JP4617276B2 - 送信機 - Google Patents

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本発明は、送信機に関し、特に、増幅器の利得制御を改良した送信機に関する。
例えば、移動通信システムの基地局装置や移動局装置などといった各種の通信装置では、送信対象となる信号を送信機により処理して送信することが行われている。
図3には、広帯域の音声信号を無線送信する送信機の構成例を示してある。なお、図3では、説明の便宜上から、後述する実施例で参照する図1に示されるのと同様な構成部分については同一の符号を付して示しているが、本発明を限定する意図は無い。
図3に示される送信機において行われる動作の一例を示す。
送信機に入力された音声信号は、SSB(Single Side Band:単側帯波)変調回路1により変調され、周波数変換回路2を経て、第1の増幅器3により規定の出力に増幅される。この増幅された出力は、第1のバンドパスフィルタ4に入力されて当該第1のバンドパスフィルタ4により不要波が除去された後に、第2の増幅器5に入力されて規定の出力に増幅される。この増幅された出力は、更に第2のバンドパスフィルタ6に入力されて当該第2のバンドパスフィルタ6により不要波が除去された後に、出力される。
ここで、このような回路では、各ブロックの利得及び減衰量の周波数特性により、周波数に依存して出力レベルに差が生じる。
これを防ぐために、検波回路7により第2のバンドパスフィルタ6からの出力レベルを検波し、当該検波結果に基づいて、第1の増幅器3の利得(ゲイン)を出力レベルに応じて変化させる。
このような利得制御を行う部分がAGC(Automatic Gain Control:自動利得制御)回路であり、この回路により広帯域において一定のレベルで出力することが可能である。
特開平8−46529号公報
しかしながら、図3に示されるような送信機では、AGC回路の原理上、出力レベルを検波してから増幅器の利得を制御(コントロール)するため、音声入力の急激なレベル変動があったような場合には、AGC回路が動作するまで規定のレベル以上の信号が出力されてしまう。
図4を参照して、音声入力の急激な変動があった場合における動作の一例を示す。図4(a)には音声入力の信号の波形を示してあり、図4(b)には送信機からの出力信号の波形を示してあり、図4(c)には検波出力の信号の波形を示してある。また、横軸は時間tを示しており、4つの期間(期間1)〜(期間4)を示してある。
(期間1)の部分では、音声入力が無いため、送信機の出力は0となる。この時、検波電圧も0であるため、第1の増幅器3の利得は最大になっている。
(期間2)の部分では、音声が入力されるが、各回路で遅延が発生するために出力は0のままである。このため、検波電圧も0であり、第1の増幅器3の利得は最大のままである。
(期間3)の部分では、送信出力が出力されるが、第1の増幅器3の利得が最大であるため、規定のレベルを超えてしまう(図4中の“A”の部分)。この時、検波電圧は上がり、これにより第1の増幅器3の利得が落とされる。
(期間4)の部分では、第1の増幅器3の利得が落とされたため、規定の出力レベルで出力される。
このように、図3に示されるような送信機では、音声入力の急激な変化に対して、出力が瞬間的に規定レベルを超えてしまうため、第2の増幅器5として規定以上のレベルを出力する能力を持つ増幅器を使用する必要があるという問題があり、高価になってしまうなどという問題があった。
本発明は、このような従来の課題を解決するために為されたもので、増幅器の利得制御を改良した送信機を提供することを目的とする。これにより、例えば、第2の増幅器5として安価な増幅器を用いることなどを可能とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る送信機では、次のような処理を行う。
すなわち、増幅器が、処理対象となる信号を増幅する。レベル検出手段が、前記増幅器により増幅された後の信号のレベルを検出する。利得制御手段が、前記レベル検出手段による検出結果に基づいて、前記増幅器からの出力レベルが規定レベルになるように、前記増幅器の利得を制御する。
これに際して、状態検出手段が、前記処理対象となる信号が前記増幅器に入力されたと仮定した場合に前記増幅器からの出力レベルが前記規定レベルを超えると予想される状態を(その信号が前記増幅器に入力される前に)検出する。利得低下制御手段が、前記状態検出手段により前記状態が検出された場合に、前記状態に対応した前記処理対象となる信号が前記増幅器に入力されたときに前記増幅器からの出力レベルが前記規定レベル内になるように、前記増幅器の利得を低下させる。
従って、処理対象となる信号を増幅器により増幅する場合に、当該増幅器からの出力レベルが規定レベルになるように当該増幅器の利得を制御するに際して、当該増幅器からの出力レベルが規定レベルを超えると予想される信号の状態が検出された場合には、そのような信号が当該増幅器に入力される前に、当該増幅器からの出力レベルが規定レベルを超えないように当該増幅器の利得を低下させることが行われるため、例えば、図2に示されるように処理対象となる信号の入力状態が急激に変化するような場合においても、当該増幅器からの出力レベルが規定レベルを超えてしまうことを防止することができる。これにより、例えば、図1に示されるように利得を制御する対象となる増幅器(図1では、増幅器3)の後段に更に増幅器(図1では、増幅器5)を備える場合には、後段の増幅器として安価な増幅器を用いることが可能となる。
ここで、処理対象となる信号としては、種々な信号が用いられてもよい。
また、増幅器としては、例えば、複数の増幅器の組み合わせが用いられてもよく、この場合には、1つ以上の増幅器の利得を制御する。
また、信号のレベルとしては、例えば、電圧のレベルや電力のレベルなど、種々なレベルが用いられてもよい。
また、規定レベルとしては、種々なレベルが用いられてもよく、例えば、一定のレベルが用いられてもよく、或いは、幅を持ったレベル(レベル範囲)が用いられてもよい。
また、状態検出手段により所定の状態が検出された後に行われる利得低下制御手段による増幅器の利得低下のタイミングを調整するために、例えば、遅延回路などのタイミング調整手段を用いることができる。
また、利得低下制御手段により増幅器に設定する利得としては、種々な態様が用いられてもよく、例えば、直前の時点における増幅器の利得の値と比べて所定値だけ低下させる態様や、或いは、増幅器の利得として設定することが可能な最小値などといった所定の小さい値を設定する態様などを用いることができる。
また、利得低下制御手段により増幅器の利得を低下させることを開始するタイミングとしては、種々なタイミングが用いられてもよく、例えば、状態検出手段により検出された状態に対応した信号(増幅器からの出力レベルが規定レベルを超えると予想される信号)が増幅器に入力される時又はその前の種々なタイミングを用いることができる。
また、利得低下制御手段により増幅器の利得を低下させる期間としては、種々な態様が用いられてもよく、例えば、状態検出手段により所定の状態が検出されなくなるまでの期間に対応する期間を用いることや、或いは、状態検出手段により所定の状態が1回検出される毎に予め設定された期間だけ一時的に増幅器の利得を低下させる態様などを用いることができる。
なお、通常、信号は正弦波などの形式で振動する。一例として、信号のレベルとして振幅の大きさのレベル(正の値)が用いられる場合には、信号のレベルと規定レベル(例えば、正の値)との大小関係の比較としては、例えば、信号のレベルが規定レベルを超えた状態や、信号のレベルが規定レベル以下(規定レベル内)である状態がある。また、他の例として、信号のレベルとして正負に振動するような各時間タイミングにおけるレベルが用いられるような場合には、所定のレベル範囲を持った規定レベルを用いることができ、信号のレベルと規定レベル(所定のレベル範囲)との大小関係の比較としては、例えば、信号のレベルが規定レベルのレベル範囲を超えた状態や、信号のレベルが規定レベルのレベル範囲内(規定レベル内)である状態がある。
一構成例として、本発明に係る送信機では、次のような構成とすることができる。
前記状態検出手段は、前記処理対象となる信号を増幅する制御用増幅器と、
前記制御用増幅器により増幅された後の信号のレベルを検出する制御用レベル検出手段と、
前記制御用レベル検出手段による検出結果に基づいて前記制御用増幅器からの出力レベルが制御用規定レベルになるように前記制御用増幅器の利得を制御する制御用利得制御手段と、
前記処理対象となる信号が前記増幅器に入力されたと仮定した場合に前記増幅器からの出力レベルが前記規定レベルを超えると予想される状態として、前記制御用レベル検出手段により検出されたレベルが所定の閾値レベルを超えた状態を検出する過レベル検出手段と、を用いて構成される。
前記利得低下制御手段は、前記過レベル検出手段により前記制御用レベル検出手段により検出されたレベルが所定の閾値レベルを超えた状態が検出された場合に、当該レベルに対応した信号が前記増幅器に入力されたときに前記増幅器からの出力レベルが前記規定レベル内になるように、前記増幅器の利得を低下させる。
ここで、制御用規定レベルとしては、種々なレベルが用いられてもよい。
また、制御用規定レベルや、閾値レベルとしては、種々なレベルが用いられてもよく、例えば、規定レベルと同様に、一定のレベルが用いられてもよく、或いは、幅を持ったレベル(レベル範囲)が用いられてもよい。
以上説明したように、本発明に係る送信機によると、増幅器の利得制御を改良することにより、例えば、入力信号が無から有へ変化するような場合においても、過大なレベルの信号が出力されてしまうことを防止することができ、これにより、例えば、安価な回路を使用することなどを可能とすることができる。
本発明に係る実施例を図面を参照して説明する。
図1には、本発明の一実施例に係る送信機であるSSB送信機の構成例を示してある。本例の送信機では、広帯域の音声信号を増幅などしてアンテナ(図示せず)へ出力する。この出力信号がアンテナから無線送信される。
本例の送信機は、SSB変調回路1と、周波数変換回路2と、第1の増幅器3と、第1のバンドパスフィルタ4と、第2の増幅器5と、第2のバンドパスフィルタ6と、第1の検波回路7と、第3の増幅器11と、第2の検波回路12と、コンパレータ13と、遅延回路14と、AGC制御回路15を備えている。
本例では、第3の増幅器11と第2の検波回路12からオーディオ(Audio)AGC回路が構成されている。
本例の送信機において行われる動作の一例を示す。
本例の送信機には広帯域の音声信号が入力される。入力された音声信号は、SSB変調回路1により変調され、周波数変換回路2により周波数変換され、第1の増幅器3により規定のレベルに増幅され、第1のバンドパスフィルタ4によりこの増幅信号の不要波が除去され、更に、第2の増幅器5により規定のレベルに増幅され、第2のバンドパスフィルタ6によりこの増幅信号の不要波が除去され、これらの処理結果の信号が送信機から出力される。
なお、周波数変換回路2では、例えば、信号の周波数をベースバンド帯から無線周波数(RF)帯へアップコンバートすることが行われる。
また、第2のバンドパスフィルタ6から出力された信号の一部が抽出されて第1の検波回路7により検波され、当該検波の結果がAGC制御回路15に入力される。
また、送信機に入力された音声信号はSSB変調回路1に入力されるとともに第3の増幅器11に入力される。
Audio AGC回路は、第3の増幅器11と第2の検波回路12から構成されており、第3の増幅器11から出力される増幅信号のレベルに応じて当該第3の増幅器11の利得を変化させることで出力のレベルを一定に保つ回路である。すなわち、第3の増幅器11に入力された音声信号が当該第3の増幅器11により増幅され、当該増幅の結果の信号が第2の検波回路12により検波され、当該検波の結果に基づいて第3の増幅器11の利得が制御される。
また、第2の検波回路12による検波結果の信号はコンパレータ13に入力される。
コンパレータ13では、第2の検波回路12から入力された検波結果の検波電圧と例えば予め設定された基準電圧とが比較され、検波電圧が基準電圧を超えた場合にハイ(High)レベルの信号が遅延回路14へ出力される。このハイレベルの信号は遅延回路14により遅延させられてAGC制御回路15に入力される。なお、遅延回路14は、回路における遅延時間を調整するために設けられている。
AGC制御回路15では、第1の検波回路7から入力される検波結果に基づいて第1の増幅器3の利得を制御するためのAGC電圧を第1の増幅器3の制御端子へ出力することが行われ、また、コンパレータ13から遅延回路14を介してハイレベルの信号が入力された場合には、第1の増幅器3の利得を制御するためのAGC電圧を一時的に大きいレベル(ハイレベル)にして当該第1の増幅器3の利得を最小にすることが行われる。
ここで、本例のAGC制御回路15によるAGCでは第1の検波回路7による検波結果の検波電圧が大きいほど第1の増幅器3の制御端子へ出力するAGC電圧を大きくすることが行われ、また、第1の増幅器3では制御端子に入力されるAGC電圧が大きいほど小さい利得が設定される。つまり、本例では、送信機から出力される信号のレベル(第1の検波回路7の検波電圧)が大きいほど第1の増幅器3の利得が小さく設定され、これにより送信機からの出力レベルが一定に保持される。
図2を参照して、本例の送信機における動作として、音声入力の急激な変動があった場合における動作の一例を示す。図2(a)には音声入力の信号の波形を示してあり、図2(b)にはAudio AGC回路の第3の増幅器11からの出力信号の波形を示してあり、図2(c)にはAudio AGC回路の第2の検波回路12からの検波出力の信号の波形を示してあり、図2(d)には送信機からの出力信号の波形を示してあり、図2(e)にはAGC制御回路15からの出力(AGC電圧)の信号の波形を示してある。また、横軸は時間tを示しており、4つの期間(期間1)〜(期間4)を示してある。
(期間1)の部分では、音声入力が無いため、送信機の出力は0となる。この時、第1の検波回路7の検波電圧も0であるため、第1の増幅器3の利得は最大になっている。また、Audio AGC回路では、第2の検波回路12の検波電圧が0であるため、第3の増幅器11の利得は最大になっている。
(期間2)の部分では、音声信号が入力される。ここで、通常はAudio AGC回路はその出力レベルを一定に保つが、音声信号の入力が無い(つまり、0である)状態から音声信号が有る(つまり、0ではない)状態へ急激に変化すると、その一定レベルを超えたレベルを出力することになり、これにより過出力状態が検出されることになる。すなわち、この時、Audio AGC回路の検波出力は、非常に大きな電圧となり、コンパレータ3に(例えば予め)設定されている基準電圧を超え、これにより、コンパレータ13からハイレベルの信号が出力される。
遅延回路14には、SSB変調回路1及び周波数変換回路2における処理遅延分或いはその程度の遅延時間(本例では、図2における(期間2)を実現する遅延時間)が予め設定されており、これにより、送信機に入力された音声信号が第1の増幅器3に入力される少し前にコンパレータ13からのハイレベルの信号がAGC制御回路15に入力される。
(期間3)の部分では、初め、コンパレータ13からのハイレベルの信号がAGC制御回路15に入力されることで、第1の増幅器3の利得が最小となり、これにより、送信機に入力された音声信号が第1の増幅器3により増幅されても、送信機からの出力が規定のレベルを超えることを無くすことができる。
その後は、Audio AGC回路の出力が定常出力に安定してその検波出力がコンパレータ13の基準電圧未満となったことに応じて、コンパレータ13からのハイレベルの出力が停止されて、AGC制御回路15では第1の検波回路7からの検波結果に基づいて第1の増幅器3の利得を制御することが行われる。これにより、AGC制御回路15からの出力も定常出力へ安定していき、送信機からの出力レベルも一定レベルへ安定していく。
(期間4)の部分では、AGC制御回路15からの出力や送信機からの出力が定常出力に安定しており、規定の出力レベルの送信信号が送信機から出力される。
以上のように、本例の送信機では、送信機からの出力を検波してその検波出力により第1の増幅器3の利得を変化させることで出力レベルを一定に保つAGC回路(本例では、第1の検波回路7及びAGC制御回路15)において、音声入力が無から有へ変わるときのように音声入力の急激な変化を検出した場合には、第1の増幅器3の利得を一時的に落とすことにより、送信機からの出力が過出力とならないように保護することが行われる。また、本例では、音声入力の急激な変化を検出する方法として、Audio AGC回路を備えて、その検波出力により検出する方法を用いている。
従って、本例の送信機では、オーバーシュートの無いAGC回路を実現することができ、例えば、第2の増幅器5への入力が過入力になってしまうことを防止することができるため、第2の増幅器5として安価な増幅器を用いることが可能であり、また、送信機全体としても安価に実現することが可能である。
ここで、本例の送信機では、利得を制御する対象となる第1の増幅器3の後段に第2の増幅器5を設けて、第2の増幅器5の後段で第1の検波回路7により出力レベルを検出して、当該検出結果に基づいて第1の増幅器3の利得を制御しているが、例えば、第2の増幅器5の利得が一定である場合には、第1の増幅器3の利得の大小に応じて第1の検波回路7により検出される出力レベルの大小が変化するため、第1の増幅器3に対するAGC制御が可能である。
なお、本例の送信機では、処理対象となる信号として広帯域の音声の信号が用いられており、第1の増幅器3や第2の増幅器5により処理対象となる信号を増幅する増幅器が構成されており、第1の増幅器3により利得の制御対象となる増幅器が構成されており、第1の検波回路7の機能によりレベル検出手段が構成されており、第1の検波回路7による検波結果に基づいてAGC制御回路15を介して第1の増幅器3の利得を制御する機能により利得制御手段が構成されており、第3の増幅器11や第2の検波回路12やコンパレータ13により過出力となることが予想される入力信号状態を検出する機能により状態検出手段が構成されており、コンパレータ13からの出力に基づいてAGC制御回路15を介して第1の増幅器3の利得を低下させる制御を行う機能により利得低下制御手段が構成されている。また、本例の送信機では、遅延回路14の機能によりタイミング調整手段が構成されている。
また、本例の送信機では、第3の増幅器11により制御用増幅器が構成されており、第2の検波回路12の機能により制御用レベル検出手段が構成されており、第2の検波回路12による検波結果に基づいて第3の増幅器11の利得を制御する機能により制御用利得制御手段が構成されており、コンパレータ13により過出力となることが予想される入力信号状態を検出する機能により過レベル検出手段が構成されている。
ここで、本発明に係る装置(機器)やシステムなどの構成としては、必ずしも以上に示したものに限られず、種々な構成が用いられてもよい。また、本発明は、例えば、本発明に係る処理を実行する方法或いは方式や、このような方法や方式を実現するためのプログラムや当該プログラムを記録する記録媒体などとして提供することも可能であり、また、種々な装置やシステムとして提供することも可能である。
また、本発明の適用分野としては、必ずしも以上に示したものに限られず、本発明は、種々な分野に適用することが可能なものである。
また、本発明に係る装置(機器)やシステムなどにおいて行われる各種の処理としては、例えばプロセッサやメモリ等を備えたハードウエア資源においてプロセッサがROM(Read Only Memory)に格納された制御プログラムを実行することにより制御される構成が用いられてもよく、また、例えば当該処理を実行するための各機能手段が独立したハードウエア回路として構成されてもよい。
また、本発明は上記の制御プログラムを格納したフロッピー(登録商標)ディスクやCD(Compact Disc)−ROM等のコンピュータにより読み取り可能な記録媒体や当該プログラム(自体)として把握することもでき、当該制御プログラムを当該記録媒体からコンピュータに入力してプロセッサに実行させることにより、本発明に係る処理を遂行させることができる。
本発明の一実施例に係る送信機の構成例を示す図である。 音声入力に急激に変動があった場合における波形の一例を示す図である。 送信機の構成例を示す図である。 音声入力に急激に変動があった場合における波形の一例を示す図である。
符号の説明
1・・SSB変調回路、 2・・周波数変換回路、 3、5、11・・増幅器、 4、6・・バンドパスフィルタ、 7、12・・検波回路、 13・・コンパレータ、 14・・遅延回路、 15・・AGC制御回路、

Claims (1)

  1. 送信機において、
    処理対象となる信号を増幅する増幅器と、
    前記増幅器により増幅された後の信号のレベルを検出するレベル検出手段と、
    前記レベル検出手段による検出結果に基づいて前記増幅器からの出力レベルが規定レベルになるように前記増幅器の利得を制御する利得制御手段と、
    前記処理対象となる信号を増幅する制御用増幅器と、
    前記制御用増幅器により増幅された後の信号のレベルを検出する制御用レベル検出手段と、
    前記制御用レベル検出手段による検出結果に基づいて前記制御用増幅器からの出力レベルが制御用規定レベルになるように前記制御用増幅器の利得を制御する制御用利得制御手段と、
    前記制御用レベル検出手段により検出されたレベルが所定の閾値レベルを超えた状態を検出する過レベル検出手段と、
    前記過レベル検出手段により前記制御用レベル検出手段により検出されたレベルが所定の閾値レベルを超えた状態が検出された場合に、前記レベルに対応した信号が前記増幅器に入力されたときに前記増幅器からの出力レベルが前記規定レベル内になるように、前記増幅器の利得を低下させる利得低下制御手段と、
    を備え
    前記過レベル検出手段は、前記処理対象となる信号が無い状態から有る状態に変化した場合にハイレベルを出力し、
    前記利得低下制御手段は、前記過レベル検出手段からハイレベルが出力された場合に前記増幅器の利得を最小とする、
    ことを特徴とする送信機。
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