JP4616729B2 - ゲーム装置 - Google Patents

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Description

本願発明は、たとえばメダルや景品を落としてこれらを獲得しうるゲーム装置に関する。
従来のゲーム装置としては、たとえば特許文献1に開示されたものがある。この特許文献1に開示されたゲーム装置は、メダルを用いたいわゆるプッシャゲーム装置に関するものであり、メダルが載せられる固定プレートやメダルを押し出すように往復移動する可動プレートなどといったメダルを落とすための基本的な構成を備えるほか、メダルを特別に払い出すための抽選装置を備えている。抽選装置は、メダル落下溝に落ちた抽選用のボールを上方へと搬送し、そのボールをボール受台内に投入し、このボール受台内に設けた複数の収容空間のうち、当たりとされた一つの収容空間(特別収容空間)にボールが入るか否かによって物理的な抽選ゲームを行うものである。このような抽選ゲームで当たりが生じると、多数のメダルが固定プレート上に払い出されるため、1つずつメダルを投入するよりも有利な状況となる。
特開2002−210221号公報
しかしながら、上記従来のゲーム装置では、抽選ゲームが実行されても常に一定の確率でしか当たりが生じないため、ゲームとしてそれほど面白みがあるものではなかった。たとえば、抽選ゲームが実行されるまでにどれだけ多くのメダルや時間を要しても、メダルを獲得できる可能性が高まることはないため、運の悪い遊技者になるほど抽選ゲームに対する期待感や興趣がそがれてしまう。このような点でゲーム状況に応じて面白みが高まるように工夫を施す余地があった。
本願発明は、上記した事情のもとで考え出されたものであって、ゲーム状況に応じて面白みを高めることができるゲーム装置を提供することを課題としている。
上記課題を解決するため、本願発明では、次の技術的手段を講じている。
本願発明によって提供されるゲーム装置は、目的物を移動させて落下させることにより払い出すゲームフィールドを含むメインゲームと、上記目的物を特別に払い出すことができるサブゲームとを備え、当該サブゲームの結果に応じて目的物の獲得可能性が変化するゲーム装置であって、上記ゲームフィールドの所定の位置で上記目的物を検知する第1の目的物検知手段と、上記ゲームフィールドの所定の位置で上記目的物を検知する第2の目的物検知手段と、上記第1の目的物検知手段が上記目的物を検知することにより上記サブゲームに属する電子ゲームを実行する電子ゲーム実行手段と、上記電子ゲームの結果により、上記サブゲームに属する抽選ゲームを実行する抽選ゲーム実行手段と、上記第2の目的物検知手段による検知回数を計数する検知回数計数手段と、上記抽選ゲームで当たりが生じる確率を上記検知回数に基づいて変動させる確率変動手段と、を備えていることを特徴としている。
好ましい実施の形態としては、上記検知回数を表示する検知回数表示手段を備え、上記検知回数表示手段および検知回数計数手段は、上記抽選ゲームが実行されるごと、または当該抽選ゲームにおいて当たりが生じるごとに上記検知回数を所定回数分クリアする。
他の好ましい実施の形態としては、上記メインゲームは、上記ゲームフィールドの奥方に起立状に設置されるとともに、上記目的物としてのメダルが通過してゲームを行うメダルゲーム盤、および、上記ゲームフィールドにおける上記メダルゲーム盤より手前側に配置されるとともに、固定プレートと、当該固定プレート上を往復移動する可動プレートとを備え、上記目的物としてのメダルが上記可動プレートに押し出されて上記固定プレートから落下することにより払い出されるプッシャーゲーム機構と、を備えており、上記第1の目的物検知手段は、上記メダルゲーム盤における所定の位置において上記メダルゲーム盤を通過するメダルを検知し、上記第2の目的物検知手段は、上記プッシャーゲーム機構において上記固定プレートから落下するメダルを検知し、上記確率変動手段は、上記検知回数が多くなるほど上記抽選ゲームで当たりが生じる確率を高くするように構成されている。
他の好ましい実施の形態としては、上記抽選ゲーム実行手段は、1以上の当たりの色と1以上のはずれの色によって区別しうる複数の色球を入賞口が設けられた抽選部に投入し、当該入賞口に当たりの色球が入ると、次のサブゲームを実行させ、または上記固定プレート上あるいは可動プレート上に当たりに応じた個数の目的物を払い出させる。
他の好ましい実施の形態としては、上記確率変動手段は、上記検知回数が多くなるほど、上記抽選部に投入する色球の総数に対する当たりの色球の個数の割合を増やす。
このような構成によれば、たとえばメインゲームとしてメダルを用いたプッシャーゲームを行う装置に適用した場合、固定プレート上に載せるために多くのメダル(目的物)を投入するほど、メダルを検知する回数(検知回数)が多くなるため、それに応じて抽選ゲームで当たりが生じる確率が高くなるように変動される。これにより、サブゲームとしての抽選ゲームが実行されるまでに時間がかかっても、それに応じてメダルを獲得できる可能性が高まるので、抽選ゲームに対する期待感や興趣が大きく持たれることとなり、ゲーム状況に応じて面白みを高めることができる。
本願発明のその他の特徴および利点は、添付図面を参照して以下に行う詳細な説明によって、より明らかとなろう。
以下、本願発明の好ましい実施の形態について、図面を参照して具体的に説明する。
図1〜図4は、本発明が適用されたゲーム装置の一実施形態を示している。図1に示すように、本実施形態のゲーム装置Aは、メダルmを用いたいわゆるプッシャーゲーム装置であって、下部筐体10上に筒状のショーケース11が設けられ、かつこのショーケース11上に上部カバー12が設けられた構成を有している。ショーケース11によって囲まれた空間部には、後述するメダルゲームフィールドMFや各種のサブゲームに関する機構G1〜G3が設けられている。下部筐体10の外周面部には、複数の操作パネル部13が等間隔で設けられており、それらの操作パネル部13と同数の複数人(たとえば6人)が同時にゲームを行なうことができる。詳細な図示説明は省略するが、各操作パネル部13には、メダルを溜めておくためのメダル貯留部、メダル投入口、このメダル投入口に投入されたメダルをメダルゲーム盤2内に向けて発射させるかストックするかを切り替えるための切り替えスイッチなどが設けられている。操作パネル部13の下方には、所定の入賞があったときに遊技者に対してメダルを払い出すメダル払い出し口13Aが設けられている。
図2に示すように、メダルゲームフィールドMFには、メダルゲーム盤2とプッシャーゲーム機構3とが設けられている。メダルゲーム盤2は、略鉛直状に起立しており、透明な前面カバー20Aと、その背後に位置する起立壁20Bとの間にメダルmを通過させるための空間部21が形成された構造を有している。この空間部21の上部には、メダル進入口21aが設けられており、図1に示した操作パネル13の上記切り替えスイッチが発射状態にあるときにメダル投入口にメダルを投入すると、メダル発射装置(図示略)が作動してメダルゲーム盤2のメダル進入口21aから空間部21にメダルmが投入される。空間部21には、メダルmの落下移動を不規則に行なわせるための複数本の釘や複数のガイドなどとともに、複数のパネルチャッカ22が設けられている。パネルチャッカ22にメダルmが入って下方に通過すると、これがチャッカセンサ22aにより検知され、それに応じてサブゲームとしての電子ゲーム(本実施形態ではスロットゲームやすごろくゲーム)が行われる。起立壁20Bには、前面カバー20Aを通して視認できるように液晶ディスプレイなどの表示部23が組み込まれている。この表示部23においては、スロットゲームやすごろくゲームなどいった各種の電子ゲームが実行される。また、表示部23には、後述する抽選ゲームで当たりの生じる確率を3段階のレベルで示すための星形のレベル表示マーク23aも表示される。このレベル表示マーク23aは、後述するプッシャーチャッカ32においてメダルmが検知された回数に応じて次第に点灯部分が増えていくようになっており、たとえばメダルmの検知回数が25回に達すると1個点灯、50回で2個点灯、75回以上になると3個点灯する。
プッシャーゲーム機構3は、固定プレート30上に可動プレート31が重ねられ、かつ可動プレート31が一定のストロークで常時往復移動するように構成されたものである。可動プレート31が前進したときに、固定プレート30上に載っている複数枚のメダルmどうしが固定プレート30の前方に向けてうまく押し合うと、この固定プレート30の先端縁30aからその前方下方にメダルmが落下する。固定プレート30から落下したメダルmは、メダル払い出し口13Aを通じて遊技者に払い出される。また、固定プレート30の先端縁30aの前方には、複数のプッシャーチャッカ32が設けられている。プッシャーチャッカ32にメダルmが入って下方に通過すると、これがチャッカセンサ32aにより検知される。このようなプッシャーチャッカ32は、主として後述する抽選ゲームで当たりの確率を変動させるために設けられている。なお、プッシャーチャッカ32は、たとえば図2の矢印Nc方向に常時または間欠的に往復移動するように設けられていてもよいし、所定の位置に固定されたものでもよい。
メダルゲームフィールドMFの側方には、サブゲームを行うための抽選機構G1や、すごろくゲームでさいころの代わりとして用いられるすごろく用タワー機構G2(図2では図示略)が設置されており、さらには可動プレート31上に特別に多数のメダルmを払い出すためのメダル払い出し器40も設置されている。すごろく用タワー機構G2は、投入されたボールを1段ずつ下段に落とし、最終的に最下段に設けられた複数の孔のいずれかにボールが入ることでさいころの出目に相当する数を決定するものである。また、メダルゲームフィールドMFの上方となる中央上部には、投入されたボールが入る箇所に応じて当たりか否かが決まり、当たりの場合には大量のメダルの払い出しを行うといった最終的なサブゲームを行うためのチャンスゲーム機構G3が設けられている。
抽選機構G1は、サブゲームとしての抽選ゲームを物理的に行うものであって、基本的には当たりの色(たとえば赤色)とはずれの色(たとえば青色)とを含むたとえば5個の色球5r,5bを用いて抽選を行うものである。具体的に、抽選機構G1は、赤色の色球5rや青色の色球5bを投入するための色球投入器50、色球5r,5bが投入される抽選盤51、抽選盤51の中央部において常時回転し、色球5r,5bの入る入賞口52aを側面一部に有する回転体52、入賞口52aに入った色球5r,5bなどを回収する際に色球5r,5bの色を識別する色識別センサ53などを有して構成されている。なお、回転体52は、色球5r,5bを回収可能とするために昇降駆動されるようにも構成されている。
抽選ゲームにおいては、たとえば常に5個の色球5r,5bが抽選盤51に投入される。当たりに相当する赤色の色球5rとはずれに相当する青色の色球5bとは、たとえば赤1個と青4個、赤2個と青3個、赤3個と青2個などのように投入個数が変更可能となっている。これは、プッシャーチャッカ32で検知されたメダルmの検知回数に応じて当たりの確率が高くなるように制御されることによる。たとえば、メダルmの検知回数が50回未満でレベル表示マーク23aの点灯個数が2個未満の場合、当たりの確率が20%(赤1個と青4個)とされ、メダルmの検知回数が75回未満でレベル表示マーク23aの点灯個数が2個以上3個未満の場合、当たりの確率が40%(赤2個と青3個)とされ、メダルmの検知回数が75回以上でレベル表示マーク23aの点灯個数が3個になると、当たりの確率が60%(赤3個と青2個)とされる。
抽選盤51に色球5r,5bが投入された後、たとえば赤色の色球5rが最初に入賞口52aに入ると、その際、当該赤色が色識別センサ53により最初に識別されることで当たりとなる。抽選ゲームで当たりが発生すると、次にチャンスゲーム機構G3を用いたチャンスゲームに進む。一方、色識別センサ53により最初に識別された色が青色の場合、抽選結果としてはずれとなる。なお、はずれの場合でも、メダル払い出し器40から所定数のメダルmが払い出される。当たりかはずれか決まった後、抽選盤51上に残った色球5r,5bは、回転体52が上昇することで回収される。その際、色識別センサ53により色球5r,5bの色が1つずつ識別されるため、色球5r,5bが色別に回収されてストックされる。
電気的には、図3に示すように、たとえばマイクロコンピュータからなる制御部100を備えており、この制御部100に対し、パネルチャッカ22のチャッカセンサ22a、プッシャーチャッカ32のチャッカセンサ32a、メダル払い出し器40、抽選機構G1、色識別センサ53、すごろく用タワー機構G2、チャンスゲーム機構G3、表示部23が接続されている。制御部100には、表示部23で電子ゲームとして行われるスロットゲームを実行するためのスロットゲーム実行部110、抽選機構G1を用いた抽選ゲームを実行するための抽選ゲーム実行部120、プッシャーチャッカ32のチャッカセンサ32aによってメダルmが検知された回数を計数する検知回数計数部130、そのメダルmの検知回数に応じて抽選ゲームにおける当たりの確率を変動させる確率変動部140、表示部23で電子ゲームとして行われるすごろくゲームを実行し、そのゲームに伴ってすごろく用タワー機構G2を制御するためのすごろくゲーム実行部150、チャンスゲーム機構G3を用いたチャンスゲームを実行するためのチャンスゲーム実行部160などといった機能が設けられている。
次に、サブゲームの進行の仕方について説明する。
図4は、サブゲームの処理手順を示すフローチャートである。同図に示すように、制御部100は、プッシャーゲームが行われるのに並行してプッシャーチャッカ32でメダルmが検知されると(S1)、その検知ごとにメモリなどに記憶された検知回数を+1加算する(S2)。
また、制御部100は、現時点でメモリなどに記憶されている検知回数に基づき、抽選ゲームで当たりの生じる確率をレベル表示マーク23aで表示部23に表示させる(S3)。たとえば検知回数が50回未満の場合、当たりの確率が20%で最小レベルとなるレベル1となり、レベル表示マーク23aの点灯個数が2個未満とされる。検知回数が50回以上で75回未満の場合、当たりの確率が40%で中間レベルとなるレベル2となり、レベル表示マーク23aの点灯個数が2個以上3個未満とされる。検知回数が75回以上になると、当たりの確率が60%で最大レベルとなるレベル3となり、レベル表示マーク23aの点灯個数が3個とされる。これにより、遊技者は、レベル表示マーク23aの点灯個数に応じて抽選ゲームがどのような確率で当たりが生じるか知ることができる。
一方、パネルチャッカ22でメダルmが検知されると(S4)、制御部100は、表示部23でスロットゲームを実行させる(S5)。このスロットゲームでは、同じ絵柄が所定のラインに沿って止まると、当該絵柄に対応する動作としてメダルの払い出し動作や次のすごろくゲームへの移行などが行われる。たとえば、スロットゲームでの当たりとしてメダルの払い出しに当たると(S6:YES)、制御部100は、メダル払い出し器40によって所定数のメダルmを可動プレート31上に払い出す(S20)。
スロットゲームでの当たりとしてすごろくゲームへの移行が当たった場合(S6:NO)、制御部100は、表示部23ですごろくゲームを実行させる(S7)。このすごろくゲームでは、キャラクタが複数の単位区画を順に進んでいく画面が表示部23に表示され、このキャラクタが単位区画を進む数がすごろく用タワー機構G2によって決定される。単位区画には、メダルの払い出し動作や次の抽選ゲームなどが行われることを示す絵柄が表示されており、その単位区画で止まると、対応する動作としてメダルの払い出し動作や抽選ゲームなどが行われる。たとえば、すごろくゲームでの当たりとしてメダルの払い出しに当たると(S8:YES)、制御部100は、メダル払い出し器40によって所定数のメダルmを可動プレート31上に払い出す(S21)。
すごろくゲームでの当たりとして抽選ゲームが当たった場合(S8:NO)、制御部100は、抽選機構G1によって抽選ゲームを実行させる(S9)。
このとき、制御部100は、この時点でメモリなどに記憶されているプッシャーチャッカ32の検知回数に応じて抽選ゲームにおける当たりの確率についてのレベルを判断する(S10)。
最小レベルとなるレベル1の場合(S10:L1)、制御部100は、当たりの確率が20%となるように、赤色1個の色球5rと青色4個の色球5bとを抽選機構G1に投入させる(S11)。
また、中間レベルとなるレベル2の場合(S10:L2)、制御部100は、当たりの確率が40%となるように、赤色2個の色球5rと青色3個の色球5bとを抽選機構G1に投入させる(S12)。
あるいは、最大レベルとなるレベル3の場合(S10:L3)、制御部100は、当たりの確率が60%となるように、赤色3個の色球5rと青色2個の色球5bとを抽選機構G1に投入させる(S13)。
そして、制御部100は、メモリなどに記憶された検知回数や表示部23に表示されたレベル表示マーク23aの点灯個数をクリアする(S14)。このとき、検知回数や点灯個数は、各レベルにちょうど対応する分だけがクリアされ、余分な端数分を残しておくのが好ましい。なお、検知回数や点灯個数については、抽選ゲームが実行されるごとにリセットして完全にクリアするようにしてもよい。また、抽選ゲームで当たりが生じた場合に限って検知回数や点灯個数をクリア(完全にリセットする場合を含む)するようにしてもよい。
その後、制御部100は、色識別センサ53によって検知された最初の色が当たりとなる赤色の場合(S15:YES)、最終的にチャンスゲーム機構G3によってチャンスゲームを実行させる(S16)。なお、色識別センサ53によって検知された最初の色がはずれとなる青色の場合でも(S15:NO)、制御部100は、所定数のメダルmをメダル払い出し器40によって可動プレート31上に払い出す(S22)。
チャンスゲームにおいて大当たりが生じた場合、制御部100は、大当たりに対応する所定数のメダルmをメダル払い出し器40によって可動プレート31上に払い出す(S17)。なお、チャンスゲームではずれが生じても、抽選ゲームではずれの場合に払い出される枚数よりも多くのメダルmがメダル払い出し器40によって払い出される。
すなわち、最終的にチャンスゲームに至るまでにプッシャーチャッカ32でメダルmが検知される回数が多くなればなるほど、抽選ゲームで当たりが生じる確率が大きくなる。そのため、遊技者がメダルmを投入するのに比べて抽選ゲームの出現頻度が少なくても、大量のメダルmを獲得する可能性が高められる。
したがって、本実施形態のプッシャーゲーム装置Aによれば、抽選ゲームが実行されるまでに多くのメダルmや時間を費やしても、その分、抽選ゲーム自体の当たりの確率が大きくなり、ひいては最終的なチャンスゲームに移行しやすくなるので、多くのメダルmを獲得できる可能性が高まり、ゲーム全体に対する期待感や興趣が大きく持たれることとなり、ゲーム状況に応じて面白みを高めることができる。
なお、本願発明は、上記実施形態に限定されるものではない。
上記実施形態は、メダル用のプッシャーゲーム装置に適用したものであるが、たとえば目的物としては菓子などの景品などでもよい。
抽選ゲームとしては、色球を用いず、抽選盤上に複数の抽選用穴部を設け、そのうちの特定の穴を入賞口とした抽選機構を用いてもよい。この場合、当たりが生じる確率を上昇させる際には、抽選盤に投入すべき抽選用球の個数を単に増加させたり、あるいは入賞口の割り当て数を増やすようにすればよい。また、抽選ゲームは、たとえば表示部で実行される電子ゲームの類であってもよい。
抽選ゲームで用いられる色球としては、3色以上であってもよい。たとえば赤色と黄色を当たりの色とし、赤色と黄色では、その後に続くサブゲームの態様を変化させるようにしてもよく、また、青色と緑色をはずれの色とし、はずれとなる青色と緑色では、メダルの払い出し枚数が異なるようにしてもよい。
抽選ゲームで当たりが生じた場合には、その当たりに応じた所定数のメダルを払い出すようにしてもよい。
本願発明に係るゲーム装置の一実施形態を示す全体斜視図である。 図1に示すゲーム装置の要部斜視図である。 図1に示すゲーム装置の電気的構成を示すブロック図である。 図1に示すゲーム装置におけるサブゲームの処理手順を示すフローチャートである。
符号の説明
A ゲーム装置
m メダル
23 表示部(検知回数表示手段)
30 固定プレート
31 可動プレート
32 プッシャーチャッカ
32a チャッカセンサ(目的物検知手段)
G1 抽選機構(抽選ゲーム実行手段)
51 抽選盤
52 回転体
52a 入賞口
120 抽選ゲーム実行部(抽選ゲーム実行手段)
130 検知回数計数部(検知回数計数手段)
140 確率変動部(確率変動手段)

Claims (5)

  1. 目的物を移動させて落下させることにより払い出すゲームフィールドを含むメインゲームと、上記目的物を特別に払い出すことができるサブゲームとを備え、当該サブゲームの結果に応じて目的物の獲得可能性が変化するゲーム装置であって、
    上記ゲームフィールドの所定の位置で上記目的物を検知する第1の目的物検知手段と、
    上記ゲームフィールドの所定の位置で上記目的物を検知する第2の目的物検知手段と、
    上記第1の目的物検知手段が上記目的物を検知することにより上記サブゲームに属する電子ゲームを実行する電子ゲーム実行手段と、
    上記電子ゲームの結果により、上記サブゲームに属する抽選ゲームを実行する抽選ゲーム実行手段と、
    上記第2の目的物検知手段による検知回数を計数する検知回数計数手段と、
    上記抽選ゲームで当たりが生じる確率を上記検知回数に基づいて変動させる確率変動手段と、
    を備えていることを特徴とする、ゲーム装置。
  2. 上記メインゲームは、上記ゲームフィールドの奥方に起立状に設置されるとともに、上記目的物としてのメダルが通過してゲームを行うメダルゲーム盤、および、上記ゲームフィールドにおける上記メダルゲーム盤より手前側に配置されるとともに、固定プレートと、当該固定プレート上を往復移動する可動プレートとを備え、上記目的物としてのメダルが上記可動プレートに押し出されて上記固定プレートから落下することにより払い出されるプッシャーゲーム機構と、を備えており、
    上記第1の目的物検知手段は、上記メダルゲーム盤における所定の位置において上記メダルゲーム盤を通過するメダルを検知し、上記第2の目的物検知手段は、上記プッシャーゲーム機構において上記固定プレートから落下するメダルを検知し、
    上記確率変動手段は、上記検知回数が多くなるほど上記抽選ゲームで当たりが生じる確率を高くする、請求項1に記載のゲーム装置。
  3. 上記検知回数を表示する検知回数表示手段を備え、上記検知回数表示手段および検知回数計数手段は、上記抽選ゲームが実行されるごと、または当該抽選ゲームにおいて当たりが生じるごとに上記検知回数を所定回数分クリアする、請求項1または2に記載のゲーム装置。
  4. 上記抽選ゲーム実行手段は、1以上の当たりの色と1以上のはずれの色によって区別しうる複数の色球を入賞口が設けられた抽選部に投入し、当該入賞口に当たりの色球が入ると、次のサブゲームを実行させ、または上記固定プレート上あるいは可動プレート上に当たりに応じた個数の目的物を払い出させる、請求項2に記載のゲーム装置。
  5. 上記確率変動手段は、上記検知回数が多くなるほど、上記抽選部に投入する色球の総数に対する当たりの色球の個数の割合を増やす、請求項に記載のゲーム装置。
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