JP4604742B2 - 電子機器およびその制御プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、テキストの表示機能や表示されたテキストの読み上げ音声を出力する機能を備えた小型携帯電子辞書などの電子機器に関する。
従来の電子機器において、表示されたテキストの読み上げ音声を出力するものは種々提案されている。
例えばその一つには、近年のパーソナルコンピュータなどのようにテキスト表示を順次進めながら当該表示テキストの読み上げ音声を出力し、且つその間も割り込み制御などをマルチジョブで行える高性能なCPUを備えたテキスト読み上げ装置がある(例えば、特許文献1参照。)。
一方、比較的性能の低いCPUを備えた電子辞書などの小型携帯の電子機器で、例えば辞書検索されて表示された単語の読み上げ音声を出力できるものも提案されている(例えば、特許文献2参照。)。
しかしこのような低機能なCPUを備えた小型携帯の電子機器では、長文のテキストについて連続的に音声出力することができない。それはつまり、長文のテキストを音声出力しようとすると電池が著しく消耗し、その読み上げ途中においてパワーダウン(停止)してしまったり、読み上げ音声の出力処理中には別の割り込み制御が行えず、例えば途中キャンセル処理などが適切に行えなくなったりするためである。
なおこの他にも、入力されたテキストデータを連文節毎に区切り、この区切り位置に基づいて音声出力のポーズ位置を設定することで、自然な読み上げ音声を出力することのできる音声合成装置も提案されている(特許文献3参照。)。
特開平07−064583号公報 特開平11−202751号公報 特開平10−083196号公報
表示テキストの読み上げ音声出力機能を備えた従来の電子機器にあって、特に低機能CPUを使用した小型携帯の電子機器では、長文のテキストを音声出力しようとすると、その読み上げ途中においてパワーダウン(停止)してしまったり、途中キャンセル処理などの別の割り込み制御が適切に行えなかったりする問題があるために、実際には実現することが困難であった。
本発明は、このような問題に鑑みなされたもので、記憶された任意のテキストを音声出力する際に、テキストの長さに関わらず、適切に自然な音声出力を行いつつ、電源チェック処理やキー検知処理などの別処理を行うことが可能になる電子機器およびその制御プログラムを提供することを目的とする。
本発明の請求項1に記載の電子機器では、テキスト指定手段によって音声出力対象に指定されたテキストが、データ長判断手段によって予め設定されたデータ長以上のデータ長であると判断された場合は、テキスト分割手段によって当該文字列中のカンマ,関係詞,前置詞などの区切り文字に従って区切られたテキスト部分に分割され、この分割されたテキスト部分毎に、音声出力制御手段によって当該テキスト部分がその文字列に応じた音声に変換され音声出力手段によって出力される。そして、音声出力制御手段による分割されたテキスト部分毎の音声出力後毎に、別処理手段によって電源チェック処理やキー検知処理などの別の処理が行われる。そして別処理手段は、音声出力制御手段による分割されたテキスト部分毎の音声出力後毎に、電源電圧を検出し、その検出電圧が所定の電圧以上あるか否かを判断する電源チェック手段と、この電源チェック手段により検出電圧が所定の電圧以上ないと判断された場合は、当該検出電圧が所定の電圧以上に回復するまで予め設定された時間内で待機する電源回復待機手段と、この電源回復待機手段により検出電圧が所定の電圧以上に回復しないまま予め設定された時間以上経過した場合は、電源エラーを報知する電源エラー報知手段とを有することを特徴とする。
これによれば、長文のテキストデータであっても、自然で違和感なく分割されたテキスト部分毎の読み上げ音声出力を、自然な間合いを伴い行いながら、当該音声出力の間合いにおける電圧チェックに際し所定の電圧以上ない場合は、当該所定の電圧以上に回復するまで設定時間内で待機されるので、音声出力の途中停止を極力回避でき、電池寿命を最大限に延ばすことができる一方、所定の電圧に回復しないまま設定時間以上経過した電池残量不足時にはそのエラーメッセージ表示などを適時適切に行うことができる。
本発明の請求項2に記載の電子機器では、テキスト指定手段によって音声出力対象に指定されたテキストが、データ長判断手段によって予め設定されたデータ長以上のデータ長であると判断された場合は、テキスト分割手段によって当該文字列中のカンマ,関係詞,前置詞などの区切り文字に従って区切られたテキスト部分に分割され、この分割されたテキスト部分毎に、音声出力制御手段によって当該テキスト部分がその文字列に応じた音声に変換され音声出力手段によって出力される。そして、音声出力制御手段による分割されたテキスト部分毎の音声出力後毎に、別処理手段によって電源チェック処理やキー検知処理などの別の処理が行われる。そして別処理手段は、音声出力制御手段による分割されたテキスト部分毎の音声出力後毎に、電源電圧を検出する電源チェック手段と、この電源チェック手段による検出電圧が所定の電圧未満で所定の停止電圧以上である場合は、その検出電圧値が低いほど長い設定時間で待機する電源回復待機手段と、電源チェック手段による検出電圧が所定の停止電圧未満である場合は、電源エラーを報知する電源エラー報知手段とを有することを特徴とする。
これによれば、長文のテキストデータであっても、自然で違和感なく分割されたテキスト部分毎の読み上げ音声出力を、自然な間合いを伴い行いながら、当該音声出力の間合いにおける電圧チェックに際し検出電圧値が低いほど長い設定時間で電圧回復のための待機が行われるので、音声出力の途中停止を極力回避でき電池寿命を延ばすことができると共に、当該音声出力の区切りの間合いが次第に長くなっていくことで電池の消耗具合をユーザに解り易く知らせることができる。
本発明の請求項に記載の電子機器では、前記請求項1又は2に記載の電子機器にあって、テキスト分割手段は、データ長判断手段によりテキストが予め設定されたデータ長以上の文字列であると判断された場合に、当該テキストを設定されたデータ長以下の単語の位置で仮分割する仮分割手段と、この仮分割手段により仮分割されたテキストの末尾から各単語を抽出しカンマ,関係詞,前置詞などの所定の区切り文字であるか否かを判断する区切り文字判断手段と、この区切り文字判断手段により所定の区切り文字であると判断された区切り文字に従って仮分割されたテキストを先頭から該区切り文字までのテキスト部分に分割する分割手段とを有することを特徴とする。
これによれば、長文のテキストデータであっても、カンマ,関係詞,前置詞などの文節単語に従い区切られたテキスト部分に分割されて、自然で違和感のない間合いを伴う読み上げ音声出力が行える。
本発明の請求項に記載の電子機器では、前記請求項に記載の電子機器にあって、所定の区切り文字は少なくとも前置詞を含み、分割手段は、区切り文字判断手段により仮分割されたテキストから抽出された単語が前置詞であると判断された場合に、当該前置詞と判断された単語からさらにテキスト前方の二つ目の単語が前置詞であるか否かを判断する前方前置詞判断手段と、この前方前置詞判断手段により前置詞と判断された単語からさらにテキスト前方の二つ目の単語が前置詞であると判断された場合には該二つ目の前置詞に従って仮分割されたテキストを先頭から該二つ目の前置詞前までのテキスト部分に分割し、テキスト前方の二つ目の単語が前置詞でないと判断された場合には区切り文字判断手段により前判断された前置詞に従って仮分割されたテキストを先頭から該前置詞前までのテキスト部分に分割する前置詞判断分割手段とを有することを特徴とする。
これによれば、仮分割されたテキスト上で前置詞を前後に含む成句や熟語が途中で分割されるのを防止でき、より自然で違和感のない間合いを伴う読み上げ音声出力が行える。
本発明の請求項に記載の電子機器では、前記請求項ないし請求項の何れか1項に記載の電子機器にあって、さらに、前記電源チェック手段による検出電圧が所定の電圧以上である場合にキャンセルのキー入力を検知するキー検知手段と、前記電源チェック手段により検出電圧が所定の電圧以上ないと判断されたのち、前記電源エラー報知手段により電源エラーが放置された後に、音声出力を終了する電源エラー終了手段と、有することを特徴とする。
これによれば、違和感なく分割されたテキスト部分毎の読み上げ音声出力を、自然な間合いを伴い行いながら、当該音声出力の間合いにおける電源チェックにより電池残量不足時のエラーメッセージ表示などを適時適切に行うことができるばかりでなく、適切に音声出力を終了することができる。また検出電圧が所定の電圧以上である場合はキャンセルのキー検知によって途中キャンセルの割り込み制御を行うことができる。
本発明の請求項1に記載の電子機器によれば、長文のテキストデータであっても、自然で違和感なく分割されたテキスト部分毎の読み上げ音声出力を、自然な間合いを伴い行いながら、当該音声出力の間合いにおける電圧チェックに際し所定の電圧以上ない場合は、当該所定の電圧以上に回復するまで設定時間内で待機されるので、音声出力の途中停止を極力回避でき、電池寿命を最大限に延ばすことができる一方、所定の電圧に回復しないまま設定時間以上経過した電池残量不足時にはそのエラーメッセージ表示などを適時適切に行うことができる。
本発明の請求項2に記載の電子機器によれば、長文のテキストデータであっても、自然で違和感なく分割されたテキスト部分毎の読み上げ音声出力を、自然な間合いを伴い行いながら、当該音声出力の間合いにおける電圧チェックに際し検出電圧値が低いほど長い設定時間で電圧回復のための待機が行われるので、音声出力の途中停止を極力回避でき電池寿命を延ばすことができると共に、当該音声出力の区切りの間合いが次第に長くなっていくことで電池の消耗具合をユーザに解り易く知らせることができる。
本発明の請求項に記載の電子機器によれば、前記請求項1又は2に記載の電子機器にあって、長文のテキストデータであっても、カンマ,関係詞,前置詞などの文節単語に従い区切られたテキスト部分に分割されて、自然で違和感のない間合いを伴う読み上げ音声出力が行えるようになる。
本発明の請求項に記載の電子機器によれば、前記請求項に記載の電子機器にあって、仮分割されたテキスト上で前置詞を前後に含む成句や熟語が途中で分割されるのを防止でき、より自然で違和感のない間合いを伴う読み上げ音声出力が行えるようになる。
本発明の請求項に記載の電子機器によれば、前記請求項ないし請求項の何れか1項に記載の電子機器にあって、違和感なく分割されたテキスト部分毎の読み上げ音声出力を、自然な間合いを伴い行いながら、当該音声出力の間合いにおける電源チェックにより電池残量不足時のエラーメッセージ表示などを適時適切に行うことができばかりでなく、適切に音声出力を終了することができる。また検出電圧が所定の電圧以上である場合はキャンセルのキー検知によって途中キャンセルの割り込み制御を行うことができる。
よって、本発明によれば、記憶された任意のテキストを音声出力する際に、テキストの長さに関わらず、適切に自然な音声出力を行いつつ、電源チェック処理やキー検知処理などの別処理を行うことが可能になる電子機器およびその制御プログラムを提供できる。
以下図面により本発明の実施の形態について説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の電子機器の実施形態に係る携帯機器(電子辞書)10の電子回路の構成を示すブロック図である。
この携帯機器(電子辞書)10は、以下に説明する電子辞書機能を備えたPDA(personal digital assistants)、PC(personal computer)、携帯電話、電子ブックとして構成されるか、電子辞書専用の携帯機器として構成される。この携帯機器(電子辞書)10は、各種の記憶媒体に記録されたプログラム、または伝送されたプログラムを読み込んで、その読み込んだプログラムによって動作が制御されるコンピュータによって構成され、その電子回路には、CPU(central processing unit)11が備えられる。
CPU11は、プログラムROM12a内に予め記憶された装置制御プログラム、あるいはメモリカード13などの外部記憶媒体からプログラムROM12aに読み込まれた装置制御プログラム、あるいは図示しないインターネットN上のWebサーバ(この場合はプログラムサーバ)から通信機器を経由してプログラムROM12aに読み込まれた装置制御プログラムに応じて、回路各部の動作を制御するもので、前記プログラムROM12aに記憶された装置制御プログラムは、キーボード14やタッチパネル15である入力部16からのユーザ操作に応じた入力信号、あるいは外部接続されるEEPROM,RAM,ROMなどのメモリカード(記憶媒体)13との接続通信信号に応じて起動される。
前記CPU11には、前記プログラムROM12aの他、データベースROM12b、RAM12cが接続され、また前記メモリカード13、キーボード14、タッチパネル15が接続される他に、LCDからなる表示部17、音声出力用のアンプ18aを介したスピーカ18などが接続される。
そして、この携帯機器(電子辞書)10の電子回路は、電池電源Bによる電源回路19からの電圧供給によって駆動される。
図2は、前記携帯機器(電子辞書)10のプログラムROM12a、データベースROM12b、RAM12cに記憶されるデータの内容を示す図である。
プログラムROM12aに記憶される装置制御プログラムとしては、当該携帯機器(電子辞書)10の全体の動作を司るシステムプログラムが記憶される他に、辞書データ(12b1)に基づいて入力文字に応じた見出語の検索表示およびその説明情報の検索表示を行うための辞書検索処理プログラム12a1、表示上で指定されたテキストデータを合成音声による読み上げ音声として出力させるための合成音声出力処理プログラム12a2、この合成音声出力処理に際して出力指定されているテキストデータを予め設定された文字数やカンマ,関係詞,前置詞などの区切り文字に応じて適切なデータ長に分断(分割)するためのテキスト分断処理プログラム12a3、出力対象であるテキストデータの文字列組合せや発音記号に従って各音素の音声データ(12b2)を合成してその読み上げ音声を生成し出力させるための音声合成処理プログラム12a4などが記憶される。
データベースROM12bには、英和辞書、英英辞書、和英辞書、国語辞書、漢和辞書などの各種の辞書データ12b1、音声合成処理にて使用される各音素に対応させた音声データ12b2などが記憶される。
なお、データベースROM12bに記憶された辞書データ12b1と同様に、メモリカード13に記憶された他の辞書データを外部から入力して利用可能である。
RAM12cには、入力部16(14,15)から入力された文字データを記憶するための入力文字メモリ12c1、辞書検索処理(12a1)に従い検索された見出語やその説明情報を記憶するための検索見出語メモリ12c2、検索表示された見出語及びその説明情報の中でユーザ入力に応じて指定された単語や例文などの位置データを記憶する見出語情報指定位置メモリ12c3、指定された例文などのテキストデータからテキスト分断処理(12a3)により適切なデータ長に分断(分割)されたテキストデータを合成音声出力対象として記憶するための分断後テキストメモリ12c4、電源回路19から供給される電源電圧の検出電圧Vを記憶するための電源電圧メモリ12c5、CPU11のクロック信号に基づいた計時データを記憶するためのタイマメモリ12c6が備えられる。
この携帯機器(電子辞書)10では、辞書検索により表示された見出語及びその説明情報において、ユーザ操作により読み上げ音声の出力対象である単語や文などのテキストデータが指定されると、当該テキストデータを予め設定された文字数やカンマ,関係詞,前置詞などの区切り文字に応じて適切なデータ長に分断(分割)しながら順次音声合成して出力させると共に、その分断テキストの音声合成出力毎に電源電圧のチェック処理および割り込み制御の有無確認ためのキー検知処理を行う。
これにより、読み上げ音声の出力が指定されたテキストデータを、自然な区切り位置にて区切りながら音声出力させつつ、電源チェック処理及びキー検知処理を繰り返し行って、読み上げ音声出力途中でのパワーダウンの抑制や別の割り込み制御への円滑な移行を行うことができる。
次に、前記構成の携帯機器(電子辞書)10による第1実施形態の辞書検索機能および音声出力機能について説明する。
図3は、前記携帯機器(電子辞書)10による辞書検索音声出力処理を示すフローチャートである。
図4は、前記携帯機器(電子辞書)10の辞書検索音声出力処理に伴う検索情報表示画面G1の表示動作および音声発声動作を示す図である。
プログラムROM12aに記憶された辞書検索処理プログラム12a1が起動された状態で、キーボード14に対するユーザ操作に応じて検索対象となる文字が入力されRAM12c内の入力文字メモリ12c1に記憶されると(ステップS1)、この入力文字に対応する見出語がデータベースROM12bに記憶されている辞書データ12b1に基づき検索され、見出語一覧画面(図示せず)として表示部17に表示される(ステップS2)。
この見出語一覧画面の表示状態において、キーボード14に対するユーザ操作に応じたカーソル移動および実行(決定)キー入力によりユーザ所望の見出語が選択されると(ステップS3)、この選択された見出語とその説明情報が前記辞書データ12b1から読み出され検索見出語メモリ12c2に記憶されると共に、例えば図4(A)に示すように、検索情報表示画面G1として表示部17に表示される(ステップS4)。
すると、キー入力信号の入力待機状態となり(ステップS5)、キーボード14の「音声」キー16aの操作に応じたキー入力信号が入力されると(ステップS6)、例えば図4(B)に示すように、検索情報表示画面G1上で表示されている見出語「education」が反転指示表示Hされ、その反転指示位置情報が見出語情報指定位置メモリ12c3に記憶される(ステップS7)。
ここで、例えば図4(C)(D)に示すように、下カーソルキー「↓」16cからのキー入力信号が入力されると、当該キー信号入力の都度、そのカーソル方向に前記反転指示表示Hによる指定行が1文単位で移動されると共に、見出語情報指定位置メモリ12c3にて記憶管理されている反転指示位置情報が更新される(ステップS8→S9)。
そして、検索情報表示画面G1上での反転指示表示Hによる見出語あるいは説明情報の指定行がユーザ所望の位置に移動された状態で、キーボード14の「決定」キー16bの操作に応じたキー入力信号が入力されると(ステップS10)、当該反転表示されている見出語あるいは説明情報における例文のテキストデータについて、その読み上げ音声を出力するための合成音声出力処理に移行される(ステップSA)。
図5は、前記携帯機器(電子辞書)10での辞書検索音声出力処理に伴う第1実施形態の合成音声出力処理を示すフローチャートである。
図6は、前記携帯機器(電子辞書)10での第1実施形態の合成音声出力処理に伴うテキスト分断処理を示すフローチャートである。
図7は、前記携帯機器(電子辞書)10でのテキスト分断処理によるテキストデータの分断手順を示す図である。
前記検索情報表示画面G1上で反転指示表示Hされた見出語あるいは説明情報における例文のテキストデータについて、その読み上げ音声を出力するための合成音声出力処理プログラム12a2が起動されると、まずテキスト分断処理(ステップAB)に移行され、前記反転指示表示された合成音声出力対象であるテキストデータのデータ長が、例えば電源負荷に大きな影響を与えてしまう規定の連続発音時間(例えば20秒)を超える文字数(例えば256文字)であるか否か判断される(ステップB1)。
例えば図7に示すような合成音声出力対象であるテキストデータ「This is…」について、図7(A)に示すように、前記規定の連続発音時間(20秒)を超える文字数(256文字)であると判断されると(ステップB1)、当該規定の連続発音時間(20秒)の文字位置(256文字)以内の単語位置「was」にてテキストデータが仮分断され(ステップB2)、図7(B)に示すように、この仮分断されたテキストデータ「This is…was」の後端からその全体のn%の位置まで各単語「was」「present」「the」「when」…が順番に抽出される(ステップB3)。
すると、この抽出された単語について、カンマであると判断された場合には、当該カンマの後ろまででテキスト分断され(ステップB4→B5)、また、例えば図7(C)に示すように、関係(代名)詞「when」であると判断された場合には、当該関係詞の前までの「This is…pleased」でテキスト分断され(ステップB6→B7)、また、前置詞であると判断された場合には、当該前置詞の前まででテキスト分断される(ステップB8→B9)。
そして、前記カンマまたは関係詞または前置詞に従い分断されたところまでのテキストデータが一区切りの合成音声出力対象の正式なテキストデータとしてRAM12c内の分断後テキストメモリ12c4に書き込まれる(ステップB10)。
一方、前記仮分断されたテキストデータの後端から抽出される各単語について、カンマまたは関係詞または前置詞の何れでもないと判断された場合には、規定の連続発音時間(20秒)の文字位置(256文字)に応じて仮分断された単語までのテキストデータが一区切りの合成音声出力対象の正式なテキストデータとしてRAM12c内の分断後テキストメモリ12c4に書き込まれる(ステップB4→B6→B8→B11)。
すると、こうしたテキスト分断処理により分断されて分断後テキストメモリ12c4に書き込まれたテキストデータに応じて、音声合成処理(12a4)により当該テキストデータを読み上げる合成音声信号が生成され、アンプ18aを介してスピーカ18からその読み上げ音声が発声出力される(ステップA1)。
そして、前記分断テキストデータの読み上げ音声出力が成されると、その直後に電源回路19から検出されて電源電圧メモリ12c5に記憶された現在の電源電圧レベルVが、通常動作に必要な最低限の電圧レベルM以上であるか否か判断される(ステップA2)。
ここで、現在の電源電圧レベルVが所定の電圧レベルM以上であると判断された場合には、キー入力信号の検知処理が実行される(ステップA3)。そして、何らのキー入力信号の検知も成されない場合には、前記読み上げ音声の出力を終えた分断後のテキストデータに続くテキストデータに残りのデータがあるか否か判断され(ステップA4)、読み上げ音声を出力していない続きのテキストデータがあると判断された場合には、当該読み上げ音声未出力の続きのテキストデータについて、再び前記テキスト分断処理からの一連の合成音声出力処理が繰り返される(ステップA4→AB)。
これにより、例えば図7(D)に示すように、2つ目の区切りとして分断されたテキストデータ「when the…」に応じて、音声合成処理(12a4)により当該テキストデータを読み上げる合成音声信号が生成され、アンプ18aを介してスピーカ18からその読み上げ音声が発声出力される(ステップA1)。
この場合、図7(E)に示すように、前記1つ目の区切りとして分断されたテキストデータ「This is…pleased」の読み上げ音声出力と、2つ目の区切りとして分断されたテキストデータ「when the…」の読み上げ音声出力との間で少しの間が空くが、前記カンマまたは関係詞または前置詞をキーワードとして分断した文節位置であるため、かえって自然で違和感のない間合いとなり、適切な読み上げ音声出力を行うことができる。
一方、前記ステップA2において、現在の電源電圧レベルVが、通常動作に必要な最低限の電圧レベルM以上にないと判断された場合には、例えば図8に示すように、電池残量不足によるエラーメッセージ表示画面G2が表示部17に表示され、当該指定のテキストデータの合成音声出力処理は終了される(ステップA2→A5)。
図8は、前記携帯機器(電子辞書)10での合成音声出力処理に伴う電池残量不足検出時のエラーメッセージ表示画面G2を示す図である。
また、前記ステップA3において、例えば読み上げ音声出力途中でのキャンセル処理など、何らかの別の処理を指示するキー入力信号が検知された場合には、当該キー入力検知に応じた別の処理が実行される。
したがって、前記構成の第1実施形態の辞書検索機能および音声出力機能によれば、辞書検索されて表示された見出し語およびその説明情報に対して、読み上げ音声を出力させたい見出し語または例文などを反転指示表示Hを移動操作して文単位でのテキストデータとして指定すると、この読み上げ音声の出力対象として指定されたテキストデータが、電源負荷に大きな影響を与えない規定の長さ以内のカンマまたは関係詞または前置詞をキーワードとして分断され、この分断されたテキストデータ毎に合成音声が生成されて順次出力される。そしてこの分断された一区切りのテキストデータの合成音声出力毎に、電源電圧Vの検出判断処理およびキー入力検知処理が行われるので、長文のテキストデータであっても、自然で違和感のない間合いを伴う読み上げ音声出力を行いながら、途中キャンセルなどの割り込み制御や電池残量不足時のエラーメッセージ表示処理を適時適切に行うことができる。
なお、前記第1実施形態の携帯機器(電子辞書)10における合成音声出力機能では、分断されたテキストデータの合成音声生成出力後、直ちに電源電圧Vを検出して通常動作に必要な最低限の電圧レベルM以上あるか否かを判断処理する構成としたが、次の第2実施形態の携帯機器(電子辞書)10における合成音声出力機能にて説明するように、分断されたテキストデータの合成音声生成出力後、一定時間N秒が経過してから電源電圧Vの検出判断処理を行うことで、合成音声出力時の電源負荷に伴う電圧降下の復帰を待ってから継続動作可能な電源状態であるか否かを判断し、1回の電池交換で最大限の連続動作を可能にする構成としてもよい。
(第2実施形態)
図9は、前記携帯機器(電子辞書)10での辞書検索音声出力処理に伴う第2実施形態の合成音声出力処理を示すフローチャートである。
この第2実施形態の合成音声出力処理において、前記図5を参照して説明した第1実施形態の合成音声出力処理と同内容の処理ステップについては、同一のステップ番号を付してその説明を省略する。
すなわち、この第2実施形態の携帯機器(電子辞書)10による合成音声出力処理では、ステップABでのテキスト分断処理により分断されたテキストデータに応じて、ステップA1での音声合成処理に従い合成音声を生成して出力した後に、一定時間N秒(例えば200ms)の経過判断を待って(ステップA11)、ステップA2での電源電圧Vの検出判断処理を行う構成とする。
図10は、前記携帯機器(電子辞書)10での合成音声出力処理に伴う電源電圧Vの変動状態をテキスト分断せずに音声出力した従来の場合と分断テキスト毎に一定時間N秒を空けて音声出力した本発明第2実施形態の場合とで対比して示す図である。
これによれば、図10(A)に示すように、長文のテキストデータを分断せずに音声合成して出力する従来の合成音声出力処理の場合には、その連続的な電源負荷Lに伴い電源電圧Vが降下し続け、通常動作可能な最低限の電圧レベルM(リセット電圧)を割り、パワーダウンによる音声出力の停止を招いてしまう虞がある。
これに対し、図10(B)に示すように、長文のテキストデータを分断し、この分断されたテキストデータ毎に一定時間N秒を空けて音声合成して出力する本第2実施形態での合成音声出力処理の場合には、合成音声出力の間合いとなる一定時間N秒の間に電源負荷Lが小さくなり、それまでに降下した電源電圧Vの回復が図れる。
なお、前記一定時間N秒(例えば200ms)の電圧回復のための待機時間は、分断された各テキストデータ毎の読み上げ音声出力が、違和感のない区切りの間合いで行える範囲内での時間に設定する。
したがって、前記構成の携帯機器(電子辞書)10での第2実施形態の合成音声出力機能によれば、前記第1実施形態同様に、長文のテキストデータであっても、自然で違和感のない間合いを伴う読み上げ音声出力を行いながら、途中キャンセルなどの割り込み制御や電池残量不足時のエラーメッセージ表示処理を適時適切に行うことができるばかりでなく、読み上げ音声出力の間合い時間Nにおいて電圧降下の回復を図れるので、途中パワーダウンによる音声出力の停止を招く虞なく、1回の電池交換で最大限の連続動作が可能になる。
なお、前記第2実施形態の携帯機器(電子辞書)10における合成音声出力機能では、分断されたテキストデータの合成音声生成出力毎に、毎回必ず一定時間N秒の経過を待ち電圧降下の回復を図ってから電源電圧Vの検出判断処理を行う構成としたが、次の第3実施形態の携帯機器(電子辞書)10における合成音声出力機能にて説明するように、分断されたテキストデータの合成音声生成出力後、直ちに電源電圧Vを検出して音声出力に十分な電圧レベルV1以上を維持しているか判断した上で、これを割っている場合にのみ、一定時間F秒内で該電圧レベルV1以上への回復を待ってから再び次の分断テキストデータの合成音声出力処理に進むようにし、電池寿命を極力延ばす構成としてもよい。
(第3実施形態)
図11は、前記携帯機器(電子辞書)10での辞書検索音声出力処理に伴う第3実施形態の合成音声出力処理を示すフローチャートである。
図12は、前記携帯機器(電子辞書)10での第3実施形態の合成音声出力処理に伴う電源電圧Vの変動状態を示す図である。
この第3実施形態の合成音声出力処理において、前記図5を参照して説明した第1実施形態の合成音声出力処理と同内容の処理ステップについては、同一のステップ番号を付してその説明を省略する。
すなわち、この第3実施形態の携帯機器(電子辞書)10による合成音声出力処理では、ステップABでのテキスト分断処理によって分断されたテキストデータの読み上げ音声を、ステップA1での音声合成処理によって合成音声を生成して出力した後に、直ちに電源電圧Vを検出して音声出力に十分な電圧レベルV1以上を維持しているか否か判断する(ステップA2)。
そして、このステップA2において、電源回路19から検出された電源電圧Vが音声出力に十分な電圧レベルV1以上を維持していると判断された場合には、キー入力検知処理(ステップA3)を経て、再び次の分断テキストデータの合成音声出力処理に進む(ステップA4→AB,A1)。
一方、ステップA2において、電源回路19から検出された電源電圧Vが音声出力に十分な電圧レベルV1を下回っていると判断された場合には、テキスト読み上げの区切りの間合いが不自然になることのない一定時間F秒内(fn<F)で待機し、前記電源電圧Vの回復を図る(ステップA21)。
そして、分断された一つのテキストデータの読み上げ合成音声出力後、一定時間F秒内での待機中(fn)に電源電圧Vがその電圧レベルV1以上に回復したと判断された場合には(ステップA21→A2(yes))、キー入力検知処理(ステップA3)を経て、再び次の分断テキストデータの合成音声出力処理に進む(ステップA4→AB,A1)。
一方、分断された一つのテキストデータの読み上げ合成音声出力後、電源電圧Vがその電圧レベルV1以上に回復しないまま、一定時間F秒以上経過したと判断された場合には(ステップA2→A21(yes))、例えば図8で示したように、電池残量不足によるエラーメッセージ表示画面G2が表示部17に表示され、当該指定のテキストデータの合成音声出力処理は終了される(ステップA21→A5)。
したがって、前記構成の携帯機器(電子辞書)10での第3実施形態の合成音声出力機能によれば、前記第1実施形態同様に、長文のテキストデータであっても、自然で違和感のない間合いを伴う読み上げ音声出力を行いながら、途中キャンセルなどの割り込み制御や電池残量不足時のエラーメッセージ表示処理を適時適切に行うことができるばかりでなく、分断テキスト毎の音声合成出力直後に行う電圧チェックに際し、動作に十分な電圧レベルV1を割っていると判断された場合は、音声出力の区切りの間合いが不自然になることのない一定時間F秒内で電圧レベルV1以上への回復を待ってから再び次の分断テキストデータの合成音声出力処理に進むので、途中パワーダウンによる音声出力の停止を極力回避でき、電池寿命を最大限に延ばすことができる。
なお、前記第3実施形態の携帯機器(電子辞書)10における合成音声出力機能では、分断されたテキストデータの合成音声生成出力後、直ちに電源電圧Vを検出し、音声出力に十分な電圧レベルV1より低下している場合は、その低下レベルに関係なく一定時間F秒内で該電圧レベルV1以上への回復を待ってから再び次の分断テキストデータの合成音声出力処理に進むよう構成したが、次の第4実施形態の携帯機器(電子辞書)10における合成音声出力機能にて説明するように、分断テキストの合成音声生成出力毎に行う電源電圧チェック時の電圧レベルVの降下幅V1〜V4(停止電圧はV4未満)に応じて、それぞれ異なる電圧回復待ち時間N1〜N3を、音声出力の区切りの間合いが不自然になることのない時間内で設定することで、電池寿命を極力延ばすだけでなく、当該音声出力の区切りの間合いが次第に長くなっていくことで電池の消耗具合がユーザに解り易くなる構成としてもよい。
(第4実施形態)
図13は、前記携帯機器(電子辞書)10での辞書検索音声出力処理に伴う第4実施形態の合成音声出力処理を示すフローチャートである。
図14は、前記携帯機器(電子辞書)10での第4実施形態の合成音声出力処理に伴う電源電圧Vの変動状態を示す図である。
この第4実施形態の合成音声出力処理において、前記図5を参照して説明した第1実施形態の合成音声出力処理と同内容の処理ステップについては、同一のステップ番号を付してその説明を省略する。
すなわち、この第4実施形態の携帯機器(電子辞書)10による合成音声出力処理では、ステップABでのテキスト分断処理によって分断されたテキストデータの読み上げ音声を、ステップA1での音声合成処理によって合成音声を生成して出力した後に、直ちに電源電圧Vを検出し、その検出電圧レベルVbatが4段階の電圧レベルV1,V2,V3,V4と比較してどの位置にあるか判断される(ステップD0〜D3)。つまり、検出電圧レベルVbatが、音声出力に十分な第1電圧レベルV1以上を維持しているか(ステップD0)、当該第1電圧レベルV1未満でも第2電圧レベルV2以上であるか(ステップD1)、第2電圧レベルV2未満で第3電圧レベルV3以上であるか(ステップD2)、第3電圧レベルV3未満で第4電圧レベルV4以上であるかまたは第4電圧レベルV4未満であるか(ステップD3)が判断される。
ここで、第4電圧レベルV4は、本携帯機器(電子辞書)10の正常動作が保証される最低電圧レベルとし、これより低下した場合には停止を必要とする。
そして、前記ステップD0において、電源回路19から検出された電圧VレベルVbatが音声出力に十分な第1電圧レベルV1以上を維持していると判断された場合には、キー入力検知処理(ステップA3)を経て、再び次の分断テキストデータの合成音声出力処理に進む(ステップA4→AB,A1)。
一方、前記検出電圧レベルVbatが第1電圧レベルV1未満で第2電圧レベルV2以上と判断された場合には(ステップD1)、これから第1電圧レベルV1以上への予測回復時間である第1設定時間N1(50ms)で一時停止され電源電圧Vの回復が図られる(ステップT1)。
また、検出電圧レベルVbatが第2電圧レベルV2未満で第3電圧レベルV3以上と判断された場合には(ステップD2)、これから第1電圧レベルV1以上への予測回復時間である前記第1設定時間N1(50ms)より長い第2設定時間N2(100ms)で一時停止され電源電圧Vの十分な回復が図られる(ステップT2)。
また、検出電圧レベルVbatが第3電圧レベルV3未満で第4電圧レベルV4以上と判断された場合には(ステップD3)、これから第1電圧レベルV1以上への予測回復時間である前記第2設定時間N2(100ms)よりさらに長い第3設定時間N3(150ms)で一時停止され電源電圧Vのより十分な回復が図られる(ステップT3)。
なお、前記第1〜第3設定時間N1(50ms)〜N3(150ms)による電圧回復のための一時停止の設定時間、つまり分断テキスト音声出力毎の区切りの間合いとなる時間は、当該音声出力の区切りの間合いが不自然に長過ぎることのない時間として設定される。
そして、前記分断テキストの音声出力後に直ちに行った検出電圧レベルVbatが[V1>Vbat≧V4]である場合に、前記第1〜第3設定時間N1(50ms)〜N3(150ms)による第1電圧レベルV1以上への回復のための一時停止時間が経過したと判断された場合には(ステップD1〜D3→T1〜T3)、キー入力検知処理(ステップA3)を経て、再び次の分断テキストデータの合成音声出力処理に進む(ステップA4→AB,A1)。
一方、分断された一つのテキストデータの読み上げ合成音声出力後、前記検出電圧レベルVbatが停止を要する第4電圧レベルV4未満まで降下したと判断された場合には、例えば図8で示したように、電池残量不足によるエラーメッセージ表示画面G2が表示部17に表示され、当該指定のテキストデータの合成音声出力処理は終了される(ステップD3→A5)。
したがって、前記構成の携帯機器(電子辞書)10での第4実施形態の合成音声出力機能によれば、前記第1実施形態同様に、長文のテキストデータであっても、自然で違和感のない間合いを伴う読み上げ音声出力を行いながら、途中キャンセルなどの割り込み制御や電池残量不足時のエラーメッセージ表示処理を適時適切に行うことができるばかりでなく、分断テキスト毎の音声合成出力直後に行う電圧チェックに際し、検出電圧レベルVbatの降下幅V1〜V4に応じてそれぞれ異なる電源電圧回復待ち時間N1〜N3を設定することで、電池寿命を極力延ばすことができ、しかも当該音声出力の区切りの間合いが次第に長くなっていくことで電池の消耗具合をユーザに解り易く知らせることができる。
なお、前記第1実施形態の携帯機器(電子辞書)10における合成音声出力処理に伴うテキスト分断機能では、仮分断されたテキストデータの後端から抽出される各単語について、前置詞であると判断された場合には、当該前置詞単語が例え成句や熟語の末尾単語であっても該前置詞の前まででテキスト分断する(ステップB8→B9)構成としたが、次の第5実施形態の携帯機器(電子辞書)10における合成音声出力処理に伴うテキスト分断機能にて説明するように、前記抽出単語が前置詞であると判断された場合には(ステップB8)、仮分断されたテキストデータ上のそれよりさらに前方2単語に前置詞が存在するか否を判断確認し(ステップB91)、これも前置詞であると判断された場合には、この前方2単語の前置詞をも含めた前まででテキスト分断する(ステップB92)構成とし、成句や熟語での分断を防止してより違和感のない分断テキストデータの読み上げ音声出力を可能としてもよい。
(第5実施形態)
図15は、本発明の第5実施形態に係る携帯機器(電子辞書)10での合成音声出力処理に伴うテキスト分断処理を示すフローチャートである。
この第5実施形態の携帯機器(電子機器)10での合成音声出力処理に伴うテキスト分断処理において、前記図6を参照して説明した第1実施形態の携帯機器(電子機器)10での合成音声出力処理に伴うテキスト分断処理と同内容の処理ステップについては、同一のステップ番号を付してその説明を省略する。
すなわち、この第5実施形態の携帯機器(電子辞書)10における合成音声出力処理でのテキスト分断処理では、仮分断されたテキストデータの後端から抽出される各単語について(ステップB3)、カンマまたは関係詞または前置詞の何れであるか判断される(ステップB4,B6,B8)。
これが前置詞であると判断された場合には、当該仮分断されたテキストデータ上のその前置詞の単語よりさらに前方の2単語に前置詞が存在するか否かが判断される(ステップB91)。
そして、前置詞であると判断された一つ目の抽出単語からさらに前方の2単語も前置詞であると判断された場合には、この前方2単語の前置詞をも含めた前までで前記仮分断されたテキストデータが分断される(ステップB91→B92)。
これにより、例えば「in front of」などの成句や熟語の中間での分断を防止して、より違和感のない適切な分断テキストデータとすることができる。
一方、前記ステップB8において前置詞であると判断された仮分断テキストデータ中の抽出単語から、さらに前方2単語に前置詞は存在しないと判断された場合には、当該前置詞の前まででテキスト分断される(ステップB91→B93)。
そして、前記カンマまたは関係詞または一つの前置詞または二つの前置詞に従い分断されたところまでのテキストデータが一区切りの合成音声出力対象の正式なテキストデータとしてRAM12c内の分断後テキストメモリ12c4に書き込まれる(ステップB10)。
図16は、前記携帯機器(電子辞書)10でのテキスト分断処理によるテキストデータの前置詞抽出に伴う分断手順を第1〜第4実施形態の分断処理による場合と第5実施形態の分断処理による場合とで対比して示す図である。
図16(A)に示すように、第1〜第4実施形態でのテキスト分断処理による前置詞抽出に伴う分断手順では、例えば「in front of」の3単語からなる熟語が含まれた仮分断テキストデータについて、単に一つ目の前置詞を判断して分断してしまうと、矢印aで示す“in”と矢印bで示す“of”とで分断(分割)が生じてしまい“…”“in front”“of…”の分断テキストデータが生成されてしまう。
これに対し、図16(B)に示すように、第5実施形態でのテキスト分断処理による前置詞抽出に伴う分断手順では、矢印a′で示す一つ目の前置詞から矢印b′で示す前方二つ目の単語がまた前置詞であると判断された場合、その前方二つ目の前置詞の前でテキスト分断されるので、例えば“in front of …”の前で分断(分割)が生じることになり“…”“in front of …”としてより違和感の少ない分断テキストデータが生成され、その読み上げ音声出力が成されるようになる。
したがって、前記構成の第5実施形態の携帯機器(電子辞書)10での合成音声出力処理に伴うテキスト分断機能によれば、仮分断されたテキストデータ上の後端から順次抽出される単語について、前置詞であると判断された場合は、それよりさらに前方2単語に前置詞が存在するか否を判断確認し、これも前置詞であると判断された場合には、この前方2単語の前置詞をも含めた前まででテキスト分断し、その分断後のテキストデータについて読み上げ音声合成出力が行われるので、成句や熟語の中間でのテキスト分断を防止してより違和感のない分断テキストデータの読み上げ音声出力が可能になる。
なお、前記各実施形態の携帯機器(電子辞書)10では、辞書データ12b1の中から検索されてユーザ指定された見出語やその説明情報について、合成音声出力処理によりテキスト分断(分割)すると共に読み上げ音声出力する構成としたが、ユーザ自身の文字入力操作に応じてRAM12c内に一時記憶させた任意のテキストデータについて、同様の合成音声出力処理を実施し、テキスト分断(分割)および読み上げ音声出力する構成としてもよい。
また、前記各実施形態における合成音声出力処理に伴うテキスト分断処理では、テキストデータを仮分断するために予め設定されたデータ長について、当該テキストデータが規定の連続発音時間(例えば20秒)を超える文字数(例えば256文字)であるとして説明したが、これに限らず、テキストデータのバイト数(例えば256バイト)、単語数(例えば64単語)などであってもよい。
なお、前記各実施形態において記載した携帯機器(電子辞書)10による各処理の手法、すなわち、図3のフローチャートに示す辞書検索音声出力処理、図5のフローチャートに示す前記辞書検索音声出力処理に伴う第1実施形態の合成音声出力処理、図6のフローチャートに示す前記第1実施形態の合成音声出力処理に伴うテキスト分断処理、図9のフローチャートに示す前記辞書検索音声出力処理に伴う第2実施形態の合成音声出力処理、図11のフローチャートに示す前記辞書検索音声出力処理に伴う第3実施形態の合成音声出力処理、図13のフローチャートに示す前記辞書検索音声出力処理に伴う第4実施形態の合成音声出力処理、図15のフローチャートに示す第5実施形態の携帯機器(電子辞書)10による合成音声出力処理に伴うテキスト分断処理等の各手法は、何れもコンピュータに実行させることができるプログラムとして、メモリカード(ROMカード、RAMカード等)13、磁気ディスク(フロッピディスク、ハードディスク等)、光ディスク(CD−ROM、DVD等)、半導体メモリ等の外部記憶媒体に格納して配布することができる。そして、辞書のデータベース(12b)を有する種々のコンピュータ端末は、この外部記憶媒体に記憶されたプログラムをプログラムROM12aに読み込み、この読み込んだプログラムによって動作が制御されることにより、前記実施形態において説明した辞書検索・音声出力機能を実現し、前述した手法による同様の処理を実行することができる。
また、前記各手法を実現するためのプログラムのデータは、プログラムコードの形態として通信ネットワーク(インターネット)N上を伝送させることができ、この通信ネットワーク(インターネット)Nに接続されたコンピュータ端末(プログラムサーバ)から前記のプログラムデータを取り込み、前述した辞書検索・音声出力機能を実現することもできる。
なお、本願発明は、前記各実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。さらに、前記各実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、各実施形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されたり、幾つかの構成要件が組み合わされても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除されたり組み合わされた構成が発明として抽出され得るものである。
本発明の電子機器の実施形態に係る携帯機器(電子辞書)10の電子回路の構成を示すブロック図。 前記携帯機器(電子辞書)10のプログラムROM12a、データベースROM12b、RAM12cに記憶されるデータの内容を示す図。 前記携帯機器(電子辞書)10による辞書検索音声出力処理を示すフローチャート。 前記携帯機器(電子辞書)10の辞書検索音声出力処理に伴う検索情報表示画面G1の表示動作および音声発声動作を示す図。 前記携帯機器(電子辞書)10での辞書検索音声出力処理に伴う第1実施形態の合成音声出力処理を示すフローチャート。 前記携帯機器(電子辞書)10での第1実施形態の合成音声出力処理に伴うテキスト分断処理を示すフローチャート。 前記携帯機器(電子辞書)10でのテキスト分断処理によるテキストデータの分断手順を示す図。 前記携帯機器(電子辞書)10での合成音声出力処理に伴う電池残量不足検出時のエラーメッセージ表示画面G2を示す図。 前記携帯機器(電子辞書)10での辞書検索音声出力処理に伴う第2実施形態の合成音声出力処理を示すフローチャート。 前記携帯機器(電子辞書)10での合成音声出力処理に伴う電源電圧Vの変動状態をテキスト分断せずに音声出力した従来の場合と分断テキスト毎に一定時間N秒を空けて音声出力した本発明第2実施形態の場合とで対比して示す図。 前記携帯機器(電子辞書)10での辞書検索音声出力処理に伴う第3実施形態の合成音声出力処理を示すフローチャート。 前記携帯機器(電子辞書)10での第3実施形態の合成音声出力処理に伴う電源電圧Vの変動状態を示す図。 前記携帯機器(電子辞書)10での辞書検索音声出力処理に伴う第4実施形態の合成音声出力処理を示すフローチャート。 前記携帯機器(電子辞書)10での第4実施形態の合成音声出力処理に伴う電源電圧Vの変動状態を示す図。 本発明の第5実施形態に係る携帯機器(電子辞書)10での合成音声出力処理に伴うテキスト分断処理を示すフローチャート。 前記携帯機器(電子辞書)10でのテキスト分断処理によるテキストデータの前置詞抽出に伴う分断手順を第1〜第4実施形態の分断処理による場合と第5実施形態の分断処理による場合とで対比して示す図。
符号の説明
10 …携帯機器(電子辞書)
11 …CPU
12a…プログラムROM
12a1…辞書検索処理プログラム
12a2…合成音声出力処理プログラム
12a3…テキスト分断処理プログラム
12a4…音声合成処理プログラム
12b…データベースROM
12b1…辞書データ
12b2…音声データ
12c…RAM
12c1…入力文字メモリ
12c2…検索見出語メモリ
12c3…見出語情報指定位置メモリ
12c4…分断後テキストメモリ
12c5…電源電圧メモリ
12c6…タイマメモリ
13 …メモリカード
14 …キーボード(Key)
15 …タッチパネル
16 …入力部
16a…「音声」キー
16b…「決定」(実行)キー
16c…「↓」カーソルキー
17 …表示部(LCD)
18 …スピーカ
18a…アンプ(Amp)
19 …電源回路
B …電池電源
G1…検索情報表示画面
G2…エラーメッセージ表示画面
H …反転指示表示

Claims (7)

  1. 音声を出力する音声出力手段と、
    テキストを記憶するテキスト記憶手段と、
    テキストを音声出力対象に指定するテキスト指定手段と、
    このテキスト指定手段により指定されたテキストが予め設定されたデータ長以上のデータ長であるか否かを判断するデータ長判断手段と、
    このデータ長判断手段により前記指定されたテキストが予め設定されたデータ長以上のデータ長であると判断された場合に、当該テキストの文字列中の区切り文字に従って区切られたテキスト部分に分割するテキスト分割手段と、
    このテキスト分割手段により分割されたテキスト部分毎に、当該テキスト部分をその文字列に応じた音声に変換し前記音声出力手段により出力させる音声出力制御手段と、
    この音声出力制御手段による前記分割されたテキスト部分毎の音声出力後毎に、別の処理を行う別処理手段と、
    を備え
    前記別処理手段は、
    前記音声出力制御手段による前記分割されたテキスト部分毎の音声出力後毎に、電源電圧を検出し、その検出電圧が所定の電圧以上あるか否かを判断する電源チェック手段と、
    この電源チェック手段により検出電圧が所定の電圧以上ないと判断された場合は、当該検出電圧が所定の電圧以上に回復するまで予め設定された時間内で待機する電源回復待機手段と、
    この電源回復待機手段により前記検出電圧が所定の電圧以上に回復しないまま予め設定された時間以上経過した場合は、電源エラーを報知する電源エラー報知手段と、
    を有することを特徴とする電子機器。
  2. 音声を出力する音声出力手段と、
    テキストを記憶するテキスト記憶手段と、
    テキストを音声出力対象に指定するテキスト指定手段と、
    このテキスト指定手段により指定されたテキストが予め設定されたデータ長以上のデータ長であるか否かを判断するデータ長判断手段と、
    このデータ長判断手段により前記指定されたテキストが予め設定されたデータ長以上のデータ長であると判断された場合に、当該テキストの文字列中の区切り文字に従って区切られたテキスト部分に分割するテキスト分割手段と、
    このテキスト分割手段により分割されたテキスト部分毎に、当該テキスト部分をその文字列に応じた音声に変換し前記音声出力手段により出力させる音声出力制御手段と、
    この音声出力制御手段による前記分割されたテキスト部分毎の音声出力後毎に、別の処理を行う別処理手段と、
    を備え、
    前記別処理手段は、
    前記音声出力制御手段による前記分割されたテキスト部分毎の音声出力後毎に、電源電圧を検出する電源チェック手段と
    この電源チェック手段による検出電圧が所定の電圧未満で所定の停止電圧以上である場合は、その検出電圧値が低いほど長い設定時間で待機する電源回復待機手段と
    前記電源チェック手段による検出電圧が所定の停止電圧未満である場合は、電源エラーを報知する電源エラー報知手段と、
    を有することを特徴とする電子機器。
  3. 前記テキスト分割手段は、
    前記データ長判断手段により前記指定されたテキストが予め設定されたデータ長以上のデータ長であると判断された場合に、当該テキストを設定されたデータ長以下の単語の位置で仮分割する仮分割手段と、
    この仮分割手段により仮分割されたテキストの末尾から各単語を抽出し所定の区切り文字であるか否かを判断する区切り文字判断手段と、
    この区切り文字判断手段により所定の区切り文字であると判断された区切り文字に従って前記仮分割されたテキストを先頭から該区切り文字までのテキスト部分に分割する分割手段と、
    を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の電子機器。
  4. 前記所定の区切り文字は少なくとも前置詞を含み、
    前記分割手段は、
    前記区切り文字判断手段により前記仮分割されたテキストから抽出された単語が前置詞であると判断された場合に、当該前置詞と判断された単語からさらにテキスト前方の二つ目の単語が前置詞であるか否かを判断する前方前置詞判断手段と、
    この前方前置詞判断手段により前記前置詞と判断された単語からさらにテキスト前方の二つ目の単語が前置詞であると判断された場合には該二つ目の前置詞に従って前記仮分割されたテキストを先頭から該二つ目の前置詞前までのテキスト部分に分割し、テキスト前方の二つ目の単語が前置詞でないと判断された場合には前記区切り文字判断手段により前判断された前置詞に従って前記仮分割されたテキストを先頭から該前置詞前までのテキスト部分に分割する前置詞判断分割手段と、
    を有することを特徴とする請求項に記載の電子機器。
  5. 前記別処理手段は、さらに、
    前記電源チェック手段による検出電圧が所定の電圧以上である場合にキャンセルのキー入力を検知するキー検知手段と、
    前記電源チェック手段により検出電圧が所定の電圧以上ないと判断されたのち、前記電源エラー報知手段により電源エラーが放置された後に、音声出力を終了する電源エラー終了手段と、
    を有することを特徴とする請求項ないし請求項の何れか1項に記載の電子機器。
  6. 音声を出力する音声出力手段と、テキストを記憶するテキスト記憶手段とを備えた電子機器のコンピュータを制御するための制御プログラムであって、
    前記コンピュータを、
    前記記憶手段に記憶されたテキストを音声出力対象に指定するテキスト指定手段、
    このテキスト指定手段により指定されたテキストが予め設定されたデータ長以上のデータ長であるか否かを判断するデータ長判断手段、
    このデータ長判断手段により前記指定されたテキストが予め設定されたデータ長以上のデータ長であると判断された場合に、当該テキストの文字列中の区切り文字に従って区切られたテキスト部分に分割するテキスト分割手段、
    このテキスト分割手段により分割されたテキスト部分毎に、当該テキスト部分をその文字列に応じた音声に変換し前記音声出力手段により出力させる音声出力制御手段、
    この音声出力制御手段による前記分割されたテキスト部分毎の音声出力後毎に、別の処理を行う別処理手段、
    として機能させ、
    前記別処理手段は、
    前記音声出力制御手段による前記分割されたテキスト部分毎の音声出力後毎に、電源電圧を検出する電源チェック手段と
    この電源チェック手段による検出電圧が所定の電圧未満で所定の停止電圧以上である場合は、その検出電圧値が低いほど長い設定時間で待機する電源回復待機手段と
    前記電源チェック手段による検出電圧が所定の停止電圧未満である場合は、電源エラーを報知する電源エラー報知手段と、
    を有するように機能させる
    ためのコンピュータ読み込み可能な電子機器の制御プログラム。
  7. 音声を出力する音声出力手段と、テキストを記憶するテキスト記憶手段とを備えた電子機器のコンピュータを制御するための制御プログラムであって、
    前記コンピュータを、
    前記記憶手段に記憶されたテキストを音声出力対象に指定するテキスト指定手段、
    このテキスト指定手段により指定されたテキストが予め設定されたデータ長以上のデータ長であるか否かを判断するデータ長判断手段、
    このデータ長判断手段により前記指定されたテキストが予め設定されたデータ長以上のデータ長であると判断された場合に、当該テキストの文字列中の区切り文字に従って区切られたテキスト部分に分割するテキスト分割手段、
    このテキスト分割手段により分割されたテキスト部分毎に、当該テキスト部分をその文字列に応じた音声に変換し前記音声出力手段により出力させる音声出力制御手段、
    この音声出力制御手段による前記分割されたテキスト部分毎の音声出力後毎に、別の処理を行う別処理手段、
    として機能させ、
    前記別処理手段は、
    前記音声出力制御手段による前記分割されたテキスト部分毎の音声出力後毎に、電源電圧を検出する電源チェック手段と
    この電源チェック手段による検出電圧が所定の電圧未満で所定の停止電圧以上である場合は、その検出電圧値が低いほど長い設定時間で待機する電源回復待機手段と
    前記電源チェック手段による検出電圧が所定の停止電圧未満である場合は、電源エラーを報知する電源エラー報知手段と、
    を有するように機能させる
    ためのコンピュータ読み込み可能な電子機器の制御プログラム。
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