JP4599707B2 - ダウンロード・データの版数管理方式 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA:Field Programmable Gate Array )やプログラマブル・ロジック・デバイス(PLD:Programmable Logic Device )に代表されるプログラマブル・デバイスなどにダウンロードするダウンロード・データの版数及び該ダウンロード・データのダウンロード回数を管理するダウンロード・データの版数管理方式に係り、特に、人為的ミスによる版数更新漏れがあっても誤った版数認識を防止し、ダウンロード回数を正確に把握することができるダウンロード・データの版数管理方式に関する。
【0002】
最近は、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイやプログラマブル・ロジック・デバイスに代表されるプログラマブル・デバイスに回路データをダウンロードして、所要の回路動作を実現する技術が普及してきている。これは、汎用デバイスであるプログラマブル・デバイスに任意の回路データを書き込んで、任意の回路動作を実現することが可能なために、
(1)集積回路の開発段階で実際の集積回路を使用するのと類似の条件で設計検証をすることができる。
(2)1種類当たりの生産量が少ない多品種の集積回路が必要な場合に開発費と開発に要する日数を縮減することができ、且つ、仕様の変更に短時間で対処できる。
という大きな利点が認められてきたからである。
【0003】
又、中央処理ユニット(CPU:Central Processor Unit)の処理プログラムを格納するメモリに対してプログラムを適宜ダウンロードして中央処理ユニットを改版された新しいプログラムや古いプログラムによって任意に動作させる技術も広く適用されている。これは、オン・ラインで任意の版数のプログラムをダウンロードすることができるために、
(1)ダウンロード先の中央処理ユニットの数が多い場合に、プログラムの更新のための人為的な作業量の縮減を図ることができる。
(2)ダウンロード先の中央処理ユニットが空間的に広い範囲に分布している場合に、プログラムの更新のための人為的な作業量を縮減できる。
ためである。
【0004】
ただ、いずれの場合にも、回路データ又はプログラムの版数管理には人間が介入する必要があるので、人為的ミスによる版数更新漏れがあっても誤った版数認識を防止し、ダウンロード回数を正確に把握することができるダウンロード・データの版数管理方式の実現が要請されている。
【0005】
【従来の技術】
さて、従来の技術の説明に先立ってテクニカル・タームの定義をしておきたい。上では、プログラマブル・デバイスにダウンロードする例ではダウンロードする対象を「回路データ」と呼び、中央処理ユニット配下のメモリにダウンロードする例ではダウンロードする対象を「プログラム」と呼んだが、以降は「ダウンロード・データ」又は「データ」と呼ぶことにしたい。
【0006】
これは、下記の理由による。即ち、回路データ又はプログラムという区別はそれらの内容の性質をどう見るかということによるものであって、いずれもダウンロードという処理の対象となるデータであることには相違がない。又、上では事例として記載しなかったが、例えば回線・切替システムにおいては現用パスに対する迂回パスのデータをダウンロードすることがある。この場合には明らかにプログラムとは呼ぶことができないものをダウンロードしている。
【0007】
従って、「プログラム」というテクニカル・タームより「データ」というテクニカル・タームの方が広い意味で正確な内容を表現できるからである。
【0008】
図7は、従来の版数管理方式を実現する構成で、一応プログラマブル・デバイスに対してデータをダウンロードするケースを想定したものである。
【0009】
図7において、1は、ダウンロード元であるパーソナル・コンピュータ(図では一般的な略語である「パソコン」と標記している。以降も、図では同様に標記する。)である。
【0010】
2は、ダウンロード先である転送先デバイスで、例えばフィールド・プログラマブル・ゲート・アレイである。
【0011】
3は、パーソナル・コンピュータ1と転送先デバイス2とのインタフェースをとって、転送先デバイスに対するダウンロードを制御する転送制御部で、パーソナル・コンピュータ1からダウンロードされるデータを一時的に格納するメモリ機能、パーソナル・コンピュータ1が出力するダウンロードのためのクロックの中継機能及び転送先デバイス2に対してダウンロードの終了を示す終了信号の生成機能を備えている。
【0012】
4は、版数管理処理を行なう中央処理ユニット(図では「CPU」と略記している。以降も、図では同様に標記する。)、5は、版数管理のためのプログラムを格納しているプログラム・メモリ、10は、ダウンロードの結果、版数情報などを表示するモニタである。
【0013】
ダウンロード・データは、転送先デバイス2に書き込まれて転送先デバイス2の回路機能を規定するデータと、版数情報とを含んでおり、該版数情報は転送先デバイスの内部レジスタに書き込まれる。そして、転送先デバイス2はダウンロードの終了を示す終了信号を受けると動作開始信号を出力して自律的に回路実現を行ない、回路動作を開始する。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
図7に示した従来の版数管理方式においては、ダウンロード・データの版数は更新設計する毎に人手によって更新され、データに付加されて転送され、中央処理ユニット4を介してモニタ10に表示される。
【0015】
従って、更新設計の際にデータの版数をダウンロード・データに書き込むことを忘却した場合には、ダウンロード・データの版数が正確に表示されないという問題が生ずる。
【0016】
又、ダウンロードを行なった回数を管理できることが好ましいが、従来の版数管理方式では人の記憶に頼らざるを得ず、正確なダウンロードの回数の管理が困難であるという問題が生ずる。
【0017】
本発明は、かかる問題点に鑑み、人為的ミスによる版数更新漏れを防止し、ダウンロード回数を正確に把握することができるダウンロード・データの版数管理方式を提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】
第一の発明は、更新設計を行なう度にダウンロード・データに対して所定の演算を行ない、該所定の演算の結果と1対1に対応する版数を版数対応表に登録しておき、ダウンロードが終了した時にダウンロード・データを用いて該所定の演算を行ない、ダウンロード後に行なった該所定の演算の結果をアドレスとして該版数対応表を検索してダウンロードされたデータの版数を読み出す版数管理方式である。
【0019】
第一の発明によれば、更新設計を行なう度にダウンロード・データに対して所定の演算を行ない、予め該所定の演算の結果と1対1に対応する版数を版数対応表に登録しておき、ダウンロードが終了した時にダウンロード・データを用いて該所定の演算を行ない、ダウンロード後に行なった該所定の演算の結果をアドレスとして該版数対応表を検索してダウンロードされたデータの版数を読み出す。
【0020】
従って、更新設計後に該所定の演算の結果と1対1に対応する版数を版数対応表に登録してあれば、必ず正しい版数を読み出して表示することができる。又、予め該所定の演算の結果と1対1に対応する版数を版数対応表に登録しておくことを忘却した場合には、版数対応表から版数をを読み出すことができないので、誤った版数を表示することがなくなる。
【0021】
第二の発明は、メモリに格納されている値を初期値として、ダウンロードの終了を示す終了信号を契機にカウントを歩進し、歩進されたカウント値を該メモリに上書きする版数管理方式である。
【0022】
第二の発明によれば、ダウンロードの終了を示す終了信号を契機にカウントを歩進すると共に、歩進されたカウント値を該メモリに上書きするので、該メモリに格納されている値は前回のダウンロードまでに行なったダウンロード回数である。該メモリに格納されている値を初期値として今回のダウンロードの終了を示す終了信号を契機にカウントを歩進するので、歩進されたカウント値は今回までのダウンロード回数に等しく、該歩進されたカウント値を該メモリに格納するので、永続的に正しいダウンロード回数を格納することができる。
【0023】
第三の発明は、第一の発明及び第二の発明の版数管理方式を包含する版数管理方式である。
【0024】
第三の発明によれば、少なくとも誤った版数を表示することがなく、且つ、正しいダウンロード回数を把握することができる。
【0025】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の第一の原理で、一応プログラマブル・デバイスに対するダウンロードを想定した構成を示している。
【0026】
図1において、1は、ダウンロード元であるパーソナル・コンピュータである。
【0027】
2は、ダウンロード先である転送先デバイスで、例えばフィールド・プログラマブル・ゲート・アレイである。
【0028】
3は、パーソナル・コンピュータ1と転送先デバイス2とのインタフェースをとって、転送先デバイスに対するダウンロードを制御する転送制御部で、パーソナル・コンピュータ1からダウンロードされるデータを一時的に格納するメモリ機能、パーソナル・コンピュータ1が出力するダウンロードのためのクロックの中継機能及び転送先デバイス2に対してダウンロードの終了を示す終了信号の生成機能を備えている。
【0029】
4は、版数管理処理を行なう中央処理ユニット、5は、版数管理のためのプログラムと、ダウンロード・データに所定の演算を施した結果と版数を対応付ける版数対応表を格納しているプログラム・メモリ、10は、ダウンロードの結果、版数情報などを表示するモニタである。
【0030】
尚、プログラム・メモリ5は、最も一般的には、読み出し専用メモリ(ROM:Raed Only Memory)にプログラム全体を格納し、中央処理ユニット4が実行する部分だけをランダム・アクセス・メモリ(RAM:Random Access Memory)に読み出す構成が採用される。又は、消去回数が大幅に改善されてきたフラッシュ・メモリに代表される書き替え可能な不揮発性メモリで構成することも可能である。
【0031】
6は、ダウンロード・データに対して所定の演算を行なうために、パーソナル・コンピュータ1がダウンロードするデータを書き込む第一のメモリである。第一のメモリ6にはダイナミック・ランダム・アクセス・メモリ又はスタティック・ランダム・アクセス・メモリを適用することができる。
【0032】
7は、第一のメモリへのダウンロード・データの書き込みを制御するライト制御部である。
【0033】
パーソナル・コンピュータ1からダウンロードされるデータは転送制御部3を介して転送先デバイス2に書き込まれ、転送先デバイス2はダウンロードが終了すると動作開始信号を出力して自律的に回路実現を開始する。
【0034】
一方、ライト制御部7は、パーソナル・コンピュータ1が出力するクロックを転送制御部3を介して受けて、ダウンロード・データを第一のメモリ6へ書き込むためのアドレスを生成する。
【0035】
又、中央処理ユニット4は、転送先デバイス2が出力する動作開始信号を受けると、プログラム・メモリ5に格納されているプログラムによって、第一のメモリ6からダウンロード・データを読み出して所定の演算を行ない、該所定の演算の結果をアドレスとして予めプログラム・メモリ5に格納されている版数対応表を検索してダウンロード・データの版数を読み出してモニタに表示する。
【0036】
図1の原理的構成によれば、更新設計を行なう度にダウンロード・データに対して所定の演算を行ない、予め該所定の演算の結果と1対1に対応する版数を版数対応表に登録しておき、ダウンロードが終了した時にダウンロード・データを用いて該所定の演算を行ない、ダウンロード後に行なった該所定の演算の結果をアドレスとして該版数対応表を検索してダウンロードされたデータの版数を読み出す。
【0037】
従って、更新設計後に該所定の演算の結果と1対1に対応する版数を版数対応表に登録してあれば、必ず正しい版数を読み出して表示することができる。又、予め該所定の演算の結果と1対1に対応する版数を版数対応表に登録しておくことを忘却した場合には、版数対応表から版数をを読み出すことができないので、少なくとも誤った版数を表示することがなくなる。
【0038】
図2は、本発明の第二の原理である。
【0039】
図2において、1は、ダウンロード元であるパーソナル・コンピュータである。
【0040】
2は、ダウンロード先である転送先デバイスで、例えばフィールド・プログラマブル・ゲート・アレイである。
【0041】
3は、パーソナル・コンピュータ1と転送先デバイス2とのインタフェースをとって、転送先デバイスに対するダウンロードを制御する転送制御部で、パーソナル・コンピュータ1からダウンロードされるデータを一時的に格納するメモリ機能、パーソナル・コンピュータ1が出力するダウンロードのためのクロックの中継機能及び転送先デバイス2に対してダウンロードの終了を示す終了信号の生成機能を備えている。
【0042】
4は、版数管理処理を行なう中央処理ユニット、5は、版数管理のためのプログラムと、ダウンロード・データに所定の演算を施した結果と版数を対応付ける版数対応表を格納しているプログラム・メモリ、10は、ダウンロードの結果、版数情報などを表示するモニタである。
【0043】
8は、転送制御部3が出力する終了信号を微分したパルスをカウントする計数部、9は、計数部8が出力するカウント値を格納し、又、格納している値をカウント初期値として計数部8に供給する第二のメモリである。
【0044】
尚、第二のメモリ9は格納している値が電源断によって消滅しないように、フラッシュ・メモリに代表される書き替え可能な不揮発性メモリであることが好ましい。
【0045】
パーソナル・コンピュータ1からダウンロードされるデータは転送制御部3を介して転送先デバイス2に書き込まれ、転送先デバイス2はダウンロードが終了すると動作開始信号を出力して自律的に回路実現を開始する。
【0046】
一方、計数部8は、転送制御部3が出力する終了信号を微分したパルスによって第二のメモリ9の格納値を読み出してカウント初期値とし、該パルスを例えば1クロック遅延させたパルスによってカウントを歩進し、該1クロック遅延させたパルスを更に例えば1クロック遅延させたパルスによって第二のメモリ9に歩進したカウント値を上書きする。
【0047】
図2の原理的構成によれば、ダウンロードの終了を示す終了信号を契機にカウントを歩進すると共に、歩進されたカウント値を該メモリに上書きするので、該メモリに格納されている値は前回のダウンロードまでに行なったダウンロード回数である。該メモリに格納されている値を初期値として今回のダウンロードの終了を示す終了信号を契機にカウントを歩進するので、歩進されたカウント値は今回までのダウンロード回数に等しく、該歩進されたカウント値を該メモリに格納するので、永続的に正しいダウンロード回数を格納することができる。
【0048】
図3は、本発明の第一の実施の形態で、図1に示した本発明の第一の原理に対応するものである。
【0049】
図3において、1は、ダウンロード元であるパーソナル・コンピュータで、パーソナル・コンピュータ1からはダウンロード・クロックとダウンロード・データが出力される。
【0050】
2は、ダウンロード先である転送先デバイスで、例えばフィールド・プログラマブル・ゲート・アレイである。
【0051】
3は、パーソナル・コンピュータ1と転送先デバイス2とのインタフェースをとって、転送先デバイス2に対するダウンロードを制御する転送制御部で、パーソナル・コンピュータ1からダウンロードされるデータ(図では「DT」と略記している。以降も、図では同様に標記する。)を一時的に格納するメモリ機能、パーソナル・コンピュータ1が出力するダウンロードのためのクロック(図では「CK」と略記している。以降も、図では同様に標記する。)の中継機能及び転送先デバイス2に対してダウンロードの終了を示す終了信号(図では「END」と略記している。以降も、図では同様に標記する。)の生成機能を備えている。
【0052】
4は、版数管理処理を行なう中央処理ユニット、5は、版数管理のためのプログラムと、ダウンロード・データに所定の演算を施した結果と版数を対応付ける版数対応表を格納しているプログラム・メモリ、10は、ダウンロードの結果、版数情報などを表示するモニタである。
【0053】
尚、プログラム・メモリ5は、最も一般的には、読み出し専用メモリにプログラム全体を格納し、中央処理ユニット4が実行する部分だけをランダム・アクセス・メモリに読み出す構成が採用される。又は、消去回数が大幅に改善されてきたフラッシュ・メモリに代表される書き替え可能な不揮発性メモリで構成することも可能である。
【0054】
6は、ダウンロード・データに対して所定の演算を行なうために、パーソナル・コンピュータ1がダウンロードするデータを書き込む第一のメモリである。第一のメモリ6には通常のランダム・アクセス・メモリを適用することができる。
【0055】
71は、該ダウンロード・クロックをクロック端子(図では「CK」と略記している。以降も、図では同様に標記する。尚、クロックとクロック端子に同じ略語を使用しているので注意されたい。)に受けて、第一のメモリ6に供給するアドレスをカウントするアドレス・カウンタ(図では「アドレスカウンタ」と標記しているが、同義である。)で、アドレス・カウンタ71によって図1のライト制御部7を構成する。
【0056】
パーソナル・コンピュータ1からダウンロードされるデータは転送制御部3を介して転送先デバイス2に書き込まれ、転送先デバイス2はダウンロードが終了すると動作開始信号(図では「OP」と略記している。)を出力して自律的に回路実現を開始する。
【0057】
一方、アドレス・カウンタ71は転送制御部3を介してパーソナル・コンピュータ1が出力するクロックを受けてアドレスをカウントして第一のメモリ6のアドレス端子(図では「ADD」と略記している。以降も、図では同様に標記する。尚、アドレスとアドレス端子とに同じ略語を使用しているので注意されたい。
)に供給する。
【0058】
第一のメモリ6のクロック端子にはパーソナル・コンピュータ1が出力するダウンロード・クロックが転送制御部を介して供給され、データ端子にはパーソナル・コンピュータ1が出力するダウンロード・データが転送制御部を介して供給され、アドレス端子にはアドレス・カウンタ71からアドレスが供給されるので、第一のメモリ6にはダウンロード・データが書き込まれる。
【0059】
又、中央処理ユニット4は、転送先デバイス2が出力する動作開始信号(図では「OP」と略記している。以降も、図では同様に標記する。)を受けると、第一のメモリ6のイネーブル端子にリード・イネーブル信号(図では「RE」と略記している。以降も、図では同様に標記する。)を供給し、プログラム・メモリ5に格納されているプログラムによって、第一のメモリ6からダウンロード・データを読み出してチェック・サム演算を行ない、該チェック・サム演算の演算の結果をアドレスとして予めプログラム・メモリ5に格納されている版数対応表を検索してダウンロード・データの版数を読み出してモニタ10に表示する。
【0060】
図4は、図3の構成の動作タイミングで、上記動作を時間軸上で表現したものである。以降、図3も参照しながら説明する。
【0061】
ダウンロード・クロックは図6(イ)の如く、ダウンロード・データは図6(ロ)の如く、終了信号は図6(ハ)の如く転送制御部3から出力されて転送先デバイスに供給される。尚、ダウンロードするデータ量は予め判っているので、該ダウンロード・クロックはダウンロード・データが全て出力された時には停止される。
【0062】
アドレス・カウンタ71は、該ダウンロード・クロックによってカウントを歩進してゆき、ダウンロード・データのワード数に等しいカウント値でカウントを停止する。図4の例では、ダウンロード・データはA乃至Jまでの10ワードであるので、アドレス・カウンタ71の出力であるライト・アドレスは図4(ハ)の如く0乃至9となり、第一のメモリ6のアドレス0乃至9にA乃至Jのダウンロード・データが書き込まれる。
【0063】
又、ダウンロード・データは転送制御部3を介して転送先デバイス2に転送される。転送制御部3は、全てのダウンロード・データを出力した後に終了信号を出力する。これが図4(ニ)に示されている。
【0064】
転送先デバイス2は、該終了信号を受けると図4(ホ)に示す動作開始信号を出力して自律的に回路実現を開始する。
【0065】
中央処理ユニット4は、該動作開始信号を受けると図4(ヘ)の如きリード・イネーブル信号と図4(ト)の如きリード・アドレスを第一のメモリ6に供給して、第一のメモリ6に書き込まれているダウンロード・データを読み出す。これを、図4(チ)に「読み出しデータ」として示している。
【0066】
中央処理ユニット4は、読み出したダウンロード・データに対してチェック・サム演算をして、図4(リ)に示すチェック・サム値Sを得る。
【0067】
一方、プログラム・メモリ5には、転送先デバイスの回路動作を規定するプログラムの更新時に演算したチェック・サム値をアドレスとして該プログラムの版数を登録した版数対応表が格納されている。
【0068】
中央処理ユニット4は、ダウンロード・データから求めたチェック・サム値Sをアドレスとして該版数対応表を検索し、該チェック・サム値Sに等しいアドレスに格納されている版数を読み出してモニタ10に表示する。
【0069】
従って、プログラムの更新時に版数対応表にチェック・サム値と対応する版数を書き込んであれば、正しい版数を読み出して表示することができる。逆に、プログラムの更新時に版数対応表にチェック・サム値と対応する版数を書き込んでない場合には、ダウンロード・データから求めたチェック・サム値に対応するアドレスが該版数対応表に存在しないので、該版数対応表から版数を読み出すことができない。
【0070】
つまり、図3の構成によれば、人為的ミスがなければ当然正しい版数を表示することができ、人為的ミスがあったとしても少なくとも誤った版数を表示することがなくなる。
【0071】
さて、上においては、版数対応表において版数を読み出すアドレス(又はキーと呼ぶこともできる。)を求める例としてダウンロード・データにチェック・サム演算をする例を説明したが、アドレスを求める演算は上記演算には限定されない。
【0072】
例えば、ダウンロード・データの一部又は全てのワード毎にパリティ演算をして、各々のパリティ演算結果の“0”、“1”のパターンによって版数対応表のアドレスを決めることもできる。又、パリティ演算する範囲を1ワードに限定する必要もなく、複数ワードにわたって演算してもよい。
【0073】
更に、ダウンロード・データの一部又は全てのワード毎に畳み込み演算をして、畳み込み演算結果のパターンによってアドレスを決めることもできる。又、畳み込み演算の範囲を1ワードに限定する必要もなく、複数ワードにわたって演算してもよい。尚、畳み込み演算をする場合には演算対象のビット数に制約が生ずる場合があるが、この場合には“0”又は“1”のいずれか一方を必要ビット数付加して演算すればよい。
【0074】
即ち、本発明の第一の原理の本質は、ダウンロード・データに対して所定の演算をして、演算結果を版数対応表のアドレスにすることである。
【0075】
図5は、本発明の第二の実施の形態で、図1の本発明の第一の原理と図2の本発明の第二の原理を併合した技術である。
【0076】
図5において、1は、ダウンロード元であるパーソナル・コンピュータで、パーソナル・コンピュータ1からはダウンロード・クロックとダウンロード・データが出力される。
【0077】
2は、ダウンロード先である転送先デバイスで、例えばフィールド・プログラマブル・ゲート・アレイである。
【0078】
3は、パーソナル・コンピュータ1と転送先デバイス2とのインタフェースをとって、転送先デバイス2に対するダウンロードを制御する転送制御部で、パーソナル・コンピュータ1からダウンロードされるデータを一時的に格納するメモリ機能、パーソナル・コンピュータ1が出力するダウンロードのためのクロックの中継機能及び転送先デバイス2に対してダウンロードの終了を示す終了信号の生成機能を備えている。
【0079】
4は、版数管理処理を行なう中央処理ユニット、5は、版数管理のためのプログラムと、ダウンロード・データに所定の演算を施した結果と版数を対応付ける版数対応表を格納しているプログラム・メモリ、10は、ダウンロードの結果、版数情報などを表示するモニタである。
【0080】
6は、ダウンロード・データに対して所定の演算を行なうために、パーソナル・コンピュータ1がダウンロードするデータを書き込む第一のメモリである。
【0081】
71は、該ダウンロード・クロックをクロック端子に受けて、第一のメモリ6に供給するアドレスをカウントするアドレス・カウンタで、アドレス・カウンタ71によって図1のライト制御部7を構成する。
【0082】
81は、転送制御部3が出力する終了信号を微分する微分回路、82は微分回路の出力に遅延を与える遅延回路、83は、遅延回路82の出力をクロックとしてカウントを歩進するカウンタ、84は、微分回路81の出力と中央処理ユニット4が出力するリード・イネーブル信号の論理和演算をする論理和回路、85は遅延回路82の出力に遅延を与える遅延回路で、微分回路81、遅延回路82、カウンタ83、論理和回路84及び遅延回路85によって図2の構成の計数部8を構成する。
【0083】
9は、論理和回路84の出力をリード・イネーブル信号としてリード・イネーブル端子(図では「RE」と略記している。)格納値を読み出して中央処理ユニット4及びカウンタ83に供給し、遅延回路85の出力をライト・イネーブル信号としてライト・イネーブル端子(図では「WE」と略記している。)に受けて、カウンタ83のカウント値を書き込む第二のメモリである。
【0084】
そして、パーソナル・コンピュータ1、転送先デバイス2、転送制御部3、中央処理ユニット4、プログラム・メモリ5、アドレス・カウンタ71、第一のメモリ6及びモニタ10によって実現できる版数認識及び版数表示の機能は、図3の構成によって実現できる版数認識及び版数表示の機能とまったく同じである。
【0085】
従って、ここでは、微分回路81、遅延回路82、カウンタ83、論理和回路84、遅延回路85及び第二のメモリ9を中心として実現されるダウンロード回数の管理機能についてのみ説明する。
【0086】
図6は、図5の構成のダウンロード回数管理の動作タイミングである。以降、図5も参照しながら説明する。
【0087】
ダウンロード・クロックは図6(イ)の如く、ダウンロード・データは図6(ロ)の如く、終了信号は図6(ハ)の如く転送制御部3から出力されて転送先デバイスに供給される。
【0088】
又、中央処理ユニット4から微分回路81、カウンタ83、第二のメモリ9へは、図6(ニ)の如きCPUクロックが供給されている。
【0089】
微分回路81において、該終了信号を該CPUクロックによって微分するので、微分回路81の出力は図6(ホ)の如くなる。
【0090】
図6(ホ)に示した微分回路の出力が論理和回路84を経由して第二のメモリ9にリード・イネーブル信号として供給されるので、第二のメモリ9からは格納値Nが読み出される。これをリード・データとして図6(ヘ)に示している。
【0091】
同時に、図6(ホ)に示した微分回路の出力がカウンタ83のロード端子(図では「LD」と略記している。)にロード信号として供給されるので、上記リード・データがカウンタ83にカウント初期値としてロードされる。
【0092】
そして、カウンタ83は遅延回路82の出力をクロックとしてカウントを歩進するので、遅延回路82の出力の立ち上がりでカウント値がN+1になる。
【0093】
この状態で、遅延回路85の出力が第二のメモリ9にライト・イネーブル信号として供給されるので、第二のメモリ9にはカウンタ83の歩進されたカウント値N+1が書き込まれる。
【0094】
これで、1回のダウンロードに伴うダウンロード回数の更新処理が終了する。
従って、第二のメモリにはダウンロードの度に歩進されるカウント値が格納されることになり、該カウント値はダウンロード回数にほかならないので、図5の構成によって正しいダウンロード回数の認識が可能になり、これを中央処理ユニット4から論理和回路84を経由して供給されるリード・イネーブル信号によって読み出してモニタ10に表示すれば、正しいダウンロード回数を表示することができる。
【0095】
さて、上記ではプログラム・デバイスへの回路データのダウンロードを例として説明したが、中央処理ユニットのプログラムを格納するメモリに該プログラムをダウンロードする場合でも、二重化されたメモリ間で格納内容を一致させるためにデータをダウンロードする場合でも、本発明の本質は同じように適用することができる。
【0096】
【発明の効果】
以上詳述した如く、本発明によれば、人為的ミスによる版数更新漏れがあっても誤った版数認識を防止し、ダウンロード回数を正確に把握することができるダウンロード・データの版数管理方式を実現することができる。
【0097】
即ち、第一の発明によれば、更新設計を行なう度にダウンロード・データに対して所定の演算を行ない、予め該所定の演算の結果と1対1に対応する版数を版数対応表に登録しておき、ダウンロードが終了した時にダウンロード・データを用いて該所定の演算を行ない、ダウンロード後に行なった該所定の演算の結果をアドレスとして該版数対応表を検索してダウンロードされたデータの版数を読み出す。
【0098】
従って、更新設計後に該所定の演算の結果と1対1に対応する版数を版数対応表に登録してあれば、必ず正しい版数を読み出して表示することができる。又、予め該所定の演算の結果と1対1に対応する版数を版数対応表に登録しておくことを忘却した場合には、版数対応表から版数をを読み出すことができないので、少なくとも誤った版数を表示することがなくなる。
【0099】
又、第二の発明によれば、ダウンロードの終了を示す終了信号を契機にカウントを歩進すると共に、歩進されたカウント値を該メモリに上書きするので、該メモリに格納されている値は前回のダウンロードまでに行なったダウンロード回数である。該メモリに格納されている値を初期値として今回のダウンロードの終了を示す終了信号を契機にカウントを歩進するので、歩進されたカウント値は今回までのダウンロード回数に等しく、該歩進されたカウント値を該メモリに格納するので、永続的に正しいダウンロード回数を格納することができる。
【0100】
更に、第三の発明によれば、少なくとも誤った版数を表示することがなく、且つ、正しいダウンロード回数を把握することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第一の原理。
【図2】 本発明の第二の原理。
【図3】 本発明の第一の実施の形態。
【図4】 図3の構成の動作タイミング。
【図5】 本発明の第二の実施の形態。
【図6】 図5の構成のダウンロード回数管理の動作タイミング。
【図7】 従来の版数管理方式を実現する構成。
【符号の説明】
1 パーソナル・コンピュータ(パソコン)
2 転送先デバイス
3 転送制御部
4 中央処理ユニット(CPU)
5 プログラム・メモリ
6 第一のメモリ
7 ライト制御部
8 計数部
9 第二のメモリ
10 モニタ
71 アドレス・カウンタ(アドレスカウンタ)
81 微分回路
82 遅延回路
83 カウンタ
84 論理和回路
85 遅延回路
Claims (3)
- プログラム又はデータの更新を行なう度に、該プログラム又はデータからなるダウンロード・データに対して所定の演算を行ない、予め該所定の演算の結果と1対1に対応する該プログラム又はデータの版数を版数対応表に登録しておき、
ダウンロードが終了した時に該ダウンロード・データを用いて該所定の演算を行ない、
ダウンロード後に行なった該所定の演算の結果をアドレスとして該版数対応表を検索してダウンロードされたデータの版数を読み出す
構成を備えることを特徴とするダウンロード・データの版数管理方式。 - メモリに格納されている値を初期値として、ダウンロードの終了を示す終了信号を契機にカウントを歩進し、
歩進されたカウント値を該メモリに上書きする
構成を備えることを特徴とするダウンロード・データの版数管理方式。 - 請求項1記載のダウンロード・データの版数管理方式の構成と、請求項2記載のダウンロード・データの版数管理方式の構成とを併せ備えることを特徴とするダウンロード・データの版数管理方式。
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