JP4605145B2 - 車線検出装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車載されたカメラからの入力画像に基づいて路面上に描かれた境界線を検出する車線検出装置に関する。
レーンキーピングアシスト(以下、LKA)制御では、カメラにより撮影した進行方向の走路の入力画像から走路を区切る境界線(以下、白線という)を検出し、左右の白線の略中央に定めた目標走行線に沿って走行するように運転者の操舵をアシストする。例えば、目標走行線からの乖離量が大きくなると、乖離量を少なくする方向に操舵力がアシストされる。
ところで、走路の白線は交差点や合流地点において必ずしも直線として描かれておらず、湾曲したり屈曲していることがある。このような白線を検出してLKA制御すると、走路は直進方向であるにも関わらず、湾曲した方向に操舵力がアシストされてしまう。そこで、検出した白線が分岐するための白線であるか否かを判定して、分岐等に応じた白線認識を行う技術が提案されている(例えば、特許文献1、2参照。)。このような技術では、走行中の走路から分岐する白線を検出した場合、検出した白線を所定期間にわたって採用しないことで、余分な操舵力のアシストを防止している。
特開2005−346382号公報 特開2005−346383号公報
しかしながら、走路には分岐以外にも屈曲した白線が存在する。例えば、カープールレーンはその出口において白線が屈曲しているが、特許文献1又は2に記載された技術ではカープールレーンに対応することが困難であった。
本発明は、上記課題に鑑み、カープールレーンの走行に対応した車線検出装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は、路面に描かれた車線表示を撮影するカメラと、カメラが撮影した入力画像からエッジ閾値以上のエッジ情報を有する車線表示の候補線を選定する候補線選定手段(例えば、白線選択部12c)と、自車両の左側の候補線と右側の候補線の数の差が所定値以上であるか否かを判定するカープールレーン判定手段(例えば、CPL判定部12f)と、を有し、差が所定値以上の場合、候補線選定手段がエッジ閾値よりも小さい閾値により候補線を検出するカープールレーンモードに移行する、ことを特徴とする。
本発明によれば、自車両の左側の候補線と右側の候補線の数の差に基づいてカープールレーンを精度よく検出することができる。
カープールレーンの走行に対応した車線検出装置を提供することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を参照しながら説明する。
一部の国では、所定の走行レーンを2人以上が乗車している車両又は環境基準を満たす車両のみ走行可能なカープールレーン(以下、CPLという)に指定することがある。図1はCPLの一例を示す図である。図1では「ONLY POOL CAR」と記された領域がCPLであり、CPLは左側の1本の黄又はオレンジ等に着色された境界線(以下、単に左白線という)と右側の複数本の境界線(以下、単に右白線という)により他のレーンと区別される。CPLの入り口部では右白線が内側に傾斜しておりCPLに車両を誘導する侵入口を形成し、また、CPLの出口部の右白線はレーンが分岐するように外側に屈曲している。
レーンキーピングアシスト(LKA)制御では、左右の白線の略中央に定めた目標走行線に沿って走行するように運転者の操舵をアシストするため、CPLを走行中にLKA制御をオンにすると、CPLの出口部で外側に操舵トルクがアシストされ車両がヨー運動してしまう。そこで、本実施形態の車線検出装置10は、CPLの出口部において車両がヨー運動しないように車線を認識する。
図2は、車線検出装置10の機能ブロック図の一例を示す。車線検出装置10は、検出された白線に基づき車両を制御する車両制御ECU(Electronic Control Unit)14及びコンビネーションパネルの各種インジケータランプの点灯を制御するメータECU17がCAN(Controller Area Network)等の車内LANにより接続されて構成される。
車両制御ECU14には白線検出装置12が接続されていて、白線検出装置12はカメラ11により撮影される画像データ(以下、フレームという)から白線を検出する。カメラ11は例えば室内ルームミラーに搭載されており、車両前方へ向けて水平下向きに所定角範囲で広がる領域を撮影する。カメラ11はCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)やCCD(Charge Coupled Device)の光電変換素子により、所定の輝度階調(例えば、256階調)のフレームを出力する。
白線検出装置12は、カメラ11が所定のサイクル時間で順次撮影するフレームに対し画像処理を行い、映し出されている道路上に描かれた走行レーンを区切る左右の白線を検出する。図3(a)はカメラ11が撮影するフレームの一例を示す。フレームに撮影される直線状の白線は、左白線32と右白線31が上方で交差する略ハの字形状となる。
図3(b)はフレームを解析して白線を検出する処理を説明するための図である。白線検出装置12は、例えば、画像データの輝度に基づき、所定の閾値以上の輝度を有する領域をフレームの底部から上方に向けて探索する。白線は両端に高周波成分たるエッジを有するので、フレームの輝度値を水平方向に微分すると、白線の両端にピークが得られるので、白線部分が推定できる。推定した白線部分について、輝度や路面とのコントラストから定められる閾値(以下、エッジ閾値という)、白線幅の閾値、により白線を抽出し、線状の形状である等の特徴からマッチングなどの手法を適用して白線の候補線を選定する。
白線検出装置12は、選定された白線に基づき走行レーンの道路曲率R、車両のヨー角θ、走路幅W、目標走行線(中央線)からのオフセット量等の情報を含む白線情報を車両制御ECU14に送出する。
車両制御ECU14は、LKAのスイッチSW13がオンになっている場合、白線情報を利用してLKA制御を行う。車両制御ECU14は、LKA制御が作動中であることを示すインフォメーション表示やLKAシステムの状態表示を要求する表示データをメータECU17に送出する。例えば、車線から逸脱するおそれがある場合、メータECU17に警報音の吹鳴や警告表示を要求する。また、車両制御ECU14は、車線の中央付近を走行するため、車線中央からの乖離量に応じた目標操舵力を電動パワステECU16に送出する。これにより、ステアリング操作に小さな操舵力が付加され、運転者の負荷が低減される。
電動パワステECU16は、目標操舵力に応じて、減速ギアを介してステアリングシャフトを回転駆動するパワステ用アクチュエータ(ACT)15を制御する。また、電動パワステECU16は、ステアリングシャフトのトルクセンサが検出する運転者の操舵トルク及び操舵方向に基づき、運転者の操舵トルクをアシストする方向にパワステ用ACT15を駆動する。
なお、白線検出装置12、車両制御ECU14、メータECU17及び電動パワステECU16は、プログラムを実行するCPU、プログラムを記憶したROM、データやプログラムを一時的に記憶するRAM、EEPROM(Electronically Erasable and Programmable Read Only Memory)、データを入力及び出力する入出力インターフェイス、他のECUと通信する通信部がバスを介して接続されたマイコンとして構成される。
図4は、白線検出装置12が実現する車線検出の各機能を示す図である。図4の各機能はCPUがプログラムを実行することで実現される。カメラ11により撮影されたフレームはエッジ線抽出部12aに入力され、白線の検出モードに応じて白線情報が出力される。車線の検出モードは、CPLを走行中に白線情報を算出するCPLモード、片側の白線から白線情報を算出する片側認識モード、及び、それ以外の一般走行レーンにおいて白線情報を算出する一般走行レーンモードである。
白線の検出について詳細に説明する。エッジ線検出部12aは、フレームの輝度値を水平方向に微分処理して、明るさが急激に変化する点をエッジ点として認識し、フレームの上下方向に検出される複数のエッジ点からエッジ線を抽出する。そして、白線抽出部12bは、エッジ線抽出部12aが抽出した複数のエッジ線が一対となる複数組の白線候補線を抽出する。そして、白線選択部12cは、白線抽出部12bが抽出した複数組の白線候補線のなかから、エッジ閾値や白線幅等の条件を満たす車線らしい1本又は複数の白線を選定する。
図1に示したCPLの図を例にすれば、CPLの手前の例えばAの領域にさしかかると、車両は左の白線41及び右の白線42をそれぞれ選定する。
道路パラメータ演算部12dは、選定された左右の白線41,42に基づいて、白線情報(道路曲率R、ヨー角θ、走路幅W、目標走行線からのオフセット量)を演算する。道路曲率Rは、左右の白線41,42の道路曲率の平均値であり、車両の走行方向の右側に湾曲した場合がプラス、左側に湾曲した場合がマイナスである。ヨー角θは、カメラ11が固定されているとして、車両の走路方向に対する左右の白線41,42の振れ角度の平均値であり、車両の走行方向の右側に振れた場合がプラス、左側に振れた場合がマイナスである。走路幅Wは、左右の白線41,42の中心の間隔である。オフセット量は走行レーンの中心と車両の中心との乖離量であり、走行レーンに対して車両が右側にずれた場合がプラス、左側にずれた場合がマイナスである。
道路パラメータ演算部12dは、車線の検出モードに関わらず白線情報を出力するまでの処理をフレーム毎に繰り返す。
動的エッジ閾値演算部12eは、左右の白線の認識状態に応じて白線選定部12cが白線を選定するためのエッジ閾値を算出する。動的エッジ閾値演算部12eは、左右どちらかの白線候補数が2本以上検出された場合はエッジ閾値を増大し(上限を所定値Mとする)、左右いずれにも白線候補が検出されない場合は閾値を下げる。したがって、次述するようにCPLの特徴に起因して、CPLを走行するとエッジ閾値が変動することになる。
CPL判定部12fは、CPLの開始判定、CPLの出口判定及びCPLの終了判定を行う。まずCPLの開始判定について説明する。CPL判定部12fは、エッジ閾値が変動してハンチングが検出された場合、CPLの開始であると判定する。図1ではBの領域にさしかかると、白線選択部12cは右側に複数の白線候補線43a〜43eを検出する。これに対し、左白線では1本の白線候補を検出しうる。検出しうるとしたのは、CPLでは左白線が黄又はオレンジなどであることから路面とのコントラストが右の白線よりも低くなるため、エッジ閾値によっては白線候補として検出されないためである。
動的エッジ閾値演算部12eは、CPLにさしかかると、常に複数の右白線の候補を検出するためエッジ閾値を増大するようにエッジ閾値を算出する。1つのフレームには1つのエッジ閾値が適用され白線候補が検出されるので、この増大されたエッジ閾値では、白線選択部12cはコントラストの低い左白線をロストすることになり、動的エッジ閾値演算部12eはエッジ閾値を下げるようにエッジ閾値を算出する。小さくなったエッジ閾値が適用されたフレームでは左白線が検出されると共に複数の右白線も検出されるため、次のフレームに適用されるエッジ閾値が増大する。フレーム毎のこの繰り返しにより、CPLにさしかかるとエッジ閾値の変動が始まる。
CPL判定部12fは過去の所定数(例えば50)のフレームにおいてエッジ閾値を監視し、所定数(例えば25)以上のフレームでエッジ閾値が変動した場合、CPL開始位置であると判定する。
そして、白線検出装置12は、CPL判定部12fがCPL開始位置であると判定するとCPLモードに移行する。CPLモードでは、次のような設定の下、白線が検出される。
a.エッジ閾値の上限値をMよりも小さいNに設定する(例えば、N=M/10)。エッジ閾値の上限値を極端に小さくすることで、コントラストの低い左白線を常に検出することができる。
b.左右いずれかの白線をロストしても、素早い再検出を行わない。例えば、一般走行レーンでは左右いずれかの白線をロストした場合、素早く白線を再検出することで白線情報の再算出を可能にする(例えば、一般走行レーンでは1秒間隔で白線を検出する場合、ロストすると0.2秒間隔で白線を検出する)。これに対し、CPLモードの場合、左右いずれかの白線をロストしても素早い再検出を行わず所定のサイクル時間(例えば1秒)を待って白線検出を行うことで、路面表示の多いCPLにおいて誤認識を防止する。
c.ボッツドッツ(Bots Dots)モードに移行しない。ボッツドッツは反射型道路鋲が埋設された白線である。ボッツドッツの白線は輝度等が異なるため、一般走行レーンではボッツドッツが検出された場合は自動的にボッツドッツモードに移行するが、CPLではボッツドッツが存在しないためボッツドッツモードへの移行を禁止する。
したがって、図1のCの領域のようにCPLを走行中は、白線選択部12cは極端に上限が小さいエッジ閾値(すなわちエッジ閾値が小さい)により左白線と複数の右白線を常に検出する。なお、複数の白線が検出された場合、道路パラメータ演算部12dは最内側の白線に基づき白線情報を検出するため、CPLを走行中は左白線と最内側の右白線とに基づき検出した白線情報を車両制御ECU14に送出する。
次に、CPLの出口判定について説明する。CPLモードに移行した後出口部にさしかかると、CPL判定部12fはCPLの出口部の特徴を利用してこれを検出する。CPLの出口部は図1のDの領域に示すように屈曲した白線44を有する。CPL判定部12fは、CPLモードを走行中、白線44の道路曲率Rを監視し道路曲率Rが所定以上となった場合、出口部であると判定する。そして、出口判定フラグをオンにする。なお、この出口部の白線の屈曲を判定する閾値は、右折又は左折を検出するための道路曲率よりも小さいため、右折又は左折ほどに屈曲していない出口部を検出可能な値に設定される。
片側白線認識部12gは出口判定フラグがオンになると、白線選択部12cと道路パラメータ演算部12dを次述する片側認識モードに移行させる。これにより、白線選択部12cと道路パラメータ演算部12dは片側の白線から白線情報を算出するようになる。
次に、CPLの終了判定について説明する。CPL判定部12fは、出口判定フラグがオンになるとCPLが終了したか否かを判定する。CPLの出口部を通過すると、図1のEの領域に示すように通常の道路を走行することになるため、検出される左右の白線の数に差がなくなる。そこで、CPL判定部12fは、左右の白線候補数に差がない状態が所定数(例えば30)以上のフレーム継続した場合、通常のレーンを走行していると判定し、CPLモードを終了し一般走行レーンモードに移行する。
また、出口判定フラグのオンにより、CPLの終了判定と並行しながら、白線検出装置12は白線の検出モードを片側認識モードに移行する。片側認識モードとは、左白線(又は右白線)のみから白線情報を検出するモードである。したがって、CPLの出口部が検出されると、道路パラメータ演算部12dは右方向に屈曲した右白線を無視し左白線のみから白線情報を算出するので、車両が外側にヨー運動することが防止される。
なお、左白線のみから白線情報を検出する場合、走路幅Wや中央線の検出が困難になるため、片側認識モードでは、以前に選定した白線、すなわち出口部にさしかかる前のCPLの白線42、43aから検出した白線情報を利用する。
図5は、白線の検出モードに応じて白線情報を検出すると共に検出モードを遷移するフローチャート図の一例を示す。図5のフローチャート図は、例えば、スイッチSW13がオンになることでスタートする。
始めに、白線検出装置12はフレーム毎に白線の検出モードを判定する(S10)。すなわち、一般走行レーンの検出モード、CPLの検出モード、又は、片側認識モードのいずれの検出モードかを判定する。
〔一般走行レーンの検出モード〕
カメラ11が撮影したフレームは順次エッジ線抽出部12aに入力される(S11)。エッジ線抽出部12aは、フレーム毎に複数のエッジ点を抽出し、複数のエッジ点を周知のハフ変換した後、複数のエッジ線を抽出する(S12)。そして、白線抽出部12bは抽出された複数のエッジ線から複数組の白線候補線を抽出し、白線選択部12cは複数組の白線候補線の中から所定以上に確からしい白線を選定する(S13)。
ついで、道路パラメータ演算部12dは白線情報を算出する(S14)。一般走行レーンの場合、道路パラメータ演算部12dはステップS13で選定した白線に基づき、道路曲率R、ヨー角θ、走路幅W、オフセット量等の白線情報を算出する。この白線情報は車両制御ECU14に送出される。
ついで、動的エッジ閾値演算部12eはエッジ閾値を算出する(S15)。動的エッジ閾値演算部12eは、ステップS13の白線の認識状態から、左右どちらかの白線候補数が2本以上検出された場合は所定値Mを上限にエッジ閾値を増大し、左右いずれかに白線候補が検出されない場合は閾値を下げる。
そして、動的エッジ閾値演算部12eは、算出前のエッジ閾値と算出後のエッジ閾値を比較してエッジ閾値が変動しているか、より正確には1つ前のフレームで算出した時点でエッジ閾値が減少→増大した場合は減少したか、1つ前のフレームで算出した時点でエッジ閾値が増大→減少した場合は増大したか、否かに基づきセットしたエッジ閾値変動フラグをCPL判定部12fに送出する(S15)。したがって、エッジ閾値変動フラグは、オンであればエッジ閾値が変動したことをオフであれば変動していないことを示す。
CPL判定部12fは、エッジ閾値がハンチングしているか否かを判定する(S16)。CPL判定部12fは、例えば、過去の所定数(例えば50)のエッジ閾値変動フラグを時系列にFIFO(First In First Out)のメモリ領域を記憶しておき、例えば半分以上がオンであれば、ハンチングしていると判定する。
エッジ閾値がハンチングしている場合(S16のYes)、CPL判定部12fは白線検出モードをCPLモードに移行する(S17)。エッジ閾値がハンチングしていない場合(S16のNo)、一般走行レーンの検出モードのまま次のフレームを処理する。
〔CPLモード〕
白線の検出モードがCPLモードである場合、フレーム入力(S11)及びエッジ線の抽出(S12)については一般走行レーンと同様である。
そして、白線抽出部12bは抽出された複数のエッジ線から複数組の白線候補線を抽出するが、CPLモードの場合、白線選択部12cは一般走行レーンよりも小さい(例えば1/10)エッジ閾値に基づき複数組の白線候補線の中から、所定以上に確からしい白線を選定する(S31)。これにより、CPLの左白線の検出が容易になり確実に左右の白線が検出される。
なお、CPLでは右側の白線が複数なので、複数の白線の検出について簡単に説明する。エッジ線抽出部12aはフレームの輝度値を水平方向に微分処理するので、複数の白線があるとそれぞれの白線で図3(b)に示したピーク対が得られる。そこで、エッジ線抽出部12aはピーク対の数を検出すると共に、ピーク位置を所定のテーブルに格納する。例えばテーブルには次のような情報が記憶される。
・ピーク対の数
・1番目のたち下がりピーク位置、
・1番目の白線幅
・2番目のたち下がりピーク位置、
・2番目の白線幅
(以降、白線候補の数だけ続く)
そして、白線選択部12cは各白線の白線幅、間隔、が白線を抽出するための条件を満たしているか否かに基づき、白線候補を選定する。この条件は、国や地域での実際の規格に照らして、好適な値を設定することが望ましい。また、カーナビゲーションシステムと連動させることにより、国や地域を具体的に実時間にて動的に求め、その位置に応じて、白線を検出するための値が自動的に最適化される様に構成しても良い。
左白線及び右白線の複数の候補が検出されたら、道路パラメータ演算部12dは左白線と、例えば右側の最内側の白線に基づき白線情報を算出する(S32)。
この白線情報は車両制御ECU14に送出されると共に、CPL判定部12fが道路曲率Rが所定の閾値以上か否かを判定するために使用される(S33)。1フレーム毎に道路曲率Rを比較すると変化量が少なく出口部の屈曲を検出困難なため、例えば、過去所定時間(例えば、5秒間)の道路曲率Rをバッファリングしておき、所定時間の道路曲率Rの平均値を算出し、その平均値と現在の道路曲率Rとの差の絶対値が閾値より大きいか否かにより判定する。
この判定の結果、CPL判定部12fは道路曲率Rが所定の閾値以上である場合(S33のYes)、出口判定フラグをオンにする(S34)。片側白線認識部12gは出口判定フラグのオンにより、白線検出装置12を片側認識モードに移行させる。
道路曲率Rが所定の閾値以上でない場合(S33のNo)、出口判定フラグがオフのままなので、次フレームもCPLモードにより処理される。
〔片側認識モード〕
出口判定フラグがオンになると、白線検出装置12は片側認識モードに移行するが、また、並行してCPL判定部12fがCPLの終了判定を行う。
白線の検出モードが片側認識モードである場合、フレーム入力(S11)及びエッジ線の抽出(S12)については一般走行レーンと同様であるが、道路パラメータ演算部12dは左の白線のみから白線情報を算出する。
白線抽出部12bは抽出された複数のエッジ線から複数組の白線候補線を抽出し、白線選択部12cはエッジ閾値に基づき複数組の白線候補線の中から、所定以上に確からしい車線白線を選定する(S41)。このとき、白線選択部12cは1つ前のフレームから求めた車両位置から見てフレームの略右半分の白線を無視する。これにより、左白線のみが検出が検出される。
ついで、道路パラメータ演算部12dは、左白線のみから白線情報を算出する(S42)。ここでは選定された白線に右白線が存在しないので、左の白線により道路曲率R及びヨー角θを算出すると共に、出口部にさしかかる前に算出した走路幅Wを利用して、目標走行線からのオフセット量を算出する。算出された白線情報は車両制御ECU14に送出される。
そして、CPL判定部12fは、白線選択部12cが選定した白線候補に基づき左右の白線候補数に差があるか否かを判定する(S43)。CPLは左白線の本数よりも右白線の本数の方が多いため、この判定により左右の白線候補数に差がなければCPLが終了し一般走行レーンを走行していると判定できる。
また、1フレームのみから判定すると左側又は右側の白線をロストした場合に誤判定となるので、左右の白線候補数に差がない場合(S43のYes)、CPL判定部12fはカウンタCを1つカウントアップし(S44)、カウンタCが所定以上(例えば30)以上になった場合に(S46のYes)、一般走行レーンモードへ移行する(S47)。
左右の白線候補数に差がある場合(S43のNo)、CPL判定部12fはカウンタCを初期化する(S45)。したがって、左右の白線候補数に差があるフレームが連続して所定以上(例えば30)以上にならなければCPLモードが継続する。
以上で、図5のフローチャート図に基づく処理は終了し、白線検出装置12はフレーム毎に図5の処理を繰り返す。
図6は、本実施形態の車線検出装置10がCPLにおいて検出する車線の一例を示す。なお、図6において図1と同一部分には同一の符号を付しその説明は省略する。左白線はCPLでは色が異なっているものの1本であるため、検出された白線がそのまま左の白線となる。
これに対し、図6に網線で示す右白線は次のように実際の白線と仮想的な白線とにより構成される。Aの領域では白線42が右白線となり、B及びCの領域では最内側の白線43aが右白線となり、Dの領域では白線44の道路曲率Rが閾値を超えるまでは最内側の白線44が右白線となり、Dの領域で白線44の道路曲率Rが閾値を超えた以降は白線44が無視され左白線及び過去の白線情報により定められた仮想的な白線45(実際には存在しない)が右白線となり、Eの領域では一般走行レーンモードに移行するまで仮想的な白線45が右白線となる。したがって、CPLの出口部において右側の白線が屈曲していても、仮想的な白線45を直線状に認識することができる。
本実施形態の車線検出装置10によれば、カープールレーンの出口部の屈曲部を適切に処理し、LKA制御時に車両が右方向にヨー運動することを防止することができる。
CPL(カープールレーン)の一例を示す図である。 車線検出装置の機能ブロック図の一例である。 撮影されたフレーム及び画像処理のイメージの一例を示す図である。 白線検出装置が実現する車線検出の各機能を示す図である。 白線の検出モードに応じて白線情報を検出すると共に検出モードを遷移するフローチャート図の一例である。 車線検出装置がCPLにおいて検出する車線の一例を示す図である。
符号の説明
11 カメラ
12 白線検出装置
13 スイッチSW
14 車両制御ECU
15 パワステ用ACT
16 電動パワステECU
17 メータECU

Claims (3)

  1. 路面に描かれた車線表示を撮影するカメラと、
    前記カメラが撮影した入力画像からエッジ閾値以上のエッジ情報を有する前記車線表示の候補線を選定する候補線選定手段と、
    自車両の左側の前記候補線と右側の前記候補線の数の差が所定値以上であるか否かを判定するカープールレーン判定手段と、を有し、
    前記差が所定値以上の場合、前記候補線選定手段が前記エッジ閾値よりも小さい閾値により前記候補線を検出するカープールレーンモードに移行する、
    ことを特徴とする車線検出装置。
  2. 前記候補線に基づき前記車線表示の道路曲率を算出する白線情報算出手段を有し、
    前記カープールレーンモードの間、前記カープールレーン判定手段は右側の前記候補線の前記道路曲率が所定値以上であるか否かを判定し、
    前記道路曲率が所定値以上である場合、前記白線情報算出手段が右側の前記候補線を無視して左側の前記候補線に基づき前記道路曲率を算出する片側認識モードに移行する、
    ことを特徴とする請求項1記載の車線検出装置。
  3. 前記カープールレーンモードの間、前記カープールレーン判定手段は左側の前記候補線と右側の前記候補線の数の差が所定値以下の状態が所定期間以上継続するか否かを判定し、
    前記候補線の数の差が所定値未満の状態が所定期間以上継続した場合、前記候補線選定手段が前記エッジ閾値に基づき前記車線表示の候補線を選定する一般走行レーンモードに移行する、
    ことを特徴とする請求項1記載の車線検出装置。
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