JP4603341B2 - 配電機器のブッシング - Google Patents

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Description

本発明は配電機器のブッシングに関するものであり、特に柱上変圧器のように、内部に油等を充填する配電機器に用いるブッシング装置に関するものである。
実公平7−43871号公報(特許文献1)の第1図乃至第3図には、碍管と該碍管内に配置される電線接続具とを有する配電機器のブッシングが示されている。碍管は、両端側にそれぞれ開口する第1及び第2の凹部と、第1及び第2の凹部との間を仕切る仕切壁部とを備えており、仕切壁部には、第1及び第2の凹部と連通する連通孔が形成されている。また、電線接続具は、第1の凹部内に収容される第1の接続部と、第2の凹部内に収容される第2の接続部と、連通孔を貫通する連結導体部とを有している。そして、第1の接続部に配電機器における外部電線が電気的に接続され、第2の接続部に配電機器における内部電線が電気的に接続されている。このブッシングでは、碍管の壁部に形成した外部電線挿入孔から電線接続具が延びる方向と直交する方向に外部電線を碍管の第1の凹部内に挿入している。そして、外部電線の芯線を第1の接続部の2つの分割具の間に挟み、ボルトを用いて2つの分割具を締め付けて第1の接続部と外部電線との電気的接続を図っている。また、第1の凹部の開口部は、碍子キャップを用いて塞いでいる。第1の凹部の開口部と碍子キャップとの間のシールドは、両者に設けた絶縁リングを接合させることにより図っている。
実公平7−43871号公報
しかしながら、このような従来の配電機器のブッシングでは、ブッシング内部の液密性を高めるために、多くの部品を必要として、組み立てに面倒な作業が必要になる。また、外部電線の芯線を第1の接続部の2つの分割具の間に挟むだけなので、第1の接続部と外部電線との接続強度を高めるのに限界がある。なお、第1の凹部または第2の凹部内にエポキシ樹脂等を充填して、ブッシング内部の液密性を高めることも考えられる。しかしながらエポキシ樹脂等を充填する場合には、樹脂の充填工程と硬化工程とが必要になる上、碍管の再利用を図れなくなる問題が生じる。
本発明の目的は、少ない部品点数でブッシング内部の液密性を容易に高めることができる配電機器のブッシングを提供することにある。
本発明の他の目的は、電線接続具と外部電線との接続強度を十分に高めることができる配電機器のブッシングを提供することにある。
本発明の他の目的は、碍管の再利用を図ることができる配電機器のブッシングを提供することにある。
本発明が改良の対象とする配電機器のブッシングは、碍管と電線接続具とを具備している。碍管は、一方の端面に開口する開口部を有する第1の凹部と一方の端面とは反対側に位置する他方の端面に開口する開口部を有する第2の凹部とを有し、第1の凹部と第2の凹部との間には仕切壁部を備えている。そして仕切壁部には、第1の凹部と第2の凹部とを連通する連通孔が形成されている。電線接続具は、前述の第1の凹部内に収容される第1の接続部と、第2の凹部内に収容される第2の接続部と、第1の接続部と第2の接続部とを連結し且つ連通孔を貫通する連結導体部とを有している。そして、第1の接続部には配電機器における外部電線が電気的に接続され、第2の接続部には配電機器における内部電線が電気的に接続されている。本発明のブッシングは、電線接続具の第1の接続部と外部電線との接続部分を包囲した状態で、第1の凹部内に圧入される弾性材料によって形成された弾性ブッシュを備えている。また、電線接続具の弾性ブッシュによって包囲される部分には、仕切壁部側に位置し、連結導体部の外周に沿って連続的に延び且つ仕切壁部に沿って延びる第1の係合面と前記第1の凹部の内面と平行または所定の角度を有して対向する第2の係合面とを備えた係合部が設けられている。そして、弾性ブッシュの内部には電線接続具の第1及び第2の係合面とそれぞれ係合する第1及び第2の被係合面が形成されている。弾性ブッシュは、電線接続具を碍管に対して取り付ける際に電線接続具が第1の凹部側から第2の凹部側へと移動する過程で、第1の凹部内で弾性ブッシュが圧縮変形されて弾性ブッシュの外面と第1の凹部の内面との間に第1の液密シールが形成され、同時に電線接続具の第1の係合面と弾性ブッシュの第1の被係合面との間に第2の液密シールが形成され、電線接続具の第2の係合面と弾性ブッシュの第2の被係合面との間に第3の液密シールが形成されるように変形する形状を有している。
本発明では、電線接続具の一部(第1の接続部)と外部電線との接続部分を包囲した弾性ブッシュを碍管の第1の凹部内に圧入するだけで第1の凹部を閉塞している。そして、この弾性ブッシュは、電線接続具を碍管に対して取り付ける際に電線接続具が第1の凹部側から第2の凹部側へと移動する過程で、第1の凹部内で弾性ブッシュが圧縮変形されて弾性ブッシュの外面と碍管の第1の凹部の内面との間に第1の液密シールが形成され、同時に電線接続具の一部(第1及び第2の係合部の係合面)と弾性ブッシュの一部(第1及び第2の被係合面)との間に第2及び第3の液密シールが形成されるように変形する形状を有している。そのため、電線接続具を第1の凹部側から第2の凹部側へと移動させて弾性ブッシュを第1の凹部内に圧入するという単純な作業により、弾性ブッシュと碍管との間の液密性と、電線接続具と弾性ブッシュとの間の液密性とを高めることができる。その結果、少ない部品点数でブッシング内部の液密性を容易に高めることができる。
また、電線接続具の第1の接続部と外部電線とを予め、かしめ等の工程により接続しておけば、第1の接続部と外部電線との接続強度を十分に高めることができる。
更に、本発明の配電機器のブッシングによれば、第1の凹部または第2の凹部内にエポキシ樹脂等を充填できるが、エポキシ樹脂等を充填しなくても、高い液密性を得ることができる。そのため、エポキシ樹脂等を充填しない場合には、碍管の再利用を図ることができる。
電線接続具の連結導体部に、係合部よりも仕切壁部側の位置に弾性ブッシュの底面に当接する当接面を有するフランジ部を設け、弾性ブッシュの形状を、弾性ブッシュが電線接続具の第1の接続部と外部電線との接続部分を包囲した状態で、電線接続具の第1の係合面と弾性ブッシュの第1の被係合面との間に第2の液密シールが形成され、フランジ部の当接面と弾性ブッシュの底面との間に第4の液密シールが形成される形状にするのが好ましい。このようにすれば、電線接続具の第1の接続部と外部電線との接続部分に弾性ブッシュを包囲するだけで、第2及び第4の液密シールを形成することができる。そのため、前述した弾性ブッシュの圧縮変形及び電線接続具の弾性ブッシュによる包囲の両方によって第2の液密シールが形成されることになり、第2の液密シールのシール性を更に高めることができる。また、第4の液密シールが形成されることにより、弾性ブッシュと碍管との間の第1の液密シールと、電線接続具と弾性ブッシュとの間の第2及び第3の液密シールに加えて、電線接続具のフランジ部と弾性ブッシュの底面との間にもシールを形成することができるので、ブッシング内部の液密性を更に高めることができる。
このような弾性ブッシュ及び電線接続具の形状は、例えば、第1の凹部内に挿入される前の弾性ブッシュの第1の被係合面と底面との間の距離が、電線接続具の第1の係合面と当接面との間の距離より大きく設定することにより可能になる。
フランジ部と仕切壁部との間には、連結導体部の外周面を囲むように配置された環状パッキングを圧縮した状態で配置するのが好ましい。このようにすれば、フランジ部と仕切壁部との間の液密性を高めることができ、ブッシング内部の液密性をより一層高めることができる。
弾性ブッシュは中心部を貫通する貫通孔を有しているものを用いることができる。この場合、貫通孔の途中に電線接続具の係合部が入る拡大部分を設け、第1の接続部が挿入される貫通孔の一方の開口部から第1の接続部が挿入された状態で、貫通孔の一方の開口部側に位置する拡大部分を囲む壁面の一部で第1の被係合面を構成するのが好ましい。このようにすれば、第1の接続部を貫通孔内に挿入して、電線接続具の係合部を拡大部分に入れるという単純な作業で、第2の液密シールを形成する電線接続具の係合部の第1の係合面と弾性ブッシュの第1の被係合面とを形成することができる。
弾性ブッシュは、種々の形状のものを採用できるが、第1の凹部内に挿入される前には、第1の凹部の内径寸法よりも外径寸法が大きい1以上の膨出部分を一体に有しており、膨出部分の膨出形状と配置位置とは、膨出部分が径方向内側に向かって圧縮変形させられたときに、弾性ブッシュの外面と第1の凹部の内面との間に第1の液密シールが形成され、同時に電線接続具の第1の係合面と弾性ブッシュの第1の被係合面との間に第2の液密シールが形成され、電線接続具の第2の係合面と弾性ブッシュの第2の被係合面との間に第3の液密シールが形成されるように定めるのが好ましい。このようにすれば、弾性ブッシュの形状及び径寸法を適宜に設定して膨出部分を形成するだけで、第1〜第3の液密シールの形成が可能な弾性ブッシュを容易に形成することができる。
また、弾性ブッシュは、弾性ブッシュが第1の凹部内に挿入される前には、第1の凹部の内径寸法よりも外径寸法が大きい2つの膨出部分を貫通孔が延びる方向に間隔をあけて一体に有して作ることができる。そして、電線接続具の連結導体部には、係合部よりも仕切壁部側の位置に、弾性ブッシュの底面に当接する当接面を有するフランジ部を設けることができる。この場合、第1の凹部に弾性ブッシュが挿入されたときに、第1の凹部の開口部側に位置する一方の膨出部分の膨出形状と配置位置とは、膨出部分が径方向内側に向かって圧縮変形させられたときに、弾性ブッシュの外面と第1の凹部の内面との間に第1の液密シールが形成されるように定め、他方の膨出部分の膨出形状と配置位置とは、膨出部分が径方向内側に向かって圧縮変形させられたときに、弾性ブッシュの外面と第1の凹部の内面との間に第1の液密シールが形成され、同時に電線接続具の第1の係合面と弾性ブッシュの第1の被係合面との間に第2の液密シールが形成され、電線接続具の第2の係合面と弾性ブッシュの第2の被係合面との間に第3の液密シールが形成され、しかも、フランジ部の当接面と弾性ブッシュの底面との間に第4の液密シールが形成されるように定めるのが好ましい。このようにすれば、弾性ブッシュの形状及び径寸法を適宜に設定して2つの膨出部分を形成するだけで、第1〜第3の液密シールに加えて第4の液密シールの形成が可能な弾性ブッシュを容易に形成することができる。
電線接続具の連結導体部の第2の凹部内に位置する部分には、雄ネジ部を形成し、雄ネジ部にナットを螺合させて、フランジ部とナットの間に仕切壁部を挟むようにして、電線接続具を碍管に対して取り付けるのが好ましい。このようにすれば、電線接続具の雄ネジ部にナットを螺合して締め付けるだけで、電線接続具を第1の凹部側から第2の凹部側へと移動させて弾性ブッシュを第1の凹部内に圧入する作業と、電線接続具を碍管に対して取り付ける作業とを同時に行うことができる。
本発明によれば、電線接続具を第1の凹部側から第2の凹部側へと移動させて弾性ブッシュを第1の凹部内に圧入するという単純な作業により、弾性ブッシュと碍管との間の液密性と、電線接続具と弾性ブッシュとの間の液密性とを高めることができる。その結果、少ない部品点数でブッシング内部の液密性を容易に高めることができる。
また、電線接続具の第1の接続部と外部電線とを予め、かしめ等の工程により接続しておけば、第1の接続部と外部電線との接続強度を十分に高めることができる。
更に、本発明の配電機器のブッシングは、第1の凹部または第2の凹部内にエポキシ樹脂等を充填しなくても高い液密性を得ることができるため、エポキシ樹脂等を充填しない場合には、碍管の再利用を図ることができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。図1は、柱上変圧器からなる配電機器に用いる本発明の配電機器のブッシングの第1の実施の形態の縦断面図であり、図2は図1の部分拡大図である。両図に示すように、この実施の形態のブッシングは、碍管1と該碍管1内に配置される電線接続具3及び弾性ブッシュ5とを具備している。碍管1は、管本体7と管本体7の外側に設けられた筒状壁部9とを有している。筒状壁部9は管本体7との間に環状の溝11が形成されるように一端に環状壁部9aを備えている。筒状部9は、この環状壁部9aを介して管本体7と一体に結合されている。本例のブッシングは、環状壁部9aが柱上変圧器(配電機器)のケースの外壁面に接触した状態で筒状部9が配電機器の外側に位置するように(環状の溝11が外側に向かって開口するように)、管本体7が配電機器の外壁部の貫通孔を貫通した状態で配電機器に取り付けられる。
管本体7は、中心線C1に沿って延びる円筒形に近い形状を有しており、長手方向1/3の位置には仕切壁部13が形成されている。この仕切壁部13により仕切られて、管本体7内には、配電機器外側に向かって開口する開口部を有する第1の凹部15と配電機器内部に向かって開口する開口部を有する第2の凹部17とが形成されることになる。仕切壁部13には、第1の凹部15と第2の凹部17とを連通する連通孔13aが形成されている。この連通孔13aには、電線接続具3の一部が貫通した状態で配置されている。
電線接続具3は、黄銅製の細長いロッド形状を有しており、第1の凹部15内に収容される第1の接続部19と、第2の凹部17内に収容される第2の接続部21と、第1の接続部19と第2の接続部21とを連結し且つ連通孔13aを貫通する連結導体部23とを有している。第1の接続部19は、端部に係合部25を有している。係合部25は、切頭円錐形を有しており、第1の凹部15の開口部から仕切壁部13に向かうにしたがって横断面積が大きくなる形状を有している。言い換えると、係合部25は、連結導体部23の外周に沿って連続的に延び且つ仕切壁部13に沿って延びる環状の第1の係合面25aを有している。また、係合部25は、第1の凹部15の開口部から仕切壁部13に向かうにしたがって中心線C1から離れるように傾斜する(第1の凹部15の内面1aと所定の角度を有して対向する)切頭円錐面形状の傾斜面からなる第2の係合面25bを有している。また、第1の接続部19の内部には、第1の凹部15の開口部側に開口して、係合部25が位置する部分を超えて長手方向に延びる細長い孔部19aが形成されている。この孔部19a内には、配電機器における外部電線27の芯線27aが挿入されている。そして、係合部25よりも仕切壁部13側に位置する第1の接続部19の円筒部分が径方向外側からかしめられて芯線27aが第1の接続部19に圧着されている。これにより、第1の接続部19に外部電線27が電気的に接続されている。
第2の接続部21の内部には、第2の凹部17の開口部側に開口して、長手方向に延びる細長い孔部21aが形成されている。孔部21a内には、配電機器における内部電線29の芯線29aが挿入されている。そして、第2の接続部21が径方向外側からかしめられて芯線29aが第2の接続部21に圧着されている。これにより、第2の接続部21に内部電線29が電気的に接続されている。
連結導体部23には、係合部25よりも仕切壁部13側の位置に円環状のフランジ部31が一体に設けられている。フランジ部31と仕切壁部13との間には、連結導体部23の外周面を囲むように配置された環状パッキング33が圧縮された状態で配置されている。また、連結導体部23の第2の凹部17内に位置する部分には、雄ネジ部23aが形成されている。この雄ネジ部23aにナット35が螺合されて、フランジ部31とナット35の間に仕切壁部13を挟むようにして、電線接続具3が碍管1に対して取り付けられる。本例では、ナット35と仕切壁部13との局所的な圧力を緩和し、雄ネジ部23aとナット35との間の螺合による結合力を高めるために、ナット35と仕切壁部13との間には、バネ座金37、座金39及びプレスボード41が配置されている。また、第2の凹部17内において電線接続具3が外側に露出する部分と内部電線29の一部とに跨って、クラフトペーパーからなる絶縁チューブ43が電線接続具3及び内部電線29の周囲を囲むように配置されている。
弾性ブッシュ5は、合成ゴム等の弾性材料から一体に形成されて、第1の凹部15内に挿入されている。図3に示すように、第1の凹部15内に挿入される前の弾性ブッシュ5は、本体部45と膨出部分47とを一体に有している。本体部45は、第1の凹部15内に挿入される円柱状部分45aと、弾性ブッシュ5が第1の凹部15内に挿入された状態で第1の凹部15の開口部から尖った状態で突出する切頭円錐部分45bとを有している。また、本体部45には、弾性ブッシュ5の中心部を貫通する貫通孔49が形成されている。貫通孔49内には、電線接続具3の第1の接続部19と外部電線27との接続部分が配置されている。これにより、弾性ブッシュ5は、電線接続具3の第1の接続部19と外部電線27との接続部分を包囲した状態で、第1の凹部15内に挿入される。貫通孔49の途中には、電線接続具3の係合部25が入る拡大部分49aが形成されている。拡大部分49aは、係合部25の切頭円錐形に合った形状を有している。弾性ブッシュ5の拡大部分49a内に露出する部分には、電線接続具3の係合部25の第1の係合面25aと係合する環状の第1の被係合面45cと、電線接続具3の係合部25の第2の係合面25bと係合する錐形の第2の被係合面45dとが形成されている。第1の凹部15内に挿入される前の弾性ブッシュ5の第1の被係合面45cと底面5aとの間の距離L1は、電線接続具3の第1の係合面25aとフランジ部31の当接面31aとの間の距離L2(図2)より大きく設定されている。このため、電線接続具3の第1の接続部19と外部電線27との接続部分に弾性ブッシュ5を包囲するだけで、電線接続具3の第1の係合面25aと弾性ブッシュ5の第1の被係合面45cとの間に第2の液密シールを形成することができ、フランジ部31の当接面31aと弾性ブッシュ5の底面5aとの間に第4の液密シールを形成することができる。
図3に示すように、膨出部分47は、円柱状部分45aの周囲を囲む形状を有しており、円柱状部分45aと一体に形成されている。そして膨出部分47の最も直径寸法が大きくなる部分は、第1の凹部15内に挿入される前には、第1の凹部15の内径寸法よりも大きい外径寸法を有している。本例では、膨出部分47の最も直径寸法が大きくなる部分が第1の凹部15内に位置するように弾性ブッシュ5は第1の凹部15内に挿入されている。この膨出部分47は、弾性ブッシュ5の底面5aから切頭円錐部分45bに向かうにしたがって外径寸法が大きくなり、途中部分から切頭円錐部分45bの表面と連続するように外径寸法が小さくなる。このため、膨出部分47は、弾性ブッシュ5の底面5aから切頭円錐部分45bに向かうにしたがって碍管1の中心線C1から離れるように傾斜する第1の切頭円錐面状の側面47aと、途中部分から碍管1の中心線C1に近づくように傾斜する第2の切頭円錐面状の側面47bとを有している。図2に示すように、本例では、弾性ブッシュ5は、膨出部分47の側面47a,47bが碍管1の第1の凹部15内に露出する内面1aと当接し、底面5aが電線接続具3のフランジ部31の当接面31aと当接するように、第1の凹部15内に圧入されている。そして、弾性ブッシュ5が第1の凹部15内に挿入された状態で膨出部分47を構成する材料が円柱状部分45a側に移動することにより、弾性ブッシュ5が圧縮変形されて、図2の矢印P1に示すように、膨出部分47の側面47a,47bから碍管1の内面1aに圧力が加わって、側面(弾性ブッシュ5の外面の一部)47a,47bと第1の凹部15の内面1aとの間に第1の液密シールが形成される。また、前述したように、電線接続具3の雄ネジ部23aにナット35が螺合されて、電線接続具3が第1の凹部15側から第2の凹部17側へと移動することにより、図2の矢印P2に示すように、弾性ブッシュ5の第1の被係合面45cから電線接続具3の係合部25の第1の係合面25aに圧力が加わって、第1の係合面25aと第1の被係合面45cとの間に第2の液密シールが形成される。また、矢印P3に示すように、弾性ブッシュ5の第2の被係合面45dから電線接続具3の係合部25の第2の係合面25bに圧力が加わって、第2の係合面25bと第2の被係合面45dとの間に第3の液密シールが形成される。
本例の配電機器のブッシングでは、電線接続具3による弾性ブッシュ5の包囲と、弾性ブッシュ5の圧縮変形との両方により第2の液密シールが形成されるので、第2の液密シールのシール性は特に高くなっている。
次に、碍管1内に電線接続具3及び弾性ブッシュ5を取り付ける方法を説明する。最初に、電線接続具3の第1の接続部19の孔部19a内に外部電線27の芯線27aを挿入し、第1の接続部19の円筒部分を径方向外側からかしめて芯線27aを第1の接続部19に圧着させて、第1の接続部19に外部電線27を電気的に接続する。この接続の際、弾性ブッシュ5の貫通孔49内に外部電線27が貫通するように、弾性ブッシュ5を外部電線27の途中部分に挿入して遊嵌させておいてもよい。また、第2の接続部21の孔部21a内に内部電線29の芯線29aを挿入し、第2の接続部21を径方向外側からかしめて芯線29aを第2の接続部21に圧着して、第2の接続部21に内部電線29を電気的に接続する。次に、拡大部分49a内に係合部25が入り、底面5aが電線接続具3のフランジ部31の当接面31aと当接するように、弾性ブッシュ5の貫通孔49内に、電線接続具3の第1の接続部19と外部電線27との接続部分を挿入する。係合部25の外径寸法は、貫通孔49の内径寸法より大きいが、切頭円錐形の頭部分から係合部25を貫通孔49内に挿入するので、比較的小さな力で貫通孔49内に挿入させることができる。これにより、電線接続具3の第1の係合面25aと弾性ブッシュ5の第1の被係合面45cとの間に第2の液密シールが形成され、フランジ部31の当接面31aと弾性ブッシュ5の底面5aとの間に第4の液密シールが形成される。
次に、碍管1の第1の凹部15内の仕切壁部13上に、環状パッキング33を配置してから、内部電線29の端部を第1の凹部15内から仕切壁部13の連通孔13a内に挿入する。そして、内部電線29を第2の凹部17の開口部から導出させると共に電線接続具3の連結導体部23の端部を仕切壁部13の連通孔13a内に貫通させる。そして、図4に示すように、プレスボード41、座金39、バネ座金37及びナット35を内部電線29に嵌合するように、内部電線29の端部側から挿入し、ナット35を連結導体部23の雄ネジ部23aの端部に螺合する。このような螺合はボックスタイプのスパナを用いることにより容易に行うことができる。
次にナット35を雄ネジ部23aに螺合して締め付ける。これにより、電線接続具3が第1の凹部15側から第2の凹部17側へと移動する過程で、第1の凹部15内で弾性ブッシュ5が圧縮変形されて弾性ブッシュ5の側面(弾性ブッシュ5の外面の一部)47a,47bと第1の凹部15の内面1aとの間に第1の液密シールが形成され、同時に電線接続具3の第1の係合面25aと弾性ブッシュ5の第1の被係合面45cとの間によりシール性の高い第2の液密シールが形成される。また、電線接続具3の第2の係合面25bと弾性ブッシュ5の第2の被係合面45dとの間に第3の液密シールが形成される。このように弾性ブッシュ5の圧入により、第1〜第3の液密シールが形成されて、碍管1内への電線接続具3及び弾性ブッシュ5の取り付けが完了する。
本例のブッシングでは、電線接続具3を第1の凹部15側から第2の凹部17側へと移動させて弾性ブッシュ5を第1の凹部15内に圧入するという単純な作業により、弾性ブッシュ5と碍管1との間の液密性と、電線接続具3と弾性ブッシュ5との間の液密性とを高めることができる。その結果、少ない部品点数でブッシング内部の液密性を容易に高めることができる。
図5は、本発明の第2の実施の形態のブッシングの縦断面の部分図であり、図6は、第1の凹部15内に挿入される前の本例のブッシングに用いられる弾性ブッシュ105の断面図である。本例のブッシングは、弾性ブッシュの膨出部分以外は、図1に示す第1の実施の形態のブッシングと同じ構造を有している。本例の弾性ブッシュ105の膨出部分は、第1の凹部15の開口部側から仕切壁部13側に向かって並ぶ第1及び第2の膨出部分147,148から構成されている。第1の凹部15の開口部側に位置する第1の膨出部分147の最大直径部は、第1の凹部15内に挿入される前には、第1の凹部15の内径寸法よりも大きい外径寸法を有しており、弾性ブッシュ105の中央部分105bから切頭円錐部分145bに向かうにしたがって外径寸法が大きくなり、途中部分から切頭円錐部分145bの表面と連続するように外径寸法が小さくなる。このため、第1の膨出部分147は、弾性ブッシュ105の中央部分105bから切頭円錐部分145bに向かうにしたがって碍管1の中心線C1から離れるように傾斜する第1の切頭円錐面状の側面147aと、途中部分から碍管1の中心線C1に近づくように傾斜する第2の切頭円錐面状の側面147bとを有している。
仕切壁部13側に位置する第2の膨出部分148の最大直径部も、第1の凹部15内に挿入される前には、第1の凹部15の内径寸法よりも大きい外径寸法を有しており、弾性ブッシュ5の底面105aから中央部分105bに向かうにしたがって外径寸法が大きくなり、途中部分から外径寸法が小さくなる。このため、第2の膨出部分148は、弾性ブッシュ105の底面105aから中央部分105bに向かうにしたがって碍管1の中心線C1から離れるように傾斜する第1の切頭円錐面状の側面148aと、途中部分から碍管1の中心線C1に近づくように傾斜する第2の切頭円錐面状の側面148bとを有している。本例では、弾性ブッシュ105は、膨出部分147の側面147a,147bと膨出部分148の側面148a,148bとが碍管1の第1の凹部15内に露出する内面1aと当接し、底面105aが電線接続具3のフランジ部31の当接面31aと当接するように、第1の凹部15内に圧入されている。そして、弾性ブッシュ105が第1の凹部15内に挿入された状態で第1及び第2の膨出部分147,148内に位置する弾性材料が内側に移動して弾性ブッシュ105が圧縮変形されて、図5の矢印P11に示すように、第1の膨出部分147の側面147a,147b及び第2の膨出部分148の側面148a,148bから碍管1の内面1aに圧力が加わって、側面(弾性ブッシュ105の外面の一部)147a,147b,148a,148bと第1の凹部15の内面1aとの間に第1の液密シールが形成される。また、矢印P12に示すように、弾性ブッシュ105の第1の被係合面145cから電線接続具3の係合部25の第1の係合面25aに圧力が加わって、第1の係合面25aと第1の被係合面145cとの間に第2の液密シールが形成される。また、また、矢印P13に示すように、弾性ブッシュ5の第2の被係合面145dから電線接続具3の係合部25の第2の係合面25bに圧力が加わって、第2の係合面25bと第2の被係合面145dとの間に第3の液密シールが形成される。更に本例では、第2の膨出部分148内に位置する弾性材料が内側に移動して弾性ブッシュ105が圧縮変形し、その反発力で、矢印P14に示すように、弾性ブッシュ105の底面105aから電線接続具3のフランジ部31の当接面31aに圧力が加わって、フランジ部31と底面(弾性ブッシュ105の外面の一部)105aとの間に第4の液密シールが形成される。
本例の配電機器のブッシングでは、電線接続具3による弾性ブッシュ105の包囲と、弾性ブッシュ105の圧縮変形との両方により第2及び第4の液密シールが形成されるので、第2及び第4の液密シールのシール性は特に高くなっている。
なお、上記各例では、弾性ブッシュの膨出部分は、切頭円錐面状の側面を有しているが、弾性ブッシュの膨出部分は、このような側面を有するものに限られるものではない。例えば、弾性ブッシュが第1の凹部の内径寸法よりも外径寸法が大きい円柱状を有している場合には、弾性ブッシュの第1の凹部の内径寸法よりも外側の部分が膨出部分となる。この場合、膨出部分は円柱面状の側面を有することになる。
本発明の第1の実施の形態の配電機器のブッシングの縦断面図である。 図1の部分拡大図である。 図1に示す配電機器のブッシングに用いる弾性ブッシュの断面図である。 図1に示す配電機器のブッシングにおいて、碍管内に電線接続具及び弾性ブッシュを取り付ける方法を説明するために用いる図である。 本発明の第2の実施の形態のブッシングの縦断面の部分図である。 図5に示す配電機器のブッシングに用いる弾性ブッシュの断面図である。
符号の説明
1 碍管
3 電線接続具
5 弾性ブッシュ
13 仕切壁部
13a 連通孔
15 第1の凹部
17 第2の凹部
19 第1の接続部
21 第2の接続部
23 連結導体部
23a 雄ネジ部
25 係合部
25a 第1の係合面
25b 第2の係合面
27 外部電線
29 内部電線
31 フランジ部
33 環状パッキング
35 ナット
47 膨出部分
49 貫通孔
49a 拡大部分
45c 第1の被係合面
45d 第2の被係合面

Claims (8)

  1. 一方の端面に開口する開口部を有する第1の凹部と前記一方の端面とは反対側に位置する他方の端面に開口する開口部を有する第2の凹部とを有し、前記第1の凹部と前記第2の凹部との間に仕切壁部を備え、前記仕切壁部に前記第1の凹部と前記第2の凹部とを連通する連通孔が形成されている碍管と、
    前記第1の凹部内に収容される第1の接続部と、前記第2の凹部内に収容される第2の接続部と、前記第1の接続部と前記第2の接続部とを連結し且つ前記連通孔を貫通する連結導体部とを有する電線接続具とを具備し、
    前記第1の接続部に配電機器における外部電線が電気的に接続され、前記第2の接続部に配電機器における内部電線が電気的に接続される配電機器のブッシングであって、
    前記電線接続具の前記第1の接続部と前記外部電線との接続部分を包囲した状態で、前記第1の凹部内に圧入される弾性材料によって形成された弾性ブッシュを備え、
    前記電線接続具の前記弾性ブッシュによって包囲される部分には、前記仕切壁部側に位置し、前記連結導体部の外周に沿って連続的に延び且つ前記仕切壁部に沿って延びる第1の係合面と前記第1の凹部の内面と平行または所定の角度を有して対向する第2の係合面とを備えた係合部が設けられており、
    前記弾性ブッシュの内部には前記電線接続具の前記第1及び第2の係合面とそれぞれ係合する第1及び第2の被係合面が形成されており、
    前記弾性ブッシュは、前記電線接続具を前記碍管に対して取り付ける際に前記電線接続具が前記第1の凹部側から前記第2の凹部側へと移動する過程で、前記第1の凹部内で前記弾性ブッシュが圧縮変形されて前記弾性ブッシュの外面と前記第1の凹部の内面との間に第1の液密シールが形成され、同時に前記電線接続具の前記第1の係合面と前記弾性ブッシュの前記第1の被係合面との間に第2の液密シールが形成され、前記電線接続具の前記第2の係合面と前記弾性ブッシュの前記第2の被係合面との間に第3の液密シールが形成されるように変形する形状を有していることを特徴とする配電機器のブッシング。
  2. 前記電線接続具の前記連結導体部には、前記係合部よりも前記仕切壁部側の位置に、前記弾性ブッシュの底面に当接する当接面を有するフランジ部が設けられており、
    前記弾性ブッシュ及び前記電線接続具の形状は、前記弾性ブッシュが前記電線接続具の前記第1の接続部と前記外部電線との接続部分を包囲した状態で、前記電線接続具の前記第1の係合面と前記弾性ブッシュの前記第1の被係合面との間に第2の液密シールが形成され、前記フランジ部の前記当接面と前記弾性ブッシュの底面との間に第4の液密シールが形成される形状を有している請求項1に記載の配電機器のブッシング。
  3. 前記第1の凹部内に挿入される前の前記弾性ブッシュの前記第1の被係合面と前記底面との間の距離が、前記電線接続具の前記第1の係合面と前記当接面との間の距離より大きく設定されている請求項2に記載の配電機器のブッシング。
  4. 前記フランジ部と前記仕切壁部との間に、前記連結導体部の外周面を囲むように配置された環状パッキングが圧縮された状態で配置されている請求項2に記載の配電機器のブッシング。
  5. 前記弾性ブッシュは中心部を貫通する貫通孔を有しており、
    前記貫通孔の途中に前記係合部が入る拡大部分を有しており、
    前記第1の接続部が挿入される前記貫通孔の一方の開口部から前記第1の接続部が挿入された状態で、前記貫通孔の前記一方の開口部側に位置する前記拡大部分を囲む壁面の一部が前記第1の被係合面を構成している請求項1に記載の配電機器のブッシング。
  6. 前記弾性ブッシュは、前記弾性ブッシュが前記第1の凹部内に挿入される前には、前記第1の凹部の内径寸法よりも外径寸法が大きい1以上の膨出部分を一体に有しており、
    前記膨出部分の膨出形状と配置位置とは、前記膨出部分が径方向内側に向かって圧縮変形させられたときに、前記弾性ブッシュの外面と前記第1の凹部の内面との間に前記第1の液密シールが形成され、同時に前記電線接続具の前記第1の係合面と前記弾性ブッシュの前記第1の被係合面との間に前記第2の液密シールが形成され、前記電線接続具の前記第2の係合面と前記弾性ブッシュの前記第2の被係合面との間に第3の液密シールが形成されるように定められている請求項1に記載の配電機器のブッシング。
  7. 前記弾性ブッシュは、前記弾性ブッシュが前記第1の凹部内に挿入される前には、前記第1の凹部の内径寸法よりも外径寸法が大きい2つの膨出部分を前記貫通孔が延びる方向に間隔をあけて一体に有しており、
    前記電線接続具の前記連結導体部には、前記係合部よりも前記仕切壁部側の位置に、前記弾性ブッシュの底面に当接する当接面を有するフランジ部が設けられており、
    前記第1の凹部に前記弾性ブッシュが挿入されたときに、前記第1の凹部の前記開口部側に位置する一方の前記膨出部分の膨出形状と配置位置とは、前記膨出部分が径方向内側に向かって圧縮変形させられたときに、前記弾性ブッシュの外面と前記第1の凹部の内面との間に前記第1の液密シールが形成されるように定められており、他方の前記膨出部分の膨出形状と配置位置とは、前記膨出部分が径方向内側に向かって圧縮変形させられたときに、前記弾性ブッシュの外面と前記第1の凹部の内面との間に前記第1の液密シールが形成され、同時に前記電線接続具の前記第1の係合面と前記弾性ブッシュの前記第1の被係合面との間に前記第2の液密シールが形成され、前記電線接続具の前記第2の係合面と前記弾性ブッシュの前記第2の被係合面との間に第3の液密シールが形成され、しかも前記フランジ部の前記当接面と前記弾性ブッシュの底面との間に第4の液密シールが形成されるように定められていることを特徴とする請求項1に記載の配電機器のブッシング。
  8. 前記電線接続具の前記連結胴部の前記第2の凹部内に位置する部分には、雄ネジ部が形成されており、前記雄ネジ部にナットが螺合されて、前記フランジ部と前記ナットの間に前記仕切壁部を挟むようにして、前記電線接続具が前記碍管に対して取り付けられていることを特徴とする請求項2に記載の配電機器のブッシング。
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