1つのリリース穴が形成される。さらに、リリース穴28aの向き及び大きさも変更可能である。また、リリース穴28aを複数設けてもよい。
・上記実施形態においては、電子キー10はメカニカルキー40が収納可能に形成されていたが、メカニカルキー40の収納スペース(キー収納穴22)が省略された電子キー10であってもよい。この場合には、図6の背景技術と同様に、ロアケース11及びアッパケース30間にリリース穴を形成する。このリリース穴を通じて、ロアケース11が本体部20から取り外される。
・上記実施形態においては、コイン60をリリース穴28aに挿入することで、本体部20からのアッパケース30の取り外しが可能であったが、ドライバ等の工具をリリース穴28aに挿入してアッパケース30を本体部20から取り外してもよい。この場合、工具の形状に合わせて、リリース穴28aの形状を設定してもよい。
・上記実施形態においては、キー挿抜孔14はロアケース11に形成されていたが、アッパケース30に形成されていてもよい。
・上記実施形態においては、キー係止部材25には、コイン60との接触を抑制する逃げ部として傾斜面25bが形成されていた。しかし、コイン60との接触を抑制することができれば傾斜面25bに限らず、曲面状又は階段状等に形成されてもよい。
・上記実施形態においては、キー係止部材25には、コイン60との接触を抑制する逃げ部として傾斜面25bが形成されていた。しかし、コイン60との接触を抑制することができれば傾斜面25bに限らず、曲面状又は階段状等に形成されてもよい。
10…電子キー、11…ロアケース、14…キー挿抜孔、15…バッテリ、16…バッテリシール、20…本体部、21…バッテリ収納穴、22…キー収納穴、25…キー係止部材、25a…先端部、25b…傾斜面(逃げ部)、28…リリース部、28a…リリース穴、28b…コイン係止部、30…アッパケース、32…ボタン孔、36…ボタン部材、40…メカニカルキー、41…キー部、42…グリップ部、42a…係止穴、60…コイン。
Claims (4)
- 本体部に対してロアケース及びアッパケースが着脱可能に取り付けられることにより前記本体部が前記ロアケース及び前記アッパケースに全周に亘って覆われてなるとともに、前記アッパケースは前記本体部との間でボタン部材を外部に露出した状態で保持し、前記ロアケースが前記本体部から取り外されることでバッテリが交換可能な状態となる電子キーにおいて、
前記本体部及び前記アッパケース間に設けられるとともに、前記ロアケースが前記本体部から取り外された状態で露出する、前記本体部から前記アッパケースを取り外すときに利用されるリリース穴を備えた電子キー。 - 請求項1に記載の電子キーにおいて、
前記本体部に設けられるとともに、メカニカルキーを収納するキー収納穴と、
前記ロアケース及び前記アッパケース間に形成されるキー挿抜孔と、を備え、
前記キー挿抜孔は、前記本体部に前記ロアケース及び前記アッパケースが取り付けられた状態における前記メカニカルキーの前記キー収納穴に対する挿抜を可能とするとともに、前記本体部から前記ロアケースを取り外すときに利用される電子キー。 - 請求項1又は2に記載の電子キーにおいて、
前記リリース穴にコインの一部が挿入された状態でそのコインが回動されることで、前記アッパケースが前記本体部から取り外され、
前記リリース穴における前記コインの周面が当接する面は前記コインの周面に沿った曲面状に形成される電子キー。 - 請求項2に記載の電子キーにおいて、
前記キー挿抜孔にコインの一部が挿入された状態でそのコインが回動されることで、前記ロアケースが前記本体部から取り外され、
前記キー収納穴に収納された前記メカニカルキー側に付勢されることで、そのメカニカルキーを係止するキー係止部材を備え、
前記キー係止部材は、前記キー挿抜孔に挿入された前記コインとの接触を抑制する逃げ部を有する電子キー。
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