JP4606826B2 - 段ボール箱 - Google Patents

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Description

本発明は、段ボール紙を切り抜いて得られる所定平面形状の展開紙を予め設定された所定の折り線に沿って折り畳むことにより形成される段ボール箱に関するものである。
従来、特許文献1に記載されているような紙容器(段ボール箱)が知られている。この紙容器は、平面視で六角形状を呈した六角筒体と、この六角筒体の一方の開口を閉止することによって形成された底板と、同他方の開口を閉止する天板とを備えて構成されている。天板の中央位置には円孔が穿設され、この円孔にキャップを備えた口金部材が装着されるようになっている。
かかる紙容器は、厚紙を所定の形状に切り抜いて得られる展開紙を、予め設定された折り線に沿って折り曲げた上で、互いに重なり合った部分を貼着することによって形成されている。展開紙は、六角筒体になる部分である周壁部と、この周壁部の一方の縁部から延設された糊代部と、前記周壁部における糊代部と直交する縁部の一方から延設された複数の底板用フラップと、同他方の縁部から延設された天板用フラップとを備えている。
そして、周壁部を六角形状に丸めた上で、糊代部を周壁部の他方の縁部に貼着することにより六角筒体が形成されるとともに、この六角筒体から延設された前記各底板用フラップおよび前記各天板用フラップをそれぞれ内側に向けて折り曲げ、これらの互いに重なり合った部分同士を互いに貼着することによって紙容器が形成されるようになっている。
かかる六角筒状の紙容器は、例えば、画像形成装置に適用されるトナーカートリッジやトナー回収タンクのような正規の姿勢以外で保管されたり運搬されたりすることを嫌う被収納物を包装する容器として好都合である。
実開平5−51723号公報
しかしながら、特許文献1に記載の紙容器は、底板用フラップの互いに重なり合った部分の全て、および天板用フラップの互いに重なり合った部分の全てに対して貼着処理を施さなければならず、その分接着剤のコストが嵩むばかりか、多くの部分を対象とした接着剤の塗布処理のために生産性が劣るという不都合が存在した。
また、底板用フラップのすべてについて互いに重なり合った部分が形成されるため、底板は全体的に平らにはならず、各所で多くの段差が形成された状態になっているため、各種の機械装置や各種の物品などの固体の被収納物を段ボール箱に収納する場合、この段差によって被収納物の収納状態が不安定になるという問題点も存在する。
本発明は、かかる状況に鑑みなされたものであって、接着剤コストの低減化を達成し、生産性の向上を図った上で、安定した被収納物の収納状態を得ることができる段ボール箱を提供することを目的としている。
請求項1記載の発明は、段ボール紙を切り抜いて得られる所定平面形状の展開紙を、予め設定された所定の折り線に沿って折り畳むことにより形成される段ボール箱であって、平面視で六角形状を呈した筒部と、該筒部の一方の開口が閉止されることによって形成された底板と、同他方の開口を開閉自在に閉止する蓋体とを備え、前記展開紙は、互いに平行に設定された複数本の折り線に沿って環状に折り曲げることで前記筒部を形成する長尺の帯状部と、この帯状部の一方の側縁部から外方に向かって延設された前記底板を形成する底板形成部と、同他方の側縁部から外方に向かって延設された前記蓋体を形成する蓋体形成部とを備え、前記底板形成部は、前記帯状部における隣設された折り線間および折り線と端縁との間からそれぞれ延設された複数の底板用フラップを有し、前記各底板用フラップは、それぞれの一部同士が互いに重ね合わされることにより底板の閉止状態が維持されるとともに、一部の底板用フラップの端縁面同士が互いに当接するように形状設定されており、前記帯状部は、一方の端縁に形成された糊代部を有し、この糊代部の基端位置に第1折り線が設定されるとともに、この第1折り線から他方の端縁に向けて第2〜第6折り線が設定され、前記各折り線間および第6折り線と帯状部の他方の端縁との間に第1〜第6区分帯部がそれぞれ形成され、前記底板用フラップとして第1〜第6区分帯部のそれぞれから延設された第1〜第6底フラップが形成され、前記第2および第5底フラップは、それぞれの先端縁部が互いの嵌め合わせで閉止状態が維持されるように形状設定され、前記第1および第3底フラップは、前記第5底フラップと対向する各縁面が第5底フラップにおける第5および第6折り線の延びる方向に延びた各縁面と当接するように形状設定されていることを特徴とするものである。
かかる構成によれば、展開紙における長尺の帯状部を、互いに平行に設定された複数本の折り線に沿って環状に折り曲げることによって段ボール箱の筒部が形成され、引き続きこの帯状部の一方の側縁部から外方に向かって延設された底板形成部を筒部の内側に向けて略直角に折り曲げることにより段ボール箱の底板が形成される。さらに、帯状部の他方の側縁部から外方に向かって延設された蓋体形成部を筒部の内側に向けて略直角に折り曲げることにより段ボール箱の蓋体が形成される。
そして、底板形成部は、帯状部における隣設された折り線間および折り線と端縁との間からそれぞれ延設された複数の底板用フラップを有し、各底板用フラップは、それぞれの一部同士が互いに重ね合わされることにより底板の閉止状態が維持される、いわゆる嵌め殺し(地獄底ともいう)になっているとともに、一部の底板用フラップの端縁面同士が互いに当接するように形状設定されているため、接着剤を用いて底板用フラップ同士を互いに貼着する必要がなくなり、その分製造コストの低減化に貢献するとともに、段ボール箱が形成された状態で、底板の一部は段差のないフラットな状態になっているため、底板を形成する各フラップ同士がすべて重なり合って底板に全体的に段差が形成された状態の従来の段ボール箱に比べて底を平らにすることが可能になり、その分被収納物の収納状態が安定する。
また、帯状部を第1〜第6折り線に沿って同一方向に折り曲げて行くとともに、第1折り線の外側に形成された糊代部を帯状部の他方の端部に貼着することにより六角筒状の筒部が形成される。引き続き、各折り線間に形成された第1〜第6区分帯部のそれぞれから延設された第1〜第6底フラップを筒部の内側に向けてそれぞれ略直角に折り曲げ、それらの一部同士で所定の嵌め殺しを行うことにより、段ボール箱の底板が形成される。
そして、第2および第5底フラップは、それぞれの先端縁部が互いの嵌め合わせで閉止状態が維持されるように形状設定されている一方、第1および第3底フラップは、第5底フラップと対向する各縁面が第5底フラップにおける第5および第6折り線の延びる方向に延びた各縁面と当接するように形状設定されているため、底板が形成された状態で、第
1および第3底フラップと第5底フラップとは、互いに縁面同士が当接した状態になるため、この部分での底板の面一状態が確保される。
上記構成において、前記第1フラップの第1折り線を起点とした縁面および前記第3フラップの第4折り線を起点とした縁面が、前記筒部の六角形状を規定する辺とされていることが望ましい(請求項2)
かかる構成によれば、展開紙の折線に沿った折り込みによる段ボール箱の組み立て作業において、第1フラップの第1折り線を起点とした縁面および前記第3フラップの第4折り線を起点とした縁面が、前記筒部の六角形状を規定する辺とされていることにより、筒部の六角形の形状確定が容易に行われ、これによって段ボール箱の組み立て作業の効率的に行われる。また、仕上がった段ボール箱は、第1フラップの第1折り線に沿った縁面および前記第3フラップの第4折り線に沿った縁面がそれぞれ胴部を形成する面に当接した状態になるため、六角形を呈する筒部の保形性が良好になるとともに、段ボール箱が構造的に丈夫になる。
この場合、前記第1および第3底フラップには、基端側に前記第2底フラップと干渉する干渉部が形成されていることが望ましい(請求項3)
かかる構成によれば、第1および第3底フラップの干渉部が第2底フラップと干渉するため、この干渉によって底板に貫通した切れ目が形成された状態を回避することが可能になる。
また、前記蓋体は、前記第1〜第6区分帯部からそれぞれ延設された第1〜第6蓋フラップを備え、前記第1蓋フラップ、第3蓋フラップ、第4蓋フラップおよび第6蓋フラップはそれぞれ三角形状に形成されているとともに、第2蓋フラップおよび第5蓋フラップは台形状に形成されていることが望ましい(請求項4)
かかる構成によれば、三角形状に形成された第1蓋フラップ、第3蓋フラップ、第4蓋フラップおよび第6蓋フラップを筒部の内側に向けて略直角に折り曲げた上で、台形状に形成されている第2蓋フラップおよび第5蓋フラップをそれぞれ筒部の内側に向けて略直角に折り曲げることにより、段ボール箱の上面開口が面一状態の蓋体によって閉止された状態になる。
この場合、前記第2蓋フラップと第3蓋フラップとの間および第5蓋フラップと第6蓋フラップとの間には、それぞれ易離間性の連結部が設けられていることが望ましい(請求項5)
かかる構成によれば、展開紙を第1〜第6折り線に沿って折り曲げることにより筒部が形成された状態で、当該筒部を互いに対向するいずれの折れ線を180°折り曲げることにより平たく2層体に圧縮しても、第2および第5蓋フラップの出っ張った部分が易離間性を有する連結部の存在によって折り込まれ、これによって2層体は常に方形になるため、段ボール箱の自動的な組み立てラインで2層体を容易に搬送したり加工したりすることが可能になり、段ボール箱の自動組み立てが円滑に行われる。
請求項1記載の発明によれば、底板形成部は、帯状部における隣設された折り線間および折り線と端縁との間からそれぞれ延設された複数の底板用フラップを有し、各底板用フ
ラップは、それぞれの一部同士が互いに重ね合わされることにより底板の閉止状態が維持される、いわゆる嵌め殺し(地獄底ともいう)になっているとともに、一部の底板用フラップの端縁面同士が互いに当接するように形状設定されているため、接着剤を用いて底板用フラップ同士を互いに貼着する必要がなくなり、その分製造コストの低減化に貢献するとともに、段ボール箱が形成された状態で、底板の一部は段差のないフラットな状態になっているため、底板を形成する各フラップ同士がすべて重なり合って底板に全体的に段差が形成された状態の従来の段ボール箱に比べて底を平らにすることが可能になり、その分被収納物を安定した状態で収納することができる。
また、第2および第5底フラップは、それぞれの先端縁部が互いの嵌め合わせで閉止状態が維持されるように形状設定されている一方、第1および第3底フラップは、第5底フラップと対向する各縁面が第5底フラップにおける第5および第6折り線の延びる方向に延びた各縁面と当接するように形状設定されているため、底板が形成された状態で、第1および第3底フラップと第5底フラップとは、互いに縁面同士が当接した状態になり、これによってこの部分での底板の面一状態を確保することができ、被収納物を安定した状態で収納することができる。
請求項記載の発明によれば、第1フラップの第1折り線を起点とした縁面および第3フラップの第4折り線を起点とした縁面が、前記筒部の六角形状を規定する辺とされているため、筒部の六角形の形状確定が容易に行われ、これによって段ボール箱の組み立て作業を効率的に行うことができる。また、仕上がった段ボール箱は、第1フラップの第1折り線を起点とした縁面および前記第3フラップの第4折り線を起点とした縁面がそれぞれ胴部を形成する面に当接した状態になるため、六角形を呈する筒部の良好な保形性が確保され、段ボール箱を構造的に丈夫なものにすることができる。
請求項記載の発明によれば、第1および第3底フラップの干渉部が第2底フラップと干渉するため、この干渉によって底板に貫通した切れ目が形成された状態を回避することができる。
請求項記載の発明によれば、三角形状に形成された第1蓋フラップ、第3蓋フラップ、第4蓋フラップおよび第6蓋フラップを筒部の内側に向けて略直角に折り曲げた上で、台形状に形成されている第2蓋フラップおよび第5蓋フラップをそれぞれ筒部の内側に向けて略直角に折り曲げることにより、段ボール箱の上面開口を面一状態の蓋体によって閉止することができるため、段ボール箱の外観を見栄えのよいものにすることができる。
請求項記載の発明によれば、展開紙を第1〜第6折り線に沿って折り曲げることにより筒部が形成された状態で、当該筒部を互いに対向するいずれの折れ線を180°折り曲げることにより平たく2層体に圧縮しても、第2および第5蓋フラップの出っ張った部分が連結部の存在によって折り込まれ、これによって2層体は常に方形になるため、段ボール箱の自動的な組み立てラインで2層体を容易に搬送したり加工したりすることが可能になり、段ボール箱の自動組み立てを円滑に行うことができる。
図1は、本発明に係る段ボール箱の一実施形態を示す斜視図であり、(イ)は、底板および天板が開放された状態、(ロ)は、底板および天板が閉止された状態をそれぞれ示している。図1に示すように、本実施形態に係る段ボール箱10は、段ボール紙を切り抜いて得られる所定平面形状の展開紙20(図2)を、予め設定された所定の折り線に沿って折り畳むことにより形成されるものであり、平面視で六角形状を呈した六角筒部11と、該六角筒部11の下方の開口が閉止されることによって形成される底板12と、同上方の開口を開閉自在に閉止する蓋体13とを備えて構成されている。
前記六角筒部11は、上下に長尺の矩形状を呈した第1筒壁111と、この第1筒壁111に隣接した正方形状の第2筒壁112と、この第2筒壁112に隣接した前記第1筒壁111と同一寸法の第3筒壁113と、この第3筒壁113に隣接した前記第1筒壁111と同一寸法の第4筒壁114と、この第4筒壁114に隣接した第5筒壁115と、この第5筒壁115と前記第1筒壁111との間に介設された第1筒壁111と同一寸法の第6筒壁116とからなっている。
前記第1、第3、第4および第6筒壁111,113,114,116は、短辺の長さ寸法が長辺の長さ寸法の略1/2に設定されている。この寸法については、1/2に限定されるものではなく、被収納物の大きさや形状によって変更可能である。かかる第1〜第6筒壁111〜116で六角筒を形成させた状態で、第1筒壁111および第6筒壁116の対向縁部を互いに連結することによって六角筒部11が形成されている。
前記底板12は、第1筒壁111の下縁部から外方に向かって延設された第1底板片121と、第2筒壁112の下縁部から外方に向かって延設された第2底板片122と、第3筒壁113の下縁部から外方に向かって延設された第3底板片123と、第4筒壁114の下縁部から外方に向かって延設された第4底板片124と、第5筒壁115の下縁部から外方に向かって延設された第5底板片125と、第6筒壁116の下縁部から外方に向かって延設された第6底板片126とからなっている。これら第1〜第6底板片121〜126を所定の順番で六角筒部11の内側に向けて直角に折り曲げていくことにより、特に接着剤やステープル処理を施すことなく、いわゆる嵌め殺しによって、図1の(ロ)に示すように、底板12が形成されるようになっている。
前記蓋体13は、第1筒壁111の上縁部から外方に向かって延設された第1蓋片131と、第2筒壁112の上縁部から外方に向かって延設された第2蓋片132と、第3筒壁113の上縁部から外方に向かって延設された第3蓋片133と、第4筒壁114の上縁部から外方に向かって延設された第4蓋片134と、第5筒壁115の上縁部から外方に向かって延設された第5蓋片135と、第6筒壁116の上縁部から外方に向かって延設された第6蓋片136とからなっている。
前記第1、第3、第4および第6蓋片131,133,134,136は、いずれも各筒壁の上縁部を底辺とする概略直角二等辺三角形に形状設定されている一方、第2および第5蓋片132,135は、いすれも先端縁部を底辺とする同一形状の台形に形状設定されている。前記第1蓋片131、第3蓋片133、第4蓋片134および第6蓋片136は、必ずしも頂角が直角で頂角を挟む2辺が等しくなる必要はなく、第1蓋片131と第6蓋片136、および第3蓋片133と第4蓋片134とが合わさったとき、図5の(ロ)に示すように、段ボール箱10の六角形状が確保されればよい。
そして、六角筒部11が形成された状態で、まず、第1、第3、第4および第6蓋片131,133,134,136を六角筒部11の内側に向けてそれぞれ直角に折り曲げた後、第2および第5蓋片132,135を六角筒部11の内側に向けてそれぞれ直角に折り曲げることにより、図1の(ロ)に示すように、外面が面一状態の蓋体13が形成されるようになっている。
図2は、かかる段ボール箱10の形成させるための展開紙20の一実施形態を示す展開図である。この図に示すように、展開紙20は、前記六角筒部11を形成するための横方向(図2の紙面の左右方向)に長尺の帯状部30と、この帯状部30の図2における下縁部から外方に向かって延設された前記底板12を形成する底板形成部40と、互いに平行に設定された複数本の折り線21に沿って環状に折り曲げることで前記蓋体13を形成する蓋体形成部50とを備えて構成されている。
前記帯状部30は、前記第1筒壁111に対応した第1区分帯部31と、前記第2筒壁112に対応した第2区分帯部32と、前記第3筒壁113に対応した第3区分帯部33と、前記第4筒壁114に対応した第4区分帯部34と、前記第5筒壁115に対応した第5区分帯部35と、前記第6筒壁116に対応した第6区分帯部36とを備えて構成されている。第1区分帯部31の図2における左方縁部から糊代部37が延設されている。
かかる帯状部30には、当該帯状部30を幅方向に横断した縦方向に延びる縦折り線(折り線)21と、底板形成部40との境界位置および蓋体形成部50との境界位置に形成された横折り線22とが形成されている。これらの折り線21,22は、展開紙20に対して線状にプレス処理が施されることによって形成されている。
前記縦折り線21は、糊代部37と第1区分帯部31との間に形成された第1縦折り線(第1折り線)211と、第1区分帯部31と第2区分帯部32との間に形成された第2縦折り線(第2折り線)212と、第2区分帯部32と第3区分帯部33との間に形成された第3縦折り線(第3折り線)213と、第3区分帯部33と第4区分帯部34との間に形成された第4縦折り線(第4折り線)214と、第4区分帯部34と第5区分帯部35との間に形成された第5縦折り線(第5折り線)215と、第5区分帯部35と第6区分帯部36との間に形成された第6縦折り線(第6折り線)216とからなっている。
また、前記横折り線22は、帯状部30と底板形成部40との間に形成された第1横折り線221と、帯状部30と蓋体形成部50との間に形成された第2横折り線222とからなっている。そして、展開紙20は、これら縦折り線21および横折り線22に沿って表面側から裏面側に向けていわゆる山折りされるのである。
前記底板形成部40は、前記第1底板片121に対応した第1底板フラップ(第1底フラップ)41と、前記第2底板片122に対応した第2底板フラップ(第2底フラップ)42と、前記第3底板片123に対応した第3底板フラップ(第3底フラップ)43と、前記第4底板片124に対応した第4底板フラップ(第4底フラップ)44と、前記第5底板片125に対応した第5底板フラップ(第5底フラップ)45と、前記第6底板片126に対応した第6底板フラップ(第6底フラップ)46とを備えて構成されている。
これら第1〜第6底板フラップ41〜46の内の第1,第3,第4および第6底フラップにおける第1縦折り線211の部分の長さ寸法は同一に設定されているとともに、第2および第5底フラップにおける第1横折り線221の部分の長さ寸法は同一に設定されている。
前記第1底板フラップ41は、第1横折り線221側を底辺として略直角二等辺三角形状に形成されている。この直角を挟む2辺は、必ずしも等しくなくてもよい。この直角二等辺三角形の垂線に対応する第1底板フラップ41の縁部は、前記第1縦折り線211の延長線上に位置している。また、直角二等辺三角形の斜辺と対応する縁部(斜辺縁部411)は、第1底板フラップ41における第1縦折り線211と第2縦折り線212との交点P1から図2における左方に向けて先下がりに斜めに形成されている。そして、交点P1に隣接した位置には、斜辺縁部411の外側へ向けて突設された小さな二等辺三角形状の三角突起(干渉部)412が形成されている。この三角突起412は、底辺部分が斜辺縁部411上に位置している。
また、第1底板フラップ41における第1縦折り線211の延長線を基点とした縁面413は、六角筒部11が形成された状態で第6筒壁116(第6区分帯部36)の内面に当接するようになされ、六角筒部11の六角形状を規定する基準辺とされている。
前記第2底板フラップ42は、第2区分帯部32における第1縦折り線211から図2における下方へ延設された横方向に長尺の長方形状を呈する長尺矩形部421と、この長尺矩形部421から外方に向かって延設された等脚台形状を呈する台形部422と、この台形部422からさらに外方に向かって延設された長方形状を呈する短尺矩形部423とからなっている。
前記長尺矩形部421は、短辺側の長さ寸法が第1底板フラップ41における第1縦折り線211の長さ寸法の略1/2に設定されている。前記台形部422は、台形の高さ寸法が長尺矩形部421の短辺寸法と略同一に設定されているとともに、台形の各斜辺が底辺に対してそれぞれ略45°に設定され先細りになっている。前記短尺矩形部423は、長辺が台形部422の頂辺と略同一に設定されているとともに、短辺が長尺矩形部421の短辺より若干短めに設定されている。
前記第3底板フラップ43は、前記第1底板フラップ41と線対称で同一寸法に形状設定されている。かかる第3底板フラップ43にも、斜辺縁部431に基端位置から外方に向かって突設された三角突起(干渉部)432が突設されている。
また、第3底板フラップ43における第4縦折り線214の延長線を基点とした縁面433は、六角筒部11が形成された状態で第4筒壁114(第4区分帯部34)の内面に当接するようになされ、前記第1底板フラップ41における第1縦折り線211の延長線に沿った縁面413とともに六角筒部11の六角形状を規定する基準辺とされている。
前記第4底板フラップ44は、第4区分帯部34における第1縦折り線211を底辺とする第1台形部441と、この第1台形部441からさらに外方に向けて延設された第2台形部442とからなっている。前記第1台形部441は、当該台形の高さ寸法が台形の底辺の長さ寸法と略同一に設定されているとともに、頂辺の長さ寸法が底辺の長さ寸法より若干短めに設定されている。
そして、本実施形態においては、図2に示すように、第4底板フラップ44の第1台形部441における第5底板フラップ45側の傾斜端縁444と、これに続く三角突出片443の傾斜縁部445との交点Aと、この交点Aから第5底板フラップ45の図2における左縁部に下ろした垂線の長さ寸法nは、左側の下部装着枠452の左右幅寸法mと同一(n=m)に設定され、これによって、左の四角突片452の右辺と上部装着枠451の下辺との交点をBとするとともに、第1台形部441の左の斜辺と第5縦折り線215との交点をCとした場合、点A、点Bおよび点Cを直線で結ぶことにより、辺ACと辺BCとが等しい二等辺三角形が形成されるようになっている。かかる寸法関係については、第6底板フラップ46の第1台形部461および第5底板フラップ45の右側の下部装着枠452との間でも成立している。
このような二等辺三角形CABが形成されるように、第4底板フラップ44、第5底板フラップ45および第6底板フラップ46(第5底板フラップ45と第6底板フラップ46との間の上記同様の関係については説明を省略している)が寸法設定されることにより、段ボール箱10を組み立てるに際し、図4の(ハ)に示すように、底板形成部40において第2底板フラップ42の短尺矩形部423の左右の縁部が第2底板フラップ42の前記点A(図2)に当接するようになっている(すなわち、短尺矩形部423が嵌り込み得る空間が形成されるようになっている)。
前記第2台形部442は、台形の頂辺を第1台形部441のそれと共有しているとともに、台形の底辺が第1台形部441のそれより若干短めに設定され、台形の高さ寸法が前記第2底板フラップ42の短尺矩形部423の短辺寸法と略同一に設定されている。そして、第4底板フラップ44の第2台形部442には、図2における右方位置に三角突出片443が形成されているとともに、第6底板フラップ46の第2台形部462の同左方位置にも三角突出片463が形成されている。
前記第5底板フラップ45は、前記第2底板フラップ42に対応するものであり、段ボール箱10(図1)が形成された状態で第2底板フラップ42に係合され、これによって底板12を嵌め殺しで形成させるものである。かかる第5底板フラップ45は、門構え状に形成され、第5区分帯部35における第1横折り線221から外方に向かって延設された長方形状の矩形部451と、この矩形部451の図2における左右の端部から外方に向けて突設された一対の四角突片452とからなっている。
前記矩形部451は、短辺寸法が前記第2底板フラップ42の長尺矩形部421と台形部422とを合わせた第2区分帯部32からの突出量と略同一に設定されている。また、各四角突片452は、それぞれ同一形状に設定されているとともに、第5底板フラップ45からの突出量が前記第2底板フラップ42の短尺矩形部423の短辺寸法と略同一に設定されている。これら一対の四角突片452間の内寸法は、前記短尺矩形部423の長辺寸法と略同一に設定されている。
また、前記第1および第3底板フラップ41,43は、前記第5底板フラップ45と対向する各縁面が第5底板フラップ45における第5および第6縦折り線215,216の延びる方向に延びた各縁面と当接するように形状設定されている。
前記第6底板フラップ46は、前記第4底板フラップ44と線対称で同一寸法に形状設定されている。かかる第6底板フラップ46も、第4底板フラップ44と同様に第1台形部461と、第2台形部462とからなっている。
前記蓋体形成部50は、第1区分帯部31から第2横折り線222を介して外方へ突設された前記第1蓋片131と対応する第1蓋フラップ51と、第2区分帯部32から第2横折り線222を介して外方へ突設された前記第2蓋片132と対応する第2蓋フラップ52と、第3区分帯部33から第2横折り線222を介して外方へ突設された前記第3蓋片133と対応する第3蓋フラップ53と、第4区分帯部34から第2横折り線222を介して外方へ突設された前記第4蓋片134と対応する第4蓋フラップ54と、第5区分帯部35から第2横折り線222を介して外方へ突設された前記第5蓋片135と対応する第5蓋フラップ55と、第6区分帯部36から第2横折り線222を介して外方へ突設された前記第6蓋片136と対応する第6蓋フラップ56とからなっている。
前記第1,第3,第4および第6蓋フラップ51,53,54,56は、本実施形態においては、それぞれ第2横折り線222の部分を底辺とする二等辺三角形の同一形状に設定されている。この二等辺三角形の頂角は90°に設定されている。但し、本発明は、第1,第3,第4および第6蓋フラップ51,53,54,56が二等辺三角形に設定され、その頂角が90°に設定されることに限定されるものではなく、状況に応じて各種の形状に設定することができる。
前記第2および第5蓋フラップ52,55は、先端側の片を底辺とし、第2横折り線222側を頂片とする同一の台形状に設定されている。かかる台形の高さ寸法は、前記第5底板フラップ45の矩形部451の短辺寸法と略同一に設定されている。
そして、本実施形態においては、第3縦折り線213が第2蓋フラップ52にまで延設されているとともに、第6縦折り線216が第5蓋フラップ55にまで延設され、これによって第2蓋フラップ52には第3縦折り線213の外側に容易に折れ曲がり得る第1易曲折三角部521が形成されているとともに、第5蓋フラップ55には、第6縦折り線216の外側に第1易曲折三角部521と同様の第2易曲折三角部551が形成されている。因みに、前記第1および第2易曲折三角部521,551は、第3縦折り線213と、第2蓋フラップ52の図2における上縁部との交点部分の角度が直角になった直角三角形状を呈している。
また、第1易曲折三角部521と第3蓋フラップ53との間には、その境界位置において基端側から先端側に向かって切り込まれて形成した第1切込み線522が設けられ、これによって先端側に第1易曲折三角部521と第3蓋フラップ53とを連結した第1連結部(易離間性の連結部)523が形成されている。第2易曲折三角部551と第6蓋フラップ56との間にも第1切込み線522と同様の第2切込み線552が設けられているとともに、第1連結部523と同様の第2連結部(易離間性の連結部)553が設けられている。
このような第1および第2切込み線522,552および第1および第2連結部523,553が設けられるのは、展開紙20を縦折り線21に沿って折り曲げて六角筒部11(図1)を形成させた状態で、搬送や製造のためにこの六角筒部11を扁平に圧縮した際、第1および第2易曲折三角部521,551が外部に突出し、これによって円滑な作業が阻害されるのを防止するためである。そして、段ボール箱10の組み付け作業を行うに際しては、第1および第2連結部523,553は連結が維持された状態とされ、六角筒部11および底板12が仕上がった状態の段ボール箱10に被収納物を収納した後の蓋体13の閉止時に第1および第2連結部523,553がカッターナイフ等の工具によって、あるいは手によって切断される。
以下、このように構成された展開紙20の折り込み作業について、図3を基に詳細に説明する。図3は、六角筒部11を形成させるために展開紙20を縦折り線21に沿って折り畳む状態を示す斜視図であり、(イ)は、展開紙20が第3縦折り線213および第6縦折り線216のそれぞれに沿って略90°ずつ折り曲げられた状態、(ロ)は、展開紙20が第3縦折り線213および第6縦折り線216に沿って略180°ずつ折り曲げられることにより扁平な六角筒部11が形成された状態をそれぞれ示している。
展開紙20に折り線に沿った折り曲げ処理を施して段ボール箱10を製造するに際し、展開紙20は、まず図3の(イ)に示すように、第3縦折り線213および第6縦折り線216に沿った表面側から見て山折り処理(図3の(イ)に示すように裏面側から見れば谷折り処理)が施され、これによって、図3の(ロ)に示すように、第1区分帯部31および第6区分帯部36が第5区分帯部35と対向するとともに、糊代部37が第6区分帯部36の縁部に対向した状態の扁平中間体(2層体)23が形成される。
そして、扁平中間体23が形成された状態においては、第1および第2易曲折三角部521,551は、第1および第2連結部523,553が存在することにより、扁平中間体23からめくれ上がった状態(図3の(ロ)に二点鎖線で表示)になることが確実に防止されるため、扁平中間体23は出っ張りのない状態になっており、したがって、出っ張りの存在で所定の組み付け装置における自動的な搬送処理や糊付け処理が困難になるような不都合の発生を阻止することができる。
つぎに、図4を基に、扁平中間体23からの段ボール箱10の組み付け処理について詳細に説明する。図4は、段ボール箱10の組み付け処理を説明するための底板12側から見た段ボール箱10の斜視図であり、(イ)は、六角筒部11が仕上がった状態、(ロ)は、第1および第3底板フラップ41,43並びに第5底板フラップ45が六角筒部11の内方に向けて90°折り曲げられた状態、(ハ)は、第4および第6底板フラップ44,46がそれぞれ対応した第3および第1底板フラップ43,41に折り重ねられた状態、(ニ)は、第2底板フラップ42が折られて先端の短尺矩形部423が第5底板フラップ45の矩形部451の裏面側に潜り込まされた状態をそれぞれ示している。
六角筒部11に底板12を形成させるに際しては、図4の(イ)に示す状態を始点として、まず、第1および第3底板フラップ41,43が六角筒部11の内側に向けて直角に折られるとともに、第5底板フラップ45も同様に直角に折られる。このとき第1および第3底板フラップ41,43の各側端縁が六角筒部11の所定の六角形状にマッチした当該六角形状を規定づける基準辺とされているため、この基準辺の存在で組み付け作業が効率的に行われる。そして、図4の(ロ)に示すように、第1および第3底板フラップ41,43の各対向縁面411,431がそれぞれ第5底板フラップ45の左右の縁面と当接した状態になり、底板12が形成された状態で第1および第3底板フラップ41,43と第5底板フラップ45とは面一状態になる。
ついで、図4の(ハ)に示すように、各第4および第6底板フラップ44,46が六角筒部11の内側に向けて直角に折られる。こうすることによって第4および第6底板フラップ44,46が第1および第3底板フラップ41,43および第5底板フラップ45を覆った状態になる。そしてこの状態では、第5底板フラップ45の先端縁部と、第4および第6底板フラップ44,46の各三角突出片443,463との間に一対の差込み隙間24が形成される。
そして、図4の(ハ)に示す状態において、第2底板フラップ42を六角筒部11の内側に向けて直角に折り曲げるとともに、第2底板フラップ42の短尺矩形部423を前記差込み隙間24に差し込むことにより、図4の(ニ)に示すように、段ボール箱10の底板12が形成される。底板12が形成された状態では、第2底板フラップ42の台形部422が第4および第6底板フラップ44,46に被さっていわゆる嵌め殺し状態になっているため、特に接着剤などで接着することなく底板12が安定した状態になっているとともに、第2底板フラップ42の長尺矩形部421の左右の縁部と第1および第3底板フラップ41,43の各斜辺縁部411,431との間に形成されるべき隙間が、各三角突起412,432の存在によって閉止されるため、底板12に隙間が形成されるような不都合の発生が確実に防止される。
つぎに、図5を基に、蓋体13の閉止作業について説明する。図5は、段ボール箱10の蓋体13の閉止作業を説明するための斜視図であり、(イ)は、蓋体13が閉止される前の状態、(ロ)は、第1および第2連結部523,553(図2)がそれぞれ切断された状態、(ハ)は、蓋体13が閉止された状態をそれぞれ示している。
まず、蓋体13が閉止される前の状態においては、図5の(イ)に示すように、第1および第2連結部523,553が切断されていないため、第2および第5蓋フラップ52,55の第1および第2易曲折三角部521,551は、いずれも第3および第6蓋フラップ53,56を介し第3および第6区分帯部33,36に追随して折れ曲がった状態になっている。
この状態において、第1および第2連結部523,553をカッターナイフ等の工具で切断することにより、図5の(ロ)に示すように、第2および第5蓋フラップ52,55は、それぞれ第3および第6蓋フラップ53,56から分離独立した状態になる。
この状態で、まず、第1,第3,第4および第6蓋フラップ51,53,54,56を六角筒部11の内側に向けて直角に折り曲げた上で、第2および第5蓋フラップ52,55を六角筒部11の内側に向けてそれぞれ直角に折り曲げることにより、図5の(ハ)に示すように、段ボール箱10の蓋体13が閉止された状態になる。
図6は、段ボール箱10において六角形を呈した蓋体13の一対の対向辺(第2筒壁112および第5筒壁115)が他の辺より長く設定されている理由を説明するための説明図である。この図に示すように、本実施形態においては、段ボール箱10は、六角筒部11の短辺側の面(図7では第1筒壁111)がフロアに載置された状態で所定の被収納物が収納された段ボール箱10の重心Gが、第1筒壁111の辺と、第2筒壁112の辺との交点Pの水平方向(図6の左右方向)における外側に位置するように寸法設定されている。
したがって、第1筒壁111がフロアに当接した状態で段ボール箱10がフロアに載置されると、段ボール箱10には、前記交点P回りに時計方向へ向かうモーメントが作用するため、段ボール箱10は交点P回りに時計方向へ向けて回動して横転する。このように、本実施形態においては、第1筒壁111を下面にして段ボール箱10をフロア上に載置することができないようにしている。このようにされるのは、底板12を下面にして段ボール箱10をフロアに置くことを前提として段ボール箱10に収納された被収納物の正規の収納姿勢を維持させるためである。
この説明では、六角筒部11の短辺側の面として第1筒壁111を例に挙げたが、短辺側の面が第3筒壁113、第4筒壁114および第6筒壁116のいずれかである場合も同様であり、これらの面がフロアに置かれると段ボール箱10は横転する。
かかる重心設定が行われる段ボール箱10は、例えば、画像形成装置に適用されるトナーカートリッジやトナー回収タンクのような正規の姿勢以外で保管されたり運搬されたりすることを嫌う被収納物を包装する容器として好適に使用される。
以上詳述したように、本発明に係る画像形成装置10は、段ボール紙を切り抜いて得られる所定平面形状の展開紙20を、予め設定された所定の折り線に沿って折り畳むことにより形成されるものであり、平面視で六角形状を呈した六角筒部11と、該六角筒部11の下部の開口が閉止されることによって形成される底板12と、同他方の開口を開閉自在に閉止する蓋体13とを備え、展開紙20は、互いに平行に設定された複数本の縦折り線21に沿って環状に折り曲げることで六角筒部11を形成する長尺の帯状部30と、この帯状部30の一方の側縁部(図2における下方の縁部)から外方に向かって延設された底板12を形成する底板形成部40と、同他方の側縁部(図2における上方の縁部)から外方に向かって延設された蓋体13を形成する蓋体形成部50とを備え、底板形成部40は、帯状部30における隣設された縦折り線21間および縦折り線21と端縁との間からそれぞれ延設された複数の底板用フラップを有し、各底板用フラップは、それぞれの一部同士が互いに重ね合わされることにより底板の閉止状態が維持されるとともに、一部の底板用フラップの端縁面同士が互いに当接するように形状設定されているものである。
かかる構成によれば、展開紙20における長尺の帯状部30を、互いに平行に設定された複数本の縦折り線21に沿って環状に折り曲げることによって段ボール箱の六角筒部11が形成され、引き続きこの帯状部30の一方の側縁部から外方に向かって延設された底板形成部40を六角筒部11の内側に向けて略直角に折り曲げることにより段ボール箱の底板12が形成される。さらに、帯状部30の他方の側縁部から外方に向かって延設された蓋体形成部50を六角筒部11の内側に向けて略直角に折り曲げることにより段ボール箱の蓋体13が形成される。
そして、底板形成部40は、帯状部30における隣設された縦折り線21間および縦折り線21と端縁との間からそれぞれ延設された複数の底板用フラップを有し、各底板用フラップは、それぞれの一部同士が互いに重ね合わされることにより底板の閉止状態が維持される、いわゆる嵌め殺しになっているとともに、一部の底板用フラップの端縁面同士が互いに当接するように形状設定されているため、接着剤を用いて底板用フラップ同士を互いに貼着する必要がなくなり、その分製造コストの低減化に貢献するとともに、段ボール箱が形成された状態で、底板12の一部は段差のないフラットな状態になっているため、底板12を形成する各フラップ同士がすべて重なり合って底板12に全体的に段差が形成された状態の従来の段ボール箱に比べて底を平らにすることが可能になり、その分被収納物の収納状態を安定させることができる。
また、帯状部30には一方の端縁に形成された糊代部37を有し、この糊代部37の基端位置に第1縦折り線211が設定されるとともに、この第1縦折り線211から他方の端縁に向けて第2〜第6縦折り線212〜216が設定され、各縦折り線21間および第6縦折り線216と帯状部30の他方の端縁(図2における右方の端縁)との間に第1〜第6区分帯部31〜36がそれぞれ形成され、底板用フラップとして第1〜第6区分帯部31〜36のそれぞれから延設された第1〜第6底板フラップ41〜46が形成され、第2および第5底板フラップ42,45は、それぞれの先端縁部が互いの嵌め合わせで閉止状態が維持されるように形状設定され、第1および第3底板フラップ41,43は、第5底板フラップ45と対向する各縁面(すなわち斜辺縁部411,431)が第5底板フラップ45における第5および第6縦折り線215,216の延びる方向に延びた各縁面と当接するように形状設定されている。
かかる構成によれば、帯状部30を第1〜第6縦折り線212〜216に沿って同一方向に折り曲げて行くとともに、第1縦折り線211の外側に形成された糊代部37を帯状部30の他方の端部(第6区分帯部36の図2における右縁部)に貼着することにより六角筒部11が形成される。引き続き、各縦折り線21間に形成された第1〜第6区分帯部31〜36のそれぞれから延設された第1〜第6底フラップ41〜46を筒部の内側に向けてそれぞれ略直角に折り曲げ、それらの一部同士で所定の嵌め殺しを行うことにより、段ボール箱の底板12を形成することができる。
そして、第2および第5底フラップ42,45は、それぞれの先端縁部が互いの嵌め合わせで閉止状態が維持されるように形状設定されている一方、第1および第3底板フラップ41,43は、第5底板フラップ45と対向する各縁面が第5底板フラップ45における第5および第6縦折り線215,216の延びる方向に延びた各縁面と当接するように形状設定されているため、底板12が形成された状態で、第1および第3底フラップと第5底フラップとは、互いに縁面同士が当接した状態になるため、この部分での底板12の面一状態を確保することができる。
また、第1および第3底板フラップ41,43には、基端側に第2底フラップと干渉する三角突起412,432がそれぞれ形成され、これによって第1および第3底板フラップ41,43の各三角突起412,432が第2底フラップと干渉するため、この干渉によって底板12に貫通した切れ目が形成された状態を回避することができる。
また、蓋体13は、第1〜第6区分帯部31〜36からそれぞれ延設された第1〜第6蓋フラップ51〜56を備え、第1,第3,第4および第6蓋フラップ51,53,54,56はそれぞれ三角形状に形成されているとともに、第2蓋フラップ52および第5蓋フラップ55は台形状に形成されているため、三角形状に形成された第1,第3,第4および第6蓋フラップ51,53,54,56を六角筒部11の内側に向けて略直角に折り曲げた上で、台形状に形成されている第2蓋フラップ52および第5蓋フラップをそれぞれ六角筒部11の内側に向けて略直角に折り曲げることにより、段ボール箱10の上面開口を蓋体13によって面一状態で閉止することができる。
さらに、第2蓋フラップ52と第3蓋フラップとの間および第5蓋フラップ55と第6蓋フラップ56との間には、それぞれ第1および第2切込み線522,552が設けられているとともに、先端側に切り離されないことによって形成された易離間性の第1および第2連結部523,553が設けられているため、展開紙20を第1〜第6縦折り線212〜216に沿って折り曲げることにより六角筒部11が形成された状態で、当該六角筒部11を互いに対向するいずれの折れ線を180°折り曲げることにより平たく扁平中間体23に圧縮しても、第2および第5蓋フラップ55の出っ張った部分(すなわち第1および第2易曲折三角部521,551)が第1および第2連結部523,553の存在によって折り込まれ、これによって扁平中間体23は常に方形になるため、段ボール箱10の自動的な組み立てラインで扁平中間体23を容易に搬送したり加工したりすることが可能になり、段ボール箱10の機械化された自動組み立て工程での組み立て作業を円滑に実行することができる。
図7は、本発明に係る段ボール箱の他の実施形態に使用される展開紙の他の実施形態を示す展開図である。この実施形態においては、展開紙20′の第1底板フラップ41′に図7における左縁部が第1縦折り線211より左に食み出した第1食み出し部414が形成されているとともに、第3底板フラップ43′に第4縦折り線214より右に食み出した第2食み出し部434が形成されている点が先の実施形態と相違している。具体的には、第1食み出し部414は、第1底板フラップ41′の左縁面413′が第1縦折り線211と第1横折り線221との交点から下方に向かうに従い左方に向かうように傾斜することで形成されているとともに、第2食み出し部434は、第3底板フラップ43′の右縁面433′が第4縦折り線214と第1横折り線221との交点から下方に向かうに従い右方に向かうように傾斜することで形成されている。
一方、第1底板フラップ41′に対応した第6底板フラップ46′の右縁部の縁面は、前記第1底板フラップ41′の左縁面413′に対し、逆の勾配の傾斜縁面とされているとともに、第3底板フラップ43′に対応した第4底板フラップ44′の左縁部の縁面は、前記第3底板フラップ43′の右縁面433′に対し、同一の勾配の傾斜縁面とされている。
また、図7に示す例では、第3蓋フラップ53′および第6蓋フラップ56′に先の実施形態の第1連結部523および第2連結部553が設けられていないが、第2実施形態の展開紙20′は、第1および第2連結部523,553の存否を問うものではない。
第2実施形態の展開紙20′のその他の構成は、先の実施形態のものと同様である。この実施形態の展開紙20′によれば、段ボール箱10′が組み立てられた状態で、第1底板フラップ41′の左縁面413′が第6区分帯部36の内面側に当接するとともに、第3底板フラップ43′の右縁面433′が第4区分帯部34の内面側に当接し、これによって段ボール箱10′の保形性が向上するとともに、構造的に丈夫になる。
本発明は、上記の実施形態に限定されるものではなく、以下の内容をも包含するものである。
(1)上記の実施形態においては、第3縦折り線213および第6縦折り線216のみが第2蓋フラップ52および第5蓋フラップ55にまで延設されているが、本発明は、縦折り線21が第2および第5蓋フラップ52,55にのみ形成されることに限定されるものではなく、第2縦折り線212を第2蓋フラップ52にまで延設するとともに、第5縦折り線215を第5蓋フラップ55にまで延設するとともに、この部分にも第1および第2切込み線522,552および第1および第2連結部523,553と同様のものを設けてもよい。こうすることによって、展開紙20をいずれの縦折り線21で折り曲げて扁平中間体23を形成しても、第2および第5蓋フラップ52,55から突起が飛び出すことを完全に防止することができる。
(2)上記の実施形態においては、第2および第5蓋フラップ52,55に第1および第2連結部523,553が設けられているが、本発明は、第1および第2連結部523,553を設けることに限定されるものではなく、状況(例えば、段ボール箱10の製造装置が第2および第5蓋フラップ52,55からの突出部分の存在に対応し得るものである場合など)に応じて第1および第2連結部523,553を特に設けなくてもよい場合もある。
(3)上記の実施形態において、蓋体形成部50にも底板形成部40と同様のフラップ構造を採用してもよい。こうすることによって蓋体の閉止状態維持を、粘着テープや接着剤を使用することなく嵌め殺しで閉止することができ、その分材料コストの低減化に貢献することができる。
(4)上記の実施形態においては、第1および第3底板フラップ41,43にそれぞれ三角突起412,432が設けられているが、底板12に貫通した切れ目が形成されても支障のない場合は、第1および第3底板フラップ41,43に特に三角突起412,432を設けなくてもよい。こうすることによって、底板12が形成された状態で、底板12の面一性がより良好になる。
(5)上記の実施形態においては、第4および第6底板フラップ44,46にそれぞれ三角突出片443,463が設けられているが、状況に応じて三角突出片443,463を設けなくてもよい。こうすることによって底板12のより良好な面一性を確保することができる。
本発明に係る段ボール箱の一実施形態を示す斜視図であり、(イ)は、底板および天板が開放された状態、(ロ)は、底板および天板が閉止された状態をそれぞれ示している。 展開紙の一実施形態を示す展開図である。 六角筒部11を形成させるために展開紙を縦折り線に沿って折り畳む状態を示す斜視図であり、(イ)は、展開紙が第3縦折り線および第6縦折り線のそれぞれに沿って略90°ずつ折り曲げられた状態、(ロ)は、展開紙が第3縦折り線および第6縦折り線に沿って略180°ずつ折り曲げられることにより扁平な六角筒部が形成された状態をそれぞれ示している。 段ボール箱の組み付け処理を説明するための底板側から見た段ボール箱の斜視図であり、(イ)は、六角筒部が仕上がった状態、(ロ)は、第1および第3底板フラップ並びに第5底板フラップが六角筒部の内方に向けて90°折り曲げられた状態、(ハ)は、第4および第6底板フラップがそれぞれ対応した第3および第1底板フラップに折り重ねられた状態、(ニ)は、第2底板フラップが折られて先端の短尺矩形部が第5底板フラップの矩形部の裏面側に潜り込まされた状態をそれぞれ示している。 段ボール箱の蓋体の閉止作業を説明するための斜視図であり、(イ)は、蓋体が閉止される前の状態、(ロ)は、第1および第2連結部がそれぞれ切断された状態、(ハ)は、蓋体が閉止された状態をそれぞれ示している。 段ボール箱において六角形を呈した蓋体の一対の対向辺が他の辺より長く設定されている理由を説明するための説明図である。 本発明に係る段ボール箱の他の実施形態に使用される展開紙の他の実施形態を示す展開図である。
10,10′ 段ボール箱 11 六角筒部
111〜116 第1〜第6筒壁 12 底板
121〜126 第1〜第6底板片 13 蓋体
131 〜136 第1〜第6蓋片 20 展開紙
21 縦折り線(折り線)
211〜216 第1〜第6縦折り線(第1〜第6折り線)
22 横折り線 221 第1横折り線
222 第2横折り線 23 扁平中間体
24 差込み隙間 30 帯状部
31〜36 第1〜第6区分帯部 40 底板形成部
41,41′ 第1底板フラップ(第1底フラップ)
411 斜辺縁部 412 三角突起(干渉部)
413 縁面 413′ 左縁面
42 第2底板フラップ(第2底フラップ)
421 長尺矩形部 422 台形部
423 短尺矩形部
43,43′ 第3底板フラップ(第3底フラップ)
431 斜辺縁部 432 三角突起
433 縁面 433′ 右縁面
44,44′ 第4底板フラップ(第4底フラップ)
441 第1台形部 442 第2台形部
443 三角突出片 444 傾斜端縁
45 第5底板フラップ(第5底フラップ)
451 矩形部 452 四角突片
46 第6底板フラップ(第6底フラップ)
461 第1台形部 462 第2台形部
463 三角突出片 50 蓋体形成部
51 第1蓋フラップ 52 第2蓋フラップ
521 第1易曲折三角部 522 第1切込み線
523 第1連結部(易離間性の連結部)
53 第3蓋フラップ 54 第4蓋フラップ
55 第5蓋フラップ 551 第2易曲折三角部
552 第2切込み線 553 第2連結部(易離間性の連結部)
56 第6蓋フラップ

Claims (5)

  1. 平面視で六角形状を呈した筒部と、該筒部の一方の開口を閉止する底板と、同他方の開口を開閉自在に閉止する蓋体とを備え、段ボール紙を切り抜いて得られる所定平面形状の展開紙を、予め設定された所定の折り線に沿って折り畳むことにより形成される段ボール箱であって、
    前記展開紙は、互いに平行に設定された複数本の折り線に沿って環状に折り曲げることで前記筒部を形成する長尺の帯状部と、この帯状部の一方の側縁部から外方に向かって延設された前記底板を形成する底板形成部と、同他方の側縁部から外方に向かって延設された前記蓋体を形成する蓋体形成部とを備え、
    前記底板形成部は、前記帯状部における隣設された折り線間および折り線と端縁との間からそれぞれ延設された複数の底板用フラップを有し、
    前記各底板用フラップは、それぞれの一部同士が互いに重ね合わされることにより底板の閉止状態が維持されるとともに、一部の底板用フラップの端縁面同士が互いに当接するように形状設定されており、
    前記帯状部は、一方の端縁に形成された糊代部を有し、この糊代部の基端位置に第1折り線が設定されるとともに、この第1折り線から他方の端縁に向けて第2〜第6折り線が設定され、
    前記各折り線間および第6折り線と帯状部の他方の端縁との間に第1〜第6区分帯部がそれぞれ形成され、
    前記底板用フラップとして第1〜第6区分帯部のそれぞれから延設された第1〜第6底フラップが形成され、
    前記第2および第5底フラップは、それぞれの先端縁部が互いの嵌め合わせで閉止状態が維持されるように形状設定され、
    前記第1および第3底フラップは、前記第5底フラップと対向する各縁面が第5底フラップにおける第5および第6折り線の延びる方向に延びた各縁面と当接するように形状設定されていることを特徴とする段ボール箱。
  2. 前記第1フラップの第1折り線を起点とした縁面および前記第3フラップの第4折り線を起点とした縁面が、前記筒部の六角形状を規定する辺とされていることを特徴とする請求項1記載の段ボール箱。
  3. 前記第1および第3底フラップには、基端側に前記第2底フラップと干渉する干渉部が形成されていることを特徴とする請求項1または2記載の段ボール箱。
  4. 前記蓋体は、前記第1〜第6区分帯部からそれぞれ延設された第1〜第6蓋フラップを備え、
    前記第1蓋フラップ、第3蓋フラップ、第4蓋フラップおよび第6蓋フラップはそれぞれ三角形状に形成されているとともに、第2蓋フラップおよび第5蓋フラップは台形状に形成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の段ボール箱。
  5. 前記第2蓋フラップと第3蓋フラップとの間および第5蓋フラップと第6蓋フラップとの間には、それぞれ易離間性の連結部が設けられていることを特徴とする請求項4記載の段ボール箱。
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