JP4617250B2 - ロータリージョイント - Google Patents

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Description

本発明は、ロータリージョイント、特に、固定体と回転体の電気接続を行うことのできるロータリージョイントの改良に関する。
従来から回転している装置へ電源を供給したり、信号の受け渡しを行う電気接続装置がある。たとえば、特許文献1には、内外に互いに嵌挿された固定軸と回転軸の間に配置されたスリップリング機構を備えるものがある。このスリップリング機構は、固定軸の外周部に設けたスリップリングと回転軸の内周部に設けたブラシとから構成されている。このスリップリング機構により、固定軸の内部に挿入された制御ケーブルと回転軸の外部に配置された制御ケーブルとが回転自在に接続できるようになっている。また、他の電気接続装置の例としては、例えば特許文献2に示すように水銀接点を用いたものがある。この電気接続装置は、外筒の内部に回転自在な回転軸を備えている。この回転軸の外周には環状溝が形成され、その底面側に導電リングが収納されている。また。導電リングと対向する位置には外筒に係合する導電体が配置されている。環状溝の内部は、水銀が充填され、この水銀を介して導電リングと導電体の電気的接続を行うように構成されている。
特開平5−175716号公報 特開平10−222100号公報
しかし、上述したスリップリングタイプは、リングに対してブラシが押圧され、リングが摺動するように構成されているので、リングの摺動に伴いブラシに磨耗が生じる。そして摩耗の結果排出される摩耗粉体は導電性なので、大量に排出されると金属間の絶縁性の劣化原因になる。そのために、定期的に摩耗粉体を除去するメンテナンスが必要であるという問題がある。また、電気接続装置を介して大電流を流す場合、耐電流構造とする必要があるため大きなブラシが必要となる。その結果、電気接続装置自体が非常に大きな構造体になってしまうという問題がある。さらに、ブラシは弾性体などにより回転するリングに押圧され、摺動接触するように構成する必要があるが、回転時に両者の安定した一定の接触力を維持することは困難であった。そのため、チャタリングが発生し易かった。チャタリングは、微小信号の伝達を行う場合、ノイズ発生の原因になる。そのため、スリップリングを用いるタイプでは、微少信号の良好な信号伝達が困難であった。また、ブラシは摩耗するため寿命が早く、摩耗粉体の除去作業とは別に定期的な交換作業が必要であるという問題があった。
一方、水銀を用いた電気接続装置の場合、チャタリングの発生や、摩耗による絶縁性の劣化、寿命が短いなどの問題はなく、スリップリングと比較すると性能的に優位にある。しかし、水銀を使用しているため、RoHS(欧州危険物質使用制限指令)などの耐環境規則で、近い将来、水銀の使用が認められなくなるので、今後水銀を用いた電気接続装置に代わる構造の電気接続装置の開発が要望されている。
本発明はこうした状況に鑑みてなされたものであり、その目的は、水銀を用いた電気接続装置の性能に準じた性能を持つ新たな構造のロータリージョイントを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のロータリージョイントは、外部入出力装置に接続可能な第1接続子を有する第1筐体と、前記第1筐体に対して回転自在に組み合わされている共に、外部回転装置の回転体と共に回転可能な筐体であって、前記回転体に接続可能な第2接続子を有する第2筐体と、前記第1筐体と第2筐体との間に介在して前記第1接続子と前記第2接続子との電気的接続を行う接続体であって、導電性細径ワイヤを巻回してコイル体を形成すると共に、前記コイル体の両端を接続してリング体を形成して成るコイル電気接続体と、を含むことを特徴とする。
この態様によれば、コイル電気接続体は、導電性細径ワイヤを巻回してコイル体を形成すると共に、このコイル体の両端を接続してリング体を形成している。そのため、コイル電気接続体は、多数の接触点で第1接続子および第2接続子と接触できる。その結果、コイル電気接続体と、第1接続子および第2接続子との接触抵抗が低減され、接触状態が安定し、チャタリングが低減されノイズ発生が抑制できる。
また、上記態様において、前記コイル電気接続体に接触する前記第1接続子および第2接続子は、同心円状に複数配置されてもよい。この態様によれば、コイル電気接続体を同心上に配置するので、接触効率のより接触体を効率的に配置できる。その結果、固定側と回転側との間で、電源ラインや信号ラインの数に応じた複数の電気的接続を容易にできる。
また、上記態様において、前記第1筐体と前記第2筐体は、一方が他方を内包する略円盤状の内輪筐体と略リング状の外輪筐体を形成し、前記内輪筐体と外輪筐体との間に、前記コイル電気接続体が配置さされてもよい。この態様によれば、内輪筐体と外輪筐体の相対回転により固定側と回転側との間で、電源ラインや信号ラインの電気的接続を容易にできる。
また、上記態様において、前記内輪筐体と前記外輪筐体は、前記コイル電気接続体を少なくとも1個以上挟持してもよい。この態様によれば、1つの内輪筐体と外輪筐体で複数の電源ラインや信号ラインの電気的接続ができる。
また、上記態様において、前記内輪筐体と前記外輪筐体は、それぞれ複数個積層可能であってもい。この態様によれば、積層する内輪筐体と外輪筐体の数を適宜選択することにより所望の数の電源ラインや信号ラインの電気的接続を容易に行うことができる。この積層組立は、例えば、ロータリージョイントの製造段階でもできるし、ロータリージョイントを使用する現場で行うこともできるので、ロータリージョイントとしての汎用性が向上する。いずれの場合も設計時には各1種類の内輪筐体と外輪筐体を設計するのみでよく、設計コストの低減に寄与できる。また、ロータリージョイントの使用形態に応じて多極のロータリージョイントを組み立てることができるので汎用性が向上する。
また、上記態様において、前記第1筐体と前記第2筐体は、一方が円柱筐体を形成し、他方が当該円柱筐体を内包する外筒筐体を形成し、前記円柱筐体と外筒筐体との間に、複数の前記コイル電気接続体が配置されてもよい。この態様によれば、部品点数を削減しつつ、固定側と回転側との間で、複数の電源ラインや信号ラインの電気的接続を容易にできる。
また、上記態様において、前記第1接続子および第2接続子は、前記コイル電気接続体を構成する導電性細径ワイヤの硬度より高硬度でってもよい。この態様によれば、コイル電気接続体を摩耗部品として、第1筐体および第2筐体に固定される第1接続子および第2接続子18の摩耗を抑制できる。コイル電気接続体は、第1接続子と第2接続子との間、すなわち、第1筐体と第2筐体の間に配置されているので、交換作業を容易に行うことができる。
本発明のロータリージョイントによれば、導電性細径ワイヤを巻回してコイル体を形成すると共に、このコイル体の両端を接続してリング体を形成してコイル電気接続体を形成している。そのため、コイル電気接続体は、多数の接触点で第1接続子および第2接続子と接触できる。その結果、コイル電気接続体と、第1接続子および第2接続子との接触抵抗が低減し、接触状態が安定して、チャタリングが低減されノイズ発生が抑制できる。
以下、本発明の実施の形態(以下実施形態という)を、図面に基づいて説明する。
本実施形態のロータリージョイントは、外部入出力装置と外部回転装置との電気的接続を実現するジョイントである。なお、本実施形態のロータリージョイントは、電気接続を行うジョイントであるため、エレクトリカルロータリージョイントと呼ぶ場合もある。外部入出力装置としては、たとえば、電源装置や信号の授受を行う制御装置などであり、外部回転装置としては、たとえばセンサを備えた回転軸や駆動装置を含む回転体などである。本実施形態のロータリージョイントは、外部入出力装置に接続可能な第1接続子を有する第1筐体と、この第1筐体に対して回転自在に組み合わされている共に、外部回転装置の回転体と共に回転可能な筐体であって、回転体に接続可能な第2接続子を有する第2筐体と、を含む。この第1筐体と第2筐体との間には、第1接続子と第2接続子との電気的接続を行う接続体が介在されている。この接続体は、導電性細径ワイヤを巻回してコイル体を形成すると共に、このコイル体の両端を接続してリング体を形成して成るコイル電気接続体である。コイル電気接続体は、多数の接触点で第1接続子および第2接続子と接触するので、接触抵抗が低減され、安定した電気接触が可能となる。
図1(a)は、本実施形態のロータリージョイント10の構造を説明する断面図であり、図1(b)は、説明のために一部破断したロータリージョイント10の端面図である。ロータリージョイント10は、第1筐体としての外輪筐体12と第2筐体としての内輪筐体14を含む。外輪筐体12は、略リング状の筐体であり、内輪筐体14は、外輪筐体12に内包される略円盤状の筐体である。図1の場合、外輪筐体12は凹形状のリングであり、凹形状の部分に内輪筐体14を内包している。外輪筐体12は、内輪筐体14の円盤面と対向する面に同心円状に配置された複数のリング状の第1接続子16を備える。図1(a)、図1(b)ではたとえば3個の第1接続子16が図示されている。また、内輪筐体14は、第1接続子16と対向する位置には、やはり同心円状に配置されたリング状の第2接続子18を備えている。第1接続子16は、外部入出力装置に接続できるように、第1外部コネクタ20とケーブル22で接続されている。一方、第2接続子18は、外部回転装置に接続できるように、第2外部コネクタ24とケーブル26で接続されている。なお、外輪筐体12および内輪筐体14は、第1接続子16、第2接続子18および、第1外部コネクタ20、第2外部コネクタ24の相互の絶縁ができるように、全体または一部が絶縁材料で構成されている。内輪筐体14は、ベアリング28により回転自在に外輪筐体12に支持されている。なお、ベアリング28は、ネジ30などの固定部材により固定されたリング状のカバー32により外輪筐体12から脱落しないように支持されている。
本実施形態のロータリージョイント10において、外輪筐体12の第1接続子16と内輪筐体14の第2接続子18との間には、コイルをリング状に成形したコイル電気接続体(以下、コイル接点という)34が配置されている。コイル接点34を形成するためには、まず、図2(a)、図2(b)に拡大図示するように、たとえば、φ0.05mm〜φ0.5mm程度の導電性細径ワイヤ34aを巻回してコイル体34bを形成する。その後、このコイル体34bの両端を接続してリング体であるコイル接点34を形成する。導電性細径ワイヤ34aの材質は任意であるが、高導電性能を備えると共に高い強度と優れたバネ性を備えた素材であることが望ましく、たとえば、ベリリウム銅合金を用いることができる。コイル接点34のコイル巻回径Lによるバネ性により、第1接続子16と第2接続子18とで挟持した場合、第1接続子16および第2接続子18にコイル接点34を安定的に接触させることができる。
一方、第1接続子16と第2接続子18も高導電性能を有する素材、たとえば銅で構成される。ただし、高硬度を有するコイル接点34と摺動接触すると、摩耗がコイル接点34より早く進行し外輪筐体12や内輪筐体14の内部に埋め込まれた第1接続子16や第2接続子18を交換する必要が生じて、メンテナンス性が低下する。そこで、本実施形態においては、第1接続子16および第2接続子18を構成する銅材に硬度化のための表面処理を施している。表面処理は、たとえば、銅材に対して無電解ニッケルメッキを施し、さらに熱処理を施す。この場合、硬度は、たとえばHv800以上にすることができる。コイル接点34を形成するベリリウム銅合金の硬度は、たとえばHv200程度なので第1接続子16、第2接続子18とコイル接点34とが摺動接触した場合、コイル接点34側が先に摩耗する。つまり、コイル接点34を摩耗部品とすることができる。なお、従来スリップリングに用いられるカーボンなどで構成されるブラシに対し、本実施形態のコイル接点34は高硬度とすることができるので、導電性細径ワイヤ34aの摩耗量が軽減される。その結果、交換等のメンテナンス回数が低減できる。さらに、コイル接点34は導電性細径ワイヤ34aを複数回巻回して形成しているので、第1接続子16および第2接続子18とコイル接点34の接触箇所をコイルの巻回数に対応し増大させることができる。その結果、接触抵抗を小さくすることができると共に、チャタリングの発生も抑制できる。
図3は、第1接続子16、第2接続子18、コイル接点34の配置状態を示している。第1接続子16は、外輪筐体12に形成された第1接続子16の厚みとほぼ同じ深さの凹条溝12aに収納され、第1接続子16の表面が外輪筐体12の表面とほぼ一致するようになっている。一方、第2接続子18は、内輪筐体14に形成された第2接続子18の厚みnより深い凹条溝14aに収納されている。凹条溝14aにおいて、第2接続子18を収納した後の残りの凹み部分に、コイル接点34がその一部を突出させた姿勢で収納されている(図3および図1(b)参照)。そして、図1(a)に示すように、第1接続子16と第2接続子18とが対面するように外輪筐体12と内輪筐体14とを組合せることにより、第1接続子16と第2接続子18との間にコイル接点34を所定量潰し変形させながら挟持することができる。このときのコイル接点34の潰し量により、第1接続子16とコイル接点34の接触性や安定性が決定される。同様に、コイル接点34の潰し量により、第2接続子18とコイル接点34の接触性や安定性が決定される。さらに、コイル接点34の潰し量により、外輪筐体12と内輪筐体14の摺動回転性能が決定される。なお、コイル接点34の潰れ量は、コイル接点34を構成する導電性細径ワイヤ34aの線径や巻回ピッチ、コイル巻回径によっても変化する。したがって、必要とされるロータリージョイント10の回転性能や導通性能に応じて、第1接続子16と第2接続子18の対向間隙間やコイル接点34の形状、凹条溝14aの幅などを適宜調整することが望ましい。
このように構成されるロータリージョイント10を外部入出装置および外部回転装置に接続する場合、外輪筐体12を固定ベースまたは、外部入力装置にボルトなどで固定する。そして、外輪筐体12に配置された第1外部コネクタ20を利用して、外部入出力装置の電源ラインや信号ラインなどをロータリージョイント10に接続する。
一方、外部回転装置の回転体、たとえば回転軸は、図1(a)、図1(b)に示すように、内輪筐体14の回転中心に形成された中空のたとえば金属製の接続軸36に挿入することができる。挿入された回転軸は、接続軸36の直径方向に挿入されるセットスクリューなどの固定手段によりしっかりと固定される。外部回転装置の回転軸を接続軸36に挿入し、固定することによりロータリージョイント10と回転軸との軸合わせが容易にできる。また、第1外部コネクタ20と第2外部コネクタ24とは、コイル接点34を介してロータリージョイント10の内部で電気的に接続されている。その結果、第2外部コネクタ24と外部回転装置側の電源ラインや信号ラインを接続することにより、ロータリージョイント10を介して外部入出力装置に対し外部回転装置の回転軸を回転自在に接続でき、かつ電気的な制御が可能になる。なお、外部回転装置の回転軸は、接続軸36を用いることなく接続されてもよい。
本実施形態のロータリージョイント10によれば、外輪筐体12の第1接続子16と内輪筐体14の第2接続子18を接触抵抗の低いコイル接点34を介して接続しているので、チャタリングが発生し難く、ノイズ発生が抑制された安定した信号の送受信を行うことができる。また、従来のスリップリングを用いた電気接続装置の場合、流れる電流の量が多い場合、耐電性を確保するために大型のブラシが必要になり、電気接続装置自体の大型化を招いていた。しかし、本実施形態のロータリージョイント10によれば、コイル接点34により第1接続子16と第2接続子18との間に接触点を多数確保できるので、接触抵抗が低く耐電性に優れているので、コイル接点34の大型化の必要はない。つまり、ロータリージョイント10の大型化を抑制できる。
また、コイル接点34は、導電性細径ワイヤ34aの線径や巻回ピッチを適宜選択することができるので、第1接続子16と第2接続子18との間を流れる電流の大きさに応じて、容量の異なるコイル接点34を利用できる。たとえば、上述の実施形態のように、リングの直径は異なるが、導電性細径ワイヤ34aの線径や巻回ピッチが同じコイル接点34を3個配置することができるが、流れる電流量に応じて各コイル接点34の特性を異ならせてもよい。たとえば、電流供給用の場合、線径の太いコイル接点34を使用し、容量を必要としない信号授受用の場合、線径の細い導電性細径ワイヤ34aを使用することができる。また、ノイズの発生をあまり配慮する必要のない電源供給用の場合、巻回ピッチの粗いコイル接点34を使用し、ノイズの発生を抑制する必要のある信号授受用の場合、巻回ピッチの密のコイル接点34を利用する。この他、信号の種類に応じたコイル接点34を準備してもよい。たとえば、低周波用のコイル接点34や高周波用のコイル接点34を準備してもよい。このように、用途に応じて、使用するコイル接点34を選択することにより最適な性能を有するロータリージョイント10を低コストで生産できる。
また、図1(a)、図1(b)の場合、コイル接点34を3個配置した3極タイプの例を示しているが、極数、すなわち第1接続子16、第2接続子18、コイル接点34の配置数は任意であり、必要に応じて増減できる。たとえば、電源供給のみの場合、2極することができる。また、制御信号を多く用いる場合には、制御信号数に応じて極数をとすることができる。なお、この場合、ロータリージョイント10は、直径方向に大きさが変化するのみで、厚み方向(接続軸36の延設方向)は変化しない。したがって、外部入出力装置と外部回転装置の配置間隔を変更することなく、用途に応じた多極のロータリージョイント10の配置を行うことができる。
図4、図5は、他の実施形態のロータリージョイント40の構造を示している。図4は、本実施形態のロータリージョイント40の構造を説明する組み立て途中の断面図であり、図5は、組み立て後のロータリージョイント40の外観図である。図4に示すように、この実施形態のロータリージョイント40の場合、長尺のたとえば金属製の接続軸41に開口部42aを有する円盤状のジョイントユニット42を積層して多極のロータリージョイント40を構成している。各ジョイントユニット42の基本構造は、図1のロータリージョイント10と同様に、第1筐体としての外輪筐体44と第2筐体としての内輪筐体46を含む。外輪筐体44は、略リング状の筐体であり、内輪筐体46は、外輪筐体44に内包される略円盤状の筐体である。図4の場合、外輪筐体12は側面の略中央部にフランジ部44aを有するリングであり、リング内周側に内輪筐体46を内包している。外輪筐体44は、内輪筐体46の円盤側面と対向する内周面にリング状の第1接続子48を備える。また、内輪筐体46は、第1接続子48と対向する位置にコイル接点34を介してリング状の第2接続子50を備えている。第1接続子48は、外部入出力装置に接続できるように、第1外部コネクタ52とケーブル54で接続されている。一方、第2接続子50は、外部回転装置に接続できるように、図示しない第2外部コネクタとケーブル56で接続されている。ケーブル56は、接続軸41の中空内部を通り第2外部コネクタに向けて配索されている。なお、ケーブル56は、第2外部コネクタを介することなく、直接外部回転装置に接続されてもよい。
コイル接点34の構成は、図2に示すものと同じにすることができる。また、第1接続子48および第2接続子50の構成および表面処理方法、コイル接点34の挟持構造も図3に示すものと同じにすることができる。内輪筐体46の円盤側面に形成された凹条溝に第2接続子50が収納され、コイル接点34の一部が凹条溝から突出するように、内輪筐体46の円盤側面に巻き付けられている。内輪筐体46が外輪筐体44の内周面に挿入される時に、コイル接点34が所定量潰されて、第1接続子48と第2接続子50との間の適切な接触状態を完成させる。
外輪筐体44および内輪筐体46は、第1接続子48、第2接続子50および、第1外部コネクタ52の相互絶縁ができるように、全体または一部が絶縁材料で構成されている。長尺の接続軸41は、端面ケース58a、58bに固定されたベアリング60により回転自在に支持される。ジョイントユニット42は、接続軸41によって軸支されている。また、ジョイントユニット42を構成する外輪筐体44のフランジ部44aは端面ケース58aと接続リング62、または、端面ケース58bと接続リング62、あるいは2個の接続リング62で挟まれている。この端面ケース58a、58bおよび接続リング62は、ネジ64などの固定手段により外輪筐体44に固定されている。したがって、ロータリージョイント40は、外輪筐体44と端面ケース58a、58bと接続リング62が一体化され、その内部で、内輪筐体46が回転自在に支持される構造となる。
ロータリージョイント40の組み立て手順を以下に示す。まず、ベアリング60が固定された端面ケース58aに中空の接続軸41の一端を勘合固定させる。続いて、ジョイントユニット42の開口部42aに接続軸41を挿通すると共に、ネジ64で端面ケース58aにジョイントユニット42を固定する。このとき、端面ケース58aのフランジ部58cと外輪筐体44のフランジ部44aとが当接し、端面ケース58に対してジョイントユニット42を正規の位置に係止するので、内輪筐体46は端面ケース58aやベアリング60と干渉することなく回転できるように位置決めされる。
続いて、接続軸41に接続リング62を通し、先に固定したジョイントユニット42の外輪筐体44のフランジ部44aと当接させ、ネジ64により接続リング62を外輪筐体44に固定する。以降、ジョイントユニット42と接続リング62を交互に接続軸41に通し、接続軸41を軸とするジョイントユニット42の積層体を形成する。最後に、ベアリング60が固定された端面ケース58bを接続軸41に装着し、端面ケース58bをネジ64で外輪筐体44に固定して、図5に示すような筒状のロータリージョイント40を完成させる。この結果、積層されたジョイントユニット42の外輪筐体44は、端面ケース58aおよび端面ケース58bに固定され、その内部に回転自在な複数の内輪筐体46を支持する構造となる。
このように構成されるロータリージョイント40を外部入出装置および外部回転装置に接続する場合、端面ケース58aや接続リング62を固定ベースまたは、外部入力装置にボルトなどで固定する。そして、外輪筐体44に配置された第1接続子48を利用して、外部入出力装置のたとえば、電源ラインや信号ラインをロータリージョイント40に接続する。一方、外部回転装置の回転体、たとえば回転軸は、内輪筐体46の回転中心となっている中空の接続軸41に挿入することができる。挿入された回転軸は、接続軸41の直径方向に挿入されるセットスクリューなどの固定手段によりしっかりと固定される。外部回転装置の回転軸を接続軸41に挿入し、固定することによりロータリージョイント40と回転軸との軸合わせが容易にできる。また、第1外部コネクタ52は、ケーブル54、第1接続子48、コイル接点34、第2接続子50を介してケーブル56に電気的に接続されていいる。その結果、ケーブル56または図示しない第2外部コネクタと外部回転装置側の電源ラインや信号ラインを接続することにより、ロータリージョイント40を介して外部入出力装置に対し外部回転装置の回転軸を回転自在に接続でき、かつ電気的な制御が可能になる。
上述したように、ロータリージョイント40は、ジョイントユニット42を積層することにより任意に極数を変更可能である。たとえば、図1(a)のロータリージョイント10と同様な3極のジョイントを形成する場合、ジョイントユニット42を3個、接続リング62を2個、接続軸41および端面ケース58a、58bを用いてロータリージョイント40を形成できる。また、極数を増減するためには、ジョイントユニット42と接続リング62を適宜増減させればよいだけである。ロータリージョイント40は、ネジ64の着脱により容易に組み立てまたは分解ができるので、たとえばロータリージョイント40の用途に応じて、極数の変更が可能になり汎用性向上に寄与できる。また、異なる性能のジョイントユニット42、たとえばコイル接点34の特性の異なるものを準備しておくことにより、用途に応じて性能の異なるロータリージョイント40を容易に作成できる。その結果、ロータリージョイント40の供給者は、用途に応じた専用のロータリージョイントを準備する必要がなく、設計コストの低減や在庫管理の簡略化ができる。また、ユーザは、ジョイントユニット42を複数準備しておけば、使用時に適宜必要な極数のロータリージョイント40や必要な性能のロータリージョイント40を組み立て可能となり利用状況に容易に適用できる。また、ロータリージョイント40に不具合が生じた場合、不具合を有するジョイントユニット42を個別に交換できるのでメンテナンス性が向上すると共に、経済性が向上する。
ところで、図4に示すロータリージョイント40の場合、所定長さの接続軸41を利用する例を説明した。図6(a)、図6(b)、図7は、接続軸41に関する改良例である。図6(a)に示すように、ジョイントユニット42に含まれる内輪筐体46の一面側には、内部が中空でたとえば金属製の短い分割接続軸66が固定されている。この分割接続軸66の表面には、軸方向に延びるキー66aが形成されている。また、図6(a)、図6(b)に示すように、内輪筐体46の他面側には、他の内輪筐体46に形成されたキー66aと係合するキー溝68aが形成されたたとえば金属製の接続リング68が固定されている。このように構成されるジョイントユニット42は、図7に示すようにキー66aとキー溝68aを順次組み合わせることにより、連結することができる。相互のジョイントユニット42の連結の固定は、たとえば、キー66aとキー溝68aの係合部分にセットスクリュー70を軸と直角方向に螺合させることにより行うことができる。なお、この場合、先端のジョイントユニット42の分割接続軸66は、ベアリング60に勘合する必要があるためキー66aを有していない。同様に、最後尾のジョイントユニット42は、ベアリング60に勘合する必要があるため接続リング68の代わりに、ベアリング60に勘合する接続軸が形成されている。
図4に示すように、長尺の接続軸41を用いる場合、第2接続子50から延びるケーブル56を接続軸41の側面から接続軸41の内部に挿入し、さらに長い接続軸41の内部を出口側に向けて順次通す必要がある。一方、図6に示すように分割接続軸66を用いる場合、ケーブル56は短い分割接続軸66の内部を順次通すのみとなるので、組み立て作業が容易になる。また、図4のロータリージョイント40の場合、ジョイントユニット42の数に応じた異なる長さの接続軸41を準備することが望ましが、分割接続軸66を用いたタイプの場合、長さの異なる接続軸の準備は不要となり、部品の在庫種類の低減に寄与できる。なお、図6、図7では、分割接続軸66を内輪筐体46に一体化した例を示しているが、内輪筐体46と分割接続軸66は分離されていてもよく、積層するジョイントユニット42の数に応じて分割接続軸66を連結させて、所望の長さの接続軸を作成し、図4の例のように、ジョイントユニット42を順次作成した接続軸に挿通するようにしてもよい。
なお、図4〜図7に示すロータリージョイント40においては、1つのジョイントユニット42に1極が形成されている例を示したが、1つのジョイントユニット42に形成する極数は複数でもよい。たとえば、電源供給用のユニットとして、太い線径の導電性細径ワイヤ34aを用いて2極タイプとしてもよい。また、センサ用のユニットとして、細い線径の導電性細径ワイヤ34aを用いて3極タイプとしてもよい。さらに、電極用に太い線径の導電性細径ワイヤ34aを用いて2極を形成し、センサ用として、細い線径の導電性細径ワイヤ34aを用いて2極を形成した4極タイプとしてもよい。これらの場合、コイル接点34の配列は接続軸の軸方向となる。なお、信号の授受など1極でよい場合には、1つのジョイントユニット42でロータリージョイント40を構成することになる。
なお、図4、図6において、各ジョイントユニット42は間隔をおいて配置されている例を示している。これば、ジョイントユニット42が積層されることを強調するために誇張的に表現しているものであり、各ジョイントユニット42の間隔は、極僅かでもよいし、完全に密着していてもよい。なお、ジョイントユニット42の間隔調整を行うことにより、ロータリージョイント40の軸方向の大きさを調整することができる。たとえば、外部回転装置の回転軸の位置が確定してしまっている場合、ジョイントユニット42の間隔を調整することにより、ロータリージョイント40と外部回転装置との接続を良好に行うことができる。
ところで、図1(a)、図1(b)に示すロータリージョイント10の場合、極数を増やすと、接続軸36の軸方向と直交方向のサイズが増加するのみで、接続軸36の軸方向のサイズは変化しない。一方、図4に示すロータリージョイント40の場合、極数を増やすと、接続軸41の軸方向と直交方向のサイズは変化しないが、接続軸41の軸方向のサイズが増大する。したがって、ロータリージョイントを配置する場所のスペースに応じて、ロータリージョイント10を利用するかロータリージョイント40を利用するかを決定することが可能になり、ロータリージョイントの利用範囲が広がると共に、有効なスペース利用ができる。
図8は、図4に示したロータリージョイント40と同様に、接続軸の軸方向に第1外部コネクタ52が配置されるタイプの量産型のロータリージョイント80の構造を示している。なお、図8は、接続軸41の中心を境に、断面図と、表面図を合わせて表している。
この量産型のロータリージョイント80の場合、接続軸41の軸方向に延びる外筒筐体82および円柱筐体84を含んでいる。外筒筐体82は、接続軸41の軸方向に複数の第1接続子48を備える。図8の場合、外筒筐体82に5極形成されている場合を示している。また、円柱筐体84は、接続軸41の軸方向に第1接続子48の位置に対応する第2接続子50を備える。そして、各第1接続子48と第2接続子50の間には、コイル接点34が挟持されている。すなわち、図4に示したジョイントユニット42を接続軸41の軸方向に長く延ばし、多極化したものと同様の機能を有する。他の実施形態と同様に、接続軸41は、端面ケース58a、58bに固定されたベアリング60によって回転自在に支持されている。また、外筒筐体82は、ネジ64により固定される固定リング86により端面ケース58aおよび端面ケース58bに固定されている。
このロータリージョイント80において、コイル接点34、第1接続子48および第2接続子50で構成される使用極数は、予め設定された数とるが、各部品は、比較的大きく、金型成形や組み立てが容易であるという利点を有する。なお、ロータリージョイント80は、外筒筐体82および円柱筐体84で構成される1ユニットタイプのジョイントと見なすことが可能で、基本的構成は、図4に示す積層タイプのジョイントユニット42と同じである。したがって、外筒筐体82および円柱筐体84を複数積層して、さらに多極とすることも可能である。たとえば、必要な極数が20極、30極のように多い場合、予め5極などを有する外筒筐体82および円柱筐体84で構成されるユニットを積層することにより、超多極のジョイントを容易に組み上げることができる。
なお、図8の場合も外筒筐体82と円柱筐体84によって挟持される複数のコイル接点34の特性は同じでもよいし、電源供給用や信号授受用など異なる特性のコイル接点34を混在させてもよい。
このように、上述した各実施形態のロータリージョイントによれば、コイル接点は、導電性細径ワイヤを巻回してコイル体を形成すると共に、このコイル体の両端を接続してリング体を形成している。そのため、コイル接点は、多数の接触点で第1接続子および第2接続子と接触できる。その結果、接触抵抗が低く接触状態が安定してチャタリングが低減されノイズ発生が抑制できる。また、本実施形態のロータリージョイントのコイル接点は、従来のスリップリングタイプの接続子と摺動接触するブラシに比べ、接触抵抗が小さい。その結果、大型化することなく大電流を流すことができる。金属性のコイル接点および、硬化処理を施した第1接続子、第2接続子を用いることにより、摩耗粉の発生が軽減され、クリーニングや部品交換などのメンテナンスの回数が低減できる。さらに、接触部の構造が、コイル接点を介して第1接続子および第2接続子が摺動自在に導通するというシンプルな構造であるため、高温環境や、真空環境、放射線環境下など特殊環境下での使用も可能である。
本発明は、上述の各実施形態に限定されるものではなく、当業者の知識に基づいて各種の設計変更等の変形を加えることも可能である。各図に示す構成は、一例を説明するためのもので、第1筐体と第2筐体との間に介在して第1接続子と第2接続子との電気的接続を行う接続体であって、導電性細径ワイヤを巻回してコイル体を形成すると共に、コイル体の両端を接続してリング体を形成して成るコイル電気接続体を用いたロータリジョイントで同様な機能を達成できる構成であれば、適宜変更可能であり、同様な効果を得ることができる。
本実施形態のロータリージョイントの一例を説明する構成概念図である。 本実施形態のロータリージョイントに用いるコイル接点の構成を説明する説明図である。 本実施形態のロータリージョイントの第1接続子と第2接続子とコイル接点の配置関係を説明する説明図である。 本実施形態のロータリージョイントの他の例を説明する断面図である。 図4に示すロータリージョイントの外観図である。 図4に示すロータリージョイントと同等のロータリージョイントを構成する分割接続軸タイプのジョイントユニットの構造を説明する説明図である。 図6の分割接続軸タイプのジョイントユニットを接続した状態を示す説明図である。 本実施形態の量産型のロータリージョイントを説明する構成概念図である。
符号の説明
10,40,80 ロータリージョイント、 12,44 外輪筐体、 14,46 内輪筐体、 16,48 第1接続子、 18,50 第2接続子、 20,52 第1外部コネクタ、 24 第2外部コネクタ、 34 コイル接点、 34a 導電性細径ワイヤ、 36,41 接続軸、 42 ジョイントユニット、 58a,58b 端面ケース、 62,68 接続リング、 66 分割接続軸、 82 外筒筐体、 84 円柱筐体、 86 固定リング。

Claims (7)

  1. 外部入出力装置に接続可能な第1接続子を有する第1筐体と、
    前記第1筐体に対して回転自在に組み合わされている共に、外部回転装置の回転体と共に回転可能な筐体であって、前記回転体に接続可能な第2接続子を有する第2筐体と、
    前記第1筐体と第2筐体との間に介在して前記第1接続子と前記第2接続子との電気的接続を行う接続体であって、導電性細径ワイヤを巻回してコイル体を形成すると共に、前記コイル体の両端を接続してリング体を形成して成るコイル電気接続体と、
    を含むことを特徴とするロータリージョイント。
  2. 前記コイル電気接続体に接触する前記第1接続子および第2接続子は、同心円状に複数配置されていることを特徴とする請求項1記載のロータリージョイント。
  3. 前記第1筐体と前記第2筐体は、一方が他方を内包する略円盤状の内輪筐体と略リング状の外輪筐体を形成し、前記内輪筐体と外輪筐体との間に、前記コイル電気接続体が配置されることを特徴とする請求項1記載のロータリージョイント。
  4. 前記内輪筐体と前記外輪筐体は、前記コイル電気接続体を少なくとも1個以上挟持していることを特徴とする請求項3記載のロータリージョイント。
  5. 前記内輪筐体と前記外輪筐体は、それぞれ複数個積層可能であることを特徴とする請求項4記載のロータリージョイント。
  6. 前記第1筐体と前記第2筐体は、一方が円柱筐体を形成し、他方が当該円柱筐体を内包する外筒筐体を形成し、前記円柱筐体と外筒筐体との間に、複数の前記コイル電気接続体が配置されることを特徴とする請求項1記載のロータリージョイント。
  7. 前記第1接続子および第2接続子は、前記コイル電気接続体を構成する導電性細径ワイヤの硬度より高硬度であることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載のロータリージョイント。
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