JP4613896B2 - 内燃機関用排気浄化装置 - Google Patents

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Description

本発明は、排気中の窒素酸化物(以下、NOxという)を浄化するための吸蔵還元型NOx触媒を備える内燃機関用排気浄化装置に関するものである。
従来の内燃機関用排気浄化装置は、吸蔵還元型NOx触媒のNOx吸蔵量が閾値に達したときに、排気の雰囲気を空燃比リッチにしてNOx触媒にHC、COなどの還元剤を供給し、吸蔵したNOxを還元除去する操作(以下、リッチパージ制御という)を行うようにしている(例えば、特許文献1参照)。
また、吸蔵還元型のNOx触媒は、燃料中に含まれる硫黄成分が堆積するとNOx吸蔵能力が低下する。そこで、NOx吸蔵能力低下度合い(触媒の劣化度)を推定し、触媒の劣化度が基準を超えたら硫黄が放出される状態を作って硫黄成分を放出させるようにしている。
ここで、触媒の劣化度を検出する方法として、次のような方法が知られている。まず、特許文献1に記載の装置では、リッチパージ制御中に還元用として消費された燃料の量から実NOx吸蔵量を求め、この実NOx吸蔵量と見込みNOx吸蔵量とを比較して触媒の劣化度を求めた後、触媒の劣化度が基準を超えているか否かを判定(触媒劣化判定)するようにしている。そして、この方法によれば、触媒の劣化度を精度よく求められることが知られており、したがって、触媒劣化判定を精度よく行うことができる。
また、特許文献2に記載の装置では、内燃機関の燃料消費量と燃料の硫黄濃度に基づいて硫黄堆積量を求め、この硫黄堆積量に基づいて触媒劣化判定を行うようにしている。
特許第2692380号 特許第3030412号
しかしながら、特許文献1に記載の装置は、触媒劣化判定を精度よく行えるものの、内燃機関の運転状態が低回転・低負荷の時にのみリッチパージ制御が実施されるため、触媒劣化判定の頻度が低いという問題があった。
一方、特許文献2に記載の装置は、燃料の硫黄濃度にばらつきがあるため、硫黄堆積量を精度よく求めることができない。また、インジェクタに対する噴射量指令値から内燃機関の燃料消費量を推定しているが、燃料噴射装置の個体間ばらつきにより燃料消費量の推定値が実燃料消費量に対してずれてしまうため、硫黄堆積量を精度よく求めることができない。したがって、特許文献2に記載の装置では、触媒劣化判定を精度よく行うことができないという問題があった。
本発明は上記点に鑑みて、内燃機関の燃料消費量と燃料の硫黄濃度に基づいて硫黄堆積量を求め、この硫黄堆積量に基づいて触媒劣化判定をする場合に、触媒劣化判定の精度を向上させることを目的とする。
本発明は、リッチパージ制御中に還元用として消費された燃料の量に基づいてNOx触媒(32)の硫黄堆積量を推定する第1推定手段(S108)と、内燃機関(1)の燃料消費量と燃料の硫黄濃度とに基づいてNOx触媒(32)の硫黄堆積量を推定する第2推定手段(S104)とを備え、第1推定手段(S108)にて推定した硫黄堆積量に基づいて、第2推定手段(S104)にて推定する硫黄堆積量を補正することを特徴とする。
前述したように、リッチパージ制御中に還元用として消費された燃料の量から、NOx触媒(32)の劣化度を精度よく求めることができる。そして、NOx触媒(32)の劣化度と硫黄堆積量は強い相関関係があるため、NOx触媒(32)の劣化度から硫黄堆積量を精度よく求めることができる。したがって、第1推定手段により、硫黄堆積量を精度よく求めることができる。
そして、第1推定手段にて求めた精度のよい硫黄堆積量に基づいて、第2推定手段による硫黄堆積量の推定値を補正することにより、第2推定手段にて求めた硫黄堆積量の推定値の精度が高くなり、第2推定手段にて求めた硫黄堆積量に基づいて触媒劣化判定をする場合の、触媒劣化判定の精度が向上する。
この場合、堆積量補正手段(ステップS109〜S112)は、第1推定手段(S108)にて推定した硫黄堆積量が更新されたときに、第2推定手段(S104)にて推定された硫黄堆積量を、第1推定手段(S108)の更新された硫黄堆積量の値と等しい値に補正することができる。
このようにすれば、第1推定手段(S108)にて推定した硫黄堆積量が更新される度に、第2推定手段(S104)にて推定された硫黄堆積量の精度が高くなるため、第2推定手段にて求めた硫黄堆積量に基づいて触媒劣化判定をする場合の、触媒劣化判定の精度がさらに向上する。
なお、特許請求の範囲およびこの欄で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
本発明の一実施形態について説明する。図1は本発明の一実施形態に係る排気浄化装置を適用した内燃機関の全体構成を示す図である。
図1に示す内燃機関(より詳細には、圧縮着火式内燃機関)1の本体部には、インジェクタ11が装着されている。このインジェクタ11は、高圧燃料を蓄えるコモンレール(図示せず)に接続されており、コモンレールから供給される高圧燃料を内燃機関1の気筒内に噴射するようになっている。
内燃機関1の吸気管21には、内燃機関1に供給される新気量を検出するエアフロメータ22と、このエアフロメータ22の下流側に配置されて新気量を調整する吸気スロットル23が設けられている。
内燃機関1の排気管31には、空燃比がリーンのときに排気中のNOxを吸蔵し、この吸蔵したNOxを空燃比がリッチのときに還元して放出するNOx触媒32が設けられている。また、排気管31のうちNOx触媒32よりも上流側には、NOx触媒32に流入する排気の空燃比を検出する第1A/Fセンサ33が設けられ、排気管31のうちNOx触媒32よりも下流側には、NOx触媒32を通過後の排気の空燃比を検出する第2A/Fセンサ34が設けられている。
上述した各種センサ類の出力は、ECU7に入力される。ECU7は、図示しないCPU、ROM、RAM、EEPROM等からなる周知のマイクロコンピュータを備え、各センサ類からの信号に基づいて所定の演算を行い、内燃機関1の各種機器の作動を制御する。具体的には、ECU7は、内燃機関1の負荷や回転数に基づいて指令噴射量を算出し、指令噴射量からインジェクタ駆動時間に相当する噴射量指令値を算出し、噴射量指令値信号をインジェクタ11に出力する。
次に、この排気浄化装置において、ECU7で実行されるリッチパージ制御処理および硫黄堆積量算出処理について説明する。図2はECU7で実行されるリッチパージ制御処理および硫黄堆積量算出処理を示す流れ図である。
図2の処理は、内燃機関1の始動時にキースイッチの操作によりECU7に電源が投入されると開始され、一定演算周期毎に実行され、内燃機関1の停止時にキースイッチの操作によりECU7への電力供給が停止されると終了する。
図2において、まずステップS101では、内燃機関1の運転状態に基づいて、リッチパージ制御を許可するか否かを判定する。具体的には、内燃機関1が低負荷・低回転で運転されているときにのみリッチパージ制御を許可する。
そして、内燃機関1が低負荷・低回転で運転されていない場合は、ステップS101がNOとなり、ステップS102に進む。ステップS102では、リッチパージ制御が実行されている状態であればリッチパージ制御を終了させる。
続いて、ステップS103では、演算周期中に内燃機関1で消費された燃料の量(以下、瞬時燃料消費量という)Qを算出し、ECU7の内部メモリに記憶する。
続いて、第2推定手段としてのステップS104では、内燃機関1の燃料消費量ΣQや燃料の硫黄濃度θ等に基づいて、NOx触媒32に堆積した硫黄の量(以下、第2硫黄堆積量という)SCを求める。
ここで、内燃機関1の燃料消費量ΣQは、後述するステップS113で燃料消費量のデータがクリアされてから現在までの燃料消費量であり、ステップS103で求めた瞬時燃料消費量Qを積算して求める。
硫黄濃度θは、ECU7の内部メモリから読み込む。ECU7の内部メモリには、当初は標準的な燃料の硫黄濃度θが初期値として記憶されており、以後、後述するステップS112で求めた硫黄濃度θに修正される。
そして、今回算出する第2硫黄堆積量をSC、前回算出した第2硫黄堆積量をSCi−1とすると、今回の第2硫黄堆積量SCは、SC=ΣQ×θ+SCi−1、の式にて求められる。なお、今回の第2硫黄堆積量SCおよび燃料消費量ΣQをECU7の内部メモリに記憶する。
ステップS104の処理が終了すると、ECU7は、図2の処理を一旦終了し、ステップS104で求めた今回の第2硫黄堆積量SCに基づいて触媒劣化判定を行う。
一方、ステップS101がYESの場合、すなわち、内燃機関1が低負荷・低回転で運転されている場合は、ステップS105に進んでリッチパージ制御を実行する。具体的には、内燃機関1の気筒内への噴射噴射量を増量することにより、NOx触媒32に流入する排気の空燃比をリッチにして、NOx触媒32に吸蔵されていたNOxを還元除去する。
続いて、ステップS106では、還元が完了したか否か、より詳細には、NOx触媒32のNOx吸蔵量が0になるまでリッチパージ制御が実行されたか否かを判定する。具体的には、リッチパージ制御実行中に吸蔵NOxの還元が完了するとNOx触媒32の下流側の空燃比がリッチに切り替わるため、第2A/Fセンサ34で検出した空燃比がリッチ側に変化するまでリッチパージ制御が実行された場合には、還元が完了したと判定する。
そして、還元が完了していない場合には(ステップS106がNO)、ステップS101に戻ってリッチパージ制御を許可するか否かを再度判定し、リッチパージ制御を許可する条件が成立していれば(ステップS101がYES)、リッチパージ制御を継続する(ステップS105)。
リッチパージ制御の継続により、NOx触媒32のNOx吸蔵量が0になるまでリッチパージ制御が実行された場合には(ステップS106がYES)、ステップS107に進んでリッチパージ制御を終了させる。
続いて、第1推定手段としてのステップS108では、リッチパージ制御中に還元用として消費された燃料の量に基づいて、NOx触媒32に堆積した硫黄の量(以下、第1硫黄堆積量という)SRを求める。
具体的には、NOx触媒32の劣化度と硫黄堆積量には図3に示すような相関があり、この図3の関係を定義するマップがECU7の内部メモリに記憶されている。そして、周知の方法でNOx触媒32の劣化度を求めた後に、この劣化度を用いて図3のマップから第1硫黄堆積量SRを求める。以下、今回求めた第1硫黄堆積量をSR、前回求めた第1硫黄堆積量をSRi−1という。なお、今回の第1硫黄堆積量SRおよび前回の第1硫黄堆積量SRi−1をECU7の内部メモリに記憶する。
続いて、ステップS109では、第1硫黄堆積量SRに基づいて、第1硫黄堆積量SRを前回算出してから今回算出するまでの間にNOx触媒32に新たに堆積した(すなわち、増加した)硫黄の量(以下、第1硫黄増加量という)ΔSRを求める。そして、今回求める第1硫黄増加量をΔSRとすると、今回の第1硫黄増加量ΔSRは、ΔSR=SR−SRi−1、の式にて求められる。なお、今回の第1硫黄増加量ΔSRをECU7の内部メモリに記憶する。
続いて、ステップS110では、第1硫黄堆積量SRおよび第2硫黄堆積量SCに基づいて、第1硫黄堆積量SRを前回算出してから今回算出するまでの間にNOx触媒32に新たに堆積した硫黄の量(以下、第2硫黄増加量という)ΔSCを求める。そして、今回求める第2硫黄増加量をΔSCとすると、今回の第2硫黄増加量ΔSCは、ΔSC=SC−SRi−1、の式にて求められる。なお、今回の第2硫黄増加量ΔSCをECU7の内部メモリに記憶する。
続いて、ステップS111では、今回の第2硫黄堆積量SCを修正する。具体的には、SC=SR、とする。すなわち、第2硫黄堆積量SCを、精度のよい第1硫黄堆積量SRと同じにする。そして、今回の第2硫黄堆積量SCをECU7の内部メモリに記憶する。
続いて、ステップS112では、硫黄濃度θを修正する。今回求める硫黄濃度をθ、前回求めた硫黄濃度をθi−1とすると、今回の硫黄濃度θは、θ=θi−1×ΔSR/ΔSC、の式にて求められる。すなわち、今回の第1硫黄増加量ΔSRが今回の第2硫黄増加量ΔSCよりも多い場合は硫黄濃度θの値が大きくなるように硫黄濃度θの値を補正するとともに、今回の第1硫黄増加量ΔSRが今回の第2硫黄増加量ΔSCよりも少ない場合は硫黄濃度θの値が小さくなるように硫黄濃度θの値を補正する。そして、今回の硫黄濃度θをECU7の内部メモリに記憶する。なお、ステップS109〜S112は、本発明の堆積量補正手段を構成する。
続いて、ステップS113では、ステップS104でECU7の内部メモリに記憶した燃料消費量ΣQのデータをクリアする。
ステップS113の処理が終了すると、ECU7は、図2の処理を一旦終了し、ステップS108で求めた今回の第1硫黄堆積量SRに基づいて触媒劣化判定を行う。
次に、図2の処理について、図4に基づいてさらに説明する。この図4は図2の処理による作動例を示すタイムチャートである。なお、図4中の符号A1およびA2の領域では、内燃機関1が低負荷・低回転で運転されていて、リッチパージ制御が実行される。図4中の符号B1およびB2の領域では、内燃機関1が高負荷・中回転で運転されていて、リッチパージ制御は実行されない。図4中の符号C1の領域では、内燃機関1が中負荷・高回転で運転されていて、リッチパージ制御は実行されない。また、B1、B2およびC1の各領域における単位時間当たりの燃料消費量は同じとする。さらに、図4の作動例は、NOx触媒32の硫黄堆積量が0の状態から始まるものとする。
まず、B1の領域では、硫黄濃度θとして初期値θ1を用いて第2硫黄堆積量SCが求められ(図2のステップS104参照)、第2硫黄堆積量SCは図4の直線aのように増加する。
次に、A1の領域に入った時点でリッチパージ制御を実行して第1硫黄堆積量SRを求め(図2のステップS108参照)、第2硫黄堆積量SCを第1硫黄堆積量SRと同じ値に修正する(図2のステップS111参照)。
したがって、C1の領域に移行した際には、C1領域運転開始時の第2硫黄堆積量SCは、図2のステップS111で修正された値、すなわち、A1の領域のときに求められた第1硫黄堆積量SRと同じ値になる。
その後、C1の領域では、図2のステップS112で修正された硫黄濃度(本例ではθ2)を用いて第2硫黄堆積量SCが求められ(図2のステップS104参照)、第2硫黄堆積量SCは、A1の領域のときに求められた第1硫黄堆積量SR(すなわち、修正後SC)を起点として、図4の直線bのように増加する。
続いて、A2の領域に入った時点でリッチパージ制御を実行して第1硫黄堆積量SRを求め(図2のステップS108参照)、第2硫黄堆積量SCを第1硫黄堆積量SRと同じ値に修正する(図2のステップS111参照)。
その後、B2の領域では、図2のステップS112で修正された硫黄濃度(本例ではθ3)を用いて第2硫黄堆積量SCが求められ(図2のステップS104参照)、第2硫黄堆積量SCは、A2の領域のときに求められた第1硫黄堆積量SR(すなわち、修正後SC)を起点として、図4の直線cのように増加する。
本実施形態では、リッチパージ制御時に求めた精度のよい第1硫黄堆積量SRに基づいて第1硫黄増加量ΔSRを求め、この第1硫黄増加量ΔSRに基づいて硫黄濃度θの値を補正するため、硫黄濃度θを用いて求める第2硫黄堆積量SCの推定値の精度が高くなり、第2硫黄堆積量SCに基づいて触媒劣化判定をする場合の、触媒劣化判定の精度が向上する。
また、第1硫黄堆積量SRが更新されたときに、第2硫黄堆積量SCを第1硫黄堆積量SRと同じ値に修正するため、この時点で第2硫黄堆積量SCの精度が高くなる。そして、この修正後の第2硫黄堆積量SCに硫黄堆積量の増加分(すなわち、ΣQ×θ)を加算して最新の第2硫黄堆積量SCを算出するため、この最新の第2硫黄堆積量SCの値が精度の高いものになり、第2硫黄堆積量SCに基づいて触媒劣化判定をする場合の、触媒劣化判定の精度が向上する。
本発明の一実施形態に係る排気浄化装置を適用した内燃機関の全体構成を示す図である。 図1のECU7で実行されるリッチパージ制御処理および硫黄堆積量算出処理を示す流れ図である。 図1のNOx触媒32の劣化度と硫黄堆積量との関係を示す図である。 図2の処理による作動例を示すタイムチャートである。
符号の説明
1…内燃機関、32…NOx触媒。

Claims (3)

  1. 空燃比がリーンのときにNOxを吸蔵し、この吸蔵したNOxを還元用の燃料により還元して放出するNOx触媒(32)を、内燃機関(1)の排気系に備え、
    所定の条件が成立したときに前記NOx触媒(32)に還元用の燃料を供給するリッチパージ制御が実行される内燃機関用排気浄化装置において、
    前記リッチパージ制御中に還元用として消費された燃料の量に基づいて前記NOx触媒(32)の硫黄堆積量を推定する第1推定手段(S108)と、
    前記内燃機関(1)の燃料消費量と燃料の硫黄濃度とに基づいて前記NOx触媒(32)の硫黄堆積量を推定する第2推定手段(S104)と、
    前記第1推定手段(S108)にて推定した硫黄堆積量に基づいて、前記第2推定手段(S104)にて推定する硫黄堆積量を補正する堆積量補正手段(ステップS109〜S112)とを備えることを特徴とする内燃機関用排気浄化装置。
  2. 前記堆積量補正手段(ステップS109〜S112)は、
    前記第1推定手段(S108)にて推定した前回の硫黄堆積量と前記第1推定手段(S108)にて推定した今回の硫黄堆積量とに基づいて、硫黄堆積量の増加分を第1硫黄増加量として算出し、
    前記第1推定手段(S108)にて推定した前回の硫黄堆積量と前記第2推定手段(S104)にて推定した今回の硫黄堆積量とに基づいて、硫黄堆積量の増加分を第2硫黄増加量として算出し、
    さらに、前記第1硫黄増加量が前記第2硫黄増加量よりも多い場合は前記硫黄濃度の値が大きくなるように前記硫黄濃度の値を補正するとともに、前記第1硫黄増加量が前記第2硫黄増加量よりも少ない場合は前記硫黄濃度の値が小さくなるように前記硫黄濃度の値を補正することを特徴とする請求項1に記載の内燃機関用排気浄化装置。
  3. 前記堆積量補正手段(ステップS109〜S112)は、前記第1推定手段(S108)にて推定した硫黄堆積量が更新されたときに、前記第2推定手段(S104)にて推定された硫黄堆積量を、前記第1推定手段(S108)の更新された硫黄堆積量と等しい値に補正することを特徴とする請求項1または2に記載の内燃機関用排気浄化装置。
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