JP4619323B2 - 効果付加装置 - Google Patents

効果付加装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4619323B2
JP4619323B2 JP2006175673A JP2006175673A JP4619323B2 JP 4619323 B2 JP4619323 B2 JP 4619323B2 JP 2006175673 A JP2006175673 A JP 2006175673A JP 2006175673 A JP2006175673 A JP 2006175673A JP 4619323 B2 JP4619323 B2 JP 4619323B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
effect
signal
effector unit
unit
switch
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2006175673A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008003509A (ja
Inventor
智春 廣瀬
雅斗 水野
匡彦 坂巻
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Korg Inc
Original Assignee
Korg Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Korg Inc filed Critical Korg Inc
Priority to JP2006175673A priority Critical patent/JP4619323B2/ja
Publication of JP2008003509A publication Critical patent/JP2008003509A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4619323B2 publication Critical patent/JP4619323B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Electrophonic Musical Instruments (AREA)

Description

本発明は、楽音信号等に効果付加を行う効果付加装置に係わり、特に複数の効果付加部の切り替え技術の改良に関する。
与えられた信号に各種の効果付加を行う装置が従来から提案されている。例えば、3つの残響付加手段を切り替えながら、供給信号に効果付加を与え効果付加が施された信号を出力する残響信号付加装置等が提案されている(例えば、特許文献1参照)。この装置によれば3種類の異なる残響効果を付加するための残響付加手段を備え、これらを切り替えながら所望の残響効果付加を行っていた。
特開2005−345979公報(第5−10頁、第1図)
そして、上述した従来装置にあっては、或る残響付加手段から他の残響付加手段に切り替える時にクリック(異音)を発生させるのを阻止するため、切り替え対象となる両残響付加手段からの信号を時間軸を揃えて出力するものであった。したがって、このような装置においては、時間軸を揃えるための処理が複雑になることが避けられなかった。
本発明は、かかる従来の課題を解決するためになされたもので、簡単な構成で違和感なく効果付加部の切り替えを可能とする効果付加装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、供給された信号に第1の効果付加を施す第1のエフェクタ部と、供給された信号に第2の効果付加を施す第2のエフェクタ部と、装置動作を制御する制御手段と、を備え、
前記制御手段は、
前記第1のエフェクタ部を起動させた場合には、前記第1の効果付加が施された信号を外部出力させると共に、前記第2のエフェクタ部にこの第1の効果付加信号を供給格納させておく一方、
前記第1のエフェクタ部の起動を停止させた場合には、前記第2のエフェクタ部において格納されていた前記第1の効果付加を施した信号に対して第2の効果付加を施して外部出力させることを特徴とする効果付加装置。
この発明によれば、制御手段が、第1のエフェクタ部を起動させた場合には、第1の効果付加が施された信号を外部出力させると共に、第2のエフェクタ部にこの第1の効果付加信号を供給格納させておく一方、第1のエフェクタ部の起動を停止させた場合には、第2のエフェクタ部において格納されていた前記第1の効果付加を施した信号に対して第2の効果付加を施して外部出力させる。この結果、時間調整等の複雑な処理を不要としながら、効果付加部の切り替えを行うことが可能になる。
本発明によれば、簡単な構成で違和感なく効果付加部の切り替えを可能とする効果付加装置を提供することが可能になるという効果が得られる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面を参照しつつ説明する。
(構成)
図1は本発明の実施形態である効果付加装置1の構成図である。楽音信号等の音信号が、不図示のアナログデジタル変換器によってデジタル信号に変換されメインエフェクタ部10に供給可能になっている。また、リリースエフェクタ部20は供給された信号に対してメインエフェクタ部10とは異なる効果付加を行う。
両エフェクタ部10、20の間にはスイッチ30が介在しており、また、メインエフェクタ部10の出力はスイッチ32を介して加算器40に供給されるように構成され、更に、リリースエフェクタ部20と加算器40との間にはスイッチ34が設けられている。
そして、これらスイッチ30、32、34は、装置動作の制御を行う制御部100によってオン、オフ制御される構成となっている。なお、各スイッチ30、32、34のオン、オフを急激に行わないようにすることがノイス発生阻止上好ましい。これらスイッチ30、32、34は、例えば図4に示すような乗算器38で構成し、その乗算係数αを制御部100が除々に変化させる構成とする。より具体的には、スイッチオフからスイッチオンにする場合には、係数αを「0.0からΔずつ上昇させて最終的にMAX値(最大係数値)にする」制御を行う構成とする。一方、スイッチオンからスイッチオフにする場合には、係数αを「MAX値からΔずつ下降させて最終的に「0.0」にする」制御を行う構成としている。
さらに、本装置1のメインスイッチ50の操作によって、メインエフェクタ部10の効果付加の起動、及び、その起動停止を操作指示することが可能であり、制御部100は、メインエフェクタ部10の動作制御も可能に構成されている。なお、メインエフェクタ部10では振幅や周波数に基づく効果付加例えばコンプレッション、ディストーション等の効果付加を行い、リリースエフェクタ部20ではリバーブやフィードバック機能付きのディレイ等の効果付加を行う。フィードバック機能付きディレイを使用する際は、演奏する曲のテンポにディレイタイム(遅延時間)を同期させることにより、違和感なく効果付加部の切り替えを行うことができる。そして、後述するが、リリースエフェクタ部20は、メインエフェクタ部10から供給される効果付加信号を格納しておくための格納領域を備えている。
(動作)
次に、図2,図3、図5等を参照して本装置1の動作を説明する。今、メインスイッチ50を操作してメインエフェクタ部10の効果付加の起動を指示すると、制御部100はメインエフェクタ部10に制御信号を送ってメインエフェクタ部10の効果付加を起動させる。この際、スイッチ30、32をオン状態にする一方、スイッチ34をオフ状態とする。図2はこの場合の動作の説明図である。点線Aで示すように、メインエフェクタ部10からの出力信号はスイッチ32、加算器40を介して、不図示のデジタルアナログ変換器によってアナログ信号に変換して外部出力する。この結果、メインエフェクタ部10によって効果付加が施された音信号が外部出力される。
一方、点線Aを参照すれば分かるように、メインエフェクタ部10からの出力信号はスイッチ30を介してリリースエフェクタ部20に供給される。リリースエフェクタ部20はこれを格納しておく。この格納動作は例えば所定記憶容量を有するFIFO等で実現でき、古い信号は順次、先出し廃棄されるようにすれば良い。
次に、メインスイッチ50を操作して、メインエフェクタ部10の効果付加の起動停止を指示すると、制御部100はメインエフェクタ部10に制御信号を送ってメインエフェクタ部10の効果付加を起動停止させる。そして、スイッチ30、32はオフ状態になって、スイッチ34のみがオン状態となる。図3はこの場合の動作の説明図である。点線Bで示すように、リリースエフェクタ部20からの出力信号はスイッチ34、加算器40を介して、不図示のデジタルアナログ変換器によってアナログ信号に変換されて外部出力される。この結果、リリースエフェクタ部20によって効果付加が施された音信号が外部出力される。
この場合、リリースエフェクタ部20に内に既に格納されているメインエフェクタ部10によって効果付加が施された信号に対して、更にリリースエフェクタ部20が効果付加を施して外部出力する。したがって、図5に示すようにメインエフェクタ部10からの出力に替えて、リリースエフェクタ部20からの出力を行っても、切り替えノイズの発生や切り替え違和感等が生じない。
このように、メインエフェクタ部10(第1のエフェクタ部)を起動させた場合には、メインエフェクタ部10での効果付加(第1の効果付加)が施された信号のみを外部出力させると共に、リリースエフェクタ部20(第2のエフェクタ部)に第1の効果付加信号を供給格納させておく。一方、メインエフェクタ部10(第1のエフェクタ部)の起動を停止させた場合には、メインエフェクタ部20(第2のエフェクタ部)において供給格納されていた効果付加信号に対して第2の効果付加を施してこの信号を外部出力させる。この結果、時間調整等の複雑な処理を不要としながら、付加効果を切り替え可能な効果付加装置を実現することが可能になる。
以上説明してきたように、本発明は楽音信号等に効果付加を施す装置として利用することができる。
効果付加装置1の構成図である。 効果付加装置1の構成および動作の説明図である。 効果付加装置1の構成および動作の説明図である。 スイッチの構成例の説明図である。 装置動作の説明図である。
符号の説明
1 効果付加装置
10 メインエフェクタ部
20 リリースエフェクタ部
30 スイッチ
32 スイッチ
34 スイッチ
40 加算器
50 メインスイッチ
100 制御部

Claims (1)

  1. 供給された信号に第1の効果付加を施す第1のエフェクタ部と、供給された信号に第2の効果付加を施す第2のエフェクタ部と、装置動作を制御する制御手段と、を備え、
    前記制御手段は、
    前記第1のエフェクタ部を起動させた場合には、前記第1の効果付加が施された信号を外部出力させると共に、前記第2のエフェクタ部にこの第1の効果付加信号を供給格納させておく一方、
    前記第1のエフェクタ部の起動を停止させた場合には、前記第2のエフェクタ部において格納されていた前記第1の効果付加を施した信号に対して第2の効果付加を施して外部出力させることを特徴とする効果付加装置。
JP2006175673A 2006-06-26 2006-06-26 効果付加装置 Active JP4619323B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006175673A JP4619323B2 (ja) 2006-06-26 2006-06-26 効果付加装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006175673A JP4619323B2 (ja) 2006-06-26 2006-06-26 効果付加装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008003509A JP2008003509A (ja) 2008-01-10
JP4619323B2 true JP4619323B2 (ja) 2011-01-26

Family

ID=39007914

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006175673A Active JP4619323B2 (ja) 2006-06-26 2006-06-26 効果付加装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4619323B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022049760A1 (ja) * 2020-09-07 2022-03-10 AlphaTheta株式会社 音声信号処理装置、音声信号処理方法およびプログラム

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09120281A (ja) * 1995-09-29 1997-05-06 Yamaha Corp 効果装置
JPH10161657A (ja) * 1996-12-04 1998-06-19 Kawai Musical Instr Mfg Co Ltd 音響効果付加装置
JPH10222165A (ja) * 1997-02-05 1998-08-21 Kawai Musical Instr Mfg Co Ltd 音響効果付加装置
JP2005345979A (ja) * 2004-06-07 2005-12-15 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> 残響信号付加装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09120281A (ja) * 1995-09-29 1997-05-06 Yamaha Corp 効果装置
JPH10161657A (ja) * 1996-12-04 1998-06-19 Kawai Musical Instr Mfg Co Ltd 音響効果付加装置
JPH10222165A (ja) * 1997-02-05 1998-08-21 Kawai Musical Instr Mfg Co Ltd 音響効果付加装置
JP2005345979A (ja) * 2004-06-07 2005-12-15 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> 残響信号付加装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008003509A (ja) 2008-01-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3915804B2 (ja) オーディオ再生装置
WO2008074323A3 (en) Hearing instrument with user interface
ATE294442T1 (de) Elektrisches gerät, insbesondere dunstabzugshaube
JP2005223717A (ja) オーディオアンプ
WO2009134044A3 (en) Home appliance and home appliance system
JP4619323B2 (ja) 効果付加装置
CN109983782B (zh) 会话辅助装置及会话辅助方法
ATE395682T1 (de) Aktivsystem zur reduktion des akustischen rauschens
JP5182556B2 (ja) 電話端末および信号処理方法
JP5045366B2 (ja) 音量制御装置、プログラム、及び音量制御方法
JP2008219713A (ja) ノイズキャンセルヘッドホン
JP4311160B2 (ja) 信号処理装置、信号処理方法
JP7475465B2 (ja) 音声信号処理装置、音声信号処理方法およびプログラム
JP3270256B2 (ja) デジタル信号処理装置
JP7106913B2 (ja) 音響機器、音響制御システム、音響制御方法、及びプログラム
JP6172580B2 (ja) 差動信号を利用したアナログ信号生成装置および方法
WO2022049761A1 (ja) 音声信号処理装置、音声信号処理方法およびプログラム
JPH03188800A (ja) 音場補正装置
CN1963937A (zh) 一种音频播放中随机切换噪音的消除方法和音频播放装置
KR200314454Y1 (ko) 복합 리시버의 오디오 출력 선택장치
JP2004215102A (ja) 音声調整装置、および音声調整方法
JP2004221664A (ja) 音声出力制御装置
KR0118001Y1 (ko) 배경음악발생장치
KR20030000038A (ko) 청력의 부담을 줄일 수 있는 음향기기 및 그 음향기기의음향조절방법
JP2006270989A (ja) 音声調整装置および音声調整方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090428

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090708

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101012

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101026

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101026

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131105

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4619323

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250