JP4615459B2 - 色補正装置、色補正方法及びプログラム - Google Patents

色補正装置、色補正方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、色補正装置、色補正方法及びプログラムに関し、特に、入力画像の各入力画素の色を補正する色補正装置、色補正方法及びプログラムに関する。
従来から、画像を表示したときに、視覚的に強調させ高画質化を図るために、画像の色温度を変更する手法がとられている。例えば、画像の色温度を高くする場合、画像を青みがかった色に補正し、画像の色温度を低くする場合、画像を赤みがかった色に補正する。また、さらに見た目の色温度を上げたり下げたり変化させるために白付近のみさらに青みがかった色にしたり赤みがかった色にしたりすることがある。
画像の色補正を行う場合、色の指定や色の補正処理等のために、色を数値の組み合わせによって表現する必要がある。一般に、色の表現方法として、HSV色空間上で色を表現するHSV方式と、RGB色空間上で色を表現するRGB方式が知られている。
図15は、一般的なHSV色空間のイメージを示している。このHSV色空間は、六角錐で表され、この六角錐の中心軸が明度Vであり、中心軸から半径方向に延びる軸が彩度Sであり、六角錐の外周方向の角度が色相Hを表している。明度V最大、彩度S最大の状態で、色相Hを変化させると、60度ごとに赤、黄、緑、シアン、青、マゼンタとなる。彩度Sは、外周付近で最も高く鮮やかな色となり、中心軸付近では色が薄くなる。明度Vは、円柱の底面付近が最も暗く、上面付近が最も明るくなる。六角錐の中心軸がグレースケールに対応しており、中心軸の底面付近が黒となり、中心軸の上面付近が白となる。尚、HSVのとりうる値の範囲は、0<=S,V<=1.0、0<=H<360とする。
図16は、一般的なRGB色空間のイメージを示している。このRGB色空間は、赤軸、青軸、緑軸が直交する3次元座標によって表される。青を0として緑と赤が1のとき黄色となり、赤を0として緑と青が1のときシアンとなり、緑を0として赤と青が1のときマゼンタとなる。赤、青、緑の全てを0とすると黒となり、赤、青、緑の全てが1のとき白となり、黒と白を結ぶ軸がグレースケールとなる。尚、赤、青、緑のとりうる値の範囲は、0<=赤、青、緑<=1とする。
例えば、図15や図16の色空間において、見た目の色温度を上昇させたり下降させる効果を実現する場合、白を青みがかった色や赤みがかった色に補正する。
ここで、画像の所定の範囲の色を所望の色に補正する従来の色補正装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載された従来の色補正装置は、補正対象となる対象色及び補正後の補正色を指定し、対象色を含む所定の補正範囲の画素を補正色に補正する。従来の色補正装置では、入力画素について対象色との近似度を表す特色度hxと、この特色度hxに補正係数を乗算した補正量を算出し、入力画素に補正量を加えて色補正を行っている。
従来の色補正装置では、HSV方式で補正範囲を指定する場合、図17や図18に示す範囲が補正範囲となる。従来の色補正装置の一例では、色相Hの範囲を指定して特色度hxを算出しているため、図17に示すように、色相Hの一部分、彩度Sの全体、明度Vの全体が補正範囲となる。したがって、対象色を中心として、色相Hの一部の範囲の色であれば、彩度Sと明度Vに依存せずに、色補正される。
また、従来の色補正装置の他の例では、色相H,彩度S,明度Vの全ての範囲を指定して特色度hxを算出しているため、図18のように、色相Hの一部分、彩度Sの一部分、明度Vの一部分が補正範囲となる。したがって、対象色を中心として、色相Hの一部の範囲、彩度Sの一部の範囲、明度Vの一部の範囲に含まれる色のみが、色補正される。
さらに、従来の色補正装置では、RGB方式で補正範囲を指定する場合、図19や図20に示す範囲が補正範囲となる。従来の色補正装置では、白み成分を除去し色み成分のみで特色度hxを算出しているため、白み成分に依存せずに、色補正される。
図19は、対象色をグレースケール以外の任意の色とした場合を示している。この場合、対象色から白み成分方向に延ばした延長線を中心とした所定の範囲で、白み成分方向に制限無い範囲が補正範囲となる。図20は、対象色をグレースケール上の任意の色とした場合を示している。この場合、グレースケールを中心とした所定の範囲で、白み成分方向に制限無い範囲が補正範囲となる。
特開平10−198795号公報
上記のように、入力画像の色温度を変える場合などにおいて、白に近い部分などグレースケールの一部分のみの色を補正する必要がある。
しかしながら、従来の色補正装置で、HSV方式により対象色を含む補正範囲を指定すると、図17や図18のように、色相Hが一部の範囲に限られるため、グレースケール上の色を中心とし、かつ、色相Hの全体を補正範囲とすることができない。このため、HSV方式では、グレースケール上の色を対象色として指定することができず、グレースケール上の一部分のみを補正範囲と指定することもできない。
また、従来の色補正装置で、RGB方式により対象色を含む補正範囲を指定すると、図19や図20のように、常に、白み成分方向に制限の無い範囲が補正範囲となってしまう。このため、RGB方式では、グレースケール上の色を対象色として、白み成分方向に制限をかけた補正範囲とすることができない。そうすると、対象色を白にして白の近傍のみを補正したい場合でも、白み成分に依存せずに補正されてしまうため、黒に近い色など補正をかけたくない箇所も補正されてしまい、グレースケール全体が着色されてしまう。
したがって、従来の色補正装置では、白み成分方向の一部分のみを補正範囲にできない場合があり、グレースケール上に対象色を指定して白み成分方向に制限をかけた補正をすることができないという問題があった。
本発明にかかる色補正装置は、色空間の所定の領域に含まれる色を有する入力画素を色補正する色補正装置であって、グレースケール上に中心を有する領域を前記所定の領域に選択する補正範囲選択部を有するものである。この色補正装置によれば、グレースケールを対象色に指定して、白み成分方向の一部の範囲のみを補正範囲とすることができるため、グレースケールの所望の範囲を補正することができる。
本発明にかかる色補正方法は、色空間の所定の領域に含まれる色を有する入力画素を色補正する色補正方法であって、グレースケール上に中心を有する領域を前記所定の領域に選択するものである。この色補正方法によれば、グレースケールを対象色に指定して、白み成分方向の一部の範囲のみを補正範囲とすることができるため、グレースケールの所望の範囲を補正することができる。
本発明にかかるプログラムは、色空間の所定の領域に含まれる色を有する入力画素を色補正する色補正処理をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、グレースケール上に中心を有する領域を前記所定の領域に選択するものである。このプログラムによれば、グレースケールを対象色に指定して、白み成分方向の一部の範囲のみを補正範囲とすることができるため、グレースケールの所望の範囲を補正することができる。
本実施形態にかかる色補正装置は、RGB色空間の所定の領域に含まれる色を有する入力画素を色補正する色補正装置であって、RGB色空間の任意の色を中心として黒方向もしくは白方向に境界を有する領域を前記所定の領域に選択する補正範囲選択部を有するものである。この色補正装置によれば、任意の色を指定して、白み成分方向の一部の範囲のみを補正範囲とすることができるため、所望の色のみを補正することができる。
本発明によれば、白み成分方向の一部の範囲のみを補正範囲とし、所望の色のみを補正することができる色補正装置、色補正方法及びプログラムを提供することができる。
発明の実施の形態1.
まず、本発明の実施の形態1にかかる色補正装置について説明する。本実施形態にかかる色補正装置は、RGB方式で特色度を算出する場合に、白み成分方向の一部の範囲のみを補正範囲とするものである。
図1のブロック図を用いて、本実施形態にかかる色補正装置の構成について説明する。図に示されるように、この色補正装置100は、画像入力部101、対象色指定部102、補正色指定部103、特色度係数指定部104、モード選択部4、補正量算出部3、補正部105、画像出力部106を備えている。また、補正量算出部3は、特色度算出部1と補正量処理部2を備えている。
画像入力部101は、入力バッファ等であり、複数の画素から構成される入力画像が入力される。画像入力部101は、入力画像の各画素が入力されると、入力順に各画素を補正量算出部3の特色度算出部1と補正部105に与える。例えば、入力画像の各画素はRGB形式の色データである。
対象色指定部102は、外部等から補正対象となる対象色が指定され(入力され)、この対象色を補正量算出部3の特色度算出部1及び補正量処理部2に与える。例えば、対象色はRGB形式により指定される。対象色指定部102は、対象色として、RGB色空間上の任意の色が指定でき、グレースケールの色を指定することができる。
補正色指定部103は、外部等から補正後の補正色が指定され(入力され)、この補正色を補正量算出部3の補正量処理部2に与える。例えば、補正色はRGB形式により指定される。
特色度係数指定部104は、外部等から特色度の減少傾向(特色度特性)を決定するための特色度係数が指定され(入力され)、この特色度係数を補正量算出部3の特色度算出部1に与える。特色度係数としては、特色度の減少傾向(傾き)を規定する重みや、特色度上限、補正範囲などが考えられる。本実施形態では、特色度係数として、重みを指定する。
モード選択部4は、補正量算出部3の特色度算出部1に対し補正モードを選択する選択信号selectを与える。補正モードは、補正範囲を白み成分方向に制限できるようにするかを選択するためのモードである。尚、この補正モードの選択は、外部からの指定によって選択してもよいし、対象色等を参照し選択してもよい。例えば、補正範囲が白色などグレースケールを含む場合に、色みと白みで補正範囲を選択するモードとしてもよい。
補正量算出部3は、入力画素について対象色との近似度を表す特色度hxを算出し、この特色度hxに基づいて入力画素を補正する補正量を算出する。補正量算出部3は、所定の領域の内部から境界へ向けて並ぶ色の順に色補正の量を変化させる。すなわち、補正量算出部3は、補正範囲の中心である対象色からの色距離に応じて、補正範囲の境界で零となるように、補正量を減少させる。尚、色距離とは、RGBやHSV等の色空間上における、色と色との距離である。
特色度算出部1は、対象色と特色度係数から決定する特色度の減少傾向に基づき、入力画像の各画素の特色度を算出し、この特色度を補正量処理部2に与える。本実施形態では、特色度算出部1は、モード選択部4からの選択信号selectの補正モードに応じた補正を選択し、特色度を算出する。特色度算出部1は、任意の色やグレースケールの色を中心として黒方向もしくは白方向に境界を有する領域を補正範囲に選択できる補正範囲選択部でもある。
すなわち、特色度算出部1は、補正モードが色み成分のみで補正範囲を選択するモードの場合、対象色と入力画素の白み成分を除いた色み成分のみを用いて特色度hxを算出し、補正モードが色みと白みで補正範囲を選択するモードの場合、対象色と入力画素を白み成分を含めて特色度hxを算出する。尚、白み成分とは、対象色に含まれる白色成分であり、色空間上でグレースケールと平行な白方向に向かう成分である。色み成分とは、対象色から白み成分を除いた純粋な色成分である。
特色度hxは、入力画素と補正対象となる対象色との近似度を表しており、色空間上において入力画素をどの程度、移動させるかを示す0〜1.0の数値である。この特色度hxに応じて補正色に近づくような色に補正が行われる。特色度hx=1.0の場合は入力画素を完全に補正色に補正し、特色度hx=0.5の場合は入力画素を対象色から補正色の中間色に補正し、特色度hx=0の場合は入力画素を補正しない。
補正量処理部2は、対象色と補正色、特色度に基づいて補正量を算出し、算出した補正量を補正部105に与える。補正量処理部2は、「補正量=特色度hx*(補正色−対象色)」のようにして補正量を算出する。尚、補正色ではなく補正係数を指定し、「補正量=特色度hx*補正係数」として補正量を算出してもよい。
補正部105は、補正量に基づいて、入力画像の各画素を補正し、補正後の出力画素を画像出力部106に与える。補正部105は、「出力画素=入力画素+補正量」のようにして出力画素を求める。画像出力部106は、出力バッファ等であり、補正後の出力画素が順次入力されて、出力画像として外部へ出力する。
次に、図2のブロック図を用いて、本実施形態にかかる色補正装置の特色度算出部の構成について説明する。本実施形態の特色度算出部は、RGB方式により特色度hxを算出する。図に示されるように、特色度算出部1は、対象色成分抽出部11、対象色記憶部12、入力色成分抽出部13、D値算出部14、hx出力部15、対象色選択部16、入力色選択部17を備えている。また、hx出力部15は、乗算器21、hx演算部22を有している。
対象色成分抽出部11は、対象色指定部102から指定される対象色(r0,g0,b0)の色み成分(r0',g0',b0')を抽出する。対象色選択部16は、モード選択部4から入力される選択信号selectに応じて、指定された対象色(r0,g0,b0)、もしくは、対象色成分抽出部11が抽出した対象色の色み成分(r0',g0',b0')のいずれかを選択し、対象色記憶部12に与える。
対象色記憶部12は、対象色選択部16が選択した対象色(r0,g0,b0)、もしくは、対象色の色み成分(r0',g0',b0')を記憶する。
入力色成分抽出部13は、画像入力部101から入力される入力画素(r,g,b)の色み成分(r',g',b')を抽出する。入力色選択部17は、モード選択部4から入力される選択信号selectに応じて、入力された入力画素(r,g,b)、もしくは、入力色成分抽出部13が抽出した入力画素の色み成分(r',g',b')のいずれかを選択し、D値算出部14に与える。
D値算出部14は、対象色記憶部12に記憶された対象色(r0,g0,b0)もしくは対象色の色み成分(r0',g0',b0')と、入力色選択部17が選択した入力画素(r,g,b)もしくは入力画素の色み成分(r',g',b')との色距離を表すD値を算出する。
hx出力部15は、D値算出部14が算出したD値と、特色度係数指定部104から指定される重みmulに基づいて特色度hxの算出・出力を行う。乗算器21は、D値と重みmulを乗算し、hx演算部22は、乗算器21の乗算結果を用い、一次関数によって特色度hxを演算する
次に、図3のフローチャートを用いて、本実施形態にかかる色補正装置の特色度算出部1による特色度算出方法について説明する。まず、特色度算出部1に、対象色(r0,g0,b0)と重みmulが指定される(S101)。
次いで、対象色選択部16と入力色選択部17に選択信号selectが入力され、補正モードが選択される(S102)。対象色選択部16は、補正モードが色み成分のみで補正範囲を選択するモードの場合、対象色成分抽出部11の出力を選択し、補正モードが色みと白みで補正範囲を選択するモードの場合、対象色(r0,g0,b0)を選択する。入力色選択部17は、補正モードが色み成分のみで補正範囲を選択するモードの場合、入力色成分抽出部13の出力を選択し、補正モードが色みと白みで補正範囲を選択するモードの場合、入力画素(r,g,b)を選択する。
S102で補正モードが色み成分のみで補正範囲を選択するモードの場合、対象色成分抽出部11は、指定された対象色から白み成分を除去した色み成分(r0',g0',b0')を算出する(S103)。対象色成分抽出部11は、「(r0',g0',b0')=(r0,g0,b0)−min(r0,g0,b0)」のようにして、対象色のRGB値の最小値を入力画素から差し引いて白み成分を除き、色み成分のみを抽出する。尚、「min(r0,g0,b0)」は、r0,g0,b0のうちの最小値を選択する関数である。
次いで、対象色の色み成分(r0',g0',b0')が、対象色選択部16によって選択され、対象色記憶部12に記憶される(S104)。
次いで、入力画素が画像入力部101から順次入力され(S105)、入力色成分抽出部13は、入力画素(r,g,b)の色み成分(r',g',b')を算出する(S106)。入力色成分抽出部13は、「(r',g',b')=(r,g,b)−min(r,g,b)」のようにして、入力画素のRGB値の最小値を入力画素から差し引いて白み成分を除き、色み成分のみを抽出する。
次いで、入力画素の色み成分(r',g',b')が入力色選択部17によって選択され、D値算出部14は、対象色記憶部12の記憶した対象色の色み成分(r0',g0',b0')と、選択された入力画素の色み成分(r',g',b')から色距離Dを算出する(S107)。
D値算出部14は、「(dR,dG,dB)=(r0'−r',g0'−g',b0'−b')」のようにして、対象色の色み成分(r0',g0',b0')から入力画素の色み成分(r',g',b')を差し引いて色み成分の差分(dR,dG,dB)を算出し、「D=max(dR,dG,dB)−min(dR,dG,dB)」のようにして、(dR,dG,dB)中の最大値から(dR,dG,dB)中の最小値を減算して、D値を算出する。
一方、S102で補正モードが色みと白みで補正範囲を選択するモードの場合、対象色(r0,g0,b0)が、対象色選択部16によって選択され、対象色記憶部12に記憶される(S108)。次いで、入力画素が画像入力部101から順次入力され(S109)、入力画素(r,g,b)が、入力色選択部17によって選択される。
次いで、D値算出部14は、対象色記憶部12の記憶した対象色(r0,g0,b0)と、選択された入力画素(r,g,b)から色距離Dを算出する(S110)。
D値算出部14は、「(dR,dG,dB)=(r0−r,g0−g,b0−b)」のようにして、対象色(r0,g0,b0)から入力画素(r,g,b)を差し引いて白み成分を含む差分(dR,dG,dB)を算出し、「D=max(dR,dG,dB)−min(dR,dG,dB)」のようにして、(dR,dG,dB)中の最大値から(dr,dg,db)中の最小値を減算して、D値を算出する。
S107もしくはS110でD値を算出した後、hx出力部15の乗算器21とhx演算部22は、D値と重みmulを含む一次関数によって特色度hxを算出する(S111)。具体的には、特色度hxを次の式1によって求める。
hx=1.0−mul*D ‥‥(式1)
次いで、hx演算部22は、算出した特色度hxが0より小さいか判定し(S112)、0より小さい場合、特色度hx=0とする(S113)。
次に、本実施形態にかかるRGB色空間上の補正範囲について説明する。補正モードが色み成分のみで補正範囲を選択するモードの場合、白み成分を除去し色み成分のみで特色度hxを算出しているため、従来例の図19及び図20と同様に、白み成分方向に制限が無く、対象色を中心として同じ色み成分の画素が補正範囲となる。
また、補正モードが色みと白みで補正範囲を選択するモードの場合、白み成分を含めて特色度hxを算出しているため、白み成分方向にも制限された範囲が補正範囲となる。
図4は、対象色をグレースケール以外の任意の色とした場合を示している。この場合、対象色から白み成分方向に延ばした延長線を中心とした所定の範囲で、白み成分方向に制限された範囲が補正範囲となる。図5は、対象色をグレースケール上の色とした場合を示している。この場合、グレースケールを中心として、白み成分方向に制限された一部の範囲が補正範囲となる。したがって、グレースケール以外の任意の色を対象色とした場合や、白や黒などグレースケール上の色を対象色とした場合でも、対象色と白み成分が近い色のみを補正することができる。
図6は、特色度算出部1が算出する、対象色からの色距離に対する特色度hx(特色度特性)のイメージを示している。尚、補正量は、特色度hxに補正係数を乗算したものであるから、実際には、この特色度特性に応じた補正量で補正が行われる。
本実施形態では、上記の式1のように、対象色と特色度係数である重みに基づいた一次関数によって特色度を算出するため、特色度特性200のように、特色度が一定の減少傾向のみで減少する。
すなわち、特色度特性200は、対象色の特色度hx=1.0を中心として広がりを持つ特性となり、対象色から色距離が遠ざかるにしたがって0まで減少する。hx=0の色距離軸(横軸)と接する境界に挟まれる範囲が補正範囲となり、補正範囲よりも遠くなる範囲が非補正範囲となる。特色度特性200では、対象色から色距離が遠ざかるにしたがって、特色度hxは「−mul*D」によって決定する傾向(傾き)で減少する。
以上のように本実施形態では、RGB方式で特色度を算出する場合に、対象色と入力画素の白み成分を含めて特色度の算出することにより、白み成分方向も制限する範囲を補正範囲に指定することができる。すなわち、白み成分方向の全体の色が不要に補正されるのを防止し、必要な色のみを補正することが可能となる。したがって、色温度の変える場合など、白や黒などのグレースケール上の色に近い色のみを適切に補正することができる。
発明の実施の形態2.
次に、本発明の実施の形態2にかかる色補正装置について説明する。本実施形態にかかる色補正装置は、RGB方式で特色度を算出する場合に、補正範囲の境界付近の補正量を少なくすることを特徴としている。
実施の形態1のように特色度hxを算出すると、特色度が1つの一次関数によって算出されるため、図6のように、対象色から遠ざかるにしたがって一定の傾向のみで減少する。したがって、補正範囲の境界付近で色が大きく変化することがあり、視覚的に色の変化が目立ってしまい、擬似輪郭が発生する場合がある。特に、色温度を変更する場合など、白や黒のグレースケール上の色を補正すると、擬似輪郭が発生しやすい。
そこで、本実施形態では、例えば図7の特色度特性201ように、補正範囲の境界付近の色の変化を抑止することで擬似輪郭の抑止を図る。すなわち、対象色からの色距離に応じて、特色度の減少傾向を抑止し、補正範囲の境界付近の減少傾向を小さくする。尚、特色度特性201に限らず、補正範囲の境界付近の補正量を小さくできればよく、例えば、変曲点や極値を複数有する関数や、複数の一次関数、1つ以上の多次関数、異なる任意の関数を組み合わせ等によって、特色度を算出してもよい。
ここでは、2つの一次関数を用いる例として折れ線関数によって特色度を算出する。折れ線関数とは、関数の示す数値が1回以上折れ曲がった曲線となる関数である。
本実施形態にかかる色補正装置の全体の構成は、実施の形態1の図1と同様である。ここでは、特色度係数指定部104の指定する特色度係数は、重みmul,mul2、特色度上限limitである。また、補正量算出部3は、所定の領域の内部から境界へ向けて並ぶ色の順に色補正の量を非線形的に変化させる。
図8のブロック図は、本実施形態にかかる色補正装置の特色度算出部に含まれるhx算出部の構成を示している。特色度算出部1におけるhx出力部15以外の構成については、図2と同様である。このhx出力部15は、乗算器31,32、hx演算部33,34、最大値選択部35を有している。
hx出力部15は、D値算出部14が算出したD値、特色度係数指定部104から指定される重みmul,mul2、特色度上限limitから特色度hxの算出・出力を行う。
乗算器32は、D値と重みmulを乗算し、hx演算部34は、乗算器32の乗算結果を用い、一次関数によって特色度hxを演算する。乗算器32とhx演算部34は、第1の一次関数によって得られる第1の特色度を算出、つまり、特色度が第1の減少傾向となるように制御する第1の減少傾向算出部を構成する。
乗算器31は、D値と重みmul2を乗算し、hx演算部33は、乗算器31の乗算結果と特色度上限limitを用い、一次関数によって特色度hxを演算する。乗算器31とhx演算部33は、第2の一次関数によって得られる第2の特色度を算出、つまり、特色度が第2の減少傾向となるように制御する第2の減少傾向算出部を構成する。第2の減少傾向は、第1の減少傾向を抑止するような傾向、すなわち、その傾きが第1の減少傾向よりも緩やかである。
最大値選択部35は、hx演算部33の演算結果とhx演算部34の演算結果のうちの最大値を選択し、選択した値を特色度hxとして出力する。すなわち、最大値選択部35は、乗算器32とhx演算部34によって得られる第1の特色度と、乗算器31とhx演算部33によって得られる第2の特色度のいずれかを選択する。
次に、本実施形態にかかる色補正装置の特色度算出部1による特色度算出方法について説明する。hx出力部15の特色度hx算出処理(図3のS111〜S113)以外については、図3と同様である。
次に、図9のフローチャートを用いて、本実施形態にかかる色補正装置の特色度算出部1による特色度算出方法について説明する。特色度算出部1に、対象色(r0,g0,b0)と重みmul,mul2、特色度上限limitが指定され、図3のS101〜S110と同様にD値が算出された後、hx出力部15が以下のように特色度hxを算出する。
まず、乗算器32とhx演算部34は、D値と重みmulを含む一次関数によって特色度hx_aを算出する(S201)。具体的には、特色度hx_aを次の式2によって求める。
hx_a=1.0−mul*D ‥‥(式2)
次いで、hx演算部34は、特色度hx_aが0より小さいか判定し(S202)、0より小さい場合、特色度hx_a=0とする(S203)。
次いで、乗算器31とhx演算部33は、D値と重みmul2、特色度上限limitを含む一次関数によって特色度hx_bを算出する(S204)。具体的には、特色度hx_bを次の式3によって求める。
hx_b=limit−mul2*D ‥‥(式3)
次いで、hx演算部33は、特色度hx_bが0より小さいか判定し(S205)、0より小さい場合、特色度hx_b=0とする(S206)。
次いで、最大値選択部35は、特色度hx_aと特色度hx_bのうちの最大値を選択して、最大値を特色度hxとする(S207)。したがって、本実施形態では、式2の値と式3の値の大きい方が特色度hxとなる。
図10は、特色度算出部1が算出する、対象色からの色距離に対する特色度hx(特色度特性)のイメージを示している。この特色度特性202は、上記の式2及び式3の最大値により求められる特性である。
特色度特性202のように、対象色に近い範囲では、上記の式2の値が大きくなるように設定しておけばhx_aが特色度hxとなり、特色度hxの減少傾向が「−mul*D」によって決定する。そして、補正範囲の境界に近い範囲では、上記の式3の値が大きくなるように設定しておけばhx_bが特色度hxとなり、特色度hxの減少傾向が「−mul2*D」によって決定する。
よって、特色度特性202は、補正範囲の境界付近で、式3が選択されるような、重みmul2,特色度上限limitを設定しておき、且つ、補正量が小さくなるようにするために重みmul2の値を小さくすることで、補正範囲の境界付近での急峻な色変化を抑止することが出来る。
以上のように本実施形態では、特色度の算出において、補正範囲の境界付近で補正量が小さくなるような関数を選択するようにした。したがって、補正範囲の境界付近の色の変化を抑止し、擬似輪郭の発生を防止することができる。
発明の実施の形態3.
次に、本発明の実施の形態3にかかる色補正装置について説明する。本実施形態にかかる色補正装置は、HSV方式で特色度を算出する場合に、グレースケール上の色を対象色とし、さらに、白み成分方向の一部の範囲のみを補正範囲とするものである。
本実施形態にかかる色補正装置の全体の構成は、実施の形態1の図1と同様である。対象色指定部102には、HSV形式により対象色が指定される。特色度係数指定部104には、特色度係数としてHSV形式における色相H,彩度S,明度Vのそれぞれの重みが指定される。
モード選択部4が選択する補正モードは、色相H,彩度S,明度Vのいずれかの重みを有効にして補正範囲を制限するモードであり、ここでは、色相Hの範囲を制限するH制限モード、色相H,彩度S,明度Vの範囲を制限するHSV制限モード、彩度S,明度Vの範囲を制限するSV制限モードとする。
図11のブロック図は、本実施形態にかかる色補正装置の特色度算出部の構成を示している。本実施形態の色補正装置は、HSV方式により特色度を算出する。図に示されるように、特色度算出部1は、HSV変換部51、色相差分評価部52、彩度差分評価部53、明度差分評価部54、乗算部55、色相選択部56、彩度選択部57、明度選択部58を備えている。
HSV変換部51は、画像入力部101から入力されるRGB形式の入力画素(r,g,b)をHSV形式の入力画素(h1,s1,v1)に変換する。入力画素の色相成分h1は、色相差分評価部52に与えられ、入力画素の彩度成分s1は、彩度差分評価部53に与えられ、入力画素の明度成分v1は、明度差分評価部54に与えられる。
色相差分評価部52は、色相特色度算出部であり、対象色指定部102から指定される対象色の色相成分Hue,特色度係数指定部104から指定される色相成分の重みmに基づき、入力画素の色相成分h1の特色度hx_hを算出する。
色相選択部56は、モード選択部4から入力される色相成分の選択信号select_hに応じて、色相差分評価部52で算出される色相成分の特色度の有効・無効を選択する。色相選択部56は、色相成分が有効の場合、算出された色相成分の特色度hx_hを選択して出力し、色相成分が無効の場合、1を選択して出力する。
彩度差分評価部53は、彩度特色度算出部であり、対象色指定部102から指定される対象色の彩度成分Sat,特色度係数指定部104から指定される彩度成分の重みsmに基づき、入力画素の彩度成分s1の特色度hx_sを算出する。
彩度選択部57は、モード選択部4から入力される彩度成分の選択信号select_sに応じて、彩度差分評価部53で算出される彩度成分の特色度の有効・無効を選択する。彩度選択部57は、彩度成分が有効の場合、算出された彩度成分の特色度hx_sを選択して出力し、彩度成分が無効の場合、1を選択して出力する。
明度差分評価部54は、対象色指定部102から指定される対象色の明度成分Val,特色度係数指定部104から指定される明度成分の重みvmに基づき、入力画素の明度成分v1の特色度hx_vを算出する。
明度選択部58は、モード選択部4から入力される明度成分の選択信号select_vに応じて、明度差分評価部54で算出される明度成分の特色度の有効・無効を選択する。明度選択部58は、明度成分が有効の場合、算出された明度成分の特色度hx_vを選択して出力し、明度成分が無効の場合、1を選択して出力する。
乗算部55は、色相成分の特色度hx_hと彩度成分の特色度hx_s、明度成分の特色度hx_vを乗算し、乗算結果を特色度hxとして出力する。すなわち、乗算部55は、特色度hx_h,hx_s,hx_vのうち、選択信号selectによって有効と選択された値を乗算して特色度hxを算出する。
図12のフローチャートは、本実施形態にかかる色補正装置の特色度算出方法を示している。まず、特色度算出部1に、対象色(Hue,Sat,Val)と重みm,sm,vmが指定される(S401)。
次いで、色相選択部56、彩度選択部57、明度選択部58に選択信号selectが入力され、補正モードが選択される(S402)。
補正モードがH制限モードの場合、色相選択部56は色相差分評価部52の出力である特色度hx_hを選択し、彩度選択部57と明度選択部58は1を選択する。補正モードがHSV制限モードの場合、色相選択部56は色相差分評価部52の出力である特色度hx_hを選択し、彩度選択部57は彩度差分評価部53の出力である特色度hx_sを選択し、明度選択部58は明度差分評価部54の出力である特色度hx_vを選択する。補正モードがSV制限モードの場合、色相選択部56は1を選択し、彩度選択部57は彩度差分評価部53の出力である特色度hx_sを選択し、明度選択部58は明度差分評価部54の出力である特色度hx_vを選択する。
次いで、S403〜S407では、色相差分評価部52によって、色相成分の特色度hx_hを算出する。すなわち、色相差分評価部52は、特色度係数指定部104から指定される重みmが0かどうか判定し(S403)、ここで重みmが0以外の場合、重みmを含む一次関数によって特色度hx_hを算出する(S404)。具体的には特色度hx_hを次の式4によって求める。
hx_h=(m−|h1−Hue|)/m ‥‥(式4)
また、S403において重みmが0の場合、特色度hx_h=h1とする(S405)。次いで、色相差分評価部52は、特色度hx_hが0より小さいか判定し(S406)、0より小さい場合、特色度hx_h=0とする(S407)。
次いで、S408〜S412では、彩度差分評価部53によって、彩度成分の特色度hx_sを算出する。すなわち、彩度差分評価部53は、特色度係数指定部104から指定される重みsmが0かどうか判定し(S408)、ここで重みsmが0以外の場合、重みsmを含む一次関数によって特色度hx_sを算出する(S409)。具体的には特色度hx_を次の式9によって求める。
hx_s=(sm−|s1−Sat|)/sm ‥‥(式5)
また、S408において重みsmが0の場合、特色度hx_s=s1とする(S410)。次いで、彩度差分評価部53は、特色度hx_sが0より小さいか判定し(S411)、0より小さい場合、特色度hx_s=0とする(S412)。
次いで、S413〜S417では、明度差分評価部54によって、明度成分の特色度hx_vを算出する。すなわち、明度差分評価部54は、特色度係数指定部104から指定される重みvmが0かどうか判定し(S413)、ここで重みvmが0以外の場合、重みvmを含む一次関数によって特色度hx_vを算出する(S414)。具体的には特色度hx_vを次の式10によって求める。
hx_v=(vm−|v1−Val|)/vm ‥‥(式6)
また、S413において重みvmが0の場合、特色度hx_v=v1とする(S415)。次いで、明度差分評価部54は、特色度hx_vが0より小さいか判定し(S416)、0より小さい場合、特色度hx_v=0とする(S417)。
次いで、乗算部55は、特色度hx_h,hx_s,hx_vを次の式11により乗算し出力する(S418)。
hx=hx_h*hx_s*hx_v ‥‥(式7)
すなわち、HSV制限モードで、色相成分の特色度hx_h、彩度成分の特色度hx_s、明度成分の特色度hx_vが有効な場合、特色度hxは次の式8により求められる。
hx=(m−|h1−Hue|)h/m*(sm−|s1−Sat|)/sm*(vm−|v1−Val|)/vm ‥‥(式8)
また、SV制限モードで、彩度成分の特色度hx_s、明度成分の特色度hx_vが有効な場合、特色度hxは次の式9により求められる。
hx=(sm−|s1−Sat|)/sm*(vm−|v1−Val|)/vm ‥‥(式9)
次に、本実施形態にかかるHSV色空間上の補正範囲について説明する。補正モードをH制限モード(重みm>0,特色度hx_s=1,特色度hx_v=1)とした場合、色相成分の特色度hx_hのみが有効であり、色相Hの範囲のみが制限されることになるため、従来例の図17と同様に、色相Hの重みmで定まる範囲、彩度Sの全体、明度Vの全体が補正範囲となる。
補正モードをHSV制限モード(重みm>0,重みsm>0,重みvm>0)とした場合、色相成分の特色度hx_h、彩度成分の特色度hx_s、明度成分の特色度hx_vが有効であり、色相Hの成分、彩度Sの成分、明度Vの成分の範囲が制限されることになるため、従来例の図18と同様に、色相Hの重みmで定まる範囲、彩度Sの重みsmで定まる範囲、明度Vの重みvmで定まる範囲が補正範囲となる。
SV制限モード(特色度hx_h=1,重みsm>0,重みvm>0)とした場合、彩度成分の特色度hx_s、明度成分の特色度hx_vが有効であり、彩度Sの成分、明度Vの成分の範囲が制限されることになるため、色相Hの全体、彩度Sの重みsmで定まる範囲、明度Vの重みvmで定まる範囲が補正範囲となる。したがって、対象色を中心として、彩度Sの一部の範囲、明度Vの一部の範囲の色が、色相に依存せずに補正される。
図13は、SV制限モードで、対象色をグレースケール上の色とした場合を示している。この場合、グレースケールを中心として、白み成分方向に制限された一部の範囲が補正範囲となる。したがって、グレースケール上の色を対象色とした場合、対象色と白み成分が近い色のみを補正することができる。
このように、本実施形態では、HSV方式によって特色度hxを算出する場合に、色相成分の特色度を無効とし、彩度成分と明度成分の特色度を有効として、特色度hxを算出することにより、グレースケールの色が対象色として指定できるとともに、白み成分方向を制限するような範囲を補正範囲に指定するこができる。
したがって、HSV方式の場合でも、実施の形態1と同様に、白や黒などのグレースケール上の色を対象色に指定でき、対象色に近い必要な色のみを補正することができる。
尚、色相差分評価部52、彩度差分評価部53、明度差分評価部54のそれぞれに、実施の形態2の特色度hxで用いた式を適用してもよい。これにより、HSV方式により特色度hxを算出する場合でも、RGB方式と同様に、補正範囲の境界付近の補正量を小さくすることができ、擬似輪郭の発生を防止することができる。
その他の発明の実施の形態.
上述の色補正装置100は、例えば、テレビ等の表示装置においてハードウェアのみによって構成することができ、また、パーソナルコンピュータやサーバコンピュータ等のコンピュータにおいてソフトウェアとハードウェアが協働した具体的手段により構成することも可能である。
14は、色補正装置100を実現するためのコンピュータシステムのハードウェア構成例を示している。例えば、このシステムは、中央処理装置(CPU)501とメモリ502とを含んでいる。CPU501とメモリ502とは、バスを介して補助記憶装置としてのハードディスク装置(HDD)503に接続される。このシステムは、典型的には、ユーザ・インターフェース・ハードウェアを備える。ユーザ・インターフェース・ハードウェアとしては、例えば、入力をするためのポインティング・デバイス(マウス、ジョイスティック等)やキーボード等の入力装置504や、視覚データをユーザに提示するための液晶ディスプレイなどの表示装置505がある。ハードディスク装置503等の記憶媒体にはオペレーティングシステムと共同してCPU501等に命令を与え、このシステムの各部の機能を実施するためのコンピュータ・プログラムを記憶することができる。すなわち、プログラムがメモリ502上に展開され、CPU501がプログラムに従って処理を行い、他のハードウェア構成と協働することによって、特色度算出部1を含む色補正装置100の各ブロックが構成されている。そして、特色度算出部1による特色度算出処理、色補正装置100による色補正処理は、CPU501において所定のプログラムが実行されることで実現されている。尚、これらのシステムは、単一のコンピュータでなくとも、複数のコンピュータによって構成することも可能である。

尚、上述の実施の形態に限らず、このほか、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形、実施が可能である。
本発明にかかる色補正装置の構成を示すブロック図である。 本発明にかかる特色度算出部の構成を示すブロック図である。 本発明にかかる特色度算出方法を示すフローチャートである。 本発明にかかる特色度算出方法で用いるRGB色空間を示すイメージ図である。 本発明にかかる特色度算出方法で用いるRGB色空間を示すイメージ図である。 本発明にかかる特色度算出方法で得られる特色度特性を示すイメージ図である。 本発明にかかる特色度算出方法で得られる特色度特性を示すイメージ図である。 本発明にかかる特色度算出部の構成を示すブロック図である。 本発明にかかる特色度算出方法を示すフローチャートである。 本発明にかかる特色度算出方法で得られる特色度特性を示すイメージ図である。 本発明にかかる特色度算出部の構成を示すブロック図である。 本発明にかかる特色度算出方法を示すフローチャートである。 本発明にかかる特色度算出方法で用いるHSV色空間を示すイメージ図である。 本発明にかかる色補正装置のハードウェア構成図である。 一般的なHSV色空間を示すイメージ図である。 一般的なRGB色空間を示す図である。 従来の特色度算出方法で用いるHSV色空間を示すイメージ図である。 従来の特色度算出方法で用いるHSV色空間を示すイメージ図である。 従来の特色度算出方法で用いるRGB色空間を示すイメージ図である。 従来の特色度算出方法で用いるRGB色空間を示すイメージ図である。
符号の説明
1 特色度算出部
2 補正量処理部
3 補正量算出部
4 モード選択部
11 対象色成分抽出部
12 対象色記憶部
13 入力成分抽出部
14 D値算出部
15 hx出力部
16 対象色選択部
17 入力色選択部
21,31,32 乗算器
22,33,34 hx演算部
35 最大値選択部
51 HSV変換部
52 色相差分評価部
53 彩度差分評価部
54 明度差分評価部
55 乗算部
56 色相選択部
57 彩度選択部
58 明度選択部
100 色補正装置
101 画像入力部
102 対象色指定部
103 補正色指定部
104 特色度係数指定部
105 補正部
106 画像出力部

Claims (10)

  1. 対象色を補正色に補正するように規定され、色空間の所定の領域に含まれる色を有する入力画素を色補正する色補正装置であって、
    グレースケール上に中心を有する領域を前記所定の領域に選択する補正範囲選択部と、
    前記入力画素の補正量を算出する補正量処理部とを有し、
    前記補正範囲選択部は、前記所定の領域内の入力画素について前記対象色との近似度を表す特色度を算出し、
    前記補正量処理部は、前記補正範囲選択部が算出された特色度に基づいて前記入力画素の補正量を算出し、
    前記補正範囲選択部は、前記対象色のRGB値を(r0,g0,b0)、前記入力画素のRGB値を(r,g,b)、前記対象色と前記入力画素の色空間上の色距離Dとするとき、以下の式1及び式2により前記色距離Dを算出し、前記算出した色距離Dに基づいて前記特色度を算出することを特徴とする色補正装置。
    (dR,dG,dB)=(r0−r,g0−g,b0−b) ‥‥式1
    D=max(dR,dG,dB)−min(dR,dG,dB) ‥‥式2
  2. 対象色を補正色に補正するように規定され、色空間の所定の領域に含まれる色を有する入力画素を色補正する色補正装置であって、
    グレースケール上に中心を有する領域を前記所定の領域に選択する補正範囲選択部と、
    前記入力画素の補正量を算出する補正量処理部とを有し、
    前記補正範囲選択部は、前記所定の領域内の入力画素について前記対象色との近似度を表す特色度を算出し、
    前記補正量処理部は、前記補正範囲選択部が算出された特色度に基づいて前記入力画素の補正量を算出し、
    前記補正範囲選択部は、
    前記入力画素と前記対象色の色相成分の近似度を示す特色度を算出する色相特色度算出部と、
    前記入力画素と前記対象色の彩度成分の近似度を示す特色度を算出する彩度特色度算出部と、
    前記入力画素と前記対象色の明度成分のの近似度を示す特色度を算出する明度特色度算出部と、
    前記色相成分の特色度、前記彩度成分の特色度、前記明度成分の特色度のうち有効な値を乗算して前記特色度を算出する乗算部とを有し、
    前記補正範囲選択部は、前記色相成分の特色度を無効、前記彩度成分の特色度を有効、前記明度成分の特色度を有効とすることを特徴とする色補正装置。
  3. 前記補正範囲選択部は、前記対象色のHSV値を(Hue,Sat,Val)、前記入力画素のHSV値を(h1、s1、v1)、彩度成分の制限を規定する重み係数sm、明度成分の制限を規定する重み係数vm、前記特色度をhxとするとき、以下の式3により前記特色度を算出する、
    請求項2に記載の色補正装置。
    hx=(sm−|s1−Sat|)/sm*(vm−|v1−Val|)/vm ‥‥式3
  4. 前記補正範囲選択部は、前記所定の領域の内部から境界へ向かって前記境界で零となるように前記特色度を減少させ、前記特色度の減少傾向を少なくとも一度は抑制する、
    請求項1乃至3のいずれかに記載の色補正装置。
  5. 対象色を補正色に補正するように規定され、色空間の所定の領域に含まれる色を有する入力画素を色補正する色補正方法において、
    グレースケール上に中心を有する領域を前記所定の領域に選択する補正範囲選択ステップと、
    前記入力画素の補正量を算出する補正量処理ステップとを有し、
    前記補正範囲選択ステップは、前記所定の領域内の入力画素について前記対象色との近似度を表す特色度を算出し、
    前記補正量処理ステップは、前記補正範囲選択ステップで算出された特色度に基づいて前記入力画素の補正量を算出し、
    前記補正範囲選択ステップは、前記対象色のRGB値を(r0,g0,b0)、前記入力画素のRGB値を(r,g,b)、前記対象色と前記入力画素の色空間上の色距離Dとするとき、以下の式4及び式5により前記色距離Dを算出し、前記算出した色距離Dに基づいて前記特色度を算出することを特徴とする色補正方法。
    (dR,dG,dB)=(r0−r,g0−g,b0−b) ‥‥式4
    D=max(dR,dG,dB)−min(dR,dG,dB) ‥‥式5
  6. 対象色を補正色に補正するように規定され、色空間の所定の領域に含まれる色を有する入力画素を色補正する色補正方法において、
    グレースケール上に中心を有する領域を前記所定の領域に選択する補正範囲選択ステップと、
    前記入力画素の補正量を算出する補正量処理ステップとを有し、
    前記補正範囲選択ステップは、前記所定の領域内の入力画素について前記対象色との近似度を表す特色度を算出し、
    前記補正量処理ステップは、前記補正範囲選択ステップで算出された特色度に基づいて前記入力画素の補正量を算出し、
    前記補正範囲選択ステップは、
    前記入力画素と前記対象色の色相成分の近似度を示す特色度を算出する色相特色度算出ステップと、
    前記入力画素と前記対象色の彩度成分の近似度を示す特色度を算出する彩度特色度算出ステップと、
    前記入力画素と前記対象色の明度成分のの近似度を示す特色度を算出する明度特色度算出ステップと、
    前記色相成分の特色度、前記彩度成分の特色度、前記明度成分の特色度のうち有効な値を乗算して前記特色度を算出する乗算ステップとを有し、
    前記補正範囲選択ステップは、前記色相成分の特色度を無効、前記彩度成分の特色度を有効、前記明度成分の特色度を有効とすることを特徴とする色補正方法。
  7. 前記補正範囲選択ステップは、前記対象色のHSV値を(Hue,Sat,Val)、前記入力画素のHSV値を(h1、s1、v1)、彩度成分の制限を規定する重み係数sm、明度成分の制限を規定する重み係数vm、前記特色度をhxとするとき、以下の式6により前記特色度を算出する、
    請求項6に記載の色補正方法。
    hx=(sm−|s1−Sat|)/sm*(vm−|v1−Val|)/vm ‥‥式6
  8. 対象色を補正色に補正するように規定され、色空間の所定の領域に含まれる色を有する入力画素を色補正する色補正処理をコンピュータに実行せしめるプログラムであって、
    前記色補正処理は、
    グレースケール上に中心を有する領域を前記所定の領域に選択する補正範囲選択処理と、
    前記入力画素の補正量を算出する補正量処理とを有し、
    前記補正範囲選択処理は、前記所定の領域内の入力画素について前記対象色との近似度を表す特色度を算出し、
    前記補正量処理は、前記補正範囲選択処理により算出された特色度に基づいて前記入力画素の補正量を算出し、
    前記補正範囲選択処理は、前記対象色のRGB値を(r0,g0,b0)、前記入力画素のRGB値を(r,g,b)、前記対象色と前記入力画素の色空間上の色距離Dとするとき、以下の式7及び式8により前記色距離Dを算出し、前記算出した色距離Dに基づいて前記特色度を算出することを特徴とするプログラム。
    (dR,dG,dB)=(r0−r,g0−g,b0−b) ‥‥式7
    D=max(dR,dG,dB)−min(dR,dG,dB) ‥‥式8
  9. 対象色を補正色に補正するように規定され、色空間の所定の領域に含まれる色を有する入力画素を色補正する色補正処理をコンピュータに実行せしめるプログラムであって、
    前記色補正処理は、
    グレースケール上に中心を有する領域を前記所定の領域に選択する補正範囲選択処理と、
    前記入力画素の補正量を算出する補正量処理とを有し、
    前記補正範囲選択処理は、前記所定の領域内の入力画素について前記対象色との近似度を表す特色度を算出し、
    前記補正量処理は、前記補正範囲選択処理により算出された特色度に基づいて前記入力画素の補正量を算出し、
    前記補正範囲選択処理は、
    前記入力画素と前記対象色の色相成分の近似度を示す特色度を算出する色相特色度算出処理と、
    前記入力画素と前記対象色の彩度成分の近似度を示す特色度を算出する彩度特色度算出処理と、
    前記入力画素と前記対象色の明度成分のの近似度を示す特色度を算出する明度特色度算出処理と、
    前記色相成分の特色度、前記彩度成分の特色度、前記明度成分の特色度のうち有効な値を乗算して前記特色度を算出する乗算処理とを有し、
    前記補正範囲選択処理は、前記色相成分の特色度を無効、前記彩度成分の特色度を有効、前記明度成分の特色度を有効とすることを特徴とするプログラム。
  10. 前記補正範囲選択処理は、前記対象色のHSV値を(Hue,Sat,Val)、前記入力画素のHSV値を(h1、s1、v1)、彩度成分の制限を規定する重み係数sm、明度成分の制限を規定する重み係数vm、前記特色度をhxとするとき、以下の式9により前記特色度を算出する、
    請求項9に記載のプログラム。
    hx=(sm−|s1−Sat|)/sm*(vm−|v1−Val|)/vm ‥‥式9
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