JP4599568B2 - 腎障害の検出方法 - Google Patents
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Description
Schmid H,Henger A,Cohen CD,et al.:Gene expression profiles of podocyte-associated molecules as diagnostic markers in acquired proteinuric diseas.J Am Soc Nephrol 14:2958-2966,2003 Mundel P,Shankland SJ:Podocyte biology and response to injury.J Am Soc Nephrol 13:3005-3015,2002 Morton Mj,Hutchinson K,Mathieson PW,et al:Human podocytes possess a glomerular filtration.J Am Soc Nephrol 15:2981-2987,2004 Pavenstadt H,Kriz W,Kretzler M:Cell biology of glomerular podocyte.Physiol Rev 83:253-307,2003
(動物)
雄WKYラット(7週齢)体重190−210gは、チャールズリバージャパン(横浜,日本)から購入し、ラットを、無作為に2つのグループに分け、初日に、ラット抗GBM腎炎の導入のために、一つのグループのラットに、ウサギ抗GBM血清(200μl,約2mgのIgGを含んでいる)(Nephron 68:360-365,1994)を静脈注射により投与した。7日目に、ラットをジエチルエーテル吸入により麻酔し、それらの腎臓を摘出した。腎組織は、ノーザンブロット分析と免疫蛍光顕微鏡法のために凍結し、また、in situ ハイブリダイゼーション法のために4%パラホルムアルデヒドで固定し、また、免疫組織化学的分析のためにカルノア液で固定した。別のグループは、ネガティブコントロールとして、ラットは抗GBM血清投与せず、腎臓サンプルを前述の同じ方法で採取した。
全長のSM22αコーディング領域(601bp)のcDNAを増幅するために、2つのプライマー、5’‐GCCAACAAGGGTCCATCCTAT‐3’、そして、5’‐ACTGATCTGCCGGGGTCG‐3’を使用してPCRを行った。そのPCR産物は、ノーザンブロットとin situ ハイブリダイゼーション法に用いるためpGEM‐T(プロメガ コーポレーション,マディソン,WI)に挿入した。
腎臓を摘出した後、腎組織は液体窒素中で凍結し、分析まで−80℃で保存した。ホモジナイズした後、その組織サンプルのトータルRNAを、メーカーのプロトコルに従って、RNA抽出溶液(アイソジェン,ニッポンジーン,東京,日本)を用いて抽出した。ノーザンブロッティングのために、トータルRNAを、1.5%アガロースゲル上で電気泳動し、ナイロン膜(ハイバンド N,アマシャム)に転写した。ラットSM22αのための32P標識cDNAプローブは、ランダム プライムド DNA ラベリング キット(ロシュ ダイアグノスティック,マンハイム,ドイツ)を用いて合成し、そのRNAとともにハイブリダイズした。内在性コントロールとして、GAPDHを同じ膜上で検出した。Bas 2000(富士 フィルム,東京,日本)による放射線強度測定後、SM22αのGAPDH発現に対する相対比率を標準化した。3回の実験結果から、スチューデントのt検定により統計的解析を行った。
ラットSM22αcRNAを用いてIn situ ハイブリダイゼーションを行った(Kidney Int 59:959-974,2001)。DIG RNAラベリングキット(SP6/T7;ロシュ)を用い、インビトロでジゴキシゲニン標識プローブの合成を行った。SM22αアンチセンスcRNAプローブとセンスプローブ(ネガティブコントロール)は、同じテンプレートから合成し、ハイブリダイゼーションに使用した。以下の免疫学的検出方法は、DIG nucleic acid 検出キット(ロシュ)を用いて行った。
インフレームのSM22αcDNA(260bp;85番から170番を形成するアミノ酸のフルレングスの43%に対応する)断片は、2つのプライマー;5’‐TCCATGGTCTTCAAGCAGATG‐3’、5’‐CTCCTGCAGTTGACTGTCTGTG‐3’を用いたPCRにより準備した。そのPCR産物を、pQE‐30UAベクター(キアゲン サイエンス,メリーランド,USA)に組み込み、そのベクターを大腸菌(E.coli)ストレインJM109(Toyobo,大阪,日本)に導入した。6xヒスチジンタグを付けたSM22α組み換え型蛋白(rSM22α)の生産物は、37℃で4時間、1mMのイソプロピル‐β‐D‐1‐チオガラクトピラノシドで誘導した。その後、超音波により溶解し、14,000rpmで20分間遠心分離した後、QIAエクスプレスタイプIVキット(キアゲン)を用いて、アフィニティー精製を行った。rSM22αの分子サイズは、約10kDaである。ウサギ抗rSM22α抗血清を得るために、ヒスチジンタグを付けたrSM22α蛋白1mgを等容積の完全フロイントアジュバント(FA)と混合し、ウサギの皮下に注射した。3週間後、rSM22α 1mgと不完全FAを3週間おきに投与した。免疫投与開始後9週間、ウサギから採血し、血清を収集した。その抗rSM22αIgG抗体は、ハイトラップNHS-activated HPおよびハイトラッププロテインG HP(アマシャム バイオサイエンシーズ,ウィクストームス,スウェーデン)を用いて、アフィニティークロマトグラフにより精製した。
抗体の特異性を評価するために、1%トリトン‐X/リン酸緩衝液/プロテイナーゼ阻害剤を用いて正常ラットの大動脈から用意した溶解物1μgを、還元性条件下で16%ゲルを用いて、SDS−PAGEにより分離した。その蛋白は、二フッ化ポリビニリデン膜に転写し、TBST(20mM トリスHCI,pH8.0,0.5M NaCl,0.5%トウィーン20)で溶解した10%粉末ミルクでブロッキングした。その後、ウサギ抗rSM22α抗体(100μg/ml)で4℃で一晩処理した。ペルオキシダーゼ複合体ヤギ抗ウサギIgG抗体(サザンバイオテクノロジーアソシエイツ,バーミンンガム,AL)は二次抗体として用いた。そして、ECL(ウェスタンブロッティング検出試薬,アマシャム)を用いて可視化した。免疫前正常ウサギIgGを抗体のコントロールとして使用した。
腎臓組織はカルノア液で固定し、パラフィンに包埋し、10μmの薄切片とした。切片は、キシレン中で脱パラフィンし、100%エタノールで再水和した。スライドは、10分間、3%H2O2(PBSで溶解)で固定し、そして、15分間、3%BSA(PBSで溶解)でブロッキングした。SM22αの検出のために、スライドを、4℃で一晩、ウサギ抗rSM22α抗体(100μg/ml)で処理した。そして、二次抗体として、ペルオキシダーゼ複合体ヤギ抗ウサギIgG抗体(ダコ,カーピンテリア,CA)で処理した。その免疫複合体は、3,3’‐ジアミノベンジジン4塩酸塩(ダコ)で検出した。そして、対比染色はヘマトキシリンで行った。コントロール切片は、抗rSM22α抗体の代わりに、免疫前正常ウサギIgG(ジムド)で処理した。
ビオチン標識ウサギ抗rSM22α抗体を得るために、抗rSM22α抗体を、ハイトラップ NHSアクティベイト HP(アマシャム)を用いて、イムノアフィニティークロマトグラフ法により精製した。そして、ビオチンラベリングキットNH2(同仁化学研究所,熊本,日本)を用いてビオチン標識した。二重標識のために、凍結腎臓組織を3μmの薄切片にカットし、アセトンで1時間固定した。その連続切片は、ビオチンブロッキングシステム(ダコ)でブロッキングし、ビオチン標識したウサギ抗rSM22α抗体(12μg/ml)で4℃で一晩処理した。そして、その後、フルオレセインイソチオシアネート(FITC)標識ストレプトアビジン(BDバイオサイエンシーズファーミンゲン)で処理した。つぎに、そのスライドは、マウス抗ポドカリキシン抗体(4D5)(原正則医師により提供された)(Nephron Clin Pract 95:c91-99,2003, J Am Soc Nephrol 14:3111-3126,2003)、あるいは、ポドサイトマーカーとして、抗ネフリン抗体(mAb 5‐1‐6)(J Immunol 141:807-814,1988, Kidney Int 57:1949-1961,2000)で処理した。続いて、抗ポドカリキシン抗体のためにローダミン標識ヤギ抗マウスIgG2a、あるいは、抗ネフリン抗体のためにローダミン標識抗マウスIgG1(サザンバイオテクノロジーアソシエイツ,バーミンガム,USA)で処理した。さらに、二重染色は、抗rSM22α抗体と汎白血球マーカーとして抗OX‐1抗体(セロテック,オックスフォード,UK)、内皮細胞マーカーとして抗RECA‐1抗体(セロテック)、あるいは、メサンギウム細胞マーカーとして抗OX‐7抗体(セロテック)を用いて行った。二次抗体として、ローダミン標識ヤギ抗マウスIgG1(サザンバイオテクノロジーアソシエイツ)を使用した。コントロール切片は、抗ラットrSM22α抗体の代わりに、ビオチン標識した正常ウサギIgG(ジムド)を用いて処理した。
[ノーザンブロット分析によるSM22α発現の上昇の確認]
本発明者らは、抗GBM腎炎ラット腎臓における、網羅的な遺伝子発現のプロファイルを発表した(J Immunol 2003 Mar 15;170(6):3377-85)。その中で、腎炎モデル経過中に、SM22αの遺伝子発現が上昇したことを見出した。そこで、本発明者らはまずノーザンブロット分析によりその発現の増加を確認した。図1に示されるように、SM22αmRNAは、コントロールラットの腎臓においても構成的に発現していたが、抗GBM腎炎ラットにおいて平均2.7倍増加した(図1)。
抗GBM血清の投与後7日に、糸球体に細胞増殖を伴う半月体形成と線維素析出及び多核巨細胞がボーマン嚢腔に観察された。この時点の腎臓組織を用いて、ラットSM22αcRNAプローブを用いたin situ ハイブリダイゼーション法によりmRNAの発現の局在を調べた(図2)。抗GBM腎炎の腎臓組織切片を、SM22αのアンチセンスcRNAプローブ(a)、あるいは、センスプローブ(b)とともにハイブリダイズした。(倍率:x400)。図2に示すように、抗GBM腎炎ラット腎臓において、SM22αmRNAは、血管と糸球体上皮細胞(ボーマン嚢上皮細胞とポドサイト)において発現していた。コントロールラット腎臓においては、糸球体では発現しなかったが、血管においてのみ発現した。
発現ベクターに組み込んだSM22αを大腸菌(JM109)に導入し、in vitroで、rSM22αを発現誘導した。誘導前(a),誘導後の菌溶解液(b),アフィニティーカラムで処理する前の菌溶解液上清(c), アフィニティーカラムからの抽出物(d:pH5.9, e:pH4.5 条件下での抽出物)をSDS‐PAGEにより展開し、クマシーブルー染色した。rSM22αは分子量約10 kDaである。
SM22αとほかのポドサイト特異的マーカーとの関係を調べるために、初め、抗rSM22α抗体と抗ポドカリキシン抗体を用いて二重蛍光免疫染色を行った。まず、抗GBM腎炎(上パネル)とコントロールラット(下パネル)の腎臓の凍結切片をビオチン標識ウサギ抗rSM22αIgG抗体と抗ポドカリキシン抗体で二重染色した。(倍率:x400)図5に示すように、ポドカリキシンは、コントロールの糸球体のポドサイトにおいて全体的に検出された。しかしながら、抗GBM腎炎においては、ポドカリキシンは部分的に欠損していた。SM22αは、ポドカリキシンが欠失あるいは減弱した糸球体の上皮細胞において発現することが示された。
SM22αの発現の増加は、DNAマイクロアレイを用いたラット抗GBM腎炎モデルの本発明者らの網羅的な遺伝子発現分析において認められた(J Immunol 2003 Mar 15;170(6):3377-85)。この研究において、本発明者らは、この腎炎が発症すると、SM22αがポドサイトとボウマン嚢上皮細胞に新たに発現することを解明した。また、SM22αが、成熟分化したポドサイト特異的マーカーであるポドカリキシンとネフロンが減弱あるいは欠失したポドサイトにおいて、発現することを見出した。ポドサイトは、炎症状態下において傷害を受けると、表現型を変化させることが良く知られている(J Am Soc Nephrol 15:61-67,2004, J Am Soc Nephrol 10:51-61,1999, Kidney Int 53:918-925,1998)。
新鮮尿50−200mlから遠心分離法(1500rpm,5分間)により尿沈渣を得た。SM22α特異的プライマーは、一般的な方法で作製した。尿沈渣からトータルRNAを採取し、RT‐PCR法によりSM22αの検出を行った。
Claims (8)
- 尿中のSM22αを検出することを特徴とする腎障害の検出方法。
- 前記SM22αの検出をPCR法または免疫化学的方法またはELISA法により行うことを特徴とする請求項1記載の腎障害の検出方法。
- 前記PCR法をSM22α特異的プライマーを用いて行うことを特徴とする請求項2記載の腎障害の検出方法。
- 前記免疫化学的方法を抗SM22α抗体を用いて免疫染色し、蛍光顕微鏡で観察することにより行うことを特徴とする請求項2記載の腎障害の検出方法。
- 前記ELISA法を抗SM22α抗体を用いて行うことを特徴とする請求項2記載の腎障害の検出方法。
- 前記尿が遠心分離法により得られた尿沈渣または尿上清であることを特徴とする請求項1記載の腎障害の検出方法。
- 前記腎障害が糸球体上皮障害であることを特徴とする請求項1〜6記載の腎障害の検出方法。
- 前記糸球体上皮障害が、ポドカリキシンまたはネフリンの発現が減弱あるいは欠失した障害の激しい糸球体上皮障害であることを特徴とする請求項7記載の腎障害の検出方法。
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