JP4600695B2 - 複合アンテナ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複合アンテナ装置に関する。
この技術分野において周知のように、現在、自動車等の車両には種々のアンテナが搭載される。例えば、そのようなアンテナとしては、SDARS(衛星デジタルラジオサービス)用アンテナ、GPS(全地球測位システム)用アンテナや、無線電話用アンテナ、AM/FMラジオ用アンテナ等がある。
SDARS(Satellite Digital Audio Radio Service)とは、米国における衛星(以下、「SDARS衛星」と呼ぶ)を使用したデジタル放送によるサービスである。すなわち、米国においては、SDARS衛星からの衛星波または地上波を受信して、デジタルラジオ放送を聴取可能にしたデジタルラジオ受信機が開発され、実用化されている。現在、米国では、XMとシリウスという2つの放送局が計250チャネル以上のラジオ番組を全国に提供している。このデジタルラジオ受信機は、一般には、自動車等の移動体に搭載され、周波数が約2.3GHz帯の電波を受信してラジオ放送を聴取することが可能である。すなわち、デジタルラジオ受信機は、モバイル放送を聴取することが可能なラジオ受信機である。受信電波の周波数が約2.3GHz帯なので、そのときの受信波長(共振波長)λは約128.3mmである。尚、地上波は、衛星波を一旦、地球局で受信した後、周波数を若干シフトし、直線偏波の電波で再送信したものである。すなわち、衛星波は円偏波の電波であるのに対して、地上波は直線偏波の電波である。
XM衛星ラジオ用アンテナ装置は、静止衛星2基より円偏波の電波を受信し、不感地帯では地上直線偏波設備により直線偏波の電波を受信する。一方、シリウス衛星ラジオ用アンテナ装置は、周回衛星3基(シンクロ型)より円偏波の電波を受信し、不感地帯では地上直線偏波設備により直線偏波の電波を受信する。
このようにデジタルラジオ放送では、約2.3GHz帯の周波数の電波が使用されるので、その電波を受信するアンテナ装置は、室外に設置される場合が多い。従って、デジタルラジオ受信機を自動車等の移動体に搭載するには、そのアンテナ装置を移動体の屋根等の車室外に取り付けられる。
円偏波の電波を受信するためのSDARS用アンテナとしては、パッチアンテナのような平面型アンテナや、ヘリカルアンテナのような円筒型アンテナが使用される。一般的には、円筒型アンテナが平面型アンテナよりも使用される。その理由は、広い指向性がアンテナを円筒型に形成することによって達成されるからである。
次に、円筒型アンテナの一つであるヘリカルアンテナについて説明する(例えば、特許文献1参照)。ヘリカルアンテナは、円筒状部材の周りに少なくとも1本の導線をヘリックス状(螺旋状)に巻いた構造をしており、上述した円偏波の電波を効率良く受信することができる。したがって、ヘリカルアンテナは、専ら衛星波を受信するために使用される。円筒状部材の材料としてはプラスチックなどの絶縁材料が使用される。また、導線の本数としては、受信感度を向上させるために、例えば、4本等のように複数本が使用されるのが一般的である。
尚、円筒状部材に複数本の導線をヘリックス状に巻くのは実際には非常に困難である。その為、可撓性の絶縁フィルム部材の一面上に複数本の導線から成るアンテナパターンを印刷したもの(以下「アンテナパターン付き絶縁フィルム部材」と呼ぶ)を作製し、そのアンテナパターン付き絶縁フィルム部材を円筒状部材に巻きつけるようにしたヘリカルアンテナも提案されている(例えば、特許文献2参照)。
尚、円筒状部材に複数本の導線をヘリックス状(螺旋状)に巻いた構造のヘリカルアンテナの場合、そのヘリカルアンテナの複数本のヘリックス導線で受信された複数の衛星波(円偏波の電波)は、移位器によってそれらの位相をシフトすることにより互いに位相を一致させて(調整して)合成された後、低雑音増幅器(LNA)によって増幅され、受信機本体へ送られる。
また、可撓性の絶縁フィルム部材の一面上に、4本の導体から成るアンテナパターンと、このアンテナパターンと電気的に接続されたフェーズシフタパターンとを形成したもの(以下「アンテナ/フェーズシフタパターン付き絶縁フィルム部材」と呼ぶ)も提案されている(例えば、特許文献3参照)。
一方、無線電話帯、FMラジオ帯、AMラジオ帯を受信可能な3波共用アンテナとして、ロッドアンテナ(バーアンテナ)が知られている。とにかく、無線電話用アンテナやAM/FMラジオ用アンテナとしてはバーアンテナが使用される。バーアンテナは金属体やグラスファイバ棒へ巻き線した物などから成る。
更に、衛星通信と地上通信のいずれをも利用することができる複合アンテナも提案されている。例えば、特許文献4は、円偏波アンテナを構成する誘電体円筒内部の略中心軸上にモノポールアンテナを配置してなる、共用アンテナを開示している。また、特許文献5は、円筒状誘電体の側面に4本の導体が巻き付けられ、その4本の導体に位相が順次90°ずつ異なるように高周波電力を給電する給電回路が接続された4線ヘリカルアンテナと、円筒状誘電体のほぼ中心軸上に設けられるモノポールアンテナとからなる複合アンテナを開示している。
一方、GPS(Global Positioning System)は、人工衛星を用いた衛星測位システムである。GPSは、地球を周回している24基の人工衛星(以下、「GPS衛星」と呼ぶ)のうちの4基のGPS衛星からの電波(GPS信号)を受信し、この受信した電波から移動体とGPS衛星との位置関係および時間誤差を測定して三角測量の原理に基づいて、移動体の地図上における位置や高度を高精度で算出することを可能としたものである。
GPSは、近年では、走行する自動車の位置を検出するカーナビゲーションシステム等に利用され、広く普及している。カーナビゲーション装置は、このGPS信号を受信するためのGPS用アンテナと、このGPS用アンテナが受信したGPS信号を処理して車両の現在位置を検出する処理装置と、この処理装置で検出された位置を地図上に表示するための表示装置等から構成される。GPS用アンテナとしては、パッチアンテナのような平面アンテナが使用される。
前述した携帯無線電話帯、FMラジオ帯、AMラジオ帯を受信可能な3波共用アンテナ(バーアンテナ)の他に、SDARS用アンテナやGPS用アンテナ等の平面アンテナをアンテナベースの主面上に搭載した複合アンテナ装置も提案されている(例えば、特許文献6参照)。
特開2001−339227号公報 特開2001−358525号公報 特開2006−254049号公報 特開平10−290115号公報 特開2002−314312号公報 特開2008−61175号公報
上述したように、上記特許文献4や特許文献5では、ヘリカルアンテナとモノポールアンテナとの、2つのアンテナ素子からなる複合アンテナ装置を開示している。このような構造の複合アンテナ装置においては、これら2つのアンテナ素子をロッド部分に収容し、低雑音増幅器(LNA)回路等の電子回路を搭載した回路基板をベース部分に収容して、ロッド部分とベース部分との間を機械的かつ電気的(信号伝達可能)に接続する必要がある。
しかしながら、上記特許文献4や特許文献5は、ロッド部分とベース部分とをどのように機械的かつ電気的(信号伝達可能)に接続するかについては何ら開示せず、示唆する記載もない。
また、このようにロッド部分とベース部分とからなる複合アンテナ装置の場合、上述したように、それらの間で信号を伝達させる必要がある。その場合、通常、次の方法が採用される。すなわち、ヘリカルアンテナ(第1のアンテナ素子)で受信した第1の受信信号とモノポールアンテナ(第2のアンテナ素子)で受信した第2の受信信号とを結合器(カプラ)で結合し、その結合した信号を1系統の伝達経路を介して信号伝達し、結合した信号を回路基板上に搭載された信号分離器でもとの2つの信号に分離する。しかしながら、このような信号伝達方法では、分配損失(結合/分離損失)が発生してしまう。その結果、複合アンテナ装置の各アンテナ素子での受信感度が劣化するという問題がある。
一方、上記特許文献6に記載された複合アンテナ装置では、2つの平面アンテナをアンテナベースの主面上に搭載しているので、それ2つの平面アンテナが互いに近づくと、指向性で干渉するという問題がある。それを解決するために、2つの平面アンテナ間の距離を離すと、干渉は低減されるが、複合アンテナ装置のサイズが大きくなってしまうという問題ある。
したがって、本発明の課題は、ロッド部分とベース部分とを容易に機械的かつ電気的(信号伝達可能)に接続するのを可能にした複合アンテナ装置を提供することにある。
本発明の他の課題は、ロッド部分をベース部分に対して、容易に、取り付け、取り外しが可能な、複合アンテナ装置を提供することにある。
本発明の更に他の課題は、分配損失が無く、ロッド部分とベース部分との間で信号伝達を可能とし、各アンテナ素子での受信感度を向上させることができる複合アンテナ装置を提供することにある。
本発明のもっと他の課題は、アンテナ素子間の干渉を無くすことができ、かつ小型化できる、複合アンテナ装置を提供することにある。
本発明によれば、筒状のヘリカルアンテナ(20)から構成された第1のアンテナ素子(20)と、筒状のヘリカルアンテナの中央部を貫通して設けられたバーアンテナ(30)から構成された第2のアンテナ素子(30)と、第1および前記第2のアンテナ素子を収容し、基部(42)で下端が開口した凹部(42a)を有するロッド部分(40)と、電子回路を搭載した回路基板(50;50A)と、この回路基板を収容し、凹部内へ突出して設けられた凸部(62)を有するベース部分(60;60A)と、ロッド部分(40)の基部(42)に設けられ、ロッド部分の凹部へ突出した雄型同軸コネクタ部分(72)と、ベース部分(60;60A)の凸部に設けられ、雄型同軸コネクタ部分と嵌合される雌型同軸コネクタ部分(74)と、から構成された同軸コネクタ(70)と、を備え、雄型同軸コネクタ部分(72)は、ロッド部分(40)の中心線と同心で、かつ第1のアンテナ素子(20)で受信された第1の受信信号を伝達するためのロッド側信号伝達部材(722)と、このロッド側信号伝達部材の外周面を覆い、第2のアンテナ素子(30)で受信された第2の受信信号を伝達するためのロッド側外部導体(724)とから構成され、雌型同軸コネクタ部分(74)は、ロッド側信号伝達部材と電気的に接続されて、ロッド側信号伝達部材を伝達されて来た第1の受信信号を回路基板側へ伝達するためのベース側信号伝達部材(742)と、このベース側信号伝達部材の外周面を覆い、ロッド側外部導体を伝達されて来た第2の受信信号を回路基板側へ伝達するためのベース側外部導体(744)とから構成され、これによって、上記同軸コネクタは、ロッド部分の基部(42)で、ロッド部分とベース部分との間を機械的に接続すると共に、第1及び第2のアンテナ素子で受信された第1及び第2の受信信号を回路基板側へ信号伝達可能に接続することを特徴とする複合アンテナ装置(10;10A)が得られる。
上記本発明の複合アンテナ装置(10;10A)は、車体のルーフ(100)に固着されてよい。同軸コネクタは、ロッド部分(40)をベース部分(60;60A)に対して着脱自在なスクリュー型同軸コネクタ(70)から構成されることが好ましい。この場合、雄型同軸コネクタ部分(72)は、ロッド側外部導体(724)の外周面に雄ネジが切られた雄型螺合部(724−1)を有し、雌型同軸コネクタ部分(74)は、ベース側外側導体(744)の内周面に前記雄ネジと螺合される雌ネジが切られた雌型螺合部(744−1)を有する。
また、上記本発明の複合アンテナ装置(10;10A)において、バーアンテナ(30)は、AM/FMラジオ帯の電波を受信するためのものであってよく、ヘリカルアンテナ(30)は、SDARS衛星からの電波を受信するSDARS用アンテナであってよい。ベース部分(60)は、カバー部(64)とベース部(66)とから構成されてよい。この場合、回路基板(50)は、ベース部の主面上に垂直にかつ平行に配置された第1及び第2の基板(51、52)から構成されてよく、第1の基板はベース側信号伝達部材(742)と電気的に接続され、第2の基板はベース側外部導体(744)と電気的に接続されてよい。
さらに、上記本発明の複合アンテナ装置(10A)において、回路基板(50A)上に搭載された第3のアンテナ素子(90)を更に有してもよい。第3のアンテナ素子は、平面アンテナからなってよい。平面アンテナは、板金パッチアンテナから構成されることが好ましい。平面アンテナは、GPS衛星からの電波を受信するGPS用アンテナであってよい。
尚、上記括弧内の符号は、本発明の理解を容易にするために付したものであり、一例にすぎず、これらに限定されないのは勿論である。
本発明では、ロッド部分の基部で、ロッド部分とベース部分とを同軸コネクタにより接続しているので、ロッド部分とベース部分とを容易に機械的かつ電気的(信号伝達可能)に接続することができる。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1乃至図3を参照して、本発明の第1の実施の形態に係る複合アンテナ装置10について説明する。図1は複合アンテナ装置10を、車体に固着した状態で示す右側面図である。図2は複合アンテナ装置10の左側面部分断面図であり、図3は複合アンテナ装置10の正面部分断面図である。図1乃至図3において、後述するロッド部分40が延在する長手方向(高さ方向)をZ軸方向で表し、左右方向(幅方向)をY軸方向で表し、Z軸方向とY軸方向とに直交する方向(前後方向、奥行き方向)をX軸方向で表している。
図1に示されるように、図示の複合アンテナ装置10は、車体のルーフ100の後縁部やクォーターパネルに固着手段102によって取り付けられる。
複合アンテナ装置10は、第1のアンテナ素子20と、第2のアンテナ素子30と、第1及び第2のアンテナ素子20、30を収容する中空のロッド部分40と、電子回路を搭載した回路基板50と、この回路基板50を収容するベース部分60とを備える。ロッド部分40は可撓性のある材料で構成されている。
ロッド部分40とベース部分60とは、ロッド部分40の基部42で、後述するように、同軸コネクタ70によって機械的に接続されている。この同軸コネクタ70は、後述するように、第1及び第2のアンテナ素子でそれぞれ受信された第1及び第2の受信信号を、回路基板50側へ信号伝達可能に接続する役目をも持っている。このように、ロッド部分40とベース部分60との間の接続に同軸コネクタ70を採用しているので、ロッド部分40とベース部分60とを容易に機械的かつ電気的(信号伝達可能)に接続するのを可能にしている。
同軸コネクタ70は、ロッド部分40の基部42に設けられた第1の同軸接続部分72と、ベース部分60に設けられ、第1の同軸接続部分72と嵌合される第2の同軸接続部分74とから構成される。図示の同軸コネクタ70は、ロッド部分40をベース部分60に対して着脱自在なスクリュー型同軸コネクタから構成されている。このように同軸コネクタとしてスクリュー型同軸コネクタ70を採用しているので、ロッド部分40をベース部分60に対して、容易に、取り付けおよび取り外しすることが可能である。
図4はロッド部分40の外観を示す背面図であり、図5は図4の線V−Vに関する断面図である。
ロッド部分40は、基部42で下端40aが開口した凹部42aを有する。一方、ベース部分60は、この凹部42aへ突出して設けられた凸部62を有する。
第1の同軸接続部分72は、ロッド部分40の凹部42aへ突出した雄型同軸コネクタ部分から成る。第2の同軸接続部分74は、ベース部分60の凸部62に設けられ、雄型同軸コネクタ部分72と嵌合される雌型同軸コネクタ部分から成る。
雄型同軸コネクタ部分72は、ロッド部分40の中心線と同心で、かつ第1の受信信号を伝達するためのロッド側信号伝達部材722と、このロッド側信号伝達部材722を覆い、第2の受信信号を伝達するためのロッド側外部導体724とを有する。このロッド側外部導体724は、外周面に雄ネジ(図示せず)が切られた雄型螺合部724−1を有する。ここで、図示のロッド側信号伝達部材722は、端子ピン(中心導体)と、この端子ピンを覆う絶縁座(樹脂)とから構成される。そして、この絶縁座(樹脂)の周囲をロッド側外部導体724で覆っている。
一方、雌型同軸コネクタ部分74は、ロッド側信号伝達部材722と電気的に接続されて、ロッド側信号伝達部材722を伝達されて来た第1の受信信号を回路基板50側へ伝達するためのベース側信号伝達部材742と、このベース側信号伝達部材742の外周面を覆い、ロッド側外部導体724を伝達されて来た第2の受信信号を回路基板50側へ伝達するためのベース側外部導体744とを有する。このベース側外部導体744は、内周面に上記雄ネジと螺合される雌ネジ(図示せず)が切られた雌型螺合部744−1を有する。ここで、図示のベース側信号伝達部材742は、上記ロッド側信号伝達部材722と同様に、端子ピン(中心導体)と、この端子ピンを覆う絶縁座(樹脂)とから構成される。そして、この絶縁座(樹脂)の周囲をベース側外部導体744で覆っている。
ロッド側信号伝達部材722とベース側信号伝達部材724は、50Ωのインピーダンスを持つ不平衡線路として働く。
図6及び図7は、それぞれ、ロッド部分40に収容される第1及び第2のアンテナ素子20、30を示す正面図および右側面図である。
図示の例において、第1のアンテナ素子20は、筒状のヘリカルアンテナから成り、第2のアンテナ素子30は、この筒状の第1のアンテナ素子20の中央部を貫通して設けられたバーアンテナから成る。バーアンテナ30は、AM/FMラジオ帯の電波を受信するためのものである。図示のバーアンテナ30は、ロッド部分40の長手方向(Z軸方向)に延在するバー部分32と、このバー部分32の外周面に巻き付けられた巻き線34とから構成されている。バー部分32は、屈曲可能な材料から構成されている。この巻き線34は、バー部分32の上端から下端まで継続して巻かれている。巻き線34は、一様に巻かれる部分もあるし、間隔が空いて直線に近くなる部分もある。
ヘリカルアンテナ20は、SDARS衛星からの電波を受信するSDARS用アンテナである。ヘリカルアンテナ20は、ロッド部分40の中心線と同心で、ロッド部分40の長手方向(Z軸方向)に延在する円筒部材202と、この円筒部材202の外面面に巻き付けられたアンテナ/フェーズシフタパターン付き絶縁フィルム部材204とから構成される。円筒部材202は、堅い材料から構成されている。
第1のアンテナ素子(ヘリカルアンテナ)20の円筒部材202の中心部分は元来電圧は微小である。したがって、この円筒部材202の中心部分に第2のアンテナ素子(バーアンテナ)30を設置しても、第1のアンテナ素子20と第2のアンテナ素子30との間の互いの干渉は非常に少ない。
図8にアンテナ/フェーズシフタパターン付き絶縁フィルム部材204を示す。尚、この図8は、上記特許文献3の図2に図示された可撓性の絶縁フィルム部材と実質的に同様の図である。以下では、アンテナ/フェーズシフタパターン付き絶縁フィルム部材204を、単に、絶縁フィルム部材と呼ぶことにする。図8において、(A)は絶縁フィルム部材204の第1の面(外周面)20−1を示す平面図であり、(B)は絶縁フィルム部材204の第2の面(内周面)20−2を示す平面図である。
絶縁フィルム部材204は、ヘリカルアンテナ部分20Hとフェーズシフタ部分20Pとから構成される。ヘリカルアンテナ部分20Hは、実質的に平行四辺形の形状をしており、フェーズシフタ部分20Pは、実質的に矩形の形状をしている。
絶縁フィルム部材204の一対の側辺間を、第1の面20−1が外周面となるように接続して、円筒部材202の外面面上に筒体に巻き付けられる。一対の側辺間の接続は、例えば、両面接着テープや接着剤、半田付けなどによって行われる。
ヘリカルアンテナ部分20Hの第1の面20−1上には、第1乃至第4の導体21、22、23、24から成るアンテナパターンが形成されている。図示の第1の乃至第4の導体21〜24の各々は、ロッド部分40の長手方向(Z軸方向)で2回反対方向へ屈曲した状態で、側辺と平行に延在して形成されている。従って、上述したように絶縁フィルム部材204を筒体に丸めると、第1乃至第4の導体21〜24の各々は、筒体の外周面に、ロッド部分40の長手方向(Z軸方向)で2回反対方向へ屈曲した状態で、ヘリックス状に延在して形成されることになる。第1乃至第4の導体21〜24から成るアンテナパターンはヘリカルアンテナとして働く。
フェーズシフタ部分20Pの第1の面20−1上には、上記アンテナパターンと電気的に接続されたフェーズシフタパターン25が形成されている。従って、上述したように絶縁フィルム部材204を筒体に丸めると、筒体の外周面にフェーズシフタパターン25が形成されることになる。このフェーズシフタパターン25は移相器として働く。
フェーズシフタ部分20Pの第2の面20−2上には、グランドパターン27が形成されている。すなわち、グランドパターンは、フェーズシフタパターン25が形成された場所と対向する面に形成されている。従って、上述したように絶縁フィルム部材204を筒体に丸めると、筒体の内周面で、且つフェーズシフタパターン25が形成された場所と対向する面にグランドパターン27が形成されることになる。このグランドパターン27は、フェーズシフタパターン25を覆うように設けられたシールド部材として働く。
フェーズシフタ部分20Pは、下方に突出する舌片部20P−1を有する。この舌片部20P−1には、フェーズシフタパターン25の出力端子25aが設けられている。この出力端子25aの位置に孔28−1が設けられている。また、舌片部20P−1には、この孔28−1を中心とした対角線上の4箇所に、位置決め用穴28−2が設けられている。
図6に示されるように、ロッド側外部導体724は、X軸方向の前方へ突出する4つの位置決め固定用突起724−2を持つ。これら4つの位置決め固定用突起724−2が上記4つの位置決め用穴28−2に挿入され、半田付けされる。尚、上記フェーズシフタパターン25の出力端子25aは、上記ロッド側同軸ケーブル722の中心導体と上記孔28−1を介して電気的に接続される。
図6及び図7に加えて図2及び図3をも参照して、絶縁フィルム部材204より上方の、円筒部材202の上端部には円筒状のスペーサ206が設けられている。すなわち、スペーサ206は、ロッド部分40の内壁と第1のアンテナ素子20の円筒部材202との間に配置されている。これにより、ロッド部分40の内壁と第1のアンテナ素子20との間の隙間を一定に保つことができる。
図5に示されるように、第1のアンテナ素子(ヘリカルアンテナ)20の円筒部材202および第2のアンテナ素子(バーアンテナ)30のバー部分32の下部には、円筒状のカシメ金具76が設けられている。また、バー部分32の下部の外周面には、巻き線34と接続された銅テープから成る導電部材36が取り付けられている。このバー部分32の導電部材36が、カシメ金具76に圧入され、カシメて固定されている。銅テープ36は、第2のアンテナ素子30の巻き線をカシメ金具76にはんだ付けし、又はカシメだけ固定した場合、無くても良い。
また、ロッド部分40の基部42の内壁と雄型同軸コネクタ部分72のロッド側外部導体724との間には、スペーサ44が設けられている。すなわち、スペーサ44は、ロッド部分40の基部42の内壁と雄型同軸コネクタ部分72のロッド側外部導体724との間に配置されている。
図2及び図3に示されるように、ベース部分60は、カバー部64とベース部66とから構成されている。回路基板50は、ベース部66の主面上に垂直かつ平行に配置された第1及び第2の基板51および52から構成されている。第1の基板51は、ベース側同軸ケーブル742と電気的に接続されている。第2の基板52は、ベース側外部導体744と電気的に接続されている。詳述すると、第1の基板51には、基板側外部導体82が取り付けられている。この基板側外部導体82は、ベース側外部導体744と電気的に接続されている。ベース側同軸ケーブル742は、この基板側外部導体82の中央部を貫通して、第1の基板51に接続されている。一方、基板側外部導体82の背面から導線84が突出しており、この導線84は第2の基板52に接続されている。
従って、第1のアンテナ素子(ヘリカルアンテナ)20で受信された第1の受信信号は、雄型同軸コネクタ部分72のロッド側信号伝達部材722および雌型同軸コネクタ部分74のベース側信号伝達部材742を介して、第1の基板51に伝達される。この第1の基板51上には、第1のLNA回路(SDARS用LNA回路)(図示せず)が搭載されている。この第1のLNA回路は、第1の受信信号を増幅するための回路である。
一方、第2のアンテナ素子(バーアンテナ)32で受信された第2の受信信号は、カシメ金具36、雄型同軸コネクタ部分72のロッド側外部導体724、雌型同軸コネクタ部分74のベース側外部導体744、基板側外部導体82、および導線84を介して第2の基板52に伝達される。この第2の基板52上には、アンプ回路(AM/FM用アンプ回路)(図示せず)が搭載されている。このアンプ回路は、第2の受信信号を増幅するための回路である。
このように、本発明では、同軸コネクタ70を使用して、第1及び第2のアンテナ素子20および30でそれぞれ受信された第1及び第2の受信信号を、ロッド部分40から回路基板50へ伝達しているので、従来必要であった、結合器(カプラ)や信号分離器が不要である。したがって、分配損失を無くすことができる。その結果、複合アンテナ装置10の第1及び第2のアンテナ素子20および30での受信感度を向上させることができる。
図9を参照して、本発明の第2の実施の形態に係る複合アンテナ装置10Aについて説明する。図9は複合アンテナ装置10Aの右側面一部切欠部分断面図である。図示の複合アンテナ装置10Aは、第3のアンテナ素子90を更に備えると共に、ベース部分および回路基板が後述するように相違する点を除いて、図1乃至図3に示した複合アンテナ装置10と同様の構成を有する。したがって、ベース部分および回路基板に、それぞれ、60Aおよび50Aの参照符号を付している。図1乃至図8に示したものと同様の機能を有するものに同一の参照符号を付し、説明の簡略化のために、それらの説明については省略する。以下では、相違点についてのみ説明する。
図9においても、ロッド部分40が延在する長手方向(高さ方向)をZ軸方向で表し、左右方向(幅方向)をY軸方向で表し、Z軸方向とY軸方向とに直交する方向(前後方向、奥行き方向)をX軸方向で表している。
ベース部分60Aは、カバー部64Aとベース部66Aとを有する。ベース部66Aの主面上に平行に回路基板50Aが搭載されている。この回路基板50A上に第3のアンテナ素子90が搭載されている。第3のアンテナ素子90は、ロッド部分40が立設した側とは反対側で、回路基板50A上に搭載されている。
図示の第3のアンテナ素子90は、板金パッチアンテナの平面アンテナから構成されている。平面アンテナ90は、GPS衛星からの電波を受信するGPS用アンテナである。
図10を参照して、第3のアンテナ素子(板金パッチアンテナ)90について説明する。図10は板金パッチアンテナ90を示す斜視図である。
回路基板50Aは、その上面(主面)50a上に銅薄膜などの導体層501を有する。この導体層501は接地導体として働く。回路基板50Aの板金パッチアンテナ90を搭載する部分(以下、「アンテナ素子搭載部分」と呼ぶ)は、実質的に矩形形状に形成されている。回路基板50Aのアンテナ素子搭載部分の各角部近傍にはそれぞれ透孔502が設けられている。また、回路基板50Aのアンテナ素子搭載部分の中心からやや変位した位置には、給電ピン92を挿入する挿入孔503が設けられている。
なお、図示はしないが、回路基板50Aの上面(主面)50aにおいて、透孔502の周縁には導通部が透孔502を囲むように設けられている。この導通部の周縁及び挿入孔503の周縁には、絶縁部が導通部及び挿入孔503を囲むように設けられている。そして、回路基板50Aの下面(裏面)50b上に搭載された第2のLNA回路(GPS用LNA回路)(図示せず)などの回路素子が実装されている。この第2のLNA回路は、第3のアンテナ素子90で受信された第3の受信信号を増幅するための回路である。
また、回路基板50Aの挿入孔503には、給電ピン92が、回路基板50Aを貫通するように挿入されている。この給電ピン92の下端部(回路基板50Aの下面(裏面)50b側から突出している端部)は、上記LNA回路の入力部に接続されている。
回路基板50Aの上面50a側の上方には、所定の距離離間して回路基板50Aと平行に配設された平板状のアンテナエレメント94が設けられている。アンテナエレメント94は、回路基板50Aのアンテナ素子搭載部分よりも小さい寸法の矩形形状の金属板(例えば、銅板等)から構成される。
アンテナエレメント94の各角部近傍には、それぞれ金属平板の脚片96が、回路基板50Aに向かって立設されている。脚片96は、アンテナエレメント94の中心に対してほぼ点対称に配置されている。脚片96は、例えばアンテナエレメント94の一部を折曲することによりアンテナエレメント94と一体に形成される。
なお、脚片96は、アンテナエレメント94の中心に対してほぼ点対称に配置されていればよい、脚片96の数、形状等はここに例示したものに限定されない。
この複数の脚片96の回路基板50A側の端部は、回路基板50Aのアンテナ素子搭載部分の各角部近傍にそれぞれ設けられた透孔502に嵌挿されて、回路基板50Aの上面(主面)50aから下面(裏面)50b側に向かって貫通している。
また、アンテナエレメント94の中心からやや変位した位置には給電点94aが設けられている。この給電点94aには回路基板50Aを貫通する給電ピン92の上端部が半田付けされている。
従って、回路基板50Aには、第1のアンテナ素子(ヘリカルアンテナ)20で受信された第1の受信信号、第2のアンテナ素子(バーアンテナ)30で受信された第2の受信信号、および第3のアンテナ素子(板金パッチアンテナ)90で受信された第3の受信信号を、それぞれ増幅するための第1のLNA回路(図示せず)、アンプ回路(図示せず)、および第2のLNA回路(図示せず)が形成されている。
図示の複合アンテナ装置10Aでは、平面アンテナを2個、回路基板50A上に並べていないので、アンテナ素子間の干渉を無くすことができる。これは、指向性利得面で特性上有利となる。
すなわち、従来においては、第3のアンテナ素子(GPS用アンテナ)と第1のアンテナ素子(SDARS用アンテナ)とを並列に配置した際には、各々を近づけて配置すると指向性で干渉が起こり、受信特性を劣化させる原因となっていた。これに対して、複合アンテナ装置10Aでは、第1のアンテナ素子(SDARS用アンテナ)20をロッド部分40内に収容し、第3のアンテナ素子(GPS用アンテナ)90を回路基板50A上に搭載して、互いに離間して配置しているので、第1のアンテナ素子20と第3のアンテナ素子90との間の干渉を無くすことができる。この結果、第1及び第3のアンテナ素子20、90にて、それぞれ良好に電波(SDARS信号、GPS信号)を受信することができる。
また、第3のアンテナ素子90として板金パッチアンテナを用いているので、耐振動性能を向上させることができる。通常の、平面型のパッチアンテナでは、振動をかけた際に、そのアンテナの自重がアンテナの給電ピンに掛かり、ストレスとなる。これに対して、板金パッチアンテナ90の場合、4本の脚片96と給電ピン92とに接続箇所が増える為、ストレスを分散することができる。また、板金パッチアンテナ90そのものが軽いため、自重が加わってもストレスが非常に小さい。
さらに、ロッド部分40にバーアンテナ(第2のアンテナ素子)30とヘリカルアンテナ(第1のアンテナ素子)20とが統合されているので、板金パッチアンテナ(第3のアンテナ素子)90からの干渉を受けない。ベース部分60Aには板金パッチアンテナ(第3のアンテナ素子)90しか収容されないので、小型化が可能である。
次に、図11および図12を参照して、複合アンテナ装置10Aにおける、第2の同軸接続部分(雌型同軸コネクタ部分)74と回路基板50Aとの電気的接続方法について説明する。
最初に図11を参照して、第1の電気的接続方法について説明する。この第1の電気的接続方法では、第2の同軸接続部分(雌型同軸コネクタ部分)74のベース側信号伝達部材742の端子ピン(中心導体)は、第1のリード線82Aを介して回路基板50Aに接続され、第2の同軸接続部分(雌型同軸コネクタ部分)74のベース側外部導体744は、第2のリード線84Aを介して回路基板50Aに接続されている。
次に図12を参照して、第2の電気的接続方法について説明する。この第2の電気的接続方法では、第2の同軸接続部分(雌型同軸コネクタ部分)74のベース側信号伝達部材742の端子ピン(中心導体)は、第1の接続金具82Bを介して回路基板50Aに接続され、第2の同軸接続部分(雌型同軸コネクタ部分)74のベース側外部導体744は、第2の接続金具84Bを介して回路基板50Aに接続されている。
なお、第3の電気的接続方法として、ベース側信号伝達部材742の端子ピン(中心導体)およびベース側外部導体744の内、一方をリード線を介して回路基板50Aに接続し、他方を金属金具を介して回路基板50Aに接続しても良い。
或いは、第4の電気的接続方法として、ベース側信号伝達部材742の端子ピン(中心導体)およびベース側外部導体744を、専用接続金具を使用して、回路基板50Aに接続しても良い。
以上、本発明について好ましい実施の形態によって説明してきたが、本発明は上述した実施の形態に限定しないのは勿論である。例えば、上記実施の形態では、ロッド部分40および第2のアンテナ素子(バーアンテナ)30は、その長さが固定であるが、ロッド部分および第2のアンテナ素子(バーアンテナ)は、その長さが伸縮自在に構成されても良い。また、第1乃至第3のアンテナ素子も、上述した実施の形態のものに限定せず、種々の構造のものを使用してよい。例えば、上記実施の形態では、第1のアンテナ素子20として、筒状部材202にアンテナ/フェーズシフタパターン付き絶縁フィルム部材204を巻き付けたヘリカルアンテナを使用しているが、少なくとも1本の導体を円筒部材に巻き付けたヘリカルアンテナを使用しても良い。導体が1本の場合には、移位器(フェーズシフタ部分)は不要である。また、上記実施の形態では、第2のアンテナ素子30として、バー部分32の外周面に巻き線34を巻きつけたバーアンテナを使用しているが、筒状のヘリカルアンテナ内に挿入可能なものであればどのような構造のバーアンテナを採用してもよい。さらに、上記第2の実施の形態では、第3のアンテナ素子90として、板金パッチアンテナを使用しているが、これに限定されず、種々の構造の平面アンテナを採用してよい。
本発明の第1の実施の形態に係る複合アンテナ装置を、車体に固着した状態で示す右側面図である。 図1に示した複合アンテナ装置の左側面部分断面図である。 図1に示した複合アンテナ装置の正面部分断面図である。 図1に示した複合アンテナ装置に使用されるロッド部分の外観を示す背面図である。 図4の線V−Vに関する断面図である。 図4に示したロッド部分に収容される第1及び第2のアンテナ素子を示す正面図である。 図4に示したロッド部分に収容される第1及び第2のアンテナ素子を示す右側面図である。 図6および図7に示した第1のアンテナ素子に使用されるアンテナ/フェーズシフタパターン付き絶縁フィルム部材を示す図で、(A)は第1の面(外周面)を示す平面図、(B)は第2の面(内周面)を示す平面図である。 本発明の第2の実施の形態に係る複合アンテナ装置の右側面一部切欠部分断面図である。 図9に示した複合アンテナ装置に使用される第3のアンテナ素子を示す斜視図である。 図9に示した複合アンテナ装置における、第2の同軸接続部分と回路基板との第1の電気的接続方法を説明するための概略図である。 図9に示した複合アンテナ装置における、第2の同軸接続部分と回路基板との第2の電気的接続方法を説明するための概略図である。
符号の説明
10、10A 複合アンテナ装置
20 第1のアンテナ素子(筒状のヘリカルアンテナ)
202 円筒部材
204 アンテナ/フェーズシフタパターン付き絶縁フィルム部材
206 スペーサ
20−1 第1の面(外周面)
20−2 第2の面(内周面)
20H ヘリカルアンテナ部分
20P フェーズシフタ部分
20P−1 舌片部
21〜24 導体
25 フェーズシフタパターン
25a 出力端子
27 グランドパターン
28−1 孔
28−2 位置決め用穴
30 第2のアンテナ素子(バーアンテナ)
32 バー部分
34 巻き線
36 導電部材(銅テープ)
40 ロッド部分
40a 下端
42 基部
42a 凹部
44 スペーサ
50、50A 回路基板
51 第1の基板
52 第2の基板
50a 上面(主面)
50b 下面(裏面)
501 導体層
502 透孔
503 挿入孔
60,60A ベース部分
62 凸部
64、64A カバー部
66、66A ベース部
70 同軸コネクタ(スクリュー型同軸コネクタ)
72 第1の同軸接続部分(雄型同軸コネクタ部分)
722 ロッド側信号伝達部材
724 ロッド側外部導体
724−1 雄型螺合部
724−2 位置決め固定用突起
74 第2の同軸接続部分(雌型同軸コネクタ部分)
742 ベース側信号伝達部材
744 ベース側外部導体
744−1 雌型螺合部
76 カシメ金具
82 基板側外部導体
82A 第1のリード線
82B 第1の接続金具
84 導線
84A 第2のリード線
84B 第2の接続金具
90 第3のアンテナ素子(板金パッチアンテナ)
92 給電ピン
94 アンテナエレメント
94a 給電点
96 脚片
100 ルーフ
102 固着手段

Claims (11)

  1. 筒状のヘリカルアンテナから成る第1のアンテナ素子と、
    前記筒状のヘリカルアンテナの中央部を貫通して設けられたバーアンテナから成る第2のアンテナ素子と、
    前記第1および前記第2のアンテナ素子を収容し、基部で下端が開口した凹部を有するロッド部分と、
    電子回路を搭載した回路基板と、
    該回路基板を収容し、前記凹部内へ突出して設けられた凸部を有するベース部分と、
    前記ロッド部分の前記基部に設けられ、前記ロッド部分の前記凹部へ突出した雄型同軸コネクタ部分と、前記ベース部分の前記凸部に設けられ、前記雄型同軸コネクタ部分と嵌合される雌型同軸コネクタ部分と、から構成される同軸コネクタと、
    を備え、
    前記雄型同軸コネクタ部分は、
    前記ロッド部分の中心線と同心で、かつ前記第1のアンテナ素子で受信された第1の受信信号を伝達するためのロッド側信号伝達部材と、
    該ロッド側信号伝達部材の外周面を覆い、前記第2のアンテナ素子で受信された第2の受信信号を伝達するためのロッド側外部導体とを有し、
    前記雌型同軸コネクタ部分は、
    前記ロッド側信号伝達部材と電気的に接続されて、前記ロッド側信号伝達部材を伝達されて来た前記第1の受信信号を前記回路基板側へ伝達するためのベース側信号伝達部材と、
    該ベース側信号伝達部材の外周面を覆い、前記ロッド側外部導体を伝達されて来た前記第2の受信信号を前記回路基板側へ伝達するためのベース側外部導体とを有し、
    これによって、前記同軸コネクタは、前記ロッド部分の前記基部で、前記ロッド部分と前記ベース部分との間を機械的に接続すると共に、前記第1及び前記第2のアンテナ素子で受信された前記第1及び前記第2の受信信号を前記回路基板側へ信号伝達可能に接続することを特徴とする複合アンテナ装置。
  2. 前記複合アンテナ装置は、車体のルーフやクォーターパネルに固着される、請求項1に記載の複合アンテナ装置。
  3. 前記同軸コネクタが、前記ロッド部分を前記ベース部分に対して着脱自在なスクリュー型同軸コネクタから構成される、請求項1又は2に記載の複合アンテナ装置。
  4. 前記雄型同軸コネクタ部分は、前記ロッド側外部導体の外周面に雄ネジが切られた雄型螺合部を有し、
    前記雌型同軸コネクタ部分は、前記ベース側外部導体の内周面に前記雄ネジと螺合される雌ネジが切られた雌型螺合部を有する、
    請求項3に記載の複合アンテナ装置。
  5. 前記バーアンテナは、AM/FMラジオ帯の電波を受信するためのものである、請求項1乃至4のいずれか1つに記載の複合アンテナ装置。
  6. 前記ヘリカルアンテナは、SDARS衛星からの電波を受信するSDARS用アンテナである、請求項1乃至5のいずれか1つに記載の複合アンテナ装置。
  7. 前記ベース部分は、カバー部とベース部とから構成され、
    前記回路基板は、前記ベース部の主面上に垂直にかつ平行に配置された第1及び第2の基板から構成され、
    前記第1の基板は前記ベース側信号伝達部材と電気的に接続されており、
    前記第2の基板は前記ベース側外部導体と電気的に接続されている、
    請求項1乃至6のいずれか1つに記載の複合アンテナ装置。
  8. 前記回路基板上に搭載された第3のアンテナ素子を更に有する、請求項1乃至7のいずれか1つに記載の複合アンテナ装置。
  9. 前記第3のアンテナ素子が平面アンテナからなる、請求項8に記載の複合アンテナ装置。
  10. 前記平面アンテナが板金パッチアンテナからなる、請求項9に記載の複合アンテナ装置。
  11. 前記平面アンテナは、GPS衛星からの電波を受信するGPS用アンテナである、請求項9又は10に記載の複合アンテナ装置。
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