JP4606045B2 - 水素貯蔵体ステーションおよび水素貯蔵体交換システム - Google Patents

水素貯蔵体ステーションおよび水素貯蔵体交換システム Download PDF

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Description

本発明は、移動体の水素貯蔵体タンク内の水素貯蔵体を交換する水素貯蔵体ステーションおよび水素貯蔵体交換システムに関する。
従来から、燃料電池自動車等の移動体に水素を供給する水素ステーションの水素貯蔵方法として、高圧ガスとして貯蔵する方法(たとえば、特許文献1〜特許文献3)や、水素吸蔵合金等の粉体系水素貯蔵体に吸蔵させて貯蔵する方法(たとえば、特許文献4または特許文献5)が知られている。そのような水素ステーションでは、水素貯蔵体のタンクを搭載する自動車に水素を供給する場合には、水素ステーションの貯蔵部から自動車のタンクへ水素ガスを圧送することにより供給する方式が採られている。
特開2000−095020号公報 特開2002−337999号公報 特開2003−118548号公報 特開2000−112796号公報 特開平7−128502号公報
しかしながら、水素ガスを高圧ガスとして貯蔵する場合には、貯留容器の容積が大きくなり、現在のガソリン自動車と同程度の頻度で燃料電池自動車が水素ステーションで水素の補給を行なうとすれば、燃料電池自動車に供給するのに十分な水素量を現実的な大きさの水素ステーションの敷地内で貯蔵することは困難である。
また、水素ステーションの種類によらず、高圧ガスボンベを搭載する自動車に水素を供給する場合に高圧水素ガスの充填時間が5〜10分程度なのに比べて、水素貯蔵体のタンクを搭載する自動車に水素を供給する場合には、多くの時間を必要とし、このような方式を採用するのは現実的ではない。たとえば燃料電池自動車に搭載される水素貯蔵体タンクは、走行中に約5時間程度で約5kgの水素を放出するが、この放出速度を考慮すると、水素の再吸蔵の際に約10分という水素放出速度の30〜60倍程度の速度を達成することは非常に難しいと考えられる。
本発明は、水素貯蔵体のタンクを搭載する移動体に短時間で燃料を供給することできる水素貯蔵体ステーションおよび水素貯蔵体交換システムを提供することを目的とする。
(1)上記の目的を達成するため、本発明に係る水素貯蔵体ステーションは、水素を吸蔵または放出する機能を有する水素貯蔵体を移動体に供給する水素貯蔵体ステーションであって、水素を吸蔵した水素貯蔵体を貯留する第1の貯留部と、前記第1の貯留部から前記水素を吸蔵した水素貯蔵体を前記移動体へ移送する第1の移送部と、を供えることを特徴としている。
これにより、水素を放出した水素貯蔵体を排出した移動体のタンクに、水素を吸蔵した水素貯蔵体を供給することができる。その結果、水素貯蔵体のタンクを搭載する移動体に短時間で燃料を供給することできる。また、高圧ガスを貯蔵する場合に比べて、貯蔵スペースを省くことができる。また、移動体に対して、発熱等を伴う水素の吸蔵工程を行なう必要はなくなり、安全な場所での水素の吸蔵が可能になる。
(2)また、水素貯蔵体ステーションは、水素を放出した水素貯蔵体を貯留する第2の貯留部を更に備え、前記第1の移送部は、前記移動体から前記水素を放出した水素貯蔵体を前記第2の貯留部へ移送することが好適である。これにより、水素を放出した水素貯蔵体を移動体のタンクから排出し、代わりに水素を吸蔵した水素貯蔵体を移動体のタンクに供給することができる。その結果、水素貯蔵体のタンクを搭載する移動体に短時間で燃料を供給することできる。また、高圧ガスを貯蔵する場合に比べて、貯蔵スペースを省くことができる。また、移動体に対して、発熱等を伴う水素の吸蔵工程を行なう必要はなくなり、安全な場所での水素の吸蔵が可能になる。
(3)また、水素貯蔵体ステーションは、前記第1の移送部は、前記移動体に搭載されたタンクに連結可能であり、前記タンクから前記水素を放出した水素貯蔵体を前記第2の貯留部へ移送する排出管と、前記移動体に搭載されたタンクに連結可能であり、前記第1の貯留部から前記水素を吸蔵した水素貯蔵体を前記タンクに移送する供給管と、を備えることが好適である。これにより、水素貯蔵体を密封してその劣化を防止しつつ、重力またはスクリューポンプ、コンプレッサ若しくは真空ポンプの動力等により、水素貯蔵体を移送することができる。
(4)また、水素貯蔵体ステーションは、前記第1の移送部は、前記第1の貯留部から前記タンクへ向かう方向に前記水素を吸蔵した水素貯蔵体を送り出す粉粒体移送装置、または前記タンクから前記第2の貯留部へ向かう方向に前記水素を放出した水素貯蔵体を送り出す粉粒体移送装置を備えることが好適である。これにより、水素貯蔵体の交換に必要な時間が短縮され、さらに短時間で燃料を供給することできる。また、粉粒体移送装置の移送能力の大きさによって、第1または第2の貯留部の位置について、任意に決めることができる。
(5)また、水素貯蔵体ステーションは、前記第1の貯留部は、給気部を備えると共に、前記第2の貯留部は、排気部を備えることが好適である。これにより、水素貯蔵体が給気部により圧送され、水素貯蔵体が排気部により吸引されることにより、短時間で水素放出後の水素貯蔵体を供給または排出できる。その結果、さらに短時間で水素貯蔵体のタンクを搭載する移動体に燃料を供給することできる。また、給気または排気にコンプレッサや真空ポンプを用いる場合には、その能力の大きさによって、第1または第2の貯留部の位置について、任意に決めることができる。
(6)また、水素貯蔵体ステーションは、前記排出管および前記供給管は、一定の長さにわたって1本の集合管を形成するように結合されていることが好適である。これにより、水素貯蔵体のタンクを搭載する移動体は、集合管との連結口を一つ有する構造を有すれば十分に水素貯蔵体の交換を行なうことができるため、移動体を簡単な構造とすることができる。また、水素貯蔵体ステーションで移動体に燃料を補給する際に扱う管が一つになり、補給作業を効率よく行なうことができる。
(7)また、水素貯蔵体ステーションは、ガスホルダから供給される燃料用ガスを原料として水素を生成する水素生成部と、水素を放出した水素貯蔵体に対して、前記水素生成部で生成された水素を吸蔵させる水素吸蔵部と、前記第2の貯留部から水素を放出した水素貯蔵体を前記水素吸蔵部へ移送する一方、前記水素吸蔵部で水素を吸蔵した水素貯蔵体を前記第1の貯留部へ移送する第2の移送部と、をさらに備えることが好適である。
これにより、水素放出後の水素貯蔵体にステーション内で水素を吸蔵させて、再び移動体に供給することができる。したがって、水素の再吸蔵のためにタンクローリー等により、水素貯蔵体を輸送する手間を省くことができる。その結果、水素の流通過程を合理化することができ、コストを下げることができる。
(8)また、水素貯蔵体交換システムは、上記の水素貯蔵体ステーションと、水素を放出した水素貯蔵体に対して水素の再吸蔵を行なう水素吸蔵ステーションと、前記水素貯蔵体ステーションの前記第2の貯留部から水素を放出した水素貯蔵体を搬出し、前記水素吸蔵ステーションまで運搬する一方、前記水素吸蔵ステーションから水素を吸蔵した水素貯蔵体を運搬し、前記水素貯蔵体ステーションの前記第1の貯留部に搬入する移動体と、を供えることが好適である。
これにより、上記の水素貯蔵体ステーションの機能を十分に発揮させることができ、水素貯蔵体ステーションにおいて、水素貯蔵体のタンクを搭載する移動体に短時間で燃料を供給することできる。また、高圧ガスを貯蔵する場合に比べて、水素貯蔵体ステーションの貯蔵スペースを省くことができる。また、移動体に対して、発熱等を伴う水素の吸蔵工程を行なう必要はなくなり、安全な場所での水素の吸蔵が可能になる。
本発明に係る水素貯蔵体ステーションによれば、水素を放出した水素貯蔵体を排出した移動体のタンクに、水素を吸蔵した水素貯蔵体を供給することができる。その結果、水素貯蔵体のタンクを搭載する移動体に短時間で燃料を供給することできる。また、高圧ガスを貯蔵する場合に比べて、貯蔵スペースを省くことができる。また、移動体に対して、発熱等を伴う水素の吸蔵工程を行なう必要はなくなり、安全な場所での水素の吸蔵が可能になる。
また、本発明に係る水素貯蔵体ステーションによれば、水素を放出した水素貯蔵体を移動体のタンクから排出し、代わりに水素を吸蔵した水素貯蔵体を移動体のタンクに供給することができる。その結果、水素貯蔵体のタンクを搭載する移動体に短時間で燃料を供給することできる。また、高圧ガスを貯蔵する場合に比べて、貯蔵スペースを省くことができる。また、移動体に対して、発熱等を伴う水素の吸蔵工程を行なう必要はなくなり、安全な場所での水素の吸蔵が可能になる。
また、本発明に係る水素貯蔵体ステーションによれば、水素貯蔵体を密封してその劣化を防止しつつ、重力またはスクリューポンプ、コンプレッサ若しくは真空ポンプの動力等により、水素貯蔵体を移送することができる。
また、本発明に係る水素貯蔵体ステーションによれば、水素貯蔵体の交換に必要な時間が短縮され、さらに短時間で燃料を供給することできる。また、粉粒体移送装置の移送能力の大きさによって、第1または第2の貯留部の位置について、任意に決めることができる。
また、本発明に係る水素貯蔵体ステーションによれば、第1の貯留部から水素貯蔵体を移動体のタンクへ供給する工程では、水素貯蔵体が給気部により圧送されることにより、短時間で水素吸蔵後の水素貯蔵体を供給できる。また、移動体のタンクから水素貯蔵体を第2の貯留部へ排出する工程では、水素貯蔵体が排気部により吸引されることにより、短時間で水素放出後の水素貯蔵体を排出できる。その結果、さらに短時間で水素貯蔵体のタンクを搭載する移動体に燃料を供給することできる。また、給気または排気にコンプレッサや真空ポンプを用いる場合には、その能力の大きさによって、第1または第2の貯留部の位置について、任意に決めることができる。
また、本発明に係る水素貯蔵体ステーションによれば、水素貯蔵体のタンクを搭載する移動体は、集合管との連結口を一つ有する構造を有すれば十分に水素貯蔵体の交換を行なうことができるため、移動体を簡単な構造とすることができる。また、水素貯蔵体ステーションで移動体に燃料を補給する際に扱う管が一つになり、補給作業を効率よく行なうことができる。
また、本発明に係る水素貯蔵体ステーションによれば、水素放出後の水素貯蔵体にステーション内で水素を吸蔵させて、再び移動体に供給することができる。したがって、水素の再吸蔵のためにタンクローリー等により、水素貯蔵体を輸送する手間を省くことができる。その結果、水素の流通過程を合理化することができ、コストを下げることができる。
また、本発明に係る水素貯蔵体交換システムによれば、上記の水素貯蔵体ステーションの機能を十分に発揮させることができ、水素貯蔵体ステーションにおいて、水素貯蔵体のタンクを搭載する移動体に短時間で燃料を供給することできる。また、高圧ガスを貯蔵する場合に比べて、水素貯蔵体ステーションの貯蔵スペースを省くことができる。また、移動体に対して、発熱等を伴う水素の吸蔵工程を行なう必要はなくなり、安全な場所での水素の吸蔵が可能になる。
以下、本発明の実施形態を、図面に基づいて説明する。ただし、これは実施形態の例示であって、本発明がこの実施形態に限定されるものではない。また、説明の理解を容易にするため、各図面において同一の構成要素に対しては同一の参照番号を附し、重複する説明は省略する。
[実施形態1]
以下に説明する構成をとることにより、水素貯蔵体ステーション1は、自動車のタンクから水素を放出した水素貯蔵体を排出するとともに、自動車のタンクへ水素を吸蔵した水素貯蔵体を供給する。ここで、水素貯蔵体とは、水素を吸蔵または放出する機能を有する固体をいう。たとえば、水素吸蔵合金、リチウム系貯蔵材料、NaAlHなどアラネート系材料や、カーボンナノチューブなどのカーボン系材料の粉粒体が挙げられる。
図1に示すように、水素貯蔵体ステーション1は、地下に第1の貯留部として水素貯蔵体の貯留容器10を有している。第1の貯留部とは、水素を吸蔵した水素貯蔵体を貯留する機能を有する部分をいう。水素貯蔵体の劣化を防ぐため、貯留容器10内の雰囲気は水素雰囲気に保たれている。なお、水素雰囲気以外に、不活性ガスや窒素等であってもよい。貯留容器10は、給気部としてコンプレッサ11を含めた給気系を有している。給気系は、図示されない水素供給先から水素を給気する機能を有している。
また、図1に示すように、貯留容器10は、給気系の反対側において供給管12に連通しており、貯留容器10と供給管12との間にバイパス管12aが設けられている。バイパス管には、雰囲気としてのガスの流通を制御するための弁12bが設けられている。さらに供給管12は、スタンド13の内部を通り、供給管14に連通している。図示しないが、スタンド13には制御盤があり、それにより弁の開閉やコンプレッサ11等の装置の制御が可能となっている。供給管14は、移動体としての自動車15の連結口16に密封して連結可能なように先端に連結具(図示せず)を有しており、形状は柔軟に変形可能である。移動体とは、燃料により移動可能な物体をいい、車両、船舶および航空機を含む。なお、貯留容器10は、タンクローリー等が運搬する水素を吸蔵した水素貯蔵体を供給するための水素貯蔵体供給口(図示せず)を有している。
供給管14は、連結口16を介して自動車15内の供給管17に連通しており、さらに供給管17はタンク20にその上部において連通している。供給管17には、開閉可能であって、閉めているときには、ガスを通すが水素貯蔵体の流通を阻止する機能をもち粉粒体の供給を制御する供給弁(図示せず)が設けられている。連結口16において、供給管14と供給管17とが連結していないときには、連結口16は連結口用の蓋部材(図示せず)により気密に閉じることが可能となっている。また、供給管14の先端も、供給管用の蓋部材(図示せず)により気密に閉じることが可能となっている。なお、空気中の酸素と反応することにより、水素貯蔵体の機能が劣化するのを防ぐため、供給管14および供給管17には、供給管14と連結口16との連結の際に管内に入った空気を除けるような機構が設けられていることが望ましい。タンク20は、自動車15に水素を供給する機能を有する。自動車15は、たとえば燃料電池自動車または水素エンジン自動車であり、走行することにより、水素を消費する。したがって、走行により水素を消費した自動車15は、タンク20内の水素を放出した水素貯蔵体を取り出す必要がある。
タンク20は、その下部において自動車15の外部への連結口21を有し、連結口21は排出管22に連通している。連結口21には、開閉可能であって、閉めているときには、ガスを通すが水素貯蔵体の流通を阻止する機能をもち粉粒体の排出を制御する排出弁(図示せず)が設けられている。連結口21において、タンク20と排出管22とが連結していないときには、連結口21は連結口用の蓋部材(図示せず)により気密に閉じることが可能となっている。また、排出管14の先端も、供給管用の蓋部材(図示せず)により気密に閉じることが可能となっている。なお、供給弁や排出弁の制御は、センサにより自動制御を行なう方式を採ってもよいし、自動車15の外面に蓋付きの制御パネル等を設けてそれにより行なう方式を採ってもよい。
排出管22は、スタンド内の粉粒体移送装置23に連通している。これにより、水素貯蔵体の交換に必要な時間が短縮され、さらに短時間で燃料を供給することできる。また、粉粒体移送装置23の移送能力の大きさによって、第1または第2の貯留部の配置を、任意に決めることができる。なお、粉粒体移送装置23とは、たとえばスクリューポンプまたはモノポンプ等のような粉粒体を移送する機能を有する装置を指す。また、粉粒体移送装置は水素貯蔵体の供給経路に含まれていてもよい。
粉粒体移送装置23は、排出管24を介して第2の貯留部としての貯留容器25に連通している。第2の貯留部とは、水素を放出した水素貯蔵体を貯留する機能を有する部分をいう。貯留容器10と同様に貯留容器25内の雰囲気も、水素貯蔵体の劣化を防ぐため水素雰囲気に保たれている。なお、水素雰囲気以外に、不活性ガスや窒素等であってもよい。貯留容器25は、排気部として真空ポンプ26を含めた排気系を有している。
これにより、水素貯蔵体がコンプレッサ11により圧送され、その一方で、水素貯蔵体が真空ポンプ26により吸引されることにより、短時間で水素放出後の水素貯蔵体を供給または排出できる。その結果、さらに短時間で自動車15に燃料を供給することできる。また、コンプレッサ11や真空ポンプ26の能力の大きさによって、第1または第2の貯留部の位置について、任意に決めることができる。排気系は、図示されない水素排出先へ水素を排気する機能を有している。なお、貯留容器25の排気系と貯留容器10の給気系を接続する構成としてもよい。なお、貯留容器25は、貯留した水素貯蔵体をタンクローリー等へ移送するための水素貯蔵体排出口(図示せず)を有している。
上記のような構成をとることにより、水素貯蔵体ステーション1は、自動車15との間で水素を放出した水素貯蔵体と水素を吸蔵した水素貯蔵体とを交換する。これにより、水素を放出した水素貯蔵体を自動車15のタンク20から排出し、代わりに水素を吸蔵した水素貯蔵体をタンク20に供給することができる。その結果、自動車15に短時間で燃料を供給することできる。また、高圧ガスを貯蔵する場合に比べて、貯蔵スペースを省くことができる。また、自動車15に対して、発熱等を伴う水素の吸蔵工程を行なう必要はなくなり、安全な場所での水素の吸蔵が可能になる。
また、上記のように、第1の移送部は供給管と排出管を備えている。これにより、水素貯蔵体を密封してその劣化を防止しつつ、重力またはスクリューポンプ、コンプレッサ若しくは真空ポンプの動力等により、水素貯蔵体を移送することができる。
次に、水素貯蔵体ステーション1を含む水素貯蔵体交換システムについて説明する。図2では、点線の矢印は、水素を放出した水素貯蔵体の移送経路を示し、実線の矢印は、水素を吸蔵した水素貯蔵体の移送経路を示している。図2に示すように、自動車15から排出され貯留容器25に蓄積された水素貯蔵体は、移動体としてのタンクローリー30により、水素吸蔵ステーション31に運搬される。水素吸蔵ステーション31は、タンクローリーまたはパイプラインにより供給される水素ガスを高圧にし、水素貯蔵体に水素を吸蔵させるステーションである。水素吸蔵ステーション31で水素を吸蔵した水素貯蔵体は、タンクローリー30により水素貯蔵体ステーション1に運搬され、貯留容器10内に移送される。貯留容器10内に蓄積された水素を吸蔵した水素貯蔵体は、自動車15に供給される。
このような水素貯蔵体交換システムが構築されることにより、上記の水素貯蔵体ステーション1の機能が十分に発揮される。これにより、水素貯蔵体ステーション1において、自動車15に短時間で燃料を供給することできる。また、高圧ガスを貯蔵する場合に比べて、水素貯蔵体ステーションの貯蔵スペースを省くことができる。また、自動車15に対して、発熱等を伴う水素の吸蔵工程を行なう必要はなくなり、安全な場所での水素の吸蔵が可能になる。
なお、上記水素貯蔵体ステーションでは、第2の貯留部としての貯留容器25を有し、第1の移送部は供給管および排出管により自動車15から貯留容器25に水素貯蔵体を移送する機能を有しているが、貯留容器25を備えず、第1の移送部は供給管により水素貯蔵体を自動車へ移送する機能のみを有している水素貯蔵体ステーションも実現可能である。
これにより、水素を放出した水素貯蔵体を別の場所で排出し、水素貯蔵体ステーションでは自動車15のタンク20に、水素を吸蔵した水素貯蔵体を供給することができる。その結果、自動車15に短時間で燃料を供給することできる。また、高圧ガスを貯蔵する場合に比べて、貯蔵スペースを省くことができる。また、自動車15に対して、発熱等を伴う水素の吸蔵工程を行なう必要はなくなり、安全な場所での水素の吸蔵が可能になる。なお、このような水素貯蔵体ステーションを実用化する場合には、自動車15は、水素を放出した水素貯蔵体を一時的に貯留し、排出のためのステーションで水素を放出した水素貯蔵体を排出するシステムにするのが好適である。
次に、水素貯蔵体ステーション1の使用方法について説明する。まず、供給管14および連結口16のそれぞれの蓋部材を取り外し、供給管14と連結口16とを連結する。一方、連結口21および排出管22のそれぞれの蓋部材を取り外し、連結口21と排出管22とを連結し、バイパス管12aに設けられた弁12bを開ける。次に、供給管17に設けられた供給弁および、連結口21に設けられた排出弁を開けて、粉粒体移送装置23、コンプレッサ11および真空ポンプ26を起動させる。これにより、貯留容器10の上部からバイパス管12a、供給管12、供給管14および供給管17を通してガスがタンク20に流れ込み、タンク20からは水素を放出した水素貯蔵体が排出管22および排出管24を通して貯留容器25に排出される。
自動車15からの水素貯蔵体の排出が完了したら、次に連結口21に設けられた排出弁を閉め、バイパス管12aに設けられた弁12bを閉めて、貯留容器10から水素を吸蔵した水素貯蔵体を、供給管12、供給管14および供給管17を通してタンク20に供給する。一定量を送り込んだら、弁12bを開けて、供給管に残る水素貯蔵体をタンク20にすべて送り込み、供給管に水素貯蔵体が残留しないようにする。供給がすべて完了したら、供給管17に設けられた供給弁を閉じる。次に、供給管14と連結口16との連結を外し、供給管14および連結口16のそれぞれの蓋部材を取り付ける。一方、連結口21と排出管22との連結を外し、連結口21および排出管22のそれぞれの蓋部材を取り付ける。
[実施形態2]
実施形態1では、第1の移送部は、水素貯蔵体ステーション1のスタンド13の外では供給管14と排出管22という2つの離れた管を有しているが、図3に示すように、スタンド13の外に出ている部分において、これらを一つの集合管45としてもよい。これにより、自動車46は、集合管45との連結口47を一つ有する構造を有すれば十分に水素貯蔵体の交換を行なうことができるため、自動車46を簡単な構造とすることができる。また、水素貯蔵体ステーションで自動車46に燃料を補給する際に扱う管が一つになり、補給作業を効率よく行なうことができる。水素を吸蔵した水素貯蔵体を自動車46に供給する供給管40は連結具41を介して、水素を放出した水素貯蔵体を自動車46から排出する排出管42は連結具43を介して併合具44に連結されている。
これら2つの管は、併合具44により併合され、連結具44aを介して集合管45に連通する。併合具44が、図4のような構造をとることにより、中心部が排出管で、その外周部が供給管である同心の集合管に2つの管を併合することが可能となる。集合管45の先端は、内周管と外周管のそれぞれに連結具(図示せず)を有している。一方、自動車46の連結口47は、中心部とその外周部に集合管45の先端と密封して結合し得る同心の連結具を有しており、集合管45は、自動車46内の集合管48に連結している。
さらに、集合管48は、タンク50に連通している。図5に示すように、集合管48の外周管51は連結具52によりタンク50の開口部に連結している。一方、内周管53は、上記の開口部を通じ、タンク50内に挿入されタンク内の底部に先端が置かれるように、水素貯蔵体54に潜り込んでいる。図5における矢印Aは、水素を吸蔵した水素貯蔵体の流れを示している。また、図5における矢印Bは、水素を放出した水素貯蔵体の流れを示している。また、開閉可能であって、閉めているときには、ガスを通すが水素貯蔵体の流通を阻止する機能をもち粉粒体の供給を制御する供給弁が供給管51に設けられ、開閉可能であって、閉めているときには、ガスを通すが水素貯蔵体の流通を阻止する機能をもち粉粒体の排出を制御する排出弁が排出管53に設けられている。
[実施形態3]
実施形態1では、水素貯蔵体ステーションは、水素貯蔵体の排出経路に粉粒体移送装置23を備え、貯留容器10にコンプレッサ11を含む給気系、貯留容器25に真空ポンプ26を含む排気系を備えているが、これらに代えて重力を利用した構成をとることで、水素貯蔵体の供給を行なってもよい。
図6に示すように、水素貯蔵体ステーションの自動車の水素貯蔵体を交換する位置には、停留台60が設けられている。これにより、自動車のタンクから排出される水素貯蔵体は重力を受けてそれ自身の流動性で排出管を介して貯留容器に流れ込むため、他の動力を不要として自動車から水素貯蔵体を排出することができる。
一方、第1の貯留部としての貯留容器61は、地上の比較的高い位置に設けられている。これにより、貯留容器61から供給する水素貯蔵体は、重力を受けてそれ自身の流動性で供給管を介して自動車のタンクに流れ込むため、他の動力を不要として自動車に水素貯蔵体を供給することができる。このようにして、粉粒体移送装置、真空ポンプまたはコンプレッサ等の動力がない場合でも、自動車との間で水素貯蔵体を交換することができる水素貯蔵体ステーションを構築することができる。
[実施形態4]
実施形態1では、水素を保有する水素吸蔵ステーション31と水素貯蔵体ステーション1との間で、タンクローリー30により水素貯蔵体を交換していたが、燃料ガスを利用して水素の生成および水素貯蔵体への吸蔵を行なうこととしてもよい。図7では、図2と同様に、点線の矢印は水素を放出した水素貯蔵体の移送経路を示し、実線の矢印は水素を吸蔵した水素貯蔵体の移送経路を示している。図7に示すように、水素貯蔵体ステーション101は、水素生成部102、水素吸蔵部103および第2の移送部104を備えている。
水素生成部102は、たとえば都市ガス、天然ガス等の燃料ガスを貯留するガスホルダ110から、パイプライン110を通して得た燃料ガスを原料として水素を生成する機能を有している。水素吸蔵部103は、水素生成部102で生成され圧送された水素ガスを水素を放出した水素貯蔵体に吸蔵させる機能を有しており、必要に応じ水素ガスの加圧、水素吸蔵体の加熱が可能であることが好ましい。また、第2の移送部104は、第2の貯留部に貯留されている水素放出後の水素貯蔵体を水素吸蔵部103へ移送するとともに、水素吸蔵部103に貯留されている水素吸蔵後の水素貯蔵体を第1の貯留部へ移送する機能を有している。具体的には、第2の移送部104は、コンベア、圧送可能なパイプ、スクリューポンプを備えたパイプ等により構成することができる。
このように、水素貯蔵体ステーション101は、燃料ガスを利用して水素の生成および水素貯蔵体への吸蔵を行なう。これにより、水素放出後の水素貯蔵体にステーション内で水素を吸蔵させて、再び自動車に供給することができる。したがって、水素の再吸蔵のためにタンクローリー等により、水素貯蔵体を輸送する手間を省くことができる。その結果、水素の流通過程を合理化することができ、コストを下げることができる。
本発明に係る水素貯蔵体ステーションの第1の実施形態を示す概略図である。 本発明に係る水素貯蔵体交換システムを示す概略図である。 本発明に係る水素貯蔵体ステーションの第2の実施形態を示す概略図である。 第2の実施形態の併合具を示す断面図である。 第2の実施形態の自動車のタンクを示す断面図である。 本発明に係る水素貯蔵体ステーションの第3の実施形態を示す概略図である。 本発明に係る水素貯蔵体ステーションの第4の実施形態を示す概略図である。
符号の説明
1 水素貯蔵体ステーション
10 貯留容器(第1の貯留部)
11 コンプレッサ(給気部)
12 供給管(第1の移送部)
14 供給管(第1の移送部)
15 自動車(移動体)
20 タンク
22 排出管(第1の移送部)
23 粉粒体移送装置
24 排出管(第1の移送部)
25 貯留容器(第2の貯留部)
26 真空ポンプ(排気部)
30 タンクローリー(移動体)
31 水素吸蔵ステーション
45 集合管
46 自動車(移動体)
50 タンク
101 水素貯蔵体ステーション
102 水素生成部
103 水素吸蔵部
104 移送部(第2の移送部)
110 ガスホルダ
110 パイプライン

Claims (6)

  1. 水素を吸蔵または放出する機能を有する粉粒体からなる水素貯蔵体を移動体に供給する水素貯蔵体ステーションであって、
    水素を吸蔵した水素貯蔵体を貯留し、前記貯留された水素貯蔵体を圧送する給気部を有する第1の貯留部と、
    移動体に搭載されたタンクに連結可能で、前記第1の貯留部に貯留された水素貯蔵体を前記移動体に搭載されたタンクへ移送する、弁により開閉可能な供給管と、
    水素を放出した水素貯蔵体を吸引する排気部を備え、前記吸引された水素貯蔵体を貯留する第2の貯留部と、
    前記移動体に搭載されたタンクに連結可能で、前記移動体に搭載されたタンクから前記水素を放出した水素貯蔵体を前記第2の貯留部へ移送する、弁により開閉可能な排出管と、
    前記第1の貯留部の上部と前記供給管とを連通し、弁により開閉可能なバイパス管と、を備え、
    前記バイパス管を開け、前記供給管および前記排出管を開けて、雰囲気ガスを前記第1の貯留部から前記バイパス管、前記供給管を通して前記移動体に搭載されたタンクに送り込むことで、水素を放出した水素貯蔵体を前記移動体に搭載されたタンクから前記排出管を通して第2の貯留部に排出し、
    前記移動体からの水素貯蔵体の排出完了後、前記排出管を閉じ、前記バイパス管を閉めて、水素を吸蔵した水素貯蔵体を前記第1の貯留部から前記供給管を通して前記移動体に搭載されたタンクに供給し、
    一定量を送り込んだら、前記バイパス管を開けて、前記供給管に残る水素貯蔵体を前記移動体に搭載されたタンクに送り込み、前記供給管内での水素貯蔵体の残留を防止できることを特徴とする水素貯蔵体ステーション。
  2. 前記第1の貯留部から前記移動体に搭載されたタンクへ向かう方向に前記貯留された水素貯蔵体を送り出す粉粒体移送装置を更に備えることを特徴とする請求項1記載の水素貯蔵体ステーション。
  3. 前記移動体に搭載されたタンクから前記第2の貯留部へ向かう方向に前記水素を放出した水素貯蔵体を送り出す粉粒体移送装置を更に備えることを特徴とする請求項1または請求項2記載の水素貯蔵体ステーション。
  4. 前記排出管および前記供給管は、一定の長さにわたって1本の集合管を形成するように結合されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の水素貯蔵体ステーション。
  5. ガスホルダから供給される燃料用ガスを原料として水素を生成する水素生成部と、
    水素を放出した粉粒体からなる水素貯蔵体に対して、前記水素生成部で生成された水素を吸蔵させる水素吸蔵部と、
    前記第2の貯留部から水素を放出した前記水素貯蔵体を前記水素吸蔵部へ移送する一方、前記水素吸蔵部で水素を吸蔵した前記水素貯蔵体を前記第1の貯留部へ移送する第2の移送部と、をさらに備えることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の水素貯蔵体ステーション。
  6. 請求項1から請求項5のいずれかに記載の水素貯蔵体ステーションと、
    水素を放出した粉粒体からなる水素貯蔵体に対して水素の再吸蔵を行なう水素吸蔵ステーションと、
    前記水素貯蔵体ステーションの前記第2の貯留部から水素を放出した水素貯蔵体を搬出し、前記水素吸蔵ステーションまで運搬する一方、前記水素吸蔵ステーションから水素を吸蔵した水素貯蔵体を運搬し、前記水素貯蔵体ステーションの前記第1の貯留部に搬入する移動体と、を備えることを特徴とする水素貯蔵体交換システム。
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