JP4607130B2 - 電子機器,プログラム,および記録媒体 - Google Patents

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Description

この発明は、通信機能を有する画像形成装置(デジタル複合機,デジタル複写機,ファクシミリ装置,プリンタ等)や画像読取装置(スキャナ等)、メール端末、電話機、パーソナルコンピュータ等の電子機器、その電子機器のコンピュータ(CPU)に実行させるプログラム、およびそのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関する。
例えば、ファクシミリ装置は、電話番号で宛先を指定すれば、どの相手先にも送信できるため、宛先の指定を誤ると、その宛先が存在すれば、その相手に誤って送信されてしまい、間違った相手に機密文書が送信されてしまったり、送信元の情報が漏洩したりすることがあるので、宛先の入力ミスはセキュリティ上の重大な問題につながる恐れがある。
このため、本出願人には先に、ファクシミリ送信の際、同一番号を2回入力させ、1回目に入力された番号と2回目に再入力された番号が一致した場合に、発呼動作を行うことにより、宛先の入力ミスを防止するようにしたファクシミリ装置を提案している(特願2005−359793号)。
しかしながら、このようなファクシミリ装置では、宛先の再入力に失敗しても、そのことを特に記録に残したりはしていなかったので、宛先入力ミスによる誤送信は防げても、宛先入力ミスそのものを減らすことはできなかった。そもそも、宛先入力ミスによる誤送信を根本的に防止するには、宛先は細心の注意を払って入力する習慣をつけるべきだが、上述したファクシミリ装置では、装置側で宛先入力ミスをチェックしてくれるという安心感から、かえって宛先入力時は不注意になりかねない。
この発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、ファクシミリ装置等の通信機能を有する電子機器において、宛先入力ミスの多いユーザ(又はその部署)に対して宛先入力ミスを減らすように促したり、宛先入力ミスの傾向を調査できるようにして、宛先入力ミスを削減できるようにすることを目的とする。
この発明は、上記の目的を達成するため、電子機器、その電子機器を制御するコンピュータに実行させるプログラム、およびそのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供する。
請求項1の発明による電子機器は、宛先を指定する宛先指定手段と、該宛先指定手段によって指定された宛先への通信動作を行う通信手段とを有する電子機器であって、結果を記憶する結果記憶手段と、該結果記憶手段によって記憶された結果を閲覧可能に表示する結果表示手段と、上記宛先指定手段による宛先指定の際に、宛先の入力を複数回行わせ、各回で入力された宛先が一致した場合には、その宛先への通信動作を上記通信手段に行わせ、各回で入力された宛先が一致しなかった場合には、その宛先不一致の結果を上記結果記憶手段に記憶させる制御手段と、履歴を記憶する履歴記憶手段と、該履歴記憶手段によって記憶された履歴を閲覧可能に表示する履歴表示手段と、宛先を記憶する宛先記憶手段とを設け、上記宛先指定手段に、上記宛先記憶手段によって記憶された宛先を用いて宛先を指定する手段を備え、上記制御手段に、上記各回で入力された宛先が一致しなかった場合に、その各回の入力内容を履歴として上記履歴記憶手段に記憶させる手段と、上記履歴記憶手段によって記憶された履歴の内容と上記宛先指定の際に上記各回で入力された宛先に関して特定の条件を満たした場合に、上記宛先記憶手段に宛先を記憶するように促す旨を報知する手段とを備えたものである。
請求項2の発明による電子機器は、請求項1の電子機器において、上記結果記憶手段によって記憶された上記宛先不一致の結果が特定の条件を満たした場合に、その旨をレポートとして出力するレポート出力手段を設けたものである。
請求項3の発明による電子機器は、請求項1又は2の電子機器において、上記結果記憶手段によって記憶された上記宛先不一致の結果が特定の条件を満たした場合に、その旨を予め設定された通知先へ通知する通知手段を設けたものである。
請求項4の発明による電子機器は、請求項1〜3のいずれかの電子機器において、上記制御手段に、上記各回で入力された宛先が一致した場合には、その宛先一致の結果を上記結果記憶手段に記憶させる手段を備えたものである。
請求項5の発明による電子機器は、請求項1〜3のいずれかの電子機器において、予め登録されたユーザ情報と一致するユーザ情報が入力された場合に、その入力のための操作を行ったユーザを認証ユーザと判定する認証手段を設け、上記制御手段が、上記宛先不一致の結果を上記認証手段によって認証ユーザと判定された際に入力されたユーザ情報に対応付けて上記結果記憶手段に記憶させるものである。
請求項6の発明による電子機器は、請求項5の電子機器において、上記制御手段に、上記各回で入力された宛先が一致した場合には、その宛先一致の結果を上記認証手段によって認証ユーザと判定された際に入力されたユーザ情報に対応付けて上記結果記憶手段に記憶させる手段を備えたものである。
請求項7の発明による電子機器は、請求項6の電子機器において、上記認証ユーザ毎に、上記宛先指定の際に、宛先の入力を複数回行わせるか否かを設定する複数入力可否設定手段を設け、上記制御手段に、上記宛先一致の結果あるいは上記宛先不一致の結果が特定の条件を満たした場合に、上記認証ユーザに対して、上記宛先指定の際に、宛先入力を複数回行わせないように上記複数入力可否設定手段に設定させる手段を備えたものである。
請求項8の発明による電子機器は、請求項5の電子機器において、上記認証ユーザ毎に、当該電子機器あるいは当該電子機器の機能の使用可否を設定する使用可否設定手段を設け、上記制御手段に、上記宛先不一致の結果が特定の条件を満たした場合に、上記認証ユーザに対して当該電子機器あるいは当該電子機器の機能の使用可否を上記使用可否設定手段によって使用不可に設定させる手段を備えたものである。
請求項9の発明による電子機器は、請求項8の電子機器において、上記制御手段に、上記宛先不一致の結果が上記特定の条件とは異なる条件を満たした場合に、当該電子機器あるいは当該電子機器の機能の使用不可に関する旨を上記認証ユーザに対して報知する手段を備えたものである。
請求項10の発明による電子機器は、請求項のいずれかの電子機器において、上記制御手段が、上記各回の入力内容を履歴として上記履歴記憶手段に記憶させる際に、日時を合わせて記憶させるものである。
請求項11の発明による電子機器は、宛先を指定する宛先指定手段と、該宛先指定手段によって指定された宛先への通信動作を行う通信手段とを有する電子機器であって、結果を記憶する結果記憶手段と、該結果記憶手段によって記憶された結果を閲覧可能に表示する結果表示手段と、上記宛先指定手段による宛先指定の際に、宛先の入力を複数回行わせ、各回で入力された宛先が一致した場合には、その宛先への通信動作を上記通信手段に行わせ、各回で入力された宛先が一致しなかった場合には、その宛先不一致の結果を上記結果記憶手段に記憶させる制御手段と、履歴を記憶する履歴記憶手段と、該履歴記憶手段によって記憶された履歴を閲覧可能に表示する履歴表示手段と、宛先を記憶する宛先記憶手段とを設け、上記宛先指定手段に、上記宛先記憶手段によって記憶された宛先を用いて宛先を指定する手段を備え、上記制御手段に、上記各回で入力された宛先が一致しなかった場合に、その各回の入力内容を履歴として上記履歴記憶手段に記憶させる手段と、上記履歴記憶手段によって記憶された履歴の内容と上記宛先指定の際に上記各回で入力された宛先に関して特定の条件を満たした場合に、その宛先を上記宛先記憶手段に記憶させる手段とを備えたものである。
請求項12の発明によるプログラムは、予め指定された宛先への通信動作を行う電子機器を制御するコンピュータに、宛先を指定する宛先指定機能と、該宛先指定機能によって指定された宛先への通信動作を行う通信機能と、結果を記憶する結果記憶機能と、該結果記憶機能によって記憶された結果を閲覧可能に表示する結果表示機能と、上記宛先指定機能による宛先指定の際に、宛先の入力を複数回行わせ、各回で入力された宛先が一致した場合には、その宛先への通信動作を上記通信機能に行わせ、各回で入力された宛先が一致しなかった場合には、その宛先不一致の結果を上記結果記憶機能に記憶させる制御機能と、履歴を記憶する履歴記憶機能と、該履歴記憶機能によって記憶された履歴を閲覧可能に表示する履歴表示機能と、宛先を記憶する宛先記憶機能をも実現させるためのプログラムであり、上記宛先指定機能に、上記宛先記憶機能によって記憶された宛先を用いて宛先を指定する機能を備え、上記制御機能に、上記各回で入力された宛先が一致しなかった場合に、その各回の入力内容を履歴として上記履歴記憶機能に記憶させる機能と、上記履歴記憶機能によって記憶された履歴の内容と上記宛先指定の際に上記各回で入力された宛先に関して特定の条件を満たした場合に、上記宛先記憶機能に宛先を記憶するように促す旨を報知する機能とを備えたものである。
請求項1の発明によるプログラムは、請求項1のプログラムにおいて、上記コンピュータに、上記結果記憶機能によって記憶された上記宛先不一致の結果が特定の条件を満たした場合に、その旨をレポートとして出力するレポート出力機能をも実現させるためのプログラムである。
請求項1の発明によるプログラムは、請求項1又は1のプログラムにおいて、上記コンピュータに、上記結果記憶機能によって記憶された上記宛先不一致の結果が特定の条件を満たした場合に、その旨を予め設定された通知先へ通知する通知機能をも実現させるためのプログラムである。
請求項1の発明によるプログラムは、請求項1〜1のいずれかのプログラムにおいて、上記制御機能に、上記各回で入力された宛先が一致した場合には、その宛先一致の結果を上記結果記憶機能に記憶させる機能を備えたものである。
請求項1の発明によるプログラムは、請求項1〜1のいずれかのプログラムにおいて、上記コンピュータに、予め登録されたユーザ情報と一致するユーザ情報が入力された場合に、その入力のための操作を行ったユーザを認証ユーザと判定する認証機能をも実現させるためのプログラムであり、上記制御機能が、上記宛先不一致の結果を上記認証機能によって認証ユーザと判定された際に入力されたユーザ情報に対応付けて上記結果記憶機能に記憶させるものである。
請求項17の発明によるプログラムは、請求項1のプログラムにおいて、上記制御機能に、上記各回で入力された宛先が一致した場合には、その宛先一致の結果を上記認証機能によって認証ユーザと判定された際に入力されたユーザ情報に対応付けて上記結果記憶機能に記憶させる機能を備えたものである。
請求項18の発明によるプログラムは、請求項17のプログラムにおいて、上記コンピュータに、上記認証ユーザ毎に、上記宛先指定の際に、宛先の入力を複数回行わせるか否かを設定する複数入力可否設定機能をも実現させるためのプログラムであり、上記制御機能に、上記宛先一致の結果あるいは上記宛先不一致の結果が特定の条件を満たした場合に、上記認証ユーザに対して、上記宛先指定の際に、宛先入力を複数回行わせないように上記複数入力可否設定機能に設定させる機能を備えたものである。
請求項19の発明によるプログラムは、請求項1記載のプログラムにおいて、上記コンピュータに、上記認証ユーザ毎に、当該電子機器あるいは当該電子機器の機能の使用可否を設定する使用可否設定機能をも実現させるためのプログラムであり、上記制御機能に、上記宛先不一致の結果が特定の条件を満たした場合に、上記認証ユーザに対して当該電子機器あるいは当該電子機器の機能の使用可否を上記使用可否設定機能によって使用不可に設定させる機能を備えたものである。
請求項2の発明によるプログラムは、請求項19のプログラムにおいて、上記制御機能に、上記宛先不一致の結果が上記特定の条件とは異なる条件を満たした場合に、当該電子機器あるいは当該電子機器の機能の使用不可に関する旨を上記認証ユーザに対して報知する機能を備えたものである。
請求項21の発明によるプログラムは、請求項1220のいずれかのプログラムにおいて、上記制御機能が、上記各回の入力内容を履歴として上記履歴記憶機能に記憶させる際に、日時を合わせて記憶させるものである。
請求項22の発明によるプログラムは、予め指定された宛先への通信動作を行う電子機器を制御するコンピュータに、宛先を指定する宛先指定機能と、該宛先指定機能によって指定された宛先への通信動作を行う通信機能と、結果を記憶する結果記憶機能と、該結果記憶機能によって記憶された結果を閲覧可能に表示する結果表示機能と、上記宛先指定機能による宛先指定の際に、宛先の入力を複数回行わせ、各回で入力された宛先が一致した場合には、その宛先への通信動作を上記通信機能に行わせ、各回で入力された宛先が一致しなかった場合には、その宛先不一致の結果を上記結果記憶機能に記憶させる制御機能と、履歴を記憶する履歴記憶機能と、該履歴記憶機能によって記憶された履歴を閲覧可能に表示する履歴表示機能と、宛先を記憶する宛先記憶機能とを実現させるためのプログラムであり、上記宛先指定機能に、上記宛先記憶機能によって記憶された宛先を用いて宛先を指定する機能を備え、上記制御機能に、上記各回で入力された宛先が一致しなかった場合に、その各回の入力内容を履歴として上記履歴記憶機能に記憶させる機能と、上記履歴記憶機能によって記憶された履歴の内容と上記宛先指定の際に上記各回で入力された宛先に関して特定の条件を満たした場合に、その宛先を上記宛先記憶機能に記憶させる機能とを備えたものである。
請求項2の発明によるプログラムは、請求項1〜2のいずれかのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
この発明によれば、宛先入力ミスの多いユーザに対して宛先入力ミスを減らすように促したり、宛先入力ミスの傾向を調査できるようにして、宛先入力ミスを削減できるようにすることができる。
以下、この発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて具体的に説明する。なお、この実施形態では電子機器として画像形成装置、特に複写機およびファクシミリ(以下「ファクス」ともいう)装置の機能を複合したデジタル複合機(以下「MFP」という)を用いた例について説明する。
〔MFPの構成例〕
まず、この発明の一実施形態であるMFPの構成について、図1を参照して説明する。
図1は、この発明の一実施形態であるMFPの構成例を示すブロック図である。
このMFPは、G3ファクシミリ通信を行うためのG3ファクシミリ機能と、複写物をプリントアウトするための複写機能とを備えている。そして、それらの機能を実現するため、システム制御部1,システムメモリ2,パラメータメモリ3,時計回路4,スキャナ5,プロッタ6,操作表示部7,符号化復号化部8,画像蓄積部9,G3ファクシミリモデム10,および網制御部(NCU)11を備えている。
システム制御部1は、このMFPの各部の制御処理、所定のG3ファクシミリ伝送制御手順処理、および複写機制御処理を行うものであり、CPU(中央処理装置)を用いている。
システムメモリ2は、システム制御部1が実行する制御処理プログラム、および制御処理プログラムを実行するときに必要な各種データ等を記憶すると共に、システム制御部1のワークエリアを構成するものである。なお、制御処理プログラムを格納する部分をROM、他の部分を書き換え可能なRAM等のメモリによって構成するとよい。あるいは、プログラムを格納する部分を、書き換え可能なフラッシュROM等の不揮発性メモリで構成すれば、技術の進歩に応じたプログラムのバージョンアップが容易になる。
パラメータメモリ3は、このMFPに固有な各種の情報を記憶するための不揮発性メモリである。
時計回路4は、現在時刻の情報を生成出力するためのものである。
スキャナ5は、原稿の画像を所定の解像度で光学的に読み取る画像読取手段である。このスキャナ5としては、オート・ドキュメント・フィーダタイプのものを用いてもよい。
プロッタ6は、スキャナ5によって読み取った画像データ,受信した画像データ,又はシステムメモリ2に記憶した画像データを可視画像として所定の解像度で用紙に印刷(形成)する画像印刷手段である。
操作表示部7は、当該MFPの各種動作状態や設定状態を表示したり、ユーザが各種操作や設定を行ったり、情報を入力したりするための手段であり、例えばタッチパネルを積層した液晶表示器と各種操作キー等によって構成することができる。
符号化復号化部8は、画信号(画像データ)を符号化圧縮したり、符号化圧縮されている画情報を元の画信号に復号化するためのものである。
画像蓄積部9は、符号化圧縮された状態の画情報を多数記憶するためのメモリである。この画像蓄積部9は、RAMによって構成するが、ハードディスク装置等の大容量の書き換え可能な不揮発性記憶装置を併用するようにしてもよい。
G3ファクシミリモデム10は、G3ファクシミリのモデム機能を実現するためのものであり、伝送手順信号をやりとりするための低速モデム機能(V.21モデム)、および主に画情報をやりとりするための高速モデム機能(V.17モデム、V.34モデム、V.29モデム、V.27terモデムなど)を備えている。
網制御部11は、このMFPをアナログ公衆網PSTNに接続するためのものであり、自動発着信機能を備えている。電話としての手動接続も可能である。
これらのシステム制御部1,システムメモリ2,パラメータメモリ3,時計回路4,スキャナ5,プロッタ6,操作表示部7,符号化復号化部8,画像蓄積部9,G3ファクシミリモデム10,および網制御部11は、内部バス12に接続されており、これらの各要素間でのデータのやりとりは、主としてこの内部バス12を介して行われている。また、網制御部11とG3ファクシミリモデム10との間のデータのやりとりは、直接行なわれている。
ここで、システム制御部1が、システムメモリ2に記憶されている制御処理プログラムを実行し、パラメータメモリ3に記憶されている情報を使用して各部の動作の制御を行うことにより、この発明に関わる機能である宛先指定手段,通信手段,結果記憶手段,結果表示手段,制御手段,レポート出力手段,通知手段,認証手段,複数入力可否設定手段,使用可否設定手段,履歴記憶手段,履歴表示手段,および宛先記憶手段としての機能を果たす。
〔操作表示部の構成例〕
図2は、図1の操作表示部7の構成例を示すレイアウト図である。
この操作表示部7は、スタートキー71,ストップキー72,テンキー73,クリアキー74,ファクスキー75,コピーキー76,初期設定キー77,および液晶表示器78を備えている。
スタートキー71は、このMFPの送受信動作の開始を指令入力するためのものである。
ストップキー72は、このMFPの動作の停止を指令入力するためのものである。
テンキー73は、電話番号等の数字(数値)情報を入力するためのものである。
クリアキー74は、テンキー73により入力した電話番号等を消去するためのものである。
ファクスキー75は、このMFPの動作モードをファクシミリ(ファクス)モードへ設定するためのものである。
コピーキー76は、このMFPの動作モードをコピーモードへ設定するためのものである。
初期設定キー77は、このMFPの動作モードを初期設定モードへ設定するためのものである。
液晶表示器78は、このMFPの操作ガイダンスの表示や、入力情報のフィードバック表示等の種々のメッセージを表示するためのものである。この液晶表示器78には、ユーザのタッチ入力操作のためのタッチパネルが付設されている。ユーザの操作入力は、液晶表示器78の画面に表示される操作項目のボタンを押す(タッチ操作する)ことで行われ、そのユーザのタッチ操作の発生およびタッチ座標等は、付設されているタッチパネルにより検出されて、システム制御部1へと通知される。
なお、以下に示す各実施例では、「宛先」としてファクシミリ送信の電話番号で示しているが、宛先としてはファクシミリ以外の送信に関する電話番号以外の指定、例えばメール送信におけるメールアドレス、IP−ファクス送信におけるIPアドレス等でもよい。また、宛先として、電話番号・メールアドレスなど、送信先を直接指定するものだけでなく、名称などによる間接的な指定でもよい。
次に、このように構成されたMFPにおけるこの発明に関わる制御の各実施例について、図3〜図29も参照して説明する。
〔第1実施例〕
まず、第1実施例について説明する。
図3は、図2に示した操作表示部7を用いて電話番号を2回入力させる際の画面フローの一例を示す図である。
図3の(a)は操作表示部7(実際には液晶表示器78)上の宛先未入力画面を示しており、ここでユーザ(使用者)によって「宛先追加」ボタンが押下(画面上の「宛先追加」の部分がタッチ)されると、このMFPのシステム制御部1が、操作表示部7上に同図の(b)に示す宛先入力画面を表示する。
その宛先入力画面では、宛先表示枠(「宛先追加」ボタンの上側の枠部分)内にカーソル(下線)が表示されるが、これは図2のテンキー73によって電話番号を一桁ずつ入力できることを示している。
このMFPのシステム制御部1は、図3の(b)に示した宛先入力画面でテンキー73によって電話番号が入力されると、同図の(c)に示すように入力した電話番号を宛先表示枠に表示する。ここで「OK」ボタンが押下されると、宛先入力画面を消去し、同図の(d)に示す宛先再入力画面を表示する。ここで最初に入力した電話番号と同じ番号が入力されて図3の(e1)に示す「OK」ボタンが押下されると、宛先再入力画面を消去して元の画面に戻し、同図の(f)に示すように入力された電話番号を宛先として確定(指定)する。
そして、図3の(f)に示すように電話番号を確定した状態で図2のスタートキー71が押下されると、その電話番号(宛先)への送信(通信動作)を開始する。その送信は、G3ファクシミリモデム10および網制御部11を用いて行う。
図3の(d)に示した宛先再入力画面で最初に入力された電話番号と異なる番号が入力されて、同図の(e2)に示す「OK」ボタンが押下されると、同図の(g)に示すように宛先が一致しないことを伝える警告画面を表示する。そこで「確認」ボタンが押下されると、宛先を入力する前の同図の(a)に示した画面に戻す。従ってこの場合、入力された電話番号を破棄する。
以上の制御のうち、通信動作の制御を除く部分について、図4を参照して更に詳細に説明する。
図4は、このMFPのシステム制御部1(図1)による制御処理の第1例を示すフローチャートである。
このMFPのシステム制御部1は、図3の(a)に示した宛先未入力画面の「宛先追加」ボタンが押されたときに図4の処理ルーチンを開始し、まずステップS1で操作表示部7上に宛先入力画面を表示し、ステップS2,S3で「宛先入力受付」の結果を待つ。
この「宛先入力受付」では、図2のテンキー73が押下されると、そのキーに対応する番号が入力されるため、その番号を追加していき、「OK」または「取消」が押されると、受付を終了するものとする。
この結果、「取消」で終了した場合には、ステップS13で宛先入力画面を消去して、処理を終了する(元の画面に戻る)。
「OK」で終了した場合には、入力された宛先をステップS4で文字列変数adr1(一度目の入力宛先文字列)として一旦保持し、ステップS5で宛先入力画面を消去し、ステップS6で操作表示部7上に宛先再入力画面を表示し、ステップS7,S8で再度「宛先入力受付」の結果を待つ。
この結果、「取消」で終了した場合には、ステップS14で宛先再入力画面を消去して、処理を終了する(元の画面に戻る)。
「OK」で終了した場合には、入力された宛先をステップS9で文字列変数adr2(二度目の入力宛先文字列)として一旦保持し、ステップS10で宛先再入力画面を消去する。
次に、ステップS11でadr1とadr2とを比較し、adr1とadr2とが一致した場合、つまり最初の宛先入力画面で入力された宛先と次の宛先再入力画面で入力された宛先とが一致した場合には、ステップS12でadr1を送信宛先として確定し、処理を終了する(元の画面に戻る)。ここで、宛先を確定させると、元の画面では図3の(f)に示したように確定した宛先が表示されるものとする。
adr1とadr2とが一致しなかった場合には、ステップS15で宛先入力失敗回数を保持する変数fail_count(パラメータメモリ3に記憶されている)を「1」増やし(fail_count+1)、宛先が一致しなかったことを伝える警告画面を操作表示部7上に表示するが、この場合には宛先を確定させない。なお、fail_countは機器導入時等に「0」に初期化されるようにしておく。
図5は、図2に示した操作表示部7を用いて宛先入力失敗回数を閲覧する際の画面フローの一例を示す図である。
このMFPのシステム制御部1は、ユーザによって操作表示部7上の初期設定キー77が押下されると、液晶表示器78上の表示画面を図5の(a)に示す初期設定画面に移す。この初期設定画面では、「システム初期設定」「コピー初期設定」「ファクス初期設定」「管理者用設定」というボタンがあるので、「管理者用設定」が押下されると、更に同図の(b)に示す管理者用設定画面に移す。
この管理者用設定画面上の「宛先入力失敗回数表示」が押下されると、例えば図5の(c)に示すように、このMFPで宛先入力に失敗した回数である宛先入力失敗回数を操作表示部7上にユーザによって閲覧可能に表示する。この宛先入力失敗回数は、図4の処理ルーチンにおけるfail_countの値に相当する。またここで、「管理者用設定」や「宛先入力失敗回数表示」の押下の際、パスワード入力を求めるようにし、入力されたパスワードが正しい場合に先の画面に進めるようにすれば、そのパスワードを知っている人(管理者)のみ管理者用設定の項目等を使用できるようになるので、パスワードを知らない一般ユーザに宛先入力失敗回数の閲覧をさせないようにすることもできる。
このように、宛先指定の際に、宛先入力を2回行わせ、1回目と2回目に入力された宛先が一致した場合にはその宛先への送信動作を行い、1回目と2回目に入力された宛先が一致しなかった場合には、その不一致の結果である宛先入力失敗回数をカウントしてメモリに記憶保持し、その宛先入力失敗回数を閲覧可能に表示できるようにすることにより、宛先入力ミスの多いユーザを特定することができる。また、機器(MFP)毎に宛先入力失敗回数を知ることができるので、機器が部署毎に使用されているとすると、各機器の宛先入力失敗回数を調べることで、入力ミスの多い部署を特定することもできる。したがって、宛先入力ミスの多いユーザや部署に対して宛先入力ミスを減らすように促すことにより、宛先入力ミスを削減することができる。
なお、宛先指定の際に、宛先入力を3回以上行わせ、各回で入力された宛先が一致するか否かに応じて以降の制御を行うようにすることもできる。これについては、第2実施例以降の各実施例も同様である。
〔第2実施例〕
次に、第2実施例について説明する。
この第2実施例では、このMFPのシステム制御部1が、第1実施例と同様の制御に加え、以下の制御を行う。つまり、宛先入力失敗回数が一定回数に達すると、その旨をプロッタ6を用いて図6に示すようなレポートとして自動出力したり、あるいはG3ファクシミリモデム10および網制御部11を用いて図7に示すような電子メールとして自動送信(通知)する。
図8に、このMFPのシステム制御部1(図1)による制御処理の第2例を示すフローチャートである。
この処理ルーチンは、図4に対した処理ルーチンとは、ステップS11での比較の結果、adr1とadr2とが一致しなかった場合の処理が異なっている。ここでは、ステップS15でfail_countを「1」増やした後、fail_countが一定回数に達していたら(例えばfail_count=50になっていたら)、ステップS22で以下の処理を行う。
すなわち、図6に示したようなレポートを出力するか、あるいは図7に示したような電子メールを、予め設定登録してある管理者の端末(パーソナルコンピュータ等のコンピュータ端末や携帯端末など)に送信する。
ここでの「一定回数」は、単一の回数だけでなく、例えば「50の倍数」等でもよい(この場合、50回,100回,150回,…毎にレポート出力やメール送信を行う)。
なお、宛先入力失敗回数が一定回数に達した旨のレポート出力とメール送信を両方行うようにしても構わない。また、その両方又はいずれか一方を行うように、操作表示部7上の操作によって予め設定しておくこともできる。
このように、宛先入力失敗回数(宛先不一致回数)が一定回数に達した場合(特定の条件を満たした場合)に、その旨をレポートとして出力したり、予め設定された通知先へ通知することで、管理者等が宛先入力失敗回数を能動的にチェックしなくても、レポート出力によって操作者に入力ミスが多いことを気づかせたり、管理者にある機器での入力ミスが多いことを知らせたりすることができる。
〔第3実施例〕
次に、第3実施例について説明する。
この第3実施例では、このMFPのシステム制御部1が、第1実施例又は第2実施例と同様の制御に加え、以下の制御を行う。
図9は、図2に示した操作表示部7を用いてユーザ認証のための操作を行う際の画面フローの一例を示す図である。
図10は、ユーザ管理テーブルの第1例を示す図である。ユーザ管理テーブルは、パラメータメモリ3に記憶保持されている。
第3実施例では、ユーザが機能(コピー,ファクス等)を使用する際、操作表示部7上の操作によりユーザ名とパスワードを入力してログインする必要がある。また、ユーザ毎に、使用できる機能が設定されている。
図9,図10の例では、ファクスを使用しようとする際、ユーザ名の「suzuki」さんはログインすればファクスを使用できる。しかし、「satoh」さんは、ファクスを使用可能となっていないため、ログインしても使用できない。なお、ログインさせる方法としては、ユーザ名とパスワードを入力させる他、ユーザ情報が磁気情報として書き込まれたカードを読み取らせる等の方法もある。
ここで、このMFPのシステム制御部1によるユーザ認証処理について説明しておく。
このMFPのシステム制御部1は、ユーザが当該MFPを利用しようとする際(この例ではファクスキー75が押下された際)に、図9の(a)に示すようなユーザ認証を行うための認証情報(ユーザ情報)であるユーザ名およびパスワードの入力を要求するユーザ認証画面を操作表示部7上に表示する。
そして、操作表示部7上の操作により、例えば図9の(b1)又は(b2)に示すようにユーザ名およびパスワードが入力され、「ログイン」ボタンが押下されると、そのユーザ名およびパスワードを含むユーザ認証要求がシステム制御部1に対して発行される。
システム制御部1は、そのユーザ認証要求を受け取ると、そのユーザ認証要求中の認証情報であるユーザ名およびパスワードについてのユーザ認証処理を行う。つまり、それらの認証情報と一致するものが登録(ユーザ管理テーブルに記憶保持)されているか否かをチェックする。
そして、受け取ったユーザ認証要求中の認証情報と一致するものが登録されていれば認証成功とし、認証情報入力のための操作を行ったユーザを認証ユーザと判定してログインする。このとき、図10に示したように、ユーザ名が「suzuki」の場合には、ファクスの使用が可能なため、図9の(c)に示す宛先未入力画面を操作表示部7上に表示し、以後第1実施例又は第2実施例と同様の制御を行う。ユーザ名が「satoh」の場合には、ファクスの使用が可能でないため、図9の(d)に示すような警告画面を操作表示部7上に表示する。受け取ったユーザ認証要求中の認証情報と一致するものが登録されていない場合には、認証失敗とし、操作表示部7上の表示画面をユーザ認証画面に戻す。
図11は、ユーザ管理テーブルの第2例を示す図である。
このユーザ管理テーブルでは、ユーザ(ユーザ情報)毎に宛先入力失敗回数を保持できるようになっている。よって、このユーザ管理テーブルを用いた場合、システム制御部1が、図4に示した処理ルーチンにおいて、ステップS15でfail_countを「1」増やすところを、ユーザ管理テーブル上のログイン中ユーザ(認証ユーザ)の情報に対する「宛先入力失敗回数」のところを「1」増やすようにすればよい。
また、宛先入力失敗回数の表示では、各ユーザ名とそのユーザの宛先入力失敗回数を表示するようにする。宛先入力失敗回数が一定回数に達した旨のレポート出力やメール送信では、ログイン中のユーザ名も併記するようにする。
このように、宛先入力失敗回数をログイン中ユーザの情報(認証ユーザと判定された際に入力されたユーザ情報)毎にカウントしてメモリに記憶することで、機器毎でなく、機器にログインするユーザ毎に宛先入力失敗回数を管理して表示することができる。よって、ユーザ毎に、宛先入力ミスの多いユーザに対して宛先入力ミスを減らすよう促すことができる。
〔第4実施例〕
次に、第4実施例について説明する。
この第4実施例では、このMFPのシステム制御部1が、第1実施例〜第3実施例のいずれかと同様の制御に加え、以下の制御を行う。
図12は、このMFPのシステム制御部1(図1)による制御処理の第3例を示すフローチャートである。
この処理ルーチンでは、図4に示した処理ルーチンに対し、ステップS11での比較の結果、adr1とadr2とが一致した場合の場合の処理が異なっている。
ここでは、宛先入力失敗回数をfail_countとして保持する他、宛先入力成功回数をsuccess_countとして保持するようにしており、adr1とadr2が一致した場合、ステップS31でsuccess_countを「1」増やす。success_countもfail_countと同様に、機器導入時等に「0」に初期化されるようにしておく。
また、宛先入力失敗回数の表示では、併せて宛先入力成功回数(success_countの値)も表示するようにする。あるいは、失敗する確率(fail_count/(fail_count+success_count))等を表示するようにしてもよい。
なお、図8のステップS11とS12との間に、図12のステップS31の処理を挿入するようにしてもよい。あるいは、第3実施例と同様のユーザ認証を行うようにして、図11に示したユーザ管理テーブルに宛先入力成功回数も保持するようにし、ユーザ管理テーブル上のログイン中ユーザの情報に対する「宛先入力成功回数」のところを「1」増やすようにしてもよい。
宛先入力失敗回数だけだと、使用頻度の多い機器やユーザはどうしても多くなってしまうが、宛先入力成功回数も保持することにより、宛先入力失敗回数と宛先入力成功回数の割合から、宛先入力ミスをしやすい(宛先入力に失敗する確率の高い)部署やユーザを特定することができる。
〔第5実施例〕
次に、第5実施例について説明する。
この第5実施例では、このMFPのシステム制御部1が、第4実施例と同様の制御(但しユーザ認証を含むもの)に加え、以下の制御を行う。
図13は、ユーザ管理テーブルの第3例を示す図である。
このユーザ管理テーブルでは、ユーザ毎に、宛先入力成功回数あるいは宛先入力失敗回数が特定の条件を満たした場合に、宛先指定の際に宛先再入力をONかOFFに設定(宛先の入力を2回行わせるか否かを設定)できるようになっており、またユーザ毎に宛先入力成功回数(success_count)と宛先入力失敗回数(fail_count)を保持できるようになっている。
図14は、このMFPのシステム制御部1(図1)による制御処理の第4例を示すフローチャートである。
この処理ルーチンでは、図12に対した処理ルーチンに対し、ステップS5で最初の宛先入力画面を消去した後の処理と、ステップS31でsuccess_countを「1」増やした後の処理が異なっている。
ここでは、ステップS5で最初の宛先入力画面を消去した後、ステップS41でadr_confirm(ログイン中ユーザの情報に対応する宛先再入力設定)がONかOFFかをチェックし、ONの場合には次のステップS6の宛先再入力画面の表示に切り換え、OFFの場合には即ステップS12で送信宛先として確定する処理を行う。つまり、adr_confirmがOFFの場合には、宛先再入力をすることなく、一度の宛先入力で済むようになっている。
また、ステップS11での比較の結果、adr1とadr2とが一致した場合には、ステップS31でsuccess_count(ログイン中ユーザの情報に対応する宛先入力成功回数)を「1」増やした後、ステップS42のチェックを行い、success_countが一定回数(例えば30回)に達し、且つその時点でのfail_count(ログイン中ユーザの情報に対応する宛先入力失敗回数)が「0」なら、つまり宛先入力ミスすることなく一定回数成功したら、ステップS43でログイン中ユーザの情報に対してadr_confirmをOFFに設定し(宛先入力を2回行わせないように設定し)、次回からそのユーザは宛先再入力をせずに済むようにする。
ここで、adr_confirmをOFFにする条件としては、例えばfail_countが「0」でなく、宛先入力が50回成功した時に失敗した回数が2回以下などでもよい。また、success_countの代わりにそのユーザが連続して宛先入力に成功した回数を保持しておき、過去の失敗した回数に関わらず、30回連続して成功した場合などとしてもよい。つまり、宛先入力成功回数あるいは宛先入力失敗回数が特定の条件を満たした場合に、ログイン中ユーザの情報に対して宛先再入力をOFFに設定する。
このように、宛先入力失敗回数(宛先不一致の結果)をユーザ毎にカウントする場合、宛先入力成功回数(宛先一致の結果)が一定回数に達した時点で、失敗回数が「0(またはそれに近い)」のユーザに対して、それ以降宛先を2回入力させないようにすることにより、宛先入力ミスの確率の少ないユーザに対しては、宛先再入力をする必要がなくなり、宛先入力の負荷を軽減することができる。
〔第6実施例〕
次に、第6実施例について説明する。
この第6実施例では、このMFPのシステム制御部1が、第3実施例〜第5実施例のいずれかと同様の制御に加え、以下の制御を行う。つまり、ユーザ毎に機器(MFP)あるいは機器の機能の使用可否を設定可能にし、ユーザ管理テーブル(図11又は図13)上のログイン中ユーザの情報に対応する宛先入力失敗回数が一定回数に達すると、そのユーザのファクシミリ(他の機能又は機器そのものでもよい)の使用を停止にするもので、その際に図15に示すようなファクシミリの使用を停止する旨を知らせる警告画面を操作表示部7上に表示する。
図16は、このMFPのシステム制御部1(図1)による制御処理の第5例を示すフローチャートである。
この処理ルーチンは、図4に示した処理ルーチン(ユーザ認証を含むものとする)において、ステップS15でfail_count(ログイン中ユーザの情報に対応する宛先入力失敗回数)を「1」増やすところから示したものである。
このMFPのシステム制御部1は、ステップS15でfail_countを「1」増やし、ステップS16で警告画面(宛先不一致)を表示した後、ステップS51でfail_countが一定回数(例えば50回)に達したか否かをチェックし、一定回数に達したら、つまり一定回数だけ宛先入力に失敗した場合に、ステップS52でユーザ管理テーブル上のログイン中ユーザの情報に対応する使用可能機能からファクスを外し(ファクシミリの使用を停止にし)、ステップS53で図15に示した警告画面を操作表示部7上に表示し、そのユーザをステップS54で強制的にログアウトさせる。そのユーザは、ユーザ管理テーブル上、使用可能機能からファクスが外されているため、再度ログインしてもファクシミリを使用することができない。
なお、図8のステップS16,S17の処理を、図16のステップS15以外のステップの処理に置き換えてもよい。あるいは、図12又は図14のステップS15〜S17を図16の処理に置き換えてもよい。
このように、宛先入力失敗回数が一定回数に達した場合に、ログイン中ユーザの情報に対応するファクシミリ(他の機能又は機器そのものでもよい)を使用不可に設定することで、宛先入力ミスの確率の多いユーザ(誤送信のリスクが高いユーザ)に対して、ファクシミリ使用停止になるため、宛先入力ミスの多いユーザによる誤送信を予防することができる。
〔第7実施例〕
次に、第7実施例について説明する。
この第7実施例では、第6実施例でのファクシミリ使用停止前に、ログイン中ユーザの情報に対応する宛先入力失敗回数が一定回数に達すると、図17に示すような注意を促す警告画面を操作表示部7上に表示する。
図18は、このMFPのシステム制御部1(図1)による制御処理の第6例を示すフローチャートである。
この処理ルーチンでは、一定回数Bを一定回数Aより少ないものとする(例えばB:40回,A:50回)。
このMFPのシステム制御部1が、ステップS61でfail_count(ログイン中ユーザの情報に対応する宛先入力失敗回数)が一定回数A(50回)に達したか否かをチェックし、一定回数Aに達したら、ステップS52でユーザ管理テーブル上のログイン中ユーザの情報に対応する使用可能機能からファクスを外す(ファクシミリ使用停止にする)点は、図16に示した処理ルーチンと同じである。異なる点は、次の点である。
すなわち、fail_countが一定回数Aに達していない場合に、ステップS62でfail_countが一定回数B(40回)に達したか否かをチェックし、一定回数Bに達していた場合には、例えば図17に示すように、宛先入力ミス回数が50回になるとファクシミリが使用できなくなる旨を知らせる警告画面を操作表示部7上に表示する。
このように、宛先入力失敗回数が一定回数Aに達してファクシミリ(他の機能又は機器そのものでもよい)の使用が停止になる前の一定回数Bに達した場合に、ファクシミリが使用できなくなる旨を知らせる警告(使用停止予告)を操作表示部7上に表示(報知)して、ユーザに注意を促すことができる。
〔第8実施例〕
次に、第8実施例について説明する。
この第8実施例では、第1実施例〜第7実施例のいずれかと同様の制御に加え、以下の制御を行う。
図19は、宛先入力失敗ログadr_fail_logの一例を示す図である。この宛先入力失敗ログadr_fail_logは、宛先入力に失敗する毎に、一度目の入力内容(最初の入力内容)と二度目の入力内容(再入力における入力内容)を対にし、ログ(履歴)としてパラメータメモリ3に記憶保持されるものである。
図20は、このMFPのシステム制御部1(図1)による制御処理の第7例を示すフローチャートである。
この処理ルーチンでは、図4に示した処理ルーチンにおいて、ステップS15でfail_countを「1」増やした後、ステップS71,S72で一度目の入力内容adr1と二度目の入力内容adr2を宛先入力失敗ログadr_fail_logとしてパラメータメモリ3に記憶保持するようにしたものである。
なお、図8のステップS15とS21との間又はステップS22とS16との間に、図20のステップS71,S72の処理を挿入するようにしてもよい。あるいは、図12,図14,図16,又は図18のステップS15とS16との間に、図20のステップS71,S72の処理を挿入するようにしてもよい。
図21は、図2に示した操作表示部7上に表示される宛先失敗内容の表示画面の一例を示す図である。
ここでは、宛先入力失敗回数の他、各失敗内容をスラッシュで区切って「一度目の入力内容/二度目の入力内容」のように表示している。例えば、「1112222 / 1111222」では、一度目に「1112222」、二度目に「1111222」と入力したことを表している。
このように、1回目と2回目の宛先入力が一致しなかった場合(宛先入力に失敗した場合)に、1回目と2回目の入力内容を合わせてログとしてメモリに記憶保持し、そのログも閲覧可能に表示できるようにすることにより、宛先入力に失敗した回数だけでなく、どのような番号が間違えやすいか、どんな番号をどのように間違えやすいか、といった入力ミスの傾向を知ることができる。
〔第9実施例〕
次に、第9実施例について説明する。
この第9実施例では、第8実施例と同様の制御に加え、以下の制御を行う。
図22は、電話帳テーブル(以下単に「電話帳」ともいう)AdrBookの一例を示す図である。
この電話帳テーブルAdrBookは、名称nameと宛先adrが対になってパラメータメモリ3に記憶保持(登録)されており、この電話帳テーブルへの登録により、宛先指定の際に、ユーザは宛先の電話番号ではなく名称の選択によって宛先を指定することが可能になる。
図23は、図2に示した操作表示部7を用いて電話帳テーブルに登録された宛先を指定する際の画面フローの一例を示す図である。
図23の(a)は操作表示部7(実際には液晶表示器78)上の宛先未入力画面を示しており、ユーザによって「電話帳」が押下されると、このMFPのシステム制御部1が、例えば同図の(b)に示すように、電話帳テーブルから宛先を選択するための電話帳画面を操作表示部7上に表示する。ここで、例えば「東京本社」という宛先が選択(押下)されると、例えば同図の(c)に示すように、選択された宛先が確定(指定)された状態になる。
図24は、図2に示した操作表示部7を用いて電話帳テーブルに宛先を登録する際の画面フローの一例を示す図である。
このMFPのシステム制御部1は、図24の(b)(図5の(b)と同じ)に示す管理者用設定画面上の「電話帳管理」が押下されると、例えば同図の(c)に示すような画面を表示し、ここで「新規登録」が押下されると、例えば同図の(d)に示すような名称・宛先を入力する画面を表示する。ここで、同図の(e)に示すように名称と宛先が入力されて「設定」が押下されると、例えば(f)に示すように、入力された宛先(つまり宛先名称と電話番号)を電話帳テーブルに新規登録する。
図25は、宛先入力に失敗した際に電話帳登録を促すための簡単な画面フローの一例を示す図である。
このMFPのシステム制御部1は、宛先入力に失敗した(1回目と2回目に入力された宛先が一致しなかった)際、その宛先が宛先入力失敗ログ上に一定回数あったら(過去に同じ宛先に対する入力ミスを何度かしていたら)、電話帳テーブルに登録するように促す警告画面を表示する。
図26は、このMFPのシステム制御部1(図1)による制御処理の第8例を示すフローチャートである。
この処理ルーチンは、図20に示した処理ルーチンにおいて、ステップS16の警告画面(宛先不一致)を表示するところから示したものである。
このMFPのシステム制御部1は、ステップS81で一度目の入力内容adr1が宛先入力失敗ログ上に記録されている回数を検索して数え、ステップS82でその回数(count)が一定回数以上か否かをチェックし、一定回数以上なら、ステップS83で図25の(b)に示したような警告画面を表示する。
なお、図26のステップS81〜S83の処理を、一度目の入力内容adr1ではなく、二度目の入力内容adr2に対して同様に行ってもよい。また、図26の処理ルーチンでは、ステップS81〜S83の処理を宛先入力失敗時に行っているが、宛先入力成功時に行ってもよい。
このように、登録されているログの内容と宛先指定の際に1回目と2回目に入力された宛先に関して特定の条件を満たした場合(宛先入力失敗時に入力された宛先と同じ宛先がログ上に一定個以上記録されていた場合)に、電話帳テーブル(メモリ)に宛先を記憶するように促す旨を表示(報知)することにより、入力ミスしやすい宛先を電話帳に登録するように促すことができる。その結果、電話帳テーブルから宛先が指定されるようになることで、宛先入力ミスによる誤送信を予防できる。
〔第10実施例〕
次に、第10実施例について説明する。
この第10実施例では、第8実施例と同様の制御に加え、以下の制御を行う。
図27は、図2に示した操作表示部7を用いて宛先を電話帳テーブル(図22参照)に自動登録する際の画面フローの一例を示す図である。
図27の(a)は操作表示部7上の宛先再入力画面(図3によって説明した手順によって表示される)を示しており、ユーザによって正しく二度目の宛先(一度目と同じ宛先)が入力されて「OK」が押下された場合に、このMFPのシステム制御部1が、同図の(c)に示すように入力された宛先を確定するが、その前に、その宛先が宛先入力失敗ログ上に一定回数あったら(過去にその宛先に対する入力ミスを何度かしていたら)、その宛先を電話帳テーブルに自動登録し、その確認を促す同図の(b)に示すような登録確認画面を表示する。
その後、その登録確認画面上の「確認」が押下されると、同図の(c)に示すように入力された宛先を送信宛先として確定するが、ここで「電話帳」が押下されると、同図の(d)に示すように、電話帳テーブルに自動登録された宛先を含む電話帳画面を操作表示部7上に表示する。
このように、入力された宛先が自動登録されるため、それを電話帳テーブルから選択することが可能になる。
図28は、このMFPのシステム制御部1(図1)による制御処理の第9例を示すフローチャートである。
この処理ルーチンは、図20に示した処理ルーチンにおいて、ステップS11のadr1とadr2が一致するか否かをチェックするところから示したものである。
このMFPのシステム制御部1は、adr1とadr2とが一致した場合、ステップS91で入力された宛先adr1が宛先入力失敗ログ上に記録されている回数を検索して数え、ステップS92でその回数(count)が一定回数以上か否かをチェックする。
そして、入力された宛先adr1が宛先入力失敗ログ上に記録されている回数(count)が一定回数以上の場合に、ステップS93で入力された宛先を電話帳テーブルに登録(記憶保持)し、ステップS94で図27の(b)に示したような登録確認画面を表示して自動登録されたことをユーザに知らせる。なお、図28のステップS93では、電話帳テーブルに宛先を登録する際、名称は仮に宛先(電話番号)と同じにしているが、名称のみユーザに入力させるようにしてもよい。
その後、その登録確認画面上の「確認」が押下されると、ステップS95でその登録確認画面を消去し、ステップS12で入力された宛先を送信宛先として確定する。
adr1とadr2とが一致しなかった場合には、図20によって説明したようにステップS15以降の処理を行う。
なお、ここでは宛先の登録を宛先入力成功時に行っているが、宛先入力失敗時に行ってもよい。但し、宛先入力失敗時に宛先を登録する場合、一度目に入力された宛先と二度目に入力された宛先のどちらが正しい宛先か分からないため、ユーザに確認させてから登録するようにするなどした方がよい。
このように、登録されているログの内容と宛先指定の際に1回目と2回目に入力された宛先に関して特定の条件を満たした場合(宛先入力成功時に入力された宛先と同じ宛先がログ上に一定個以上記録されていた場合)に、正しい宛先を電話帳に自動で登録することにより、入力ミスしやすい宛先を電話帳から指定できるようになる。その結果、電話帳から宛先が指定されるようになることで宛先入力ミスによる誤送信を予防できる。
〔第11実施例〕
次に、第11実施例について説明する。
この第11実施例は、第8実施例〜第10実施例のいずれかと若干異なる。
図29は、宛先入力失敗ログadr_fail_logの他の例を示す図である。この宛先入力失敗ログadr_fail_logは、宛先入力に失敗する毎に、一度目の入力内容(最初の入力内容)と二度目の入力内容(再入力における入力内容)とその入力の日時を対にし、ログとしてパラメータメモリ3に記憶保持されるものである。
すなわち、この第11実施例では、宛先入力失敗時に、一度目の入力内容および二度目の入力内容と共にその日時をログとして記憶するようにしている。
このように、宛先入力に失敗した日時を記憶し、それを閲覧可能に表示できるようにすることで、例えば「金曜日の夕方は入力ミスが多い」など、宛先入力ミスが発生する曜日や時間帯の傾向を知ることができる。
以上、この発明を通信機能を有するデジタル複合機(MFP)に適用した実施形態について説明したが、この発明はこれに限らず、通信機能を有するデジタル複写機,ファクシミリ装置,プリンタ等の他の画像形成装置には勿論、画像読取装置(スキャナ等)、メール端末、電話機、パーソナルコンピュータ等の各種電子機器に適用可能である。
〔この実施形態におけるプログラム〕
このプログラムは、電子機器を制御するコンピュータ(CPU)に、この発明に関わる機能である宛先指定手段,通信手段,結果記憶手段,結果表示手段,制御手段,レポート出力手段,通知手段,認証手段,複数入力可否設定手段,使用可否設定手段,履歴記憶手段,履歴表示手段,および宛先記憶手段としての機能を実現させるためのプログラムであり、このようなプログラムをコンピュータに実行させることにより、上述したような効果を得ることができる。
このようなプログラムは、はじめからROMあるいはHDD(ハードディスク装置)等の記憶手段に格納しておいてもよいが、記録媒体であるCD−ROMあるいはフレキシブルディスク,SRAM,EEPROM,メモリカード等の不揮発性記録媒体(メモリ)に記録して提供することもできる。そのメモリに記録されたプログラムをコンピュータに実行させるか、コンピュータにそのメモリからこのプログラムを読み出して実行させることにより、上述した各手順を実行させることができる。
さらに、ネットワークに接続され、プログラムを記録した記録媒体を備える外部機器あるいはプログラムを記憶手段に記憶した外部機器からダウンロードして実行させることも可能である。
以上の説明から明らかなように、この発明によれば、宛先入力ミスの多い部署やユーザに対して宛先入力ミスを減らすように促したり、宛先入力ミスの傾向を調査できるようにして、宛先入力ミスを削減することが可能になる。したがって、宛先入力ミスの発生が少ない使い勝手のよい電子機器を提供することができる。
この発明の一実施形態であるMFPの構成例を示すブロック図である。 図1の操作表示部7の構成例を示すレイアウト図である。 図2に示した操作表示部7を用いて電話番号を2回入力させる際の画面フローの一例を示す図である。 図1のシステム制御部1による制御処理の第1例を示すフロー図である。 図2に示した操作表示部7を用いて宛先入力失敗回数を閲覧する際の画面フローの一例を示す図である。
宛先入力失敗回数が一定回数に達した旨を知らせるレポートの一例を示す図である。 同じく電子メールの一例を示す図である。 図1のシステム制御部1による制御処理の第2例を示すフロー図である。 図2に示した操作表示部7を用いてユーザ認証のための操作を行う際の画面フローの一例を示す図である。 図1のパラメータメモリ3に記憶保持されているユーザ管理テーブルの第1例を示す図である。
同じくユーザ管理テーブルの第2例を示す図である。 図1のシステム制御部1による制御処理の第3例を示すフロー図である。 図1のパラメータメモリ3に記憶保持されているユーザ管理テーブルの第3例を示す図である。 図1のシステム制御部1による制御処理の第4例を示すフロー図である。 図2に示した操作表示部7上に表示されるファクシミリの使用を停止する旨を知らせる警告画面の一例を示す図である。
図1のシステム制御部1による制御処理の第5例を示すフロー図である。 図2に示した操作表示部7上に表示されるファクシミリが使用できなくなる旨を知らせる警告画面の一例を示す図である。 図1のシステム制御部1による制御処理の第6例を示すフロー図である。 宛先入力失敗ログadr_fail_logの一例を示す図である。 図1のシステム制御部1による制御処理の第7例を示すフロー図である。
図2に示した操作表示部7上に表示される宛先失敗内容の表示画面の一例を示す図である。 図1のパラメータメモリ3に記憶保持されている電話帳テーブルの一例を示す図である。 図2に示した操作表示部7を用いて電話帳テーブルに登録された宛先を指定する際の画面フローの一例を示す図である。 同じく電話帳テーブルに宛先を登録する際の画面フローの一例を示す図である。 宛先入力に失敗した際に電話帳登録を促すための簡単な画面フローの一例を示す図である。
図1のシステム制御部1による制御処理の第8例を示すフロー図である。 図2に示した操作表示部7を用いて宛先を電話帳テーブルに自動登録する際の画面フローの一例を示す図である。 図1のシステム制御部1による制御処理の第9例を示すフロー図である。 宛先入力失敗ログadr_fail_logの他の例を示す図である。
符号の説明
1:システム制御部 2:システムメモリ 3:パラメータメモリ 4:時計回路
5:スキャナ 6:プロッタ 7:操作表示部 8:符号化復号化部
9:画像蓄積部 10:G3ファクシミリモデム 11:網制御部
12:内部バス 71:スタートキー 72:ストップキー 73:テンキー
74:クリアキー 75:ファクスキー 76:コピーキー 77:初期設定キー
78:液晶表示器

Claims (23)

  1. 宛先を指定する宛先指定手段と、該宛先指定手段によって指定された宛先への通信動作を行う通信手段とを有する電子機器であって、
    結果を記憶する結果記憶手段と、
    該結果記憶手段によって記憶された結果を閲覧可能に表示する結果表示手段と、
    前記宛先指定手段による宛先指定の際に、宛先の入力を複数回行わせ、各回で入力された宛先が一致した場合には、その宛先への通信動作を前記通信手段に行わせ、各回で入力された宛先が一致しなかった場合には、その宛先不一致の結果を前記結果記憶手段に記憶させる制御手段と
    履歴を記憶する履歴記憶手段と、
    該履歴記憶手段によって記憶された履歴を閲覧可能に表示する履歴表示手段と、
    宛先を記憶する宛先記憶手段とを設け、
    前記宛先指定手段は、前記宛先記憶手段によって記憶された宛先を用いて宛先を指定する手段を有し、
    前記制御手段は、前記各回で入力された宛先が一致しなかった場合に、その各回の入力内容を履歴として前記履歴記憶手段に記憶させる手段と、前記履歴記憶手段によって記憶された履歴の内容と前記宛先指定の際に前記各回で入力された宛先に関して特定の条件を満たした場合に、前記宛先記憶手段に宛先を記憶するように促す旨を報知する手段とを有することを特徴とする電子機器。
  2. 請求項1記載の電子機器において、
    前記結果記憶手段によって記憶された前記宛先不一致の結果が特定の条件を満たした場合に、その旨をレポートとして出力するレポート出力手段を設けたことを特徴とする電子機器。
  3. 請求項1又は2記載の電子機器において、
    前記結果記憶手段によって記憶された前記宛先不一致の結果が特定の条件を満たした場合に、その旨を予め設定された通知先へ通知する通知手段を設けたことを特徴とする電子機器。
  4. 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の電子機器において、
    前記制御手段は、前記各回で入力された宛先が一致した場合には、その宛先一致の結果を前記結果記憶手段に記憶させる手段を有することを特徴とする電子機器。
  5. 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の電子機器において、
    予め登録されたユーザ情報と一致するユーザ情報が入力された場合に、その入力のための操作を行ったユーザを認証ユーザと判定する認証手段を設け、
    前記制御手段は、前記宛先不一致の結果を前記認証手段によって認証ユーザと判定された際に入力されたユーザ情報に対応付けて前記結果記憶手段に記憶させることを特徴とする電子機器。
  6. 請求項5記載の電子機器において、
    前記制御手段は、前記各回で入力された宛先が一致した場合には、その宛先一致の結果を前記認証手段によって認証ユーザと判定された際に入力されたユーザ情報に対応付けて前記結果記憶手段に記憶させる手段を有することを特徴とする電子機器。
  7. 請求項6記載の電子機器において、
    前記認証ユーザ毎に、前記宛先指定の際に、宛先の入力を複数回行わせるか否かを設定する複数入力可否設定手段を設け、
    前記制御手段は、前記宛先一致の結果あるいは前記宛先不一致の結果が特定の条件を満たした場合に、前記認証ユーザに対して、前記宛先指定の際に、宛先入力を複数回行わせないように前記複数入力可否設定手段に設定させる手段を有することを特徴とする電子機器。
  8. 請求項5記載の電子機器において、
    前記認証ユーザ毎に、当該電子機器あるいは当該電子機器の機能の使用可否を設定する使用可否設定手段を設け、
    前記制御手段は、前記宛先不一致の結果が特定の条件を満たした場合に、前記認証ユーザに対して当該電子機器あるいは当該電子機器の機能の使用可否を前記使用可否設定手段によって使用不可に設定させる手段を有することを特徴とする電子機器。
  9. 請求項8記載の電子機器において、
    前記制御手段は、前記宛先不一致の結果が前記特定の条件とは異なる条件を満たした場合に、当該電子機器あるいは当該電子機器の機能の使用不可に関する旨を前記認証ユーザに対して報知する手段を有することを特徴とする電子機器。
  10. 請求項乃至のいずれか一項に記載の電子機器において、
    前記制御手段は、前記各回の入力内容を履歴として前記履歴記憶手段に記憶させる際に、日時を合わせて記憶させることを特徴とする電子機器。
  11. 宛先を指定する宛先指定手段と、該宛先指定手段によって指定された宛先への通信動作を行う通信手段とを有する電子機器であって、
    結果を記憶する結果記憶手段と、
    該結果記憶手段によって記憶された結果を閲覧可能に表示する結果表示手段と、
    前記宛先指定手段による宛先指定の際に、宛先の入力を複数回行わせ、各回で入力された宛先が一致した場合には、その宛先への通信動作を前記通信手段に行わせ、各回で入力された宛先が一致しなかった場合には、その宛先不一致の結果を前記結果記憶手段に記憶させる制御手段と、
    履歴を記憶する履歴記憶手段と、
    該履歴記憶手段によって記憶された履歴を閲覧可能に表示する履歴表示手段と、
    宛先を記憶する宛先記憶手段とを設け、
    前記宛先指定手段は、前記宛先記憶手段によって記憶された宛先を用いて宛先を指定する手段を有し、
    前記制御手段は、前記各回で入力された宛先が一致しなかった場合に、その各回の入力内容を履歴として前記履歴記憶手段に記憶させる手段と、前記履歴記憶手段によって記憶された履歴の内容と前記宛先指定の際に前記各回で入力された宛先に関して特定の条件を満たした場合に、その宛先を前記宛先記憶手段に記憶させる手段を有することを特徴とする電子機器。
  12. 予め指定された宛先への通信動作を行う電子機器を制御するコンピュータに、
    宛先を指定する宛先指定機能と、
    該宛先指定機能によって指定された宛先への通信動作を行う通信機能と、
    結果を記憶する結果記憶機能と、
    該結果記憶機能によって記憶された結果を閲覧可能に表示する結果表示機能と、
    前記宛先指定機能による宛先指定の際に、宛先の入力を複数回行わせ、各回で入力された宛先が一致した場合には、その宛先への通信動作を前記通信機能に行わせ、各回で入力された宛先が一致しなかった場合には、その宛先不一致の結果を前記結果記憶機能に記憶させる制御機能と
    履歴を記憶する履歴記憶機能と、
    該履歴記憶機能によって記憶された履歴を閲覧可能に表示する履歴表示機能と、
    宛先を記憶する宛先記憶機能とを実現させるためのプログラムであり、
    前記宛先指定機能は、前記宛先記憶機能によって記憶された宛先を用いて宛先を指定する機能を有し、
    前記制御機能は、前記各回で入力された宛先が一致しなかった場合に、その各回の入力内容を履歴として前記履歴記憶機能に記憶させる機能と、前記履歴記憶機能によって記憶された履歴の内容と前記宛先指定の際に前記各回で入力された宛先に関して特定の条件を満たした場合に、前記宛先記憶機能に宛先を記憶するように促す旨を報知する機能とを有することを特徴とするプログラム。
  13. 請求項1記載のプログラムにおいて、
    前記コンピュータに、
    前記結果記憶機能によって記憶された前記宛先不一致の結果が特定の条件を満たした場合に、その旨をレポートとして出力するレポート出力機能をも実現させるためのプログラム。
  14. 請求項1又は1記載のプログラムにおいて、
    前記コンピュータに、
    前記結果記憶機能によって記憶された前記宛先不一致の結果が特定の条件を満たした場合に、その旨を予め設定された通知先へ通知する通知機能をも実現させるためのプログラム。
  15. 請求項1乃至1のいずれか一項に記載のプログラムにおいて、
    前記制御機能は、前記各回で入力された宛先が一致した場合には、その宛先一致の結果を前記結果記憶機能に記憶させる機能を有することを特徴とするプログラム。
  16. 請求項1乃至1のいずれか一項に記載のプログラムにおいて、
    前記コンピュータに、
    予め登録されたユーザ情報と一致するユーザ情報が入力された場合に、その入力のための操作を行ったユーザを認証ユーザと判定する認証機能をも実現させるためのプログラムであり、
    前記制御機能は、前記宛先不一致の結果を前記認証機能によって認証ユーザと判定された際に入力されたユーザ情報に対応付けて前記結果記憶機能に記憶させることを特徴とするプログラム。
  17. 請求項1記載のプログラムにおいて、
    前記制御機能は、前記各回で入力された宛先が一致した場合には、その宛先一致の結果を前記認証機能によって認証ユーザと判定された際に入力されたユーザ情報に対応付けて前記結果記憶機能に記憶させる機能を有することを特徴とするプログラム。
  18. 請求項17記載のプログラムにおいて、
    前記コンピュータに、
    前記認証ユーザ毎に、前記宛先指定の際に、宛先の入力を複数回行わせるか否かを設定する複数入力可否設定機能をも実現させるためのプログラムであり、
    前記制御機能は、前記宛先一致の結果あるいは前記宛先不一致の結果が特定の条件を満たした場合に、前記認証ユーザに対して、前記宛先指定の際に、宛先入力を複数回行わせないように前記複数入力可否設定機能に設定させる機能を有することを特徴とするプログラム。
  19. 請求項1記載のプログラムにおいて、
    前記コンピュータに、
    前記認証ユーザ毎に、当該電子機器あるいは当該電子機器の機能の使用可否を設定する使用可否設定機能をも実現させるためのプログラムであり、
    前記制御機能は、前記宛先不一致の結果が特定の条件を満たした場合に、前記認証ユーザに対して当該電子機器あるいは当該電子機器の機能の使用可否を前記使用可否設定機能によって使用不可に設定させる機能を有することを特徴とするプログラム。
  20. 請求項19記載のプログラムにおいて、
    前記制御機能は、前記宛先不一致の結果が前記特定の条件とは異なる条件を満たした場合に、当該電子機器あるいは当該電子機器の機能の使用不可に関する旨を前記認証ユーザに対して報知する機能を有することを特徴とするプログラム。
  21. 請求項12乃至20のいずれか一項に記載のプログラムにおいて、
    前記制御機能は、前記各回の入力内容を履歴として前記履歴記憶機能に記憶させる際に、日時を合わせて記憶させることを特徴とするプログラム。
  22. 予め指定された宛先への通信動作を行う電子機器を制御するコンピュータに、
    宛先を指定する宛先指定機能と、
    該宛先指定機能によって指定された宛先への通信動作を行う通信機能と、
    結果を記憶する結果記憶機能と、
    該結果記憶機能によって記憶された結果を閲覧可能に表示する結果表示機能と、
    前記宛先指定機能による宛先指定の際に、宛先の入力を複数回行わせ、各回で入力された宛先が一致した場合には、その宛先への通信動作を前記通信機能に行わせ、各回で入力された宛先が一致しなかった場合には、その宛先不一致の結果を前記結果記憶機能に記憶させる制御機能と、
    履歴を記憶する履歴記憶機能と、
    該履歴記憶機能によって記憶された履歴を閲覧可能に表示する履歴表示機能と、
    宛先を記憶する宛先記憶機能とを実現させるためのプログラムであり、
    前記宛先指定機能は、前記宛先記憶機能によって記憶された宛先を用いて宛先を指定する機能を有し、
    前記制御機能は、前記各回で入力された宛先が一致しなかった場合に、その各回の入力内容を履歴として前記履歴記憶機能に記憶させる機能と、前記履歴記憶機能によって記憶された履歴の内容と前記宛先指定の際に前記各回で入力された宛先に関して特定の条件を満たした場合に、その宛先を前記宛先記憶機能に記憶させる機能を有することを特徴とするプログラム。
  23. 請求項1乃至2のいずれか一項に記載されたプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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