JP4604864B2 - 帯域拡張装置及び不足帯域信号生成器 - Google Patents

帯域拡張装置及び不足帯域信号生成器 Download PDF

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本発明は帯域拡張装置及び不足帯域信号生成器に関し、例えば、狭帯域電話機や交換機からの音声信号を広帯域化する装置に適用し得るものである。
現在、電話などの音声通信は様々なネットワークを用いて盛んに行われている。しかしながら、従来の公衆網を利用していた時代の慣習から、電話音声通信は、一般に電話帯域と呼ばれる300Hzから3.4kHzの周波数に制限されて行われている。しかし、人間の発声する音声には、300Hz以下の低域成分や、3.4kHz以上の高域成分も含まれており、また、これら低域成分及び高域成分は発話の個人性にも係わる重要な成分である。また、これら低域成分及び高域成分の欠如は個人性の欠如だけでなく、音声の認識を低下させる一因であり、これら成分を含んだ音声での通話が望まれている。
しかしながら、一般的な公衆網における交換機では、電話帯域を越える音声を伝送させることができない。また、一般的な公衆網以外でも送信側端末が当該慣例に基づいて設計されているため、電話帯域を越える音声の伝送ができない問題もあった。このような点に鑑み、特許文献1には、音声帯域を拡張する帯域拡張器が提案されている。
特許文献1に記載の帯域拡張器手法を、図2を用いて説明する。300Hzから3.4kHzに周波数が限定された狭帯域音声信号(デジタル信号)DCが帯域拡張器10に入力される。この狭帯域音声信号DCは、標本化周波数変換器11により標本化周波数が高められた変換原信号Sに変換され(例えば、8kHzから16kHz)、この変換原信号Sを用いて、低域側(300Hz以下)へ拡張した拡張信号(合成低域信号)LS、高域側(3.4〜7kHz)へ拡張した拡張信号(合成高域信号)HS、無声部分を拡張した拡張信号(合成無声信号)USをそれぞれ低域信号生成器12、高域信号生成器13、無声部信号生成器14で生成し、上述の変換原信号Sと加算器15で加算することで帯域拡張信号Vを生成している。
この帯域拡張信号Vは、帯域制限された狭帯域音声信号DCから生成された低域成分の信号や高域成分の信号などを、伝送された信号と共に同時に提供し、これら各成分が含まれる広帯域信号と同様の臨場感ある音声として聴取することを可能にしている。
特開平9−258787号公報
しかしながら、特許文献1の帯域拡張方法では、1種類の周波数成分を低域側に付加するだけであるため、特定の値の周波数及びその高調波成分は拡張されるが低域全体として拡張されず、臨場感が不足する問題があり、当初からの広帯域信号と同様の音声を生成する能力としては不十分であった。
そのため、帯域拡張後において、当初からの広帯域信号と同様な信号を実現できる帯域拡張装置及び不足帯域信号生成器が望まれている。
第1の本発明の不足帯域信号生成器は、周波数帯域が低域又は高域に制限された入力信号から、上記制限されて不足している帯域の信号成分を生成するものであって、 周波数帯域が低域又は高域に制限された入力音声信号から、上記制限されて不足している帯域の信号成分を生成する不足帯域信号生成器であって、(1)上記入力音声信号の有音、無音を判定する信号判定手段と、(2)自手段へ入力された音声信号の周波数成分を特定の周波数だけ不足帯域側に変移させる周波数変移手段と、(3)上記信号判定手段が無音と判定したときに、自手段へ入力された無音区間の音声信号をそのまま通過させると共に、上記信号判定手段が有音と判定したときに、自手段へ入力された有音区間の音声信号を、代替音声信号に置き換えて出力する、上記周波数変移手段の後段又は前段に設けられた波形調整手段と、(4)上記周波数変移手段及び上記波形調整手段を介した後の音声信号から、不足帯域範囲の成分を抽出し、不足帯域信号を出力する成分抽出手段とを有し、(5)上記波形調整手段は、当該波形調整手段による処理が少なくとも施された音声信号を所定期間分だけ記憶する出力波形記憶器を備え、この出力波形記憶器に記憶されている音声信号の周期を検出し、この出力波形記憶器に記憶されている音声信号の一部を、検出した周期を単位として取出し、自手段へ入力された有音区間の音声信号に置き換える代替音声信号とすることを特徴とする。
第2の本発明の帯域拡張装置は、第1の本発明の不足帯域信号生成器と、この不足帯域信号生成器から出力された不足帯域信号と入力音声信号とを加算する加算手段とを備えたことを特徴とする。
本発明の帯域拡張装置及び不足帯域信号生成器によれば、入力信号中で制限されている周波数成分の帯域に一様に成分を付加し、当初からの広帯域信号と同様な信号を実現することができる。
(A)第1の実施形態
以下、本発明による帯域拡張装置及び不足帯域信号生成器を、音声帯域拡張装置に適用した第1の実施形態を、図面を参照しながら説明する。
(A−1)第1の実施形態の構成
図1は、第1の実施形態の音声帯域拡張装置100の構成を示すブロック図であり、上述した従来に係る図2との同一、対応部分には、同一符号を付して示している。
図1において、第1の実施形態の音声帯域拡張装置100は、標本化周波数変換器11、低域信号生成器12、高域信号生成器13、無声部信号生成器14、低帯域信号生成器20及び加算器90を有する。
ここで、標本化周波数変換器11、低域信号生成器12、高域信号生成器13及び無声部信号生成器14はそれぞれ、特許文献1に記載のものと同様である。但し、帯域拡張信号Vを生成するための合成低域信号LS、合成高域信号HS、合成無声信号USの生成方法は、特許文献1に記載のものに限定されず、他の既存の方法を適用したものであっても良い。
第1の実施形態の音声帯域拡張装置100は、低帯域信号生成器20を設けている点、及び、加算器90が従来のものと異なっている。因みに、従来の加算器15は、4種類の信号を加算合成するものであった。第1の実施形態の加算器90は、5種類の信号を加算合成する点で従来と異なっている。加算器90は、例えば、合計が1である5種類の重み付け係数を用いた重み付け加算によって5種類の信号を加算合成する。
低帯域信号生成器20は、標本化周波数変換器11によって標本化周波数が変換された変換原信号Sを受取り、合成低帯域信号LLSを加算器90へ出力するものである。加算器90は、低域信号生成器12、高域信号生成器13、無声部信号生成器14及び低帯域信号生成器20からの合成低域信号LS、合成高域信号HS、合成無声信号US及び合成低帯域信号LLSと、変換原信号Sとを合成して帯域拡張音声信号Vを得て出力するものである。
以下ではまず、低帯域信号生成器20について、図3及び図4を参照しながら説明する。ここで、図3は低帯域信号生成器20の内部構成を示すブロック図であり、図4はその周波数変移器21の内部構成を示すブロック図である。
なお、図1から明らかなように、低帯域信号生成器20には、標本化周波数変換器11によって標本化周波数が変換されたデジタル信号が入力される。この第1の実施形態の場合、特定の時間(例えば10ms)をひとまとまりにした音声フレーム(フレーム)単位に処理を行うことを想定しているが、フレームの時間長は限定されない。また、固定的なフレームでの処理には限定せず可変長のフレームでもかまわない。
図3において、低帯域信号生成器20は、周波数変移器21、信号判定器22、波形変換器23、成分抽出器24及び切換器25を有する。
信号判定器22は、標本化周波数変換器11によって標本化周波数が変換された変換原信号Sを受取り、有音/無音判定などにより、周波数変移器21の処理を有効とするか無効とするかを表す信号判定情報SLを切換器25に出力するものである。
切換器25は、変換原信号Sと信号判定情報SLとを受取り、信号判定情報SLに基づいて、変換原信号Sの出力先を周波数変移器21又は波形変換器23に切換えるものである。
周波数変移器21は、変換原信号Sを受取り、その周波数を低域側に変移させた変換信号CSを生成して成分抽出器24に出力するものである。図4(a)及び(b)はそれぞれ、周波数変移器21の内部構成例を示すものであり、各部の機能については、動作説明で明らかにする。
波形変換器23は、変換原信号Sを受取り、変換原信号Sにおける有音的な成分が小さくなった低帯域成分を有する変換信号CSを生成して成分抽出器24に出力するものである。
成分抽出器24は、変換信号CSを受取り、その変換信号CSにおける所定の低帯域成分を抽出し、合成低帯域信号LLSとして出力するものである。
(A−2)第1の実施形態の動作
次に、第1の実施形態の音声帯域拡張装置100の動作を説明する。第1の実施形態では、1音声フレームが入力されるたびに以下の動作が実行される。
狭帯域音声信号(デジタル信号)DCが音声帯域拡張装置100に入力されると、この狭帯域音声信号DCは、標本化周波数変換器11により標本化周波数が高められた変換原信号Sに変換され(例えば、8kHzから16kHz)、この変換原信号Sを用いて、低域信号生成器12、高域信号生成器13、無声部信号生成器14及び低帯域信号生成器20がそれぞれ、合成低域信号LS、合成高域信号HS、合成無声信号US及び合成低帯域信号LLSを生成し、加算器90が、これら4種類の合成低域信号LS、合成高域信号HS、合成無声信号US及び合成低帯域信号LLSと、上述の変換原信号Sとを加算することにより帯域拡張信号Vを生成する。
低帯域信号生成器20においては、上述したように、変換原信号Sを、1音声フレーム毎入力し、電話帯域より周波数の小さい低帯域の信号を合成低帯域信号LLSとして生成し、加算器90へ出力する。
低帯域生成器20において、信号判定器22は、例えば、1音声フレーム毎に変換原信号Sのパワーを計算し、当該パワーの値から変換原信号Sの有効、無効を判定し、その結果を信号判定情報SLとして切換器25に出力する。第1の実施形態において、信号が無効である場合とは、当該変換原信号Sが有音である場合を指し、発声者が発話している区間に相当している。例えば、音声の調波構造が現れているような部分にあたる。また、信号が有効である場合とは、当該変換原信号Sが無音である場合をさし、発声者が発話していない部分や、音声の調波構造が現れていないような部分に相当する。従って、信号の有効部分、すなわち無音部分であっても、信号自体の成分は、零ではなく存在している場合が多い。当該判定は、例えば、当該パワーの値に対する閾値を設定し、この閾値よりパワーが小さければ無音、そうでなければ有音と判断する方法で行う。この閾値は、適宜選定すれば良く、特定値に限定されるものではない。また、上述したような信号の有効、無効を判断する手法であれば、上記手法には限定しない(例えば、既存の有音/無音判定方法のいずれも適用可能である)。さらに、上記説明では、パワーの計算に変換原信号Sを用いる場合に言及したが、変換原信号Sの代わりに狭帯域信号DCを用いても良く、当該音声フレームでのパワーを判定できれば判定に使用する信号は限定されない。
切換器25は、信号判定情報SLが有効を指示しているとき(無音時)には入力された変換原信号Sを周波数変移器21に出力し、信号判定情報SLが無効を指示しているとき(有音時)には入力された変換原信号Sを波形変換器23に出力する。
有音部分を単純に後述する周波数変移すると有音部分に特有の調波構造が変移するため、聴取者に異音があると聴取される可能性がある。そのため、第1の実施形態では、合成低帯域信号LLSを生成する際に、有音部分と無音部分を分けて処理するようにしている。
周波数変移器21は、1音声フレーム毎に変換原信号Sを受取り、後述する周波数変移方法により、受取った当該変換原信号Sの周波数を低域側へ変移させ、当該変移結果を変換信号CSとして成分抽出器24へ出力する。第1の実施形態では、この周波数の変移量を300Hzとしているが、この値に限定するものではない。
周波数変移器21が適用している周波数変移方法の概要について、図4を使って説明する。
図4(a)は、第1の実施形態の周波数変移方法の考え方を表している。周波数変移器21に入力する変換原信号Sに相当する入力される原信号をsin(f・t)とする。fは、原信号の周波数に対応する角周波数、tは時刻を表す。また、変移させる周波数に対応する角周波数をFとする。例えば、Fは、−300Hzに対応する角周波数である。ここで、負の周波数にしているのは、周波数変移によって低い周波数に変移させるためである。
まず、原信号sin(f・t)に、余弦波信号cos(F・t)を乗算回路62により乗算する。この乗算により、sin(f・t)cos(F・t)となる第1の乗算結果を得る。並行して、遅延回路61により原信号sin(f・t)の位相をπ/2だけ遅延させ、当該遅延させた原信号sin(f・t−π/2)に対して第2の乗算回路63により−sin(F・t)を乗算する。この乗算により、−sin(f・t−π/2)sin(F・t)=cos(f・t)sin(F・t)なる乗算結果を得る。
これら2つの乗算結果sin(f・t)cos(F・t)、cos(f・t)sin(F・t)を加算回路64により加算する。これにより、sin(f・t)cos(F・t)+cos(f・t)sin(F・t)=sin((F+f)・t)なる加算結果を得られる。この加算結果sin((F+f)・t)は、角周波数Fに相当する周波数だけ原信号の周波数を変移した信号になっている。
図4(a)では、遅延回路61、2個の乗算回路62、63及び加算回路64によって、周波数fの信号を角周波数Fだけ変移した信号sin((F+f)・t)を得る構成を示したが、後述する成分抽出器24による成分抽出処理(フィルタ処理)を考慮すると、周波数変移器21からの信号には、周波数成分sin((F+f)・t)を含んでいれば良い。
このように入力信号sin(f・t)から周波数成分sin((F+f)・t)を含む信号を形成するのが、図4(b)に示す構成である。すなわち、入力信号sin(f・t)に余弦波信号cos(F・t)を乗算回路65で乗算すると、sin(f・t)cos(F・t)={sin((f+F)・t)+sin((f−F)・t)}/2なる乗算結果を得るが、このうちのsin((f+F)・t)項のみを取出せれば、図4(a)の周波数変移方法を簡略化して用いることができる。
入力信号sin(f・t)の周波数成分fは種々の成分を含むが、いずれの周波数成分fであっても、固定周波数Fずつ変移される。
波形変換器23は、有音(無効)と判定された変換原信号Sを切換器25から受取り、後述する波形変換方法により、変換原信号Sが無音に近くなるように変換し(波形圧縮し)、変換信号CSとして成分抽出器24へ出力する。この波形変換方法は、例えば、入力された変換原信号Sの当該フレームの各サンプリング値の絶対値に平方根をとったものに、そのサンプリング値の正負符号を付与したものである。すなわち、正負を問わず、振幅のみを平方根に小さくするものである。なお、波形変換方法は、これに限定されない。例えば、当該フレームでのパワーを計算しておき、そのパワーで波形の値を除算し、その後、周波数変移を実施するようにしても良い。いずれにせよ、有音的な成分が小さくなった低帯域成分をもつ信号が出力できれば良い。
成分抽出器24は、周波数変移器21又は波形変換器23のうち、その時点で有効動作している方からの変換信号CSから、例えば、300Hz以下の低帯域成分を抽出し、合成低帯域信号LLSとして、加算器90に出力する。成分抽出器24を設けているのは、変換信号CSの周波数構成が300Hz以上にも存在するためであり、必要な周波数帯を抽出するために設けられている。成分抽出器24としては、例えば、300Hz以下を通過させる低域通過フィルタなどを適用できる。
なお、成分抽出器24が抽出する上限周波数(例えば、300Hz以下)は、低域信号生成器12において出力可能な最大の周波数と同じ周波数であっても良い。
(A−3)第1の実施形態の効果
第1の実施形態の音声帯域拡張装置によれば、原信号(狭帯域音声信号DC若しくは変換原信号S)からその帯域を拡張した帯域拡張信号Vを生成するに際し、低周波数について、帯域信号として拡張信号成分を生成するようにしたので、低域の帯域において、全体的に周波数成分を付加することができる。その結果、聴取者に、低域全体の広がり感を聴取させることができる。また、特定の周波数成分を付加する場合に聴取されていた低帯域の不足感を解消することができる。その結果として、出力信号の音質を向上させることができる。
(B)第2の実施形態
次に、本発明による帯域拡張装置及び不足帯域信号生成器を、音声帯域拡張装置に適用した第2の実施形態を、図面を参照しながら説明する。
第2の実施形態の音声帯域拡張装置も、その全体構成は、第1の実施形態に係る図1で表すことができる。
第2の実施形態は、第1の実施形態に比較すると、低帯域信号生成器(第2の実施形態のものに対しては符号30を付与している)の内部構成が異なっており、その他は、第1の実施形態と同様である。
図5は、第2の実施形態の低帯域信号生成器30の内部構成を示すブロック図であり、第1の実施形態に係る図3との同一、対応部分には同一符号を付して示している。図5において、第2の実施形態の低帯域信号生成器30は、信号判定器22、波形調整器28、周波数変移器21及び成分抽出器24を有する。
信号判定器22は、第1の実施形態のものと同様にして、変換原信号Sの有効(無音)、無効(有音)を判定し、信号判定情報SLを波形調整器28に与える。
波形調整器28は、変換原信号Sと信号判定情報SLを受取り、調整信号ASを周波数変移器21に出力するものである。波形調整器28は、信号判定情報SLにより音声が無音であると判断した場合には、入力した変換原信号Sをそのまま調整信号ASとして出力する。また、波形調整器28は、信号判定情報SLにより有音であると判断した場合には、変換原信号Sを調整して調整信号ASとする。波形調整器28による波形調整方法は、1音声フレーム内の音声が無音に近くなるように調整する動作をすればその方法は限定されない。例えば、入力した変換原信号Sを当該フレームのパワー値で割った値を調整信号ASとして出力する方法を適用できる。また例えば、1つ前のフレームでの波形の最大値と最小値の間の値をランダムに出力させて調整波形とするような方法であっても良い。さらに、必要に応じて出力する調整信号ASの音声レベルの調整を実施しても良い。
周波数変移器21は、波形調整器28からの調整信号ASを受取り、第1の実施形態で説明したと同様な方法により周波数変移を施し、その結果を変移信号SSとして成分抽出器24へ出力する。
成分抽出器24は、第1の実施形態のものと同様にして、周波数変移器21からの変移信号SSにおける所定の低帯域を抽出し、合成低帯域信号LLSとして、加算器90に出力する。
第2の実施形態の音声帯域拡張装置によっても、原信号からその帯域を拡張した帯域拡張信号を生成するに際し、低周波数について、帯域信号として拡張信号成分を生成するようにしたので、聴取者に、低域全体の広がり感を聴取させることができ、また、特定の周波数成分を付加する場合に聴取されていた低帯域の不足感を解消することができ、結果として、出力信号の音質を向上させることができる。
また、第2の実施形態によれば、第1の実施形態の切換器に代えて、波形調整器を設けたことで、信号の有効、無効に応じた処理構成を一系統にすることができ、処理の複雑さを軽減し、処理量の削減が期待できる。
(C)第3の実施形態
次に、本発明による帯域拡張装置及び不足帯域信号生成器を、音声帯域拡張装置に適用した第3の実施形態を、図面を参照しながら説明する。
第3の実施形態の音声帯域拡張装置も、その全体構成は、第1の実施形態に係る図1で表すことができる。
第3の実施形態は、第1の実施形態に比較すると、低帯域信号生成器(第3の実施形態のものに対しては符号40を付与している)の内部構成が異なっており、その他は、第1の実施形態と同様である。
図6は、第3の実施形態の低帯域信号生成器40の内部構成を示すブロック図であり、第1の実施形態に係る図3や第2の実施形態に係る図5との同一、対応部分には同一符号を付して示している。図6において、第3の実施形態の低帯域信号生成器40は、信号判定器22、周波数変移器21、成分抽出器24、波形調整器33、自己相関計算器35、出力波形記憶器36及び波形記憶器37を有する。
以下、第3の実施形態の低帯域信号生成器40の動作を説明しながら、各部の機能も明らかにする。
図6において、信号判定器22は、第1の実施形態のものと同様にして、変換原信号Sの有効(無音)、無効(有音)を判定し、信号判定情報SLを波形調整器33に与える。
この第3の実施形態の低帯域信号生成器40においては、図6に示すように、周波数変移器21が波形調整器33より前段に設けられている。位置は異なるが、第3の実施形態の周波数変移器21は、入力された変換原信号Sを受取り、第1の実施形態で説明したと同様な方法により周波数変移を施す。周波数変移器21は、周波数変移結果を変移信号SSとして波形調整器33へ出力する。
波形調整器33は、基本的には、第2の実施形態の場合と同様に、信号判定情報SLが有効を指示している場合(無音の場合)には、入力された変移信号SSを加工せずに調整信号ASとして出力し、信号判定情報SLが無効を指示している場合(有音の場合)には、入力された変移信号SSに対して波形調整を実施し、その波形調整後の信号を調整信号ASとして出力する。
この第3の実施形態の場合、後述するように、有音の場合の調整信号ASの生成方法が第2の実施形態とは異なっている。
出力波形記憶器36は、波形調整器33から出力される調整信号ASを記憶しておくものであり、1音声フレーム毎に記憶内容を最新の信号に更新する。出力波形記憶器36に記憶しておくデータ量は、後述する自己相関計算器35で自己相関関数を計算するために必要な量、及び、波形調整器33で調整信号ASに使用するのに必要な量を満たせば良く、例えば、50msのデータ量である(但し、この時間長に限定されるものではない)。
以下では、信号判定情報SLが無効を指示している場合(有音の場合)の調整信号ASの生成方法について説明する。
有音と判定された場合、波形調整器33は、自己相関計算要求PRを自己相関計算器35へ出力する。自己相関計算器35では、自己相関関数の計算により、当該時刻での周期を計算し、計算で得られた周期を周期データSPとして波形調整器33へ出力する。
当該自己相関関数の計算をするために、自己相関計算器35は、まず、波形記憶器37へ波形更新要求DRを出力する。波形記憶器37に波形更新要求DRが入力されると、波形記憶器37は、出力波形記憶器36に記憶された出力波形データSDを自己に複写する。出力波形記憶器36から出力波形データSDを複写後、波形記憶器37は、当該出力波形データを次に波形更新要求DRが入力されるまで記憶しておき、当該波形データSDを波形データHDとして自己相関計算器35へ出力する。この波形データの量は、自己相関関数を計算するのに十分な量があれば良く、例えば、30msのデータ量である(但し、この時間長に限定されない)。波形データHDを受取った自己相関計算器35は、その波形データHDを用いて自己相関関数の最大となる遅延量を計算し、この遅延量を周期データSPとして波形調整器33へ出力する。
周期データSPが表す遅延量の大きさは、例えば、5ms〜15msの範囲の値に制限できるが、遅延量が取り得る範囲が上述の範囲に限定されないことは勿論である。自己相関(遅延量)の計算に用いられる波形データHDは無音部分であり、音声成分に周期が存在していない場合があるが、この第3の実施形態では、自己相関関数の最大となる遅延量を出力音声の基準の処理単位として使用している。第3の実施形態の記述では、当該自己相関関数が最大となる遅延量を周期として表現する。また、波形データHDの周期が計算できるのならば、自己相関関数を計算せずに他の手法を用いるようにしても良い。
周期データSPを受取った波形調整器33は、波形記憶器37から周期データSPによって定まる必要な波形データNDを取出し、音声フレーム毎に後述する調整信号生成方法により信号を生成し、調整信号ASとして出力する。この調整信号ASの生成は、例えば、6音声フレーム間だけ継続し、6音声フレームが経過した後も有音である場合は、上記の有音と判定された場合の処理を再度実行し、無音と判定されるまで一連の処理を繰り返す。
波形調整器33における調整信号生成方法の一例を、図7に従って説明する。
図7のデータSDは、波形記憶器37に記憶された波形データSD(=ND)を表し、図7の信号ASは、波形調整器33から出力される調整信号ASを表している。図7は、無音から有音に変化した状態から、音声フレーム毎に、調整信号AS1、AS2、…が順に出力される様子を表している。周期Tは、自己相関計算器35から出力された周期データSPから求められた周期を表している。
周期Tが決定された場合、波形データSDのうち最新の3周期分を使用して調整信号ASの生成を行う。図7の(0)は、調整信号に使用される区間を表し、上述の最新3周期分に等しい。また、図7(1)、(2)、(3)は時刻の経過を表している。
調整信号AS1を出力する場合を図7(1)の場合から説明する。調整信号AS1は、最新側の1周期区間Taを用いて生成される。調整信号AS1は、1周期区間Taの最古側から最新側へ周期Tだけ使用して生成される。図7のように、1周期区間Taの全区間を用いても1音声フレームに満たない場合は、再度、周期区間Taの最古側から出力し、合計で1音声フレームだけ生成されるようにする。すなわち、調整波形AS1の生成に使用される区間は、S11とS12の区間であり、B1からE1までの区間に相当する。この際、区間S11とS12とを連続的に遷移させるような手法を実施することが好ましい。例えば、区間S12を最新1周期からさらに最古側の1/4周期部分を確保し、区間S11の最新1/4周期部分と連続的に区間S11から区間S12へと遷移するように足し合わせるなどの方法をとっても良い。また、SDとAS1の間、AS2以降での処理に関しても同様の処理を実施しても良い。
調整信号AS2を出力する場合、1周期増やして最新の2周期区間を用いて調整信号AS2を生成する。すなわち、Tb(=T1+T2)の区間を用いて調整信号AS2を生成する。生成に使用する区間は、調整信号AS1の出力に使用した最後の位置E1から区間Tだけずれた位置B2から出力を開始するが、位置E1が区間Tbの最古側の1周期T内にない場合は、当該1周期T内になるまで、周期Tずつ最古側へ移動させ(図7(2)の場合は移動させない場合になっている)、出力を開始する。従って、調整信号AS2の生成には、B2からE2の区間が用いられる。
調整信号AS3を出力する場合、調整信号AS2の場合と同様に1周期増やした3周期区間Tc(=T1+T2+T3)の区間を用いて出力させる。その区間Tcからのデータとの取り出し方は、調整信号AS2の場合と同様である。従って、調整信号AS3の生成には、B3からE3の区間が用いられる。
調整信号AS4以降では、生成に使用する区間を広げず、調整信号AS3で設定した区間Tcを用いて生成させる。また、出力に使用する位置は、直前の生成に使用した位置から開始する。すなわち、AS4の場合は、位置E3より出力を開始する。
以上のような処理により、波形調整器33からの調整信号ASは、波形記憶器37に記憶された波形データSD(=ND)における周期Tの周期性は維持しつつ、そのデータSDの並びを、周期Tの部分を単位として異なる並びに変換したものとなっている。
成分抽出器24は、第1や第2の実施形態のものと同様にして、波形調整器33からの調整信号ASにおける所定の低帯域を抽出し、合成低帯域信号LLSとして、加算器90に出力する。
第3の実施形態の音声帯域拡張装置によっても、原信号からその帯域を拡張した帯域拡張信号を生成するに際し、低周波数について、帯域信号として拡張信号成分を生成するようにしたので、聴取者に、低域全体の広がり感を聴取させることができ、また、特定の周波数成分を付加する場合に聴取されていた低帯域の不足感を解消することができ、結果として、出力信号の音質を向上させることができる。
また、第3の実施形態によれば、低帯域信号における有音性を、直前の無音波形を使用することで減じることが可能となる。
(D)他の実施形態
上記各実施形態においては、低域信号生成器12と低帯域信号生成器20、30、40とがそれぞれ合成信号を生成するような構成としていたが、低帯域信号生成器20、30、40の機能と低域信号生成器12の機能を発揮するように生成器を構成しても良い。例えば、合成低域信号LSと合成低帯域信号LLSとをこの生成器の内部で加算し、低域部分の合成信号として加算器90に出力するようにして構わない。
また、上記各実施形態では、低域信号生成器と低帯域信号生成器との双方を有するものを示したが、本発明は、少なくとも低帯域信号生成器を備えていれば良い。また、入力信号DCによっては、高域信号生成器や無声部信号生成器を省略するようにしても良い。
すなわち、各実施形態では、合成低域信号LSと合成高域信号HSと合成無声信号USと合成低帯域信号LLSの4つを生成して、変換原信号Sと加算する例を説明したが、加算するために生成される信号数は合成低帯域信号LLSを含む限りにおいて4つに限定されず、これよりも多くても少なくても良い。
第2の実施形態では、波形調整器及び周波数変移器の順に配置したものであったが、第3の実施形態のように、この処理順序を逆にしても良い。また、第3の実施形態では、周波数変移器及び波形調整器の順に配置したものであったが、第2の実施形態のように、この処理順序を逆にしても良い。
上記各実施形態では、電話公衆網を考慮してなされ、帯域拡張される低帯域は電話帯域外であるように説明したが、低帯域信号生成器が生成した低帯域信号の一部帯域が電話帯域の範囲内にあっても良い。また、本発明の帯域拡張装置が搭載される装置も、一般的な公衆網を介した通信に関係する装置に限定されないことは勿論である。
また、上記各実施形態では、音声信号を前提として説明したが、他の周期性信号、例えば画像信号などにも本発明を適用することが可能である。画像信号であっても、パワーなどに基づいて、周波数変移を有効(無音に相当)とするか無効(有音に相当)とするかを判別することができる。
さらに、上記各実施形態の説明では、構成がハードウェア的に実現されているイメージで説明したが、本発明の構成の全て又は一部をソフトウェア的に実現するようにしても良い。
なお、上記各実施形態では、周波数変移を利用した帯域拡張方法を低周波数側に適用したものを示したが、高周波数側の拡張にも利用するようにしても良い。例えば、高域信号生成器13が、周波数変移を利用した帯域拡張方法を適用するようにしても良い。
第1の実施形態の音声帯域拡張装置の全体構成を示すブロック図である。 従来の音声帯域拡張装置の全体構成を示すブロック図である。 第1の実施形態の低帯域信号生成器の詳細構成を示すブロック図である。 第1の実施形態の周波数変移器の詳細構成を示すブロック図である。 第2の実施形態の低帯域信号生成器の詳細構成を示すブロック図である。 第3の実施形態の低帯域信号生成器の詳細構成を示すブロック図である。 第3の実施形態の低帯域信号生成器の動作説明に用いる説明図である。
符号の説明
11…標本化周波数変換器、12…低域信号生成器、13…高域信号生成器、14…無声部信号生成器、20、30、40…低帯域信号生成器、21…周波数変移器、22…信号判定器、23…波形変換器、24…成分抽出器、25…切換器、28…波形調整器、33…波形調整器、35…自己相関計算器、36…出力波形記憶器、37…波形記憶器、90…加算器、100…音声帯域拡張装置。

Claims (3)

  1. 周波数帯域が低域又は高域に制限された入力音声信号から、上記制限されて不足している帯域の信号成分を生成する不足帯域信号生成器であって、
    上記入力音声信号の有音、無音を判定する信号判定手段と、
    自手段へ入力された音声信号の周波数成分を特定の周波数だけ不足帯域側に変移させる周波数変移手段と、
    上記信号判定手段が無音と判定したときに、自手段へ入力された無音区間の音声信号をそのまま通過させると共に、上記信号判定手段が有音と判定したときに、自手段に入力された有音区間の音声信号を、代替音声信号に置き換えて出力する、上記周波数変移手段の後段又は前段に設けられた波形調整手段と、
    上記周波数変移手段及び上記波形調整手段を介した後の音声信号から、不足帯域範囲の成分を抽出し、不足帯域信号を出力する成分抽出手段とを有し、
    上記波形調整手段は、当該波形調整手段による処理が少なくとも施された音声信号を所定期間分だけ記憶する出力波形記憶器を備え、この出力波形記憶器に記憶されている音声信号の周期を検出し、この出力波形記憶器に記憶されている音声信号の一部を、検出した周期を単位として取出し、自手段へ入力された有音区間の音声信号に置き換える代替音声信号とする
    ことを特徴とした不足帯域信号生成器。
  2. 上記信号判定手段は、上記入力音声信号のパワーを閾値と比較して、上記入力音声信号の有音、無音を判定することを特徴とする請求項に記載の不足帯域信号生成器。
  3. 周波数帯域が低域又は高域に制限された入力音声信号から、上記制限されて不足している帯域の信号成分を生成する、請求項1又は2に記載の不足帯域信号生成器と、
    この不足帯域信号生成器から出力された不足帯域信号と上記入力音声信号とを加算する加算手段とを備えた
    ことを特徴とする帯域拡張装置。
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