JP4606809B2 - 半導体レーザ - Google Patents

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Description

本発明は、CD、DVDドライブなどの光ディスク機器および光通信などに用いられる半導体レーザに関する。さらに詳しくは、たとえば光ピックアップのように読取り用の低出力と書込み用の高出力の両方が必要で、かつ、書込みの高出力がパルス出力で100mW程度以上の高出力の場合でも、端面破壊を防止しながら低出力と高出力との間で、ファーフィールドパターン(以下、FFPともいう)の差があまり変動しない構造の半導体レーザに関する。
光ピックアップでは、最近記録速度の向上が図られ、たとえばCD−RドライブやDVDR/RWは、16倍速の記録速度のものが実用化されるに至っている。このような記録速度の大きい光ピックアップにおいては、高出力のレーザ光が必要となる。また、光ピックアップにおいては、読取り用の低出力でノイズが少ないことが要求され、このような条件を満たすレーザとして、化合物半導体を用いたリッジ型半導体レーザが用いられている。このようなリッジ型半導体レーザは、ストライプ構造を作るためのエピタキシャル成長の中断部分が活性層から遠く、活性層近傍が空気に触れないこと、およびエピタキシャル成長中断部分を電気的につなぐために必要な高濃度アクセプタドープが活性層から遠く、活性層へのアクセプタ原子拡散による信頼性悪化が無いことなど、優れた特性を有している。とくに、記録型光ディスクで一般的に使用されている、市販の100mW以上の高出力半導体レーザでは、この構造しか用いられていない。
このような高出力の半導体レーザは、レーザ光を出射する端面で発熱して破壊する光学損傷(COD;Catastrophic Optical Damage)という現象が生じやすく、そのCODを防止するため、端面およびその近傍を窓構造にしたり、端面に電流を注入しない端面非注入型の構造にしたり、その両方が行われたりしている。この端面非注入型でリッジ型の半導体レーザは、たとえば図3に端面およびその近傍の断面図(図3(a))とそれ以外の断面図(図3(b))がそれぞれ示されるように、たとえばn形GaAsからなる半導体基板21の上に、たとえばn形InGaAlP系化合物半導体からなる下部クラッド層22、アンドープまたはn形もしくはp形のInGaAlP系化合物半導体からなる障壁層とInGaP系化合物半導体からなる井戸層とによる多重量子井戸活性層23、p形InGaAlP系化合物半導体からなる上部第1クラッド層24が順次積層され、さらにその上に、たとえばp形のInGaPからなるエッチングストップ層25、p形InGaAlP系化合物半導体からなる上部第2クラッド層26および図示しないGaAsからなるキャップ層が積層されて、下部クラッド層22から上部第2クラッド層の各層により発光層形成部29が構成されている。そして、SiO2をマスク材として上部第2クラッド層26までドライエッチングとウェットエッチングによりエッチングされてリッジ部41が形成されている。
その後、リッジ部41の両側に選択成長により、たとえばn形InGaAlP系化合物半導体からなる電流狭窄層28が形成されている。この電流狭窄層28を形成する際に、図3(a)に示されるように、端面およびその近傍の部分のみリッジ部41の上面を低くしておいて、リッジ部41の上面にも電流狭窄層28を形成することにより端面非注入型にされている。端面近傍以外では、図3(b)に示されるように、リッジ部41の側壁側のみに電流狭窄層28が設けられ、リッジ部41が電流注入領域になっている。その上に、たとえばp形GaAsからなるコンタクト層30が設けられ、その上面にp側電極42が、基板裏面にn側電極43がそれぞれ設けられることにより形成されている。これにより、端面近傍には逆導電形層の電流狭窄層28が設けられているため、端面近傍は電流非注入領域となる(たとえば特許文献1参照)。
また、端面非注入型の他の構造例として、リッジ型ではなく低出力用のSAS構造ではあるが、電流狭窄層はストライプ状電流注入領域の側壁側のみに形成し、コンタクト層のうち、端面およびその近傍における電流注入領域のクラッド層上のコンタクト層を除去することにより、端面近傍では電流注入領域のクラッド層上に直接p側電極が形成されることになり、オーミックコンタクトが得られないことを利用して端面非注入型とする構造も知られている(たとえば特許文献2参照)。
一方、パルス出力で100mW以上というような高出力になると、自己集束効果という、レーザビームが発光強度の中心部に自然に集まるという現象が顕著になる。そのため、たとえば10mW以下の低出力と100mW以上の高出力とで、半導体レーザの出射端面におけるレーザビームの形状(ニアフィールドパターンNFP)が異なり、それが原因で光ディスク上のパターン、すなわちFFP(Far Field Pattern)では、高出力の方が大きくなり、低出力と高出力とでビーム径が異なるという問題がある。光ディスクでは、書込みは100mW以上の高出力で、読出しは10mW以下の低出力で行われるため、両者のビームパターンが異なると、正確な読出しを行うことができなくなる。これを光学系で解決するのは、非常に複雑で、高価な光学系になる。
特開2002−57406号公報 特開平7−30194号公報
近年では、光ディスクの書込み速度アップ、および光学設計のコストダウンによる光利用効率の低下、などの要因により、半導体レーザの高出力化も増大の一途をたどり、200〜300mWの高出力が当然のこととして要求されてきている。高出力化すればするほど前述の自己集束効果は顕著となるため、CODの防止対策のみならず、読出し用の低出力と、書込み用の高出力とでビーム形状(FFP)の変動抑制を満たした半導体レーザが強く要求されている。この場合、ビーム形状は完全な円形ではなく、この種の半導体レーザでは、半導体層の面方向である水平方向の径が、半導体層の面と垂直方向の径より小さく、一般的に光学系の設計はビーム形状の小さい方に合せて行われるため、この水平方向のビーム径の変動が問題になる。しかしながら、このような高出力化に伴うFFPの変動を抑制する対策については、今まで一切行われていない。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたもので、高出力化してもCODによる端面破壊を防止しながら、読出し用の低出力と書込み用の高出力とでFFPの変動を抑制し、かつ、動作電流を増加させない構造の半導体レーザを提供することを目的とする。
本発明の他の目的は、FFPの変動を抑制したリッジ型で、簡単な構造でありながら、端面近傍には電流を流さない端面非注入構造を確実にした半導体レーザを提供することにある。
本発明者らは、読出し用の低出力と書込み用の高出力とでFFPの変動を抑制するため鋭意検討を重ねた結果、前述の端面非注入構造で、電流狭窄層を端面およびその近傍に設けてその上にコンタクト層を設ける構造にすると、低出力と高出力とにおけるFFPの変動を小さく抑制することができるが、高出力で必要な出力を得るのに動作電流を多くする必要があり、半導体レーザのドライバーに負荷がかかりすぎるという問題が生じ、端面およびその近傍でコンタクト層をすべて除去してしまうと、高出力における動作電流の問題は生じなくすることができるものの、低出力と高出力とでFFPの変動が大きくなることを見出した。そして、端面および端面近傍において、リッジ部の上面側のコンタクト層を除去すると共にリッジ部の横に設けられる電流狭窄層が露出するようにコンタクト層を除去し、リッジ部以外の平端部においては、端面までコンタクト層をそのまま残すことにより、FFPの変動を小さく抑制しながら、動作電流の問題も招くことなく、高出力で高い発光効率の半導体レーザが得られることを見出した。
本発明による半導体レーザは、基板と、該基板上に積層される第1導電形半導体層、活性層およびストライプ状のリッジ部が形成される第2導電形半導体層を有する発光層形成部と、前記リッジ部の傾斜面側壁および前記リッジ部が形成されない平坦な半導体層表面に設けられ、第1導電形半導体により形成される電流狭窄層と、前記発光層形成部および前記電流狭窄層の上に設けられ、前記発光層形成部で発光する光を吸収する材料からなるコンタクト層とを有し、前記リッジ部のストライプ方向と交差する方向に形成される共振器端面から前記発光層形成部で発光する光を出射する半導体レーザであって、前記コンタクト層は、前記端面およびその近傍において、前記リッジ部上および前記リッジ部の側壁に設けられる電流狭窄層が露出するように除去され、かつ、前記平坦な半導体層表面に設けられる前記電流狭窄層上の前記コンタクト層は前記端面まで残存するように形成されている。ここに端面近傍とは、通常の窓構造や電流非注入領域が形成される程度の領域を意味する。
前記端面およびその近傍で、前記リッジ部の上面に電気的絶縁膜が設けられていることにより、上面を下向きにして回路基板などに直接ハンダまたはAu-Sn合金などによりマウントしてハンダまたはAu-Sn合金などがリッジ部端面近傍の上面と接触しても、絶縁膜が介在されているため、完全に電流を阻止することができ、優れた端面非注入構造とすることができる。
具体的には、前記リッジ部の側壁に設けられる電流狭窄層の露出部における前記コンタクト層の除去部分が、前記端面側からみた断面形状で、前記リッジ部の側壁に設けられる電流狭窄層の傾斜面の底部を頂点、または前記リッジ部の側壁に設けられる電流狭窄層の傾斜面と前記平坦な半導体層表面に設けられる電流狭窄層との交線を頂点とするほぼ逆三角形状に形成される。電流狭窄層の傾斜面とは、リッジ部側壁の傾斜面に沿って形成される面を意味する。
本発明によれば、端面およびその近傍のリッジ部上面および側面側の光吸収層であるコンタクト層が除去されているため、光の吸収が抑制されて所望の出力を得るのに動作電流を増加させる必要がなく、また、リッジ部の横側の平坦部上には発光する光を吸収する材料であるコンタクト層が設けられているため、NFPの大きさが光吸収層の存在で規定されてしまうため、FFP変動を抑制する作用をする。すなわち、出力が大きくなっても、光学系の設計の際に基準とされる水平方向のビーム系の変化を小さくすることができ、FFPの出力依存性を低減されることができる。
つぎに、図面を参照しながら本発明の半導体レーザについて説明をする。本発明による半導体レーザは、図1にその一実施形態の一部斜視の断面説明図および縦断面説明図が示されるように形成されている。なお、図1(a)では、上部電極12が、リッジ部14上の電気的絶縁層15と完全に分離した状態で図示されているが、実際には図1(b)に示されるように、上部電極12が電気的絶縁層15にかかっている。
すなわち、基板1上に第1導電形半導体層(たとえばn形クラッド層2)、活性層3およびストライプ状のリッジ部14が形成される第2導電形半導体層(たとえばp形第1クラッド層4、エッチストップ層5、p形第2クラッド層6)を有する発光層形成部9が積層されている。リッジ部14の傾斜面側壁およびリッジ部14が形成されない平坦な半導体層表面に、第1導電形(n形)半導体により形成される電流狭窄層10が設けられ、発光層形成部9および電流狭窄層10の上に、発光層形成部9で発光する光を吸収する材料からなるコンタクト層(光吸収層)11が設けられている。そして、リッジ部14のストライプ方向と交差する方向に形成される共振器端面Aから発光層形成部9で発光する光を出射するように形成されている。本発明では、コンタクト層11が、端面Aおよびその近傍において、リッジ部14上およびリッジ部の側壁に設けられる電流狭窄層10の傾斜面10aが露出するように除去され、かつ、平坦な半導体層表面に設けられる電流狭窄層10b上のコンタクト層11は端面Aまで残存するように形成されている。
前述のように、本発明者らは、半導体レーザの高出力化に伴って、より顕著になる端面破壊(COD)の防止を図りながら、読取り用である10mW以下の低出力と書込み用である100mW以上の高出力とでFFPの変動を抑制するため鋭意検討を重ねた結果、FFPの変動と動作電流の増大との間にも関係があることを見出し、動作電流の増大を殆ど来すことなく、FFPの変動を抑制するには、リッジ部14の端面近傍において、発光層形成部9で発光する光を吸収するコンタクト層11を、リッジ部14上およびリッジ部14側面(側壁面)に設けられる電流狭窄層10aが露出するように除去しながら、リッジ部14横の平坦部の電流狭窄層10b上では、端面Aまでコンタクト層11が設けられる構造にすることにより達成できることを見出した。
すなわち、端面近傍におけるコンタクト層11を完全に除去した場合と、全く除去しない場合(電流狭窄層などを介して電流は端面非注入構造とする)と、本発明のように、リッジ部14の近傍のみを除去した場合とで、半導体層の面と平行方向のFFPの変動幅、および動作電流の変化をそれぞれサンプル4個で調べた結果を表1および表2に示す。FFPの変動幅は、通常の検査方法である、ホトダイオードをエピタキシャル成長面と平行方向にスキャンすることにより、発光点を基準としてFFPの水平方向の端から端までの角度で調べる方法で、CW動作で5mWと80mWで動作させた場合における両者の差を角度(°)で示されており、動作電流(Iop)は、これも通常の検査方法である、70nsecのパルス幅、デューティ50%の入力で、75℃での動作のときの出力が240mWにおける動作電流(Iop)をmAで示されている。
Figure 0004606809
Figure 0004606809
表1から明らかなように、端面近傍におけるコンタクト層11を完全に除去すると、5mWと80mWにおける水平方向における変動幅が1.45°〜2.05°と、1.5°以下という要求を殆ど満たすことができないのに対して、本発明の構造によれば、全く除去しない場合(0.72°〜0.96°)に比べて若干劣るものの、0.98°〜1.35°で、1.5°以下という光学設計上望ましい値を完全に満たすことができる。
また、表2から明らかなように、端面近傍におけるコンタクト層11を全く除去しないと、75℃で240mWのパルス動作における動作電流Iopが453.0〜475.7mAと非常に大きくなるのに対して、本発明によれば、389.2〜411.8mAと非常に下がり、完全に除去した場合(396.6〜425.4mA)と何ら変わらないか、むしろ良いくらいである。動作電流が増加すると、ますます発熱が大きくなり、半導体レーザの特性上不利になるのみならず、ドライバーICの能力からも制約を受けるため、現在では、420mA以下程度が望ましく、コンタクト層11を除去しない構造では、要求を満たすことができないが、本発明によれば、その要求を完全に満たすことができる。すなわち、本発明の構造にすることにより、FFPの水平方向の出力変化による変動幅および動作電流の増加抑制の両方を満たすことができることが分る。
なお、端面近傍とは、半導体レーザの端面Aからストライプ方向に沿って、通常のCOD防止のために窓構造を形成したり端面非注入構造にしたりする場合と同程度の範囲を意味し、半導体レーザによっても異なるが、通常の100〜300mW程度の半導体レーザでは、ストライプ方向に沿って端面から20〜40μm程度の距離dの領域を意味する。
また、ストライプ方向と直交する方向のコンタクト層11が除去される範囲は、リッジ部14の底部、すなわち電流狭窄層10の傾斜部10aと平坦部10bとの境界部Bで挟まれる範囲wが少なくとも除去されていればよい。具体的には、後述するように、リッジ部14の傾斜面に積層される半導体層は、結晶面が完全には揃っていないため、ポリクリスタル化しており、リッジ部14上面の端部には、後述するようにSiO2などの電気的絶縁膜15が設けられているため、コンタクト層11は殆ど積層されないか、積層されても同様にポリクリスタル化されているため、平坦部10b上の結晶がきれいに揃ったコンタクト層11より遥かに早くエッチングされることを利用して除去することができる。この場合、平坦部10b上のコンタクト層11はその結晶面に沿って成長するため、図1(a)に示されるように、ある角度をもって成長し、ポリクリスタル化される部分は図に示されるように、断面形状が電流狭窄層10の傾斜部10aと平坦部10bとの境界部Bを頂点とする逆三角形(活性層側が頂点となり、上部のp側電極側が底面となる三角形)の形状に除去される。
図1に示される例では、上記構成と、端面近傍のリッジ部14上に絶縁膜15が設けられていること、および電流狭窄層10が発光層形成部で発光する光を吸収しない、たとえばInGaAlP系化合物により形成されていること、以外は一般的な光ディスク用で、100mW以上程度の高出力半導体レーザの構成と同じである。
この種の半導体レーザとしては、発光層形成部9として、赤外光である780nm波長用のAlGaAs系化合物半導体や、赤色光である650nm波長発光用のInGaAlP系化合物半導体が用いられ、これらの半導体材料を積層するための基板1としては、格子整合をとることができるGaAs基板が一般的に用いられる。ここで、InGaAlP系材料とは、Iny(Ga1-xAlx1-yPで表わされる材料(0≦x≦1、yは約0.5)を、AlGaAs系材料とは、AlzGa1-zAsで表される材料(0≦z≦1)をそれぞれ意味している。また、基板1として半導体を用いる場合の導電形は、半導体レーザを組み込むセットとの関係で、基板側に望まれる導電形のn形またはp形のいずれかが用いられ、この基板1の導電形にしたがって、積層される半導体層の導電形も定まる。以下の具体例では、基板1としてn形の半導体の例で説明する。
発光層形成部9は、少なくとも第1導電形半導体層(n形クラッド層2)、活性層3、リッジ部14が形成される第2導電形半導体層が設けられていればよいが、図1に示される例では、活性層3の両側にn側ガイド層31およびp側ガイド層32が設けられ、第2導電形(p形)半導体層として、p形第1クラッド層4、エッチングストップ層5、p形第2クラッド層、およびコンタクト層とオーミックコンタクトさせるための、たとえばInGaPからなる緩衝層7により形成されている。たとえばGaAsからなるキャップ層8は、プロセスダメージからの保護のためのもので、最終的には除去されるので、導電形は余り関係ない。端面近傍では、絶縁膜15の下にあるため、そのまま残存する。
具体的には、n形In0.5(Ga1-pAlp0.5P(0.3≦p≦0.9、たとえばp=0.7)からなり、キャリア濃度が8×1017cm-3程度のn形クラッド層2が1〜3μm程度(たとえば2.5μm)設けられ、その上にアンドープで、In0.5(Ga1-qAlq0.5P(0.4≦q≦0.6、たとえばq=0.5)からなるn側ガイド層31が2〜10nm(たとえば5nm)、図示しない3〜9nm程度、好ましくは、6nm程度のIn0.5(Ga1-rAlr0.5P(0≦r≦0.1、たとえばr=0)からなるウェル層とアンドープの図示しない3〜9nm程度、好ましくは、4nm程度のIn0.5(Ga1-sAls0.5P(0.1≦s≦0.5、好ましくはs=0.5)からなるバリア層との多重量子井戸構造(たとえばウェル層を3層、バリア層を2層)により形成される活性層3、アンドープで、5〜15nm(たとえば10nm)程度のIn0.5(Ga1-qAlq0.5P(0.4≦q≦0.6、たとえばq=0.5)からなるp側ガイド層32が、それぞれ順次設けられている。
そして、p側ガイド層32上に、0.1〜0.4μm、たとえば0.24μm程度で、キャリア濃度が1×1018cm-3程度のp形In0.5(Ga1-tAlt0.5P(0.3≦t≦0.9、たとえばt=0.7)により形成されるp形第1クラッド層4、1〜5nm程度、たとえば2nm程度でキャリア濃度が1×1018cm-3程度のp形In0.5(Ga1-uAlu0.5P(0≦u≦0.5、たとえばu=0.1)と3〜10nm程度、たとえば5nm程度でキャリア濃度が1×1018cm-3程度のp形In0.5(Ga1-vAlv0.5P(0≦v≦0.5、たとえばv=0.4)をそれぞれ3層と2層の積層構造としたエッチングストップ層5、1〜1.7μm、たとえば1.25μm程度で、キャリア濃度が1×1018cm-3程度のp形In0.5(Ga1-tAlt0.5P(0.3≦t≦0.9、好ましくはt=0.7)によりリッジ状に形成されるp形第2クラッド層6、その上に0.01〜0.1μm程度、たとえば0.03μm程度で、キャリア濃度が1×1019cm-3程度のp形In0.5Ga0.5Pで、GaAs層(コンタクト層11)とのオーミックコンタクトの機能を果たす緩衝層7、0.05〜0.2μm、たとえば0.1μm程度の厚さで、たとえばn形のGaAsからなるキャップ層8が順次積層されている。このキャップ層8は、後の工程でコンタクト層を成長する際に、発光層形成部9の表面に酸化膜などが形成されて、汚れるのを防止するものである。
この半導体積層部のチップにしたときの端面近傍に発光した光を吸収しないようにして端面破壊を防止するための窓層を形成するため、図示しないZnの拡散が行われている。そして、p形第2クラッド層6、緩衝層7、およびキャップ層8がストライプ状にエッチングされることにより、リッジ部14が形成され、そのリッジ部14の側面およびリッジ部14のない平坦部の半導体層上に、たとえばn形のIn0.5(Ga1-aAla0.5P(0.3≦a≦0.9、たとえばa=0.8)が、0.15〜0.5μm程度(たとえば0.25μm)の厚さに設けられることにより、電流狭窄層10がリッジ部14の横を埋めるように形成されている。このリッジ部14の形成は、後述するように、たとえばストライプ状に形成された、たとえばSiO2などの絶縁膜をマスクとして選択エッチングをすることにより形成される。また、電流狭窄層10は、電流をリッジ部14に狭窄すると共に、発光する光を殆ど吸収しないで閉じ込めることにより、高出力用に適した実屈折率導波構造に形成されている。
図1に示される例では、端面の近傍のみに、電気的絶縁膜15が残されて、電流非注入を確実に行えるようになっている。端面近傍以外の領域では、SiO2などのマスクが除去され、第3のエピタキシャル成長工程に供され、コンタクト層11が全面に形成された後に、前述のように、端面Aの近傍でリッジ部14の上面および側面のみのコンタクト層11が除去されている。この第3のエピタキシャル成長工程の始めに、端面近傍以外のキャップ層8はエッチングし、リッジ部14上の緩衝層8表面と電流狭窄層10上にコンタクト層11が形成される。そして、端面近傍では、コンタクト層10が除去され、図1に示されるような前述の構造に形成されている。そして、コンタクト層11の表面にTi/Auなどからなるp側電極12が、また、半導体基板1の裏面にAu/Ge/Ni/Ti/Auなどからなるn側電極13が、それぞれ真空蒸着などにより形成され、劈開などにより、ウェハからチップ化されて図1に示される構造になっている。
端面近傍のリッジ部14上に、電気的絶縁膜15が形成されている理由について説明をする。この電気的絶縁膜15は、元々リッジ部14を形成するため、半導体積層部上にストライプ状のマスクとして形成されていたものであるが、リッジ部14を形成した後に、端面近傍のみに残されたものである。この絶縁膜15が存在することにより、端面近傍でコンタクト層11がたとえ絶縁膜上に積層されても単結晶層としては成長することができず、ポリクリスタル化するため、前述のリッジ部14側面と同様に、他の単結晶層として成長した部分と区別して選択的に簡単に除去することができると共に、フェースダウンで回路基板などに実装する場合に、ハンダ材やAu-Sn合金などの接合材が付着しても、電気的絶縁膜であるため、完全に電気的に分断され、端面非注入を確実に行えるという効果がある。すなわち、絶縁膜が無くても、コンタクト層がないことによりオーミックコンタクトを得にくくなり、端面非注入の効果をある程度は得ることができるものの、完全には電流を阻止することはできないのに対して、電気的絶縁膜15が設けられていることにより、端面近傍を確実に電流非注入とすることができる。その結果、200mW以上という非常に高出力に対しても、端面破壊を防止することができる。
前述の半導体積層部の構造は、この例に限定されるものではなく、前述の層以外の半導体層が介在されてもよい。また、活性層3は、Zn拡散などにより共振器端面を無秩序化するような構造の場合(窓構造を有する場合)には、量子井戸構造でないと無秩序化しないため量子井戸構造であることが好ましいが、バルク構造であってもよい。また、量子井戸構造は単一量子井戸構造でも多重量子井戸構造であってもよい。
この構造の半導体レーザを製造するには、まず、まず図2(a)に示されるように、第1のエピタキシャル成長工程により、基板1上に、活性層3を含む発光層形成部9を形成する。たとえば、n形GaAs基板1を、たとえばMOCVD(有機金属化学気相成長)装置内に入れ、反応ガスのトリエチルガリウム(TEG)、トリメチルアルミニウム(TMA)、トリメチルインジウム(TMIn)、ホスフィン(PH3)、アルシン(AsH3)および半導体層の導電形に応じて、n形ドーパントガスとしてのSiH4またはp形ドーパントとしてジメチル亜鉛(DMZn)の必要な材料をキャリアガスの水素(H2)と共に導入し、500〜700℃程度で前述の構成の各半導体層をエピタキシャル成長することにより、n形クラッド層2、n側ガイド層31、多重量子井戸構造からなる活性層3、p側ガイド層32、p形第1クラッド層4、エッチングストップ層5、p形第2クラッド層6、p形緩衝層7およびn形キャップ層8を順次成長し、それぞれ前述の厚さに形成する。
つぎに、端面近傍に窓構造を形成する。すなわち、高出力半導体レーザでは、とくに端面での破壊(COD)が生じやすいため、破壊しやすい半導体レーザチップ端面およびその近傍にZn拡散領域を形成して、端面で光を吸収させない窓構造とする方法が一般的に採用されている。そのため、半導体ウェハの状態で、チップに劈開する領域に予めZnを拡散して、無秩序化する。具体的には、発光層形成部9上の劈開する領域の近傍にZnO層を帯状に形成した後、SiO2層を200nm程度被せて、400〜600℃で60〜240分程度アニールすることにより、帯状のZnO層から劈開領域近傍にZnを活性層にまで到達させる。このZnの拡散は、元の活性層のフォトルミネッセンスピーク波長より10nm以上短くなるように行う。その後、ZnO層およびSiO2層などをフッ酸などで除去する。その結果、劈開後に共振器端面およびその近傍にZn拡散領域C(図2(a)参照)が形成され、Zn拡散領域Cでは、活性層3の量子井戸構造がZnにより無秩序化され、バンドギャップが大きくなっており、共振器端面では、内部からの光を吸収することがなくなり温度上昇は極力抑えられ、COD破壊を防止することができる。
つぎに、図2(b)に示されるように、リッジ部14を形成する。具体的には、たとえばCVD法などにより、SiO2またはSiNxなどの電気的絶縁膜からなるストライプ状のマスク15aを形成し、たとえば塩素系のドライエッチングなどにより50〜300nm程度残してエッチングし、残りをHCl系のようなウェットエッチング液により、ダメージ層を除去してp形第2クラッド層6をエッチングすることにより、図に示されるように凸形状のストライプ状リッジ部14がストライプ状に形成される。
つぎに、第2の成長工程により、図2(c)に示されるように、n形の電流狭窄層10をリッジ部14の側面側に埋め込む。電流狭窄層10の埋込みは、たとえば、前述の絶縁膜からなるマスクを利用した選択成長などにより行う。なお、選択成長とは、マスク上に電流狭窄層10を形成させることなく、リッジ部14の側面および平坦な半導体層(エッチングストップ層)上のみに選択的に電流狭窄層10を成長する手法であり、成長条件、たとえば成長温度、圧力などを通常の成長条件と変えることで達成される。その後、図2(d)に示されるように、マスク15aを端面近傍のみ残して、フッ素系ドライエッチングにより剥離することにより、電気的絶縁層15とする。
引き続き、第3の成長工程により、図2(e)に示されるように、たとえばGaAsのような発光層形成部で発光する光を吸収する半導体によりp形のコンタクト層11を1μm程度の厚さに成長する。その後、端面およびその近傍におけるリッジ部14上およびリッジ部14の側面(側壁)に設けられる電流狭窄層10が露出するようにコンタクト層11を選択的に除去して、図1(a)に示されるような構造にする。
この端面近傍のコンタクト層11を選択的に除去するには、端面近傍以外の表面をレジストなどで覆って、たとえばNaOHとH22の混合溶液によるウェットエッチングにより、選択的に除去することができる。すなわち、端面近傍のリッジ部14上面には、SiO2などの電気的絶縁膜15が残されており、コンタクト層11は単結晶層としては成長せず、完全にポリクリスタル(多結晶)化しており、また、リッジ部14の側壁も結晶面は揃っておらず、完全な結晶層として電流狭窄層およびコンタクト層11は成長しておらず、多結晶化している。そのため、平坦面に完全な単結晶層として成長した半導体層とは結晶構造が異なり、たとえば上記エッチング液を用いてエッチングすることにより、多結晶化した層は簡単にエッチングすることができ、また、コンタクト層11と電流狭窄層10とは半導体の組成が異なるため、コンタクト層11の多結晶化したリッジ部14の上面および側面部分のみを選択的にエッチング除去することができる。
その後、たとえばコンタクト層11の表面にTi/Auなどからなるp側電極12を、また、半導体基板1の裏面にAu-Ge/Niなどからなるn側電極13を、それぞれ真空蒸着などにより形成する。このp側電極12を蒸着する際に、前述のエッチングした端面近傍をレジスト膜などでマスクして行う。その結果図1(b)に示されるように、電気的絶縁層15上に一部かかるようにp側電極12が形成される。その後、ウェハからチップ化し、さらにその劈開面に、図示しない誘電体膜を単層または複層で所望の反射率になるように設けて、端面コーティングすることにより、レーザチップが形成されている。
前述の例では、半導体として赤色発光用のInGaAlP系化合物半導体の例が示されていたが、赤外光用のAlGaAs系化合物半導体を用いる場合でも同様に、リッジ部上面および側面に光吸収層が設けられず、かつ、リッジ部横の平坦な半導体層上には光を吸収する半導体層であるコンタクト層が設けられることにより、高出力にしても、自己集束効果を抑制することができ、書込み用の100mW以上の高出力と、10mW以下の低出力とのFFPの変動を1.5°以下と小さく抑えながら、動作電流を低く抑えることができる。
本発明の半導体レーザの一実施形態を示す一部斜視の断面説明図である。 図1の半導体レーザの製造工程を示す断面説明図である。 従来のハイパワー用半導体レーザの構造を示す断面説明図である。
符号の説明
1 基板
2 n形クラッド層
3 活性層
4 p形第1クラッド層
6 p形第2クラッド層
9 発光層形成部
10 電流狭窄層
11 コンタクト層(光吸収半導体層)
14 リッジ部
15 電気的絶縁膜

Claims (4)

  1. 基板と、該基板上に積層される第1導電形半導体層、活性層およびストライプ状のリッジ部が形成される第2導電形半導体層を有する発光層形成部と、前記リッジ部の傾斜面側壁および前記リッジ部が形成されない平坦な半導体層表面に設けられ、第1導電形半導体により形成される電流狭窄層と、前記発光層形成部および前記電流狭窄層の上に設けられ、前記発光層形成部で発光する光を吸収する材料からなるコンタクト層とを有し、前記リッジ部のストライプ方向と交差する方向に形成される共振器端面から前記発光層形成部で発光する光を出射する半導体レーザであって、前記コンタクト層は、前記端面およびその近傍において、前記リッジ部上および前記リッジ部の側壁に設けられる電流狭窄層が露出するように除去され、かつ、前記平坦な半導体層表面に設けられる前記電流狭窄層上の前記コンタクト層は前記端面まで残存するように形成されてなる半導体レーザ。
  2. 前記端面およびその近傍で、前記リッジ部の上面に電気的絶縁膜が設けられてなる請求項1記載の半導体レーザ。
  3. 前記リッジ部の側壁に設けられる電流狭窄層の露出部における前記コンタクト層の除去部分が、前記端面側からみた断面形状で、前記リッジ部の側壁に設けられる電流狭窄層の傾斜面の底部を頂点とするほぼ逆三角形状に形成されてなる請求項1または2記載の半導体レーザ。
  4. 前記リッジ部の側壁に設けられる電流狭窄層の露出部における前記コンタクト層の除去部分が、前記端面側からみた断面形状で、前記リッジ部の側壁に設けられる電流狭窄層の傾斜面と前記平坦な半導体層表面に設けられる電流狭窄層との交線を頂点とするほぼ逆三角形状に形成されてなる請求項1または2記載の半導体レーザ。
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