JP4609556B2 - 情報処理装置及び情報処理方法 - Google Patents

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Description

本発明は、情報処理装置及び情報処理方法に関する。
デジタルカメラやデジタルビデオカメラの普及により、身の回りの出来事をデジタルデータとして大量に保存することが可能になった。例えば、現像してアルバムとした写真を見返すことは楽しい行為であり、これらのコンテンツに対してユーザは潜在的な興味を持っている。しかし、実際にアルバムなどにまとめられるコンテンツデータは、極僅かで、大半のコンテンツデータが、取得後PC(パーソナルコンピュータ)などに保存されることが一般的であり、閲覧するきっかけは限られている。このように閲覧が限られるのは、ユーザが自ら主体的に記録や取得したコンテンツデータに限られるものではなく、ユーザが未だ知らないような外部のコンテンツデータに対しても、同様のことが言える。
一方、蓄積された大量のコンテンツデータを閲覧する機会を増やすような情報処理装置が、下記特許文献1,2等に開示されている。これらの情報処理装置では、コンテンツデータに表されるコンテンツの要約を作成したり、コンテンツデータ間に関連付けを付与して、コンテンツデータの検出を容易にしている。また、ユーザのプロファイルを用いてユーザの嗜好を抽出し、その嗜好に一致するコンテンツデータを検出する技術も開発されている。
特開2007−235238号公報 特開2007−264763号公報
しかしながら、これらの技術では、例えば、要約や関連性、嗜好情報に合致した一部のコンテンツデータのみが繰り返し検出されることが多い。ユーザは様々なコンテンツに興味を有していたとしても、検出されるコンテンツデータが限られていれば、一部のコンテンツにしか触れることが無くなり、他の興味のあるコンテンツを忘れてしまう可能性がある。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、一部のコンテンツデータに偏る可能性を低減しつつ、複数のコンテンツデータからユーザが興味を示すことが予想される様々なコンテンツデータを提示することが可能な、新規かつ改良された情報処理装置及び情報処理方法を提供することにある。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、再生中のコンテンツデータに付加された時間情報に表される一の時点を基準にして、所定の周期前又は後の他の時点を表す時間情報が付加された他のコンテンツデータを検出するコンテンツ検出部と、上記再生中のコンテンツデータに付加された属性情報、及び、該コンテンツデータに含まれる画像の少なくとも一方と共に、上記コンテンツ検出部が検出したコンテンツデータに付加された属性情報、及び、該コンテンツデータに含まれる画像の少なくとも一方を表示画面に表示させる表示制御部と、を有する、情報処理装置が提供される。
この構成によれば、コンテンツ検出部により、再生中のコンテンツデータに付加された時間情報に表される一の時点を基準にして、所定の周期前又は後の他の時点を表す時間情報が付加された他のコンテンツデータを検出することができる。そして、表示制御部により、再生中のコンテンツデータの画像及び/又は属性情報と共に、検出された他のコンテンツデータの画像及び/又は属性情報を表示画面に表示させることができる。従って、この構成によれば、再生中のコンテンツデータだけでなく、そのコンテンツデータと時間的に所定の周期性を有するコンテンツデータをユーザに提示することが可能である。
また、上記情報処理装置の使用時間長に応じて、上記所定の周期を決定する第1周期決定部を更に有してもよい。
また、上記第1周期決定部は、上記情報処理装置の使用時間長が長くなるにつれて、上記所定の周期を長くしてもよい。
また、上記再生中のコンテンツデータに付加された属性情報の基づいて、上記所定の周期を決定する第2周期決定部を更に有してもよい。
また、上記コンテンツ検出部は、更に、上記再生中のコンテンツデータに付加された属性情報と所定の関連性を有する属性情報が付加されたコンテンツデータを検出し、上記情報処理装置は、上記所定の周期に基づいて、上記所定の関連性を決定する関連性決定部を更に有してもよい。
また、上記所定の周期の一周期は、暦上の繰り返し単位であってもよい。
また、上記所定の周期の一周期は、日、週、月又は年であってもよい。
また、上記コンテンツ検出部は、複数のコンテンツデータを検出し、上記表示制御部は、上記コンテンツ検出部が検出した各コンテンツデータに付加された属性情報、及び、該各コンテンツデータに含まれる画像の少なくとも一方を、上記所定の周期を表したリストで表示画面に表示させてもよい。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、再生中のコンテンツデータに付加された時間情報に表される一の時点を基準にして、所定の周期前又は後の他の時点を表す時間情報が付加された他のコンテンツデータを検出するコンテンツ検出ステップと、上記再生中のコンテンツデータに付加された属性情報、及び、該コンテンツデータに含まれる画像の少なくとも一方と共に、上記コンテンツ検出ステップで検出したコンテンツデータに付加された属性情報、及び、該コンテンツデータに含まれる画像の少なくとも一方を表示画面に表示させる表示制御ステップと、を有する、情報処理方法が提供される。
以上説明したように本発明によれば、一部のコンテンツデータに偏る可能性を低減しつつ、複数のコンテンツデータからユーザが興味を示すことが予想される様々なコンテンツデータを提示することができる。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
なお、以下で説明する本発明の各実施形態に係る情報処理装置は、一のコンテンツデータを再生してユーザに提供している際に、そのコンテンツデータと時間的に所定の周期性を有しているコンテンツデータをユーザに提示することができる。
この情報処理装置としては、コンテンツデータの内容等に応じて、様々な適用例が考えられる。つまり、情報処理装置は、例えば、コンテンツデータが音楽であれば、音声再生装置等に適用でき、コンテンツデータが動画像や静止画像等の画像であれば、テレビなどの表示装置等に適用できる。但し、コンテンツデータの内容が本発明の各実施形態に係る情報処理装置の適用範囲を限定するものではない。例えば、この情報処理装置は、複数種類のコンテンツデータをユーザに提供できる情報処理装置やコンピュータなどの汎用機器等にも適用可能であることは言うまでもない。
以下では説明の便宜上、本発明の各実施形態に係る情報処理装置が、表示装置に適用された場合を例に説明する。そして、各実施形態の理解が容易になるように、以下では次の順序で説明する。
<第1実施形態>
[1.表示装置の構成] 図1〜図8
[2.表示装置の動作] 図9
[3.表示装置の動作例] 図10
[4.表示装置による効果の例]
<第1実施形態>
[1.表示装置の構成]
まず、図1〜8を参照しつつ、本発明の第1実施形態に係る表示装置の構成について説明する。図1は、本発明の第1実施形態に係る表示装置の構成について説明する説明図である。図2は、本実施形態に係る表示装置が再生するコンテンツデータについて説明する説明図である。図3〜図6は、本実施形態に係る表示装置による検出について説明する説明図である。図7及び図8は、本実施形態に係る表示装置が決定する周期について説明する説明図である。
本実施形態に係る表示装置10は、コンテンツデータを再生する。そして、表示装置10は、コンテンツデータに動画像又は静止画像等の画像が含まれる場合にはその画像を表示し、コンテンツデータに音声が含まれる場合にはその音声を出力する。
このような表示装置の例としては、例えば、ブラウン管(CRT:Cathode Ray Tube)・液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)・プラズマディスプレイ(PDP:Plasma Display Panel)・電界放出ディスプレイ(FED:Field Emission Display)・有機エレクトロルミネッセンスディスプレイ(有機EL、OELD:Organic Electroluminescence Display)・ビデオプロジェクタなどが挙げられる。また、更に他の表示装置10としては、例えば、汎用のコンピュータやノート型のコンピュータ・PDA(Personal Digital Assistant)・携帯電話などのように、コンテンツを表示できる様々な形態の表示装置が挙げられる。つまり、この表示装置10は、コンテンツを再生し、そのコンテンツの画像を表示するか、又は、音声を出力することができる機器であれば、如何なる表示装置であってもよい。なお、以下では、本実施形態に係る表示装置を、単に「表示装置」という。
なお、ここでいうコンテンツデータとしては、例えば、動画像又は静止画像等の画像、及び、音声の少なくとも一方を含む。コンテンツデータとしては、例えば、映画等のように動画像と音声が含まれるデータであってもよく、静止画像のみが含まれる画像データであってもよく、音声のみが含まれる音楽や音声データであってもよく、更に、例えばテキストデータなどであってもよい。つまり、コンテンツデータとしては、再生されることにより、コンテンツ(内容)が画像又は音声等の形式でユーザに提供することが可能なデータであれば、様々なデータであってもよい。
この本実施形態に係る表示装置10は、図1に示すように、コンテンツ記憶部11と、コンテンツ取得部12と、再生部13と、表示制御部14と、音声出力部15と、コンテンツ検出部16と、周期決定部17と、関連性決定部18と、嗜好情報抽出部19とを有する。以下、各構成について説明する。
コンテンツ記憶部11は、表示装置10により再生可能な1又は2以上のコンテンツデータを記録される。なお、本実施形態では、コンテンツ記憶部11は、表示装置10に内蔵されている場合を例示しているが、この例に限定されるものではなく、コンテンツ記憶部11は、例えば、表示装置10に外部接続される記録装置や外部装置が有する記憶部等であってもよい。表示装置10が再生するコンテンツデータは、特に種類や内容などが限定されるものではないが、このコンテンツデータは、上述の通り、画像(静止画像・動画像を含む)及び音声の少なくとも一方のコンテンツ(内容)を含む。
また、各コンテンツデータには、そのコンテンツデータの属性を表した「属性情報」が付加されている。コンテンツデータの属性には、例えば、そのコンテンツの名称・コンテンツの種別(ジャンル)・コンテンツの概略・出演者や制作者に関する情報・コンテンツが対象としている視聴者層・コンテンツに関連して視聴者に提供する情報・放送形式や取得方法・放送チャンネル、コンテンツの種類(タイプ。例えば動画像、静止画像、音声等)・コンテンツの作成場所などが含まれる。このような属性情報としては、例えば、コンテンツデータに付加されたメタデータやEPS(電子番組ガイド)などが挙げられる。
更に、各コンテンツデータには、そのコンテンツデータに関連する時間に関する情報を表した「時間情報」も付加されている。コンテンツに関連する時間には、大きく分けて、例えば、時間長と時点が含まれる。
時間長としては、例えば、コンテンツデータの再生に要する時間長が挙げられる。一方、時点としては、例えば、コンテンツデータが作成された時点・コンテンツデータに含まれるコンテンツが録画又は録音された時点・コンテンツデータが発売又は公開された時点・コンテンツデータが取得された時点・コンテンツデータが流行した時点・コンテンツデータが前回再生された時点などが挙げられる。但し、コンテンツデータに関連する時点は、これらの例に限定されるものではなく、そのコンテンツデータにまつわる様々な時点であってもよい。なお、この時点は、例えば、年・月・日・曜日・時刻等のいずれか1つ又は複数で表されていてもよい。また、ここでいう時点は、時刻までをも特定するものであってもよいが、例えば、年月日及び曜日だけや、年だけ、年と月だけ、月だけ、月と日だけ、日だけ、時刻だけ、曜日だけなどを特定するものであってもよい。この場合、時点は、所定の時期を表すとも言える。つまり、例えば、一のコンテンツデータの作成日が、2007年7月7日(月曜日)であったとすると、時間情報に表される時点は、同じく2007年7月7日(月曜日)となる。この場合、時点は、特定の年月日と曜日を表すものであり、時刻までをも含むものではない。同様に、一のコンテンツデータの作成日が、2007年7月7日(月曜日)の17時であれば、時間情報に表される時点は、同じく2007年7月7日(月曜日)の17時となる。この場合、時点は、特定の年月日と曜日、更に時刻のうち時間を表すものであり、分まで含むものではない。ここで挙げた例のように、時点は、年・月・日・曜日・時・分・秒の少なくとも1つを特定するものであることが望ましい。この際、例えば、時点が日を特定するものであれば、その曜日よりも大きな暦上の単位(つまり、年・月)をも特定するものであることが望ましい。
このように時点等を表した時間情報としては、例えば、コンテンツデータに付加されたメタデータやEPS(電子番組ガイド)などが挙げられる。そして、この時間情報は、上記属性情報に含まれてもよい。しかしながら、以下では説明の便宜上、時間情報と属性情報とは区別して説明する。
コンテンツ取得部12は、表示装置10が再生するコンテンツデータを取得する。また、コンテンツ取得部12は、例えば、リモートコントローラや操作ボタン等に対するユーザの操作に応じて、その操作により特定される取得元からコンテンツデータを取得する。この際、コンテンツデータの取得元は、特に限定されるものではない。この取得元の例としては、例えば、上記コンテンツ記憶部11、地上波・衛星波などの放送波、インターネットなどのネットワーク上にコンテンツを公開しているコンテンツ配信サーバ(図示せず)等が挙げられる。
図2を参照しつつ、コンテンツ取得部12に取得されるコンテンツデータ(コンテンツ記憶部11に記録されているコンテンツデータを含む。)の例について説明する。
図2に示すように、コンテンツデータは、大きく分けて、例えば、個人用のデータ(Private)と、公衆又は特定のグループが利用可能なデータ(Public)とを含む。そして、個人用のデータのコンテンツの種類(タイプ)としては、例えば、写真(静止画像の一例)・音楽(音声の一例)・ビデオ(動画像の一例)が挙げられる。一方、公衆等用のデータのコンテンツの種類(タイプ)としては、例えば、写真・音楽・ビデオ・放送(放送形式は問わない)が挙げられる。また、これらのコンテンツデータは、更に「既知コンテンツ」と「未知コンテンツ」とに大別される。既知コンテンツとは、ユーザが覚えているか否かを問わず、ユーザが直接又は間接的に認識したことがあると予想されるコンテンツを意味する。また、未知コンテンツとは、既知コンテンツとは逆にユーザが直接又は間接的に認識したことがないと予想されるコンテンツを意味する。既知コンテンツデータ又は未知コンテンツデータに付加された時点を表す時間情報の一例を図2に示している。例えば、個人用の写真データには、撮影日などの時間情報が付加される。一方、公衆等用の写真データでは、例えば、既知コンテンツであれば、そのデータを取得した日・購入した日・再生した日などの時間情報が付加され、未知コンテンツであれば、そのデータの発売日・発行日などの時間情報が付加される。なお、個人用のデータは、ユーザが直接又は間接的に認識したことがあると予想されるコンテンツのデータであるため、通常、既知コンテンツのデータであることが予想される。よって、図2では、個人用で、かつ、未知のコンテンツは、例示していない。しかしながら、図2に示しているコンテンツデータは、あくまで例示であり、コンテンツ取得部12が取得するコンテンツデータは、これらの例に限定されるものではない。
また、コンテンツ取得部12が取得するコンテンツデータは、例えば、上記複数データがまとめられていたり、圧縮されていたり、暗号化されているなど、コンテンツデータに含まれる内容が通常では読み取りできない形式である可能性もある。その場合、コンテンツ取得部12は、取得したコンテンツデータを、例えば、複数の情報に戻したり、解凍したり、複合化するなど、読み取りできる形式に変換してもよい。更に、コンテンツ取得部12は、放送されたコンテンツデータを取得する場合、チューナ等の役割を担ってもよい。ただし、このような変換やチューニング機能は、コンテンツ取得部12がコンテンツデータを取得する取得元が有してもよいことは、言うまでない。また、このようなコンテンツデータの複合化等の機能は、後述するコンテンツ検出部16も有していてもよい。
再生部13は、コンテンツ取得部12が取得したコンテンツデータを再生する。例えば、コンテンツデータが静止画像を含む場合、再生部13は、その静止画像を再生する。一方、例えば、コンテンツデータが動画像を含む場合、再生部13は、その動画像を動画として再生してもよく、更には、その動画像を静止画として再生してもよい。動画像を静止画として再生するとは、動画像のコンテンツデータの1カット(一静止画像)を再生することを意味する。以下では、コンテンツデータが再生された結果得られる動画像又は静止画像を、単に「画像」ともいう。また、例えば、コンテンツデータが音声データを含む場合、再生部13は、その音声を再生する。なお、再生部13による再生には、実際に音楽・画像等を再生することだけでなく、コンテンツデータに付加された属性情報を表示画面に表示可能にすることも含まれるものとする。
この再生部13は、コンテンツ取得部12が取得したコンテンツデータだけでなく、コンテンツ検出部16が検出したコンテンツデータをも再生することが可能である。この場合、再生部13は、コンテンツ取得部12が取得したコンテンツデータと同様に、コンテンツ検出部16が検出したコンテンツデータを再生する。また、再生部13は、複数のコンテンツデータを同時に再生することも可能である。
表示制御部14は、再生部13が再生した画像及び属性情報の少なくとも一方を、表示画面(図示せず)に表示させる。また、再生部13で複数のコンテンツデータが同に再生される場合、表示制御部14は、再生部13が同時に再生する複数の画像や複数の属性情報を同時に表示画面に表示させることが可能である。この際、表示制御部14は、これらの複数の画像及び属性情報を、後述する周期を表したリストで表示画面に表示させることができる(例えば図10参照。)。この表示制御部14については、下記のコンテンツ検出部16等の説明において再度説明する。
音声出力部15は、再生部13が再生した音声信号を取得して、その音声信号を音声出力する。そのために、音声出力部15は、例えば、増幅器(アンプ、図示せず)やスピーカ(図示せず)等を有してもよい。また、音声出力部15は、例えば、外部スピーカやヘッドホン等の外部音声出力装置に接続される接続端子を有し、当該出力端子を介して外部音声出力装置に音声を出力させてもよい。なお、再生部13で複数のコンテンツデータが同に再生される場合、音声出力部15も、上記表示制御部14と同様に、複数の音声を同時に出力することも可能である。
コンテンツ検出部16は、所定の情報に基づいて、再生部13が再生しているコンテンツデータ(つまり、コンテンツ取得部12が取得したコンテンツデータ)に対応する他のコンテンツデータを検出する。コンテンツ検出部16がコンテンツデータを検出する検出元としては、上記コンテンツ取得部12と同様に、特に限定されるものではない。この検出元の例としては、例えば、上記コンテンツ記憶部11、地上波・衛星波などの放送波、インターネットなどのネットワーク上にコンテンツを公開しているコンテンツ配信サーバ(図示せず)等が挙げられる。
また、コンテンツ検出部16が検出するコンテンツデータも、例えば、上記複数データがまとめられていたり、圧縮されていたり、暗号化されているなど、コンテンツデータに含まれる内容が通常では読み取りできない形式である可能性がある。その場合、コンテンツ検出部16は、コンテンツ取得部12と同様に、検出したコンテンツデータを、例えば、複数の情報に戻したり、解凍したり、複合化するなど、読み取りできる形式に変換してもよい。更に、コンテンツ検出部16は、放送されたコンテンツデータを取得する場合、チューナ等の役割を担ってもよい。ただし、このような変換やチューニング機能は、コンテンツ検出部16がコンテンツデータを検出する検出元が有してもよいことは、言うまでない。また、ここでは、このようなコンテンツデータの複合化等の機能は、コンテンツ検出部16とコンテンツ取得部12とが個別に有しているとしている。しかし、これらの機能は、コンテンツ検出部16又はコンテンツ取得部12のいずれか一方が有して、兼用されてもよく、コンテンツ検出部16及びコンテンツ取得部12とは別の構成であってもよい。
このコンテンツ検出部16によるコンテンツデータの検出は、以下の情報に基づいて行われる。
第1検出:後述する周期決定部17が決定する周期を表した周期情報
第2検出:後述する関連性決定部18が決定する所定の関連性を表した関連情報
第3検出:後述する嗜好情報抽出部19が抽出するユーザの嗜好を表した嗜好情報
これらの各検出については、各構成において詳しく説明する。
周期決定部17は、コンテンツ検出部16に検索させるコンテンツデータの、コンテンツ取得部12が取得して再生部13が再生中のコンテンツデータに対する時間的な対応関係を決定する。この際、周期決定部17は、時間的な対応関係として所定の「周期」を決定する。この周期の一周期は、暦上の繰り返し単位を表し、例えば、日・週・月・年などが挙げられる。また、一周期は、これらの複数倍、つまり、例えば、隔週・2週周期・4年周期等であってもよい。例えば毎週土曜日・日曜日が休みであったり、毎年5月には大型の連休があったりというように、人間の生活は、周期性に基づいて成立っている。そこで、多くのユーザは、通常周期的な行動を取ることが多い。例えば、毎日ニュース番組や連続ドラマ番組等を視聴するユーザは、同じ時間帯に同じ番組を視聴する可能性が高い。また、例えば、毎週放送される連続ドラマ番組等を視聴するユーザは、同じ曜日の同じ時間帯に同じ番組を視聴する可能性が高い。更に、例えば、紅白歌合戦やお盆時期の特別番組などのように毎年決まった日の決まった時間帯に放送される番組を、欠かさず視聴するユーザも多い。また、誕生日・結婚記念日・バレンタインデー・お盆休みの旅行・正月の帰省などのような記念日には、ユーザは、特別な行動を取ることが多く、その日に画像を撮影することも多い。このような周期的なユーザの行動は、通常、暦に従い行われることが多い。そこで、この周期決定部17は、ユーザの行動が繰り返される際に従う暦上の繰り返し単位である周期を、決定する。この際、周期決定部17は、一の周期を決定するだけでなく、複数の周期を決定することも可能である。
周期決定部17が周期を決定すると、コンテンツ検出部16は、この決定された周期に基づいて、再生中のコンテンツデータに対応した他のコンテンツデータを検出する(第1検索)。
より具体的に説明する。コンテンツ検出部16は、コンテンツ取得部12が取得して再生部13が再生中のコンテンツデータの時間情報を、コンテンツ取得部12又は再生部13から取得する。そして、コンテンツ検出部16は、取得した時間情報に基づき、その時間情報に表される一の時点を基準にして、周期決定部17が決定した周期前又は後の他の時点を表す時間情報が付加された他のコンテンツデータを検出する。その後、検出されたコンテンツデータは、再生部13に送られ、この再生部13は、再生中のコンテンツデータと共に、コンテンツ検出部16が検出したコンテンツデータをも再生する。そして、表示制御部14は、再生中のコンテンツデータの画像及び属性情報の少なくとも一方と共に、コンテンツ検出部16が検出して再生されるコンテンツデータの画像及び属性情報の少なくとも一方をも、表示画面に表示させる。
ここで、図3〜図6を参照しつつ、周期決定部17による周期の決定、及び、その決定結果を使用したコンテンツ検出部16による第1検出の概要について例を挙げつつ説明する。なお、以下で説明する概要では、再生中のコンテンツデータの時間情報に表された時点(例えば放送時間や録画時間、取得時間等)が、「2008年7月7日(月曜日)17時00分」であると仮定して説明する。しかし、この時点の例は、本発明を限定するものではないことは言うまでもない。
図3は、一周期が「一日」である周期を周期決定部17が決定した場合を示している。
図3に示すように、コンテンツ検出部16は、再生中のコンテンツデータの時間情報に基づいて、周期、つまり1又は2日以上前又は後の他のコンテンツデータを検索する。上述の通り再生中のコンテンツデータの時間情報が「2008年7月7日(月曜日)17時00分」であると仮定する。するとこの場合、コンテンツ検出部16は、例えば、7日を基準として、1日前の6日、2日前の5日、1日後の8日等の時間情報が付加された他のコンテンツデータを検出することになる。
この際、コンテンツ検出部16は、検出にする周期の一周期よりも1周り又は2周り以上小さい繰り返し単位が再生中のコンテンツの時間情報と同じ時間情報が付加されたコンテンツデータを検出することが望ましい。つまり、図3に示す一周期が一日である場合、例えば、コンテンツ検出部16は、周期「日」よりも一周り小さい繰り返し単位である「時」が同一のコンテンツデータを検出することが可能である。この場合、コンテンツ検出部16は、更に、周期「日」よりも2周り小さい繰り返し単位である「時分」が同一のコンテンツデータを検出することも可能である。
図4は、一周期が「一週間」である周期を周期決定部17が決定した場合を示している。
図4に示すように、コンテンツ検出部16は、再生中のコンテンツデータの時間情報に基づいて、周期、つまり1又は2週間以上前又は後の他のコンテンツデータを検索する。上述の通り再生中のコンテンツデータの時間情報が「2008年7月7日(月曜日)17時00分」であると仮定する。するとこの場合、コンテンツ検出部16は、例えば、7日(月曜日)を基準として、1週間前の6月30日(月曜日)、2週間前の6月23日(月曜日)、1週間後の7月17日(月曜日)等の時間情報が付加された他のコンテンツデータを検出することになる。なお、この一周期は、一週間ではなく、7日間で同じことを意味する。
この際、コンテンツ検出部16は、上記同様に、検出にする周期の一周期よりも1周り又は2周り以上小さい繰り返し単位が再生中のコンテンツの時間情報と同じ時間情報が付加されたコンテンツデータを検出することが望ましい。つまり、図4に示す一周期が一週間である場合、例えば、コンテンツ検出部16は、周期「週」よりも一周り小さい繰り返し単位である「日」が同一のコンテンツデータを検出することが可能である。この場合、コンテンツ検出部16は、更に、周期「週」よりも2周り以上小さい繰り返し単位である「日時」や「日時分」が同一のコンテンツデータを検出することも可能である。
図5は、一周期が「一ヶ月」である周期を周期決定部17が決定した場合を示している。
図5に示すように、コンテンツ検出部16は、再生中のコンテンツデータの時間情報に基づいて、周期、つまり1又は2ヶ月以上前又は後の他のコンテンツデータを検索する。上述の通り再生中のコンテンツデータの時間情報が「2008年7月7日(月曜日)17時00分」であると仮定する。するとこの場合、コンテンツ検出部16は、例えば、7月を基準として、1ヶ月前の6月、2ヶ月前の5月、1ヶ月後の8月等の時間情報が付加された他のコンテンツデータを検出することになる。
この際、コンテンツ検出部16は、上記同様に、検出にする周期の一周期よりも1周り又は2周り以上小さい繰り返し単位が再生中のコンテンツの時間情報と同じ時間情報が付加されたコンテンツデータを検出することが望ましい。つまり、図5に示す一周期が一週間である場合、例えば、コンテンツ検出部16は、周期「月」よりも2周り小さい繰り返し単位である「日」が同一のコンテンツデータを検出することが可能である。この場合、コンテンツ検出部16は、更に、周期「月」よりも1周り小さい繰り返し単位である「週」や、周期「月」よりも3周り以上小さい繰り返し単位である「日時」や「日時分」が同一のコンテンツデータを検出することも可能である。例えば「日」が同一のコンテンツデータを検出する場合、コンテンツ検出部16は、図5に示すように7月7日を基準にして、1ヶ月前の6月7日、2ヶ月前の5月7日、1ヶ月後の8月7日等の時間情報が付加された他のコンテンツデータを検出することになる。なお、この場合、コンテンツ検出部16は、周期「月」よりも1周り小さい繰り返し単位である「週」については問わないことが望ましい。
図6は、一周期が「一年」である周期を周期決定部17が決定した場合を示している。
図6に示すように、コンテンツ検出部16は、再生中のコンテンツデータの時間情報に基づいて、周期、つまり1又は2ヶ年以上前又は後の他のコンテンツデータを検索する。上述の通り再生中のコンテンツデータの時間情報が「2008年7月7日(月曜日)17時00分」であると仮定する。するとこの場合、コンテンツ検出部16は、例えば、2008年を基準として、1ヶ年前の2007年、2ヶ年前の2006年、1ヶ年後の2009年等の時間情報が付加された他のコンテンツデータを検出することになる。
この際、コンテンツ検出部16は、上記同様に、検出にする周期の一周期よりも1周り又は2周り以上小さい繰り返し単位が再生中のコンテンツの時間情報と同じ時間情報が付加されたコンテンツデータを検出することが望ましい。つまり、図5に示す一周期が一年である場合、例えば、コンテンツ検出部16は、周期「年」よりも1周り小さい繰り返し単位である「月」が同一のコンテンツデータを検出することが可能である。この場合、コンテンツ検出部16は、更に、周期「年」よりも2周り以上小さい繰り返し単位である「月日」や「月日時」、「月日時分」が同一のコンテンツデータを検出することも可能である。例えば「月」が同一のコンテンツデータを検出する場合、コンテンツ検出部16は、図6に示すように08年7月を基準にして、1年前の07年7月、2年前の06年7月、1年後の09年7月等の時間情報が付加された他のコンテンツデータを検出することになる。なお、コンテンツ検出部16は、周期「年」よりも2周り小さい繰り返し単位である「月日」が同一のコンテンツデータを検出することが望ましい。
周期決定部17の説明に戻る。
周期決定部17は、更に、コンテンツ検出部16にコンテンツデータを検出させる範囲をも決定する。つまり、周期決定部17は、再生中のコンテンツデータの時間情報を基準として、何周期前又は後までのコンテンツデータを検索させるのかを決定する。換言すれば、周期決定部17は、コンテンツ検出部16が検索する際に時間的に遡るか下る周期の数をも決定する。この時間的に遡る周期の数、又は、時間的に下る周期の数、つまり検出範囲を「周期数」ともいう。
一方、この周期数や周期自身を決定する際に、周期決定部17は、様々な周期数及び周期を決定することができる。ここでは、その周期等の決定の例として、以下の情報に基づいて行われる決定について説明する。
第1周期決定:表示装置10の使用時間長を表した使用時間情報
第2周期決定:再生中のコンテンツデータの属性を表した属性情報
なお、この周期等の決定のために、周期決定部17は、第1周期決定部171と、第2周期決定部172とを有する。よって、以下では、これらの構成の説明と併せて、第1周期決定及び第2周期決定について説明する。
第1周期決定部171は、表示装置10の使用時間長を表した使用時間情報に基づいて、使用時間長に応じた周期及び周期数を決定する。なお、使用時間長とは、例えば、表示装置10が連続して使用されている経過時間や、表示装置10が購入されたり導入されてからの経過時間等を意味する。つまり、使用時間長は、連続して使用されている経過時間の場合、表示装置10の一回の使用における継続使用時間長を意味し、導入等されてからの経過時間の場合、表示装置10の複数回の使用における累積使用時間長(例えば、使用回数等であってもよい。)を意味する。
この際、第1周期決定部171は、使用時間長が長くなるにつれて周期が短くなるように、周期を決定することもできるが、逆に、使用時間長が長くなるにつれて周期も長くなるように、周期を決定することが望ましい。同様に、第1周期決定部171は、使用時間長が長くなるにつれて周期数を小さくなるように、周期数を決定することもできるが、逆に、使用時間長が長くなるにつれて周期数も大きくなるように、周期数を決定することが望ましい。
この使用時間長が長くなる場合に、周期を長くし、かつ、周期数を大きくする第1周期決定部171の動作の例について、図7及び図8を参照しつつ説明する。図7は、周期の決定を表しており、図8は、周期数の決定を表している。
図7に示すように、第1周期決定部171は、表示装置10の使用時間長が長くなるにつれて、周期を長くする。図7に示した例では、使用時間長がt0〜t1の間の期間Aでは、第1周期決定部171は、周期を「日」に設定する。そして、使用時間長が長くなり、t1〜t2の間の期間Bでは、第1周期決定部171は、周期を「週」に設定する。更に、使用時間が長くなると、第1周期決定部171は、t2〜t3の間の期間Cでは、周期を「月」に設定し、t3〜t4の間の期間Dでは、周期を「年」に設定する。その後、第1周期決定部171は、周期を更に例えば「2年、3年」と長くする。
一方、図8に示すように、第1周期決定部171は、表示装置10の使用時間長が長くなるにつれて、周期数を大きくする。図8に示した例では、使用時間長がt0〜t1の間の期間Aでは、第1周期決定部171は、周期が「日」であるのに対して、検索範囲、つまり周期数を1〜Nへと徐々に大きくする。そして、使用時間長が長くなり、t1〜t2の間の期間Bでは、第1周期決定部171は、周期が「週」であるのに対して、再度、周期数を1〜Nへと徐々に大きくする。更に、使用時間が長くなると、第1周期決定部171は、t2〜t3の間の期間C又はt3〜t4の間の期間Dでは、周期「月」又は「年」に対して、同様に、周期数を1〜Nへと徐々に大きくする。
このように第1周期決定部171が周期及び周期数の少なくとも一方(特に周期)を変更することにより、本実施形態に係る表示装置10は、コンテンツが検出される時間的な範囲を徐々に広くすることができる。
使用時間長が累積使用時間長の場合、表示装置10は、その使用時間長が長くなるにつれて、周期を長くしたり、周期数を増すことができる。つまり、表示装置10で提供されるコンテンツデータは、ユーザが表示装置10に慣れていない使用開始当初では、1〜数日前又は後のものが検出される。そして、累積使用時間長が長くなりユーザが表示装置10に慣れるにつれて、1〜数週間、1〜数ヶ月、1〜数年前又は後のコンテンツデータが検出される。このように徐々に周期等を長くすることにより、ユーザに本実施形態に係る表示装置10が検出する周期性を容易に認識させることができ、ユーザの表示装置10の操作性を向上させて利便性を向上させることが可能である。
また、使用時間長が継続使用時間長の場合、表示装置10は、やはり、使用時間長が長くなるにつれて、周期を長くしたり、周期数を増すことができる。つまり、表示装置10の動作が開始された当初は、1〜数日前又は後のコンテンツデータが検出される。そして、継続使用時間長が長くなるにつれて、1〜数週間、1〜数ヶ月、1〜数年前又は後のコンテンツデータが検出される。通常、ユーザの思考は、連想により確立される。つまり、一のコンテンツデータを視聴してるユーザは、そのコンテンツデータから連想されるようなコンテンツデータ、例えば、時間的に近いコンテンツデータを連想することが多い。更に、ユーザは、連想されたコンテンツデータから他のコンテンツデータを連想するというように、徐々に時間的に遠いコンテンツデータへと連想をつなげることが多い。そこで、本実施形態に係る表示装置10は、徐々に周期等を長くすることにより、ユーザに時間的に近いコンテンツデータから遠いコンテンツデータへと連想させることができる。よって、表示装置10は、ユーザの連想にあわせたコンテンツデータを検出することができるため、ユーザの思考や嗜好等に合致したコンテンツデータを提供することができる。なおこのような連想を補助するコンテンツデータの提供方法は、ユーザの脳のトレーニングをも行うことを可能にすることが予想される。
なお、ここでは、第1周期決定部171が、周期を長くすると共に、周期数を大きくする場合について説明したが、例えば、周期数は予め所定の数で固定されていてもよく、周期も同様に固定さていてもよい。
第2周期決定部172は、コンテンツ取得部12が取得して再生部13が再生中のコンテンツデータの属性情報に基づいて、周期を決定する。より具体的に説明する。第2周期決定部172は、コンテンツ取得部12が取得して再生部13が再生中のコンテンツデータの属性情報を、コンテンツ取得部12又は再生部13から取得する。そして、第2周期決定部172は、その取得した属性情報に基づき、コンテンツの属性に適した周期を決定する。
この属性情報に応じた周期決定の具体的な例について説明する。
例えば、コンテンツの属性が「ニュース」を表している場合、このコンテンツは、毎日同じ時間帯に放送される可能性が高い。よって、第2周期決定部172は、この場合、周期を「日」に決定する。
例えば、コンテンツの属性が「週間ドラマ」を表している場合、このコンテンツは、毎週同じ時間帯に放送される可能性が高い。よって、第2周期決定部172は、この場合、周期を「週」に決定する。
例えば、コンテンツの属性が「誕生日」を表している場合、毎年同じ日付に対して同様なコンテンツが存在する可能性が高い。よって、第2周期決定部172は、この場合、周期を「年」に決定する。
例えば、コンテンツの属性が「夏休みの旅行」を表している場合、毎年同じ時期(例えばお盆時期)に対して同様なコンテンツが存在する可能性が高い。よって、第2周期決定部172は、この場合も、周期を「年」に決定する。
例えば、コンテンツの属性が「夏季オリンピック」を表している場合、このコンテンツは、4年ごとの同じ時期に放送される可能性が高い。よって、第2周期決定部172は、この場合、周期を「4年」に決定する。
このように、第2周期決定部172は、コンテンツデータの属性情報に基づいて、その属性に適した周期を決定することができる。ユーザの行動は、上述の通り、特定の周期性を有していることが多いが、個々の周期の長さは、ユーザの興味の対象によってことなる。そこで、表示装置10は、第2周期決定部172を有することにより、再生中のコンテンツデータの属性に応じた周期に決定することができる。その結果、表示装置10は、ユーザが興味を持つことが予想される周期性を特定して、よりユーザの思考、趣味、趣向等に応じたコンテンツを提供することができる。
なお、このような第2周期決定部172による属性に基づいた周期決定は、様々な方法により実現することが可能である。例えば、第2周期決定部172は、キーワードと周期が関連付けられて記録された記憶部(図示せず)を有し、属性情報にキーワードが含まれるかを検出し、対応するキーワードが存在する場合、そのキーワードと関連付けられた周期を決定することが可能である。この際、第2周期決定部172は、属性情報にキーワードと概念的に近い用語や単語が含まれることを検出することも可能である。
以上、第1周期決定部171による第1周期決定、及び、第2周期決定部172による第2周期決定について説明した。しかし、本実施形態に係る周期決定部17の周期決定方法は、この例に限定されるものではない。周期は、他の様々な情報に基づいて決定されることも可能である。例えば、ユーザがコントローラ等を操作することによりコントローラ等から出力される操作情報に基づいて、周期が決定されてもよいことは言うまでもない。また、第1周期決定と第2周期決定は、同時に行われてもよいが、いずれか一方のみが行われてもよいことも言うまでもない。
ここで三度図1を参照して、表示装置10の残りの構成と、コンテンツ検出部16による第2検出及び第3検出について説明する。
関連性決定部18は、再生中のコンテンツデータの属性情報と、コンテンツ検出部16が検出するコンテンツデータの属性情報との関連性を決定する。そして、コンテンツ検出部16は、決定された関連性に基づいて、再生中のコンテンツデータの属性情報に対して、決定された関連性を有する属性情報が付加されたコンテンツデータを検出する(第2検出)。
より具体的に説明する。関連性決定部18は、再生中のコンテンツデータの属性情報を、コンテンツ取得部12又は再生部13から取得する。そして、関連性決定部18は、取得した属性情報から1又は2以上の属性を選択し、その属性に対する関連性を決定する。そして、コンテンツ検出部16は、その選択された属性に対して、決定された関連性を有する属性情報が付加されたコンテンツデータを検出する。その後、検出されたコンテンツデータは、再生部13に送られ、この再生部13は、再生中のコンテンツデータと共に、コンテンツ検出部16が検出したコンテンツデータをも再生する。そして、表示制御部14は、再生中のコンテンツデータの画像及び属性情報の少なくとも一方と共に、コンテンツ検出部16が検出して再生されるコンテンツデータの画像及び属性情報の少なくとも一方をも、表示画面に表示させる。
関連性決定部18が決定する関連性とは、どの属性を選択して第2検出に使用するのか、又は、どの程度の関連性までをも含めるのかを意味する。
例えば、第2検出に使用される属性情報としては、例えば、コンテンツの名称・コンテンツの種別(ジャンル)・出演者や制作者に関する情報・コンテンツの種類(タイプ。例えば動画像、静止画像、音声等)・コンテンツの作成場所などが挙げられる。しかし、関連性決定部18が選択する属性は、この例に限定されるものではない。
例えば、第2検出に使用される関連性の度合としては、例えば、属性が完全に一致すること、属性の一部が一致すること、属性が含まれること、属性同士が概念的に近いこと、などが挙げられる。しかし、関連性決定部18が決定する関連性の度合は、この例に限定されるものではない。
また、関連性を決定する際、関連性決定部18は、再生中のコンテンツの属性情報、及び、周期決定部17が決定した周期のいずれか一方に基づいて、関連性を決定することが可能である。
例えば、コンテンツの属性が音楽である場合、ユーザが興味を示すコンテンツデータは、同一のジャンル(音楽)であり、かつ、同一のアーティスト又はそのアーティストが含まれるものであることが多い。そこで、関連性決定部18は、第2検出に使用する属性として、ジャンルとアーティストを選択し、関連性の度合として、ジャンルについては一致すること、アーティストについては少なくとも含まれることを決定することができる。
例えば、周期決定部17が決定した周期が「年」の場合、ユーザは、再生中のコンテンツデータと同じ月(又は月日)のコンテンツデータの中でも、一年後毎の記念日に自らが作成したコンテンツデータに興味を示すことが多い。そこで、この場合、関連性決定部18は、第2検出に使用する属性として、作成者又はコンテンツの名称を選択し、関連性の度合として、作成者については少なくとも含まれること、コンテンツの名称については概念的に近いことを決定することが可能である。
例えば、周期決定部17が決定した周期が「週」や「日」の場合、ユーザが興味を示すであろうコンテンツデータは、毎週又は毎日放送される番組である可能性が高い。そこで、この場合、関連性決定部18は、第2検出に使用する属性として、放送チャンネルを選択し、関連性の度合として、一致することを決定することが可能である。
例えば、ユーザの操作性向上のために第1周期決定が行われている場合、周期決定部17が決定した周期が長くなれば、ユーザが表示装置10に慣れたことが予想される。従って、関連性決定部18は、周期が短い間は、第2検出に使用する属性として、同一ジャンルのように連想しやすい属性を選択する一方、周期が長くなれば、この属性を多種多様に変更することも可能である。
なお、ここで挙げた関連性の決定方法は、あくまで一例であり、様々なバリエーションが考えられることは言うまでもない。
なお、この関連性決定部18が決定した関連性に基づく第2検出は、単独で行われてもよいが、周期性に基づく第1検出と組み合わせて行われてもよい。例えば、第1検出が行われた後、その検出結果に第2検出が行われる場合、周期性による第1検出で検出された複数のコンテンツデータを、更に、ユーザが現在視聴しているコンテンツデータの属性と関連があるコンテンツデータに絞り込むことが可能である。よって、表示装置10は、単に偶然周期性を有していたようなコンテンツデータが検出されることを防止して、更にユーザの思考や興味に合致したコンテンツデータを提供することが可能である。
嗜好情報抽出部19は、表示装置10の使用状態に基づいて、ユーザの嗜好を表した嗜好情報を抽出する。そして、コンテンツ検出部16は、抽出された嗜好情報に基づいて、その嗜好情報に合致した属性情報が付加されたコンテンツデータを検出する(第3検出)。
より具体的に説明する。嗜好情報抽出部19は、例えば、過去の再生履歴から、視聴頻度の高いコンテンツデータの属性、又は、視聴されたコンテンツデータに共通する属性を、嗜好情報として抽出することが可能である。また、嗜好情報抽出部19は、例えば、外部カメラや音声入力装置(図示せず)に接続され、例えば、顔の向きや表情・声のトーン・視聴時間などを分析する。そして、嗜好情報抽出部19は、再生中のコンテンツデータに対するユーザの集中度合や興味度合を検出し、その集中度合や興味度合の高いコンテンツデータの属性を嗜好情報として抽出することが可能である。更にまた、嗜好情報抽出部19は、ユーザの操作に応じた操作信号に基づいて嗜好情報を設定することにより、ユーザ自身が、嗜好情報を設定することも可能である。そして、コンテンツ検出部16は、その嗜好情報に基づいて、その嗜好情報が含まれた属性情報が付加されたコンテンツデータを検出する。その後、検出されたコンテンツデータは、再生部13に送られ、この再生部13は、再生中のコンテンツデータと共に、コンテンツ検出部16が検出したコンテンツデータをも再生する。そして、表示制御部14は、再生中のコンテンツデータの画像及び属性情報の少なくとも一方と共に、コンテンツ検出部16が検出して再生されるコンテンツデータの画像及び属性情報の少なくとも一方をも、表示画面に表示させる。
なお、この嗜好情報抽出部19が抽出した嗜好情報に基づく第3検出は、単独で行われてもよいが、周期性に基づく第1検出や、関連性に基づく第2検出と組み合わせて行われてもよい。例えば、第1,2検出が行われた後に第3検出が行われる場合、周期性による第1,第2検出で検出された複数のコンテンツデータを、更に、ユーザの嗜好に合致したコンテンツデータに絞り込むことが可能である。よって、表示装置10は、単に偶然周期性や同一属性を有していたようなコンテンツデータが検出されることを防止して、更にユーザの思考や興味に合致したコンテンツデータを提供することが可能である。
[2.表示装置の動作]
以上、本実施形態に係る表示装置10の構成について説明した。
次に、図9を参照しつつ、本実施形態に係る表示装置10の動作について説明する。
図9は、本実施形態に係る表示装置の動作について説明する説明図である。
図9に示すように、まず、ステップS01が処理される。
ステップS01では、周期決定部17により周期が決定される。この際、周期は、第1周期決定、第2周期決定、またはユーザ設定により、複数決定されてもよい。そして、ステップS03に進む。
ステップS03(コンテンツ検出ステップの一例)では、コンテンツ検出部16による第1検出、つまり、周期性によるコンテンツデータの検出が行われる。そして、ステップS05に進む。
ステップS05では、関連性決定部18により、ステップS01で決定された周期や再生中のコンテンツデータの属性情報等に基づいて、検出に使用される関連性が決定される。そして、ステップS07に進む。
ステップS07では、ステップS03の検出結果に対してか、その検出結果とは独自に、コンテンツ検出部16による第2検出、つまり、属性情報の関連性によるコンテンツデータの検出が行われる。そして、ステップS09に進む。
ステップS09では、ステップS01等の検出結果に対してか、その検出結果とは独自に、コンテンツ検出部16による第3検出、つまり、予め嗜好情報抽出部19により抽出された嗜好情報に基づいたコンテンツデータの検出が行われる。そして、ステップS11に進む。
ステップS11では、表示制御部14により再生部13で再生される複数のコンテンツの表示形態が決定される。つまり、例えば、ステップS03,S07,S09において複数のコンテンツデータが検出された場合、表示制御部14は、上述のように、これらのコンテンツデータの画像又は属性情報を、周期を表したリストで表示することができる。そこで、このステップS11では、表示制御部14が、リスト表示するか否か、及び、リストで表示する場合にはどのような形態のリストで表示するのかを決定する。そして、ステップS13に進む。
ステップS13(表示制御ステップ)では、再生中のコンテンツデータの画像及び属性情報の少なくとも一方と共に、ステップS03等で検出されたコンテンツデータの画像及び属性情報の少なくとも一方が、表示制御部14により表示画面に表示される。そして、ステップS15に進む。
ステップS15では、表示装置10が、再生中のコンテンツデータと関連のある他のコンテンツデータの提供動作を終了するか否かが確認される。そして、動作が終了する場合には、表示装置10は動作を終了し、動作が終了しない場合には、ステップS01以降の処理が繰り返される。
[3.表示装置の動作例]
次にこのような動作を通じて表示装置10の表示画面に表示されてユーザに提供されるコンテンツデータの例を、表示制御部14によるリストの例と共に説明する。図10は、本実施形態に係る表示装置の動作の一例について説明する説明図である。
図10では、再生中のコンテンツデータXが表示画面Mに表示されている。そして、図10では、周期決定部17により、複数の周期(「日」・「週」・「月」・「年」)が決定され、他の周期(「10年」・「ユーザ設定」)が決定されていない状態を表している。この図10の例では、周期の起点、つまり、コンテンツデータXの時間情報は、上記同様「2008年7月7日(月曜日)17:00」である。そして、表示制御部14は、コンテンツ検出部16による検出結果である複数のコンテンツデータを、日・週・月・年の周期を表したリストLで表示している。つまり、表示画面Mの左方に、リストLが表示され、そのリストLの第1段目には、周期「日」により検出されたコンテンツデータA1,A2が表示されている。一方、リストLの第2段目には、周期「週」により検出されたコンテンツデータB1,B2が表示されている。さらに、リストLの第3段目には、周期「月」により検出されたコンテンツデータC2,C3が表示されている。なお、ユーザは、コントローラ(図示せず)を操作して、ボタンPを選択することにより、このリストLに含まれていない他のコンテンツデータを表示させることができる。そして、ユーザは、コントローラ(図示せず)を操作して、カーソルCAを任意のコンテンツデータに併せて選択することにより、そのコンテンツデータを動画再生させたり、拡大させることができる。更に、リストLの第4段目には、周期「年」により検出されたコンテンツデータD1,D2が表示されている。
なお、図10に示すリストLは、あくまで一例であり、表示制御部14は、周期を表した様々なリストを表示画面Mに表示させることが可能である。
[4.効果の例]
以上、本発明の第1実施形態に係る表示装置10について説明した。
この表示装置10によれば、再生中のコンテンツデータに対して所定の周期性を有する他のコンテンツデータを提供することができる。従って、表示装置10は、コンテンツデータの種類(タイプ)に寄らず、実際のユーザの周期的な生活に密着した関連性を有するコンテンツデータを提供することができる。このような周期性を有する時間軸は、ほぼ全てのユーザに共通なものであり、ユーザはそのような周期性を日常的に使用して思考していることが多い。従って、表示装置10は、ユーザによらずに、全てのユーザに適したコンテンツデータを、あたかもユーザの連想や事象を思い出す過程に沿うような形態で斬新かつ大胆に提供することができる。つまり、この表示装置10によれば、今年の連休はパーティを行い、去年の連休はドライブに行った場合のように、一見2つのコンテンツデータの間に関連性がないように見える場合であっても、この2つのコンテンツデータを関連付けて提示することができる。
そして、表示装置10は、単に属性情報や時間情報の一致によりコンテンツデータを検出する場合では、検出されないようなコンテンツデータを検出することができる。その結果、表示装置10は、一定のコンテンツデータのみが検出されることを防止しつつ、提供するコンテンツデータを循環させることが可能である。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されないことは言うまでもない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上記実施形態では、コンテンツ検出部16が、コンテンツ取得部12が取得して再生部13が再生中のコンテンツデータに対応する他のコンテンツデータを検出する場合について説明した。しかし本発明は、この例に限定されるものでなはない。コンテンツ検出部16は、コンテンツ検出部16自身が検出して再生部13により再生されているコンテンツデータに対応する他のコンテンツデータを検出することも可能である。この場合、コンテンツ検出部16は、再生中のコンテンツデータの時間情報等を、コンテンツ検出部16自身又は再生部13等から取得して、上記第1実施形態と同様に他のコンテンツを検出することになる。
また、上記各実施形態で説明した一連の処理は、専用のハードウエアにより実行させてもよいが、ソフトウエアにより実行させてもよい。一連の処理をソフトウエアにより行う場合、汎用又は専用のコンピュータにプログラムを実行させることにより、上記の一連の処理を実現することができる。コンピュータは、CPU(Central Processing Unit)と、HDD(Hard Disk Drive)・ROM(Read Only Memory)・RAM(Random Access Memory)等の記録装置と、LAN(Local Area Network)・インターネット等のネットワークに接続された通信装置と、マウス・キーボード等の入力装置と、フレキシブルディスク等の磁気ディスク、各種のCD(Compact Disc)・MO(Magneto Optical)ディスク・DVD(Digital Versatile Disc)等の光ディスク、半導体メモリ等のリムーバブル記憶媒体等を読み書きするドライブと、モニタなどの表示装置・スピーカやヘッドホンなどの音声出力装置などの出力装置等と、を有してもよい。そして、このコンピュータは、記録装置・リムーバブル記憶媒体に記録されたプログラム、又はネットワークを介して取得したプログラムを実行することにより、上記一連の処理を実行してもよい。
尚、本明細書において、フローチャートに記述されたステップは、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的に又は個別的に実行される処理をも含む。また時系列的に処理されるステップでも、場合によっては適宜順序を変更することが可能であることは言うまでもない。
本発明の第1実施形態に係る表示装置の構成について説明する説明図である。 同実施形態に係る表示装置が再生するコンテンツデータについて説明する説明図である。 同実施形態に係る表示装置による検出について説明する説明図である。 同実施形態に係る表示装置による検出について説明する説明図である。 同実施形態に係る表示装置による検出について説明する説明図である。 同実施形態に係る表示装置による検出について説明する説明図である。 同実施形態に係る表示装置が決定する周期について説明する説明図である。 同実施形態に係る表示装置が決定する周期について説明する説明図である。 同実施形態に係る表示装置の動作について説明する説明図である。 同実施形態に係る表示装置の動作の一例について説明する説明図である。
符号の説明
10 表示装置
11 コンテンツ記憶部
12 コンテンツ取得部
13 再生部
14 表示制御部
15 音声出力部
16 コンテンツ検出部
17 周期決定部
18 関連性決定部
19 嗜好情報抽出部
171 第1周期決定部
172 第2周期決定部

Claims (6)

  1. 自装置の使用時間長に応じて、所定の周期を決定する第1周期決定部と、
    再生中のコンテンツデータに付加された時間情報に表される一の時点を基準にして、前記第1周期決定部が決定した所定の周期前又は後の他の時点を表す時間情報が付加された他のコンテンツデータを検出するコンテンツ検出部と、
    前記再生中のコンテンツデータに付加された当該コンテンツデータの属性を示す属性情報、及び、該コンテンツデータに含まれる画像の少なくとも一方と共に、前記コンテンツ検出部が検出したコンテンツデータに付加された当該コンテンツデータの属性を示す属性情報、及び、該コンテンツデータに含まれる画像の少なくとも一方を表示画面に表示させる表示制御部と、
    を有する、情報処理装置。
  2. 前記第1周期決定部は、前記自装置の使用時間長が長くなるにつれて、前記所定の周期を長くする、請求項に記載の情報処理装置。
  3. 前記所定の周期の一周期は、暦上の繰り返し単位である、請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 前記所定の周期の一周期は、日、週、月又は年である、請求項に記載の情報処理装置。
  5. 前記コンテンツ検出部は、複数のコンテンツデータを検出し、
    前記表示制御部は、前記コンテンツ検出部が検出した各コンテンツデータに付加されたコンテンツデータの属性を示す属性情報、及び、該各コンテンツデータに含まれる画像の少なくとも一方を、前記所定の周期を表したリストで表示画面に表示させる、請求項1に記載の情報処理装置。
  6. 自装置の使用時間長に応じて、所定の周期を決定する周期決定ステップと、
    再生中のコンテンツデータに付加された時間情報に表される一の時点を基準にして、前記周期決定ステップで決定した所定の周期前又は後の他の時点を表す時間情報が付加された他のコンテンツデータを検出するコンテンツ検出ステップと、
    前記再生中のコンテンツデータに付加された当該コンテンツデータの属性を示す属性情報、及び、該コンテンツデータに含まれる画像の少なくとも一方と共に、前記コンテンツ検出ステップで検出したコンテンツデータに付加された当該コンテンツデータの属性を示す属性情報、及び、該コンテンツデータに含まれる画像の少なくとも一方を表示画面に表示させる表示制御ステップと、
    を有する、情報処理方法。
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