JP4597854B2 - ドラムブレーキ - Google Patents

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Description

本発明は、ドラムブレーキに係り、特にブレーキシューを保持する技術に関するものである。
一般にドラムブレーキでは、たとえば特許文献1の図1に示すドラムブレーキのように、ブレーキシューのシューウエブとバッキングプレートとの間を接近させる方向に常時付勢させたシューホールドダウン装置と、そのブレーキシューのシューウエブの位置を決めるためのバッキングプレートから突設された図示されていないレッジとを用いて、バッキングプレートに対して面方向に相対移動が可能に保持されている。しかし、このようなドラムブレーキでは、ブレーキシューを拡開可能に保持するためのシューホールドダウン装置が用いられているので、そのようなシューホールドダウン装置は、部品点数が多く組付が面倒であるため、装置を安価に製造できないという問題があった。
これに対して特許文献2に示すようなドラムブレーキが考えられている。このドラムブレーキは、バッキングプレート(裏板)上に配設されて一端部どうしが連結された一対のブレーキシューと、その一対のブレーキシューの他端部間に位置するようにバッキングプレートに立設されその一対のブレーキシューの他端部の浮き上がり不能にそれら他端部と係合するカムを備えたアンカーと、そのアンカーと略対称位置のバッキングプレートの周縁部にそのバッキングプレートに対して垂直に立ち上げられた立上がり部に穿設されたボルト孔に螺合された調節ねじと、その一対のブレーキシューの一方とその裏板との間に張設されその一対のブレーキシューの一方を調節ねじに常時接触させるように付勢するばね部材とを備え、前記ブレーキシューの一方には、前記調節ねじに当接させるために延長させられた位置決め部と、そのブレーキシューの一方がバッキングプレートから離間する方向に移動すると前記調節ねじに当接させられる浮き上がり防止片とを設けることによって、バッキングプレートに対して面方向にブレーキシューを相対移動が可能に保持し、上記問題点を解決している。
しかしながら、上記のドラムブレーキは、そのドラムブレーキのブレーキシューに、前記位置決め部および前記浮上り防止片を設けるので、そのブレーキシューを製造するための新たな金型を作製するかまたはブレーキシューに新たな加工をする必要性があるので、ブレーキシューすなわちドラムブレーキの製造コストが高くなるという問題があった。また、一対のブレーキシューの一端部どうしが連結された形式のものにしか適用されることができないという問題があった。
特開平10−37986号公報 特開平7−310770号公報
本発明は、以上の事情を背景として為されたものであって、その目的とするところは、ブレーキシューに新たな加工を必要とすることなく、部品点数が少なく、組付け性の高い安価なドラムブレーキを提供することにある。
かかる目的を達成するための請求項1に係る発明の要旨とするところは、(a) バッキングプレートと、そのバッキングプレート上に拡開可能に配設されて回転ドラムの内周面に摺接させられる円弧状の一対のブレーキシューとを備えたドラムブレーキであって、(b) 前記バッキングプレートの内周部に固定されて前記一対のブレーキシューを拡開可能に支持するシュー保持部材を含み、(c) 前記回転ドラムに連結された車軸を軸心まわりに回転可能に支持する軸受の外周輪が前記シュー保持部材に固定されていることを特徴とする。
また、請求項2に係る発明の要旨とするところは、請求項1に係る発明において、前記シュー保持部材は、(a) 前記ブレーキシューの両端部の前記バッキングプレート側の面に当接してそのブレーキシューの両端部をそのバッキングプレートに平行な方向に案内する一対の第1端部案内面および第2端部案内面と、(b) 前記ブレーキシューの長手方向中間部の前記バッキングプレートとは反対側の面に当接してそのブレーキシューの長手方向中間部をそのバッキングプレートに平行な方向に案内する中間部案内面と、(c) 前記ブレーキシューの両端部の前記バッキングプレート側の面と前記一対の第1端部案内面および第2端部案内面との間、および前記ブレーキシューの長手方向中間部の前記バッキングプレートとは反対側の面と前記中間部案内面との間がそれぞれ常時接触するように、そのブレーキシューを付勢するスプリングとを、含み、(d) 前記第1端部案内面および第2端部案内面と前記中間部案内面とによって、前記ブレーキシューを前記バッキングプレートに平行な方向に移動可能に保持することを特徴とする。
また、請求項3に係る発明の要旨とするところは、請求項2に係る発明において、前記シュー保持部材は、前記第1端部案内面が形成された第1端部保持突起と、前記第2端部案内面が形成された第2端部保持突起と、前記中間部案内面が形成された中間部保持突起とを備えることを特徴とする。
また、請求項4に係る発明の要旨とするところは、請求項3に係る発明において、前記第1端部保持突起は、前記第1端部案内面に隣接して前記一対のブレーキシューの一端部が当接させられて周方向の反力を発生させる当接面が設けられていることを特徴とする。
また、請求項5に係る発明の要旨とするところは、請求項4に係る発明において、前記一対のブレーキシューの他端部間には、その一対のブレーキシューを互いに相対回転可能に連結する連結装置が設けられ、前記一対のブレーキシューの一端部間には、前記第1端部保持突起が設けられていることを特徴とする。
また、請求項6に係る発明の要旨とするところは、請求項1乃至5のいずれかに係る発明において、(a) 前記一対のブレーキシューは、帯板状の板材が円弧状に曲成されたシューリムと、厚み方向に貫通する掛止穴を外周部に有する円弧形状の板材であってそのシューリムの内周面の幅方向中間部から内周側へ突設されたシューウエブとを備えたものであり、(b) 前記スプリングは、線材の両端部が鉤状に曲げられた一対の掛止部とその線材の中間部がコイル状に巻回されたコイル部とを有し、そのコイル部がシューウエブの前記バッキングプレートとは反対側の面に当接した状態でその一対の掛止部が前記掛止穴に掛け止められることにより前記一対のブレーキシュー間に張設されていることを特徴とする。
請求項1に係る発明のドラムブレーキによれば、(a) バッキングプレートと、そのバッキングプレート上に拡開可能に配設されて回転ドラムの内周面に摺接させられる円弧状の一対のブレーキシューとを備えたドラムブレーキであって、(b) 前記バッキングプレートの内周部に固定されて前記一対のブレーキシューを拡開可能に支持するシュー保持部材を含み、(c) 前記回転ドラムに連結された車軸を軸心まわりに回転可能に支持する軸受の外周輪が前記シュー保持部材に固定されていることから、シューホールドダウン装置を使用せずに、円弧状の一対のブレーキシューをバッキングプレートに平行な方向に移動可能に保持されることができるので、ブレーキシューに新たな加工を必要とせず、部品点数が減少し、高い組付け性が得られ、ドラムブレーキをより安価に製造することができるようになる。
また、請求項1に係る発明のドラムブレーキのシュー保持部材は、ブレーキシューをバッキングプレートと平行な方向に移動可能に保持する機能の他に軸受の外周輪を固定させる(軸受を固定させる)軸受保持部材としての機能も同時に備える。そのため、ナックルまたはアクスルハウジング等の車体側部材に軸受保持部材としての機能を備えるドラムブレーキに比較して、本願発明のドラムブレーキは、ナックまたはアクスルハウジング等の車体側部材に軸受保持部材としての機能を設ける必要性がないので、鍛造等の特殊な加工を要する車体側部材の形状を簡単にし、車体側部材を安価に製造させる効果も同時に備えている。
また、請求項2に係る発明のドラムブレーキによれば、前記シュー保持部材は、(a) 前記ブレーキシューの両端部の前記バッキングプレート側の面に当接してそのブレーキシューの両端部をそのバッキングプレートに平行な方向に案内する一対の第1端部案内面および第2端部案内面と、(b) 前記ブレーキシューの長手方向中間部の前記バッキングプレートとは反対側の面に当接してそのブレーキシューの長手方向中間部をそのバッキングプレートに平行な方向に案内する中間部案内面と、(c) 前記ブレーキシューの両端部の前記バッキングプレート側の面と前記一対の第1端部案内面および第2端部案内面との間、および前記ブレーキシューの長手方向中間部の前記バッキングプレートとは反対側の面と前記中間部案内面との間がそれぞれ常時接触するように、そのブレーキシューを付勢するスプリングとを、含み、(d) 前記第1端部案内面および第2端部案内面と前記中間部案内面とによって、前記ブレーキシューを前記バッキングプレートに平行な方向に移動可能に保持することから、上記スプリングは、第1端部案内面および第2端部案内面、中間部案内面とブレーキシューとの間を常時接触させるので、走行時による異音を好適に抑えることができる。
また、請求項3に係る発明のドラムブレーキによれば、前記シュー保持部材は、前記第1端部案内面が形成された第1端部保持突起と、前記第2端部案内面が形成された第2端部保持突起と、前記中間部案内面が形成された中間部保持突起とを備えるため、バッキングプレートの板厚を薄くすることができるとともに、バッキングプレートにはブレーキシューの位置決めに必要なレッジ面を設けなくてもよくなり、そのバッキングプレートの形状の制約が緩和されるので、ドラムブレーキの小型化が容易となる。
また、請求項4に係る発明のドラムブレーキによれば、前記第1端部保持突起は、前記第1端部案内面に隣接して前記一対のブレーキシューの一端部が当接させられて周方向の反力を発生させる当接面が設けられているため、バッキングプレート上に反力を発生させるアンカーを設ける必要性がなくなり、ドラムブレーキの部品点数を減らすことができる。
また、請求項5に係る発明のドラムブレーキによれば、前記一対のブレーキシューの他端部間には、その一対のブレーキシューを互いに相対回転可能に連結する連結装置が設けられ、前記一対のブレーキシューの一端部間には、前記第1端部保持突起が設けられるため、所謂デュオサーボ型ドラムが得られる利点がある。
また、請求項6に係る発明のドラムブレーキによれば、(a) 前記一対のブレーキシューは、帯板状の板材が円弧状に曲成されたシューリムと、厚み方向に貫通する掛止穴を外周部に有する円弧形状の板材であってそのシューリムの内周面の幅方向中間部から内周側へ突設されたシューウエブとを備えたものであり、(b) 前記スプリングは、線材の両端部が鉤状に曲げられた一対の掛止部とその線材の中間部がコイル状に巻回されたコイル部とを有し、そのコイル部がシューウエブの前記バッキングプレートとは反対側の面に当接した状態でその一対の掛止部が前記掛止穴に掛け止められることにより前記一対のブレーキシュー間に張設されているため、上記スプリングは、一対のブレーキシューを縮径方向に付勢するリターンスプリングとして機能すると同時に、前記第1端部案内面および第2端部案内面と前記中間部案内面とに常時接触するように前記ブレーキシューを付勢するスプリングとしても機能するので、一層、部品点数が低減される。
図1は、本発明の一実施例のパーキングブレーキ用ドラムブレーキ(以下、ドラムブレーキという)10を中央部に備えたデュオサーボ型のドラムインディスクブレーキ12のハット型デイスク14(図2の2点鎖線)およびキャリパ等を取り外した正面図である。ハット型デイスクは、円板状外周部と有底円筒状中央部とを備え、その円板状外周部がディスクブレーキの摩擦板として機能し、その有底円筒状中央部がブレーキドラム(回転ドラム)16として機能するように構成されている。図1の1点鎖線で示す円は上記有底円筒状中央部の内周面を示している。図2は、図1のII-II 視断面図であり、上記ドラムブレーキ10の縦端面を示している。
上記ドラムブレーキ10は、略円板形状を成し、たとえばナックルまたはアクスルハウジングの車体側部材18(非回転部材)に一体的に固設されたバッキングプレート20を備えている。このバッキングプレート20の外周部には、前記ハット型デイスクの円板状外周部を保護するためのディスクカバー22が固定されている。
上記ドラムブレーキ10は、バッキングプレート20の左右の外周部に凸側が外側になる姿勢で互いに接近離間可能に略対称的に配設される円弧形状の一対のブレーキシュー24、26と、その一対のブレーキシュー24、26の一端部すなわち図1の上端部間においてバッキングプレート20に位置固定に設けられた拡開装置28と、一対のブレーキシュー24、26の一端部を互いに接近する方向に常時付勢して拡開装置28に当接させるために、その一端部間に張設されたリターンスプリング30と、上記一対のブレーキシュー24、26の他端部すなわち図1の下端部間に介在させられてアジャストホイール32の回転に伴って全長が変化(伸長)させられることによりシュー間隙を調節する間隙調節装置34と、それら他端部を互いに接近する方向に常時付勢して間隙調節装置34を狭持する付勢力を発生させるためにブレーキシュー24、26の他端部間に張設されたコイル状のスプリング36とを備えている。
上記スプリング36の中間部は上記間隙調節装置34のアジャストホイール32に接触させられており、アジャストホイール32が振動等によって回転しないようになっている。それら間隙調節装置34およびスプリング36は、上記一対のブレーキシュー24、26の他端部を相対回転可能に連結するものであるので、間隙調節機能を備えた連結装置として機能している。
上記ブレーキシュー24、26は、何れもバッキングプレート20の板面と略平行な平板状を成し且つ図1に示す正面図において全体が円弧形状に湾曲する形状で打ち抜かれた鋼板から成るシューウエブ38,38と、それらシューウエブ38,38の外周縁の円弧形状に沿って帯板状の板材が円弧状に湾曲して曲成されて断面が略T字状を成すように抵抗溶接或いはすみ肉溶接を用いて一体的に接合されることにより内周面の幅方向の中間部から内周側へシューウエブ38,38が突設された円弧形状のシューリム40,40と、それらシューリム40,40の外周面に熱硬化性樹脂接着剤などで一体的に固着された摩擦材から成るライニング42,42とを備えてそれぞれ構成されている。上記バッキングプレート20、シューウエブ38,38、シューリム40,40は、いずれも鋼板から打ち抜かれかつ所定の曲げ成形が施されたプレス部品である。上記シューウエブ38,38には、リターンスプリング30およびスプリング36の両端部を掛け止めるために厚み方向に貫通する複数個の掛止穴44が設けられている。
図3に詳しく示されるように、上記拡開装置28は、バッキングプレート20に対して面方向に移動可能な浮動式であり、一端部において連結ピン46により相対回動可能に連結されたレバー48およびストラット50を備えており、連結ピン46がバッキングプレート20と略平行となる姿勢で配設されている。レバー48は2枚の金属板で構成されており、連結ピン46に連結される一端部は互いに密着するように一体的に重ね合わせられているとともに、ブレーキシュー26と係合させられる係合凹部52が設けられている一方、他端部は互いに所定寸法だけ離間させられてケーブル掛止部54が設けられ、パーキングブレーキケーブル56の先端に固設された掛止部材58が掛止されている。また、ストラット50も2枚の金属板で構成されており、その内側にレバー48が配設されているとともに、連結ピン46と反対の他端部は互いに密着するように内側へ曲げられて一体的に重ね合わせられ、ブレーキシュー24と係合させられる係合凹部60が設けられている。また、レバー48には、所定形状に曲成された板ばね62が装着され、パーキングブレーキケーブル56をレバー48のケーブル掛止部54へ案内するとともに、一旦ケーブル掛止部54に挿入された掛止部材58が離脱しないようにしている。
また、一対のブレーキシュー24、26が配設されたバッキングプレート20上において、一対のブレーキシュー24、26の一端部の間であって前記拡開装置28のバッキングプレート20には、パーキングブレーキケーブル56を挿通させるための挿通孔64が設けられている。その挿通孔64には、前記パーキングブレーキケーブル56を内周側に収容するガイドパイプ66が挿通され、それにかしめ着けられている。
図1に戻って、前記バッキングプレート20の中央部には、そのバッキングプレート20よりも厚肉であって高い強度を有する鋼板からプレス成形によって成形されたシュー保持部材68が、バッキングプレート20を介してアクスルハウジングまたはナックルの車体側部材18に図示されていないナット等の締結装置により一体的に固定されている。また、そのシュー保持部材68は、そのシュー保持部材68の拡開装置28側からブレーキシュー24,26の一端部へ伸長された第1端部保持突起70,70と、そのシュー保持部材68の間隙調節装置34側からブレーキシュー24,26の他端部へ伸長された第2端部保持突起72,72と、そのシュー保持部材68の第1端部保持突起70,70と第2端部保持突起72,72との間からブレーキシュー24,26の中間部へ伸長された中間部保持突起74,74を備える。また、そのシュー保持部材68の中央部には、図2の1点鎖線で示された車軸75を軸心まわりに回転可能に支持する軸受76を取り付けるための取付穴77が備えられ、その取付穴77にその軸受76の外周輪88が直接的に圧入等によって固設されている。
上記第1端部保持突起70,70は、図4、図5、図6に示すように、ブレーキシュー24、26のシューウエブ38,38のバッキングプレート20に対向する面38bと同じ高さ位置において、一対のブレーキシュー24、26の一端部に位置するシューウエブ38,38のバッキングプレート20に対向する面38bに当接してブレーキシュー24、26をバッキングプレート20と平行な方向に案内するための第1端部案内面78,78と、ブレーキシュー24、26の一端部に当接させられて周方向(ブレーキドラム16の回転方向)に反力を発生させる当接面80,80とを有するように、プレス成形又はフライス盤などにより切削された切欠82,82を備える。
上記第2端部保持突起72は、図1、図2、図4に示すように、ブレーキシュー24、26のシューウエブ38,38のバッキングプレート20に対向する面38bと同じ高さ位置において、一対のブレーキシュー24、26の他端部に位置するシューウエブ38,38のバッキングプレート20に対向する面38bに当接してブレーキシュー24、26をバッキングプレート20と平行な方向に案内するための第2端部案内面84,84を備える。
上記中間部保持突起74は、図1、図2、図4に示すように、バッキングプレート20からの高さがブレーキシュー24、26のシューウエブ38,38までの高さよりも大きく形成され、その中間部保持突起74の先端部には、ブレーキシュー24、26のシューウエブ38,38のバッキングプレート20とは反対側の面30aと同じ高さ位置において、一対のブレーキシュー24、26の中間部に位置するシューウエブ38,38のバッキングプレート20とは反対側の面38aに当接してそれをバッキングプレート20と平行な方向に案内するための中間部案内面86,86がバッキングプレート20に対向するように備えられている。
前記リターンスプリング30は、ばね鋼製の線材の両端部が鉤状に曲げられた一対の掛止部30aと長手方向の中間部において線材がコイル状に巻回されたコイル部30bとを有し、図7に示すように、そのコイル部30bがシューウエブ38,38のバッキングプレート20とは反対側の面38aに当接した状態でその一対の掛止部30aが前記掛止穴44に掛け止められることにより一対のブレーキシュー24、26の一端部の間に所定の張力で張設されている。このような姿勢でリターンスプリング30が張設されることにより、上記一対のブレーキシュー24、26の一端部が互いに接近する方向に付勢されるとともに、その一端部を回転中心として一対のブレーキシュー24、26の中間部がバッキングプレート20から離れる方向に回転しようとする回転力すなわち偶力が発生させられている。たとえば、上記リターンスプリング30の掛止部30aは、破線で示すように自由状態ではコイル部30bの径方向においてその軸心近傍に位置しているので、一対のブレーキシュー24、26の一端部の間に張設された状態では、矢印に示すようにその自由状態へ戻ろうとし、それらブレーキシュー24、26の一端部を互いに接近する方向の弾性復帰力だけでなく、ブレーキシュー24、26の中間部がバッキングプレート20から離れる方向に回転しようとする方向の弾性復帰力が作用されているのである。そのため、上記スプリング30を上記に示されている姿勢で張設すると、ブレーキシュー24、26の中間部は、第1端部保持突起70の第1端部案内面78および第2端部保持突起72の第2端部案内面84と中間部保持突起74の中間部案内面86との間で、バッキングプレート20から離れる方向に回転させられる回転力を受けるため、ブレーキシュー24、26のシューウエブ38面はバッキングプレート20面に対して傾斜する。それにより、ブレーキシュー24、26のシューウエブ38のバッキングプレート20側の面38bの一端部と第1端部案内面78、ブレーキシュー24、26のシューウエブ38のバッキングプレート20側の面38bの他端部と第2端部案内面84、ブレーキシュー24、26のシューウエブ38のバッキングプレートとは反対側の面38aと中間部案内面86とが常時接触するので、車両走行時の振動によるブレーキシュー24、26とシュー保持部材68とから発生する異音を抑えることができる。
上記のように、一対のブレーキシュー24、26は、その一端部に位置するシューウエブ38,38のバッキングプレート20に対向する面38bに当接する第1端部案内面78,78と、その一対のブレーキシュー24、26の長手方向の中間部に位置するシューウエブ38,38のバッキングプレート20とは反対側の面38aに当接する中間部案内面86,86と、その他端部に位置するシューウエブ38,38のバッキングプレート20に対向する面38bに当接する第2端部案内面84,84とに挟持された状態で、バッキングプレート20と平行な方向に拡開(拡径)可能に案内されるようになっている。
前記軸受76は、図1、図2、図4に示すように、クロム鋼等の鋼材から成り、圧入等によって前記シュー保持部材68に固定された円筒形状の外周輪88と、クロム鋼等の鋼材から成り、外周輪88より径が小さい円筒形状の内周輪90と、クロム鋼等の線材から球状に成形された複数の転動体92と、外周輪88の内周面と内周輪90の外周面との間に周方向に2列に配列された転動体92どうしの間隔を一定に保持する図示されていない保持器とを備えている。また、その軸受76の内周輪90は、回転ドラム14に一体的に固設されている車軸75を軸心周りに回転可能に支持する内周面94を有する。
以上のように構成されたドラムブレーキ10では、パーキングブレーキケーブル56を介して引張方向のパーキングブレーキレバーからの操作力が拡開装置28に伝達されると、連結ピン46がバッキングプレート20側に接近させられるにともなって係合凹部52および60の間隔すなわちブレーキシュー24、26の上端部が拡開され、制動力が発生させられる。また、反対にその操作力が戻されると、リターンスプリング30の付勢力に従ってブレーキシュー24、26が縮径され、上記制動力が解除される。
上述のように、本実施例のドラムブレーキ10によれば、(a) バッキングプレート20と、そのバッキングプレート20上に拡開可能に配設されて回転ドラム16の内周面に摺接させられる円弧状の一対のブレーキシュー24,26とを備えたドラムブレーキ10であって、(b) 前記バッキングプレート20の内周部に固定されて前記一対のブレーキシュー24,26を拡開可能に支持するシュー保持部材68を含み、(c) 前記回転ドラム16に連結された車軸75を軸心まわりに回転可能に支持する軸受76の外周輪88が前記シュー保持部材68に固定されていることから、シューホールドダウン装置を使用せずに、円弧状の一対のブレーキシュー24,26をバッキングプレート20に平行な方向に移動可能に保持されることができるので、ブレーキシューに新たな加工を必要とせず、部品点数が減少し、高い組付け性が得られ、ドラムブレーキをより安価に製造することができるようになる。
また、上記のように、ドラムブレーキ10のシュー保持部材68は、ブレーキシュー24,26をバッキングプレート20と平行な方向に移動可能に保持する機能の他に軸受76の外周輪88を固定させる(軸受76を固定させる)軸受保持部材としての機能も同時に備えるため、車体側部材18(ナックルまたはアクスルハウジング等)に軸受保持部材としての機能を備えるドラムブレーキに比較して、本願のドラムブレーキ10は、車体側部材18(ナックまたはアクスルハウジング等)に軸受保持部材としての機能を設ける必要性がないので、鍛造等の特殊な加工を要する車体側部材18の形状を簡単にし、車体側部材18を安価に製造させる効果を備えている。
また、本実施例のドラムブレーキ10によれば、前記シュー保持部材68は、(a) 前記ブレーキシュー24,26の両端部の前記バッキングプレート20側の面38bに当接してそのブレーキシューの両端部をそのバッキングプレートに平行な方向に案内する一対の第1端部案内面78および第2端部案内面84と、(b) 前記ブレーキシュー24,26の長手方向中間部の前記バッキングプレート20とは反対側の面38aに当接してそのブレーキシュー24,26の長手方向中間部をそのバッキングプレート20に平行な方向に案内する中間部案内面86と、(c) 前記ブレーキシュー24,26の両端部の前記バッキングプレート20側の面36bと前記一対の第1端部案内面78および第2端部案内面84との間、および前記ブレーキシュー24,26の長手方向中間部の前記バッキングプレート20とは反対側の面36aと前記中間部案内面86との間がそれぞれ常時接触するように、そのブレーキシュー24,26を付勢するスプリング30とを、含み、(d) 前記第1端部案内面78および第2端部案内面84と前記中間部案内面86とによって、前記ブレーキシュー24,26を前記バッキングプレート20に平行な方向に移動可能に保持することから、上記スプリング30は、第1端部案内面78および第2端部案内面84および中間部案内面86とブレーキシュー24,26との間を常時接触させるので、走行時による異音を好適に抑えることができる。
また、本実施例のドラムブレーキ10によれば、前記シュー保持部材68は、前記第1端部案内面78が形成された第1端部保持突起70と、前記第2端部案内面84が形成された第2端部保持突起72と、前記中間部案内面86が形成された中間部保持突起74とを備えるため、バッキングプレート20の板厚を薄くすることができるとともに、バッキングプレート20にはブレーキシュー24,26の位置決めに必要なレッジ面を設けなくてもよくなり、そのバッキングプレート20の形状の制約が緩和されるので、ドラムブレーキ10の小型化が容易となる。
また、本実施例のドラムブレーキ10によれば、前記第1端部保持突起70は、前記第1端部案内面78に隣接して前記一対のブレーキシュー24,26の一端部が当接させられて周方向の反力を発生させる当接面80が設けられているため、バッキングプレート20上に反力を発生させるアンカーを設ける必要性がなくなり、ドラムブレーキ10の部品点数を減らすことができる。
また、本実施例のドラムブレーキ10によれば、前記一対のブレーキシュー24,26の他端部間には、その一対のブレーキシュー24,26を互いに相対回転可能に連結する連結装置(間隙調節装置34)が設けられ、前記一対のブレーキシュー24,26の一端部間には、前記第1端部保持突起70が設けられるため、所謂デュオサーボ型ドラムが得られる利点がある。
また、本実施例のドラムブレーキ10によれば、(a) 前記一対のブレーキシュー24,26は、帯板状の板材が円弧状に曲成されたシューリム40,40と、厚み方向に貫通する掛止穴44を外周部に有する円弧形状の板材であってそのシューリム40,40の内周面の幅方向中間部から内周側へ突設されたシューウエブ38,38とを備えたものであり、(b) 前記スプリング30は、線材の両端部が鉤状に曲げられた一対の掛止部30aとその線材の中間部がコイル状に巻回されたコイル部30bとを有し、そのコイル部30bがシューウエブ38,38の前記バッキングプレート20とは反対側の面38aに当接した状態でその一対の掛止部30a,30aが前記掛止穴44に掛け止められることにより前記一対のブレーキシュー24,26間に張設されているため、上記スプリング30は、一対のブレーキシュー24,26を縮径方向に付勢するリターンスプリング30として機能すると同時に、前記第1端部案内面78および第2端部案内面84と前記中間部案内面86とに常時接触するように前記ブレーキシュー24,26を付勢するスプリング30としても機能するので、一層、部品点数が低減される。
以上、本発明の一実施例を図面に基づいて説明したが、本発明はその他の態様においても適用される。
たとえば、前述の実施例のドラムブレーキ10は、デュオサーボ型ドラムブレーキであったが、リーディングトレーリング型やツウリーディング型等の他の型式のドラムブレーキに対しても本発明が適用される。
また、前述の実施例のドラムブレーキ10は、ドラムインディスクブレーキ12の中央部に設けられたものであったが、単独で用いられるものでもよい。
また、前述の実施例のドラムブレーキ10では、一対のブレーキシュー24,26が拡開装置28によって拡開されていたが、拡開装置28に替えて設けられたホイールシリンダによって拡開されるものであってもよい。
また、前述の実施例のドラムブレーキ10では、軸受76の形式や材料を指定したが車軸を軸心まわりに回転可能に支持する軸受76なら軸受76の形式や材料はなんであっもよい。
また、前述の実施例のドラムブレーキ10では、リターンスプリング30のコイル部30bの軸心(引張方向)と掛止部30aの係止点とは図7の上下方向すなわちシューウエブ38の厚み方向に所定距離のオフセットが設けられているので、そのコイル部30bの弾性復帰力に基づいて、ブレーキシュー22、24の中間部がバッキングプレート20から離れる方向に回転しようとする方向の回転モーメントが発生する。そのため、前述の実施例のリターンスプリング30の自由状態の形状は、図7に示す破線ような、リターンスプリング30の掛止部30aがそのコイル部30bの経方向において軸心近傍に位置するものであったが、図7に示す実線のような、リターンスプリング30の掛止部30aがそのコイル部30bの経方向において軸心近傍に位置しないものであってもよい。
また、前述の実施例では、軸受76の外周輪88が取付穴77への圧入によりシュー保持部材68に固設されていたが、外周輪88とシュー保持部材68とが鍛造や鋳造により一体構成されてもよい。
以上、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明したが、これはあくまでも一実施形態であり、本発明は当業者の知識に基づいて種々の変更,改良を加えた態様で実施することができる。
本発明が適用されたデュオサーボ型ドラムブレーキがドラムインディスクブレーキの中央部に設けられた場合を示す正面図である。 図1の実施例のドラムブレーキの構成を説明する図1のII-II 視断面図である。 図1の実施例のドラムブレーキに備えられた拡開装置の構成を説明するための拡大図であり、図1のIII-III視断面図である。 図1の実施例におけるシュー保持部材の構成を説明する斜視図である。 図1のドラムブレーキにおける一対のブレーキシューの一端部と第1端部保持突起とを説明する斜視図である。 図1のドラムブレーキにおける一対のブレーキシューの一端部と第1端部保持突起との当接状態を説明する斜視図である。 図1の実施例におけるスプリングの掛け止め構造を説明する図1のVII-VII 視要部断面図である。
符号の説明
10:ドラムブレーキ
16:ブレーキドラム(回転ドラム)
20:バッキングプレート
24、26:ブレーキシュー
30:リターンスプリング(スプリング)
30a:掛止部
30b:コイル部
34:間隙調節装置(連結装置)
36:スプリング(連結装置)
38:シューウエブ
38a:バッキングプレートとは反対側の面
38b:バッキングプレート側の面(バッキングプレートに対向する面)
40:シューリム
44:掛止穴
68:シュー保持部材
70:第1端部保持突起
72:第2端部保持突起
74:中間部保持突起
75:車軸
76:軸受
78:第1端部案内面
80:当接面
84:第2端部案内面
86:中間部案内面
88:外周輪

Claims (6)

  1. バッキングプレートと、該バッキングプレート上に拡開可能に配設されて回転ドラムの内周面に摺接させられる円弧状の一対のブレーキシューとを備えたドラムブレーキであって、
    前記バッキングプレートの内周部に固定されて前記一対のブレーキシューを拡開可能に支持するシュー保持部材を含み、
    前記回転ドラムに連結された車軸を軸心まわりに回転可能に支持する軸受の外周輪が前記シュー保持部材に固定されていることを特徴とするドラムブレーキ。
  2. 前記シュー保持部材は、
    前記ブレーキシューの両端部の前記バッキングプレート側の面に当接して該ブレーキシューの両端部を該バッキングプレートに平行な方向に案内する一対の第1端部案内面および第2端部案内面と、
    前記ブレーキシューの長手方向中間部の前記バッキングプレートとは反対側の面に当接して該ブレーキシューの長手方向中間部を該バッキングプレートに平行な方向に案内する中間部案内面と、
    前記ブレーキシューの両端部の前記バッキングプレート側の面と前記一対の第1端部案内面および第2端部案内面との間、および前記ブレーキシューの長手方向中間部の前記バッキングプレートとは反対側の面と前記中間部案内面との間がそれぞれ常時接触するように、該ブレーキシューを付勢するスプリングとを、含み、
    前記第1端部案内面および第2端部案内面と前記中間部案内面とによって、前記ブレーキシューを前記バッキングプレートに平行な方向に移動可能に保持することを特徴とする請求項1のドラムブレーキ。
  3. 前記シュー保持部材は、前記第1端部案内面が形成された第1端部保持突起と、前記第2端部案内面が形成された第2端部保持突起と、前記中間部案内面が形成された中間部保持突起とを備えることを特徴とする請求項2のドラムブレーキ。
  4. 前記第1端部保持突起は、前記第1端部案内面に隣接して前記一対のブレーキシューの一端部が当接させられて周方向の反力を発生させる当接面が設けられていることを特徴とする請求項3のドラムブレーキ。
  5. 前記一対のブレーキシューの他端部間には、該一対のブレーキシューを互いに相対回転可能に連結する連結装置が設けられ、前記一対のブレーキシューの一端部間には、前記第1端部保持突起が設けられていることを特徴とする請求項4のドラムブレーキ。
  6. 前記一対のブレーキシューは、帯板状の板材が円弧状に曲成されたシューリムと、厚み方向に貫通する掛止穴を外周部に有する円弧形状の板材であって該シューリムの内周面の幅方向中間部から内周側へ突設されたシューウエブとを備えたものであり、
    前記スプリングは、線材の両端部が鉤状に曲げられた一対の掛止部と該線材の中間部がコイル状に巻回されたコイル部とを有し、該コイル部がシューウエブの前記バッキングプレートとは反対側の面に当接した状態で該一対の掛止部が前記掛止穴に掛け止められることにより前記一対のブレーキシュー間に張設されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかのドラムブレーキ。
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