JP4598400B2 - 自動注射針引込み式安全注射器 - Google Patents

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Description

この発明は、安全注射器、より詳細には注射器から流体を注射後、直ちに、自動的に中空針を一回使用後の注射器本体内に保護のため、恒久的に引込めるための安全注射器装置と方法に関する。
近年は、一般の人々が注射針の再使用および針刺し事故に関連する健康障害に益々気づくようになってきた。これは、特に、薬物常用者、薬物使用者(例えば、糖尿病患者)、医療従事者および医療サービスの提供者間で真実である。20を超える血液媒介性病原体が注射針の再使用または針刺し事故により伝染され得る。そのほんの幾つかの病原体には、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)、後天性免疫不全症候群(AIDS)、B型肝炎、C型肝炎、梅毒、マラリア、結核およびヘルペスが含まれる。
注射針の再使用により血液媒介性病原体を蔓延させる問題は、滅菌針に金銭を消費したくないか、支払うことができない薬物常用者間では重大である。この問題を認め、認知したアメリカ合衆国政府は、針の交換綱領を制定することにより、薬物常用者間の注射針の再使用を抑制しようとしている。この綱領では、薬物常用者は、汚染注射針と引き換えに滅菌針を無料で得ることができる。この努力にもかかわらず、アメリカ合衆国におけるHIV/AIDS症例の少なくとも36%およびB型肝炎およびC型肝炎症例の50%以上が、薬物常用者間での針の共有と関連し得る。アメリカ合衆国の約百万人のHIV/AIDSを罹った人々、125万人を超えるB型肝炎保菌者および350万人を超えるC型肝炎の保菌者に関して、針を共有する習慣を強く抑制する必要性が非常にある。アメリカ合衆国における130万人を超える注射薬物使用者に関して、注射器を一回の使用だけに制限する超越不可能な取り外し出来ない一構成部分の安全形状構成を有する注射器の必要性が圧倒的にある。(tri−ject.net/stats.html)。
さらに、他の世界中の国々における薬物常用者、薬物使用者、医療従事者および医療サービス提供者による汚染注射針の再使用を通して血液媒介性病原体の蔓延が益々目立つようになっている。例えば、ブラジル、チリ、ウルグアイ、パラグアイおよびアルゼンチンで報告されたHIV/AIDS症例の約30%は、薬物常用者間の汚染注射針の共有と直接関連する。スペインの注射薬物常用者のほぼ74%がHIVに感染している。チリで報告されたHIV症例の約70%が汚染注射針の共有と直接関連する。東欧諸国では、注射薬物常用者の80%が汚染注射針の共有を認める。ポーランドおよびユーゴスラビアで報告されたHIV/AIDS症例の約43%が薬物常用者間の汚染注射針の共有と関連する。さらに、世界中で約2200万人がHIVかAIDSを罹って生きている。不幸にも、多くの諸国において、特に、世界の第三諸国では、滅菌注射器が単に経済上の理由により利用できない(www.vanishpoint.com/needlestick.html)。
年間に約百万の針刺し事故が医療サービス労働者により報告されているが、報告されないでいる少なくとも3百万の針刺し事故が毎年起こっている。様々な調査から、看護師に起こる全針刺し創傷のうち、約40〜53%が報告されずにいると推定される。また、種々の調査により、検査技師に起こる全針刺し創傷のうち、約92%が報告されずにいると推定される。さらに、様々な調査により、医師に起こる全針刺し創傷のうち、約70〜95%が報告されずにいると推定される。(www.osha−slc.gov/SLTC/needlestick/saferneedledevices/saferneedledevices.html)。
1997年に米国疾病管理予防センター(CDC)は、安全注射針を使用することにより、針刺し創傷の約76%が回避され得ることを認めた試験のスポンサーになった。結果として、注射針の法律が現在、約25州およびコロンビア特別区に導入されている。事実、このような安全注射針の法律は、すでにカリフォルニア、テキサス、テネシー、ニュージャージーおよびメリーランドを含む幾つかの州の法律に署名されている。さらに、安全衛生管理局(OSHA)は、雇用主に雇用者の職業的曝露を最小または排除するように設計した既存管理の有効性を評価すること、およびより高等な管理を設ける可能性を再検討することを求める血液媒介性病原体規格を公布した。さらに、医療サービス労働者を保護しようとして、米国食品医薬品局(FDA)は、安全注射器がもつべき具体的な形状構成を示唆するガイドラインを発布した。これらには、簡単で操作が自明なので、有効的に使用する追加訓練を行なう必要がほとんどない安全形状構成だけでなく、本装置の一構成部分である安全形状構成も含まれる。すなわち、本ガイドラインは、安全形状構成自体が取り外すことができなく、安全形状構成の利用が免れがたいことを示唆する。(www.osha−slc.gov/SLTC/needlestick/saferneedledevices/saferneedledevices.html;www.seiu.org)。
前述の州法および政府機関のガイドラインの結果として、安全注射針設計を備えた注射器の開発において注射器製造業者により大量の時間、努力および金が投資されてきた。目下、少なくとも250種類の安全注射器が存在する。しかし、現在ある安全注射器は、一般的に、製造するのに費用がかかりすぎ、安全注射器の一構成部分ではない安全形状構成をもつことで酷評されてきた。さらに別の批判には、安全形状構成の操作が自明ではないので、装置を有効に使用するのに追加訓練を必要とするため、経済的に実行できない安全注射器が含まれる。さらに、少なくとも一つの安全注射器の安全形状構成は、“逆流”血液汚染による血液媒介性病原体の伝染の防止にほぼ効果がない。
現在の安全注射器のうち、バネ機構を用いる安全注射器は、流体を注射後、中空針を自動的に引き込めるのに最も一般的なものである。しかし、これらの安全注射器は、製造にさらに別の材料を組み込む必要があるため、通常、より高価である。規格または在来の皮下注射針注射器は、通常、それぞれ5から7セントの費用がかかる。他方、安全注射器の経費の増加中間値は、約30セント以上である。一見すると、この極微の費用の増加は、重要であるようには見えない。しかし、毎年使用される注射針が数百万でないとしても、数千とみなすと、より高価な安全注射器を利用するのに生じる年間経費の増加は、残念ながら法外である。
別の種類の安全注射器は、注射針上を摺動および固定して穿刺先端を保護のために覆う保護シールドを用いる注射器である。しかし、保護シールドは、安全注射器の一構成部分ではない。保護シールドは、手動で注射針上を摺動させるため、この安全形状構成は、ヒトが不注意または故意に注射針上にシールドを摺動し損なうことによって汚染および潜在的に感染性のある穿刺先端が曝露されることから無効になり得る。さらに、保護シールドは、注射針上にシールドを摺動させ、注射器注射針を覆うのに二本の手が必要になる。結果として、ヒトの手が、シールドの摺動中に滑り、続いて曝露した汚染突刺先端で刺されるかもしれない。
さらに別の種類の安全注射器は、極めて高速で皮膚に流体のピンポイントジェットを発射する無針ジェットインジェクターである。しかし、この安全注射器は、操作が自明でなく、装置を効果的に使用するのに高価な時間を消費する訓練が必要になるので、経済的に不可能である。さらに、無針ジェットインジェクターは、前の注射由来のインジェクターヘッドの“逆流”血液汚染から生じるB型肝炎の感染原因と関連していた。一つの取り組
み法は、注射間でインジェクターヘッドの適当な洗浄と保守を提供することであるが、これは時間を消費し、引き続いて起こる感染性血液媒介性病原体の伝染を防止する上で安全を保障する機構ではない。別の取り組み法は、各注射後に双方を廃棄できるノズルと流体チャンバーを備えた無針ジェットインジェクターを提供することである。しかし、これらの安全形状構成は、装置の単なる付属品にすぎなく、装置の一構成部分として嵌め込まれていない。従って、無針ジェットインジェクターの安全形状構成は、滅菌した未使用のノズルおよび/または流体チャンバー取付け部材を用いなければ、除去または無効にさえなり得る。
従って、簡単で、操作が自明であり、一回注射後、自動的に保護のため引込む中空針をもつ安全形状構成を一構成部分として含む有効的および効率的な安価な安全注射器の必要性がある。さらに、注射針の再使用および汚染注射器針の針刺し事故を軽減するので、汚染注射器針を介するHIV/AIDS、B型肝炎およびC型肝炎のような血液媒介性病原体の伝染を防止する上で究極的に役立つ安全注射器が必要とされる。
本発明は、注射器から流体を注射後、直ちに、自動的に中空針を一回使用後の注射器本体内に保護のため恒久的に引っ込めるための安全注射器装置と方法である。本発明は、注射針の再使用および汚染注射器針の針刺し事故を防止する。
発明の装置は、プランジャーと注射針本体を備えた注射器本体を含み、プランジャーと注射針は共に、摺動配置され、注射器本体内に部分的に位置する。注射器本体は、注射器本体の第一末端にあるシャフトシールと可変真空区画を含む。プランジャーは、シャフト、そのシャフトの一方の末端の近位に取り付けたピストンシールおよびシャフトの末端に位置する穿孔器を含む。プランジャーのシャフトは、注射器本体のシャフトシールと摺動係合することができる。プランジャーのピストンシールは、注射器本体内に摺動配置される。シャフトシールとピストンシール間の注射器本体は、可変真空区画を画定する。注射針本体は、注射器本体の第一末端に対向する第二末端に一時的に取り付けられ、嵌め輪に取り付けた突刺先端を含む。
流体を一回注射する注射工程中、シャフトシールとピストンシールがほぼ気密性および流体密性であるため、可変真空区画内へ相応に空気分子と流体分子が流入することなく、可変真空区画内の体積が増加した結果として、可変真空区画内に真空が生じる。注射工程の終了時、穿孔器は、嵌め輪と摩擦係合する。注射針は、注射工程中に可変真空区画内に生じた真空の結果として、直ちに、自動的に注射器本体内に引き抜かれる。注射針本体は、突刺先端が注射器本体内に閉じ込められ、保護のため注射器本体に押しつけられて恒久的に存在するように、注射器本体内に引き抜かれる。これによって、注射針の再使用および針刺し事故が軽減されるので、汚染注射器針による血液媒介性病原体およびその他の疾病の伝染を究極的に防止する。
発明の安全注射器装置は注射針の再使用か汚染注射器針の針刺し事故による血液媒介性病原体およびその他の疾病の伝染を防止するのに効率的および効果的である。また、安全注射器は、規格または在来の皮下注射針注射器の製造費に対して製造に費用がかからない。さらに、発明の装置の安全形状構成は、簡易で操作が自明なので、本装置を効率的および効果的に使用するための追加訓練を必要としない。
この安全形状構成は、発明の安全注射器装置の一構成部分である。つまり、安全形状構成が装置の必要な固有の一構成部分として嵌め込まれていることを意味する。この安全形
状構成は、一回使用後に除去されたり、無駄になったり、無効になり得る単なる付属物ではないため、穿刺先端は、注射器本体内に閉じ込められ、注射器本体に保護のため押しつけられて恒久的に存在するので、ヒトの手と汚染注射針間に保護的バリヤを提供する。さらに、この安全形状構成は、一回使用後、直ちに、自動的に有効になり、廃棄中、ほぼ存続するので、注射針の再使用および汚染注射器針の針刺し事故を軽減させる。従って、安全形状構成は、針の再使用や汚染注射器針の針刺し事故によるHIV/AIDS、B型肝炎、C型肝炎および他の疾病のような血液媒介性病原体の伝染を究極的に防止する。
本発明の主な目的は、注射器から流体を注射後、直ちに、自動的に、一回使用後の安全注射器本体内に中空針の突刺先端を管の内面に保護のため押しつけて、恒久的に中空針の突刺先端を引っ込めるので、注射針の再使用や汚染注射器針の針刺し事故を介するHIV/AIDS、B型肝炎、C型肝炎および他の疾病のような血液媒介性病原体の伝染を防止する、自動注射針引込み式安全注射器装置を提供することである。
本発明のさらに別の目的は、直ちに、自動的に中空針の突刺先端を一回使用後の安全注射器本体内に保護のため管の内面に押しつけて恒久的に引っ込めるので、針の再使用や汚染注射器針の針刺し事故を介するHIV/AIDS、B型肝炎、C型肝炎およびその他の疾病のような血液媒介性病原体の伝染を防止する方法を提供することである。
本発明のさらに別の目的は、一回使用後および廃棄中、直ちに、自動的に手と中空針間に保護バリヤを提供することにより、針の再使用か汚染注射器針の針刺し事故を恒久的に防止する安全注射器装置を提供することである。
本発明のさらに別の目的は、針の再使用または汚染注射器針の針刺し事故による血液媒介性病原体およびその他の疾病の伝染を防止するのに効率的であり、有効的である、直ちに、自動的に注射針を引っ込められる安全注射器装置を提供することである。
本発明のさらに別の目的は、簡易で、規格または在来の皮下注射針注射器の製造費に比較して製造コストが低く、かつ直ちに、自動的に注射針を引っ込められる安全注射器装置を提供することである。
本発明のさらに別の目的は、簡易で操作が自明なので、装置を有効的および効率的に使用するための追加訓練を必要としない、直ちに、自動的に注射針を引込められる安全注射器装置を提供することである。
本発明のさらに別の目的は、安全注射器の一構成部分である安全形状構成、つまり、本装置固有の必要な一構成部分として嵌め込まれているので、除去されたり、無駄になったり、無効になり得る単なる付属器ではないことを意味する安全形状構成を有する、直ちに、自動的に注射針を引込められる安全注射器装置を提供することである。
前述および別の目的は、以下の詳細な説明および添付の図面を参照することにより、より容易に明らかになるでろう。
本発明は、注射器から流体を注射後、直ちに、自動的に中空針を一回使用後の注射器本体内には保護のため恒久的に引っ込めるための安全注射器装置と方法である。本発明は、注射針の再使用と汚染注射器針の針刺し事故を防止する。
図1は、本発明に従う安全注射器装置10の断面図である。図1に示すように、本発明に係る安全注射器装置10の実施形態は、注射器本体12、プランジャー14および注射針本体16を含む。プランジャー14と注射針本体16の双方が摺動自在に配置され、注
射器本体12内に部分的に位置する。注射器本体12は二つの向かい合う末端30、32を有する管18であり、注射器本体12の一方の末端30にシャフトシール36と可変的な真空領域、即ち可変真空区画24を含む。プランジャー14は、注射器装置の使用者が親指で操作する親指端62と親指端62に対向するピストン端64を有するシャフト60、シャフト60のピストン端64の近位に取り付けたピストンシール72とシャフト60のピストン端64に取り付けた穿孔70を含む。シャフトシール36とピストンシール72は、プランジャー14が注射器本体12内および本体外に移動時に、シャフト60と注射器本体12間の気密性および流体密性シールを維持する。シャフトシール36とピストンシール72間の注射器本体12は、可変真空区画24を画定する。注射針本体16は、注射器本体の第二末端32に一時的に取り付けられ、嵌め輪84に取り付けた突刺先端78を含む。
図2は、注射器本体12の分解組立て断面図である。管18は、内面28、シャフトシール取付け端部30およびシャフトシール取付け端30に対向する注射針取付け端部32を含む。管18の内面28は、シャフトシール取付け端部30と注射針取付け端部32間の管18内を管18にそって伸びる。図2に示すように、注射器本体12は、さらに、前述のプランジャー14を受容するため、シャフトシール取付け端部30に挿入して取り付けられるシャフトシール取付け部材20を含む。
シャフトシール取付け部材20は、取付け部材基部34、シャフトシール36、取付け部材頭部38およびその中に形成されるシャフトオリフィス40を含む。取付け部材基部34は、前述のシャフト60を受容するためのシャフト開口部42とシャフトシール36を受容するためのシャフトシール環状溝44を有する。取付け部材頭部38は、シャフト開口部46とシャフトシール環状溝タブ48を装備し、シャフトシール環状溝タブ48は、シャフトシール36を取付け部材頭部38と取付け部材基部34間に差し挟むように取付け部材頭部38を取付け部材基部34と結合する。シャフトシール取付け部材20は、取付け部材頭部38を取付け部材基部34と結合させることにより組立てられる。一旦、組立てられると、シャフトシール取付け部材20のシャフトオリフィス40は、取付け部材基部34のシャフト開口部42、取付け部材頭部38のシャフト開口部46およびシャフトシール36により形成される。組立て体中、シャフトシール取付け部材20は、シャフトシール取付け部材20を管18のシャフトシール取付け端部30内に挿入することにより管18に取り付けられる。
注射器本体12は、さらに、前述の注射針本体16を受容するため、注射針取付け端部32に挿入および取り付け可能な注射針取付け部材22を含む。注射針取付け部材22は、注射針受容コンジット50を含む。組立て体中、注射針取付け部材22は、注射針取付け部材を管18の注射針取付け端部32内に挿入することにより管18に取り付けられる。
図3は、図1に示されるプランジャー14の分解組立て断面図である。プランジャー14は、前述のシャフト60、親指端62および親指端62に対向するピストン端64を含み、また、親指端62に取り付けた親指プラットホーム66、ピストン端64に取り付けたピストン68およびピストン端64に取り付け、ピストン68と隣り合って配置される前述の穿孔70を含む。これに代わる実施形態において、穿孔70は、ピストン68に取り付けられ、プランジャー14のピストン端64と隣り合って位置する。ピストン68は、プランジャー14のピストン端64の近位に取り付けたピストンシール72を装備する。シャフト60は、中実の細長円筒管型が好ましい。これに代わる実施形態において、シャフト60は、ほぼ中空になっていて、シャフト60の必要な構造的完全性を維持しながら、真空を生じるため、前述の可変真空区画24内にさらに体積を提供する。さらに別の実施形態において、シャフト60は、図3に示すような中実の細長円筒管形と対照的に細長の十文字形である。
図4は、図1に示す注射針本体16の断面図である。注射針本体16は、前述の突刺端78と突刺端78に対向する嵌め輪端82および中空毛管溝80の嵌め輪端82に取り付けた前述の嵌め輪84を有する中空毛細管80を含む。嵌め輪84は、基礎部86とグロメット88を有する。基礎部86は、表面87を有する。グロメット88は、嵌め輪84の基礎部86の表面87に一時的および末梢的に取り付けられる表面89を有する。
図5は、図1に示す安全注射器装置10の一部分の詳細拡大断面図である。注射針本体16は、注射器本体12の注射針取付け部材22に一時的に取り付けられる。好適な実施形態において、グロメット88の表面89は、注射器本体12の注射針取付け部材22に嵌め輪84の基礎部86の表面87を一時的および末梢的に取り付け、僅かに凹状の表面90を形成する。この択一的実施形態において、得られる表面90は、さもなければ、凹状かほぼ平坦になるかもしれない。これに代わる実施形態において、グロメット88の表面89は、管18の内面28に嵌め輪84の基礎部86の表面87を一時的および末梢的に取り付け、僅かに凹状の表面90を形成する。この択一的実施形態において、得られる表面90は、さもなければ、凹状かほぼ平坦になるかもしれない。
また、注射器本体12の管18は、定置面56と表面58により画定される流体区画26を有する。流体区画26の定置面56は、僅かに凹状の表面90と注射針取付け部材22と表面58間の管18内を管18にそって伸びる管18の内面28を含む。流体区画26の表面58は、ピストン68を含む。プランジャー14が注射器本体12内および注射器本体の外に転置される間、ピストン68は、ピストンシール72を介して管18の内面28に対して摺動自在に配置される。
穿孔70は、装置10を組み立てるとき、ピストン68と隣り合って配置されたピストン端64に取り付けられ、注射針取付け部材22方向へ突出する。穿孔70は、ほぼ中空の円筒である。好適実施形態において、穿孔70は、ほぼ中空の円筒の約1/2未満の円周の周りに伸びる上方に位置するブロック状のタブ74とほぼ中空の円筒の約1/2未満の周囲の周りに伸び、上方に位置するブロック状のタブ74と向かい合って位置する下方に位置するくさび状のタブ76を装備する。中空毛細管80および注射針本体16の突刺先端78は、注射針取付け部材22の注射針受容コンジット50内に摺動自在に配置される。
図6は、本発明に従う一回使用後、直ちに注射器本体12内に閉じ込められ、注射器本
体12の内面28に保護のため押しつけられて恒久的に存在する注射針本体16の断面図である。穿孔70は、上方ブロックタブ74と下方くさびタブ76により嵌め輪84の基礎部86と摩擦係合し、注射針本体16は、一回使用の注射工程後、直ちに、自動的に注射器本体12内に閉じ込められ、注射器本体12の内面28に保護のため、押しつけられて恒久的に存在する。注射器本体12の可変真空区画24は、定置面52とピストン68のピストン面54により画定される。可変真空区画24の定置面52は、シャフトシール取付け部材20とシャフトシール取付け部材20とピストン面54間の管18内を管18に沿って伸びる管18の内面28を含む。シャフト60は、シャフトシール取付け部材20のシャフトオリフィス40内に配置され、シャフトシール36と摺動係合することができる。シャフト60の直径は、真空を生じさせるのに必要な可変真空区画24内に十分な体積を提供するには十分小さいが、シャフト60に必要な構造保全性を提供するには十分大きい。注射針本体16の突刺先端78および注射針本体16の中空毛細管80は、注射針取付け部材22の注射針受容コンジット50内に摺動自在に配置される。
図5および図6に示すように、運転の際には、流体を一回注射する注射工程中、シャフト60とシャフトシール取付け部材20間だけでなく、ピストン68と管18の内面28間もほぼ気密性および流体密性にし、維持するシャフトシール36とピストンシール72のため、相応に空気分子が流入することなく、可変的な真空領域、即ち可変真空区画24内の体積が増加した結果として可変真空区画24内に真空が生じる。注射工程の終了時、穿孔70の上方に位置するブロック状のタブ74と下方に位置するくさび状のタブ76は、嵌め輪84の基礎部86と摩擦係合する。注射針本体16は、注射工程中に可変真空区画24内に生じた真空の結果として、直ちに、自動的に注射器本体12内に引き抜かれる。注射針本体16は、突刺先端78が管18内に閉じ込められ、保護のため管18に押しつけられて恒久的に存在するように、注射器本体12内に引き抜かれる。これによって、注射針の再使用および針刺し事故が軽減するので、汚染注射器針による血液媒介性病原体および他の疾病の伝染が究極的に防止される。
より詳細には、図5および図6に示すように、注射器本体12の流体区画26内へ流体の取り込みを生じさせるため、まず、僅かに凹状の表面90方向へ部分的に親指プラットホーム66を押し出すことにより、プランジャー14の親指プラットホーム66を押し下げて、流体区画26内に存在する大部分の空気を除去すべきである。この押し下げ中、プランジャー14のピストン68は、ピストン68のピストンシール72を介して僅かに凹状の表面90方向へ管18の内面28に対して摺動を強いられる。シャフトシール取付け部材20のシャフトシール36とピストン68のピストンシール72は、ほぼ気密性および流体密性であるため、注射器本体12の可変真空区画24内へ相応の空気分子および流体分子が流入しないようにする。結果として、可変真空区画24内の体積は、相応の空気分子と流体分子が流入することなく、増加するので、可変真空区画24内に真空が生じる。第二に、親指プラットホーム66が強制的に押し下げられたままでいる間、注射針本体16の突刺先端78は、流体容器内に存在する流体内に浸水する。一旦、突刺先端78が流体内に浸水すると、可変真空区画24内に生じた真空の結果として親指プラットホーム66は注射針取付け部材22から離れるように移動するので、流体容器から注射器本体12の流体区画26内へ所望量の流体の引き抜きが行なわれる。
流体は注射器本体12内に位置するので、残留空気はすべて注射の前に除去されなければならない。突刺先端78がほぼ垂直になるように安全注射器装置を逆さにすることにより、残留空気よりも高密度の流体は、重力によりプランジャー14のピストン68方向へ引っ張られるが、残留空気は、僅かに凹状の表面90方向へピストン68から離れるように上昇する。このほぼ垂直の位置で安全注射装置を維持する間、プランジャー14の親指プラットホーム66は、注射器本体12内に存在する残留空気全てを除去するのにちょうど足るだけ僅かに凹状の表面90へ部分的にのみ親指プラットホーム66を押し出すことにより、僅かに押し下げられる。
図5及び図6に示すように、流体を一回注射する注射工程中、プランジャー14の親指プラットホーム66は、僅かに凹状の表面90へ親指プラットホーム66を押し出すことにより、押し下げられ、注射器本体12内に含まれる流体のほぼ全てを除去する。この押し出し中、可変真空区画24内に、本明細書において上記で論じたように、真空が生じる。注射工程の終了時、プランジャー14の穿孔器70は、僅かに凹状の表面90を貫通し、嵌め輪84のグロメット88の表面89を切断し、穿孔器70の上方ブロックタブ74と下方くさびタブ76により嵌め輪84の基礎部86と摩擦係合する。いまや穿孔器70により摩擦的係合された嵌め輪84の基礎部86は、可変真空区画24内に生じた真空の結果として、直ちに、自動的に注射器本体12内に引っ込む。これによって、流体の一回注射後、直ちに、自動的に注射針本体16の突刺先端78が注射器本体12内に閉じ込められ、管18の内面28に保護のため押しつけられて恒久的に存在する。従って、発明の注射器装置10は、注射針の再使用および針刺し事故を防止するので、汚染注射器針による血液媒介性病原体および他の疾病の伝染を究極的に軽減する。
図5および図6に示すような一実施形態において、自動注射針引込み式安全注射器装置
10は、流体区画26内の注射液が見えるようにした透明な注射器本体12を有する。安全注射器装置10は、少なくとも約1ml(1cc)の流体、好ましくは約3ml(3cc)〜約10ml(10cc)の流体を注射し、注射器本体12内に注射針本体16を抜き取るため、可変真空区画24内に必要量の真空を生じさせる容量を有する。次ぎに、突刺先端78は、注射器本体12内に閉じ込められ、管18の内面28に保護のため押しつけられて恒久的に存在する。
これに代わる実施形態において、突刺先端78は、流体を一回注射後、直ちに、自動的に管18の内面28に押しつけられることなく、注射器本体12の流体区画26内に保護のため閉じ込められて恒久的に存在する。
前述の事から、注射器から流体を注射した後、直ちに、自動的に一回使用後の安全注射器本体内に中空針の突刺先端を恒久的に引込め、保護のため管の内面に押しつけられることにより、注射針の再使用および汚染注射器針の針刺し事故によるHIV/AIDS、B型肝炎、C型肝炎およびその他の疾病のような血液媒介性病原体の伝染を防止することに備えた自動注射針引込み式安全注射器装置を発明したことは容易に解る。また、直ちに、自動的に一回使用後の安全性注射器本体内に中空針の突刺先端を恒久的に引っ込め、保護のため管の内面に押しつけるので、注射針の再使用および汚染注射器針の針刺し事故によるHIV/AIDS、B型肝炎、C型肝炎およびその他の疾病のような血液媒介性病原体の伝染を防止する方法に備えた自動注射針引込み式安全注射器装置を発明したことも容易に解る。
また、本発明は、一回使用後直ちに、自動的に、および廃棄中、手と中空針間に保護バリヤを提供することにより、注射針の再使用および汚染注射器針の針刺し事故を恒久的に防止する安全注射器装置を提供する。また、本発明は、注射針の再使用または汚染注射器針の針刺し事故による血液媒介性病原体および他の疾病の伝染を防止するのに効率的であり、有効的でもある、直ちに、自動的に注射針が引込められる安全注射器装置を提供する。また、本発明は、簡易で規格または在来の皮下注射針注射器の製造費に対して製造するのに費用のかからない、直ちに、自動的に注射針が引込められる安全注射器装置を提供する。また、本発明は、簡易で操作が自明なので、装置を有効的および効率的に使用するための追加訓練を行なう必要がない、直ちに、自動的に注射針が引込められる安全注射器装置を提供する。また、本発明は、安全注射器の一構成部分である安全形状構成、つまり、安全形状構成が装置の必要な固有の一構成部分として嵌め込まれているので、除去されたり、無駄になったり、無効になり得る単なる付属品ではないことを意味する安全形状構成を有する、直ちに、自動的に注射針が引込められる安全注射器装置を提供する。
前述の説明および具体的な実施形態は、本発明の最良の様態およびその原理を例証するにすぎないこと、および添付の特許請求の範囲によってのみ制限しようとするこの発明の精神および範囲から逸脱することなく、当業者により本装置に様々な変更および付加を行ない得ることは理解されるべきである。
本発明に従う安全注射器装置の断面図。 図1に示す注射器本体の組立て分解断面図。 図1に示すプランジャーの組立て分解断面図。 図1に示す注射針本体の断面図。 図1に示す安全注射器装置の一部分の詳細拡大断面図。 本発明に従う一回使用後、直ちに注射器本体内に閉じ込められ、注射器本体の内面に保護のため押しつけられて恒久的に存在する針本体の断面図。

Claims (12)

  1. 注射針が自動的に引き込み可能な注射装置であって、
    互いに対向するシャフトシール取付け端部と注射針取付け端部を備え、シャフトシール取付け端部にシャフトシールを有する注射器本体と、
    嵌め輪部と同嵌め輪部から突出する突刺先端と有する注射針本体と、前記嵌め輪部は注射器本体内に配置されてて前記注射器本体に対して注射針本体を一時的に取付け、突刺先端は注射装置の使用時に、注射器本体の注射針取付け端部から外方に突出することと、
    前記注射器本体内において摺動可能に配置され、かつピストンシールと穿孔とを有するプランジャと、前記注射器本体内で前記ピストンシールとシャフトシールとの間にはプランジャの移動に伴って真空が発生することと、前記穿孔は注射針本体を注射器本体から分離させるべく嵌め輪部を穿孔する端と、注射器装置の長さ方向及び径方向において互いに偏倚すると共に、径方向において互いに対向する方向に突出する一対のタブを有することと、同一対のタブは注射工程の終了時に注射針本体を傾斜させるべく嵌め輪部の径方向における一端を先端側に押し付けるように形成された上方ブロックタブと、注射ストロークの終了時に嵌め輪部の径方向における他端を基端側に保持すべく嵌め輪部の他端の先端部と係合するように形成された下方くさびタブとを含むことと、これらタブは嵌め輪部の長さ方向において偏倚する一対の箇所に対して摩擦力をもって係合して、注射器本体内に発生した真空に基づき突刺先端を注射器本体内に引込め、注射器本体の内面に突刺先端を押し付けることと
    からなる注射装置
  2. 前記注射器本体のシャフトシール取付け端部にはシャフトシール取付け部材が、注射器本体の注射針取付け端部には注射針取付け部材が装着される請求項1に記載の注射器装置。
  3. 前記プランジャーが、ピストンが取り付けられ、かつ注射器本体のシャフトシールに摺動可能に係合可能なシャフトを備え、前記ピストンシールはピストンに取り付けられ、さらにピストンには穿孔器が取付けられている請求項2に記載の注射器装置。
  4. 前記注射器本体内においてシャフトシールとピストンシールとの間には可変的な真空領域が形成される請求項3に記載の注射器装置。
  5. 前記注射器本体が管を含み、前記注射器本体の管がシャフトシール取付け端部、注射針取付け端部、およびシャフトシール取付け端部と注射針取付け端部の間を同管に沿って延びる内面を有し、前記シャフトシールは前記シャフトシール取付け部材の内部に挿入されシャフトシール取付け部材に含まれ、前記注射針取付け部材が注射針受容コンジットを有し、シャフトシール取付け部材とシャフトシールが共に、管のシャフトシール取付け端部に挿入されて取付けられ、注射針取付け部材が注射針取付け端部に挿入されて取付けられることができる請求項4に記載の注射器装置。
  6. 前記プランジャーがさらに、操作者の注射装置を操作する時に同操作者の親指により操作される親指端と、同親指端に対向するピストン端と、前記シャフトシール取付け部材のシャフトシールと摺動係合するシャフト、前記親指端に取り付けた親指プラットホーム、前記シャフトに取り付けたピストンおよび同ピストンに取り付けた穿孔器とを含み、前記穿孔器が前記ピストンに隣接して配置されて注射針取付け部材の方向へ突出する請求項5に記載の注射器装置。
  7. 前記ピストンシールはピストンにさらに含まれ、プランジャーに取り付けられ、ピストンが管の内面に対してピストンシールを介して摺動自在に配置される請求項6に記載の注射器装置。
  8. 前記上方ブロックタブがブロック状に形成され、前記下方くさびタブがくさび状に形成された請求項7に記載の注射器装置。
  9. 前記注射針本体がさらに、中空毛細管を含み、前記中空毛細管の先端に前記突刺先端が形成され、更に中空毛細管において突刺先端に対向する端に前記嵌め輪部を有し、前記突刺先端と中空毛細管が注射針取付け部材の注射針受容コンジット内に摺動自在に配置され、前記嵌め輪が基礎部とグロメットとを有し、グロメットが基礎部の表面に一時的に取り付けられた表面を有する請求項6に記載の注射器装置。
  10. 前記グロメットの表面が僅かに凹状の表面を形成する注射器本体の注射針取付け部材に嵌め輪の基礎部の表面を一時的取り付けるための手段を含む請求項7に記載の注射器装置。
  11. 前記ピストンがピストン面を有し、シャフト取付け部材およびシャフトシール取付け部材とピストン面間の管内を同管に沿って延びる管の内面が定置面を画定し、定置面とピストン面が可変的な真空領域を形成する請求項10に記載の注射器装置。
  12. 前記穿孔器がほぼ中空状の円筒であり、上方ブロックタブがほぼ中空の円筒の周方向において約1/2未満の長さに延び、下方くさびタブが上方ブロックタブに対向してほぼ中空の円筒の周方向において約1/2未満の長さにわたって延びる請求項10に記載の注射器装置。
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