JP4603025B2 - 折畳み自転車 - Google Patents

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Description

本発明は、折畳み自転車に関するものである。
折畳み自転車は、保管収納や搬送(携帯)の便宜さを意図して種々の形式のものが提案されているが、この内、メインフレームの前方側に前輪を、後方側に後輪を配した自転車としては、前記のメインフレームを前後2分割にし、分割した部分をヒンジ等で接続し、折畳み時には分割した部分において2つ折りにするようにした構造のものがある(例えば、特許文献1)。
特開平11−490680号公報
自転車を折畳むには、折畳み時に前後の車輪を近接位置に配すれば配する程折畳み状態がコンパクトになるのであるが、前記従来構造のものは、前、後車輪を近接位置に配するために後車輪側のメインフレーム部分を後方に移動させるようにして前記のコンパクト化を図るようにしており、そのため構造が複雑となり、必然的に高価となる。また、折畳み状態時の形態では、移動には適さなく重荷となる。
前記従来構造のものは、メインフレームを前後2分割にした構造を採るので、乗車時に、該分割した部分に荷重が集中することにより耐久性に問題が生じ勝ちで、該問題点を回避するには当該分割部分を応分な装置で補強する必要がある。
本発明は、メインフレーム部分を分割するという考えの斯様な欠点を回避し、斬新な構造の折畳み自転車を提供すべく創案したものである。
前記課題を解決するため、本発明に係る折畳み自転車は、メインフレームの前方側に前輪を、後方側に後輪をそれぞれ配置した自転車であって、上端にハンドルを下端に前輪フォークをそれぞれ設けたハンドルポストを中に通して、前記ハンドルポストの長手方向に前記ハンドルと前輪フォークとの間を縦動し、かつ、前記ハンドルポストの長手方向の中心軸回りに回動自在に組付けられた縦動筒と、ハンドルポスト側接続部とメインフレーム側接続部とを有し、前記ハンドルポスト側接続部は、前記縦動筒の外周側に、前記ハンドルポストの長手方向に対し垂直な軸を中心に回動して、前記ハンドルポストに対し起伏自在になるように取付けられる一方、前記メインフレーム側接続部は、前記メインフレーム先端に、自転車走行時には上下方向を向く軸を中心に回動自在に取付けられる接続枠と、を有する折畳み自転車である。

本発明によれば、該縦動筒の周側に装置した接続枠にメインフレームの先端を枢着してあるから、縦動筒をハンドルポストに沿わせて上昇させつつ、縦動筒の周側に対して接続枠を起立させると、ハンドルポストに並行する方向すなわち縦方向に配置したメインフレームの接続軸はハンドルポストに対して交叉する方向すなわち横方向に配置されつつ前記縦動筒に伴われて上昇し、メインフレームはこの接続軸に牽引されつつ上昇し、従って、後輪は前輪に近接して折畳み操作を行うことができ、折畳み状態時にあっては、前、後の車輪を同方向に転動させることができるから移動(運搬)にも好適な折畳み自転車を提供できる。
図面は本発明に係る折畳み自転車の実施例を示し、図1乃至図7は第一実施例を、図8乃至図10は第二実施例を図11乃至図14は第三実施例をそれぞれ示し、本発明に係る自転車Aは、前輪1側の前部と後輪2側の後部との間に、単一なメインフレーム3を介在させ、該メインフレーム3の前方側に配した前記前輪1と、後方側に配した前記後輪2を折畳み時に互いに近接させるようにし、該折畳み操作を、前記前輪1を支持する前輪フォーク4を下端に備えた(連設した)ハンドルポスト5に縦動自在に組付けた縦動筒6,6´,6´´をハンドルポスト5に沿わせて上昇させ、その上昇と共に、該縦動筒6,6´,6´´に装置した接続枠7,7´,7´´を起伏手段によって縦動筒6,6´,6´´の周側に対して起立させて該接続枠7,7´,7´´に設けた接続軸8,8´,8´´を横にして、該接続軸8,8´,8´´に先端を回動自在に組付けた前記メインフレーム3の後方側の前記後輪2を前輪1に近接させて配するようにするものである。
第一実施例
図1乃至図7で示す第一実例の縦動筒6は、その周側の上部に突設した筒状の支持部片6aを備え、該支持部片6aの突設方向に対して直交する方向の、前記周側の下端部に、前記ハンドルポスト5の下部周側に突設した規制部片5aが係合する(相対的に)切欠6bを設けたもので、前記支持部片6aにおいて前記接続枠7を縦動筒6の周側(軸線)に対して起伏自在に組付ける一方、前記切欠6bを備えた下部には、切欠6bに係合した前記規制部片5aの直下位置を係離する、施錠材9の施錠杆9aを装置してある。
施錠材9は、先端側に螺杆部9a´を備えた前記施錠杆9aの基端に、施錠杆9aに対して直交する方向にして円柱状の支軸部9a´´を設け、該支軸部9a´´に施錠レバー9bを偏心外輪9b´において回動自在に組付ける一方、施錠杆9aに該施錠杆9aを順次貫通させるようにして圧接リング10と支杆11を組付けて構成したものである。
この施錠材9は、施錠杆9aの螺杆部9a´を、前記接続枠7のハンドルポスト側接続部7Aの一側下部に設けた上、下の支筒部7a,7a´に渡すようにして係合した前記支杆11の、支筒部7a,7a´間の中間部に備えたねじ孔11aに螺合し、前記の通り、施錠杆9aを貫通させるようにして該施錠杆9aに組付けた前記圧接リング10を、施錠杆9aの基部側すなわち施錠レバー9bの偏心外輪9b´に隣接位置に配する一方、前記縦動筒6の前記切欠6bの縁部に突設した受圧突子12に設けた横溝12aを、前記支杆11を中心に回動させる、施錠杆9aの基部が、係脱するように配してある。
縦動筒6の支持部片6aに組付けた前記接続枠7は、略円筒状の前記縦動筒6に係脱する、平面視U字形のハンドルポスト側接続部7Aを備え、該ハンドルポスト側接続部7Aの一片7A´側の下部に前記上下の支筒部7a,7a´を設けて、前記の通り、支杆11において施錠材9を支持させ、前記一片7A´と該一片7A´に対する他片7A´´のそれぞれに突設した組付け部片7b,7bと該組付け部片7b,7b間に介在させた、ハンドルポスト5側の前記支持部片6aに支軸(実施例ではボルト杆と該ボルト杆に螺合したナットで構成する)13を嵌挿して前記縦動筒6に、該縦動筒6(乃至ハンドルポスト5)の周側に対して起伏自在に組付けたものである。
また、ハンドルポスト側接続部7Aの前記他片7A´´に該他片7A´´のその長手方向(図2において縦方向)に沿わせて中央部片7cを熔接して、前記ハンドルポスト側接続部7Aとで前記接続枠7を構成するメインフレーム側接続部7Bを装置し、該メインフレーム側接続部7Bの、前記中央部片7cを介して相対する部片7d,7eには前記接続軸8を架設し、該接続軸8によって前記メインフレーム3前端部を前記接続枠7(のメインフレーム側接続部7B)に回動自在に枢着してある(ハンドル、前輪等を備えたハンドルポスト5側はメインフレーム3に対してこの接続軸8を中心に自在に回動し、乗車方向が決められる)。
そして、支軸13を中心にして接続枠7を回動させて縦動筒6の周側に対して倒伏させる(横方向から縦方向に方向換えする)ようにして、前記接続枠7のハンドルポスト側接続部7Aを、その平面視(断面)U字形を利用して縦動筒6の円弧面に係合し、支杆11を中心に施錠材9を回動させて施錠杆9aの基部側を、縦動筒6の下部に突設した受圧突子12の横溝12aに係合させて施錠レバー9bを偏心軸である、施錠杆9a側の支軸部9a´´を中心に回動させると、偏心外輪9b´は、施錠レバー9bの回動に伴われて圧接リング10の外輪9b´との対向面に形成した凹入縁10aに係合してこれを押圧し、圧接リング10は受圧突子12に圧接して、施錠杆9aに組付けた支杆11を介して接続状態にある接続枠7(ハンドルポスト側接続部7A)は支軸13を中心とする回動すなわち縦動筒6周側に対する起立(縦方向から横方向への方向換え)が規制され、なおかつ、ハンドルポスト5側の規制部片5aの直下に施錠杆9aが存するので、縦動筒6のハンドルポスト5に沿う上昇も規制される(乗車時には、縦動筒6にはハンドルポスト5に沿う下降方向に荷重が負荷されるが、非乗車状態での移動時にはこの規制がないと、ガタつきが生じることになり、規制部片5aによる施錠杆9aの規制によりこのガタつきを防ぐことができる)。
この乗車可能(自転車走行)状態時において、施錠レバー9bを前記と反対方向に回動させると、偏心外輪9b´は凹入縁10aから離脱し、圧接リング10の受圧突子12に対する圧接が解かれる。そして、支杆11を中心に施錠杆9aを回動させると、規制状態にあった、支軸13を中心とする接続枠7の回動は自在に行われる状態となる。この状態で、縦動筒6をハンドルポスト5に沿わせて上昇させつつ回動操作を行うと、接続枠7は支軸13を中心にして回動し、接続枠7(メインフレーム側接続部7B)は縦動筒6の周側に対して起立し(縦動筒6に対して交叉方向に突出し)て、ハンドルポスト5に対して並行状態にあった接続軸8は横伏状態となりつつ、メインフレーム3を牽引し、メインフレーム3の、接続軸8に回動自在に枢着した先端部は、該接続軸8に伴われて上昇し、その結果、メインフレーム3と接続枠7の接続部に位置する接続軸8を中心とする自転車Aの折畳み操作が行われ、最終段においては前後の車輪1,2が互いに並行する折畳み状態の自転車Aを得られる。
第二実施例
図8乃至図10で示す第二実施例の縦動筒6´は、周側の上下方向の中間部に相対して支持軸14,14を突設する一方、該支持軸14,14間の、前記周側の中央部位に座盤部15bに支筒部15aを突設して構成した支筒材15を前記座盤部15bにおいて前記周側に熔接して突設したもので、この縦動筒6´に設けた前記支持軸14,14には、側部片17b,17b間に前記縦動筒6´を介在させるようにして該縦動筒6´に組合わせた解錠枠17を、前記側部片17bにおいて回動自在に支持させ、該解錠枠17の側部片17bには押圧ピン18を突設し、該押圧ピン18を連けい片19の一端に設けた切欠19aに係合してある。
連けい片19の他端部は、前記支筒部15aに設けた規制切欠21および支筒部15aに回動自在に支持させた接続枠7´の二重円筒状の回動筒部7´aに設けた案内切欠23(規制切欠21に重ね合わせるように配した)に挿通させて回動筒部7´aより突出させるように施錠片20の一端に突設した規制ピン22によって施錠片20に回動自在に枢着してある。
第二実施例の接続枠7´は、ハンドルポスト側接続部7´Aと該接続部7´Aに対して直交方向に配したメインフレーム側接続部7´Bとで成るほぼL形枠体で構成し、板状の前記ハンドルポスト側接続部7´Aにはメインフレーム側接続部7´Bと並行する前記回動筒部7´aを設け、該回動筒部7´aの、前記ハンドルポスト側接続7´A側開口の円筒状空隙24に、縦動筒6´に突設した支筒材15の円筒状の前記支筒部15aを嵌挿し、この支筒部15aを軸として回動自在に縦動筒6´に組付けてある。
接続枠7´のハンドルポスト側接続部7´Aの回動筒部7´aの内側には、軸線上位置にして平板状の前記施錠片20を内嵌し、該施錠片20にコイルばね25を巻回して組付け、該コイルばね25の一端は、該施錠片20に設けた前記規制ピン22に係止し、他端を回動筒部7´aの底部(前記ハンドルポスト側接続部7´A)に係止させ、施錠片20の規制ピン22側の前記一端に対応する他端は、回動筒部7´aを通じて支筒材15の前記座盤部15bに設けた長孔26、前記縦動筒6´に設けた長孔26´およびハンドルポスト5に設けた長孔26´´を順次嵌脱するようにしてある。
なお、図示27は、コイルばね25の作用により施錠片20が長孔26,26´,26´´から離脱する方向に移動したとき、該施錠片20の前記規制ピン22側の端部に設けた切欠20aが係止して施錠片20の回動筒部7´aからの離脱を防ぐストッパーである。
接続枠7´のメインフレーム側接続部7´Bは、前記の通り、該接続部7´Bに接続軸8´を設け、これに第一実施例と同様にメインフレーム3の先端に設けた接続筒部3aを回動自在に外嵌してある。
そして、コイルばね25の作用によって施錠片20の一端は長孔26,26´,26´´に係合し、該係合状態は、ロック手段28によって解錠枠17の支持軸14を中心とする回動の規制によって保持され、この状態時には、前記フォーク4の頂部4a上に空設した突子30が接続枠7´に設けた凹入部29に係止すると共に、長孔26,26´,26´´に対する施錠片20の係合によって、支筒材15(支筒部15a)を中心とする接続枠7´の回動は規制され、自転車Aは走行時状態にあり、ハンドルポスト5側は接続軸8´を中心に自在に回動し、走行方向を自在に決められる状態にある。
このとき、前記ロック手段28によって規制ピン22を中心とする連けい片19の、反時計廻り方向(図8において)の回動は確実に規制されているが、解錠枠17に設けた、支持軸14と規制ピン22を結ぶ仮想直線より上方に位置させている押圧ピン18に、切欠19aにおいて連けい片19は係合されているので、コイルばね25が作用しても所謂トグル機構によって前記の状態は保持される(従って、ロック手段28は省略しても良い)。
なお、ロック手段28は、ロック部28aをばねに抗して押圧することによって先端28a´を縦動筒6´側に設けた受部28bより外すことによりロック状態が解かれるようになっている。
そして、ロック手段28によるロック状態を解く一方で、解錠枠17の中央部片17aの引っ掛け部17a´によって支持軸14を中心に解錠枠17を回動させると、該解錠枠17に設けた押圧ピン18は切欠19aにおいて連けい片19を押圧し、連けい片19は規制ピン22を中心として回動する(図8において反時計廻り方向)。連けい片19の回動に伴って該連けい片19の他端側に緩く嵌挿した規制ピン22に対する規制が解かれ、該規制ピン22にコイルばね25の付勢が現われ、規制ピン22は規制切欠21(縦動筒6´に固定した支筒材15に設けた)から離脱し、接続枠7´の回動筒部7´aに設けた案内切欠23に係合し、この規制ピン22の移動に伴って、該規制ピン22を設けた施錠片20の長孔26,26´,26´´に係合した一端側は、該長孔26,26´,26´´から離脱し、縦動筒6´はハンドルポスト5に沿って上昇できる状態となる。
そして、この状態を得てから、縦動筒6´をハンドルポスト5に沿って上昇させると、突子30部位置から凹入部29は上昇し、かつ、施錠片20が長孔26,26´,26´´より外れているので接続枠7´を支筒材15を軸として回動させ(倒伏させ)、回動(倒伏)させつつ接続軸8´を中心にメインフレーム3を回動させると、自転車Aの接続軸8´を中心とする折畳み操作が行われる。
ハンドルポスト5に沿う縦動筒6´の縦動操作と共に、或いは縦動操作と共に接続軸8´を中心とするメインフレーム3の回動操作によって自転車Aの折畳みが行われ、最終段においては接続枠7´の起立時にハンドルポスト5と並行していた接続軸8´が倒伏し、ハンドルポスト5の軸線に対してほぼ直交方向に変換し、ハンドルポスト5側の前輪1に対し、メインフレーム3側の後輪2が隣接して並行位置に存する自転車Aの折畳み状態を得られるのである
なお、折畳み状態から、ハンドルポスト5に沿わせて縦動筒6´を降下させつつ、接続枠7´を回動させ(接続枠7´に支持させた接続軸8´にメインフレーム3を回動自在に接続してあるのでメインフレーム3も接続軸8´の方向に従った回動操作が行われる)、そして、最終降下点部位置で解錠枠17を支持軸14を中心に回動させると、規制ピン22は規制切欠21に係合し、施錠片20は長孔26,26´,26´´に係合した、各部材が原位置に復帰した自転車Aの走行状態を得られる。
第三実施例
図11乃至図14で示す第三実施例の縦動筒6´´は、周側の上部側に突設した腕部片32を備え、前輪フォーク4の上端に設けた腕部片32´に隣接する直上に位置する下端部には腕部片32´に重ね合わせるようにして支持片33を突設し、該支持片33にボルト杆34とこれに螺合したナット35によって接続枠7´´を下端部において起伏(回動)自在に枢着してある。
接続枠7´´は、横断面コ字形枠7´´aの上端に部片7´´bを重ね合わせて成り、しかも、縦動筒6´´の前記腕部片32,32´間を係脱する長さのハンドルポスト側接続部7´´Aの前記コ字形枠7´´aの内側に、縦断面コ字形のメインフレーム側接続部7´´Bの基部を嵌合して熔接して構成したものである。
この接続枠7´´のメインフレーム側接続部7´´Bの上下の部片7´´c,7´´dに接続軸8´´を架設し、該接続軸8´´を、第一、第二の実施例と同様に、メインフレーム3に設けた接続筒部3aに挿通させてメインフレーム3の先端部を回動自在に枢着してある。
また、接続枠7´´を構成するハンドルポスト側接続部7´´Aとメインフレーム側接続部7´´Bの境界部に位置する、前記部片7´´bと上下の部片7´´c,7´´dの各部分にはそれぞれ透孔36,36´,36´´を設け、該透孔36,36´,36´´に施錠杆37aを貫通させるようにして施錠材37を接続枠7´´に組付けてある。
施錠材37は、先端側に螺杆部37a´を備えた前記施錠杆37aの基端に、施錠杆37aに対して直交する方向にして円柱状の支軸部37a´´を設け、該支軸部37a´´に施錠レバー37bを偏心外輪37b´において回動自在に組付け、また、施錠杆37aには該施錠杆37aを貫通させるように圧接リング38を組付ける一方、前記螺杆部37a´に螺合して挟持駒39を組付けてある。
この施錠材37は、前記圧接リング38を配置した基部側を、縦動筒6´´の前記腕部片32の先端部中央に設けた傾斜面40部に形成した切欠41に係合させて前記傾斜面40に前記圧接リング38を重ね合わせるようにする一方、前記挟持駒39を螺合した螺杆部37a´を前記腕部片32´の側面に設けた係合切欠42に係合させ、腕部片32側に設けた前記傾斜面40に平行して対抗する位置にしてフォーク4側の腕部片32´の底面に設けた傾斜面40´に前記挟持駒39を重ね合わせるようにしたものである。
そして、施錠レバー37bを回動させると、支軸部37a´´に対して偏心させた偏心外輪37b´は、施錠レバー37bの回動に伴われて、圧接リング38の、偏心外輪37b´との対抗面に形成した凹入縁38aに係合してこれを押圧し、圧接リング38は傾斜面40において縦動筒6´´の腕部片32に圧接する一方、圧接リング38に対向位置に存する挟持駒39がフォーク側すなわちハンドルポスト5の下端部に設けた腕部片32´に傾斜面40´において圧接してボルト杆34(ボルト杆で構成しなくとも良く、回動軸を成せば良い)を中心とする接続枠7´´の回動が規制され、接続軸8´´はハンドルポスト5と並行して自転車の走行状態が維持される。
この自転車走行状態時において、施錠レバー37bを前記操作と反対方向に回動させると、偏心外輪37b´は凹入縁38aから離脱し、圧接リング38の腕部片32に対する圧接が解かれる一方、挟持駒39を螺杆部37a´に沿って緩め方向に移動させ、ボルト杆34を中心に回動させつつ、施錠杆37aを腕部片32(の切欠41)から離脱させて、ハンドルポスト5下端部側の腕部片32´の係合切欠42から施錠杆37aを螺杆部37a´において離脱させると(このために係合切欠42は幅径を広くして螺杆部37a´が離脱し易くしてある)、接続枠7´´は枢軸であるボルト杆34を中心に自在に回動できる状態となる。
次いで、前輪フォーク4の頂部4aに係止させていた縦動筒6´´をハンドルポスト5に沿って上昇させつつ、ボルト杆34を中心にして接続枠7´´を回動させると、接続枠7´´にハンドルポスト5に並行させて装置した接続軸8´´は、第一、第二の実施例の接続軸8,8´と同様に縦軸から横軸へと向きを(起立状態から倒伏状態へと)変え、前輪に後輪が近接した、折畳みが行われるのである。
第一実施例の自転車の側面図。 図1の一部拡大図。 図2の右側面図。 図2のa−a線断面図。 図2のb−b線断面図。 折畳んだ状態を示す一部の正面図。 折畳んだ状態の略視側面図。 第二実施例の要部の断面図。 図8のc−c線断面図。 第二実施例の折畳んだ状態を示す一部の正面図。 第三実施例の要部の側面図。 図11のd−d線断面図。 図11のe−e線断面図。 第三実施例の折畳んだ状態を示す一部の側面図。
符号の説明
1 前輪
2 後輪
3 メインフレーム
4 前輪フォーク
5 ハンドルポスト
6 縦動筒
7 接続枠
7A ハンドルポスト側接続部
7B メインフレーム側接続部
8 接続軸

Claims (1)

  1. メインフレームの前方側に前輪を、後方側に後輪をそれぞれ配置した自転車であって、
    上端にハンドルを下端に前輪フォークをそれぞれ設けたハンドルポストを中に通して、前記ハンドルポストの長手方向に前記ハンドルと前輪フォークとの間を縦動し、かつ、前記ハンドルポストの長手方向の中心軸回りに回動自在に組付けられた縦動筒と、
    ハンドルポスト側接続部とメインフレーム側接続部とを有し、前記ハンドルポスト側接続部は、前記縦動筒の外周側に、前記ハンドルポストの長手方向に対し垂直な軸を中心に回動して、前記ハンドルポストに対し起伏自在になるように取付けられる一方、前記メインフレーム側接続部は、前記メインフレーム先端に、自転車走行時には上下方向を向く軸を中心に回動自在に取付けられる接続枠と、
    を有する折畳み自転車。
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