JP4604732B2 - 放電ランプ点灯装置および照明器具 - Google Patents

放電ランプ点灯装置および照明器具 Download PDF

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Description

本発明は、調光機能を有する放電ランプ点灯装置および照明器具に関する。
放電ランプの経年変化による光出力の低下や長期間の使用に伴う汚れによる光出力の低下を補正するために、放電ランプの交換後から放電ランプの累積点灯時間を計時し、この累積点灯時間に基づいて調光レベルを増加させ、累積点灯時間によらず光出力を略一定に保つ制御を行う照明装置が知られている。そして、この照明装置では放電ランプを交換する毎に累積点灯時間をリセットして累積点灯時間の計時を最初から行うようになっている。(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−15276号公報
ところで、装置に適合する適合ランプには定格寿命が異なるものがある。定格寿命が異なると調光レベルを増加させる対象となる寿命までの累積点灯時間が異なる。このように放電ランプが寿命になるまでの累積点灯時間が異なったときにどのようにすれば特別な回路構成を使用せずに光出力を略一定に保つ制御ができるかが課題となる。
本発明は、このような課題に鑑みて為されたもので、定格寿命の異なる適合ランプがあった場合において、特別な回路構成を使用せずに安価な構成で有りながら放電ランプの光出力を略一定に保つ制御ができる放電ランプ点灯装置および照明器具を提供する。
請求項に記載の放電ランプ点灯装置の発明は、放電ランプの点灯時間に基づいて調光信号を生成する調光信号生成手段と、調光信号に応じて放電ランプを、交換した最初は予め設定した初期調光レベルで点灯制御し、その後点灯時間の増加とともに徐々に調光レベルを高めるように点灯制御し、点灯時間が予め設定した放電ランプの定格寿命に達すると調光レベルを略100%にして全光点灯するように制御する制御手段とを具備し、放電ランプとして定格寿命が異なる複数種の放電ランプを使用可能とし、制御手段が調光レベルを略100%にする定格寿命を、使用可能な各種放電ランプの定格寿命の平均値に設定したことにある。
本発明によれば、放電ランプとして定格寿命が異なる複数種の放電ランプが使用可能になる。また、使用中の放電ランプの定格寿命としては使用可能な各種放電ランプの定格寿命の平均値が設定される。そして、調光信号により、放電ランプは、交換された当初は予め設定した初期調光レベルで点灯制御される。その後、点灯時間の増加とともに調光レベルが徐々に高められ、やがて、点灯時間が定格寿命の時間になると調光レベルが略100%に高められ全光点灯される。そして、これにより、特別な回路構成を使用せずに安価な構成でありながら放電ランプを交換しても各ランプ間で光出力を略一定に保つことができ、明るさの変化による不快感を与えるおそれはない。また、各放電ランプは本来の定格寿命と大幅にずれることなく設定された定格寿命に基づいて調光レベルが制御される。
請求項に記載の放電ランプ点灯装置の発明は、放電ランプの点灯時間に基づいて調光信号を生成する調光信号生成手段と、調光信号に応じて放電ランプを、交換した最初は予め設定した初期調光レベルで点灯制御し、その後点灯時間の増加とともに徐々に調光レベルを高めるように点灯制御し、点灯時間が予め設定した放電ランプの定格寿命に達すると調光レベルを略100%にして全光点灯するように制御する制御手段とを具備し、放電ランプとして定格寿命が異なる複数種の放電ランプを使用可能とし、制御手段が調光レベルを略100%にする定格寿命を、使用可能な各種放電ランプの定格寿命のうち最も長い定格寿命に設定したことにある。
本発明によれば、放電ランプとして定格寿命が異なる各種の放電ランプが使用可能になる。また、使用中の放電ランプの定格寿命としては使用可能な各種放電ランプの定格寿命のうち最も長い定格寿命に設定される。そして、調光信号により、放電ランプは、交換された当初は予め設定した初期調光レベルで点灯制御される。その後、点灯時間の増加とともに調光レベルが徐々に高められ、やがて、点灯時間が予め設定された定格寿命の時間になると調光レベルが略100%に高められ全光点灯される。こうして、特別な回路構成を使用せずに安価な構成で有りながら定格寿命の異なる放電ランプを使用しても、各放電ランプは光出力を略一定に保つことができ、明るさの変化による不快感を与えるおそれはない。また、使用中の放電ランプの定格寿命を各種放電ランプの定格寿命のうち最も長い定格寿命に設定するので、定格寿命の短い放電ランプを使用したときには光出力が低めに抑えられ、省電力効果が得られる。
請求項に記載の放電ランプ点灯装置の発明は、放電ランプの点灯時間に基づいて調光信号を生成する調光信号生成手段と、調光信号に応じて放電ランプを、交換した最初は予め設定した初期調光レベルで点灯制御し、その後点灯時間の増加とともに徐々に調光レベルを高めるように点灯制御し、点灯時間が予め設定した放電ランプの定格寿命に達すると調光レベルを略100%にして全光点灯するように制御する制御手段とを具備し、放電ランプとして定格寿命が異なる複数種の放電ランプを使用可能とし、制御手段が調光レベルを略100%にする定格寿命を、使用可能な各種放電ランプの定格寿命のうち最も短い定格寿命に設定したことにある。
本発明によれば、放電ランプとして定格寿命が異なる各種の放電ランプが使用可能になる。また、使用中の放電ランプの定格寿命しては使用可能な各種放電ランプの定格寿命のうち最も短い定格寿命に設定される。そして、調光信号により、放電ランプは、交換された当初は予め設定した初期調光レベルで点灯制御される。その後、点灯時間の増加とともに調光レベルが徐々に高められ、やがて、点灯時間が予め設定された定格寿命の時間になると調光レベルが略100%に高められ全光点灯される。こうして、特別な回路構成を使用せずに安価な構成でありながら定格寿命の異なる放電ランプを使用しても、各放電ランプは光出力を略一定に保つことができ、明るさの変化による不快感を与えるおそれはない。また、使用中の放電ランプの定格寿命を各種放電ランプの定格寿命のうち最も短い定格寿命に設定するので、定格寿命の長い放電ランプを使用したときにも十分な光出力を確保できる。
請求項記載の照明器具の発明は、請求項1ないし7のいずれか一記載の放電ランプ点灯装置と、この放電ランプ点灯装置を配設している照明器具本体を具備している。
本発明の照明器具によれば、特別な回路構成を使用せずに安価な構成で有りながら放電ランプを交換しても放電ランプの光出力を略一定に保つことができ、交換する前と交換した後で明るさの変化による不快感を与えるおそれはない。
本発明によれば、定格寿命の異なる適合ランプがあった場合において、使用中の定格寿命を適切に設定することで特別な回路構成を使用せずに安価な構成で有りながら放電ランプの光出力を略一定に保つ制御ができ、明るさの変化による不快感を与えるおそれはない。
また、本発明によれば、定格寿命の異なる各種の放電ランプを使用しても、各放電ランプを本来の定格寿命と大幅にずれることなく設定された定格寿命に基づいて調光レベルを制御して放電ランプの光出力を略一定に保つ制御ができる。
また、本発明によれば、使用中の放電ランプの定格寿命を各種放電ランプの定格寿命のうち最も長い定格寿命に設定するので、定格寿命の短い放電ランプを使用したときには光出力が低めに抑えられ、省電力化を図ることができる。
また、本発明によれば、使用中の放電ランプの定格寿命を各種放電ランプの定格寿命のうち最も短い定格寿命に設定するので、定格寿命の長い放電ランプを使用したときにも十分な光出力を確保できる。
また、本発明によれば、使用中の放電ランプの定格寿命を判定手段が判定したランプ品種に基づいて設定するので、定格寿命が異なる各種の放電ランプに対して適正な光出力制御ができる。
また、本発明によれば、使用中の放電ランプの定格寿命を外部設定できるので、定格寿命の異なる放電ランプに対して適正な光出力制御ができる。
また、本発明によれば、放電ランプを交換しても放電ランプの光出力を略一定に保つことができ、交換する前と交換した後で明るさの変化による不快感を与えるおそれがない照明器具を提供できる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。まず、本発明の一実施の形態について説明する。
図1は放電ランプ点灯装置の回路構成を示すブロック図で、放電ランプ点灯装置1は、高周波点灯装置2、放電ランプとしての蛍光ランプ3、ランプ接続検出回路4および制御回路5によって構成されている。前記制御回路5は、放電ランプ3の点灯時間を累積計時する計時手段としての計時部6、不揮発性の記憶部7、調光信号を生成する調光信号生成手段としての調光信号生成部8、制御手段としての主制御部9によって構成されている。
前記高周波点灯装置2は、整流・平滑回路11、アクティブ回路12及びインバータ回路13により構成されている。前記整流・平滑回路11は、商用交流電源Vsの交流電圧を整流し平滑し、その直流電圧を前記アクティブ回路12に入力する。前記アクティブ回路12は、例えば、昇圧チョッパ回路であり、入力した直流電圧を所定の出力電圧に変換して前記インバータ回路13に入力する。
前記インバータ回路13は、アクティブ回路12から出力された直流電圧を高周波電圧に変換して出力するように、1対の電界効果トランジスタFET1、FET2を用いてハーフブリッジ形に形成されている。すなわち、電界効果トランジスタFET1および電界効果トランジスタFET2の直列回路がアクティブ回路12の出力側に接続され、電界効果トランジスタFET2のドレイン、ソース間に、インダクタL1、直流カット用コンデンサC1及び始動用コンデンサC2が直列的に接続されている。
前記始動用コンデンサC2は、蛍光ランプ3の非電源側のフィラメント電極3a,3b間に接続されている。蛍光ランプ3のフィラメント電極3a,3bのそれぞれの両端は、高周波点灯装置2(インバータ回路13)の出力端子14a,14b、15a,15bに接続されている。前記始動用コンデンサC2は、前記出力端子14b,15b間に接続されている。
前記電界効果トランジスタFET1および電界効果トランジスタFET2のそれぞれのゲートは、駆動回路16に接続されている。前記駆動回路16は、制御回路5の主制御部9に接続されている。前記駆動回路16は、主制御部9の制御信号に応じて、蛍光ランプ3の予熱時、始動時および点灯時にそれぞれ所定の周波数で各電界効果トランジスタFET1、FET2を交互にスイッチング動作する。
前記高周波点灯装置2は、電界効果トランジスタFET1、FET2のスイッチング動作により、出力端子14a,14b、15a,15bに高周波電圧を出力して、蛍光ランプ3を調光点灯させる。そして、蛍光ランプ3は、フィラメント電極3a,3bのそれぞれの両端が図示しないランプソケットを介して出力端子14a,14b、15a,15bに接続され、高周波点灯装置2によって付勢される。
前記ランプ接続検出回路4は、4個の抵抗R1,R2,R3,R4、2個のコンデンサC3,C4、3個のダイオードD1,D2,D3、P形バイポーラトランジスタTr1およびN形バイポーラトランジスタTr2により構成されている。すなわち、前記電界効果トランジスタFET1のドレインおよび高周波点灯装置2の出力端子14a間に抵抗R1を接続し、出力端子14a,14b間にコンデンサC3を接続し、出力端子14b,15b間に抵抗R2を接続し、出力端子15a,15b間にコンデンサC4を接続し、出力端子15aおよび電界効果トランジスタFET2のソース間にダイオードD1と抵抗R3との直列回路を接続している。
また、出力端子14aおよび電界効果トランジスタFET2のソース間に、抵抗R4、バイポーラトランジスタTr1のエミッタ−コレクタ、ダイオードD2およびバイポーラトランジスタTr2のベース−エミッタの直列回路を接続している。そして、前記バイポーラトランジスタTr1のベースを、ダイオードD3を介してダイオードD1と抵抗R3との接続点Aに接続し、前記バイポーラトランジスタTr2のコレクタを主制御部9に接続している。バイポーラトランジスタTr2のコレクタはランプ接続検出回路4の出力端子を形成している。
蛍光ランプ3のフィラメント電極3a,3bが高周波点灯装置2(インバータ回路13)の出力端子14a,14b,15a,15bに接続されていると、アクティブ回路12の動作時に、インバータ回路13の電界効果トランジスタFET1のドレイン側から抵抗R1、蛍光ランプ3のフィラメント電極3a、抵抗R2、蛍光ランプ3のフィラメント電極3b、ダイオードD1、抵抗R3および電界効果トランジスタFET2のソース側の経路で電流が流れる。このとき、ダイオードD1および抵抗R3の接続点Aの電位は、バイポーラトランジスタTr1のエミッタ側電位よりも高くなるように抵抗R1,R2,R3,R4の抵抗値が予め設定されている。この結果、バイポーラトランジスタTr1はオンしない。従って、バイポーラトランジスタTr2もオンせず、制御回路5の主制御部9は基板アースに接続されない。
また、蛍光ランプ3のフィラメント電極3aが高周波点灯装置2(インバータ回路13)の出力端子14a,14bに接続されていないと、電界効果トランジスタFET1のドレイン側から抵抗R1を介して流れる直流電流は、コンデンサC3によりカットされる。また、蛍光ランプ3のフィラメント電極3bが高周波点灯装置2(インバータ回路13)の出力端子15a,15bに接続されていないと、電界効果トランジスタFET1のドレイン側から抵抗R1を介して流れる直流電流は、コンデンサC4によりカットされる。
すなわち、蛍光ランプ3のフィラメント電極3a,3bの少なくとも一方が高周波点灯装置2の出力端子14a,14b,15a,15bに接続されていないと、抵抗R3に電流が流れなくなる。このとき、ダイオードD1および抵抗R3の接続点Aの電位は、バイポーラトランジスタTr1のエミッタ側の電位よりも低くなるように予め設定されている。この結果、電界効果トランジスタTr1のドレイン側から抵抗R1、抵抗R4、バイポーラトランジスタTr1のエミッタ−ベース、ダイオードD3、接続点A、抵抗R3および電界効果トランジスタFET2のソース側の経路で電流が流れるので、バイポーラトランジスタTr1がオンする。
バイポーラトランジスタTr1がオンすると、インバータ回路13の入力電圧(アクティブ回路12の出力電圧)が抵抗R1および抵抗R4などにより降下されてバイポーラトランジスタTr2のベースに印加され、このバイポーラトランジスタTt2もオンする。バイポーラトランジスタTr2がオンすると、制御回路5の主制御部9は、バイポーラトランジスタTr2のコレクタ−エミッタを介して基板アースEに接続される。前記主制御部9は、基板アースEに接続すると、駆動電源が停止されるようになっている。従って、バイポーラトランジスタTr2がオンすると、主制御部9はインバータ回路13の電界効果トランジスタFET1、FET2のスイッチング動作を制御することができなくなり、インバータ回路13の動作が停止する。
このように、ランプ接続検出回路4は、高周波点灯装置2(インバータ回路13)および蛍光ランプ3の接続状態を検出する。すなわち、バイポーラトランジスタTr2がオンしたときに、高周波点灯装置2および蛍光ランプ3非接続を検出し、バイポーラトランジスタTr2がオフしたときに、高周波点灯装置2と蛍光ランプ3との接続を検出している。また、ランプ接続検出回路4が高周波点灯装置2と蛍光ランプ3との非接続を検出したときに、主制御部9によるインバータ回路13の電界効果トランジスタFET1、FET2のスイッチング動作を停止させて、出力端子14a,14b、15a,15bへの高周波電圧の出力を停止させる。
前記主制御部9には、計時部6と不揮発性の記憶部7と調光信号生成部8が接続されている。前記計時部6は、主制御部9の制御により蛍光ランプ3の累積点灯時間を、インバータ回路13の動作時間によって間接的に累積計時するものである。すなわち、計時部6は、ランプ接続検出回路4が高周波点灯装置2と蛍光ランプ3との接続を検出している状態で、主制御部9が駆動回路16に制御信号を送出して電界効果トランジスタFET1、FET2をスイッチング動作させているときに計時を行う。
前記記憶部7は、計時部6が計時した時間を累積して記憶する。主制御部9は、演算処理を行うCPU(中央処理装置)、プログラムが格納されているROMおよびデータを一時格納するメモリ等を設けたRAMを備え、プログラムに基づいて各種制御を行うもので、蛍光ランプ3が消灯される毎に記憶部7に記憶されている累積点灯時間と計時部6が計時した時間を読み込んで加算し、新たな累積点灯時間として記憶部7に記憶するとともに計時部6をリセットする。また、前記記憶部7には、使用する蛍光ランプ3の定格寿命を寿命時間として予め設定している。例えば、寿命時間として12,000時間を予め設定している。これは、図2の(a)に示すように、蛍光ランプ3は経年変化や長期間の使用による汚れによって光出力が徐々に低下する。すなわち、交換した当初の明るさを100%としたときにその明るさが点灯によって徐々に低下する。そこで、見た目明るさがまだ十分に維持できている、例えば70%に低下した時点をランプの定格寿命と設定し、この時点に達するまでの累積点灯時間を寿命時間として予め設定している。蛍光ランプ3の定格寿命は、高周波点灯装置に適合する蛍光ランプであっても品種によって異なるものがある。
前記調光信号生成部8は、たとえば、記憶部7に記憶されている蛍光ランプ3の定格寿命の寿命時間と計時した累積点灯時間に基づいて蛍光ランプ3を調光させる調光信号を生成し、当該調光信号を主制御部9に供給するようになっている。すなわち、調光信号生成部8は、新たな蛍光ランプ3が高周波点灯装置2に接続されたときに、主制御部9からの信号によって蛍光ランプ3を、図2の(b)に示すように、70%の初期調光レベルで点灯させる調光信号を出力し、その後、記憶部7に記憶されている蛍光ランプ3の定格寿命の寿命時間と累積点灯時間に基づいて蛍光ランプ3の調光レベルを増加させる調光信号を出力し、記憶部7に記憶されている蛍光ランプ3の累積点灯時間が定格寿命の寿命時間である12,000時間に達すると蛍光ランプ3の調光レベルが略100%(全光)となる調光信号を出力するように構成されている。これにより、蛍光ランプ3の光出力、すなわち明るさは、図2の(a)に一点鎖線で示すように、交換した当初から寿命時間に達するまで、全光の略70%の明るさで略一定に制御される。
前記調光信号生成部8は、調光信号としてPWM(パルス幅変調)調光信号を使用し、蛍光ランプ3の調光レベルをPWM調光信号のオンデューティを可変して制御するようになっている。
主制御部9は、インバータ回路13の駆動回路16に接続されており、調光信号生成部8から出力されたPWM調光信号に応じて、インバータ回路13の電界効果トランジスタFET1、FET2のスイッチング周波数を変化させる制御信号を送出するように構成されている。これにより、高周波点灯装置2は、図2の(c)に示すように、PWM調光信号のオンデューティを記憶部7に記憶されている蛍光ランプ3の累積点灯時間に基づいて30%から0%に徐々に変化させることで、図2の(b)に示すように調光レベルを変化させる制御を行う。そして、PWM調光信号のオンデューティが0%のとき蛍光ランプ3は全光となる。また、PWM調光信号のオンデューティが100%のときは調光オフとなり、高周波点灯装置2は、インバータ回路13の動作を停止させて蛍光ランプ3を消灯制御する。
次に、本発明の一実施の形態の作用について述べる。
ランプ接続検出回路4が高周波点灯装置2と蛍光ランプ3との接続を検出している状態で、商用交流電源Vsが投入されると、制御回路5の主制御部9の制御により、インバータ回路13の電界効果トランジスタFET1、FET2がスイッチング動作する。そして、出力端子14a,14b,15a,15bにインバータ回路13の高周波電圧が出力され、蛍光灯3は点灯する。
インバータ回路13は動作して蛍光灯3が点灯している期間、計時部6は点灯時間を計時する。そして、その後蛍光灯3が消灯されると、主制御部9は記憶部7に記憶されているそれまでの累積点灯時間に計時部6が計時した時間を累積し、新たな累積点灯時間として記憶部7に記憶する。また、計時部6は次の計時に備えてリセットされる。
調光信号生成部8は、記憶部7に記憶されている累積点灯時間に基づいてPWM調光信号のオンデューティを30%から0%の範囲で制御し、これにより、高周波点灯装置2によって点灯制御される蛍光ランプ3の調光レベルが70%から100%の範囲で制御される。すなわち、蛍光ランプ3が交換されたときには記憶部7に記憶されている累積点灯時間は略ゼロ時間であり、従って、蛍光ランプ3は調光レベル70%で点灯制御される。しかし、このときの蛍光ランプ3は最も明るさが大きい状態になっている。
その後、蛍光ランプ3は使用され続けることで明るさが徐々に低下するようになる。しかし、記憶部7に記憶されている累積点灯時間は増加し、これに伴って調光レベルが70%から徐々に増加するので、実際の蛍光ランプ3の明るさはほとんど変化しない。そして、記憶部7に記憶されている累積点灯時間が寿命時間である12,000時間に達すると調光レベルが100%になる。このとき、蛍光ランプ3の持っている明るさは当初の70%程度に低下しているが、調光レベル100%で点灯制御されるので、実際の蛍光ランプ3の明るさはほとんど変化しない。
このようにして、蛍光ランプ3は交換した当初から予め設定された寿命時間に達するまで、略一定の光出力、すなわち、同じ明るさになるように制御されるので、明るさの変化による不快感を与えるおそれはない。また、光出力を略一定に制御するのに制御回路5に特別な回路構成を組み込む必要は無く、安価な構成で実現できる。
そして、蛍光ランプ3として、寿命時間が装置に予め設定している定格寿命と略等しい、すなわち、寿命時間が略12,000時間の蛍光ランプ3を常に使用すれば、蛍光ランプ3を交換しても点灯時の明るさは常に一定の明るさを保持し続けることができ、例えば、常に部屋の明るさを一定に保持しなければならない環境においては極めて有効である。
なお、この実施の形態では、蛍光ランプ3として、定格寿命が装置に予め設定している定格寿命と略等しい定格寿命の蛍光ランプ3を使用するようにしたが必ずしもこれに限定するものではない。定格寿命が異なる複数種の蛍光ランプを使用することもできる。
例えば、定格寿命が12,000時間の蛍光ランプLAと定格寿命が15,000時間の蛍光ランプLBの両方を使用可能にする場合は、図3に示すように、高周波点灯装置2の記憶部7に予め設定する定格寿命を両方の平均値にする。すなわち、寿命時間として13,500時間を設定する。このとき、高周波点灯装置2が蛍光ランプLA及び蛍光ランプLBを点灯するときの調光レベルは図中一点鎖線のグラフg10で示すように変化する。なお、グラフg11は蛍光ランプLAを定格寿命12,000時間に基づいて光出力が略一定になるように制御するときの調光レベル変化を示し、グラフg12は蛍光ランプLBを定格寿命15,000時間に基づいて光出力が略一定になるように制御するときの調光レベル変化を示している。
このように、高周波点灯装置2の記憶部7に蛍光ランプLAの定格寿命と蛍光ランプLBの定格寿命の平均値を予め設定し、蛍光ランプの調光レベルを図3のグラフg10のように制御することで、定格寿命が異なる蛍光ランプを、それぞれの持つ定格寿命から設定される寿命が大きくずれることなく調光レベル制御ができる。すなわち、蛍光ランプLAは本来の定格寿命を使用した場合に比べて光出力が若干低下するが設定された寿命時間、光出力を略一定に制御することができる。しかも、光出力を若干低下させることができるので、省電力化を図ることができる。また、蛍光ランプLBは本来の定格寿命を使用した場合に比べて光出力が若干増加した状態で設定された寿命時間、光出力を略一定に制御することができる。また、この場合も制御部5に新たな回路部品を設ける必要は無く、安価な構成で実現できる。
このように、定格寿命が異なる2種類の蛍光ランプを使用しても蛍光ランプにおける光出力を略一定に制御することができる。従って、いずれの蛍光ランプを使用しても明るさは常に一定であり、明るさの変化による不快感を与えるおそれはない。
なお、ここでは、定格寿命の異なる2種類の蛍光ランプを使用する場合について述べたが、定格寿命が異なる3種類以上の蛍光ランプを使用してもよい。その場合においても各定格寿命の平均値を寿命時間として予め設定すればよい。
また、定格寿命が12,000時間の蛍光ランプLAと定格寿命が15,000時間の蛍光ランプLBの両方を使用可能にする場合に、高周波点灯装置2の記憶部7に予め設定する定格寿命を、定格寿命の長い方の蛍光ランプLBの定格寿命に設定する。すなわち、寿命時間として15,000時間を設定する。このとき、高周波点灯装置2が蛍光ランプLA及び蛍光ランプLBを点灯するときの調光レベルは図4において一点鎖線のグラフg20で示すように変化する。すなわち、蛍光ランプLBを定格寿命15,000時間に基づいて光出力が略一定になるように制御するときの調光レベル変化と一致する。なお、グラフg21は蛍光ランプLAを定格寿命12,000時間に基づいて光出力が略一定になるように制御するときの調光レベル変化を示している。
このように、高周波点灯装置2の記憶部7に定格寿命が長い蛍光ランプLBの定格寿命を予め設定し、蛍光ランプの調光レベルを図4のグラフg20のように制御することで、定格寿命が異なる蛍光ランプLA、LBを、その光出力が略一定になるように制御することができる。そして、蛍光ランプLAは本来の定格寿命を使用する場合に比べて光出力を若干低下させることができるので、蛍光ランプLAを点灯させるときには省電力化を図ることができる。
なお、ここでは、定格寿命の異なる2種類の蛍光ランプを使用する場合について述べたが、定格寿命が異なる3種類以上の蛍光ランプを使用してもよい。その場合においても記憶部7には使用する蛍光ランプのうち、最も長い定格寿命を予め設定すればよい。
また、定格寿命が12,000時間の蛍光ランプLAと定格寿命が15,000時間の蛍光ランプLBの両方を使用可能にする場合に、高周波点灯装置2の記憶部7に予め設定する定格寿命を、定格寿命の短い方の蛍光ランプLAの定格寿命に設定する。すなわち、寿命時間として12,000時間を設定する。このとき、高周波点灯装置2が蛍光ランプLA及び蛍光ランプLBを点灯するときの調光レベルは図5において一点鎖線のグラフg30で示すように変化する。すなわち、蛍光ランプLAを定格寿命12,000時間に基づいて光出力が略一定になるように制御するときの調光レベル変化と一致する。なお、グラフg31は蛍光ランプLBを定格寿命15,000時間に基づいて光出力が略一定になるように制御するときの調光レベル変化を示している。
このように、高周波点灯装置2の記憶部7に定格寿命が短い蛍光ランプLAの定格寿命を予め設定し、蛍光ランプの調光レベルを図5のグラフg30のように制御することで、定格寿命が異なる蛍光ランプLA、LBを、その光出力を略一定にして制御することができる。そして、蛍光ランプLBにおいては本来の定格寿命を使用した場合に比べて光出力を若干増大させることができるので、蛍光ランプLBを蛍光ランプLAの明るさに合わせてより明るくして点灯制御することができる。また、この場合も制御部5に新たな回路部品を設ける必要は無く、安価な構成で実現できる。
次に、本発明の他の実施の形態について説明する。
図6に示す他の実施の形態は、不揮発性の記憶部7にテーブルを備え、予め複数種の寿命時間を設定する。例えば、12,00時間、15,000時間、18,000時間の3種類の寿命時間をテーブルに設定する。そして、変更スイッチ21を外部に設け、この変更スイッチ21によって記憶部7に記憶する定格寿命を上記3種類の寿命時間のいずれかに変更する。主制御部9は記憶部7に記憶した定格寿命の寿命時間に基づいて光出力が略一定になるようにPMW調光信号のオンデューティを制御する。なお、その他の構成は前述した実施の形態と同様である。
このような構成においては、高周波点灯装置2に、例えば、定格寿命が15,000時間の蛍光ランプを接続したときには、記憶部7に記憶されている寿命時間が異なっていれば変更スイッチ21を操作して記憶部7に寿命時間として15,000時間をテーブルから読み出して変更する。なお、変更スイッチ21には現在どの寿命時間が設定されているか、例えばスイッチの操作ボタンの位置によって知ることができるようになっている。使用する蛍光ランプの定格寿命は、例えば説明書等に記載されてある。
この状態で高周波点灯装置2を動作して蛍光ランプ3を点灯させると、調光信号生成部8は当初はオンデューティが30%のPWM調光信号を生成し、これにより主制御部9は駆動回路16を制御して電界効果トランジスタFET1、FET2をスイッチング動作する。こうして、高周波点灯装置2は蛍光ランプ3を調光レベル70%で点灯制御する。そして蛍光灯3が点灯している期間、計時部6は点灯時間を計時し、その後蛍光灯3が消灯されると、計時部6が計時した点灯時間が記憶部7に記憶している累積点灯時間に累積され新たな累積点灯時間となる。
その後、調光信号生成部8は主制御部9に制御されて寿命時間が15,000時間で調光レベルが100%になる調光レベル特性と記憶部7に記憶されている累積点灯時間との関係からPWM調光信号のオンデューティが30%から減少するように制御される。そして、記憶部7に記憶されている累積点灯時間が15,000時間に達するとPWM調光信号のオンデューティが0%になり、蛍光ランプ3は全光点灯制御される。
その後、蛍光ランプ3か新たな蛍光ランプ3と交換され、その蛍光ランプ3の定格寿命が12,000時間であれば変更スイッチ21を操作して記憶部7に記憶されている寿命時間をテーブルのデータを使用して15,000時間から12,000時間に変更する。
このように、定格寿命が異なる蛍光ランプを接続しても、変更スイッチ21の操作によって予め記憶部7に記憶する定格寿命の寿命時間を接続した蛍光ランプの定格寿命に合わせることができる。従って、定格寿命が異なる各種蛍光ランプに対して、常に適切な明るさで寿命に達するまで光出力を略一定にした状態で点灯制御ができる。
図7に示す他の実施の形態は、ランプ電圧とランプ電流の検出部22を設け、ランプ接続検出回路4の抵抗R2の両端間電圧から点灯時のランプ電圧を検出するとともに、抵抗R3の両端間電圧から点灯時のランプ電流を検出する。そして、検出部22が検出したランプ電圧とランプ電流を制御回路5に設けた判定手段23に出力している。
前記判定手段23は、検出部22からランプ電圧とランプ電流を取り込んで、蛍光ランプ3のランプ特性を検出しランプ品種を判定する。そして、判定したランプ品種を主制御部9に知らせるようになっている。不揮発性の記憶部7には各ランプ品種に対応する定格寿命をテーブルとして設定されており、主制御部9は、テーブルを参照してランプ品種に対応した蛍光ランプ3の定格寿命を読み出して記憶部7に予め設定する。そして、主制御部9は記憶部7に記憶した定格寿命の寿命時間に基づいて光出力が略一定になるようにPMW調光信号のオンデューティを制御する。なお、その他の構成は前述した実施の形態と同様である。
このような構成においては、高周波点灯装置2に、例えば、定格寿命が15,000時間の蛍光ランプを接続して蛍光ランプ3を点灯すると、検出部22がランプ電圧とランプ電流を検出し、判定回路23がこの検出したランプ電圧とランプ電流からランプ特性を検出し、ランプ品種を判定して主制御部9に知らせる。
主制御部9は、テーブルを参照してランプ品種に対応した蛍光ランプ3の定格寿命を読み出して記憶部7に設定する。すなわち、テーブルから蛍光ランプ3の定格寿命15,000時間を読み出して記憶部7に設定する。そして、主制御部9は調光信号生成部8を制御し、記憶部7に記憶した定格寿命と、計時部6によって計時され、記憶部7に記憶されている累積点灯時間によって生成されるPMW調光信号のオンデューティを制御する。
こうして、主制御部9は、蛍光ランプ3を接続した当初はオンデューティ30%のPWM調光信号により駆動回路16を制御して電界効果トランジスタFET1、FET2をスイッチング動作する。こうして、高周波点灯装置2は蛍光ランプ3を調光レベル70%で点灯制御する。そして蛍光灯3が点灯している期間、計時部6は点灯時間を計時し、その後蛍光灯3が消灯されると、計時部6が計時した点灯時間が記憶部7に記憶している累積点灯時間に累積され新たな累積点灯時間となる。
その後、調光信号生成部8は主制御部9に制御されて寿命時間が15,000時間で調光レベルが100%になる調光レベル特性と記憶部7に記憶されている累積点灯時間との関係からPWM調光信号のオンデューティが30%から減少するように制御される。そして、記憶部7に記憶されている累積点灯時間が15,000時間に達するとPWM調光信号のオンデューティが0%になり、蛍光ランプ3は全光点灯制御される。
このように、定格寿命が異なる蛍光ランプを接続しても、検出部22と判定手段23によって蛍光ランプ3の品種が判定され、それに応じた定格寿命が記憶部7に予め設定される。こうして、予め記憶部7に記憶する定格寿命の寿命時間を接続した蛍光ランプの定格寿命に合わせることができる。従って、定格寿命が異なる各種蛍光ランプに対して、常に適切な明るさで寿命に達するまで光出力を略一定にした状態で点灯制御ができる。しかも、蛍光ランプの定格寿命が自動的に記憶部7に設定されるので、面倒な操作を不要にでき使い勝手がよい。
次に、放電ランプ点灯装置を組み込んだ照明器具ついて説明する。
図8に示す照明器具31は、天井などに設置される直付け照明器具であり、照明器具本体32が天井などに取り付けられている。照明器具本体32は、反射面33を有するカバー34が配設され、その両端に一対のランプソケット35,35が設けられている。
また、照明器具本体32は、カバー34内に放電ランプ点灯装置36を配設している。放電ランプ点灯装置36は、図1に示す放電ランプ点灯装置1と同じ構成であり、この放電ランプ点灯装置36に蛍光ランプ3がランプソケット35,35を使用して接続される。
蛍光ランプ3の経年変化による光出力の低下や長期間の使用に伴う汚れによる光出力の低下、また、カバー34の汚れによる反射効率の低下を補うように、蛍光ランプ3の調光レベルが予め設定された寿命時間(12,000時間)にわたって初期調光レベル(70%)から全光(100%)まで、ランプの交換時からのインバータ回路13の動作時間に応じて増加されるので、照明器具31は略一定の明るさで照明ができる。
なお、ここでは放電ランプ点灯装置として図1に示す放電ランプ点灯装置1と同じ構成のものを配置したが、図6及び図7に示す放電ランプ点灯装置1と同じ構成であってもよい。また、放電ランプ点灯装置の制御回路5の記憶部7には、初期調光レベル(70%)から全光(100%)まで、図3、図4あるいは図5に一点鎖線のグラフg10、g20、g30で示す調光レベル特性が得られる定格寿命を設定することもできる。
本発明の一実施の形態に係る放電ランプ点灯装置の回路構成を示すブロック図。 同実施の形態における蛍光ランプのランプ寿命と、明るさ、調光レベル、オンデューティとの関係を示す図で、(a)は蛍光ランプのランプ寿命と明るさとの関係を示す図、(b)は蛍光ランプのランプ寿命と調光レベルとの関係を示す図、(c)は蛍光ランプのランプ寿命とオンデューティとの関係を示す図である。 同実施の形態において定格寿命が異なる2種類の蛍光ランプを使用する場合の、記憶部に予め設定する寿命時間とそれによる調光レベル変化特性を示す図。 同実施の形態において定格寿命が異なる2種類の蛍光ランプを使用する場合の、記憶部に予め設定する寿命時間とそれによる調光レベル変化特性を示す図。 同実施の形態において定格寿命が異なる2種類の蛍光ランプを使用する場合の、記憶部に予め設定する寿命時間とそれによる調光レベル変化特性を示す図。 本発明の他の実施の形態に係る放電ランプ点灯装置の回路構成を示すブロック図。 本発明の他の実施の形態に係る放電ランプ点灯装置の回路構成を示すブロック図。 本発明の他の実施の形態に係る照明器具の構成を示す外観図。
符号の説明
1…放電ランプ点灯装置、2…高周波点灯装置、3…蛍光ランプ、4…ランプ接続検出回路、5…制御回路、6…計時部、7…記憶部、8…調光信号生成部、9…主制御部。

Claims (4)

  1. 放電ランプの点灯時間に基づいて調光信号を生成する調光信号生成手段と、
    調光信号に応じて放電ランプを、交換した最初は予め設定した初期調光レベルで点灯制御し、その後点灯時間の増加とともに徐々に調光レベルを高めるように点灯制御し、点灯時間が予め設定した放電ランプの定格寿命に達すると調光レベルを略100%にして全光点灯するように制御する制御手段とを具備し、
    前記放電ランプとして定格寿命が異なる複数種の放電ランプを使用可能とし、前記制御手段が調光レベルを略100%にする定格寿命を、使用可能な各種放電ランプの定格寿命の平均値に設定したことを特徴とする放電ランプ点灯装置。
  2. 放電ランプの点灯時間に基づいて調光信号を生成する調光信号生成手段と、
    調光信号に応じて放電ランプを、交換した最初は予め設定した初期調光レベルで点灯制御し、その後点灯時間の増加とともに徐々に調光レベルを高めるように点灯制御し、点灯時間が予め設定した放電ランプの定格寿命に達すると調光レベルを略100%にして全光点灯するように制御する制御手段とを具備し、
    前記放電ランプとして定格寿命が異なる複数種の放電ランプを使用可能とし、前記制御手段が調光レベルを略100%にする定格寿命を、使用可能な各種放電ランプの定格寿命のうち最も長い定格寿命に設定したことを特徴とする放電ランプ点灯装置。
  3. 放電ランプの点灯時間に基づいて調光信号を生成する調光信号生成手段と、
    調光信号に応じて放電ランプを、交換した最初は予め設定した初期調光レベルで点灯制御し、その後点灯時間の増加とともに徐々に調光レベルを高めるように点灯制御し、点灯時間が予め設定した放電ランプの定格寿命に達すると調光レベルを略100%にして全光点灯するように制御する制御手段とを具備し、
    前記放電ランプとして定格寿命が異なる複数種の放電ランプを使用可能とし、前記制御手段が調光レベルを略100%にする定格寿命を、使用可能な各種放電ランプの定格寿命のうち最も短い定格寿命に設定したことを特徴とする放電ランプ点灯装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれか一記載の放電ランプ点灯装置と、
    この放電ランプ点灯装置を配設している照明器具本体とを具備したことを特徴とする照明器具。
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